JPH06251042A - 帳票処理装置 - Google Patents

帳票処理装置

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JPH06251042A
JPH06251042A JP5061131A JP6113193A JPH06251042A JP H06251042 A JPH06251042 A JP H06251042A JP 5061131 A JP5061131 A JP 5061131A JP 6113193 A JP6113193 A JP 6113193A JP H06251042 A JPH06251042 A JP H06251042A
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JP
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JP5061131A
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Masaaki Fukumura
正明 福村
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一ファイルから複数種の帳票を出力する定
義を設定する定義書の作成作業を省力化し、項目名や計
算式等の統一化を図る。 【構成】 帳票処理装置は、CPU31と、確定された
複数の帳票のデータを所定のレコード単位毎にファイル
A,B,〜,Nとして格納するレコードファイル34
と、ファイルA,B,〜,Nの内容を登録するととも
に、ファイルに対応して出力項目に対する登録計算式を
付加して登録するファイル定義書35とを設け、ファイ
ルに対応して複数の計算式を登録計算式としてファイル
定義書35に登録し、ファイルのデータによる帳票の出
力形式を設定する際に、ファイルに対応する登録計算式
を呼び出して帳票形式を定義するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帳票定義書に基づいて
帳票を出力する帳票処理装置に係り、詳細には、帳票定
義書の作成作業の省力化と登録内容の統一を図ることの
できる帳票処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の帳票処理装置で作成された帳票の
出力イメージは、図7のようなものである。図7におい
て、符号10は商品売上台帳等の帳票であり、図中、A
〜Eは、1レコードあたりの項目名11をそれぞれ示し
ている。A〜Bの各項目には、例えば、「商品名」、
「商品区分」、「型番」、「サイズ」および「個数」等
の項目名11が指定され、各項目には該当する数値デー
タあるいは文字データ等が出力されるようになってい
る。また、上記帳票10には、「……の売上台帳」等の
名称12も併せて出力される。図7に示すような帳票1
0を作成するときには出力イメージを定義した出力定義
書等が必要になる。具体的には、図7に示すような帳票
10を作成する場合には、帳票形式を定義する帳票定義
書として図8に示すような帳票定義書20を作成し、こ
の帳票定義書20に基づいて帳票10の各項目を出力す
る。
【0003】図8において、帳票定義書20は、帳票を
出力ときの各項目毎の内容及び出力座標を設定するもの
であり、帳票定義書20には、帳票定義書20の名称
「帳票名」、ファイルを規定するための「ファイル名」
(例えば、「商品売上台帳」)が定義されるとともに、
A〜Eの各出力項目名毎に「内容(項目名、計算
式)」、Y方向(桁)、X方向(行)に展開したときの
各項目の始点となる出力座標及びその項目の縦横の範囲
(サイズ)等の「出力位置」がそれぞれ登録される。
【0004】例えば、帳票定義書20の各出力項目名A
〜Eのうち、A、B、D、Eには、フィールド(f)に
対応するデータを直接読み出す定義(Aにフィールドf
1、Bにフィールドf2、Dにフィールドf3、Eにフ
ィールドf5を出力)がなされているものとし、また、
Cにフィールドf4のデータからフィールドf5のデー
タを減算する定義(f4−f5)がなされているときに
は、データファイル内に各フィールドf1、f2、f3
…のデータしか格納されていなくても、帳票出力の段階
で図8の定義に基づいたデータが計算されて帳票10に
出力される。
【0005】この場合、帳票定義は1つのファイルに対
して複数存在することがある。図9は1つのファイルに
対して複数の帳票定義が存在することを示す図である。
図9において、ファイル21は、1レコードあたりフィ
ールドf1〜f6のレコード構造を有するファイルであ
り、複数種の帳票22〜24を出力する定義を設定する
際にはこの同一のファイル21をベースとして複数種の
帳票22〜24の定義を設定するようにしている。例え
