JPH06110910A - 帳票作成方法、帳票処理方法、及び帳票作成処理システム - Google Patents

帳票作成方法、帳票処理方法、及び帳票作成処理システム

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JPH06110910A
JPH06110910A JP4285355A JP28535592A JPH06110910A JP H06110910 A JPH06110910 A JP H06110910A JP 4285355 A JP4285355 A JP 4285355A JP 28535592 A JP28535592 A JP 28535592A JP H06110910 A JPH06110910 A JP H06110910A
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Application number
JP4285355A
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English (en)
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Hidenari Makino
秀成 牧野
Akira Kagami
晃 加賀美
Hidehiro Oomae
英浩 大前
Tsuyoshi Hamaguchi
浜口  強
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Hitachi Ltd
Hitachi Nuclear Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Nuclear Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】帳票処理時の帳票データを格納するデータベー
スのテーブルを、入力した帳票のフォーマットから容易
に得られるようにした帳票作成方法及びシステムを提供
する。 【構成】入力された帳票フォーマットから帳票データの
入出力フィールドを認識する(101,102) 。認識結果の確
認後、データベースの構成情報を設定し(105) 、帳票デ
ータを格納するデータベースのテーブルを作成する(10
6) 。また、帳票処理の内容を表す処理式と起動条件が
入力されると(107) 、帳票間の対応関係を検出して記憶
する(108) 。帳票処理時には帳票間の対応関係に基づい
て、連動して実行すべき帳票が登録されているときは、
連動して実行する。さらに、仮の帳票データを入力して
帳票処理を検証するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帳票定義を作成する方
法及びそのように作成された帳票を処理する方法、並び
に帳票作成処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ワークステーションやパーソナルコンピ
ュータなどの機器を利用して所定の書式を有する文書
(帳票)を発行したり、画面上に表示された帳票上でデ
ータ入力を行なってデータベースにデータ入力するなど
の業務は、従来より広く行なわれている。そのような業
務を行なうためには、まず帳票を上記ワークステーショ
ンなどの機器上で定義作成する必要がある。
【0003】従来、帳票の作成に関するものとして、例
えば特開平3-179570号に記載の技術がある。これは、帳
票の書式が記載された用紙を画像として入力するだけ
で、データ入力あるいは帳票発行のための書式情報、あ
るいは帳票作成プログラムを自動的に定義作成する方法
である。この方法によれば、帳票の新たなデータ入力フ
ォーマットの作成や帳票発行処理が容易に行なえるよう
になる。
【0004】また、作成された帳票の処理に関するもの
としては、例えば特開昭63-305460号に記載の技術があ
る。これは、帳票の任意の入力項目についてのデータエ
ントリまたはデータ更新を行なった場合に、当該データ
エントリまたはデータ更新により実行が必要となるデー
タ処理が存在するか否かをすべての帳票定義を参照して
検索し、存在したときには当該実行制御テーブルの内容
(データエントリなどを行なった帳票を参照するデータ
処理が格納されている)に基づいて、該当するデータ処
理を正しい実行順序で自動実行する方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の特開
平3-179570号に記載の技術は、帳票の書式が記載された
用紙を画像入力装置に入力してプロセッサに画像処理を
行わせることにより、入力文書の構造を自動的に認識
し、表示画面上に書式表示を行うものである。また、認
識結果を利用してデータ入力用あるいは帳票発行用のプ
ログラムを自動的に作成するものである。
【0006】しかしながら、この従来技術は、書式設計
と帳票発行処理のプログラム作成を自動的に行なうだけ
のものである。したがって、作成した帳票を用いてデー
タ入力することまでは容易に行なえるようになるが、入
力したデータをデータベースで利用できるようにするた
めにはさらに煩雑な操作が必要である。すなわち、利用
者は、データベース上に帳票データを格納するテーブル
設計及び作成といった煩雑な操作をしなければならない
という問題がある。
【0007】また、特開昭63-305460 号に記載の技術
は、全体のデータ処理関係及びデータ処理実行順序の情
報を一切持たずに、ある帳票でのデータエントリやデー
タ更新を契機として、関連する全帳票のデータ処理を正
しい実行順序で自動実行するものである。
【0008】したがって、この従来技術では実行が必要
なデータ処理情報を帳票定義データベース上のすべての
帳票について検索しなければならず、帳票間の処理の管
理が煩雑になるという問題がある。さらに、トリガを発
生する帳票に対してデータエントリまたはデータ更新を
しなければ、自動実行する帳票のデータ処理の結果が正
しく実行されたかどうかの確認あるいは検証をすること
ができないという問題がある。
【0009】本発明の目的は、帳票処理時の帳票データ
(帳票処理時に入力されるデータやその入力により算出
されるデータなど)を格納するデータベースのテーブル
を、入力した帳票のフォーマットから容易に得られるよ
うにした帳票作成方法及びシステムを提供することにあ
る。
【0010】また、帳票毎に定義される帳票処理の内容
などに基づいて、全体の処理関係や実行順序を表す帳票
間の対応関係を容易に得られるようにし、関連する複数
の帳票処理を連動して実行できるようにすることを目的
とする。
【0011】さらに、任意の帳票に対してのデータエン
トリまたはデータ更新をトリガとして自動実行される帳
票処理の内容を、簡単な操作により帳票毎に容易に確認
あるいは検証できるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る帳票作成方法及びシステムでは、入力
装置から入力した帳票のフォーマットから帳票データを
入出力する領域である入出力フィールドを認識するよう
にし、その認識結果に基づいてデータベースのテーブル
を作成するようにしている。
【0013】入出力フィールドの認識は、例えば帳票フ
ォーマットとして入力された文字及び線を解析すること
により行なう。データベースのテーブルを作成するため
に、例えば入出力フィールドの認識結果からデータベー
スの構成情報を取得し、該データベースの構成情報をデ
ータベース操作言語に変換した後、データベースのテー
ブルを作成する。データベースの構成情報やデータベー
スのテーブルは、削除や変更ができるようにしておくと
よい。
【0014】また、帳票毎に帳票処理の内容を表す処理
式を入力し、その帳票処理の内容に基づいて帳票間の対
応関係を検出して記憶するようにすれば、全体の帳票処
理関係や帳票処理の実行順序など帳票間の対応関係が分
かることとなる。この対応関係に基づいて、複数の帳票
の帳票処理を連動して実行するようにするとよい。帳票
間の対応関係とともに、あらかじめ帳票処理を自動実行
するかまたは利用者の指示にしたがって任意に実行する
かの別を設定記憶するようにしてもよい。
