JP2855203B2 - 伝票レコードデータ作成処理装置 - Google Patents

伝票レコードデータ作成処理装置

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JP2855203B2
JP2855203B2 JP63287430A JP28743088A JP2855203B2 JP 2855203 B2 JP2855203 B2 JP 2855203B2 JP 63287430 A JP63287430 A JP 63287430A JP 28743088 A JP28743088 A JP 28743088A JP 2855203 B2 JP2855203 B2 JP 2855203B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、オフィスコンピュータやパーソナルコン
ピュータ等において、帳票ファイル等を構成するレコー
ドデータの作成を行うレコードデータ処理装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、売上伝票ファイルや在庫ファイル等を作成処理
するものとしてオフィスコンピュータ、パーソナルコン
ピュータ、汎用コンピュータ等の事務処理装置が一般に
使用されている。
これら事務処理装置は、各種伝票のデータ入力形式に
対応できるようにする為、入力形式毎に伝票作成プログ
ラムの設計を行っていた。
即ち、第8図および第9図はこの場合の具体例を示
し、第8図(A)は通常の伝票入力形式、第9図(A)
は特殊な伝票入力形式にしたがって伝票を作成する場合
の表示画面である。ここで、図中「×××」は「日
付」、「伝票番号」等の見出しに関する表示内容を示し
ている。
先ず、第8図においてはキー入力項目「I1」、「I
2」、「I3」……「I14」を順にデータを順次入力するこ
とによって伝票を作成する逐次入力形式を示している。
この入力形式においては、例えば、キー入力項目「I3」
にデータを入力すると、それに応じて項目「D1」にデー
タが表示されると共に、次のキー入力項目「I4」へ移
る。このような逐次入力方式にしたがって伝票作成を行
う場合には、第8図(B)に示すように「INPUT命
令」、「DISPLAY命令」1組とし、それを繰り返す伝票
作成プログラムを設計しておく必要がある。
また、第9図においては、予め作成された伝票ファイ
ルの中から例えば売上個数が「100」以上「200」未満と
いうような一定条件を満たすレコードを読み出して伝票
作成を行う場合において、表示画面上の入力項目「I2
0」から「I23」までに一定条件を入力すると、その条件
に合致するレコードがファイルから読み出されて項目
「D20」から「D30」までの間に表示され、その後、一括
してキー入力項目「I24」〜「I27」までにデータを順次
入力するようにした一括入力形式を示している。なお、
このようにして伝票作成を行うことから以下、このよう
な伝票作成を必要に応じて問い合せ更新と呼ぶものとす
るしかして、上述のような一括入力形式にしたがって問
い合せ更新を行う場合には第9図(B)に示すように先
ず、READ命令にしたがってファイルからレコードを読み
取って配列格納する為の処理を繰り返し、そして配列格
納されたレコードをDISPLAY命令にしたがって表示させ
る為の処理を繰り返し、最後に入力されたデータをINPU
T命令にしたがってキー入力項目「I24」〜「I27」に入
力する為の処理を繰り返すような伝票作成プログラムを
設計しておく必要がある。
[発明が解決しようとする課題] このように従来においては、各種伝票の入力形式に対
応して種々の伝票作成プログラムを予め用意しておかな
くてはならないが、プログラム言語でこのような種々の
伝票作成プログラムを設計しておくことは多大な労力を
必要とし、一般のユーザーが作成することは困難であ
り、またプログラムの一部変更も同様に容易に行うこと
はできなかった。
この発明の課題はプログラム言語による複雑な伝票等
の作成プログラムを設計しておかなくても、種々の伝票
等の入力形式に対応させることができ、汎用性が富んだ
オフィスコンピュータ等のレコードデータ処理装置を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明の手段は次の通りである。
登録メモリ1(第1図の機能ブロック図を参照、以下
同じ)は、帳票ファイル等を構成するレコードデータを
作成する為に予め設定登録され、作成すべきレコードの
各ワード名およびその処理内容を定義するワード種を記
憶する。ここで、ワード名とは、「製品」、「担当
者」、「所属」等であり、またワード種とは、ワードデ