ば、複数種の帳票22〜24の出力項目名Cに、前記図
8の帳票定義書20の出力項目名Cと同様のフィールド
f4のデータからフィールドf5のデータを減算する定
義(f4−f5)がなされているときには、同一ファイ
ル21をベースに帳票出力の段階で出力項目に対する計
算式定義に従ってデータが計算されて帳票22〜24に
出力される。また、出力項目名Cの出力位置自体は、図
9に示すように各帳票22〜24毎にそれぞれ異なる。
一例を挙げると、フィールドf4が「売上金額」を示す
数値データ、フィールドf5が「売上返品金額」を示す
数値データであり、出力項目名Cに「純売上金額」を示
す計算式(売上金額−売上返品金額)が登録されている
場合には、帳票22〜24の出力項目名Cにフィールド
f4のデータからフィールドf5のデータを減算した減
算結果が出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の帳票処理装置にあっては、各帳票の出力項目
に対する計算式の定義を任意に設定する構成となってい
たため、同一ファイルから複数種の帳票を出力する定義
を設定する際、出力項目に対する計算式の定義が異なる
場合があり、同一の出力項目でありながら計算式が不統
一であったり、同じ計算式であっても異なる項目内容が
与えられていたりことがある。
【0007】すなわち、同一ファイルから複数種の帳票
を出力する定義を設定する際、各帳票の出力項目の定義
は任意であるため、一方の帳票における出力項目Aと同
一名称の出力項目を他方の帳票が有していた場合、この
出力項目に対する計算式の定義が異なる場合があり、同
一ファイルをベースとしながら各帳票の同一項目に対す
るデータが異なることは不都合である。例えば、「純売
上金額」という出力項目名は、計算式としては(売上金
額−売上返品金額)で定義され、1つの帳票定義内では
「純売上金額」、「売上金額」、「売上返品金額」等の
定義が統一されているが、帳票定義がなされてかなりの
時間が経過した後に再定義を行なう場合あるいは定義し
ようとする人が異なる場合等には、同一ファイルをベー
スとしながら各帳票の「純売上金額」という出力項目名
の計算式が「純売上」なのか単なる「売上」なのかがま
ちまちに設定されることがある。このような場合、帳票
定義書が作成されても後で不都合が生じることが多く、
修正等が発生して結果的に計算式の再定義が必要になり
作業の効率が悪いという不具合があった。
【0008】また、帳票の各項目を出力するためは適切
な帳票定義書が作成されていなければならず、特に、新
たな業務をプログラミングする場合には、個々の業務を
確認しながら必要な出力項目名やその出力項目名に対応
した桁数、計算式等を考え、キー操作により計算式を設
定して上記定義書を新たに作成しなければならない。ま
た、桁数や計算式に変更等の修正があったときも同様の
設定をし直す必要がある。そのため、上述のように新た
な業務をプログラミングする場合に手作業で定義書を作
成しなければならず作業の効率化が図れないという問題
点があった。
【0009】本発明の課題は、同一ファイルから複数種
の帳票を出力する定義を設定する定義書の作成作業を省
力化し、項目名や計算式等の統一化を図ることができる
ようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。
【0011】入力手段は、帳票作成データを入力するも
ので、平仮名、英数字等を入力するキー、テンキー、実
行キー等の機能キーが配設されたキーボード等である。
【0012】登録手段は、ファイルに対応して複数の計
算式を登録計算式として登録するファイル定義書であ
り、ファイルA,B,〜,Nの内容を登録するファイル
定義書に付加して登録可能なRAM等である。
【0013】定義書設定手段は、入力手段により帳票作
成データを入力するとともに、ファイルのデータによる
帳票の出力形式を設定する際に、登録手段からファイル
に対応する登録計算式を呼び出し、入力手段により入力
されたデータ及び該呼び出した登録計算式に基づいて帳
票形式を定義する帳票定義書を設定する処理を行なうC
PU等である。
【0014】帳票出力手段は、登録書設定手段により設
定された登録書に基づいて帳票を出力するもので、例え
ばCRT,LCD等に作成した帳票イメージを表示する
表示部、作成した帳票をプリントアウトするプリンタ等
の印字部である。
【0015】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。
【0016】登録手段には複数のファイルのファイル定
義とファイルに対応する複数の登録計算式が予め登録さ
れている。
【0017】帳票を作成しようとするときには、先ず、
帳票形式を定義する定義書を作成するための帳票作成デ
ータが入力手段により入力され、入力された帳票作成デ
