JP3764971B2 - 履歴情報管理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、履歴情報管理に係り、詳細には、各種形式に跨る情報の検索及び出力に好適な履歴情報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、企業や個人において、経理、給与、財務、生産・工程、顧客管理など特定の業務に特化したデータ処理を行うためのアプリケーションソフトウェアが開発され、このアプリケーションソフトウェアを利用して業務別にコンピュータを用いた情報管理が行われている。
このような業務別アプリケーションでは、入力されたデータに対する付随情報として、プリント情報とデータの更新履歴情報とが存在する。プリント情報は印刷用のスプールファイルで管理され、このスプールファイルから必要なプリント情報が印刷される。またデータの更新履歴情報は、近年では国税庁の帳票書類の電子データ保存に対応すべく、各種業務別アプリケーションにおいて記録をさかのぼって訂正・削除・追加した場合にその更新履歴が確保されているとともに、各帳簿書類間での記録の相互追跡が可能であることが要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の各種業務別アプリケーションでは、更新履歴を検索、出力する際には、データに関する付随情報を管理することで実現している、すなわち、業務別アプリケーション毎の付随情報から更新履歴を検索して出力するが、この場合には以下に示すような問題点がある。
【0004】
すなわち、(1)上述のプリント情報は、その書き込み単位である印刷処理単位でスプールファイルに格納、管理されている。そして、スプールファイルからの表示、印刷といった出力処理は前記印刷処理単位に行われるので、その印刷処理単位内でのページ指定、または、複数個のスプールファイルに対する一括処理程度の処理は可能であるが、原則的には前記印刷処理単位を基準とした処理しかできない。(2)プリント情報を表示、印刷する際のデータの出力順序は、印刷処理においてスプールファイル書き込み時の順序であり、表示、印刷を行う際に、任意にデータの出力順を変更することができない。(3)入力された取引データの修正記録を管理する場合には、業務別アプリケーションシステム内部の取引データを格納するためのデータベースに、更新履歴管理情報を格納するためのフィールドを用意したり、更新履歴管理情報を格納するための特別なデータベースを用意する等、業務別アプリケーション単位に履歴情報出力ロジックを組み込む必要があり、そのプログラム作成及び修正といった多大な開発負荷が避けられない。(4)入力された取引データの更新履歴を表示、印刷する場合には、個々の業務別アプリケーションで更新履歴の管理方法(データベース構造)が異なるため、個々の業務別アプリケーション毎に表示、印刷処理に関するプログラムを開発する必要がある。
【0005】
このように、従来の業務別アプリケーションでは、その業務別アプリケーション毎に検索や表示、印刷処理を行うので、複数の業務別アプリケーション間での検索や表示、印刷といった出力処理における融通や使い勝手がよくなく、また、このような複数の業務別アプリケーション間での出力処理を行うためのアプリケーション開発は負荷が大きく、非効率であった。
【0006】
本発明の課題は、各種業務別アプリケーション毎に異なる形式で管理されるデータを、更新履歴管理のためのデータベースやプログラムをそれぞれのデータ形式毎に作成することなく、複数形式データでの統一した更新履歴情報管理を可能とし、かつ、統一して管理される更新履歴情報に基づく複数形式データ間にまたがる検索、抽出、及びデータの出力を可能とする履歴情報管理装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、
各種形式で保存、管理されるデータの入力または更新処理を行う複数の更新手段と、
この複数の更新手段により入力または更新された前記各種形式のデータを共通の出力データ形式で保存する出力データ記憶手段と、
前記複数の更新手段により入力または更新されたデータの更新履歴管理情報を、前記出力データ記憶手段に記憶されたデータと対応付けた形で、保存する更新履歴情報記憶手段と、
前記更新手段によって入力または更新が行われたデータを前記共通の出力データ形式に変換して前記出力データ記憶手段に追加記憶するとともに、この追加記憶されたデータと対応した前記更新履歴管理情報を取得して前記更新履歴情報記憶手段に追加記憶する追加記憶手段と、
前記更新履歴情報記憶手段に記憶された更新履歴管理情報の検索及び抽出を行う更新履歴検索手段と、
この更新履歴検索手段によって検索及び抽出された更新履歴管理情報に対応する、前記出力データ記憶手段に記憶されたデータを出力する出力手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0008】