【0015】さらに、帳票処理の内容を確認あるいは検
証するために仮の帳票データ(検証データ)を任意に入
力できるようにし、その検証データを用いて帳票処理を
実行することで、該当する帳票処理の内容の確認あるい
は検証を行なうようにするとよい。
【0016】
【作用】本発明によれば、入力した帳票のフォーマット
から帳票データを格納するデータベースの構成情報を設
定し、データベースのテーブルを作成することができ
る。したがって、データベースのテーブル設計および作
成の操作を軽減することができ、帳票作成を容易に行な
うことができる。
【0017】また、帳票毎に入力した帳票定義データと
しての帳票処理の内容から、全体の帳票処理関係や帳票
処理の実行順序を表す帳票間の対応関係などを検出する
ことができ、連動関係にある帳票や帳票データが関連す
る帳票の作成を容易に行なうことができる。
【0018】さらに、任意に入力した検証データをトリ
ガを発生すべき帳票の帳票データとみなして帳票処理を
実行することで、実際にトリガを発生すべき帳票の帳票
処理を実行させることなく、帳票処理の内容を帳票毎に
容易に確認あるいは検証することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0020】図2は、本発明の一実施例に係る帳票作成
及び処理方法を実現する装置の全体構成を示すブロック
図である。同図において、201はキーボード・マウス
等の入力装置、202はディスプレイ等の表示装置、2
03は処理装置、204は実行制御部、205は帳票定
義作成部、206は帳票定義格納メモリ、207はフィ
ールド認識部、208は帳票間管理部、209はワーク
メモリ、210は仮実行部、211は検証メモリ、21
2はデータベースを示す。
【0021】帳票定義データ(その詳細は後述する)
は、入力装置であるキーボード・マウス201から操作
者によって入力される。そして、処理装置203によ
り、表示装置であるディスプレイ202に表示される。
また、入力された帳票定義データは、帳票定義作成部2
05及びフィールド認識部207により所定のデータ形
式に加工され、帳票定義格納メモリ206のテーブルに
格納される。
【0022】実行制御部204は、上記のように定義さ
れた帳票を起動しその帳票処理を実行する。帳票間管理
部208は、操作者によって入力された帳票定義データ
から帳票間の対応関係を検索し、帳票定義格納メモリ2
06上のテーブルにその関係を格納する。ワークメモリ
209は、実行制御部204により帳票データをディス
プレイ202に表示あるいは帳票データを格納するため
のワークエリアとして用いる。
【0023】仮実行部210は、帳票処理の内容の検証
あるいは確認に必要なデータ情報を作成し、操作者によ
って入力された検証データを検証メモリ211に格納
し、処理内容を確認あるいは検証する。データベース2
12には、帳票定義作成部205により帳票データを格
納するテーブルが作成される。
【0024】次に、図1のフローチャートを参照して、
図2の装置において帳票を作成する処理について説明す
る。
【0025】まず、操作者により、入力装置201か
ら、帳票定義データとして帳票フォーマットが入力され
る(ステップ101)。帳票フォーマットの入力が終了
した後、フィールド認識部207は、帳票フォーマット
から帳票データの入出力フィールドを認識し、認識結果
を表示装置202で操作者に報告する(ステップ10
2)。フィールド認識部が認識した帳票データの入出力
フィールドを修正する必要がある場合、操作者は、再び
ステップ101から帳票フォーマットの入力を繰り返す
(ステップ103)。
【0026】修正がない場合、操作者は、入力した帳票
定義データを登録するための帳票名を入力する(ステッ
プ104)。帳票定義作成部205は、ステップ104
の帳票名の入力を契機として、フィールド認識部207
が認識した帳票データの入出力フィールドから、データ
ベースの構成情報を設定する(ステップ105)。さら
に、帳票定義作成部205は、設定したデータベースの
構成情報に基づいて、帳票処理の帳票データを格納する
テーブルをデータベース212に作成する(ステップ1
06)。
【0027】次に、操作者により、帳票定義データとし
て、帳票処理の内容となる処理式及びその帳票の起動条
件が入力される(ステップ107)。処理式・起動条件
の入力が終了した後、帳票間管理部208は、入力され
た処理式・起動条件から帳票間の対応関係を検出し、検
出した対応関係を帳票定義格納メモリ206上のテーブ
ルに設定する(ステップ108)。
【0028】以上のような手順で、1つの帳票が定義作
成される。操作者は、これを必要に応じて繰り返し、複
数の所望の帳票を定義作成することができる。
【0029】図3は、帳票定義データを格納する帳票定
義格納メモリ206上のテーブルを示す。
【0030】図3において、301は帳票定義の全体を
管理する帳票管理テーブルである。帳票管理テーブル3
01の”名称”の欄には、図1のステップ104で入力
した帳票名を設定する。”帳票種別”は、伝票あるいは
台帳などの帳票の種類を示す。”帳票種別”は、操作者
が帳票定義データを入力するときに指定する。”シーケ
ンスID”は、操作者が帳票定義データを入力するとき
に自動的に生成されるレコードナンバに相当する情報で
ある。”シーケンスID”に基づいて、帳票管理テーブ
ル301の下位にある各テーブルにアクセスすることが
できる。
【0031】302はステップ108の帳票間対応関係
検出処理により検出した起動先帳票名を格納する起動先
帳票名テーブルである。”起動条件”には、自動あるい
は任意などの起動する条件の種別を格納する。”自動”
とは当該帳票を処理したとき”起動先帳票名”の帳票が
自動的に起動されることを示し、”任意”とは操作者の
任意の指示により”起動先帳票名”の帳票を起動するか
どうかを決定することを示す。
【0032】303はステップ107で入力した処理式
を管理する処理仕様テーブルである。”処理式名”は、
入力した処理式の名称を示す。”起動元帳票名”は、当
該帳票が他の帳票から起動される場合がある帳票である
ときにその起動元の帳票名を書き込んでおく欄である。
起動先と起動元の関係は、この起動元帳票名と上述の起
動先帳票名(起動先帳票名テーブル302)とでつなが
れたチェインにより表される。”起動条件”は、起動元
帳票から起動される条件を表す。307はステップ10
7で入力した処理式を格納する処理式テーブルである。
処理仕様テーブル303の”シーケンスID”は、処理
式テーブル307の処理式を指し示す識別子である。
【0033】305はステップ101で入力した帳票フ
ォーマットの帳票構造を格納したフォーマット情報テー
ブルである。その詳細は、図6を参照して後述する。3
06はステップ102で認識した帳票データの入出力フ
ィールドに関する情報を格納するデータフィールド情報
テーブルである。その詳細は、図7を参照して後述す
る。
【0034】304は帳票処理の実行状態を管理する処
理履歴テーブルである。308はステップ106で作成
したデータベースのテーブルに帳票データを格納するた
めのワークテーブルとして用いるジャーナル実データテ
ーブルである。
【0035】これらのテーブル301〜308は、帳票
定義作成部205が図1の手順にしたがって帳票定義格
納メモリ206上に作成する。テーブル302〜306
は、帳票管理テーブル301への格納順に付されるシー
ケンスIDを用いたテーブル名称で作成される。また、
処理式テーブル307は、処理仕様テーブル303のシ
ーケンスIDを用いたテーブル名称で作成される。さら
に、ジャーナル実データテーブル308は、処理履歴テ
ーブル304のシーケンスIDを用いたテーブル名称で
作成される。
【0036】図3の例では、帳票管理テーブル301の
帳票名称”売上げ伝票”のシーケンスIDが”0001”で
あることから、起動先帳票名テーブル302のテーブル
名称は”F0001.lok ”、処理仕様テーブル303のテー
ブル名称は”F0001.obn ”、処理履歴テーブル304の
テーブル名称は”F0001.pjn ”、フォーマット情報テー
ブル305のテーブル名称は”F0001.dsp ”、データフ
ィールド情報テーブル306のテーブル名称は”F0001.
