JP2734535B2 - 帳票出力装置 - Google Patents

帳票出力装置

Info

Publication number
JP2734535B2
JP2734535B2 JP63175416A JP17541688A JP2734535B2 JP 2734535 B2 JP2734535 B2 JP 2734535B2 JP 63175416 A JP63175416 A JP 63175416A JP 17541688 A JP17541688 A JP 17541688A JP 2734535 B2 JP2734535 B2 JP 2734535B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
word
file
memory
record
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63175416A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0225360A (ja
Inventor
俊雄 樫尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KASHIO KEISANKI KK
Original Assignee
KASHIO KEISANKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KASHIO KEISANKI KK filed Critical KASHIO KEISANKI KK
Priority to JP63175416A priority Critical patent/JP2734535B2/ja
Publication of JPH0225360A publication Critical patent/JPH0225360A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2734535B2 publication Critical patent/JP2734535B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ファイルに記憶されたデータを読出して
加工し、この加工されたデータに基づいて予め決められ
たフォーマットで帳票を作成して出力する帳票出力装置
に関する。
[従来の技術] 従来、各種売上げ商品に対する売上げ伝票,帳票等を
発行する場合、ビジネス用パーソナルコンピュータ、オ
フィスコンピュータ、汎用コンピュータ等の処理装置が
一般に使用されている。これらの処理装置を使用するこ
とにより、事務処理が簡易化され、売上げデータの入力
によって売上げ伝票、帳票等を容易に発行することがで
きる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来の処理装置は、システム上の各処理
が相互に関連を持って連続しており、このためシステム
設計に際しては装置全体の流れを考慮する必要があっ
た。また、例えばデータ処理フロー、ファイル体系、フ
ァイル内容、コード体系等のシステム設計がシステムエ
ンジニアの能力に左右されてしまうと共に、その設計に
は非常に大きな労力を必要とする。更に、実際の使用に
際して処理内容の一部を変更する場合でも、プログラム
自体を修正しなければらならいので、一般の人では修正
が困難であり、専門のシステムエンジニアに頼らなけれ
ばならず、非常に不便であった。
また、帳票出力の際、ファイルに記憶されたデータを
読出して加工し、この加工されたデータに基づいて予め
決められたフォーマットで帳票を作成する必要がある
が、この一連の処理の設計は、従来の処理装置において
は多大な労力が必要であった。
この発明の課題は、システム設計が簡単で、その設計
に要する労力を著しく減少でき、しかも、帳票出力のた
めのデータの加工及びデータの配置、フォーマットの設
計を簡易化し、希望する帳票を容易に作成できるように
することである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、複数の項目データからなるソースレコード
を複数記憶する記憶手段と、1つのソースレコードの各
項目データから抽出すべき抽出対象項目を定義すると共
に、各ソースレコードから取得した同一項目の項目デー
タの集計を定義する定義情報を記憶する第1の定義手段
と、上記第1の定義手段における定義情報に基いて、上
記ソースレコードから抽出対象項目の各項目データを取
得して得られる加工レコードを、上記記憶手段に記憶さ
れた各ソースレコードの夫々に対応して生成し、また各
ソースレコードから取得した同一項目の項目データを集
計した集計項目データを生成する生成手段と、上記生成
手段で生成された各加工レコード及び集計項目データを
一時的に記憶する一時記憶手段と、上記加工レコードの