この請求項1記載の発明の履歴情報管理装置によれば、複数の更新手段によって各種形式で保存、管理されるデータの入力または更新処理を行い、この複数の更新手段により入力または更新された前記各種形式のデータを共通の出力データ形式で出力データ記憶手段に保存し、前記複数の更新手段により入力または更新されたデータの更新履歴管理情報を、前記出力データ記憶手段に記憶されたデータと対応付けた形で、更新履歴情報記憶手段に保存し、入力または更新が行われたデータを、追加記憶手段によって、前記共通の出力データ形式に変換して前記出力データ記憶手段に追加記憶するとともに、この追加記憶されたデータと対応した前記更新履歴管理情報を取得して前記更新履歴情報記憶手段に追加記憶し、更新履歴検索手段によって、前記更新履歴情報記憶手段に記憶された更新履歴管理情報の検索及び抽出を行い、出力手段によって、この検索及び抽出された更新履歴管理情報に対応する、前記出力データ記憶手段に記憶されたデータを出力する。
【0009】
したがって、異なった形式で管理されるデータが、各々の更新手段により入力または更新される際に、その入力または更新されたレコードデータを共通の出力データ形式で保存すると共に、この保存されたデータと対応する更新履歴管理情報を取得して保存するようにしたので、更新履歴管理のためのデータベースやプログラムを異なるデータ形式毎に個々に作成することなく、複数形式データの統一した更新履歴情報管理、及び更新履歴管理情報に基づく検索、抽出を行って各種形式のデータに跨る情報検索及び出力が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図11を参照して本発明に係る履歴情報管理装置1の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
図1は、本実施の形態における履歴情報管理装置1の構成を示すブロック図であり、図2は、履歴情報管理装置1において出力される帳票20の一例を示す図であり、図3は、入力処理プログラムファイル7aに格納される入力処理プログラム情報管理テーブル71の一例を示す図であり、図4は、保存用プリントデータファイル7dに格納されるプリントデータの一例を示す図であり、図5は、プリントデータ履歴管理ファイル7eに格納される更新履歴管理情報の一例を示す図である。
【0012】
まず構成を説明する。
図1に示すように、履歴情報管理装置1は、CPU(Central Processing Unit)2、入力装置3、表示装置4、RAM(Random Access Memory)5、記憶装置6、記憶媒体7、印刷装置8により構成されており、記憶媒体7を除く各部はバス9に接続されている。
【0013】
CPU2は、入力装置3を介して入力される指示に基づいて、記憶媒体7から所定のプログラムを読み出してRAM5に一時格納し、当該プログラムに基づく各種処理を実行して履歴情報管理装置1の各部を集中制御する。すなわち、CPU2は、前記読み出した所定プログラムに基づいて各種処理を実行し、その処理結果をRAM5に格納するともに、表示装置4に表示させる。また、入力装置3を介して入力される指示に基づいて、前記処理結果を記憶装置6を介して記憶媒体7に保存させ、印刷装置8から出力する。
【0014】
取引データの入力または更新処理を行う際は、CPU2は、入力装置3から入力されたプログラムID(プログラム名)に対応する入力処理プログラムを記憶媒体7の入力処理プログラムファイル7aから読み出すとともに、フォームデータファイル7bに記憶されている表示・印刷用のフォームデータ(印刷や表示を行う際の、各項目の表示、印刷位置データなどが定義されたデータ)を読み出して、後述するデータ更新(入力)処理(図6参照)を実行する(本処理における入力装置3、CPU2、入力処理プログラムが請求項1記載の更新手段に対応する)。また取引データの更新履歴管理情報の検索、抽出、表示、または印刷に関する処理を行う際は、記憶媒体7の履歴情報管理プログラムファイル7gに記憶されている履歴情報管理プログラムを読み出して、後述する履歴情報検索処理(図9参照)を実行する。
【0015】
データ更新(入力)処理(図6参照)においてCPU2は、指定された入力処理プログラムに対応する1レコード分の入力・編集画面を表示装置4に表示させ、この入力・編集画面において取引データの入力または更新が完了すると、入力または更新された取引データを、前記入力処理プログラムに対応するデータベースである取引データファイル7fに格納する。そして、CPU2は読み出したフォームデータから各取引データ毎の表示、印刷位置を定義したプリントデータを生成し、印刷用スプールファイル7cに出力するとともに、このプリントデータに対して、帳票20の出力単位であるレコード単位にプリントデータ識別IDを付与して、このプリントデータとともに保存用プリントデータファイル7d(図4参照)に追加記憶する。更に、CPU2は、後述する履歴情報追加処理(図7参照)を実行して、プリントデータ履歴管理ファイル7e(図5参照)に入力または更新された取引データに関する更新履歴管理情報を取得して追加記憶する(本処理におけるCPU2が請求項1記載の追加記憶手段に対応する)。取引データを入力する時点で帳票20を印刷する場合は、CPU2は、印刷用スプールファイル7cに格納されているプリントデータのうち一出力単位分のプリントデータを印刷装置8に出力し、このプリントデータに基づく帳票20を印刷する。
【0016】
図2は納品書のフォームデータに従って印刷された帳票20の一例である。この図2に示すように、「納品書」の帳票20には、左上端に「98年9月2日」として取引日付データ20a、右上端の伝票No.記載欄には「001」として取引番号データ20b、帳票20の書式分類である「納品書」の下行に「AAAAAA様」として取引先名称データ20cが印刷され、また、明細欄(図2では表に示す部分)には実際に入力された取引データ20dである「商品名;“アアアア”」、「単価;“999”」、「数量;“10”」、「金額;“9990”」、「商品名;“イイイイ”」、「単価;“888”」、「数量;“1”」、「金額;“888”」、及び「合計金額;“10878”」20eが所定の位置に配置されて印刷されている。
