JPH09146970A - データ検索集計装置 - Google Patents
データ検索集計装置Info
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- JPH09146970A JPH09146970A JP7303940A JP30394095A JPH09146970A JP H09146970 A JPH09146970 A JP H09146970A JP 7303940 A JP7303940 A JP 7303940A JP 30394095 A JP30394095 A JP 30394095A JP H09146970 A JPH09146970 A JP H09146970A
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、情報の検索及び集計を行う機能の
汎用性を確保するとともに、ユーザが容易に使用するこ
とが可能なデータ検索集計装置の提供を課題とする。 【解決手段】 データベース装置40から情報を取り出
す際に、所定の論理条件式に従って検索及び集計を行う
データ検索集計装置1において、前記論理条件式を情報
の取り出し条件を指示する可変条件式とその取り出し条
件以外を指示する固定条件式とに分離する分離手段16
と、前記可変条件式を新たに設定するための条件設定手
段22と、前記分離手段16で分離された可変条件式を
前記条件設定手段22で設定された可変条件式に更新す
る条件更新手段19とが設けられたことを特徴とする。
汎用性を確保するとともに、ユーザが容易に使用するこ
とが可能なデータ検索集計装置の提供を課題とする。 【解決手段】 データベース装置40から情報を取り出
す際に、所定の論理条件式に従って検索及び集計を行う
データ検索集計装置1において、前記論理条件式を情報
の取り出し条件を指示する可変条件式とその取り出し条
件以外を指示する固定条件式とに分離する分離手段16
と、前記可変条件式を新たに設定するための条件設定手
段22と、前記分離手段16で分離された可変条件式を
前記条件設定手段22で設定された可変条件式に更新す
る条件更新手段19とが設けられたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報を蓄積するデ
ータベース装置と接続し、このデータベース装置に蓄積
された情報の中から指定された情報を検索及び集計して
出力するデータ検索集計装置に関するものである。
ータベース装置と接続し、このデータベース装置に蓄積
された情報の中から指定された情報を検索及び集計して
出力するデータ検索集計装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、データ検索集計装置としては、例
えば、データ管理システムやISAM(Indexed Sequen
tial Access Method)ファイル等によって情報が一元管
理されたデータベース装置から指定された情報を検索及
び集計し、その結果を帳票に出力するEDP(Electron
ic Date Processing)システムにおける帳票出力アプリ
ケーション装置が知られている。このようなデータ検索
集計装置では、データベース装置から情報を検索及び集
計するための所定の論理条件式(プログラム等)が予め
登録されており、操作者(ユーザ)がその論理条件式内
のパラメータに値を入力すると、その値が組み込まれた
論理条件式に従って指定された情報の検索及び集計を行
うようになっている。
えば、データ管理システムやISAM(Indexed Sequen
tial Access Method)ファイル等によって情報が一元管
理されたデータベース装置から指定された情報を検索及
び集計し、その結果を帳票に出力するEDP(Electron
ic Date Processing)システムにおける帳票出力アプリ
ケーション装置が知られている。このようなデータ検索
集計装置では、データベース装置から情報を検索及び集
計するための所定の論理条件式(プログラム等)が予め
登録されており、操作者(ユーザ)がその論理条件式内
のパラメータに値を入力すると、その値が組み込まれた
論理条件式に従って指定された情報の検索及び集計を行
うようになっている。
【0003】また、近年では、データ検索集計装置とは
別に、ユーザが自由に情報の検索及び集計を行うことが
できるように、各種のエンドユーザコンピューティング
(End User Computing;以下EUCと略す)用ツールが
開発されている。このEUC用ツールでは、情報を検索
及び集計するための論理条件式をユーザが自由に設定す
ることが可能となっており、設定された論理条件式に従
って情報の検索及び集計を行うようになっている。
別に、ユーザが自由に情報の検索及び集計を行うことが
できるように、各種のエンドユーザコンピューティング
(End User Computing;以下EUCと略す)用ツールが
開発されている。このEUC用ツールでは、情報を検索
及び集計するための論理条件式をユーザが自由に設定す
ることが可能となっており、設定された論理条件式に従
って情報の検索及び集計を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
データ検索集計装置では、予め登録されている論理条件
式でしか情報の検索及び集計を行うことができない。つ
まり、ユーザに対する情報の検索及び集計の自由度が、
パラメータの入力範囲だけに限られている。そのため
に、予め登録されている論理条件式とは異なる論理条件
式によって情報の検索及び集計を行う場合、すなわち情
報の検索及び集計を行う条件を変更する場合には、前記
異なる論理条件式が予め登録されているデータ検索集計
装置(具体的には帳票出力アプリケーション装置の再開
発)を必要としてしまう。したがって、このデータ検索
集計装置では、情報の検索及び集計を行う機能の汎用性
に欠けてしまい、ユーザが柔軟に運用することができな
い。
データ検索集計装置では、予め登録されている論理条件
式でしか情報の検索及び集計を行うことができない。つ
まり、ユーザに対する情報の検索及び集計の自由度が、
パラメータの入力範囲だけに限られている。そのため
に、予め登録されている論理条件式とは異なる論理条件
式によって情報の検索及び集計を行う場合、すなわち情
報の検索及び集計を行う条件を変更する場合には、前記
異なる論理条件式が予め登録されているデータ検索集計
装置(具体的には帳票出力アプリケーション装置の再開
発)を必要としてしまう。したがって、このデータ検索
集計装置では、情報の検索及び集計を行う機能の汎用性
に欠けてしまい、ユーザが柔軟に運用することができな
い。
【0005】また、上述したEUC用ツールでは、論理
条件式が自由に設定できることによって情報の検索及び
集計を行う機能の汎用性が確保されているが、論理条件
式を自由に設定するためにユーザに対して高い技術力を
要求するので、一般ユーザが容易に使いこなすことがで
きない。ただし、一般ユーザが使用可能なようにEUC
用ツールの機能を簡素化することも考えられるが、機能
を簡素化するとユーザの要求する機能、すなわち論理条
件式を自由に設定する機能を実現することが困難になっ
てしまう。
条件式が自由に設定できることによって情報の検索及び
集計を行う機能の汎用性が確保されているが、論理条件
式を自由に設定するためにユーザに対して高い技術力を
要求するので、一般ユーザが容易に使いこなすことがで
きない。ただし、一般ユーザが使用可能なようにEUC
用ツールの機能を簡素化することも考えられるが、機能
を簡素化するとユーザの要求する機能、すなわち論理条
件式を自由に設定する機能を実現することが困難になっ
てしまう。
【0006】そこで、本発明は、情報の検索及び集計を
行う機能の汎用性を確保するとともに、ユーザが容易に
使用することが可能なデータ検索集計装置を提供するこ
とを目的とする。
行う機能の汎用性を確保するとともに、ユーザが容易に
使用することが可能なデータ検索集計装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出されたデータ検索集計装置で、情報を
蓄積するデータベース装置に接続され、前記データベー
ス装置から所定の論理条件式に従って情報の取り出しを
行う検索集計手段と、この検索集計手段が取り出す情報
を指定するために前記論理条件式内におけるパラメータ
に値を入力する入力手段と、前記論理条件式を記憶する
条件記憶手段とを備えてなるものにおいて、さらに、前
記条件記憶手段に記憶されている論理条件式を、前記検
