JP2002041289A - 成果物管理方法及びシステム - Google Patents

成果物管理方法及びシステム

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JP2002041289A
JP2002041289A JP2000223883A JP2000223883A JP2002041289A JP 2002041289 A JP2002041289 A JP 2002041289A JP 2000223883 A JP2000223883 A JP 2000223883A JP 2000223883 A JP2000223883 A JP 2000223883A JP 2002041289 A JP2002041289 A JP 2002041289A
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JP2000223883A
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Junichi Maeda
純一 前田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成果物管理システムの下で管理される成果物
について、互いに依存関係によって関連づけられる一群
の成果物が存在する。1つの成果物に変更を施したと
き、他の変更中であった関連成果物にも影響が及び、両
成果物間に不整合が生じるのを防止する。 【解決手段】 利用者によって変更対象の成果物が指定
されたとき、関連成果物影響判定処理部122は、関連
成果物管理テーブル152を参照して指定された成果物
に関連をもつ成果物を抽出し、抽出された関連成果物に
関する情報と、抽出された各関連成果物が変更の対象と
して取り出されているか否かを示す状態情報を関連情報
一時テーブル121に格納し、表示する。また指定され
た成果物の変更区分が指定されたとき、変更影響情報定
義テーブル153を参照して関連成果物のうちで影響が
及ぶ成果物を抽出し、表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェア開発
の過程で作成するシステム構成、ファイル、画面、帳票
リスト、データベース、プログラム、コンポーネントな
どの設計情報及び定義情報、プログラム及びシステムに
おけるテストシナリオなどを含む成果物を一元管理する
成果物管理システムに係わり、特に成果物に対して複数
の利用者が変更を行うことにより誤った変更が行われる
ことを防止するための方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェア開発あるいはシステム開発
の過程では、上記のように各種の文書が成果物として作
成され、成果物管理システムによって管理される。この
システムは、ある利用者が特定の成果物に対して変更を
行うためにその成果物を取り出したとき、他の利用者が
この成果物を変更のために取り出せないように排他制御
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】成果物管理システムの
下で管理される成果物について、成果物間の関係をみる
と、互いに依存関係によって関連づけられる成果物が存
在する。このような一群の関連成果物の間では1つの関
連成果物に変更を施すと、他の変更中であった関連成果
物にも影響が及び、両成果物間に矛盾が生じてしまうこ
とがある。従来の成果物管理システムにおいては、変更
を加えるために利用者がある成果物を取り出すとき、他
の利用者が関連する他の成果物を取り出すことができる
ので、変更内容によっては両成果物が不整合となり、問
題が生じることがあった。
【0004】本発明の目的は、ある成果物を変更のため
に取り出すときに関連成果物が取り出されているか否か
について利用者に明示することにある。
【0005】本発明の他の目的は、関連成果物が取り出
されている場合に選択した成果物の変更がその関連成果
物に影響を及ぼすか否かについて利用者に明示すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子計算機を
利用して成果物を管理する方法において、利用者から変
更の対象として選択された成果物の入力を受け付け、選
択された成果物が他の利用者によって変更の対象として
取り出されていなければ、互いに依存関係によって関連
をもつ成果物間の対応関係を記憶するテーブルを参照し
て選択された成果物に関連をもつ成果物を抽出し、選択
された成果物及び抽出された関連成果物に関する情報
と、抽出された各関連成果物が変更の対象として取り出
されているか否かを示す状態情報を表示する成果物管理
方法及びシステムを特徴とする。
【0007】また本発明は、さらに選択された成果物の
変更区分の入力を受け付け、テーブルを参照してその変
更区分と選択された成果物の種別とから変更によって影
響を受ける成果物の種別を抽出し、抽出された関連成果