【0017】
履歴情報検索処理(図9参照)において、CPU2は、検索条件、及び実行条件(図10参照)の入力を受け付け、検索条件に合致した対象候補データ(図11(A)参照)を、記憶媒体7のプリントデータ履歴管理ファイル7eから抽出する。さらに実行条件に応じた出力順や出力データ範囲で、前記対象候補データを絞り込む(図11(B)、(C)参照)(本処理におけるCPU2が請求項1記載の更新履歴検索手段に対応する)。
【0018】
そして、CPU2は、この絞り込まれた対象候補データに対応するプリントデータ識別IDを有するプリントデータを保存用プリントデータファイル7dから読み出し、また、対象候補データのフォームデータ名称に合致するフォームデータをフォームデータファイル7bから読み出して、この読み出されたデータを前記実行条件で指定された出力順に並べ替えて出力用データを生成し、この出力用データを表示装置4に表示させ、印刷実行指示が入力された場合は、印刷装置8に出力用データを出力して帳票20を印刷する(本処理におけるCPU2、表示装置4、及び印刷装置8が請求項1記載の出力手段に対応する)。印刷を行う場合は、CPU2は、プリントデータとフォームデータとをオーバーレイして印刷するのか、プリントデータのみを印刷するのかを判定し、判定結果に応じた印刷を行う。
【0019】
入力装置3は、カーソルキー、数字入力キー、文字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウスを含み、押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU2に出力する。
【0020】
表示装置4は、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ等により構成され、CPU2から入力される表示用のデータに基づく信号を生成して各種表示を行う。
【0021】
RAM5は、指定されたアプリケーションプログラム、入力指示、入力データ及び処理結果等を一時格納するワークメモリを有する。
【0022】
記憶装置6は、プログラムやデータ等を記憶する記憶媒体7を有しており、この記憶媒体7は磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体7は記憶装置6に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体7には当該履歴情報管理装置1に対応する各種処理プログラム及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0023】
また、この記憶媒体7に記憶するプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線等を介して接続された他の機器側に前記記憶媒体7を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体7に記憶されているプログラム、データ等を通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0024】
記憶媒体7は、本履歴情報管理装置1に対応する処理プログラムや処理プログラムで処理されたデータを記憶するファイルとして、入力処理プログラムファイル7a、フォームデータファイル7b、印刷用スプールファイル7c、保存用プリントデータファイル7d、プリントデータ履歴管理ファイル7e、取引データファイル7f、履歴情報管理プログラムファイル7gとを有する。
【0025】
入力処理プログラムファイル7aには、本履歴情報管理装置1において各種取引データの入力を行うための入力処理プログラム(例えば、売上げ管理、納品書作成、見積管理等の各種処理を行うための業務別アプリケーションプログラム)がそのプログラムID(プログラム名)に対応付けて記憶されている。また、各入力処理プログラム毎に使用するデータベースである取引データファイル名やフィールド名等を管理するための入力処理プログラム情報管理テーブル71が記憶されている。図3に示すように、入力処理プログラム情報管理テーブル71では、プログラムID毎に使用する書式分類、フォームデータ名称、取引番号フィールド名称、取引日付フィールド名称、取引先コードフィールド名称、取引先名フィールド名称が定義されており、履歴情報追加処理において、更新履歴レコードに更新履歴管理情報を追加する際に参照される。
【0026】
フォームデータファイル7bには、各種取引データの入力を行うための処理において作成される帳票20(自社売上伝票、C社指定伝票、自社見積伝票等)毎に各フィールドのデータの表示、印刷位置情報を定義したフォームデータが記憶されている。
【0027】
印刷用スプールファイル7cには、入力または更新された取引データの所定のフォームにしたがったプリントデータが記憶される。
【0028】