ータを入力すべきことを定義する「入力ワード」、“単
価×数量”等の計算を行うべきことを定義する「計算ワ
ード」、索引テーブル等を参照すべきことを定義する
「テーブル索引ワード」等である。そして、帳票作成指
令等に応答して登録メモリ1の設定内容は、ワード毎に
読み出されてそのワード種に応じた内容の処理が実行さ
れることによりレコードデータの作成が行われる。
入力形式指定手段2はデータ入力を示すワード種の入
力形式を指定するキー入力部等である。ここで、入力形
式とは、ワードデータを逐次入力する形式や一括入力す
る形式等である。
制御手段3はワード種に応じた内容の処理を実行する
際にそのワード種がデータ入力を示すワード種である場
合には入力形式指定手段2によって指定されている入力
形式に応じてレコードデータの作成を制御する。
[作 用] この発明の手段の作用は次の通りである。
先ず、ユーザは登録メモリ1に作成すべきレコードの
各ワード名およびそのワード種を設定登録しておく。そ
して、データ入力を示すワード種の入力形式を入力形式
指定手段2によって予め指定しておく。
この状態において、帳票作成指令等に応答して登録メ
モリ1の設定内容がワード毎に読み出されてそのワード
種に応じた内容の処理、例えばデータ入力処理、テーブ
ル索引処理、計算処理等を実行することによりレコード
データが作成されるが、その際、制御手段3はワード種
がデータ入力を示すワード種であれば、入力形式指定手
段2によって予め指定されている入力形式に応じてレコ
ードデータの作成を制御する。例えば、逐次入力形式が
指定されている場合には、登録メモリ1から読み出され
たワード名のワード種がデータ入力を示すワード種であ
るか否かに拘らず、ワード種に応じた内容の処理を忠実
に実行させることによりレコードデータの作成を順次行
わせる。また一括入力形式が指定されている場合におい
て、登録メモリ1から読み出されたワード種がデータ入
力を示すワード種であれば、そのデータ入力処理はスキ
ップして仮レコードを作成し、全レコード作成後、仮レ
コード内のデータ入力ワードエリアに後から順次データ
入力されたワードデータを全レコード内に一括入力させ
る。
したがって、プログラム言語による複雑な伝票等の作
成プログラムを設計しておかなくても、種々の伝票等の
入力形式に対応させることができ、汎用性に富んだオフ
ィスコンピュータ等のレコードデータ処理装置を提供す
ることができる。
[実施例] 以下、第2図〜第7図を参照して一実施例を説明す
る。
第2図はオフィスコンピュータの基本的な構成を示し
たブロック回路図である。
CPU11はROM12に格納されているオペレーティングシス
テム等の固定プログラムにしたがって各種の動作を制御
するもので、このCPU11にはROM12の他、キー入力部13、
表示部14、RAM15、テーブルメモリ16、ファイルメモリ1
7が接続されている。
キー入力部13は伝票データ等の各種のデータや伝票作
成指令や伝票印字指令等の各種のコマンドを入力するも
ので、操作キーに対応してキー入力部13から出力される
キーコードはCPU11に取り込まれて入力処理される。
表示部14はCRT表示装置によって構成され、その表示
画面に予め決められている出力フォーマットにしたがっ
て伝票データ等を表示出力する。
RAM15は登録書メモリ15−1、データ作成域15−2、
一括入力フラグメモリ15−3を有する構成で、CPU11の
制御下でデータの書き込み/読み出し動作が制御され
る。ここで登録書メモリ15−1には従来の伝票作成用プ
ログラムに代ってユーザが予め登録したデータが記述さ
れており、CPU11は伝票データの作成時において、登録
書メモリ15−1の登録内容を解釈実行することにより伝
票データを順次作成し、データ作成域15−2に格納して
ゆく。その際、キー入力部13はキー入力部13から入力さ
れたデータやファイルメモリ17から読み取ったデータを
そのままデータ作成域15−2に伝票データとして格納し
たり、あるいはテーブルメモリ16の内容を参照すること
によって得られたデータまたはキー入力部13からの入力
データやファイルメモリ17から読み取ったデータに所定
の計算を施すことによって得られたデータをデータ作成
域15−2に伝票データとして格納する。また、伝票デー
タ作成時にCPU11は一括入力フラグメモリ15−3の内容
を参照することにより予め指定されている入力形式(通
常の逐次入力形式あるいは一括入力形式)を判別し、そ
の入力形式に応じた処理を実行する。なお、このように
してデータ作成域15−2に格納された伝票データは1伝
票分の作成終了時にファイルメモリ17に送られて記憶保
持される。