ータに基づいて定義書が設定される。この場合、帳票の
項目が指定されると登録手段のファイル定義書から該帳
票の項目に付随して設定すべき計算式が呼び出される。
このようにして入力手段により入力されたデータ及び該
ファイル定義書から呼び出された登録計算式に基づいて
帳票形式を定義する定義書が設定され、設定された定義
書に基づいて帳票出力手段により帳票が出力される。
【0018】従って、帳票作成作業の効率を向上させる
ことができ、項目名に対する計算式等の統一化を図るこ
とができる。
【0019】
【実施例】以下、図1〜図6を参照して実施例を説明す
る。
【0020】図1〜図6は帳票処理装置の一実施例を示
す図である。
【0021】先ず、構成を説明する。図1は帳票処理装
置のブロック図である。この図において、31は装置全
体の制御、並びに後述するファイル生成処理、帳票定義
処理および帳票印刷処理を含む各種の帳票作成処理を行
なうCPUであり、CPU31はROM32に格納され
ているマイクロプログラムに従って帳票処理装置の各種
の動作を制御するとともに、後述するファイル定義を参
照してファイル生成及び帳票定義を行ない帳票(図4〜
図6で後述)を作成する。CPU31には、処理手順を
プログラム及び固定データの形で格納するROM32
と、演算処理中のデータを一時的に記憶するワークメモ
リ33と、確定された複数の帳票のデータを所定のレコ
ード単位毎にファイルA,B,〜,Nとして格納するレ
コードファイル34と、ファイルA,B,〜,Nからな
るファイル34の内容をファイルA定義〜ファイルN定
義として定義するとともに、同一ファイルをベースとし
た複数の帳票を出力する際に、同一出力項目については
同一出力結果が得られるようにするためにこれらファイ
ルA定義〜ファイルN定義に出力項目に対する計算式を
付加して登録する登録計算式を有するファイル定義書3
5と、複数の帳票の出力すべき項目及び各項目の桁数、
属性、計算式等を定義する帳票定義書36と、指定ファ
イルに対応するファイル定義書35に従って指定された
ファイル定義の項目についてデータ入力、レコード生成
処理等のファイル生成処理を行なうファイル生成処理部
37と、指定ファイルに対応するファイル定義及び登録
計算式に従って出力項目名、内容、出力位置等を設定す
る帳票定義処理を行なう帳票定義処理部38と、指定帳
票定義に基づいたデータの読出し、演算、出力位置への
印刷出力処理を行なう帳票印刷処理部39と、各種デー
タ入力のためのキー及び機能キー等を備えたキーボー
ド、及びポインティングデバイスとしてのマウスからな
る入力部40と、入力データ、印刷データ等を表示する
表示部41と、帳票印刷処理部39により処理された印
刷データを印刷出力する印刷部42がそれぞれ接続され
ている。
【0022】上記ファイル定義書35は、ファイルA,
B,〜,Nの内容を登録するとともに、ファイルに対応
して出力項目に対する登録計算式を付加して登録するも
のであり、ファイルA,B,〜,Nに合わせて複数のフ
ァイル定義書が設定される。すなわち、ファイルでは、
ファイル名に所定の名称が付加され、ファイル定義に付
随した所定の計算式が用いられることに着目し、ファイ
ル名に所定の名称が付加されている場合にその名称を全
部使った計算式を予め登録計算式としてファイル定義書
35内に用意しておく。そうすることによって、あらゆ
る計算式のなかでも定義しようとするファイルに対応す
るものだけがでてくることになり、様々な帳票を定義し
た場合であっても統一した形のデータが得られる。例え
ば、図2に示すようにファイル定義書35には、「内部
ファイル名」、「ファイルタイトル」(例えば、「商
品」)が登録されるとともに、「項目名」(例えば、商
品コード、商品名、仕入単価、…)毎に「桁数」、数値
データ及び文字データの区分(数/文)、「登録計算
式」が登録され、「項目名」には、固有項目として商品
コード、商品名、仕入単価、売上単価が、集計項目とし
て在庫数、仕入金額、仕入数量、売上金額、売上数量、
売上返品金額、仕入返品金額がそれぞれ登録される。ま
た、各項目名には各種ファイルA,B,〜,Nに対応し
た計算式が登録されている。
【0023】図3は出力項目に対して登録される登録計
算式を示す図である。図3に示すように、出力項目名が
「純売上金額」のときは桁数「10」、データの区分
「数」が登録されることに加えて、出力項目名「純売上
金額」に対応して「売上金額−売上返品金額」という登
録計算式が登録される。同様に、出力項目名「純売上数
量」に対応して「売上数量−売上返品数量」という登録
計算式が登録され、出力項目名「純仕入金額」に対応し
て「仕入金額−仕入返品金額」という登録計算式が登録
され、出力項目名「粗利金額」に対応して「純売上金額
−純仕入金額」という登録計算式が登録される。