保存用プリントデータファイル7dには、各種入力処理プログラムにおいて入力された取引データが、共通の出力データ形式であるプリントデータの形式で一括して記憶されている(この保存用プリントデータファイル7dが、本発明の請求項1記載の出力データ記憶手段に対応する)。即ち、図4に示すように、各入力処理プログラムにおいて入力された取引データと、その出力位置を定義したフォームデータとにより生成されたプリントデータが、プリントデータ識別IDに対応付けられて順次追加記憶される。プリントデータ識別IDは、プリントデータの印刷単位を示すデータであり、同一のプリントデータ識別IDが付与されたデータは一つの帳票20として出力される。このプリントデータ識別IDは、各入力処理プログラムにおいてレコードの更新(入力)があった際に、レコード毎に異なる番号が付加される。
【0029】
プリントデータ履歴管理ファイル7eには、各種入力処理プログラムにおいて入力または更新されたデータの更新履歴管理情報が、前記プリントデータ識別IDと対応付けた形で、一括して記憶されている(このプリントデータ履歴管理ファイル7eが、本発明の請求項1記載の更新履歴情報記憶手段に対応する)。即ち、図5に示すように、ある入力処理プログラムにおいて取引データの入力または更新が行われた際に、その更新が行われている入力処理プログラムに対応したプログラムIDと使用するフォームデータ名称及びその書式分類(納品書、見積書、注文書等)が記憶されるとともに、取引データの入力または更新処理の結果として取得された、取引番号、更新種別(追加、訂正、削除)、更新処理日付、入力された取引先コード、取引先名称、取引日付を、プリントデータ識別IDと対応付けて記憶している。
【0030】
取引データファイル7fは、各入力処理プログラム毎に入力または更新された取引データを追加記憶、あるいは更新記憶するデータベースとして機能し、各入力処理プログラムの書式分類別に用意されている。
【0031】
履歴情報管理プログラムファイル7gには、更新履歴管理情報を取得、或いは検索、出力等を行うための履歴情報管理プログラムとして、履歴情報追加処理プログラム(図7参照)や履歴情報検索処理プログラム(図9参照)等が記憶されている。
【0032】
印刷装置8は、入力された取引データに基づく各種帳票20や、所定の条件にしたがって検索、抽出されたデータを印刷する。
【0033】
次に動作を説明する。
図6は履歴情報管理装置1が実行するデータ更新(入力)処理の流れを示すフローチャートであり、図7は、図6に示すデータ更新(入力)処理において実行される履歴情報追加処理の流れを示すフローチャートであり、図8は、図7に示す履歴情報追加処理において実行される履歴情報設定処理の流れを示すフローチャートであり、図9は、履歴情報検索処理の流れを示すフローチャートであり、図10は図9に示す履歴情報検索処理において入力する検索条件及び実行条件の例を示す図であり、図11は、検索条件または実行条件に応じて抽出されたデータの各種例を示す図である。
【0034】
まず、図6〜図8を参照して、データ更新(入力)処理の流れを説明する。
CPU2は、入力装置3から取引データの入力または更新処理を行うプログラムID(プログラム名)が指定されて入力されたことを検出すると(ステップS101)、指定されたプログラムIDに対応した入力処理プログラムを呼び出して起動するとともに(ステップS102)、記憶媒体7の入力処理プログラムファイル7aに格納されている入力処理プログラム情報管理テーブル71を参照して、当該プログラムIDに対応するフォームデータ名称を検索し、このフォームデータ名称に対応するフォームデータを記憶媒体7のフォームデータファイル7bから読み出し、RAM5のワークメモリエリアに格納する(ステップS103)。
【0035】
その後、入力装置3からデータの更新、即ち既存のレコードの訂正や取消しの指示が入力され(ステップS104;訂正/取消)、更に更新する対象となるレコード(以下、更新レコードと呼ぶ)の指定が入力されると(ステップS105)、CPU2は、この指定された更新レコードに対応するレコードを取引データファイル7fから読み出し、更新レコードに対応するレコードの入力・編集画面を表示装置4に表示させる(ステップS106)。
またステップS104において、データの新規入力、即ち取引データファイル7fに新規レコードを追加する指示が入力された場合は(ステップS104;追加)、CPU2は、表示装置4に新規レコードの入力・編集画面を表示する(ステップS106)。
【0036】
レコードの入力・編集画面において、取引データが入力または更新されると(ステップS107)、CPU2は、指定されている入力処理プログラムに対応する取引データファイル7fに対してレコード更新要求を行い、入力または更新された取引データを当該取引データファイル7fに追加記憶または更新記憶する(ステップS108)。
【0037】
次いでCPU2は、記憶媒体7の入力処理プログラムファイル7aに格納されている履歴情報追加処理プログラムを呼び出すとともに、現在入力または更新処理を行っている入力処理プログラムのプログラムID及び更新種別(追加、訂正、削除などの種別)を指定して、記憶媒体7のプリントデータ履歴管理ファイル7eに対する履歴情報追加処理を開始する(ステップS109)。
【0038】
ここで図7を参照して、履歴情報追加処理を説明する。
履歴情報追加処理において、CPU2は、まずプリントデータ履歴管理ファイル7eに新規レコードを追加する(ステップS201)。以下、このプリントデータ履歴管理ファイル7eに追加されたレコードを履歴管理レコードと呼ぶ。そして、前記プログラムIDに対応する書式分類情報を、入力処理プログラムファイル7aに格納されている入力処理プログラム情報管理テーブル71を参照して取得し(ステップS202)、取得した書式分類情報を前記履歴管理レコードの書式分類フィールドに設定する(ステップS203)。