次に、登録書メモリ15−1の設定内容を第3図を参照
して説明する。
第3図(I)、(II)、(III)は伝票の種類に応じ
て予めユーザーが任意に設定した1レコード分の設定内
容)登録書I、登録書II、登録書IIIを示している。す
なわち登録書I、II、IIIは、1レコードの各ワード毎
にその「ワード名」が設定されていると共に、必要に応
じて「ワード種」および「ワード内容」が設定されてい
る。ここで、「ワード名」とは「製品」、「担当者」、
「所属」等を示すコードで、図中「ワードA」、「ワー
ドB」、「ワードC」、「ワードD」、「ワードE」は
「ワード名」を示している。また、「ワード種」とはワ
ードの処理内容を定義するコードで、例えば「キー入力
ワード」、「テーブル索引ワード」、「計算ワード」、
「集計ワード」等である。更に「ワード内容」とは「ワ
ード種」で定義された処理内容を更に具体的(補助的)
に定義するコードで、例えば「ワード種」が「テーブル
索引ワード」の場合にはテーブルメモリ16内の各種テー
ブルのうち「××テーブル」を「ワードA」で検索すべ
きことを示す。
このように通常の伝票作成プログラムに代って作成す
べきレコードの各ワード名やその処理内容を定義するワ
ード種等を登録書メモリ15−1に記述して予め設定登録
しておけば、キー入力部13からの伝票作成指令に応答し
てCPU11は登録書メモリ15−1の設定内容をワード名毎
に読み出してそのワード種に応じた内容の処理を実行す
ることによりレコードデータの作成を行ってデータ作成
域15−2に格納してゆく。
なお、テーブルメモリ16には各種の索引テーブルを有
する構成で、例えば製品テーブルには製品コードに対応
して種々の製品名が記憶され、また相当者テーブルには
担当者コードに対応して種々の担当者名が記憶されてい
る。
次に、本実施例の動作を第4図〜第7図を参照して説
明する。
いま、売上伝票を作成するに当り予めユーザによって
第3図(I)に示すような登録書Iが作成され登録書メ
モリ15−1に設定されてるものとする。この場合、登録
書Iは例えば1アイテム(1レコード)の各ワードが
「製品コード」、「製品名」、「数量」によって構成さ
れるような売上伝票作成用の登録書で、最初のワードで
製品コードを入力すべきことを定義し、次のワードで入
力された製品コードに基づいてテーブルメモリ16内の製
品テーブルを索引すべきことを定義し、最後のワードで
数量を入力すべきことを定義している。
しかして、このような登録書Iを用いて伝票作成を行
う場合にはそれに先だってその伝票の入力形式を指定し
ておく。いま、通常の逐次入力形式にしたがって伝票作
成を行うものとすると、一括入力フラグメモリ15−3に
はフラグ“0"がセットされる。
この状態においてキー入力部13から伝票作成指令が入
力されると、CPU11はそれに応答して第4図のフローチ
ャートにしたがった動作を実行する。
ここで、第5図は登録書Iを用いて売上伝票を作成す
る場合の作成過程を示したもので、データが入力される
毎にデータ作成域15−2の内容および表示画面は第5図
(1)〜(4)の如く変化する。そして、第5図(1)
〜(4)はデータの入力待ち状態を順次示したもので、
表示画面上において図中斜線を付した部分が反転表示さ
れてその時の入力エリアを示している。また、本実施例
においては、レコード区切りコード「)」、ワード区切
りコード によってデータをレコード単位およびワード単位で区切
ることにより可変長データとして取扱うようにしてい
る。
しかして、第4図のフローに入ると、ステップS1では
レコード開始コード「(」をデータ作成域15−2にセッ
トする(第3図(1)参照)。
そして、登録書メモリ15−1に設定されている登録書
Iから第1ワードを読み出し(ステップS2)、そのワー
ド種の判別を行う(ステップS3)。ここで、第1ワード
のワード種は「キー入力ワード」であるから、ステップ
S4に進み、一括入力フラグメモリ15−3の内容を参照す
ることにより、予め指定されている入力形式をチェック
するが、いま逐次入力形式が指定されている為、ステッ
プS5に進み、キー入力待ち状態となる。この場合、第5
図(1)に示すように表示画面上には入力エリアが反転
表示されて1レコードの1ワード目が入力エリアである
ことが示される。ここで、ワードデータ(例えば製品コ
ード)を入力すると、入力されたワードデータはデータ
作成域15−2に格納されると共に表示画面上の入力エリ
アに表示される。この際、データ作成域15−2に格納さ
れたワードデータの次桁にはワードの区切りを示す区切
りコード が付加される。
そして、登録書Iに次ワードが有ることを条件に(ス
テップS7)、登録書Iから次ワードを読み出す(ステッ