各項目データ及び上記集計項目データの内で出力対象と
なる複数の項目と、その各項目データを帳票形式で出力
する出力フォーマットを定義する第2の定義手段と、上
記第2の定義手段における定義情報に基づいて、上記一
時記憶手段に記憶された各加工レコード及び集計項目デ
ータを上記帳票形式の出力フォーマットで配置出力する
帳票出力手段と、を具備したことを特徴とする。
[実施例] 以下、一実施例を第1図乃至第7図を参照して説明す
る。
第1図は伝票発行,帳票発行等の処理を行なう帳票出
力装置のシステム構成図を示したものである。同図にお
いて11は入力装置で、例えばテンキー,各種処理種別を
指定する機能指定キー,ファンクションキー等を備えて
いる。そして、上記入力装置11より入力される処理種別
指定データ及びエディットデータは、エディット処理装
置12へ送られ、このエディット処理装置12によりPSファ
イル13がアクセスされる。このPSファイル13には、入力
すべきワード名とそのワード内容を定義するための定義
データ(以下、A表と言う)と、マスタファイルに対し
て更新を行なう際のファイル名,キーワード,更新種
別,及び更新ワードを定義するための定義データ(以
下、C表と言う)と、表示すべきワード名及びその表示
フォーマットを定義するための定義データ(以下、D表
という)、印字すべきワード名及びその印字フォーマッ
トを定義するための定義データ(以下、E表という)が
各種事務処理の処理内容別に設定記憶されている。な
お、各処理の種別に定義されるA表〜E表を総称して定
義書PSと呼び、上記PSファイル13には複数の定義書PS
(PS1,PS2,…)が設定されている。
しかして、上記エディット処理装置12は、入力装置11
からの指示に基づいてファイルフォーマットの作成、PS
ファイル13へのデータ設定及びPSの読出し処理等を行な
うもので、PSファイル13からPSを読出した際は、A表を
入力ワードメモリ14に,C表をファイルワードメモリ16
に,D表を表示ワードメモリ17に,E表を印字ワードメモリ
18にロードし、その後、入力処理装置20に起動命令を与
える。そして、上記入力ワードメモリ14にロードされた
A表は入力処理装置20へ、ファイルワードメモリ16にロ
ードされたC表はファイル作成装置21へ、表示ワードメ
モリ17にロードされたD表は表示処理装置20へ、印字ワ
ードメモリ18にロードされたE表は印字処理装置23へ読
出される。また、上記入力処理装置20には、入力装置11
が接続されると共に、索引テーブルメモリ24,ファイル
フォーマットメモリ25,ワークメモリ26が接続される。
上記索引テーブルメモリ24には、当日の日付及び伝票発
行毎に自動更新される伝番(伝票番号)が記憶されてい
ると共に、各種扱い商品に対する商品コード,商品名,
単価は予め記憶設定されている。また、ファイルフォー
マットメモリ25には、入力装置11よりエディット処理装
置12を介してファイルフォーマットが予め設定される。
このファイルフォーマットは、マスタファイル29に記憶
する各ファイルのフォーマットを規定するもので、例え
ば「売上明細ファイル」,「得意先ファイル」、「売上
集計ファイル」等の各種ファイルのレコード構造が設定
される。上記ファイル例えば「得意先ファイル」の場合
には、第2図に示すように「得意先コード,商品コー
ド」をキーワード、「単価,数量,金額」を更新ワード
として構成される。そして、上記入力処理装置20は、入
力ワードメモリ14から読出したA表,入力装置11からの
入力データ等に基づいて演算,検索等の処理を行ない、
その処理ワードデータをA表で定義されるワード名に対
応づけてワークメモリ26に記憶すると共に、データ処理
に応じてファイル作成装置21,表示処理装置22,印字処理
装置23を起動する。上記ファイル作成装置21には、ファ
イルフォーマットメモリ25,メンテナンスファイル27が
接続される。上記ファイル作成装置21は、入力処理装置
20からの起動命令によって処理動作を開始し、ファイル
ワードメモリ16に記憶されたC表に基づいてファイル更
新用のメンテナンスレコード(このレコードは対応する
ファイル名と更新種別を示すコードが含まれると共に対
応するファイルのレコード構造に一致する順番でキーワ
ードデータ及び更新ワードデータが含まれている)を作
成し、メンテナンスファイル27に順次登録する。このメ
ンテナンスファイル27には、複数のメンテナンスレコー
ドが登録され、入力装置11あるいはファイル作成装置21
からの命令に基づいてファイル更新装置28に送られ、マ
スタファイル29内の対応ファイルに対して更新登録され
る。また、このマスタファイル29は、入力処理装置20に
読出し可能に接続される。
上記表示処理装置22は、エディット処理装置12あるい
は入力処理装置20からの命令によって動作し、表示装置
30にデータを表示する。すなわち、表示処理装置22は、
エディット処理装置12から起動命令が与えられた場合