fld ”となる。同様に、処理仕様テーブル303のシー
ケンスIDが”0001”であることから、処理式テーブル
307の名称は”F0001.obn0001 ”となる。また、処理
履歴テーブル304のシーケンスIDが”0001”である
ことから、ジャーナル実データテーブル308の名称
は”F0001.pjn0001 ”となる。
【0037】図4は、図1のステップ102でフィール
ド認識部207が認識した帳票データの入出力フィール
ドの出力例を示す。
【0038】図4(a)は、入力装置201から入力さ
れた帳票フォーマットを表示装置202の画面上に表し
たものである。図4(b)は、フィールド認識部207
が帳票データの入出力フィールドを認識した結果を表し
たものである。フィールド認識部207は、図1のステ
ップ101で操作者により入力された図4(a)のよう
な帳票フォーマット401より、線で囲まれた矩形領域
あるいは下線のある領域を帳票データの入出力フィール
ドとして検出する。
【0039】図4(b)のフィールド認識結果402に
おいて、フィールド4021〜4031は入出力フィー
ルドとして検出した領域である。これらのフィールド4
021〜4031は色分けして表示される。また、入出
力フィールドの近辺にある文字列を、帳票データの入出
力フィールドを表すフィールド名称として検出する。例
えば、フィールド4021は”伝票No”の帳票データを
入出力するフィールドを表している。
【0040】次に、図5のフローチャートを参照して、
フィールド認識部207が実行する認識処理、すなわち
入力された帳票フォーマット401からフィールドを認
識する処理(図1のステップ102)について詳しく説
明する。
【0041】まず、フィールド認識部207は、入力さ
れた帳票フォーマット401からデータ種別と画面上で
の文字及び線の範囲と位置をフォーマット情報として検
出する(ステップ1021)。データ種別とは、帳票フ
ォーマットを構成する文字及び線の種別のことである。
検出したフォーマット情報は、図3のフォーマット情報
テーブル305に格納する(ステップ1022)。
【0042】図6に、フォーマット情報テーブル305
の詳細を示す。フォーマット情報テーブル305は、フ
ォーマット情報のデータ種別、画面上での文字及び線の
長さを表すデータ長(バイト長)、開始行、終了行、開
始桁、終了桁、及び表示文字を格納する欄を有する。例
えば、図4(a)の帳票フォーマット401の左上にあ
る伝票Noのフィールドを認識した結果は、データ種別3
051に”文字”、データ長に”10”、開始行305
3に”1”、終了行3054に”1”、開始桁3055
に”2”、終了桁3056に”8”、表示文字3057
に”伝票No”として格納される。
【0043】再び図5を参照して、フィールド認識部2
07は、ステップ1021で検出したフォーマット情報
から、帳票データの入出力フィールドの範囲と位置を検
出する(ステップ1023)。また、ステップ1021
で検出したフォーマット情報の表示文字のデータとの位
置関係からフィールド名称を検出する(ステップ102
4)。
【0044】例えば、図4(b)のフィールド4021
は、近くに”伝票No”と記載されているので、”伝票N
o”の帳票データを入出力するフィールドであると認識
され、フィールド名称は”伝票No”となる。また、フィ
ールド4026は罫線で囲まれたフィールドであり、上
部に”コード”の見出しが付されているので、フォーマ
ット情報の罫線データを解析することにより”コード”
のフィールド名称が付されることとなる。
【0045】同様に、フィールド4022が”様”、フ
ィールド4023が”年”、フィールド4024が”
月”、フィールド4025が”日”、フィールド402
7が”商品名”、フィールド4028が”単価”、フィ
ールド4029が”数量”、フィールド4030が”金
額”、フィールド4031が”合計金額”を表す。
【0046】次に、同一フィールドの繰り返し行数を検
出する(ステップ1025)。同一フィールドの繰り返
し行とは、検出した帳票データの入出力フィールドのフ
ィールド名称が同一で、さらにフィールドが複数行連続
してあるものである。フィールド認識部207は、検出
した帳票データの入出力フィールドを操作者に報告する
(ステップ1026)。
【0047】上述の図4の例では、図4(b)のように
表示されることにより、帳票フォーマット402に表さ
れた帳票データの入出力フィールドが操作者に報告され
ることとなる。フィールド4026〜4030は4行の
繰り返し行があるフィールドである。
【0048】次に、操作者は、報告された帳票データの
入出力フィールドの属性を入力する(ステップ102
7)。属性とは、帳票処理時に帳票データとして入力す
る文字あるいは数値の種別である。以上のようにしてス
テップ1023〜1025で検出した情報及びステップ
1027で入力された情報は、図3のデータフィールド
情報テーブル306に登録する(ステップ1028)。
【0049】図7に、データフィールド情報テーブル3
06の詳細を示す。データフィールド情報テーブル30
6には、フィールド名称、表示開始桁、表示開始行、表
示長、繰り返し行、及び属性を、検出したフィールドの
個数分登録する。例えば図4の例で、フィールド402
1は、フィールド名称3061に”伝票No”、表示開始
桁3062に”9”、表示開始行3063に”1”、表
示長3064に”6”、繰り返し行3065に”1”、
属性3066に”数値”がそれぞれ格納されることとな
る。
【0050】図8は、図1のステップ101で入力する
帳票フォーマットの表示画面上の入力状態を示したもの
である。帳票フォーマットを入力するときには、図2の
表示装置202の表示画面の最上部に幾つかのコマンド
が表示されている。操作者は、所望のコマンドを選択し
て所定の操作を行なうことにより、画面上で帳票を作成
し帳票フォーマットを入力する。
【0051】図8(a)は、操作者が文字編集コマンド
5021を選択し、文字の編集モードで文字”伝票No”
を入力した状態を示している。操作者は、キーボード・
マウス(図2の入力装置201)で指定した位置に文字
を入力する。既に入力されている文字を編集する場合も
同様に、対象とする文字あるいは文字列をキーボード・
マウスで指定し編集する。
【0052】図8(b)は、操作者が線編集コマンド5
022を選択し、線の編集モードで線を入力する状態を
示している。操作者が、キーボード・マウスで始点と終
点を指定すると、帳票定義作成部205は、指定された
始点と終点を矩形あるいは線で描画する。指定された始
点と終点が縦あるいは横の一直線上にある場合には線で
描画し、それ以外の場合には矩形で描画する。なお、文
字編集モードあるいは線編集モードで、操作者がキーボ
ード・マウスで文字または線、あるいは任意の範囲を指
定した後、削除コマンド5023を選択した場合には、
指定された文字または線、あるいは範囲を削除する。