物のうちでその成果物の種別が影響を受ける成果物の種
別に該当する関連成果物を判別するように表示する成果
物管理方法及びシステムを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について図
面を用いて説明する。
【0009】図1は、成果物管理システムの構成図であ
る。システムは成果物管理装置100と成果物管理装置
100に接続される表示装置101及び入力装置102
から構成される。成果物管理装置100は、本体となる
計算機であり、処理装置120と、処理装置120に接
続される入出力制御装置110及び記憶装置から構成さ
れる。入出力制御装置110は、表示装置101及び入
力装置102と接続され、処理装置120からの指令に
より、表示装置101及び入力装置102を制御する。
記憶装置は、成果物データベース150、成果物管理テ
ーブル151、関連成果物管理テーブル152および変
更影響情報定義テーブル153を格納する。
【0010】成果物データベース150は、成果物の実
体を格納するデータベースである。成果物管理テーブル
151は、成果物管理装置100に保存する成果物を一
元管理するためのテーブルである。成果物管理装置10
0に対して成果物の実体を登録する操作(以下、チェッ
クイン)、および成果物管理装置から成果物の実体を取
り出す操作(以下、チェックアウト)を行う場合には、
成果物管理テーブル151上の該当する成果物にその状
態を記録する。関連成果物管理テーブル152は、関連
をもつ成果物間の依存関係を設定するテーブルである。
変更影響情報定義テーブル153は、成果物に変更を施
すときに、その変更の区分によって影響を受ける成果物
を成果物の区分間の関係で示すテーブルである。本実施
形態のデータベース又はテーブルは、データベースの他
に、オペレーティングシステムのファイルシステム、あ
るいはオペレーティングシステムが管理する処理装置1
20内のメモリ領域を利用するものであってもよい。
【0011】処理装置120のメモリには関連情報一時
テーブル121及び関連成果物影響判定処理部122を
格納する。関連情報一時テーブル121は、利用者ごと
に作成され、利用者が選択した成果物及びその関連する
成果物の成果物情報を格納する作業テーブルである。関
連成果物影響判定処理部122は、処理装置120によ
って実行されるプログラムであり、利用者が成果物を選
択入力したとき、成果物管理テーブル151及び関連成
果物管理テーブル152を参照して選択された成果物及
びその関連する成果物の成果物情報を収集して関連情報
一時テーブル121に格納し、関連情報一時テーブル1
21の内容を表示する。また利用者が選択した成果物に
関する変更内容を選択入力したとき、変更影響情報定義
テーブル153を参照して関連情報一時テーブル121
の成果物の中で影響を受ける成果物を抽出し、表示装置
101上に表示する。
【0012】表示装置101は、成果物や変更内容の一
覧を表示したり、関連情報一時テーブル121の内容を
表示する装置である。入力装置102は、成果物や変更
内容を選択入力するための装置である。
【0013】なお成果物管理装置100内にネットワー
クに接続する通信制御装置を設け、このネットワークを
介して表示装置101及び入力装置102を有する複数
の端末装置と接続し、複数の利用者からの成果物に関す
る要求を受けて処理することができる。
【0014】図2は、成果物管理テーブル151のデー
タ構成を示す図である。成果物管理テーブル151の各
レコードは、成果物ID510、成果物名520、成果
物区分530及び変更区分540の各データ項目を有す
る。成果物ID510は、管理される成果物を識別する
ためのユニークな識別子である。成果物名520は、利
用者が成果物を認識するための名称、または成果物デー
タベース150に格納される該当するファイルの実体名
である。成果物区分530は、成果物の種別を示すユニ
ークな識別子である。成果物の種別とは、仕様書、プロ
グラム情報、ファイルの定義情報、画面レイアウト定義
情報、帳票レイアウト定義情報、プログラムソースファ
イルなどの成果物の分類を示す。変更区分540は、そ
の成果物が成果物管理装置100からチェックアウトさ
れているか否か、またチェックアウトされている場合に
は、どのような変更が行われているかを表す情報であ
る。変更区分が0の場合には、チェックアウトされてい
ない状態を示し、変更区分が0以外の場合には、図6に
示すテーブルのように変更区分の値ごとに変更内容を対
応させる。
【0015】図3は、関連成果物管理テーブル152の
データ構成を示す図である。関連成果物管理テーブル1
52は、関連をもつ成果物間の依存関係を対応関係とし
て設定する。関連成果物管理テーブル152の各レコー
ドは、成果物ID510、関連成果物ID550及び依
存関係555の各データ項目を有する。成果物ID51
0は依存元の成果物のIDであり、関連成果物ID55
0は依存先の成果物のIDである。依存関係555は、
成果物ID510と関連成果物ID550の依存関係が