プS8)。そして、ステップS3に戻り、そのワード種を調
べるが、いま、2番目のワードとして「テーブル索引ワ
ード」が定義されているので、ステップS9に進む。この
ように「キー入力ワード」を除く他のワード種が定義さ
れている場合には、後述するステップS9で「NO」と判断
されることを条件に、ワード種に応じた処理が実行され
てワードデータの作成が行われる(ステップS10)。い
ま、ワード種は「テーブル索引ワード」であるから、テ
ーブル索引処理を実行することによってワードデータの
作成を行う。この場合、最初のワード処理で入力された
ワードデータ(製品コード)に基づいてテーブルメモリ
16内の製品テーブルを検索しその製品名に区切りコード を付してデータ作成域15−2に格納する(第5図(2)
参照)。
次に、ステップS7に進み、以下、同様の処理が実行さ
れるが、この場合、3番目のワードは、「キー入力ワー
ド」であるからこの場合においてもキー入力されたワー
ドデータ(例えば、数量データ)をデータ作成域15−2
に格納する(ステップS5、S6)。
次に、ステップS7で次ワード無し、つまり1レコード
の終了が検出されると、ステップS11に進み、1伝票分
の処理が終了したか否かの検出を行うが、その際、入力
形式に応じてその検出方法は異なる。即ち、逐次入力形
式が指定されている場合には、売上伝票等を構成する全
レコードの作成が終了したときに操作される終了キーの
操作有無に基づいて検出するが、問い合せ更新のように
一括入力形式が指定されている場合にはファイルメモリ
17から一定条件を満すレコードを全て読み出したか否か
に基づいて検出を行う。
いま、逐次入力形式が指定されているので、終了キー
が操作されなければそれを条件にステップS1に戻る。こ
の結果、第5図(3)に示すようにデータ作成域15−2
には2レコード目のレコード開始コード「(」がセット
されると共に、表示画面上の入力エリアは2レコード目
の先頭に移る。そして、2レコード目においても、登録
書Iから第1ワードが読み出されてそのワード種に応じ
た処理が実行されることは上述の場合と同様である。し
かして、第5図(4)は2レコードの3ワード目のキー
入力待ち状態を示している。
以下、同様の処理が実行されるが、ここで、終了キー
が操作されると、そのことがステップS11で検出されて
ステップS12に進み、一括入力フラグメモリ15−3の内
容に基づいて現在指定されている入力形式を調べる。い
ま、逐次入力形式が指定されている為、この時点で伝票
作成処理は終了する。
このように逐次入力形式で伝票を作成する場合には、
登録書Iから順次読み出したワードのワード種に応じた
内容の処理が忠実に実行されることによりレコードデー
タの作成が順次行われる。
次に、第3図(II)に示すような登録書IIを用いて売
上伝票を作成(問い合せ更新)する場合の動作を説明す
る。
この登録書IIは上述した登録書Iの内容と略同様であ
るので、登録書IIを作成する場合には登録書Iをそのま
まコピーしてその一部を削除したり変更するだけで登録
書IIを作成することができる。
第6図はこのような登録書IIを用いて問い合せ更新を
行う場合の伝票作成過程を示している。なお、この例で
は問い合せ条件に合致するレコード数が4件の場合であ
る。
このような問い合せ更新によって伝票作成を行う場
合、その入力形式は一括入力形式であるから先ずその指
定を行う。すると、一括入力フラグメモリ15−3にはフ
ラグ“1"がセットされて一括入力形式が指定される。ま
た、売上個数等のように問い合せ条件を入力しておく。
このような状態においてCPU11は伝票作成指令に応答
して第4図のフローチャートにしたがった動作を実行す
る。この場合、登録書IIは第3図(II)に示すように
「キー入力ワード」が3番目のワードであるから先ず2
番目のワードまでのデータをファイルメモリ17から読み
出した問い合せ条件に合致するレコードに基づいて作成
し(ステップS1〜S11)、その後、各レコードへデータ
を一括して入力することにより入力ワードの作成を行う
(ステップS12〜S22)。
先ず、レコード開始コード「(」をデータ作成域15−
2に格納したのち登録書IIから第1ワードを読み出して
そのワード種の判別を行うが(ステップS1〜S3)、この
場合、第1ワードには「ワード種」が定義されていない
ので、ファイルメモリ17から読み出したデータ(例えば
製品コード)がデータ作成域15−2にそのまま格納され
る(ステップS10)。
次に、登録書IIから2番目のワードが読み出されるが
(ステップS8)、この場合、ワード種は、「テーブル索
引ワード」であるからテーブル索引によって得られたデ
ータ(例えば製品名)がデータ作成域15−2に格納され