【0053】このようにして、操作者は、文字及び線で
帳票フォーマットを任意の位置に画面上で即座に確認し
ながら入力することができるので、帳票定義データの入
力が容易に行なえる。また、作成済みの帳票フォーマッ
トに対して、任意の文字あるいは線を自由に書換えたり
削除することができるので、帳票フォーマットの変更ま
たは類似した帳票フォーマットの作成等も容易である。
【0054】なお、ここではキーボード・マウス等の入
力装置201から入力された文字及び線をディスプレイ
等の表示装置202の画面に表示しながら帳票フォーマ
ットとして作成するとしているが、入力装置201と表
示装置202はキーボード・マウス及びディスプレイに
限るものではなく、操作者が表示画面上に、文字及び線
の帳票フォーマットを指等で直接描いて入力できる入力
装置と表示装置を用いて作成するとしても良い。また、
フォーマット情報となる文字及び線は、通常、文書等を
作成する装置として使われているワードプロセッサのよ
うに、例えば”文字の拡大”や”アミカケ”、”点
線”、”破線”等で修飾したものでも良い。
【0055】次に、図9のフローチャートを参照して、
フィールド認識した結果に基づいて帳票定義作成部20
5がデータベースの構成情報を設定する処理(図1のス
テップ105)について詳しく説明する。
【0056】まず、帳票定義作成部205は、帳票定義
格納メモリ206に格納してあるデータフィールド情報
テーブル306(図7)のデータを読み込む(ステップ
1051)。読み込んだデータからデータベースのテー
ブルを作成するために必要となるフィールド名、表示
長、及び属性を取得する(ステップ1052)。
【0057】そして、取得した情報からデータベースの
構成情報を設定する。具体的には、データベースの項目
名、項目属性、及び項目長をワークメモリ209上の所
定の領域に設定する(ステップ1053)。次に、設定
したデータベースの構成情報を、データベースの操作言
語に変換する(ステップ1054)。以上のようにし
て、データベースの操作言語で表現されたデータベース
の構成情報を得る。
【0058】図10に、図1のステップ106で作成さ
れるデータベースのテーブルを示す。
【0059】データベースのテーブル1000は、帳票
定義作成部205がステップ1054で変換処理するこ
とにより得られた情報(データベースの構成情報をデー
タベースの操作言語で表現したもの)から作成する。図
10の例は、図4の帳票フォーマット401から作成し
たデータベースのテーブルである。従って、テーブルの
項目構成は、”伝票No”、”様”、”年”、”月”、”
日”、”コード”、”商品名”、”単価”、”数
量”、”金額”、及び”合計金額”となる。このデータ
ベースのテーブル1000は、図2のデータベース21
2上に作成される。
【0060】次に、図11のフローチャートを参照し
て、帳票間の対応関係を検出する処理(図1のステップ
108)について詳細に説明する。この処理は、帳票間
管理部208が実行する。
【0061】まず、帳票間管理部208は、ステップ1
07で入力された処理式を図3の処理式テーブル307
に格納する(ステップ1081)。そして、格納した処
理式に起動元帳票の指定を表す記述があるか否かを検出
する(ステップ1082)。起動元帳票の指定がない場
合は、ステップ1083からそのまま処理終了する。
【0062】ステップ1083で起動元帳票の指定があ
る場合は、処理仕様テーブル303に起動元帳票名を追
加する(ステップ1084)。次に、起動元帳票に該当
する帳票を帳票管理テーブル301から検索する(ステ
ップ1085)。該当する帳票名が帳票管理テーブル3
01にない場合には、該当する帳票の作成まで処理を保
留して(ステップ1086、1087)、処理終了す
る。該当する帳票名が帳票管理テーブル301にある場
合は、該当する帳票の起動先帳票名テーブル302に起
動先帳票名と起動条件を追加する(ステップ1086、
1088)。次に、該当する帳票の処理履歴テーブル3
04に帳票名を追加して(ステップ1089)、処理終
了する。
【0063】なお、ステップ1087で処理が保留され
た場合は、保留データとして、ステップ1082,10
83で検出された起動元帳票名(未定義)、現在処理中
の帳票の帳票名(起動先帳票名)、及び起動条件を記憶
しておく。そして、起動元帳票名の帳票が図1の手順で
作成されるとき、特にステップ104で帳票名が入力さ
れたときに、その帳票名と保留データの起動元帳票名と
の一致を確認して、保留していた図11のステップ10
88,1089の処理を行なうようにしている。
【0064】図12に、図11のステップ1081で格
納した処理式テーブルの例を示す。
【0065】図12の例は、図4の帳票フォーマット4
01に対して入力された処理式を表わしたものである。
この処理式は、項目”金額”に項目”単価”のデータと
項目”数量”のデータとの積を代入し、項目”合計金
額”に項目”金額”の累計を代入し、項目”年”に実行
時の西暦年下2桁を代入し、項目”月”に実行時の月を
代入し、項目”日”に実行時の日を代入することを表し
ている。この帳票フォーマット401の処理式には、後
述する図14の処理式のような起動元帳票を指定した記
述がないため、帳票間管理部208はステップ1083
で処理を終了することとなる。
【0066】以上説明した実施例によれば、操作者が入
力した帳票フォーマットから、フィールド認識部207
が帳票データの入出力フィールドを認識し、その認識結
果から、帳票定義作成部205がデータベースのテーブ
ルを作り出すことができる。従って、操作者によるデー
タベースのテーブル設計及び定義の操作を軽減し、帳票
定義の作成を容易に行なうことができる。
【0067】次に、起動元帳票を持つ帳票を作成する実
施例について説明する。この実施例は、上述の実施例と
同様の図2の装置構成を有し、図3、図6、図7及び図
10に示したのと同様なテーブルを備え、図1、図5、
図9及び図11の処理手順で処理を実行する。ただし、
ここでは起動元帳票を持つ帳票を作成するものとする。
以下、特に帳票間管理部208が前述の実施例とは異な
る処理をする場合についてのみ詳細に説明する。
【0068】図13は、図1のステップ101で入力す
る帳票フォーマットの例である。ここで入力する帳票フ
ォーマット403は、図4の帳票フォーマット401を
起動元帳票とする帳票である。図14は、帳票フォーマ
ット403における処理内容を表す処理式を格納した処
理式テーブル307を示す。
【0069】図14の処理式は以下の処理を表わしてい
る。まず、[コード=売上げ伝票.コード]は、項目”
コード”のデータと売上げ伝票の項目”コード”のデー
タとが同一の場合に、その下の処理式を実行することを
示す。”売上げ伝票.コード”は、売上げ伝票の項目”
コード”のデータを示す。売上げ伝票の他の項目も同様
の表記法で表わすものとする。[コード=売上げ伝票.