は、PSファイル13から読出される処理メニューを表示装
置30に表示し、また、入力処理装置20から起動命令が与
えられた場合は、表示ワードメモリ17に記憶されている
D表に基づいてワークメモリ26内のデータを読出して表
示データを作成し、表示装置30に表示する。印字処理装
置23は、入力処理装置20から起動命令が与えられると、
印字ワードメモリ18に記憶されているE表に基づいてワ
ークメモリ26から読出したデータにより指定フォーマッ
トの帳票データを作成してページメモリに記憶配置し、
このページメモリの記憶データに基づいて印字装置31を
駆動して帳票をプリントアウトする。
上記PSファイル13には、各種PS例えば売上伝票処理を
行なうPS1、仕入伝票処理を行なうPS2、得意先ファイル
を出力するPS3、月別売上ファイルの更新処理を行なうP
S4、…等が予め設定される。
上記得意先ファイルを出力する帳票出力型のPS3は、
A表,D表及びE表からなり、第3図にA表及びE表の具
体的な構成を示す。この第3図に示すA表及びE表は、
第4図(a)に示す帳票41を作成する場合の例について
示したものである。上記A表には、第3図(a)に示す
ようにソースファイル名が設定されると共に、レニット
1,2に対するワード及びワード内容が設定される。上記
レニット1には「得意先コード,商品コード,数量,金
額,商品名」のワード及びワード内容が設定され、レニ
ット2には「合計金額,得意先名」のワード及びワード
内容が設定される。また、E表は、第3図(b)に示す
ように「種区,Y座標,X座標,縦,横,間隔,回数,ワー
ドデータ」が設定される。また、上記「種区」として
は、「矩形 二重,網かけ,横線,縦線,ワード」等を
指定するヘッダー部及び「基準位置,更新幅,ワード」
等からなる「アイテムI」がある。上記ヘッダー部のワ
ードデータとしては、「得意先名」,「合計金額」のワ
ード名と、「“ ”」を付した“得意先名",“合計金
額",“商品コード",“商品名",“金額”の文字定数があ
る。また、アイテムIのワードデータとしては、「商品
コード」,「商品名」,「数量」,「金額」のワード名
と共に4ビットの括り指定データが設定される。この4
ビットの括り指定データは、罫線を印字するためのもの
で、罫線枠の「上,下,右,左」の位置に各ビットが対
応しており、“1"が立っている部分の罫線が引かれるよ
うになっている。
次に上記実施例の動作を説明する。電源を投入する
と、エディット処理モードとなり、エディット処理装置
12により処理が開始される。エディット処理装置12は、
まず、処理メニューをPSファイル13から読出し、表示処
理装置22に出力して表示装置30に表示させ、オペレータ
によりメニューが選択されるまでそのまま待機する。こ
の状態でメニューが選択されるとエディット処理装置12
は選択された処理に対応するファイルをPSファイル13か
ら読出し、各表データを対応するワードメモリ14,16〜1
8にセットする。すなわち、エディット処理装置12は、
A表を入力ワードメモリ14に,C表をファイルワードメモ
リ16に、D表を表示ワードメモリ17に、E表を印字ワー
ドメモリ18にロードすると共に、入力処理装置20に起動
命令を与える。今、例えば得意先ファイルを出力する帳
票出力型のPS3が指定されたものとすれば、A表が入力
ワードメモリ14にロードされると共に、E表が印字ワー
ドメモリ18にロードされる。上記エディット処理装置12
からの起動命令により入力処理装置20が起動し、入力処
理の動作が実行される。
上記入力処理装置20は、第5図のステップA1において
エディット処理装置12からの起動命令の有無をチェック
しており、起動命令が与えられると、ステップA2に進ん
で入力ワードメモリ14にロードしたA表にファイル名が
指定されているか否かを判断する。そして、A表にファ
イル名の指定が有る場合はマスタファイル29内の指定フ
ァイルからレコードをリードし(ステップA3)、まず、
A表のレニット1に基づいてその定義に一致したデータ
を検索し(ステップA)、A表に定義された条件に基づ
く集計処理を行なう(ステップA5)。この処理結果は、
ステップA6において第2図に示すようにワークメモリ1
(ワークメモリ26)に書込まれる。
そして、上記A表のレニット1に対する処理を終了す
ると、次にレニット2に対する処理が上記の場合と同様
にして行なわれ、その処理結果がワークメモリ2に書込
まれる。
以下、ステップA7でA表の指定に基づく処理が終了し
たと判断されるまで上記ステップA2乃至A6を繰返し、指
定ファイルのデータの集計結果がワークメモリ26に記憶
される。そして、A表の指定に基づいた処理が終了した
と判断されると、ステップA12に進んでファイル更新装
置28及び印字処理装置23を起動してステップA1に戻り、
次の入力起動に備える。
また、A表にファイル名の指定がない場合は、ステッ
プA2からステップA8に進んで表示処理装置22を起動す