索集計手段での情報の取り出し条件を指示する可変条件
式と、この取り出し条件以外を指示する固定条件式とに
分離する分離手段と、前記可変条件式を新たに設定する
ための条件設定手段と、この条件設定手段で新たな可変
条件式が設定されるとその新たな可変条件式を前記分離
手段で分離された可変条件式に替えて前記条件記憶手段
に記憶させる条件更新手段とが設けられたことを特徴と
する。
成するために案出されたデータ検索集計装置で、情報を
蓄積するデータベース装置に接続され、前記データベー
ス装置から所定の論理条件式に従って情報の取り出しを
行う検索集計手段と、この検索集計手段が取り出す情報
を指定するために前記論理条件式内におけるパラメータ
に値を入力する入力手段と、前記論理条件式を記憶する
条件記憶手段とを備えてなるものにおいて、さらに、前
記条件記憶手段に記憶されている論理条件式を、前記検
索集計手段での情報の取り出し条件を指示する可変条件
式と、この取り出し条件以外を指示する固定条件式とに
分離する分離手段と、前記可変条件式を新たに設定する
ための条件設定手段と、この条件設定手段で新たな可変
条件式が設定されるとその新たな可変条件式を前記分離
手段で分離された可変条件式に替えて前記条件記憶手段
に記憶させる条件更新手段とが設けられたことを特徴と
する。
【0008】上記構成のデータ検索集計装置によれば、
分離手段が条件記憶手段に記憶されている論理条件式を
可変条件式と固定条件式とに分離する。そして、条件設
定手段で新たな可変条件式が設定されると、条件更新手
段がその新たな可変条件式を分離手段で分離された可変
条件式に替えて条件記憶手段に記憶させる。よって、検
索集計手段では、条件設定手段で新たな可変条件式が設
定されると、その可変条件式と分離手段で分離された固
定条件式とに従って、データベース装置からの情報の取
り出しを行う。つまり、このデータ検索集計装置では、
条件記憶手段に記憶されている論理条件式の全てを変更
することなく、その論理条件式のうち可変条件式だけを
新たに設定するだけで、検索集計手段での情報の取り出
し条件を変更することが可能となる。
分離手段が条件記憶手段に記憶されている論理条件式を
可変条件式と固定条件式とに分離する。そして、条件設
定手段で新たな可変条件式が設定されると、条件更新手
段がその新たな可変条件式を分離手段で分離された可変
条件式に替えて条件記憶手段に記憶させる。よって、検
索集計手段では、条件設定手段で新たな可変条件式が設
定されると、その可変条件式と分離手段で分離された固
定条件式とに従って、データベース装置からの情報の取
り出しを行う。つまり、このデータ検索集計装置では、
条件記憶手段に記憶されている論理条件式の全てを変更
することなく、その論理条件式のうち可変条件式だけを
新たに設定するだけで、検索集計手段での情報の取り出
し条件を変更することが可能となる。
【0009】また、本発明のデータ検索集計装置は、前
記論理条件式内におけるパラメータに対して設定可能な
値の形態を記憶する属性記憶手段と、前記入力手段で前
記論理条件式内におけるパラメータに値を入力する際
に、前記属性記憶手段に記憶されている値の形態に従っ
て前記入力手段での入力を行わせる入力制御手段とを備
え、さらに、前記条件設定手段で新たな可変条件式が設
定されると、この可変条件式内におけるパラメータを認
識する認識手段と、この認識手段で認識されたパラメー
タに入力する値の形態を設定するための属性設定手段
と、この属性設定手段で設定された値の形態を前記属性
記憶手段に記憶させる属性更新手段とが設けられたもの
であってもよい。
記論理条件式内におけるパラメータに対して設定可能な
値の形態を記憶する属性記憶手段と、前記入力手段で前
記論理条件式内におけるパラメータに値を入力する際
に、前記属性記憶手段に記憶されている値の形態に従っ
て前記入力手段での入力を行わせる入力制御手段とを備
え、さらに、前記条件設定手段で新たな可変条件式が設
定されると、この可変条件式内におけるパラメータを認
識する認識手段と、この認識手段で認識されたパラメー
タに入力する値の形態を設定するための属性設定手段
と、この属性設定手段で設定された値の形態を前記属性
記憶手段に記憶させる属性更新手段とが設けられたもの
であってもよい。
【0010】この場合には、条件設定手段で新たな可変
条件式が設定されると、認識手段がその可変条件式内に
おけるパラメータを認識する。そして、認識手段で認識
されたパラメータに対する値の形態が属性設定手段で設
定されると、属性更新手段が設定された値の形態を属性
記憶手段に記憶させる。したがって、条件設定手段で新
たな可変条件式が設定されても、その可変条件式内にお
けるパラメータに入力する値の形態が属性記憶手段に記
憶されるので、入力手段でそのパラメータに値を入力す
る際に、入力制御手段では、前記属性記憶手段に記憶さ
れている値の形態に従って前記入力手段での入力を行わ
せることが可能となる。
条件式が設定されると、認識手段がその可変条件式内に
おけるパラメータを認識する。そして、認識手段で認識
されたパラメータに対する値の形態が属性設定手段で設
定されると、属性更新手段が設定された値の形態を属性
記憶手段に記憶させる。したがって、条件設定手段で新
たな可変条件式が設定されても、その可変条件式内にお
けるパラメータに入力する値の形態が属性記憶手段に記
憶されるので、入力手段でそのパラメータに値を入力す
る際に、入力制御手段では、前記属性記憶手段に記憶さ
れている値の形態に従って前記入力手段での入力を行わ
せることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
るデータ検索集計装置について説明する。ただし、ここ
では、本発明を、企業等において利用され、その企業の
社員に関する情報を検索及び集計して帳票に出力する帳
票出力アプリケーション装置に適用した場合について説
明する。
るデータ検索集計装置について説明する。ただし、ここ
では、本発明を、企業等において利用され、その企業の
社員に関する情報を検索及び集計して帳票に出力する帳
票出力アプリケーション装置に適用した場合について説
明する。
【0012】図1には、本実施の形態におけるデータ検
索集計装置1の概略構成のブロック図を示す。本実施の
形態のデータ検索集計装置1は、データベース装置40
と接続して用いられるものである。データベース装置4
0は、データ検索集計装置1に接続するローカルエリア
ネットワーク(LAN)等のネットワーク41上に設け
られているもので、データ管理システムやISAMファ
イル等によって情報を一元管理しているものである。具
体的には、企業に属する社員に関する情報を一元管理し
ているものであり、例えば社員テーブルとして社員名、
社員コード、性別、部門コード、入社年月日等の情報を
蓄積するようになっている。
索集計装置1の概略構成のブロック図を示す。本実施の
形態のデータ検索集計装置1は、データベース装置40
と接続して用いられるものである。データベース装置4
0は、データ検索集計装置1に接続するローカルエリア
ネットワーク(LAN)等のネットワーク41上に設け
られているもので、データ管理システムやISAMファ
イル等によって情報を一元管理しているものである。具
体的には、企業に属する社員に関する情報を一元管理し
ているものであり、例えば社員テーブルとして社員名、
社員コード、性別、部門コード、入社年月日等の情報を
蓄積するようになっている。
【0013】このデータベース装置40と接続するデー
タ検索集計装置1は、データベース装置40から情報を
取り出す(または書き込む)ためのもので、パーソナル
コンピュータやワークステーションの本体等からなる処
理部10と、キーボード及びCRT(Cathode Ray Tub
e)画面等からなる入力部20と、プリンタ装置等から
なる出力部30とから構成されている。処理部10は、
条件記憶手段11と、属性記憶手段12と、検索集計手
段13と、レイアウト手段14と、入力制御手段15
と、分離手段16と、認識手段17と、条件更新手段1
8と、属性更新手段19とを備え、入力部20は、入力
手段21と、条件設定手段22と、属性設定手段23と
を備え、出力部30は、情報出力手段31を備えてい
る。
タ検索集計装置1は、データベース装置40から情報を
取り出す(または書き込む)ためのもので、パーソナル
コンピュータやワークステーションの本体等からなる処
理部10と、キーボード及びCRT(Cathode Ray Tub
e)画面等からなる入力部20と、プリンタ装置等から
なる出力部30とから構成されている。処理部10は、