コード]の場合は、項目”売上げ数量”に項目”売上げ
数量”のデータと売上げ伝票の項目”数量”のデータと
の和を代入し、項目”売上げ金額”に項目”売上げ金
額”のデータと売上げ伝票の項目”金額”のデータとの
和を代入する。
【0070】一方、項目”コード”のデータと売上げ伝
票の項目”コード”のデータが同一でない場合、つまり
[その他]の場合は、項目”コード”に売上げ伝票の項
目”コード”のデータを代入し、項目”商品名”に売上
げ伝票の項目”商品名”のデータを代入し、項目”売上
げ数量”に売上げ伝票の項目”数量”のデータを代入
し、項目”売上げ金額”に売上げ伝票の項目”金額”の
データを代入する処理を行なう。
【0071】図13の帳票フォーマットを図1のステッ
プ101で入力し、ステップ102〜106でフィール
ドの認識、帳票定義データの設定、データベースのテー
ブルの作成などを行った後、ステップ107で図14の
処理式を入力したとする。ステップ107の後、ステッ
プ108で帳票間の対応関係を検出する。以下、図11
を参照して、本実施例の場合の帳票間管理部208の処
理を説明する。
【0072】まず、帳票間管理部208は、ステップ1
081で処理式を図14のように処理式テーブル307
に格納する。次に、ステップ1082で処理式中に”売
上げ伝票.コード”という記述があることから、”売上
げ伝票”を起動元帳票として検出する。起動元帳票の指
定があるので、ステップ1083からステップ1084
に進む。
【0073】ステップ1084で帳票フォーマット40
3(図13)の処理仕様テーブル303(図3)の起動
元帳票名に”売上げ伝票”を追加する。次に、ステップ
1085で帳票管理テーブル301を起動元帳票の帳票
名”売上げ伝票”で検索する。ここでは、帳票名”売上
げ伝票”の帳票が、既に上述の実施例のようにして定義
されていたとする。したがって、ステップ1086から
ステップ1088に進む。
【0074】ステップ1088で該当する帳票名”売上
げ伝票”つまり、帳票フォーマット401(図4)の起
動先帳票名テーブル302(図3)の起動先帳票名に”
売上げ台帳”を追加し、起動条件も追加する。同様に、
ステップ1089で帳票フォーマット401の処理履歴
テーブル304の帳票名に”売上げ台帳”を追加して、
処理を終了する。なお、自動あるいは任意等の起動条件
は、図1のステップ107で処理式を入力するときに操
作者が指定する。
【0075】以上のようにして、”売上げ伝票”を処理
した後に”売上げ台帳”を起動して処理する等の帳票間
の対応関係(連動関係)及びどのようなタイミングで該
当する帳票を起動するのかを各帳票毎に管理することが
できる。なお、”売上げ台帳”がさらに他の帳票を起動
する場合についても同様に定義することができる。ま
た、帳票処理の対応関係を帳票毎に管理することで、帳
票の対応関係を容易に追加または変更することができ
る。
【0076】なお、上記実施例では、”売上げ伝票”
と”売上げ台帳”の一対一の関係についてのみ説明して
いるが、起動先帳票名テーブル302、処理仕様テーブ
ル303、及び処理履歴テーブル304にそれぞれ複数
のデータを管理させ、帳票間の対応関係をn対nとして
管理することもできる。また、上記実施例の帳票間の対
応関係は、図2に示した構成を持つ同一の計算機システ
ム上に限定するものではなく、通信網と図2の構成を持
つ計算機システムを複数利用した場合においても、帳票
の対応関係すべてを管理する制御部を設けることなし
に、個別に定義した帳票の対応関係を容易に管理するこ
とができる。
【0077】また、上記実施例では処理式に基づいて帳
票間の対応関係を検出設定しているが、操作者の直接の
指定により起動関係を設定できるようにしてもよい。
【0078】次に、図1〜図14で説明したようにして
作成した帳票に対して、その帳票データの入出力フィー
ルドを変更する実施例について説明する。
【0079】図15は、フィールド認識部207が認識
した帳票データの入出力フィールドのフィールド名称を
変更する場合の画面表示例を示したものである。この図
の画面は、操作者が帳票名”売上げ伝票”を指定してフ
ィールド名称を変更する旨のコマンドを入力することに
より表示される。図において、402は図4(b)と同
様のフィールド認識部207が認識した帳票フォーマッ
トを示し、405はフィールド名変更フィールドを示
す。フィールド名変更フィールド405には、認識され
た入出力フィールドのフィールド名称が表示されてい
る。
【0080】例えば、フィールド認識部207が認識し
た帳票フォーマット402の帳票データの入出力フィー
ルド4022は、図7のデータフィールド情報テーブル
306のフィールド名称3061のように、”様”であ
る。このフィールド名称を変更する場合は、フィールド
名変更フィールド405を利用する。
【0081】すなわち、操作者は、フィールド名変更フ
ィールド405で、帳票データの入出力フィールド40
22のフィールド名称を表すフィールド4051を”
様”から”得意先名”に変更する。この操作により、図
16に示すように、データフィールド情報テーブル30
6のフィールド名称3061のデータ3069が”得意
先名”に変更となる。また、図17に示すように、デー
タベーステーブル1000の項目1002の名称も”
様”から”得意先名”に変更される。
【0082】以上説明したように、フィールド認識部2
07が認識した帳票データの入出力フィールドの名称
を、操作者が任意の名称に変更することができる。従っ
て、入力した帳票フォーマット自体を再入力することな
く帳票フォーマットの修正ができるので、帳票定義デー
タを作成する操作を軽減することができる。
【0083】次に、図18のフローチャートを参照し
て、作成した帳票を削除する処理について説明する。こ
の図の処理は、操作者が帳票名を指定して削除する旨の
コマンドを入力することにより実行される。
【0084】まず、操作者により削除する帳票が指定さ
れると、帳票間管理部208は帳票定義格納メモリ20
6内で該当する帳票の帳票定義を格納しているテーブル
を検索する(ステップ601)。次に、検索した帳票定
義(削除すべきと操作者から直接指定された帳票の帳票
定義データ)の処理仕様テーブル303に起動元帳票の
指定があるかどうか判別する(ステップ602)。起動
元帳票の指定がある場合は、その起動元帳票を帳票管理
テーブル301から検索する(ステップ603)。
【0085】起動元帳票が帳票管理テーブル301にあ
る場合は、ステップ604からステップ606に進む。
そして、その起動元帳票の起動先帳票名テーブル302
に記載されている起動帳票名及び起動条件(削除すべき
と操作者から直接指定された帳票の名称と起動条件)を
削除する(ステップ606)。同様に、起動元帳票の処
理履歴テーブル304の該当帳票名を削除する(ステッ
プ607)。
【0086】さらに、削除すべきと操作者から直接指定
された帳票の帳票管理テーブル301が管理している各
テーブルを削除し(ステップ608)、帳票管理テーブ
ル301から指定された帳票定義を削除する(ステップ
609)。次に、指定された帳票定義のデータベーステ
ーブルを削除して(ステップ610)、処理を終了す
る。
【0087】ステップ602で、削除を指定された帳票
の帳票定義の処理仕様テーブル303に起動元帳票の指
定がない場合には、ステップ608〜610の処理を行
なう。ステップ604で、起動元帳票が帳票管理テーブ
ル301にない場合には、帳票定義作成時に保留してあ
る帳票定義データを削除し(ステップ605)、ステッ
プ608〜610の処理を行なう。
【0088】以上説明したように、任意の帳票を削除す
ることで、該当する帳票と対応関係にある帳票上に定義
された対応関係の情報をも容易に削除することができ
る。
【0089】次に、図19のフローチャートを参照し
て、上述のようにして作成した帳票に帳票データを入力
して帳票処理を行なう実施例を説明する。この図の処理
は、操作者が帳票を指定して起動する旨のコマンドを入
力することにより実行される。
【0090】まず、操作者の起動により、実行制御部2
04は、帳票定義格納メモリ206から該当する帳票定
義を読み込む(ステップ701)。読み込むテーブル