る(ステップS10)。第6図(1)はこの時のデータ作
成域15−2の内容を示している。続いて、登録書IIから
3番目のワードが読み出されるが、このワード種は「キ
ー入力ワード」であるからステップS3でそのことが検出
されてステップS13に進み、保留コードが作成挿入され
て3番目のワードは保留コードとなる(第6図(2)参
照)。なお、保留コードは3桁構成で、データ入力を一
時保留し、データ作成域15−2に予め3桁分のエリアを
確保する為に挿入されるもので、図中網かけを付して示
している。なお、保留コードの挿入時においてもワード
の区切りコード が付加されることは通常の場合と同様である。
このように一括入力形式が指令されている場合に、登
録書IIから読み出されたワード種が「キー入力ワード」
であれば、キー入力ワード処理はスキップし、それに代
って保留コードをレコード内に挿入することにより仮レ
コードが作成される。
しかして、1レコード分の処理が終ると、ステップS7
でそのことが検出されてステップS11に進み、以下、ス
テップS1に戻って上述の動作が繰り返される。
第6図(3)は上述のような仮レコード作成処理を全
レコードについて行った場合を示し、各レコードの3番
目のワードは全て保留コードとなる。
しかして、いま一括入力形式が指令されているので、
ステップS12でそのことが検出されて以下ステップS14〜
S22の一括入力処理に移る。
即ち、登録書IIから第1ワードを読み出し(ステップ
S14)、そのワード種が「キー入力ワード」であるか否
かを調べる(ステップS15)。いま、第1ワードは「キ
ー入力ワード」でないので、ステップS21に進み、上記
ステップS9と同様の判断を行う。ここで、ステップS9、
S21はワード種に応じた処理を行う場合に、その処理内
に「保留コード」としてキー入力が保留されているワー
ドが含まれているか否かを調べるもので、この場合、ワ
ード種は定義されていないので、そのままステップS18
に進む。ここでは次ワードが有ることを条件に次のワー
ドを読み出し(ステップS19)、そのワード種を調べる
(ステップS15)。このようにして1レコード中の各ワ
ードのうち「キー入力ワード」として定義されているワ
ードの検索を行うが、登録書IIにおいては3番目のワー
ドが「キー入力ワード」として定義されているので、ス
テップS16に進み、キー入力待ち状態となる。
いま、第1レコードへワードデータ(例えば単価)を
入力すると、ステップS17に進み、入力されたワードデ
ータはデータ作成域15−2内においてその第1レコード
の保留コード位置に代入される(第6図(4)参照)。
この場合、表示画面上において、入力エリアは第6図
(4)に示すように次のレコード位置に移る。
そして、次のステップS18で次ワード無しが検出され
るので、ステップS20に進み、全レコードへのデータ入
力が終了したか否かを調べる。この場合の終了検出はデ
ータ作成域15−2内に次レコードが格納されているか否
かに基づいて行われるが、いま、次レコード有りが検出
されるので、ステップS14に戻り、再び登録書IIから第
1ワードを読み出し、以下、同様の処理が行われる。
第6図(5)は第2レコードへワードデータを入力し
たときの状態を示している。
このようにして各レコードへのデータ入力が全て終る
まで、上述の動作が繰り返される。
次に、第3図(III)に示すような登録書IIIを用いて
売上伝票を作成(問い合せ更新)する場合には、先ず、
登録書IIIの作成を行うが、この場合においても登録書I
IIの登録書IIの内容と略同様であるので、登録書IIをそ
のままコピーして新たなワードを追加するだけで登録書
IIIを作成することができる。なお、登録書IIIとして新
たに追加したワードは、ワード名が例えば「売上金額」
で、ワード種が「計算ワード」そして、ワード内容は前
のワードでキー入力したデータ(単価)にファイルメモ
リ17から読み出したデータ(例えば個数)を乗算すべき
ことを示している。
第7図はこのような登録書IIを用いて問い合せ更新を
行う場合の伝票作成過程を示している。
この場合においても上述した登録書IIの場合と同様の
処理にしたがって伝票作成が行われる。
即ち、先ず第7図(1)は、第1レコードの3番目の
ワードまでを処理した場合を示し、3番目のワードは
「キー入力ワード」であるから、保留コードが作成挿入
され3番目のワードは保留コードとなる(ステップS1
3)。
次に第7図(2)は第1レコードの4番目のワードま
でを処理した場合を示している。ここで、4番目のワー
ドは「計算ワード」であるから、ステップS9においてそ
の処理内に3番目のワードとして保留コードが含まれて