条件記憶手段11と、属性記憶手段12と、検索集計手
段13と、レイアウト手段14と、入力制御手段15
と、分離手段16と、認識手段17と、条件更新手段1
8と、属性更新手段19とを備え、入力部20は、入力
手段21と、条件設定手段22と、属性設定手段23と
を備え、出力部30は、情報出力手段31を備えてい
る。
【0014】ここで、データ検索集計装置1が備える各
手段に設けられた機能について説明する。条件記憶手段
11は、データベース装置40から情報を取り出す(ま
たは書き込む)ための所定の論理条件式を予め記憶して
いるものである。この条件記憶手段11に記憶されてい
る論理条件式には、図2に示すように、可変条件式11
aと固定条件式11bとがある。可変条件式11aは、
データベース装置40から情報を取り出す際の取り出し
条件を指示するための条件式であり、検索可変条件式1
1cと集計可変条件式11dとからなるものである。
手段に設けられた機能について説明する。条件記憶手段
11は、データベース装置40から情報を取り出す(ま
たは書き込む)ための所定の論理条件式を予め記憶して
いるものである。この条件記憶手段11に記憶されてい
る論理条件式には、図2に示すように、可変条件式11
aと固定条件式11bとがある。可変条件式11aは、
データベース装置40から情報を取り出す際の取り出し
条件を指示するための条件式であり、検索可変条件式1
1cと集計可変条件式11dとからなるものである。
【0015】検索可変条件式11cは、データベース装
置40に蓄積された情報を検索する条件を指示するもの
であり、例えばSQL(Structured Query Language )
等の言語で記述されたものであれば、「指定された部門
と同じ部門に属する社員名を取り出す」といった検索条
件を「select 社員名 from 社員テーブル where指
定された部門 = 社員テーブルの所属部門」といった
条件式によって指示するようになっている。つまり、検
索可変条件式11cは、部門コードや入社年月日等のよ
うに、通常ユーザが意識している内容に関する検索条件
を指示するものである。集計可変条件式11dは、検索
された情報の集計条件を指示するものであり、例えば図
3に示すように、検索された情報をフィールドとレコー
ドとからなる表の形態に集計する場合に、各レコードに
おける情報の集計結果を表示するための集計結果出力フ
ィールドの集計条件や、小計や合計を出力するための合
計出力レコードの集計条件等がある。
置40に蓄積された情報を検索する条件を指示するもの
であり、例えばSQL(Structured Query Language )
等の言語で記述されたものであれば、「指定された部門
と同じ部門に属する社員名を取り出す」といった検索条
件を「select 社員名 from 社員テーブル where指
定された部門 = 社員テーブルの所属部門」といった
条件式によって指示するようになっている。つまり、検
索可変条件式11cは、部門コードや入社年月日等のよ
うに、通常ユーザが意識している内容に関する検索条件
を指示するものである。集計可変条件式11dは、検索
された情報の集計条件を指示するものであり、例えば図
3に示すように、検索された情報をフィールドとレコー
ドとからなる表の形態に集計する場合に、各レコードに
おける情報の集計結果を表示するための集計結果出力フ
ィールドの集計条件や、小計や合計を出力するための合
計出力レコードの集計条件等がある。
【0016】一方、図2において、固定条件式11b
は、条件記憶手段11に記憶されている論理条件式のう
ちの可変条件式11a以外の条件式で、例えばデータベ
ース装置40から情報を取り出す際の処理手順を指示す
るための条件式、あるいはデータ検索集計装置1の運用
上において必要な条件式等がある。また、固定条件式1
1bは、検索固定条件式11eと集計固定条件式11f
とからなるものである。検索固定条件式11eは、検索
処理手順を指示するものや情報検索の運用上において必
要なものであり、具体的には、例えば入力部20から入
力した条件式であるか、あるいは他システムから受け取
った条件式であるかを示す投入区分や、データベース上
は存在しているがユーザから見ると削除されている状態
を示す削除フラグ等のように、通常ユーザが意識してい
ない内容に関する検索条件を指示するものである。
は、条件記憶手段11に記憶されている論理条件式のう
ちの可変条件式11a以外の条件式で、例えばデータベ
ース装置40から情報を取り出す際の処理手順を指示す
るための条件式、あるいはデータ検索集計装置1の運用
上において必要な条件式等がある。また、固定条件式1
1bは、検索固定条件式11eと集計固定条件式11f
とからなるものである。検索固定条件式11eは、検索
処理手順を指示するものや情報検索の運用上において必
要なものであり、具体的には、例えば入力部20から入
力した条件式であるか、あるいは他システムから受け取
った条件式であるかを示す投入区分や、データベース上
は存在しているがユーザから見ると削除されている状態
を示す削除フラグ等のように、通常ユーザが意識してい
ない内容に関する検索条件を指示するものである。
【0017】集計固定条件式11fは、検索された情報
の集計処理手順を指示する集計の運用上において必要な
ものであり、具体的には、例えば検索された情報をフィ
ールドとレコードとからなる表の形態に集計するための
集計条件等がある。なお、条件記憶手段11では、可変
条件式11a及び固定条件式11bにそれぞれフラグを
付加した状態で記憶している。すなわち、条件記憶手段
11では、可変条件式11aと固定条件式11bとの相
違を、フラグによって明確にしている。ただし、可変条
件式11aと固定条件式11bとは、適用されるアプリ
ケーション装置の種類やユーザのスキル(技術力、熟練
度)等に応じて予め区別されているものとする。
の集計処理手順を指示する集計の運用上において必要な
ものであり、具体的には、例えば検索された情報をフィ
ールドとレコードとからなる表の形態に集計するための
集計条件等がある。なお、条件記憶手段11では、可変
条件式11a及び固定条件式11bにそれぞれフラグを
付加した状態で記憶している。すなわち、条件記憶手段
11では、可変条件式11aと固定条件式11bとの相
違を、フラグによって明確にしている。ただし、可変条
件式11aと固定条件式11bとは、適用されるアプリ
ケーション装置の種類やユーザのスキル(技術力、熟練
度)等に応じて予め区別されているものとする。
【0018】また図1において、属性記憶手段12は、
条件記憶手段11に記憶されている論理条件式を構成す
る項目の中で、ユーザが任意に値を入力することができ
る項目、すなわちパラメータに関する属性情報を予め記
憶しているものである。例えば、属性記憶手段12は、
「A>100」といった条件式があれば、この条件式に
おけるパラメータである「A」に関する属性情報を記憶
しているものである。この属性記憶手段12に記憶され
ている属性情報は、パラメータに入力する値の形態を指
示する情報であり、例えば各パラメータに関するデータ
長、データ型、定義域、及びデフォルト(初期)値等が
ある。
条件記憶手段11に記憶されている論理条件式を構成す
る項目の中で、ユーザが任意に値を入力することができ
る項目、すなわちパラメータに関する属性情報を予め記
憶しているものである。例えば、属性記憶手段12は、
「A>100」といった条件式があれば、この条件式に
おけるパラメータである「A」に関する属性情報を記憶
しているものである。この属性記憶手段12に記憶され
ている属性情報は、パラメータに入力する値の形態を指
示する情報であり、例えば各パラメータに関するデータ
長、データ型、定義域、及びデフォルト(初期)値等が
ある。
【0019】検索集計手段13は、条件記憶手段11に
記憶されている論理条件式に従ってデータベース装置4
0から情報の取り出しを行うものであり、条件解釈手段
13aと、条件検索手段13bと、条件集計手段13c
とを備えるものである。ただし、検索集計手段13が情
報の取り出しを行う際に、論理条件式には、データベー
ス装置40から取り出す情報を指定するために、その論
理条件式内におけるパラメータに後述する入力手段21
で値が入力されるようになっている。
記憶されている論理条件式に従ってデータベース装置4
0から情報の取り出しを行うものであり、条件解釈手段
13aと、条件検索手段13bと、条件集計手段13c
とを備えるものである。ただし、検索集計手段13が情
報の取り出しを行う際に、論理条件式には、データベー
ス装置40から取り出す情報を指定するために、その論