る。この表示処理装置22は、入力処理装置20から起動命
令が与えられると、表示ワードメモリ17にロードされて
いるD表に従って表示装置30に帳票フォーマットを表示
し、画面上にカーソルを表示してデータ入力を指示す
る。オペレータは、画面の入力指示に従って入力装置11
よりデータを入力する(ステップA9)。入力処理装置20
は、入力装置11からのデータをワークメモリ26に書込む
(ステップA10)。その後、入力処理装置20は、1伝票
分のデータ入力の終了を示す終了キーが操作されたか否
かを判断し(ステップA11)、終了していなければステ
ップA9に戻って同様の処理を繰返して行なう。そして、
上記終了キーが操作され、1伝票分のデータ入力加工処
理が終了したとみなされた場合にステップA12に進んで
ファイル作成装置21及び印字処理装置23を起動してステ
ップA1に戻り、次の入力起動に備える。
上記ステップA12において印字処理装置23が起動され
ることにより、E表に基づく印字処理が第6図のフロー
チャートに従って行なわれる。以下、第3図(b)に示
すE表に基づいて第4図(a)に示す帳票41を出力処理
する場合の動作について説明する。印字処理装置23は、
第6図のステップB1において入力処理装置20からの起動
命令の有無をチェックしており、起動命令が与えられる
とステップB2に進んで印字ワードメモリ18にE表がロー
ドされているか否かをチェックし、E表が無ければその
ままステップB1に戻る。しかし、E表があればE表で定
義されるデータをワークメモリ26よりリードし、種区の
指定内容を判断し(ステップB3)、種区指定が無ければ
ステップB1に戻る。上記ステップB3では、種区指定が
「線」,「矩形」,「網かけ」,「ワード」,「アイテ
ム」の何れであるかを判断する。上記第3図(b)に示
すE表では、最初の種区(a)で「矩形 二重」が指定
されているので、ステップB3からステップB4に進んで指
定種区における始点と長さとからページメモリ上におけ
る領域を指定し、その指定領域外周に指定矩形を配置す
る(ステップB5)。上記ページメモリは、帳票41の1ペ
ージに対応する容量を有している。上記ステップB5処理
により、E表のデータから第4図(a)に示すように、
「Y座標=1」,「X座標=20」を始点とし、「縦=
2」,「横=20」の二重矩形42がページメモリ上に記憶
配置される。
上記の矩形処理を終了すると、ステップB3に戻り、次
の種区(b)の指定内容が判断される。このときの種区
(b)は「網かけ」であるので、ステップB3からステッ
プB6に進んで、始点と長さから領域を指定し、指定領域
内に網かけパターンをページメモリ上に記憶配置する
(ステップB7)。この場合、「Y座標=1」,「X座標
=20」を始点として,「縦=1」,「横=20」の領域、
つまり、上記二重矩形42の上側1/2に網かけが施され
る。続く指定種区(c)も「網かけ」であるので、上記
ステップB6,B7の処理が繰返えされ、「Y座標=4」,
「X座標=5」を始点として、「縦=1」,「横=40」
の領域43に網かけが施される。
次の指定種区(d)は、「横線」であるのでステップ
B3からステップB8に進み、指定線を指定始点より指定長
さ分,ページメモリに出力する。次いで回数指定の有無
を判断し(ステップB9)、指定が無ければステップB3に
戻るが、指定があれば指定線を指定間隔で指定回数分,
ページメモリに出力する(ステップB10)。上記種区
(d)の横線については、「Y座標=2」,「X座標=
20」を始点とする「横長=20」の線、つまり、二重矩形
42の中央に引かれる横線がページメモリ上に配置され
る。この場合、種区(d)では回数指定が無いので、そ
のままステップB3に戻る。
次の種区(e)は「縦線」であるので、横線の場合と
同じステップB8に進み、「Y座標=1」,「X座標=3
0」を始点とする「縦長=2」の線、つまり、第4図
(a)の二重矩形42の中央に引かれる縦線がページメモ
リ上に配置される。
次の種区(f)は「横線」であり、「Y座標=4」,
「X座標=5」を始点とする「横長=40」の線、つま
り、売上明細を記載するための枠44の最上側の横線がペ
ージメモリに配置される(ステップB8)。また、この種
区(f)では「間隔=1」,「回数=2」が指定されて
いるので、売上明細記載枠44の横線が指定間隔で指定回
数分、データがページメモリに配置される(ステップB1
0)。
次の種区(g)は「縦線」であり、「Y座標=4」,
「X座標=5」を始点とする「縦長=1」の線、つま
り、売上明細を記載するための枠44の最左側の縦線がペ
ージメモリに配置される(ステップB8)。また、この種
区(g)では「間隔=10」,「回数=5」が指定されて
いるので、売上明細記載枠44の縦線が指定間隔で指定回
数分,ページメモリに配置される(ステップB10)。
以上の処理により帳票41の基本的な罫線枠がページメ
モリ上に配置され、その後、種区(h)のワードが指定