いることが検出される。したがって、この場合において
も保留コードが作成挿入されて4番目のワードも保留コ
ードとなる(ステップS13)。即ち、4番目のワードは
3番目の「キー入力ワード」を前提として計算処理を行
うワードである。したがって、3番目のワードが確定さ
れるまで4番目のワード処理を保留する為に、そのワー
ドも保留コードにする。
第7図(3)は上述したような処理を全レコードにつ
いて行った場合で、データ作成域15−2には問い合せ条
件に合致する全レコードが作成されるが、この場合、各
レコードの3番目、4番目のワードは全て保留コードと
なる。また、この時の表示画面は、最初のレコードの3
番目のワード位置が反転表示されて入力エリアとなる。
第7図(4)は第7図(3)に示すキー入力待ち状態
(ステップS16)において、ワードデータ「123」を入力
した場合で、入力されたワードデータは保留コード位置
に代入される。このようにして、3番目のワードが確定
すると、4番目のワード処理に移るが、この際、3番目
のワードは保留コードではないので、ステップS21でそ
のことが検出されてステップS22に進み、4番目のコー
ド処理(計算処理)によって作成されたワードデータが
保留コード位置に代入される。この際、表示画面上の入
力エリアは次のレコード目の3ワード目に移る。
第7図(5)は2レコード目の3ワード目にデータを
入力した場合で、第7図(4)の場合と同様に3番目お
よび4番目の保留コード位置にワードデータが代入さ
れ、また表示画面上の入力エリアは、3レコードの3ワ
ード目に移る。
以下、同様の処理が全レコードについて行われる。
なお、上記実施例は、データを一括入力する場合にお
いて、作成レコード中に保留コードを挿入しておき、そ
の後データが入力された際に入力データを保留コード位
置に代入するようにしたが、少なくともワード区切りコ
ードを挿入しておけば、後で任意長のデータをワード区
切り間に挿入することができる。
[発明の効果] この発明は、プログラム言語による複雑な伝票作成プ
ログラム等を設計する必要がないので、一般ユーザにお
いても所望する伝票を容易に作成することができると共
に、単に入力形式を指定するだけで、種々の伝票の入力
形式に対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の機能ブロック図、第2図〜第7図は
実施例を示し、第2図はオフィスコンピュータの基本的
な構成を示したブロック回路図、第3図は伝票作成用と
して予め設定した登録書I、II、IIIの内容を示した
図、第4図は伝票作成時の動作を説明する為のフローチ
ャート、第5図は登録書Iに基づいて伝票作成を行う場
合の作成過程を示した図、第6図は登録書IIに基づいて
伝票作成を行う場合の作成過程を示した図、第7図は登
録書IIIに基づいて伝票作成を行う場合の作成過程を示
した図、第8図、第9図は従来例を説明する為の図であ
る。 11……CPU、12……ROM、13……キー入力部、14……表示
部、15……RAM、15−1……登録書メモリ、15−2……
データ作成域、15−3……一括入力フラグメモリ、16…
…テーブルメモリ、17……ファイルメモリ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帳票フアイル等を構成する伝票レコードデ
    ータを作成する為に予め設定登録され、作成すべき伝票
    レコードの各ワード項目名とそのワード項目における処
    理内容を定義するワード種とを対応付けた登録書を記憶
    する登録メモリを備え、 帳票作成指令に応答して前記登録メモリ内の登録書に設
    定されている設定内容をワード単位で読み出してそのワ
    ード種に応じた処理を順次実行することにより得られた
    データを伝票レコードデータとして作成を行う伝票レコ
    ードデータ作成処理装置であって、 前記帳票作成指令に先立って、前記ワード種におけるデ
    ータ入力の入力形式を予め指定する指定手段と、 前記ワード種に応じた処理を実行する際に、そのワード
    種がデータ入力を示すワード種であって、且つ、前記指
    定手段によって指定されている入力形式がレコード作成
    後にデータ入力を行う形式である場合には、そのデータ
    入力処理の実行を一時保留にし、当該データ入力位置に
    特定データをレコードデータとして記憶させる制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする伝票レコードデータ作成処
    理装置。
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