理条件式内におけるパラメータに後述する入力手段21
で値が入力されるようになっている。
【0020】条件解釈手段13aは、パラメータに値が
入力されると、その値を論理条件式に当てはめて、その
論理条件式によって指示される内容を特定するものであ
る。条件検索手段13bは、条件解釈手段13aのよる
検索可変条件式11cの特定結果及び検索固定条件式1
1eの特定結果に従い、データベース装置40に蓄積さ
れている情報を検索するものである。条件集計手段13
cは、条件解釈手段13aのよる集計可変条件式11d
の特定結果及び集計固定条件式11fの特定結果に従
い、条件検索手段13bで検索された情報を集計するも
のである。
入力されると、その値を論理条件式に当てはめて、その
論理条件式によって指示される内容を特定するものであ
る。条件検索手段13bは、条件解釈手段13aのよる
検索可変条件式11cの特定結果及び検索固定条件式1
1eの特定結果に従い、データベース装置40に蓄積さ
れている情報を検索するものである。条件集計手段13
cは、条件解釈手段13aのよる集計可変条件式11d
の特定結果及び集計固定条件式11fの特定結果に従
い、条件検索手段13bで検索された情報を集計するも
のである。
【0021】レイアウト手段14は、条件集計手段13
cでの集計結果を出力するために、その集計結果を所定
のフォーマット、例えばフィールドとレコードとからな
る表のフォーマットにレイアウトするものである。入力
制御手段15は、後述する入力手段21で論理条件式内
におけるパラメータに値を入力する際に、属性記憶手段
12に記憶されている属性情報を基に、そのパラメータ
に関する属性情報に対応した値を前記入力手段21に入
力させるものである。つまり、入力制御手段15では、
入力手段21でパラメータに値が入力されると、その値
と前記パラメータに関する属性情報とが整合するか否か
を判断し、これらが整合しなければ入力手段21に再入
力を指示し、またこれらが整合すれば入力された値を検
索集計手段13へ送出するようになっている。
cでの集計結果を出力するために、その集計結果を所定
のフォーマット、例えばフィールドとレコードとからな
る表のフォーマットにレイアウトするものである。入力
制御手段15は、後述する入力手段21で論理条件式内
におけるパラメータに値を入力する際に、属性記憶手段
12に記憶されている属性情報を基に、そのパラメータ
に関する属性情報に対応した値を前記入力手段21に入
力させるものである。つまり、入力制御手段15では、
入力手段21でパラメータに値が入力されると、その値
と前記パラメータに関する属性情報とが整合するか否か
を判断し、これらが整合しなければ入力手段21に再入
力を指示し、またこれらが整合すれば入力された値を検
索集計手段13へ送出するようになっている。
【0022】分離手段16は、条件記憶手段11に記憶
されている論理条件式を、これに付加されているフラグ
を参照して、可変条件式11aと固定条件式11bとに
分離するものである。条件更新手段17は、後述する条
件設定手段22で新たな可変条件式11aが設定される
と、その新たな可変条件式11aを分離手段16で分離
された可変条件式11aに替えて条件記憶手段11に記
憶させるものである。認識手段18は、後述する条件設
定手段22で新たな可変条件式11aが設定されると、
その可変条件式11a内におけるパラメータを認識する
ものである。属性更新手段19は、後述する属性設定手
段23で設定された属性情報を、属性記憶手段12に記
憶させるものである。
されている論理条件式を、これに付加されているフラグ
を参照して、可変条件式11aと固定条件式11bとに
分離するものである。条件更新手段17は、後述する条
件設定手段22で新たな可変条件式11aが設定される
と、その新たな可変条件式11aを分離手段16で分離
された可変条件式11aに替えて条件記憶手段11に記
憶させるものである。認識手段18は、後述する条件設
定手段22で新たな可変条件式11aが設定されると、
その可変条件式11a内におけるパラメータを認識する
ものである。属性更新手段19は、後述する属性設定手
段23で設定された属性情報を、属性記憶手段12に記
憶させるものである。
【0023】入力手段21は、検索集計手段13でデー
タベース装置40から取り出す情報を指定するために、
条件記憶手段11に記憶されている論理条件式内におけ
るパラメータに、ユーザがキーボード等を用いて値を入
力するためのものである。ただし、入力手段21では、
ユーザが値の入力を行う際に、入力制御手段15による
制御に従って、属性記憶手段12に記憶されている属性
情報と整合する値を入力するためのガイダンスを、前記
ユーザに対してCRT画面等を用いて行うようになって
いる。
タベース装置40から取り出す情報を指定するために、
条件記憶手段11に記憶されている論理条件式内におけ
るパラメータに、ユーザがキーボード等を用いて値を入
力するためのものである。ただし、入力手段21では、
ユーザが値の入力を行う際に、入力制御手段15による
制御に従って、属性記憶手段12に記憶されている属性
情報と整合する値を入力するためのガイダンスを、前記
ユーザに対してCRT画面等を用いて行うようになって
いる。
【0024】条件設定手段22は、条件記憶手段11に
記憶されている論理条件式の中の可変条件式11aを所
望するものに変更あるいは修正するために、ユーザがキ
ーボード等を用いて新たな可変条件式11aを設定する
ためのものである。なお、条件設定手段22は、ユーザ
が新たな可変条件式11aを設定する際に、分離手段1
6で分離された可変条件式11aを基に、どのような可
変条件式11aを新たに設定するかを指示するガイダン
スを前記ユーザに対してCRT画面等を用いて行うもの
であってもよい。
記憶されている論理条件式の中の可変条件式11aを所
望するものに変更あるいは修正するために、ユーザがキ
ーボード等を用いて新たな可変条件式11aを設定する
ためのものである。なお、条件設定手段22は、ユーザ
が新たな可変条件式11aを設定する際に、分離手段1
6で分離された可変条件式11aを基に、どのような可
変条件式11aを新たに設定するかを指示するガイダン
スを前記ユーザに対してCRT画面等を用いて行うもの
であってもよい。
【0025】属性設定手段23は、条件設定手段22で
ユーザが設定した可変条件式11a内におけるパラメー
タに関する属性情報を、前記ユーザがキーボード等を用
いて設定するためのものである。ただし、属性設定手段
23では、ユーザが属性情報を設定する際に、認識手段
18での認識結果を基に、どのパラメータに対してどの
ような属性情報を設定すればよいかを指示するガイダン
スを、前記ユーザに対してCRT画面等を用いて行うよ
うになっている。情報出力手段31は、レイアウト手段
14で所定のフォーマットにレイアウトされた情報を、
帳票に可視画像として記録するものである。ただし、情
報出力手段31は、例えばCRT画面等に設けられたも
のであってもよい。その場合に、このデータ検索集計装
置1は、リアルタイム検索システムとして機能すること
が可能となる。
ユーザが設定した可変条件式11a内におけるパラメー
タに関する属性情報を、前記ユーザがキーボード等を用
いて設定するためのものである。ただし、属性設定手段
23では、ユーザが属性情報を設定する際に、認識手段
18での認識結果を基に、どのパラメータに対してどの
ような属性情報を設定すればよいかを指示するガイダン
スを、前記ユーザに対してCRT画面等を用いて行うよ
うになっている。情報出力手段31は、レイアウト手段
14で所定のフォーマットにレイアウトされた情報を、
帳票に可視画像として記録するものである。ただし、情
報出力手段31は、例えばCRT画面等に設けられたも
のであってもよい。その場合に、このデータ検索集計装
置1は、リアルタイム検索システムとして機能すること
が可能となる。
【0026】次に、以上のように構成されたデータ検索
集計装置1において、データベース装置40から情報を
取り出すための論理条件式を変更する際の動作例につい
て、図4フローチャートに従い説明する。このデータ検
索集計装置1では、ユーザによって論理条件式を変更す
る旨の指示がキーボード等であると、先ず、分離手段1
6が条件記憶手段11に記憶されている論理条件式を可
変条件式11aと固定条件式11bとに分離する(ステ
ップ101、以下ステップをSと略す)。そして、条件
設定手段22がCRT画面等に可変条件式11a、すな
わち検索可変条件式11c及び集計可変条件式11dを
変更するための画面を表示する(S102)。この画面