される。ワード指定が行なわれた場合は、ステップB3か
らステップB11に進み、始点と長さとからページメモリ
上の領域を指定し、次いで文字定数(ワードデータ)の
有無を判断する(ステップB12)。文字定数が有る場合
は、指定領域内に指定文字定数を均等配置し(ステップ
B13)、ステップB3に戻る。また、ステップB12で文字定
数が無いと判断された場合は、ワード名に対応するデー
タをワークメモリ26より読出し(ステップB14)、指定
領域内にデータを右詰配置する(てっステップB14,B1
5)。上記種区(h)で指定されるワードでは、「Y座
標=1」,「X座標20」を始点とする「縦長=1」,
「横長=10」の領域、つまり、二重矩形42内の左上の領
域を指定し(ステップB11)、文字定数“得意先名”を
均等配置する(ステップB13)。
次の種区(i)で指定されるワードでは、「Y座標=
1」,「X座標30」を始点とする「縦長=1」,「横長
=10」の領域、つまり、二重矩形42内の右側上欄が指定
され(ステップB11)、文字定数“合計金額”が均等配
置される。
次の種区(j)で指定されるワードでは、「Y座標=
4」,「X座標5」を始点とする「縦長=1」,「横長
=10」の売上明細領域43が指定され(ステップB11)、
文字定数“商品コード”が均等配置される。
以下、同様にして種区(k)〜(m)の指定データに
従って売上明細領域43に文字定数“商品名",“数量",
“金額”が順次均等配置される。
そして、次の種区(n)で指定されるワードでは、
「Y座標=2」,「X座標20」を始点とする「縦長=
1」,「横長=10」の領域(二重矩形42内の下側左欄)
が指定されるが、この場合には文字定数に代わってワー
ド名「得意先名」がワードデータとして設定されている
ので、上記ワード名に対応するデータがワークメモリ26
から読出され(ステップB14)、上記指定領域内に右詰
配置される(ステップB15)。
次の種区(o)で指定されるワードでは、「Y座標=
2」,「X座標30」を始点とする「縦長=1」,「横長
=10」の領域(二重矩形42内の下側右欄)が指定される
が、この場合には文字定数に代わってワード名「合計金
額」がワードデータとして設定されているので、上記ワ
ード名に対応するデータがワークメモリ26から読出され
(ステップB14)、上記指定領域内に右詰配置される
(ステップB15)。
以上でヘッダー部分の処理を終了し、次に種区(p)
のアイテムIが指定される。アイテムIが指定される
と、ステップB3からステップB16に進み、第7図に詳細
を示すアイテム連続配置処理が実行される。
以下第7図のフローチャートに従ってアイテム連続配
置処理の詳細について説明する。まず、ステップC1にお
いて、種区(p)により指定される基準点「Y座標=
4」,「X座標=5」、つまり、売上明細領域43の基準
点をセットする。次いで第2図に示すワークメモリ1
(ワークメモリ26)よりレコードを読出し(ステップC
2)、レコードの有無をチェックする(ステップC3)。
レコードが有る場合には、種区qにより指定される更新
幅「Y座標=+1」,「X座標=0」に基づいて上記基
準点を更新する。これにより第4図(b)に示すように
「Y座標=5」,「X座標=5」の位置が指定される。
次いで種区(r)により指定されるワードのデータに基
づいて領域指定が行なわれる。この種区(r)では、上
記基準点(Y=5,X=5)のY座標をそのままに保持し
て「X座標=5」により始点を決定し、更に「縦長=
1」,「横長=10」より領域を指定する(ステップC5)
と共に、ワード名「商品コード」に対応するデータをワ
ークメモリ1より読出し(ステップC6)、指定領域内に
データを右詰配置する(ステップC7)。更に4ビットの
括り指定を判別し(ステップC8)、判別内容に応じて上
記指定領域の外周に罫線を配置する(ステップC9)。こ
の場合の括り指定は「0111」であるので、第4図(b)
に示すように上側を除いて「左,下,右」の三方に罫線
を配置する。上記の処理を行なった後、次のワード指定
の有無を判断し(ステップC10)、ワード指定が有れば
ステップC5に戻り、ワード指定が無ければステップC2に
戻る。この時点では種区(s)において次のワードが指
定されているので、ステップC5に戻り第4図(c)に示
すように「Y座標=5」,「X座標=15」を始点として
「縦長=1」,「横長=10」の領域を指定し、ワード名
「商品名」に対応するデータをワークメモリ1から読出
して指定領域内に右詰配置する。更に4ビットの括り指
定を判別し、判別内容に応じて上記指定領域の外周に罫
線を配置する。この場合の括り指定は「0110」であるの
で、第4図(c)に示すように指定領域の「下,右」に
罫線を配置する。以下、種区(t),(u)に対しても
同様の処理が行なわれ、「数量」及び「金額」のワード
名に対して領域が指定されてデータ及び罫線が配置され
る。そして、種区(u)まで処理して次のワード指定無