は、図3に示したテーブル301〜307である。実行
制御部204は、処理式テーブル307から読み込んだ
処理式を展開し、入力された帳票データをどのように処
理するかその手順を準備しておく(ステップ702)。
また、処理式の展開後、実行制御部204はフォーマッ
ト情報テーブル305とデータフィールド情報テーブル
306のデータから、表示装置202の画面上に帳票フ
ォーマットを表示する(ステップ703)。帳票データ
の入出力フィールドは、その属性毎に色分けして表示す
る。
【0091】次に、操作者により、表示された帳票の入
出力フィールドに帳票データが入力される(ステップ7
04)。実行制御部204は、帳票データが入力される
と、ステップ702で展開した処理式を実行する(ステ
ップ705)。操作者による帳票データの入力が終了さ
れない場合には、ステップ704に戻り、帳票データの
入力が繰り返される(ステップ706)。帳票データの
入力が終了された場合は、帳票データをジャーナル実デ
ータテーブル308に格納した後、データベースのテー
ブル1000に格納する(ステップ707)。さらに、
実行制御部204は、ステップ701で読み込んだ帳票
定義に基づいて起動先帳票の起動を行ない(ステップ7
08)、処理を終了する。
【0092】図20のフローチャートを参照して、図1
9のステップ702の処理式を展開する処理について詳
しく説明する。
【0093】まず実行制御部204は、ステップ701
で処理式テーブル307から読み込んだ処理式を処理区
分毎に展開する(ステップ7021)。処理区分とは、
帳票処理の内容を前処理、処理、後処理の3つに大別す
ることである。次に、処理式をブロック毎に展開する
(ステップ7022)。ブロックとは、処理式の記述の
仕方で区別したものである。さらに、式単位に展開する
(ステップ7023)。式単位に展開した処理式に他帳
票を参照する指定がある場合は、該当する帳票の存在及
び参照する項目の存在をチェックする(ステップ702
4、7025)。ステップ7023で式単位に展開した
ブロックの他にもブロックがある場合には、ステップ7
023〜7025の処理を繰り返す(ステップ702
6)。また、ステップ7022でブロック毎に展開した
処理区分の他にも処理区分がある場合には、ステップ7
022〜7026の処理を繰り返す(ステップ702
7)。
【0094】図21に、ステップ7021〜7023で
処理式を展開した状態の例を示す。
【0095】ステップ7021で展開した処理区分は、
処理区分テーブル2101で管理する。ステップ702
2で展開したブロックは、ブロック管理テーブル210
2で管理する。ステップ7023で展開した式は、処理
管理テーブル2103で管理し、処理式展開テーブル2
104に展開した型で格納する。
【0096】すなわち、処理区分テーブル2101でブ
ロック管理テーブル2102のテーブルポインタとブロ
ック数を管理し、ブロック管理テーブル2102で処理
管理テーブル2103のテーブルポインタと処理数を管
理し、処理管理テーブル2103で処理コードと処理式
展開テーブル2104のテーブルポインタ及び処理式数
を管理し、処理展開テーブル2104で展開した個々の
式を管理する。処理コードとは、実行制御部204が式
単位に展開する時点で個々の式が持つ処理内容を区別す
るものである。
【0097】図22に、ステップ704で操作者が入力
した帳票データの状態を管理する例を示す。
【0098】実行制御部204は、入力装置201から
入力された帳票データをワークテーブル2202に格納
し、インデックステーブル2201で帳票データの並び
順を管理する。インデックステーブル2201は、ワー
クテーブル2202内でのデータポインタを有する。そ
のデータポインタの並び順が表示装置202の表示画面
2204上でのデータの並び順と等しくなる。また、空
き領域管理テーブル2203は、ワークテーブル220
2で帳票データのない領域である空き領域を管理する。
【0099】図22(a)は、ワークテーブル2202
の帳票データを、インデックステーブル2201のデー
タポインタで指し示されるように、表示画面2204
に”aa”、”bb”、”cc”、”dd”と表示して
いる状態を示している。図22(b)は、空き領域テー
ブル2203内の空き領域ポインタが示すワークテーブ
ル2202の空き領域である2行目にデータ”xx”を
格納し、インデックステーブル2201にワークテーブ
ル2202内の”xx”を示すデータポインタを追加
し、表示画面2204上に表示している状態を示してい
る。
【0100】このように、インデックステーブルのデー
タポインタでワークテーブル内の帳票データを管理する
ことで、ワークテーブルの帳票データを直接並び替える
ことなく、編集、追加及び削除等を容易に行なうことが
できる。また、空き領域管理テーブルにてワークテーブ
ル内の空き領域を管理することで、ワークテーブルを有
効に活用でき、容量の削減が期待できる。
【0101】次に、図23のフローチャートを参照し
て、図19のステップ708の起動先帳票を起動する処
理について説明する。
【0102】まず、実行制御部204は、ステップ70
1で読み込んだ帳票定義に他の帳票を起動する指定があ
るかどうか判別する(ステップ7081)。すなわち、
読み込んだ帳票定義の起動先帳票名テーブル302に起
動先帳票が登録されているかどうかを判別する。起動先
帳票がなければ、処理を終了する。起動先帳票がある場
合は、起動先帳票名テーブル302からその起動条件を
検出する(ステップ7082)。
【0103】起動先帳票を起動する際の起動条件が”自
動”の場合には、該当する帳票を自動的に起動し(ステ
ップ7083)、さらに別の起動先帳票があるかもしれ
ないので、ステップ7081に戻って以降の処理を繰り
返す。ステップ7082で起動条件が”任意”の場合
は、ステップ7081の処理を繰り返す(ステップ70
82)。該当する起動先帳票をすべて起動した後、処理
を終了する(ステップ7081)。
【0104】次に、図24のフローチャートを参照し
て、起動元帳票からの起動による帳票処理について詳し
く説明する。この処理は、図23のステップ7083か
ら呼び出されて実行されるほか、起動条件が”任意”の
場合には操作者の指定により起動先帳票が起動されたと
きにも実行される。
【0105】まず、実行制御部204は、起動元帳票か
らの起動によって、帳票定義格納メモリ206内のテー
ブルから該当する帳票定義を読み込む(ステップ70
1)。読み込んだ帳票定義の処理仕様テーブル303か
ら起動元帳票名を取得し、帳票処理を起動した起動元帳
票をチェックする(ステップ801)。起動元帳票が、
帳票処理を起動すべき帳票でなければ、処理を終了する
(ステップ802)。
【0106】起動元帳票が帳票処理を起動すべき帳票で
あれば、処理式テーブル307から読み込んだ処理式を
展開し、起動元帳票の帳票データをどのように処理する
かその手順を準備しておく(ステップ802、70
2)。処理式の展開後、実行制御部204は、その処理
式の実行に必要となる帳票データを、起動元帳票から取
得する(ステップ803)。取得状態は、起動元帳票の
処理履歴テーブル304で管理される。
【0107】次に、実行制御部204は、取得した起動
元帳票の帳票データを用いて、該当する処理式を実行す
る(ステップ804)。帳票処理が終了した後、帳票デ
ータをデータベースのテーブルに格納する(ステップ7
07)。また、図19の帳票データ入力の帳票処理フロ
ーチャートで説明した実施例と同様に、実行制御部20
4は、ステップ701で読み込んだ帳票定義から起動先
帳票の起動(図23)を実行する(ステップ708)。
【0108】図25は、帳票データを入力した帳票処理
を起動元帳票として別の帳票の帳票処理を起動した状態
を示す図である。
【0109】この例は、図4の帳票フォーマット401
から作成された帳票2501と帳票フォーマット403
から作成された帳票2502との帳票処理の対応関係を
表わすものである。帳票2501の処理において、コー
ドや商品名が設定された後、操作者によって、単価に”
100”、数量に”50”の帳票データが入力されたと
する。このとき、図12の処理式テーブル307に基づ