は、分離手段16で分離された可変条件式11aを表示
したものであれば、どのような可変条件式11aを新た
に設定すればよいかをユーザに対して指示するのに好適
である。
集計装置1において、データベース装置40から情報を
取り出すための論理条件式を変更する際の動作例につい
て、図4フローチャートに従い説明する。このデータ検
索集計装置1では、ユーザによって論理条件式を変更す
る旨の指示がキーボード等であると、先ず、分離手段1
6が条件記憶手段11に記憶されている論理条件式を可
変条件式11aと固定条件式11bとに分離する(ステ
ップ101、以下ステップをSと略す)。そして、条件
設定手段22がCRT画面等に可変条件式11a、すな
わち検索可変条件式11c及び集計可変条件式11dを
変更するための画面を表示する(S102)。この画面
は、分離手段16で分離された可変条件式11aを表示
したものであれば、どのような可変条件式11aを新た
に設定すればよいかをユーザに対して指示するのに好適
である。
【0027】検索可変条件式11c及び集計可変条件式
11dを変更するための画面を表示すると、条件設定手
段22では、ユーザによって新たな検索可変条件式11
c及び集計可変条件式11dの入力、すなわち新たな可
変条件式11aの設定が行われる(S103)。このと
き、分離手段16では、条件記憶手段11に記憶されて
いる論理条件式を可変条件式11aと固定条件式11b
とに分離している。よって、条件設定手段22で新たな
可変条件式11aの設定が行われると、条件更新手段1
7は、分離手段16で分離された可変条件式11aに替
わって、条件設定手段22で設定された新たな可変条件
式11aを、条件記憶手段11に記憶させ登録する(S
104)。
11dを変更するための画面を表示すると、条件設定手
段22では、ユーザによって新たな検索可変条件式11
c及び集計可変条件式11dの入力、すなわち新たな可
変条件式11aの設定が行われる(S103)。このと
き、分離手段16では、条件記憶手段11に記憶されて
いる論理条件式を可変条件式11aと固定条件式11b
とに分離している。よって、条件設定手段22で新たな
可変条件式11aの設定が行われると、条件更新手段1
7は、分離手段16で分離された可変条件式11aに替
わって、条件設定手段22で設定された新たな可変条件
式11aを、条件記憶手段11に記憶させ登録する(S
104)。
【0028】また、条件設定手段22で新たな可変条件
式11aの設定が行われると、認識手段18がその可変
条件式11a内におけるパラメータを認識するので、属
性設定手段23では、認識されたパラメータに関する属
性情報を設定するための画面をCRT画面等に表示し
て、ユーザにその属性情報の入力(設定)を行わせる
(S105)。属性設定手段23で属性情報が設定され
ると、属性更新手段19は、設定された属性情報を属性
記憶手段12に記憶させることにより登録する(S10
6)。そして、可変条件式11aや属性情報の設定ミ
ス、または設定漏れ等の理由により再び設定を行う場合
には(S107)、可変条件式11aを新たに設定する
ステップから上述のステップを繰り返す(S103〜S
107)。このようにして、このデータ検索集計装置1
では、論理条件式の変更を行うようになっている。な
お、変更された論理条件式は、再び変更が行われるまで
の間、データベース装置40からの情報の取り出しに繰
り返し使用されるようになっている。
式11aの設定が行われると、認識手段18がその可変
条件式11a内におけるパラメータを認識するので、属
性設定手段23では、認識されたパラメータに関する属
性情報を設定するための画面をCRT画面等に表示し
て、ユーザにその属性情報の入力(設定)を行わせる
(S105)。属性設定手段23で属性情報が設定され
ると、属性更新手段19は、設定された属性情報を属性
記憶手段12に記憶させることにより登録する(S10
6)。そして、可変条件式11aや属性情報の設定ミ
ス、または設定漏れ等の理由により再び設定を行う場合
には(S107)、可変条件式11aを新たに設定する
ステップから上述のステップを繰り返す(S103〜S
107)。このようにして、このデータ検索集計装置1
では、論理条件式の変更を行うようになっている。な
お、変更された論理条件式は、再び変更が行われるまで
の間、データベース装置40からの情報の取り出しに繰
り返し使用されるようになっている。
【0029】続いて、このデータ検索集計装置1におい
て、変更された論理条件式に従ってデータベース装置4
0から情報を取り出す際の動作例について、図5フロー
チャートに従い説明する。このデータ検索集計装置1で
は、ユーザによってデータベース装置40から情報を取
り出す旨の指示がキーボード等であると、取り出す情報
を指定するために、論理条件式内におけるパラメータに
値を入力するための画面を、入力手段21がCRT画面
に表示する(S201)。この画面は、属性記憶手段1
2に記憶されている属性情報を基に、各パラメータにど
のような値を入力すればよいかをユーザに通知するため
のものである。
て、変更された論理条件式に従ってデータベース装置4
0から情報を取り出す際の動作例について、図5フロー
チャートに従い説明する。このデータ検索集計装置1で
は、ユーザによってデータベース装置40から情報を取
り出す旨の指示がキーボード等であると、取り出す情報
を指定するために、論理条件式内におけるパラメータに
値を入力するための画面を、入力手段21がCRT画面
に表示する(S201)。この画面は、属性記憶手段1
2に記憶されている属性情報を基に、各パラメータにど
のような値を入力すればよいかをユーザに通知するため
のものである。
【0030】パラメータに値を入力するための画面を表
示すると、入力手段21では、各パラメータに対する値
がユーザによってキーボード等で入力される(S20
2)。そして、入力制御手段15では、属性記憶手段1
2に記憶されている属性情報を基に、入力手段21で入
力された値に対するチェックを行う(S203)。つま
り、入力制御手段15では、入力手段21で入力された
値と属性記憶手段12に記憶されている属性情報とが整
合するか否かを判断し(S204)、これらが整合しな
ければ入力手段21に再入力を指示し、値を入力するス
テップから上述のステップを繰り返す(S202〜S2
04)。
示すると、入力手段21では、各パラメータに対する値
がユーザによってキーボード等で入力される(S20
2)。そして、入力制御手段15では、属性記憶手段1
2に記憶されている属性情報を基に、入力手段21で入
力された値に対するチェックを行う(S203)。つま
り、入力制御手段15では、入力手段21で入力された
値と属性記憶手段12に記憶されている属性情報とが整
合するか否かを判断し(S204)、これらが整合しな
ければ入力手段21に再入力を指示し、値を入力するス
テップから上述のステップを繰り返す(S202〜S2
04)。
【0031】また、入力された値と属性情報とが整合す
れば、入力制御手段15では、入力された値を検索集計
手段13へ送出する。入力制御手段15から値が送出さ
れると、検索集計手段13では、先ず、その値を条件記
憶手段11に記憶されている検索可変条件式11cまた
は検索固定条件式11eに当てはめて、データベース装
置40に蓄積されている情報の検索を行う(S20
5)。続いて、検索集計手段13では、送出された値を
条件記憶手段11に記憶されている集計可変条件式11
dまたは集計固定条件式11fに当てはめて、検索され
た情報を集計する(S206)。
れば、入力制御手段15では、入力された値を検索集計
手段13へ送出する。入力制御手段15から値が送出さ
れると、検索集計手段13では、先ず、その値を条件記
憶手段11に記憶されている検索可変条件式11cまた
は検索固定条件式11eに当てはめて、データベース装
置40に蓄積されている情報の検索を行う(S20
5)。続いて、検索集計手段13では、送出された値を
条件記憶手段11に記憶されている集計可変条件式11
dまたは集計固定条件式11fに当てはめて、検索され
た情報を集計する(S206)。
【0032】そして、検索集計手段13で情報が集計さ
れると、レイアウト手段14は、集計結果を所定のフォ
ーマットにレイアウトし(S207)、情報出力手段3
1へ送出する。このようにして、このデータ検索集計装
置1では、データベース装置40からの情報の取り出し
を行うようになっている。
れると、レイアウト手段14は、集計結果を所定のフォ
ーマットにレイアウトし(S207)、情報出力手段3