親子の関係か、兄弟の関係かを示す。依存関係555が
親子関係の場合には、成果物ID510が親、関連成果
物ID550が子とみなす。また依存関係555が兄弟
関係の場合には、兄弟関係にある一連の関連成果物を適
当な順序で一列に並べたときに成果物ID510がある
順位の成果物、関連成果物ID550が次の順位の成果
物である。
【0016】図4は、変更影響情報定義テーブル153
のデータ構成を示す図である。変更影響情報定義テーブ
ル153は、ある成果物の成果物区分530に対する変
更によって影響を受ける成果物の区分を示している。変
更影響情報定義テーブル153の各レコードは、変更区
分540、成果物区分530及び影響成果物区分560
の各データ項目を有する。変更区分540は、図6に示
す変更内容600に対応する変更区分540である。成
果物区分530は、変更区分540に示される変更が施
される成果物の区分、影響成果物区分560はその変更
によって影響を受ける成果物の区分を示す。変更影響情
報定義テーブル153は、互いに依存関係による関連を
もつ一群の成果物に関して各成果物の成果物区分530
について適用される。
【0017】図5は、関連情報一時テーブル121のデ
ータ構成を示す図である。関連情報一時テーブル121
は、利用者が選択した成果物及びその成果物に関連する
成果物の成果物情報を格納する作業用テーブルであり、
各利用者ごとに作成される。関連情報一時テーブル12
1の各レコードは、各成果物に対応して成果物ID51
0、成果物名520、成果物区分530、レベル番号5
70、変更区分540、子成果物ID580及び次成果
物ID590の各データ項目を有する。成果物ID51
0、成果物名520、成果物区分530及び変更区分5
40は、成果物管理テーブル151から取得された情報
である。レベル番号570は、成果物間の親子関係の階
層の深さを示す1から始まる番号である。子成果物ID
580は、当該成果物を親とするときに子となる成果物
のIDである。次成果物ID590は、兄弟関係をもつ
成果物の中で当該成果物に続く成果物のIDである。子
成果物ID580又は次成果物ID590が存在しない
場合には0000によって示す。
【0018】図6は、関連成果物影響判定処理部122
内に保存されるテーブルであり、各変更区分540と変
更内容600の対応を示すテーブルである。
【0019】図7は、関連成果物影響判定処理部122
の処理手順の概略を示す図である。関連成果物影響判定
処理部122は、成果物管理テーブル151を参照し、
表示装置101上に成果物名520の一覧を表示し、入
力装置102を介して利用者から選択されたチェックア
ウトすべき成果物を入力する(ステップ210)。次に
関連成果物管理テーブル152及び成果物管理テーブル
151を検索し、選択された成果物の関連成果物の情報
を取得し、関連情報一時テーブル121を作成して表示
する(ステップ220)。その詳細な処理手順について
は、以下に図8、図9A〜図9Cを用いて説明する。た
だし選択された成果物がチェックアウト中であれば、ス
テップ220以降を実行しない。次に図6に示す変更内
容600の一覧を表示装置101上に表示し、入力装置
102を介して利用者から選択された変更内容を入力す
る(ステップ230)。この変更内容は選択された成果
物に施される変更の内容を示している。次に関連情報一
時テーブル121及び変更影響情報定義テーブル153
を参照し、取得した関連成果物のうちで選択された変更
内容の影響を受ける関連成果物を抽出し、表示する(ス
テップ240)。その詳細な処理手順については、以下
に図10を用いて説明する。ステップ240の後に、利
用者はステップ230に戻り、別の変更内容についてス
テップ230及びステップ240の処理を繰り返すこと
ができる。
【0020】続いて処理ステップ220及び処理ステッ
プ240の詳細についてフローチャートを用いて説明す
る。
【0021】図8及び図9A〜図9Cは、処理ステップ
220についてのフローチャートである。このうち図8
は処理ステップ220のメイン処理のチャートであり、
図9A〜図9Cは図8のチャートから呼び出されるサブ
ルーチンのチャートである。
【0022】図8を参照すると、関連成果物影響判定処
理部122は、要求のあった利用者向けに関連情報一時
テーブル121の領域を初期化する(ステップ31
1)。次に現在のレベル番号を1に設定する(ステップ
312)。次に利用者が選択した成果物の名称をキーと
して成果物管理テーブル151を検索し、その成果物の
成果物ID510、成果物名520、成果物区分530
及び変更区分540の情報を取得し、メモリに保存する
(ステップ313)。次に当該利用者による成果物の変
更が可能か否か判定する(ステップ314)。変更区分
540が0であれば変更可能、0でなければ他の利用者
によってすでにチェックアウト済みで変更不可能であ
る。変更不可能であれば、表示装置101上にその旨の
メッセージを表示する(ステップ315)。