【0024】また、上記ワークメモリ33、ファイル定
義書35及び帳票定義書36は、例えばRAMの記憶領
域を分割して使用される。上記各記憶領域のうち、ファ
イル定義書35及び帳票定義書36の記憶領域は、電源
オフ後もその記憶内容を保持するEEPROM等の不揮
発性メモリや電源バックアップされたRAMが使用され
る。入力部40は、英数字、平仮名等を入力するキー
や、カーソル移動キー、実行キー、中止キー等のファン
クションキー及び後述する特定の処理を実行させる参照
キー、行セットキーが配置された操作盤であり、操作盤
上のいずれかのキーが操作された場合、図示しない制御
部によってそのキーに対応する所定のキーコードに変換
され、CPU31に出力される。
【0025】次に、本実施例の動作を説明する。
【0026】図4はファイル生成処理を示すフローチャ
ートであり、本フローはファイル生成の際に所定のキー
を操作した場合の処理を示すフローを示している。同図
中、符号Sn(n=1,2,…)はフローの各ステップ
を示している。
【0027】先ず、ステップS1でファイル指定が行な
われると、ステップS2で指定ファイルに対応するファ
イル定義を指定する。次いで、ステップS3で指定され
たファイル定義の項目について入力部40によりデータ
入力してレコード生成を行ない、ステップS4で生成し
たレコードを指定ファイルに追加してファイル生成処理
を終了する。このファイル生成処理は入力段階の処理で
あり、この処理とは別に以下に示す帳票定義処理が実行
される。
【0028】図5は帳票定義処理を示すフローチャート
であり、本フローは帳票定義の際に所定キーを操作した
場合の処理を示すフローを示している。
【0029】所定キーが操作されると、先ず、ステップ
S11でファイル指定を行ない、ステップS12で指定
ファイルに対応するファイル定義、登録計算式の指定を
行なう。ステップS13で指定されたファイル定義、登
録計算式に基づいてフィールド項目名、登録計算式を表
示部41に表示し、ステップS14で帳票名、出力項目
名、各出力項目と対応するフィールド名、計算式、各出
力項目の出力位置を指定して帳票定義書を定義して本フ
ローの処理を終了する。
【0030】図6は帳票印刷処理を示すフローチャート
であり、本フローは帳票印刷の際に所定キーを操作した
場合の処理を示すフローを示している。
【0031】所定キーが操作されると、先ず、ステップ
S21で帳票名指定を行ない、ステップS22で指定帳
票名に対応する帳票定義の指定を行なう。ステップS2
3で指定帳票定義に設定されたファイル名に対応するフ
ァイルの指定を行ない、ステップS24で指定されたフ
ァイルからレコードを読出す。次いで、ステップS25
で指定帳票定義に基づいたデータの読出し、演算、出力
位置への印刷出力を行ない、ステップS26で全レコー
ドの処理が終了したか否かを判別し、全レコードの処理
が終了したときは本フローの処理を終了し、全レコード
の処理が終了していないときはステップS24に戻って
上記印刷出力の処理を繰り返す。
【0032】以上説明したように、本実施例の帳票処理
装置では、CPU31と、確定された複数の帳票のデー
タを所定のレコード単位毎にファイルA,B,〜,Nと
して格納するレコードファイル34と、ファイルA,
B,〜,Nの内容を登録するとともに、ファイルに対応
して出力項目に対する登録計算式を付加して登録するフ
ァイル定義書35と、複数の帳票の出力すべき項目及び
各項目の桁数、属性、計算式等を定義する帳票定義書3
6と、指定ファイルに対応するファイル定義書35に従
って指定されたファイル定義の項目についてのファイル
生成処理を行なうファイル生成処理部37と、指定ファ
イルに対応するファイル定義及び登録計算式に従って帳
票定義処理を行なう帳票定義処理部38と、指定帳票定
義に基づいた帳票印刷処理を行なう帳票印刷処理部39
とを設け、ファイルに対応して複数の計算式を登録計算
式としてファイル定義書35に登録し、ファイルのデー
タによる帳票の出力形式を設定する際に、ファイルに対
応する登録計算式を呼び出して帳票形式を定義するよう
にしているので、ファイルに対応する計算式を呼び出し
て用いることができ、様々な帳票を定義した場合であっ
ても統一した形の計算式の帳票を出力することができ
る。ここで、従来例ではファイル名の一覧を表示し、一
覧表示された名称を参照しながら帳票定義を設定するこ
とはできたものの、計算式については全くフリーな状態
で定義されるから帳票を出力の内容がずれてしまうこと
があったが、本実施例では、ファイルに対応して複数の
計算式をファイル定義書35内に登録しておくことによ
って、定義しようとするファイルに対応する計算式が呼
び出されることとなり、使用者の意図した帳票作成が容
易に可能になるとともに、様々な帳票を定義した場合で
あっても統一した形のデータを得ることができる。特