1へ送出する。このようにして、このデータ検索集計装
置1では、データベース装置40からの情報の取り出し
を行うようになっている。
【0033】次に、本実施の形態のデータ検索集計装置
1における論理条件式の変更について、具体例を挙げて
説明する。ただし、データベース装置40には、図6に
示すように、社員名、社員コード、性別、部門コード、
入社年月日等の情報からなる社員テーブルと、部門名、
部門コード、部門内部コード等の情報からなる部門テー
ブルと、プロジェクト名、主管部門、製品名、見積金額
等の情報からなるプロジェクトテーブルとが、予め蓄積
されているものとする。また、これらの情報は、全てデ
ータ検索集計装置1で処理のしやすい状態で蓄積されて
いるものとする。例えば、部門テーブルの部門内部コー
ドであれば、図7に示すように、8桁の英数字列の状態
で蓄積されている。
1における論理条件式の変更について、具体例を挙げて
説明する。ただし、データベース装置40には、図6に
示すように、社員名、社員コード、性別、部門コード、
入社年月日等の情報からなる社員テーブルと、部門名、
部門コード、部門内部コード等の情報からなる部門テー
ブルと、プロジェクト名、主管部門、製品名、見積金額
等の情報からなるプロジェクトテーブルとが、予め蓄積
されているものとする。また、これらの情報は、全てデ
ータ検索集計装置1で処理のしやすい状態で蓄積されて
いるものとする。例えば、部門テーブルの部門内部コー
ドであれば、図7に示すように、8桁の英数字列の状態
で蓄積されている。
【0034】また、条件記憶手段11には、「指定され
た部門と同じ部門に属する社員名を取り出す」といった
条件で情報の取り出しを行う論理条件式が予め記憶され
ているものとする。この論理条件式は、図8に示すよう
に、条件式51と、条件式52と、条件式53との組み
合わせによって成り立っている。条件式51及び条件式
52は、データベース装置40に蓄積されている社員テ
ーブル、部門テーブル、あるいはプロジェクトテーブル
から情報を取り出す際の処理手順を指示するものであ
る。すなわち、条件式51及び条件式52は、固定条件
式11bとして規定されているものである。条件式53
は、「指定された部門と同じ部門に属する社員名を取り
出す」という条件を指示するものである。すなわち、条
件式53は、可変条件式11aとして規定されているも
のである。なお、これらの条件式の中で、「input 」は
ユーザによって指定された部門コードが格納される変数
であり、「innner-section」及び「bumon 」はそれぞれ
内部の作業変数である。
た部門と同じ部門に属する社員名を取り出す」といった
条件で情報の取り出しを行う論理条件式が予め記憶され
ているものとする。この論理条件式は、図8に示すよう
に、条件式51と、条件式52と、条件式53との組み
合わせによって成り立っている。条件式51及び条件式
52は、データベース装置40に蓄積されている社員テ
ーブル、部門テーブル、あるいはプロジェクトテーブル
から情報を取り出す際の処理手順を指示するものであ
る。すなわち、条件式51及び条件式52は、固定条件
式11bとして規定されているものである。条件式53
は、「指定された部門と同じ部門に属する社員名を取り
出す」という条件を指示するものである。すなわち、条
件式53は、可変条件式11aとして規定されているも
のである。なお、これらの条件式の中で、「input 」は
ユーザによって指定された部門コードが格納される変数
であり、「innner-section」及び「bumon 」はそれぞれ
内部の作業変数である。
【0035】このような論理条件式を条件記憶手段11
で記憶しているデータ検索集計装置1では、データベー
ス装置40から情報の取り出しを行う場合に、ユーザが
「指定された部門」を指定しなければならない。つま
り、条件式53におけるパラメータである「input 」に
値を入力しなければならない。そのために、入力手段2
1では、例えば図9に示すように、ユーザに対して値を
入力するための入力域をCRT画面上に表示し、「指定
された部門」の指定、すなわち「input 」に対する値の
入力をユーザに行わせる。
で記憶しているデータ検索集計装置1では、データベー
ス装置40から情報の取り出しを行う場合に、ユーザが
「指定された部門」を指定しなければならない。つま
り、条件式53におけるパラメータである「input 」に
値を入力しなければならない。そのために、入力手段2
1では、例えば図9に示すように、ユーザに対して値を
入力するための入力域をCRT画面上に表示し、「指定
された部門」の指定、すなわち「input 」に対する値の
入力をユーザに行わせる。
【0036】そして、ユーザが「指定された部門」の指
定を行うと、このデータ検索集計装置1では、「指定さ
れた部門と同じ部門に属する社員名を取り出す」という
条件に従って、「指定された部門」に属する「社員名」
等の情報をデータベース装置40から取り出す。このと
き、情報出力手段31が情報の検索集計結果をCRT画
面上に表示する機能を有していれば、CRT画面上に
は、その出力域に「指定された部門」に属する「社員
名」等の情報が表示される。
定を行うと、このデータ検索集計装置1では、「指定さ
れた部門と同じ部門に属する社員名を取り出す」という
条件に従って、「指定された部門」に属する「社員名」
等の情報をデータベース装置40から取り出す。このと
き、情報出力手段31が情報の検索集計結果をCRT画
面上に表示する機能を有していれば、CRT画面上に
は、その出力域に「指定された部門」に属する「社員
名」等の情報が表示される。
【0037】ここで、ユーザが「指定された部門と同じ
部門に属する社員名を取り出す」といった条件を、「指
定部門を主管とし、指定年月日以降に開始した、見積金
額が100万円より大きいプロジェクト名と見積金額を
取り出す」といった条件に変更する場合を考える。この
とき、ユーザは、分離手段16によって可変条件式11
aと固定条件式11bとが分離されるので、条件設定手
段22で可変条件式11aのみを新たに設定すればよ
い。具体的には、条件式53を「select プロジェクト
名、見積金額from プロジェクトテーブル where 主管
部門=bumon and 開始年月日>start and 見積金額>
‘1000000 ’」といった条件式に変更すればよい。
部門に属する社員名を取り出す」といった条件を、「指
定部門を主管とし、指定年月日以降に開始した、見積金
額が100万円より大きいプロジェクト名と見積金額を
取り出す」といった条件に変更する場合を考える。この
とき、ユーザは、分離手段16によって可変条件式11
aと固定条件式11bとが分離されるので、条件設定手
段22で可変条件式11aのみを新たに設定すればよ
い。具体的には、条件式53を「select プロジェクト
名、見積金額from プロジェクトテーブル where 主管
部門=bumon and 開始年月日>start and 見積金額>
‘1000000 ’」といった条件式に変更すればよい。
【0038】このような新たな可変条件式11aが条件
設定手段22で設定されると、条件更新手段18では、
その新たな可変条件式11aを条件式53に替えて条件
記憶手段11に記憶させる。また、認識手段18では、
新たな可変条件式11a内におけるパラメータを認識す
る。ここで、認識手段18によるパラメータの認識につ
いて詳細に説明する。
設定手段22で設定されると、条件更新手段18では、
その新たな可変条件式11aを条件式53に替えて条件
記憶手段11に記憶させる。また、認識手段18では、
新たな可変条件式11a内におけるパラメータを認識す
る。ここで、認識手段18によるパラメータの認識につ
いて詳細に説明する。
【0039】先ず、認識手段18では、新たな可変条件
式11aが設定されると、その可変条件式11aを構成
する項目の中から、定数と変数とを判別する。これは、
定数が必ずシングルクォート(‘’)で囲まれているた
め、それを参照して判別する。具体的には、上述の条件
式の中で「‘1000000 ’」が定数となる。続いて、認識
手段18では、可変条件式11aを構成する項目の中か
ら、「from句」で指定された「プロジェクトテーブル」
内の情報名と同じ名称の項目が存在すれば、それをフィ
ールド名として取り出す。具体的には、上述の条件式の
中で「主管部門」、「開始年月日」、「見積金額」をフ
ィールド名として取り出す。
式11aが設定されると、その可変条件式11aを構成
する項目の中から、定数と変数とを判別する。これは、
定数が必ずシングルクォート(‘’)で囲まれているた