いて処理式が実行され、帳票2501の金額が”500
0”となる。
【0110】いま、帳票2501(売上げ伝票)の帳票
定義の起動先帳票名テーブル302に起動先帳票とし
て”売上げ台帳”が起動条件”自動”で登録され、帳票
2502(売上げ台帳)の帳票定義の処理仕様テーブル
303に起動元帳票として”売上げ伝票”が登録されて
いるものとする。
【0111】すると、帳票2501における帳票データ
の入力が終了した時点で、帳票2502の帳票処理が自
動的に起動される。帳票2502の帳票処理は、図14
の処理式テーブル307から、帳票2502のコード
が”1001”である売上げ数量に”50”を加えて”
200”にし、売上げ金額に”5000”を加えて”2
0000”にすることになる。この帳票2502の帳票
処理は自動的に行なわれる。
【0112】このように、任意の帳票に帳票データを入
力することで、該当する処理を順次実行し、帳票間の対
応関係から他の帳票処理をも連動して実行することが容
易にできる。
【0113】次に、図26のフローチャートを参照し
て、帳票処理の内容を検証する処理に関する実施例を説
明する。この図の処理は、操作者が検証したい帳票を指
定して検証する旨のコマンドを入力したとき実行され
る。
【0114】まず、実行制御部204は、帳票データを
入力する帳票処理と同様に帳票フォーマットを画面に表
示する(ステップ701〜703)。これは図19のス
テップ701〜703の処理と同じである。次に、実行
制御部204は仮実行部210を起動し、読み込んだ帳
票定義(検証する帳票)に起動元帳票の指定があるか調
べる(ステップ901)。指定があれば、仮実行部21
0が処理内容から検証に必要な情報を取得し(ステップ
902)、検証するために必要とする検証データを入力
する検証データ入力フィールドを表示する。起動元帳票
の指定がなければ、当該帳票の帳票定義のみ参照して検
証を行なうことができるから、直接、ステップ903に
進む。
【0115】操作者は、表示された検証データ入力フィ
ールドに検証データを入力する(ステップ903)。仮
実行部204は、入力された検証データを検証メモリ2
11に格納し(ステップ904)、検証メモリ211に
格納した検証データを起動元帳票の帳票データとみなし
て帳票処理を実行する(ステップ905)。帳票処理の
結果は、ステップ703で表示した帳票に表示して操作
者に報告し(ステップ906)、処理を終了する。
【0116】図27に、帳票処理の内容を検証する処理
の例を示す。この例は、図25で説明した対応関係にお
いて、帳票2502の帳票処理を仮実行部210により
検証する状態を表わしたものである。
【0117】検証データ入力フィールド2701は、仮
実行部210が帳票2502の処理式テーブル307か
らステップ902で取得した情報をもとに作成し表示す
る。仮実行部210が取得する情報とは、”売上げ伝
票.コード”、”売上げ伝票.商品名”、”売上げ伝
票.数量”、”売上げ伝票.金額”より、”コー
ド”、”商品名””数量”、”金額”のデータが帳票2
502の処理に必要であるということである。
【0118】操作者が検証データ入力フィールド270
1に検証データを入力すると、仮実行部210は、その
検証データを図25の帳票2501の帳票データとみな
して、帳票2502の帳票処理を実行する。つまり、操
作者によって検証データ入力フィールド2701のコー
ドに”1001”、商品名に”えんぴつ”、数量に”
5”、金額に”500”の検証データが入力されると、
図25で説明した帳票2502の処理と同様に、帳票2
502のコードが”1001”である売上げ数量に”
5”を加えて”105”にし、売上げ金額に”500”
を加えて”10500”になる。
【0119】このようにして、任意のデータによる帳票
処理の内容を検証することができるようになるため、帳
票毎に処理内容を検証することができ、処理内容が所望
の内容になっているかどうかを容易に確認することがで
きる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力した帳票のフォーマットから帳票データを格納する
データベースのテーブルを作成するようにしているの
で、データベースのテーブル設計および作成の操作を軽
減し、帳票作成を容易に行なうことができるという顕著
な効果を奏する。
【0121】また、帳票毎に入力した帳票処理の内容か
ら、全体の帳票処理関係や帳票処理の実行順序を表す帳
票間の対応関係を検出し、個別に作成した帳票処理を連
続した処理として管理できるようにしているので、対応
関係のある帳票を作成するのも容易となる。
【0122】さらに、任意に入力したデータを、トリガ
を発生すべき帳票の帳票データとみなして帳票処理を模
擬実行できるようにしているので、帳票毎に帳票処理の
内容を容易に確認あるいは検証することができるという
顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】帳票定義を作成する処理のフローチャート図
【図2】実施例の全体の装置構成を示すブロック図
【図3】帳票定義データを格納するテーブルを示す図
【図4】データフィールドの認識例を示す図
【図5】データフィールド認識処理のフローチャート図
【図6】フォーマット情報テーブルの詳細図
【図7】データフィールド情報テーブルの詳細図
【図8】帳票フォーマットの入力例を示す図
【図9】データベースの構成情報を設定する処理のフロ
ーチャート図
【図10】データベーステーブルの詳細図
【図11】帳票間管理部における処理のフローチャート
【図12】処理式の記述例を示す図
【図13】帳票フォーマットの入力例を示す図
【図14】処理式の記述例を示す図
【図15】データフィールドの認識結果を変更する例を
示す図
【図16】データフィールド情報テーブルの詳細図
【図17】データベーステーブルの詳細図
【図18】帳票定義データを削除する処理のフローチャ
ート図
【図19】帳票データを入力する帳票処理のフローチャ
ート図
【図20】処理式を展開する処理のフローチャート図
【図21】処理式を展開した状態を示す図
【図22】入力した帳票データの状態を管理する例を示
す図
【図23】起動先帳票を起動する処理のフローチャート
【図24】起動元帳票からの起動による帳票処理のフロ
ーチャート図
【図25】帳票処理の実行例を示す図
【図26】帳票定義の処理内容を検証する処理のフロー
チャート図
【図27】帳票定義の処理内容を検証する処理の実行例
を示す図
【符号の説明】
201 :キーボード・マウス、202 :ディスプレイ、203
:処理装置、204 :実行制御部、205 :帳票定義作成
部、206 :帳票定義格納メモリ、207 :フィールド認識
部、208 :帳票間管理部、209 :ワークメモリ、210 :
仮実行部、211 :検証メモリ、212 :データベース、30
1 :帳票管理テーブル、302 :起動先帳票名テーブル、
303 :処理仕様テーブル、304 :処理履歴テーブル、30
5 :フォーマット情報テーブル、306 :データフィール
ド情報テーブル、307 :処理式テーブル、308 :ジャー
ナル実データテーブル、401 〜403 ,502 :帳票フォー
マット、405 :フィールド名変更フィールド、1000:デ
ータベーステーブル、2101:処理区分テーブル、2102:
ブロック管理テーブル、2103:処理管理テーブル、210
4:処理式展開テーブル、2201:インデックステーブ
ル、2202:ワークテーブル、2203:空き領域管理テーブ
ル、2204:表示画面、2501,2502:帳票、2701:検証デ
ータ入力フィールド、4021〜4031:認識フィールド、50
21〜5023:編集モードコマンド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加賀美 晃 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 大前 英浩 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 浜口 強 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所ビジネスシステム開発 センタ内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帳票定義データ及び帳票データを入力する