【0039】
また、CPU2は、前記指定されたプログラムIDに対応するフォームデータ名称を、入力処理プログラム情報管理テーブル71を参照して取得し(ステップS204)、取得したフォームデータ名称を前記履歴管理レコードのフォームデータ名称フィールドに設定する(ステップS205)。
【0040】
この段階では、履歴管理レコードには、プログラムIDフィールド、更新種別フィールド、書式分類フィールド、フォームデータ名称フィールドにデータが設定された状態となっている。この状態で、CPU2はデータの設定されていないフィールドを検索する。そしてデータの設定されていないフィールドのフィールド名称が、“取引番号”である場合は(ステップS206)、取引番号フィールドについて図8に示す履歴情報設定処理を実行する(ステップS207)。
【0041】
この取引番号フィールドについての履歴情報設定処理では、まず、前記指定されたプログラムIDに対応する取引番号フィールド名称を、入力処理プログラム情報管理テーブル71を参照して取得し(ステップS301)、更に、現在入力処理中の取引データファイル7fから取得した取引番号フィールド名称に対応するフィールドのデータを取得する(ステップS302)。そして、この取得したデータを、プリントデータ履歴管理ファイル7eの履歴管理レコードの取引番号フィールドに設定する(ステップS303)。
【0042】
取引番号フィールドについての履歴情報設定処理を終了すると、更にCPU2は、プリントデータ履歴管理ファイル7eの履歴管理レコードで、データの設定されていないフィールドを検索する。そしてデータの設定されていないフィールドのフィールド名称が、“取引日付”である場合は(ステップS208)、取引日付フィールドについて図8に示す履歴情報設定処理を実行する(ステップS209)。
【0043】
取引日付フィールドについての履歴情報設定処理については、上述の取引番号フィールドについての履歴情報設定処理(ステップS301〜ステップS303)と同様の処理を行って、プリントデータ履歴管理ファイル7eの履歴管理レコードの取引日付フィールドにデータを設定するので、詳細な説明を省略する。
【0044】
取引日付フィールドについての履歴情報設定処理を終了すると、更にCPU2は、プリントデータ履歴管理ファイル7eの履歴管理レコードで、データの設定されていないフィールドを検索する。そしてデータの設定されていないフィールドのフィールド名称が、“取引先コード”である場合は(ステップS210)、取引先コードフィールドについて図8に示す履歴情報設定処理を実行する(ステップS211)。
【0045】
取引先コードフィールドについての履歴情報設定処理についても、上述の取引番号フィールドについての履歴情報設定処理(ステップS301〜ステップS303)と同様の処理を行うので、詳細な説明を省略する。
【0046】
取引先コードフィールドについての履歴情報設定処理を終了すると、更にCPU2は、プリントデータ履歴管理ファイル7eの履歴管理レコードで、データの設定されていないフィールドを検索する。そしてデータの設定されていないフィールドのフィールド名称が、“取引先名称”である場合は(ステップS212)、取引先コードフィールドについて図8に示す履歴情報設定処理を実行する(ステップS213)。
【0047】
取引先コードフィールドについての履歴情報設定処理についても、上述の取引番号フィールドについての履歴情報設定処理(ステップS301〜ステップS303)と同様の処理を行うので、説明を省略する。
【0048】
このように、プリントデータ履歴管理ファイル7eの履歴管理レコードの各フィールドに対して、データの入力が終了すると、履歴情報設定処理を終了し、次いで、図6に示すデータ更新(入力)処理のステップS110へ戻る。
【0049】
CPU2は、新規レコードまたは更新レコードについての入力または更新した内容の印刷確認指示の入力の有無を判断する(ステップS110)。印刷確認指示が入力された場合は(ステップS110;Yes)、入力または更新したレコードについて入力された取引データ毎の表示、印刷位置を定義したプリントデータを生成し、このプリントデータを印刷用スプールファイル7cに出力する(ステップS111)。印刷確認指示が入力されない場合は(ステップS110;No)、ステップS111を省略してステップS112へ移行する。
CPU2は、各プリントデータに対してプリントデータ識別IDを付加して、保存用プリントデータファイル7dに追加記憶するとともに、プリントデータ履歴管理ファイル7eの前記履歴管理レコードに対して、当該プリントデータ識別IDを付加する(ステップS112)。
【0050】
その後、CPU2は、レコードの入力または更新を行う指示が入力されたか否かを判断し(ステップS113)、レコードの入力または更新指示があった場合は(ステップS113;Yes)、ステップS104に移行し、ステップS104〜ステップS113の処理を繰り返す。ステップS113において、レコード更新指示が入力されない場合は(ステップS113;No)、本データ更新(入力)処理を終了する。
【0051】
次いで、図9〜図11を参照して、履歴情報検索処理を説明する。
【0052】