め、それを参照して判別する。具体的には、上述の条件
式の中で「‘1000000 ’」が定数となる。続いて、認識
手段18では、可変条件式11aを構成する項目の中か
ら、「from句」で指定された「プロジェクトテーブル」
内の情報名と同じ名称の項目が存在すれば、それをフィ
ールド名として取り出す。具体的には、上述の条件式の
中で「主管部門」、「開始年月日」、「見積金額」をフ
ィールド名として取り出す。
【0040】そして、可変条件式11aを構成する項目
の中から、定数でもフィールド名でもない項目をパラメ
ータとして認識する。具体的には、上述の条件式の中で
「bumon 」と「start 」とをパラメータとして認識す
る。このように、認識手段18でパラメータが認識さ
れ、かつ、そのパラメータに関する属性情報が属性設定
手段23で設定されると、属性更新手段19では、設定
された属性情報を属性記憶手段12に記憶させる。
の中から、定数でもフィールド名でもない項目をパラメ
ータとして認識する。具体的には、上述の条件式の中で
「bumon 」と「start 」とをパラメータとして認識す
る。このように、認識手段18でパラメータが認識さ
れ、かつ、そのパラメータに関する属性情報が属性設定
手段23で設定されると、属性更新手段19では、設定
された属性情報を属性記憶手段12に記憶させる。
【0041】このように、新たな可変条件式11aと属
性情報とがそれぞれ条件記憶手段11と属性記憶手段1
2に記憶されると、データ検索集計装置1では、データ
ベース装置40から情報の取り出しを行う場合に、既に
説明した図9の画面に替えて、例えば図10に示すよう
な画面をユーザに対して表示する。すなわち、データ検
索集計装置1では、新たな論理条件式に従って、データ
ベース装置40からの情報の取り出しを行う。なお、上
述の説明においては、簡略化のためにプログラム的に記
述された論理条件式を具体例としたが(図8参照)、
「〜かつ〜であるところの〜」といった論理条件式であ
ってもよいことはいうまでもない。
性情報とがそれぞれ条件記憶手段11と属性記憶手段1
2に記憶されると、データ検索集計装置1では、データ
ベース装置40から情報の取り出しを行う場合に、既に
説明した図9の画面に替えて、例えば図10に示すよう
な画面をユーザに対して表示する。すなわち、データ検
索集計装置1では、新たな論理条件式に従って、データ
ベース装置40からの情報の取り出しを行う。なお、上
述の説明においては、簡略化のためにプログラム的に記
述された論理条件式を具体例としたが(図8参照)、
「〜かつ〜であるところの〜」といった論理条件式であ
ってもよいことはいうまでもない。
【0042】以上のように、本実施の形態におけるデー
タ検索集計装置1は、論理条件式を可変条件式11aと
固定条件式11bとに分離する分離手段16と、可変条
件式11aを新たに設定する条件設定手段22と、分離
された可変条件式11aを新たに設定された可変条件式
11aに更新する条件更新手段18とを備えているの
で、条件記憶手段11に記憶されている論理条件式の全
てを変更することなく、検索集計手段13での情報の取
り出し条件を変更することが可能となる。つまり、この
データ検索集計装置1では、帳票出力アプリケーション
装置の再開発等を行うことなく、情報の取り出し条件を
変更できるので、情報の検索及び集計を行う機能の拡張
や変更に対する汎用性の確保することができ、その結果
ユーザが柔軟に運用することを可能とする。また、ユー
ザが固定条件式11bを意識せずに可変条件式11aだ
けを設定すれば、検索及び集計を行う機能の拡張や変更
に対応できるので、ユーザに対して高い技術力を要求せ
ず、その結果ユーザが容易に使いこなすことを可能とす
る。
タ検索集計装置1は、論理条件式を可変条件式11aと
固定条件式11bとに分離する分離手段16と、可変条
件式11aを新たに設定する条件設定手段22と、分離
された可変条件式11aを新たに設定された可変条件式
11aに更新する条件更新手段18とを備えているの
で、条件記憶手段11に記憶されている論理条件式の全
てを変更することなく、検索集計手段13での情報の取
り出し条件を変更することが可能となる。つまり、この
データ検索集計装置1では、帳票出力アプリケーション
装置の再開発等を行うことなく、情報の取り出し条件を
変更できるので、情報の検索及び集計を行う機能の拡張
や変更に対する汎用性の確保することができ、その結果
ユーザが柔軟に運用することを可能とする。また、ユー
ザが固定条件式11bを意識せずに可変条件式11aだ
けを設定すれば、検索及び集計を行う機能の拡張や変更
に対応できるので、ユーザに対して高い技術力を要求せ
ず、その結果ユーザが容易に使いこなすことを可能とす
る。
【0043】また、本実施の形態におけるデータ検索集
計装置1は、設定された可変条件式11a内におけるパ
ラメータを認識する認識手段17と、そのパラメータに
関する属性情報を設定する属性設定手段23と、その属
性情報を記憶する属性記憶手段12とを備えているの
で、新たな可変条件式11aが設定されても、入力手段
21でパラメータに値を入力する際に、そのパラメータ
に適する形態の値を入力することが可能となる。つま
り、このデータ検索集計装置1では、論理条件式を変更
しても変更箇所に含まれているパラメータが自動的に認
識されるとともに、その認識結果に応じて属性情報を設
定すれば、データベース装置40から情報を取り出す際
に、パラメータに対する値の入力を的確に行うことがで
きる。したがって、情報の検索及び集計を行う機能の汎
用性、及びユーザの使用に対する容易性を確保した上
で、さらに、情報の検索及び集計を行う機能の拡張や変
更を確実なものとすることができる。
計装置1は、設定された可変条件式11a内におけるパ
ラメータを認識する認識手段17と、そのパラメータに
関する属性情報を設定する属性設定手段23と、その属
性情報を記憶する属性記憶手段12とを備えているの
で、新たな可変条件式11aが設定されても、入力手段
21でパラメータに値を入力する際に、そのパラメータ
に適する形態の値を入力することが可能となる。つま
り、このデータ検索集計装置1では、論理条件式を変更
しても変更箇所に含まれているパラメータが自動的に認
識されるとともに、その認識結果に応じて属性情報を設
定すれば、データベース装置40から情報を取り出す際
に、パラメータに対する値の入力を的確に行うことがで
きる。したがって、情報の検索及び集計を行う機能の汎
用性、及びユーザの使用に対する容易性を確保した上
で、さらに、情報の検索及び集計を行う機能の拡張や変
更を確実なものとすることができる。
【0044】なお、本実施の形態では、企業等の社員に
関する情報を検索及び集計して帳票に出力する帳票出力
アプリケーション装置に適用した場合について説明した
が、データベース装置40から情報を取り出すものであ
れば、他のものであってもよいことはいうまでもない。
また、本実施の形態では、条件設定手段22で設定され
た可変条件式11aと、分離手段16で分離された可変
条件式11aとを、条件更新手段18が更新する場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。すなわち、条件記憶手段11は、入力部20に以
下のような手段が設けられていれば、複数種類の論理条
件式が記憶されるものであってもよい。ただし、入力部
20に設けられる手段としては、条件記憶手段11に記
憶された複数種類の論理条件式の中から、検索集計手段
13が情報の取り出しを行う際に従う論理条件式を選択
するための手段がある。また、条件設定手段22で可変
条件式11aを設定した際に、その可変条件式11aを
既に条件記憶手段11に記憶されている可変条件式と置
き換えるか、あるいは新たに条件記憶手段11に記憶さ
せるかを選択するための手段がある。
関する情報を検索及び集計して帳票に出力する帳票出力
アプリケーション装置に適用した場合について説明した
が、データベース装置40から情報を取り出すものであ
れば、他のものであってもよいことはいうまでもない。
また、本実施の形態では、条件設定手段22で設定され
た可変条件式11aと、分離手段16で分離された可変
条件式11aとを、条件更新手段18が更新する場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。すなわち、条件記憶手段11は、入力部20に以
下のような手段が設けられていれば、複数種類の論理条
件式が記憶されるものであってもよい。ただし、入力部
20に設けられる手段としては、条件記憶手段11に記