に、帳票定義では同一の形式の名称や計算式を繰返し使
用することが多いので帳票の出力では非常に有効にな
る。
【0033】このように、新たな業務をプログラミング
する場合に、ファイル名とラベル名を指定するだけでラ
ベル名に付随して設定すべき計算式が呼び出されること
になり、個々の業務を確認しながら必要なラベル名やそ
のラベル名に対応した桁数、計算式等を考えたり、キー
操作により手作業で計算式を作成する必要はなく、帳票
作成作業の効率を大幅に向上させることができる。ま
た、ファイル名の指定に伴ってラベル名に付随する予め
登録された計算式が呼び出されるので、帳票定義書を作
成する者が異なる場合や定義書作成後時間的経過がある
場合であってもラベル名や計算式に関連する情報を統一
することができ、定義書作成後の修正等を未然に防止し
て結果的に定義書の再定義を減少させて作業の効率化を
図ることができる。
【0034】なお、本実施例では、ファイルA,B,
〜,Nからなるファイル34の内容を定義するファイル
定義書35を用いているが、ファイルに対して計算式登
録をするものであればどのような形式のテーブルでもよ
く、そのテーブル情報もどのようなものであってもよ
い。
【0035】また、本実施例で示した項目数や項目名、
桁数、計算式等はこれに限定されるものではなく、作成
する帳票によって適宜変更されることは言うまでもな
い。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、ファイルに対応して複
数の計算式を登録し、ファイルに対応する登録計算式を
呼び出して用いるようにしているので、帳票作成作業の
効率を向上させることができ、計算式等の統一化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】帳票処理装置のブロック構成図である。
【図2】帳票処理装置のファイル定義書を示す図であ
る。
【図3】帳票処理装置の登録計算式を示す図である。
【図4】帳票処理装置のファイル生成処理を示すフロー
チャートである。
【図5】帳票処理装置の帳票定義処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】帳票処理装置の帳票印刷処理を説明するための
図である。
【図7】帳票処理装置の帳票の出力イメージを示す図で
ある。
【図8】帳票処理装置の帳票定義書を示す図である。
【図9】帳票処理装置の1つのファイルに対して複数の
帳票定義が存在することを示す図である。
【符号の説明】
31 CPU 32 ROM 33 ワークメモリ 34 ファイル 35 ファイル定義書 36 帳票定義書 37 ファイル生成処理部 38 帳票定義処理部 39 帳票印刷処理部 40 入力部 41 表示部 42 印刷部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票作成データを入力する入力手段と、 ファイルに対応して複数の計算式を登録計算式として登
    録する登録手段と、 前記入力手段により帳票作成データを入力するととも
    に、前記ファイルのデータによる帳票の出力形式を設定
    する際に、前記登録手段からファイルに対応する登録計
    算式を呼び出し、前記入力手段により入力されたデータ
    及び該呼び出した登録計算式に基づいて帳票形式を定義
    する帳票定義書を設定する定義書設定手段と、 前記定義書設定手段により設定された帳票定義書に基づ
    いて帳票を出力する帳票出力手段と、 を具備したことを特徴とする帳票処理装置。
JP5061131A 1993-02-24 1993-02-24 帳票処理装置 Pending JPH06251042A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5061131A JPH06251042A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 帳票処理装置

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JP5061131A JPH06251042A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 帳票処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012164182A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Hitachi Systems Ltd 固定長ファイル生成処理システムと方法およびプログラム

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