この履歴情報検索処理を開始する際、記憶媒体7のプリントデータ履歴管理ファイル7eには、図5に示すように取引データに付随する更新履歴管理情報がプリントデータ識別IDと対応付けた形で、蓄積されて記憶されており、また保存用プリントデータファイル7dには取引データのプリントデータがプリントデータ識別IDと対応付けた形で蓄積されて記憶された状態である。また、記憶媒体7に格納された履歴情報管理プログラムファイル7gから履歴情報検索処理プログラムが読み出され、CPU2は入力装置3からの履歴情報検索の開始指示の入力を待機した状態である(ステップS401;No)。
【0053】
まず、入力装置3から履歴情報検索開始指示が入力されると(ステップS401;Yes)、履歴情報検索処理プログラムにしたがった履歴情報検索処理を開始する(ステップS402)。
履歴情報検索処理では、まず、入力装置3から検索条件及び実行条件が入力されると(ステップS403)、CPU2は入力された検索条件、実行条件をRAM5のワークメモリエリアに格納する。
【0054】
ここで、検索条件、及び実行条件について図10を用いて説明する。
検索条件は、例えば図10(A)に示すように、検索条件K1〜検索条件K6の各条件で検索範囲の設定を行う。
【0055】
検索条件K1は、検索を行う書式分類の指定である。そして検索を行う範囲を個別指定、範囲指定、全件指定のいずれかとすることができる。個別指定の場合には、指定したひとつの書式分類に対応する取引データファイル7f内の検索を行い、範囲指定の場合には指定した複数の書式分類に対応する取引データファイル7f内で検索を行い、全件指定の場合には全ての書式分類に対応する取引データファイル7f内で検索を行う。検索条件K2は、検索を行うフォームの指定である。即ち、検索条件K1において指定した書式分類の範囲内に存在するフォームデータ名称の指定が可能である。これらのフォームデータ名称の指定も、個別指定、範囲指定、全件指定のいずれかが可能である。検索条件K3は、検索する取引先の指定である。この取引先の指定も、個別指定、範囲指定、全件指定のいずれかが可能である。検索条件K4は、検索する取引番号の指定である。この取引番号の指定は、個別指定、範囲指定のいずれかが可能である。検索条件K5は、検索する取引日付の指定である。この取引日付の指定は、個別指定、範囲指定のいずれかが可能である。検索条件K6は、検索する処理日付の指定である。この処理日付の指定は、個別指定、範囲指定のいずれかが可能である。
【0056】
図10(B)は、検索条件の入力順序の例を示すフローチャートである。まず検索条件K1を入力して書式分類の検索範囲を指定し(ステップS501)、次いで検索条件K2を入力して書式分類で指定した範囲内の存在するフォームデータ名称の検索範囲を指定する(ステップS502)。そして、検索条件K3の入力を行って取引先の指定をするが(ステップS503)、この検索条件K3の入力は任意にスキップ可能である。その後、検索条件K4を入力して取引番号の検索範囲を指定し(ステップS504)、検索条件K5または検索条件K6のいずれかを入力することで取引日付または処理日付の指定を行う(ステップS505ORステップS506)。
以上の過程で指定された検索条件は、AND条件となる。
【0057】
実行条件には、例えば図10(C)に示すように、実行条件J1、実行条件J2の条件が設定されている。
実行条件J1は出力順の指定である。すなわち、出力順J11「書式分類、フォーム、取引日付順」、出力順J12「書式分類、フォーム、処理日付順」、出力順J13「取引先、取引日付順」、または出力順J14「取引先、処理日付順」のいずれかの出力順が指定可能である。
実行条件J2は、出力データ範囲の指定である。即ち、出力データ範囲J21「検索条件に合致した取引データに対して更新履歴管理情報も含めて全て対象」、出力データ範囲J22「検索条件に合致した取引データのうち、取消を含め最終的に確定したものを対象」、出力データ範囲J23「検索条件に合致した取引データのうち、取消を含まず最終的に確定したものを対象」のいずれかの出力データ範囲の指定が可能である。
【0058】
なお、設定される検索条件、実行条件は、上述の内容に限ることなく、他の範囲や他の項目を設定してもよい。
【0059】
次いで、図9の履歴情報検索処理の説明に戻る。
ステップS403において検索条件、実行条件の入力が行われると、CPU2は、入力された検索条件に合致した対象候補データをプリントデータ履歴管理ファイル7eから抽出する(ステップS404)。更にCPU2は、抽出された対象候補データを、入力された実行条件の出力データ範囲J2に合致するものだけに絞り込む(ステップS405)。
【0060】
そして絞り込まれた対象候補データに基づいて、保存用プリントデータファイル7dから対応する取引データを抽出するとともに、フォームデータファイル7bから対応するフォームデータを抽出する(ステップS406)。更に抽出した取引データから当該フォームデータに合致したフォームのプリントデータを生成し、実行条件で指定された出力順J1に並べ替えて、出力用データを作成し(ステップS407)、この出力用データを表示装置4に表示させる(ステップS408)。
【0061】