憶された複数種類の論理条件式の中から、検索集計手段
13が情報の取り出しを行う際に従う論理条件式を選択
するための手段がある。また、条件設定手段22で可変
条件式11aを設定した際に、その可変条件式11aを
既に条件記憶手段11に記憶されている可変条件式と置
き換えるか、あるいは新たに条件記憶手段11に記憶さ
せるかを選択するための手段がある。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のデータ
検索集計装置は、条件記憶手段11に記憶されている論
理条件式の全てを変更することなく、分離手段で分離さ
れた可変条件式だけを条件設定手段で新たに設定すれ
ば、検索集計手段での情報の取り出し条件を変更するこ
とが可能となる。したがって、このデータ検索集計装置
は、情報の検索及び集計を行う機能の拡張や変更に対す
る汎用性の確保することができ、結果としてユーザが柔
軟に運用することができる。また、ユーザが複雑な論理
条件式の全てを意識することなく、検索及び集計を行う
機能の拡張や変更に対応できるので、ユーザに対して高
い技術力を要求せず、容易に使いこなすことができる。
検索集計装置は、条件記憶手段11に記憶されている論
理条件式の全てを変更することなく、分離手段で分離さ
れた可変条件式だけを条件設定手段で新たに設定すれ
ば、検索集計手段での情報の取り出し条件を変更するこ
とが可能となる。したがって、このデータ検索集計装置
は、情報の検索及び集計を行う機能の拡張や変更に対す
る汎用性の確保することができ、結果としてユーザが柔
軟に運用することができる。また、ユーザが複雑な論理
条件式の全てを意識することなく、検索及び集計を行う
機能の拡張や変更に対応できるので、ユーザに対して高
い技術力を要求せず、容易に使いこなすことができる。
【図1】本発明に係わるデータ検索集計装置の実施の形
態の一例の概略構成を示すブロック図である。
態の一例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のデータ検索集計装置における論理条件式
の構成を示す説明図である。
の構成を示す説明図である。
【図3】図1のデータ検索集計装置における情報集計の
フォーマットを示す説明図である。
フォーマットを示す説明図である。
【図4】図1のデータ検索集計装置において論理条件式
を変更する際の動作例を示すフローチャートである。
を変更する際の動作例を示すフローチャートである。
【図5】図1のデータ検索集計装置においてデータベー
ス装置から情報を取り出す際の動作例を示すフローチャ
ートである。
ス装置から情報を取り出す際の動作例を示すフローチャ
ートである。
【図6】データベース装置に蓄積されている情報の具体
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図7】データベース装置に蓄積されている部門内部コ
ードの具体例を示す説明図である。
ードの具体例を示す説明図である。
【図8】図1のデータ検索集計装置における論理条件式
の具体例を示す説明図である。
の具体例を示す説明図である。
【図9】図1のデータ検索集計装置においてデータベー
ス装置から情報の取り出しを行う際にユーザに対して表
示する表示画面の具体例の説明図(その1)である。
ス装置から情報の取り出しを行う際にユーザに対して表
示する表示画面の具体例の説明図(その1)である。
【図10】図1のデータ検索集計装置においてデータベ
ース装置から情報の取り出しを行う際にユーザに対して
表示する表示画面の具体例の説明図(その2)である。
ース装置から情報の取り出しを行う際にユーザに対して
表示する表示画面の具体例の説明図(その2)である。
1 データ検索集計装置 11 条件記憶手段 11a 可変条件式 11b 固定条件式 12 属性記憶手段 13 検索集計手段 15 入力制御手段 16 分離手段 17 認識手段 18 条件更新手段 19 属性更新手段 21 入力手段 22 条件設定手段 23 属性設定手段 40 データベース装置
Claims (2)
- 【請求項1】 情報を蓄積するデータベース装置に接続
され、 前記データベース装置から所定の論理条件式に従って情
報の取り出しを行う検索集計手段と、 該検索集計手段が取り出す情報を指定するために前記論
理条件式内におけるパラメータに値を入力するための入
力手段と、 前記論理条件式を記憶する条件記憶手段とを備えてなる
データ検索集計装置において、 前記条件記憶手段に記憶されている論理条件式を、前記
検索集計手段での情報の取り出し条件を指示する可変条
件式と、該取り出し条件以外を指示する固定条件式とに
分離する分離手段と、 前記可変条件式を新たに設定するための条件設定手段
と、 該条件設定手段で新たな可変条件式が設定されると、該
新たな可変条件式を前記分離手段で分離された可変条件
式に替えて前記条件記憶手段に記憶させる条件更新手段
とが設けられたことを特徴とするデータ検索集計装置。 - 【請求項2】 前記論理条件式内におけるパラメータに
対して設定可能な値の形態を記憶する属性記憶手段と、 前記入力手段で前記論理条件式内におけるパラメータに
値を入力する際に、前記属性記憶手段に記憶されている
値の形態に従って前記入力手段での入力を行わせる入力
制御手段とを備え、さらに、 前記条件設定手段で新たな可変条件式が設定されると、
該可変条件式内におけるパラメータを認識する認識手段
と、 該認識手段で認識されたパラメータに入力する値の形態
を設定するための属性設定手段と、 該属性設定手段で設定された値の形態を前記属性記憶手
段に記憶させる属性更新手段とが設けられたことを特徴
とする請求項1記載のデータ検索集計装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7303940A JPH09146970A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | データ検索集計装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7303940A JPH09146970A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | データ検索集計装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09146970A true JPH09146970A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17927126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7303940A Pending JPH09146970A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | データ検索集計装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09146970A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007306609A (ja) * | 2000-10-30 | 2007-11-22 | Koninkl Philips Electronics Nv | 番組の推薦用の問合せサーチ項目を自動的に生成するための方法及び装置 |
JP2015527677A (ja) * | 2012-09-10 | 2015-09-17 | テンセント テクノロジー (シェンツェン) カンパニー リミテッド | ソーシャルネットワークの検索結果提示方法及び装置、並びに記憶媒体 |
-
1995
- 1995-11-22 JP JP7303940A patent/JPH09146970A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007306609A (ja) * | 2000-10-30 | 2007-11-22 | Koninkl Philips Electronics Nv | 番組の推薦用の問合せサーチ項目を自動的に生成するための方法及び装置 |
JP2015527677A (ja) * | 2012-09-10 | 2015-09-17 | テンセント テクノロジー (シェンツェン) カンパニー リミテッド | ソーシャルネットワークの検索結果提示方法及び装置、並びに記憶媒体 |
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