しと判断されると、ステップC2に戻り、ワークメモリ1
から次のレコードを読出し、データの有無を判断する。
データが有る場合は、アイテムIにおける種区(q)に
戻って基準点を更新し、第4図(d)に示すように「Y
座標=6」,「X座標=5」を新たな基準点とする。そ
して、上記の場合と同様にして領域指定,データの右詰
配置,罫線配置等の処理が行なわれる。その後、ステッ
プC3において、ワークメモリ1にはレコードが残ってい
ないと判断されると、ページメモリに対する全ての配置
処理を終了し、ページメモリの記憶データに基づいて印
字が行なわれ、第4図(a)に示す帳票41が作成され
る。
以上のようにしてA表の定義に基づいてデータ入力加
工処理が行なわれると共に、E表にの定義に基づいて出
力すべきワードデータの配置及び帳票フォーマットの指
定が行なわれ、帳票がきわめて容易に作成される。
尚、上記実施例において、ファイル作成装置21及び印
字処理装置23は、ワークメモリ26に対する入力処理装置
20のワードデータ書込み処理が全て終了した後に起動が
かけられているが、1レコード分のワードデータがワー
クメモリ26内に書込まれた後に起動がかかるようにして
もよく、また、ファイル作成装置21と印字処理装置23と
は同時に起動する必要もない。要は入力処理装置20、フ
ァイル作成装置21、印字処理装置23、及び表示処理装置
22がそれぞれ独立した処理を行なうものであれば良く、
上記各装置に対して独立した定義設定を行なえればよ
い。
また、上記実施例ではA表等の各表の定義において、
ワード名を文字で示したが、レコード内のワード順序等
に対応づけた数値で示してもよい。更に、ファイルフォ
ーマットメモリ25は必ずしも必要でなく、この場合に
は、ファイルワードメモリ16内のC表の定義において、
ファイルのレコード構成のワード順序に対応した順序で
各ワードに配置すべきワード名を定義する。
また、上記実施例ではE表により帳票のフォーマット
を設定してフォーマットデータの印字を行なうようにし
たが、D表においても全く同様に設定でき、これに基づ
いてフォーマットデータを表示するようにしても良い。
[発明の効果] 本発明によれば、予め記憶された複数のソースレコー
ドに基いて、その各ソースレコードから抽出された項目
データとその各ソースレコードの同一項目データを集計
して得られる集計項目データを含む帳票を所定のフォー
マットで配置出力する場合は、ソースレコードを対象に
してそのソースレコードからの項目データの抽出定義お
よび集計定義のみを行なっておき、一方では、その定義
により生成された各項目データを対象にした出力形式を
別途に定義しておきさえすれば、その定義内容によって
各ソースレコードから抽出され、且つ集計された項目デ
ータを対象にして、別途に定義された所望の出力形式に
従った出力を直ちに行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示したもので、第1図は帳票
出力装置のシステム構成図、第2図は得意先ファイルの
レコード構造を示す図、第3図はPSファイルにおけるA
表及びE表の設定例を示す図、第4図は帳票の作成例を
示す図、第5図は入力処理動作を示すフローチャート、
第6図は印字処理動作を示すフローチャート、第7図は
第6図におけるアイテム連続配置処理の詳細な動作を示
すフローチャートである。 11……入力装置、12……エディット処理装置、13……PS
ファイル、14……入力ワードメモリ、16……ファイルワ
ードメモリ、17……表示ワードメモリ、18……印字ワー
ドメモリ、20……入力処理装置、21……ファイル作成装
置、22……表示処理装置、23……印字処理装置、24……
索引テーブルメモリ、25……ファイルフォーマットメモ
リ、26……ワークメモリ、27……メンテナンスファイ
ル、28……ファイル更新装置、29……マスタファイル、
30……表示装置、31……印字装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の項目データからなるソースレコード
    を複数記憶する記憶手段と、 1つのソースレコードの各項目データから抽出すべき抽
    出対象項目を定義すると共に、各ソースレコードから取
    得した同一項目の項目データの集計を定義する定義情報
    を記憶する第1の定義手段と、 上記第1の定義手段における定義情報に基いて、上記ソ
    ースレコードから抽出対象項目の各項目データを取得し
    て得られる加工レコードを、上記記憶手段に記憶された
    各ソースレコードの夫々に対応して生成し、また各ソー
    スレコードから取得した同一項目の項目データを集計し
    た集計項目データを生成する生成手段と、 上記生成手段で生成された各加工レコード及び集計項目
    データを一時的に記憶する一時記憶手段と、 上記加工レコードの各項目データ及び上記集計項目デー