そして表示中のデータに対して入力装置3から印刷実行指示が入力された場合は(ステップS409;Yes)、この表示されているデータのプリントデータを出力用データとして印刷装置8に出力する(ステップS410)。印刷の際には、印刷に使用する用紙に白紙を使用して、プリントデータをフォームデータで定義される形態で印刷するのか、あるいは、フォームの一部、例えば「納品書」、や明細欄の表枠部分が既に印刷されているプレプリント用紙を使用して、必要なデータのみをフォームデータで定義された形態で印刷するのかを自動判別する。
【0062】
その後、印刷装置8では、自動判別された結果に基づいてプリントデータにしたがって所定の用紙に対して帳票20の印刷を行い(ステップS411)、処理を終了する。ステップS409において入力装置3から印刷実行指示が入力されない場合は(ステップS409;No)、そのまま処理を終了する。
【0063】
次に図11を参照して図9に示す履歴情報検索処理の各段階におけるデータの検索、抽出の流れを具体的に説明する。図11(A)は、ステップS403において検索条件として、検索条件K1は個別指定で「納品書」、検索条件K2は範囲指定で「自社売上伝票」から「C社指定伝票」、検索条件K3は全件指定、検索条件K4は範囲指定で「001」から「006」、日付指定は検索条件K5の取引日付指定を用いて範囲指定で「19980902」から「19980907」として指定された場合に、図5に示すプリントデータ履歴管理ファイル7eから抽出された、検索条件に合致したデータを示している。
【0064】
そして、図11(B)は、ステップS403において実行条件として、出力データ範囲J22の「検索条件に合致した取引データの内、取消を含め最終的に確定したものを対象」と指定された場合に、この指定された出力データ範囲で、図11(A)に示す対象候補データを絞り込んで出力したデータを示している。また、図11(C)は、ステップS403において実行条件として、出力データ範囲J23の「検索条件に合致した取引データの内、取消を含まず最終的に確定したものを対象」と指定された場合に、この指定された出力データ範囲で、図11(A)に示す対象候補データを絞り込んで出力したデータを示している。なお、実行条件で出力データ範囲J21の「検索条件に合致した取引データに対して修正履歴情報も含めて全て対象」が指定された場合には、図11(A)に示す対象候補データと同一の内容のデータとなる。
【0065】
抽出された履歴情報に対応する取引データを表示確認する際は、抽出された更新履歴管理情報の各プリントデータ識別IDに対応する取引データが保存用プリントデータファイル7dから抽出され、また、対応するファームデータ名称のフォームデータがフォームデータファイル7bから抽出されて、指定された出力順で並べ替えられて表示装置4に表示される。また表示されているプリントデータに対して入力装置3を介して、印刷実行指示が入力されると、このプリントデータ及び対応するフォームデータが印刷装置8に出力されて、帳票20として出力される。
【0066】
以上説明したように、本実施の形態に係る履歴情報管理装置1は、業務別に複数の入力処理プログラムを記憶しており、各入力処理プログラムにおいて各種形式の取引データの入力または更新を行うが、この各入力処理プログラムに応じた取引データの入力を行う際に、CPU2は図7に示す履歴情報追加処理を実行して、プリントデータ履歴管理ファイル7eに対して、入力された取引データに関する履歴情報レコードを追加して記憶する。各履歴情報レコードには、図5に示すように、更新履歴管理情報として、入力処理の行われているプログラムのプログラムIDや書式分類、フォームデータ名称、更新種別の他、プログラムIDに対応する取引データファイル7fから取得された取引先コードや、取引番号、取引先名称などが、プリントデータ識別IDに対応付けて記憶されている。また、入力処理プログラムにおいて、入力または更新した各取引データをフォームデータにしたがってプリントデータを生成し、さらに印刷処理単位を示すプリントデータ識別IDを付加して、そのプリントデータ及びプリントデータ識別IDを保存用プリントデータファイル7dに追加して記憶する。
【0067】
そして、更新履歴情報の検索、表示、印刷等の処理を行う場合は、図9に示す履歴情報検索処理を実行し、検索条件及び実行条件を入力することにより、プリントデータ履歴管理ファイル7eの中から検索条件に合致する対象候補データを抽出し、さらに抽出された対象候補データを実行条件で指定される出力データ範囲に絞り込み、この絞り込まれたデータに対応する取引データを保存用プリントデータファイル7dから呼び出し、またフォームデータファイル7bから対応するフォームデータを呼び出して、指定された出力順で並べ替え、出力用データを作成して表示装置4に表示させる。また、印刷を行う際は、抽出された取引データとフォームデータに基づいて出力用データを生成し、印刷装置8において印刷処理を実行し、帳票20を出力する。
【0068】
したがって、各入力処理プログラム毎に異なった形式で管理される取引データが、各々の入力処理プログラムにおいて入力または更新される際に、その入力または更新された取引データを、全ての入力処理プログラムに共通の形式で保存用プリントデータファイル7dで保存し、また、入力または更新された取引データに対応する更新履歴管理情報をプリントデータ履歴管理ファイル7eに、前記プリントデータに対応付けて記憶する。そして、追加、訂正、または取消された取引データの履歴情報を検索する際は、入力処理プログラム毎に対応する取引データファイル7fではなく、このプリントデータ履歴管理ファイル7eにおいて検索条件、実行条件に応じた検索及び抽出を行って、保存用プリントデータファイル7dから対応する取引データを出力することが可能となるので、履歴管理を行うためのデータベースやプログラムを、入力処理プログラム毎に個々に作成しなくても、複数の入力処理プログラムでの複数形式データの統一した履歴管理、及び履歴情報に基づく検索、抽出を行って対応するデータを出力することができる。