    入力装置と、帳票を表示する表示装置と、入力された帳
    票データを処理する処理装置と、入力された帳票データ
    を格納するデータベースとを備えた帳票処理システム上
    に帳票を定義作成するための帳票作成方法であって、 帳票定義データとして帳票のフォーマットを入力するス
    テップと、 入力された帳票のフォーマットから、帳票データを入出
    力する領域である入出力フィールドを認識するステップ
    と、 該認識結果に基づいて、データベースのテーブルを作成
    するステップとを備えたことを特徴とする帳票作成方
    法。
  2. 【請求項2】前記入出力フィールドを認識するステップ
    は、帳票フォーマットとして入力された文字及び線を表
    すデータから帳票データを入出力する領域である入出力
    フィールドを検出するステップを含む請求項1に記載の
    帳票作成方法。
  3. 【請求項3】前記データベースのテーブルを作成するス
    テップは、前記入出力フィールドの認識結果からデータ
    ベースの構成情報を取得するステップと、該データベー
    スの構成情報からデータベースのテーブルを作成するス
    テップとを含む請求項1に記載の帳票作成方法。
  4. 【請求項4】さらに、前記データベースの構成情報及び
    該データベースの構成情報から作成されたデータベース
    のテーブルを変更するステップを含む請求項3に記載の
    帳票作成方法。
  5. 【請求項5】さらに、前記データベースの構成情報及び
    該データベースの構成情報から作成されたデータベース
    のテーブルを削除するステップを含む請求項3に記載の
    帳票作成方法。
  6. 【請求項6】さらに、帳票定義データとして、帳票処理
    の内容を表す処理式を入力するステップと、 入力された処理式の帳票処理の内容に基づいて、該帳票
    と他の帳票との間の対応関係を検出して記憶するステッ
    プとを備えた請求項1に記載の帳票作成方法。
  7. 【請求項7】さらに、前記帳票間の対応関係とともに、
    あらかじめ帳票処理を自動実行するかまたは利用者の指
    示にしたがって任意に実行するかの別を設定記憶するス
    テップを備えた請求項6に記載の帳票作成方法。
  8. 【請求項8】帳票定義データ及び帳票データを入力する
    入力装置と、帳票を表示する表示装置と、入力された帳
    票データを処理する処理装置とを備えた帳票処理システ
    ム上に定義作成された帳票を処理するための帳票処理方
    法であって、 帳票定義データを読み込むステップと、 該帳票定義データにしたがうフォーマットで帳票を画面
    表示するステップと、 該画面表示された帳票の任意の入力項目について帳票デ
    ータを入力するステップと、 入力された帳票データを用いてあらかじめ設定されてあ
    る帳票処理の内容に基づいて当該帳票処理を実行すると
    ともに、該実行に際して他の帳票の帳票データが必要で
    あるときは該他の帳票の帳票データを取得して帳票処理
    を実行するステップとを備えたことを特徴とする帳票処
    理方法。
  9. 【請求項9】帳票定義データ及び帳票データを入力する
    入力装置と、帳票を表示する表示装置と、入力された帳
    票データを処理する処理装置とを備えた帳票処理システ
    ム上に定義作成された帳票を処理するための帳票処理方
    法であって、 帳票定義データを読み込むステップと、 該帳票定義データにしたがうフォーマットで帳票を画面
    表示するステップと、 該画面表示された帳票の任意の入力項目について帳票デ
    ータを入力するステップと、 入力された帳票データを用いてあらかじめ設定されてい
    る帳票処理の内容に基づいて当該帳票処理を実行するス
    テップと、 当該帳票を起動元として起動されるべき他の帳票があら
    かじめ登録されているときは、該他の帳票の帳票処理を
    連動して実行するステップとを備えたことを特徴とする
    帳票処理方法。
  10. 【請求項10】帳票定義データ及び帳票データを入力す
    る入力装置と、帳票を表示する表示装置と、入力された
    帳票データを処理する処理装置とを備えた帳票処理シス
    テム上に定義作成された帳票を処理するための帳票処理
    方法であって、 帳票定義データを読み込むステップと、 該帳票定義データにしたがうフォーマットで帳票を画面
    表示するステップと、 該画面表示された帳票の任意の入力項目について仮の帳
    票データを入力するステップと、 入力された仮の帳票データを用いてあらかじめ設定され
    ている帳票処理の内容に基づいて当該帳票処理を実行す
    ることにより、該帳票処理の内容を検証するステップと
    を備えたことを特徴とする帳票処理方法。
  11. 【請求項11】帳票定義データ及び帳票データを入力す
    る入力装置と、帳票を表示する表示装置と、入力された
    帳票データを処理する処理装置とを備えた帳票処理シス
    テム上に定義作成された帳票を処理するための帳票処理
    方法であって、 帳票定義データを読み込むステップと、 該帳票定義データにしたがうフォーマットで帳票を画面
    表示するステップと、 該画面表示された帳票の帳票処理に際して他の帳票の帳
    票データが必要であるときは、いかなる帳票データが必
    要であるかを検出し、該帳票データとして仮の帳票デー
    タを入力せしめるステップと、 入力された仮の帳票データを用いてあらかじめ設定され
    ている帳票処理の内容に基づいて当該帳票処理を実行す
    ることにより、該帳票処理の内容を検証するステップと
    を備えたことを特徴とする帳票処理方法。
  12. 【請求項12】帳票のフォーマットを入力する入力手段
    と、 入力された帳票のフォーマットから、帳票データを入出
    力する領域である入出力フィールドを認識する入出力フ
    ィールド認識手段と、 前記帳票のフォーマット及び入出力フィールドに関する
    帳票定義データを記憶する帳票定義記憶手段と、 前記入出力フィールド認識手段の認識結果に基づいて、
    データベースのテーブルを作成する帳票定義作成手段と
    を備えたことを特徴とする帳票作成処理システム。
  13. 【請求項13】帳票のフォーマット、該帳票における帳
    票処理の内容を表す処理式、及び帳票データを入力する
    ための入力手段と、 入力された帳票のフォーマットから、帳票データを入出
    力する領域である入出力フィールドを認識する入出力フ
    ィールド認識手段と、 入力された処理式の帳票処理の内容に基づいて、該帳票
    と他の帳票との間の対応関係を検出する帳票間管理手段
    と、 前記帳票のフォーマット、処理式、入出力フィールド、
    及び帳票間の対応関係に関する帳票定義データを記憶す
    る帳票定義記憶手段と、 該帳票定義記憶手段に記憶された帳票定義データに基づ
    くフォーマットで帳票を画面表示する表示手段と、 前記入力手段により入力された帳票データを用いて前記
    帳票定義記憶手段に記憶されている処理式の帳票処理を
    実行するとともに、前記帳票定義記憶手段に他の帳票を
    連動して実行する旨を示す対応関係が記憶されていたと
    きは、該他の帳票の帳票処理を実行する実行制御手段と
    を備えたことを特徴とする帳票作成処理システム。
  14. 【請求項14】さらに、仮の帳票データを用いて、前記
    帳票定義記憶手段に帳票定義データが記憶されている帳
    票を実行し、これにより帳票処理の内容を検証する仮実
    行手段を備えた請求項13に記載の帳票作成処理システ
    ム。
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