    タの内で出力対象となる複数の項目と、その各項目デー
    タを帳票形式で出力する出力フォーマットを定義する定
    義情報を記憶する第2の定義手段と、 上記第2の定義手段における定義情報に基いて、上記一
    時記憶手段に記憶された各加工レコード及び集計項目デ
    ータを上記帳票形式の出力フォーマットで配置出力する
    帳票出力手段と、 を具備したことを特徴とする帳票出力装置。
JP63175416A 1988-07-14 1988-07-14 帳票出力装置 Expired - Lifetime JP2734535B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63175416A JP2734535B2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 帳票出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63175416A JP2734535B2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 帳票出力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0225360A JPH0225360A (ja) 1990-01-26
JP2734535B2 true JP2734535B2 (ja) 1998-03-30

Family

ID=15995717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63175416A Expired - Lifetime JP2734535B2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 帳票出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2734535B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2669736B2 (ja) * 1991-10-02 1997-10-29 株式会社クボタ トラックスケール事務処理装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6280516A (ja) * 1985-10-03 1987-04-14 Mitsubishi Electric Corp デ−タ印字作表方式
JPS62290970A (ja) * 1986-06-10 1987-12-17 Sord Comput Corp 簡易言語の入出力デ−タ処理装置
JPS62290971A (ja) * 1986-06-10 1987-12-17 Sord Comput Corp 簡易言語の入力デ−タ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0225360A (ja) 1990-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3074737B2 (ja) ファイル更新処理装置
JP2959069B2 (ja) 伝票入力処理装置
JP2734535B2 (ja) 帳票出力装置
JPH06110910A (ja) 帳票作成方法、帳票処理方法、及び帳票作成処理システム
US5500932A (en) Slip output apparatus
JP3280664B2 (ja) データ処理装置
JPH0224722A (ja) データ処理装置
JP3047399B2 (ja) ファイル処理装置
JP3044710B2 (ja) データ処理装置
JP3075388B2 (ja) Cad図面の作成方法
JP2844460B2 (ja) データ処理装置
JP3044711B2 (ja) ファイル処理装置
KR940002483B1 (ko) 화일 갱신장치 및 방법
JPH08110927A (ja) 帳票出力装置
JP2806231B2 (ja) 帳票出力管理装置及び方法
JPH08171599A (ja) 帳票出力装置
JP3047400B2 (ja) データ処理装置
WO1993015458A1 (en) Information processing apparatus and method therefor
JPH08164649A (ja) 帳票出力装置
JPH0224778A (ja) データ処理装置
JPH08185454A (ja) データ処理装置
JPH08171598A (ja) 帳票出力装置
JPH08235288A (ja) データ処理装置
JPH06251042A (ja) 帳票処理装置
JPS62290971A (ja) 簡易言語の入力デ−タ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 11