【0069】
また、保存用プリントデータファイル7dに基づいて検索時の表示情報を作成しているため、フォーム別の検索機能の他、一度の検索で形式の異なるフォームを跨った検索も可能であり、検索機能を強化することができる。
更に、保存用プリントデータと更新履歴管理情報とをリンクして管理するので、更新履歴検索の際に更新の変遷を実際のプリントデータイメージで確認でき、更新履歴の可視性を大幅に向上できる。そしてプリントデータをスプールした単位でなく、データ属性に帰属した指定方法で印刷することが可能となり、出力形式の自由度が向上する。
【0070】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、異なった形式で管理されるデータが、各々の更新手段により入力または更新される際に、その入力または更新されたレコードデータを共通の出力データ形式で保存すると共に、この保存されたデータと対応する更新履歴管理情報を取得して保存するようにしたので、更新履歴管理のためのデータベースやプログラムを異なるデータ形式毎に個々に作成することなく、複数形式データの統一した更新履歴情報管理、及び更新履歴管理情報に基づく検索、抽出を行って各種形式のデータに跨る情報検索及び出力が可能となる。
【0071】
請求項2記載の発明によれば、少なくとも、入力または更新されたデータの属するレコードの識別情報と、更新種別情報と、更新処理日付情報と、データの形式情報と、を記憶しておくので、データ検索の範囲や、抽出データの出力形式に自由度を持たせることができ、検索、出力機能をより強化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における履歴情報管理装置1の構成を示すブロック図である。
【図2】本履歴情報管理装置1において出力される帳票20の一例として納品書のプリントデータを示す図である。
【図3】入力処理プログラムファイル7aに格納される入力処理プログラム情報管理テーブル71の一例を示す図である。
【図4】保存用プリントデータファイル7dに格納されるプリントデータの一例を示す図である。
【図5】プリントデータ履歴管理ファイル7eに格納される入力された取引データの更新履歴管理情報の一例を示す図である。
【図6】履歴情報管理装置1が実行するデータ更新(入力)処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】データ更新(入力)処理において実行される履歴情報追加処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】履歴情報追加処理において実行される履歴情報設定処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】履歴情報検索処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】履歴情報検索処理において入力する検索条件及び実行条件の例を示す図である。
【図11】検索条件または実行条件に応じて抽出されたデータの各種例を示す図である。
【符号の説明】
1 履歴情報管理装置
2 CPU
3 入力装置
4 表示装置
5 RAM
6 記憶装置
7 記憶媒体
7a 入力処理プログラムファイル
7b フォームデータファイル
7c 印刷用スプールファイル
7d 保存用プリントデータファイル
7e プリントデータ履歴管理ファイル
7f 取引データファイル
7g 履歴情報管理プログラムファイル
71 入力処理プログラム情報管理テーブル
8 印刷装置
9 バス
20 帳票
Claims (2)
- 各種形式で保存、管理されるデータの入力または更新処理を行う複数の更新手段と、
この複数の更新手段により入力または更新された前記各種形式のデータを共通の出力データ形式で保存する出力データ記憶手段と、
前記複数の更新手段により入力または更新されたデータの更新履歴管理情報を、前記出力データ記憶手段に記憶されたデータと対応付けた形で、保存する更新履歴情報記憶手段と、
前記更新手段によって入力または更新が行われたデータを前記共通の出力データ形式に変換して前記出力データ記憶手段に追加記憶するとともに、この追加記憶されたデータと対応した前記更新履歴管理情報を取得して前記更新履歴情報記憶手段に追加記憶する追加記憶手段と、
前記更新履歴情報記憶手段に記憶された更新履歴管理情報の検索及び抽出を行う更新履歴検索手段と、この更新履歴検索手段によって検索及び抽出された更新履歴管理情報に対応する、前記出力データ記憶手段に記憶されたデータを出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする履歴情報管理装置。 - 前記更新履歴管理情報は、少なくとも入力または更新されたデータの属するレコードの識別情報と、更新種別情報と、更新処理日付情報と、データの形式情報とを含むようにしたことを特徴とする請求項1記載の履歴情報管理装置。
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