【0023】成果物の変更が可能であれば(ステップ3
14YES)、取得した成果物ID510、成果物名5
20、成果物区分530及び変更区分540をパラメー
タとして図9A〜図9Cに示す処理ステップ401〜4
24を実行する(ステップ316)。次に関連情報一時
テーブル121に蓄積した情報を表示装置101上の関
連成果物表示画面に表示する(ステップ317)。表示
の際には、すでにチェックアウトされている成果物があ
るか否かを利用者に示すため、関連情報一時テーブル1
21上で変更区分540が0以外の成果物のレコードを
反転表示する。そのとき現在どのような変更が行われて
いるかを利用者に示すため、その変更区分540の値に
対応する変更内容600を示す文字列を反転表示したレ
コードに追加して表示する。
【0024】図9Aは、選択された成果物の成果物ID
が関連成果物管理テーブル152に登録されているか否
か判定し、登録されていれば依存関係にある最高位レベ
ルの成果物を探索する処理を示すフローチャートであ
る。選択された成果物又は対象成果物のIDを依存元の
成果物IDとし、成果物ID510に関して関連成果物
管理テーブル152を検索する(ステップ401)。該
当する少なくとも1つのレコードが存在すれば(ステッ
プ402YES)、対象成果物IDが関連成果物IDと
みなして関連成果物ID550に関して関連成果物管理
テーブル152を検索する(ステップ403)。該当す
るレコードが存在すれば(ステップ404YES)、該
当するレコード群の成果物ID510に注目し、依存関
係555が親子関係であるレコードがあればそのレコー
ド、なければ該当する単一レコードの成果物ID510
を対象成果物のIDとし(ステップ405)、ステップ
401へ行く。該当するレコードがなければ(ステップ
404NO)、対象成果物のIDをもって図9BのB2
点(ステップ417)へ行く。
【0025】ステップ401の検索結果として該当する
レコードが存在しなければ(ステップ402NO)、対
象成果物IDが関連成果物IDとみなして関連成果物I
D550に関して関連成果物管理テーブル152を検索
する(ステップ406)。該当するレコードが存在しな
ければ(ステップ407NO)、対象成果物のIDをも
って図9BのB1点(ステップ413)へ行く。該当す
る少なくとも1つのレコードがあれば(ステップ407
YES)、A1点(ステップ405)へ行く。
【0026】図9B及び図9Cは、依存関係にあるすべ
ての成果物及び関連成果物の成果物情報を取得し、その
成果物情報を関連情報一時テーブル121に格納する処
理を示すフローチャートである。まず対象成果物が依存
元成果物とみなして、成果物ID510に関して関連成
果物管理テーブル152を検索する(ステップ41
1)。該当するレコードが存在しなければ(ステップ4
12NO)、その対象成果物のIDをキーとして成果物
管理テーブル151を検索して該当する成果物情報を取
得し(ステップ413)、関連情報一時テーブル121
に新しいレコードを追加してその成果物情報をそのレコ
ードに格納する(ステップ414)。現在のレベル番号
をレベル番号570に格納する。また対象成果物には子
の成果物も次成果物もないので、子成果物580及び次
成果物590にはそれぞれ0000を格納する。次に保
留成果物リストに当該対象成果物があればそれを消し込
み、同リスト上に他の保留中成果物IDがあるか否か判
定する(ステップ415)。保留の成果物がなければ当
該サブルーチンの処理を終了し、メイン処理に戻る。保
留の成果物があれば(ステップ415YES)、保留成
果物リスト中の先頭の成果物を対象成果物とし、その成
果物のレベル番号更新が保留されていれば現在のレベル
番号に1を加えた後、ステップ411に戻る(ステップ
416)。
【0027】ステップ411の検索の結果として該当す
る少なくとも1つのレコードが存在すれば(ステップ4
12YES)、対象成果物の関連成果物が複数か否か判
定する(ステップ417)。関連成果物が複数あれば
(ステップ417YES)、図9Cのステップ421へ
行く。関連成果物が1つであれば(ステップ417N
O)、対象成果物のIDをキーとして成果物管理テーブ
ル151を検索して該当する成果物情報を取得し(ステ
ップ418)、関連情報一時テーブル121に新しいレ
コードを追加してその成果物情報をそのレコードに格納
する(ステップ419)。現在のレベル番号をレベル番
号570に格納する。対象成果物と依存先成果物の依存
関係555が親子関係ならば子成果物580にその関連
成果物のIDを格納し、現在のレベル番号に1を加え
る。依存関係555が兄弟関係ならば次成果物590に
関連成果物のIDを格納する。対象成果物が保留成果物
リストにあれば消し込む。次に依存先となる当該関連成
果物を対象成果物として(ステップ420)、ステップ
411へ行く。
【0028】図9Cに移り、関連成果物が複数個ある場
合に、依存元である対象成果物のIDをキーとして成果
物管理テーブル151を検索して、該当する成果物情報
を取得し(ステップ421)、関連情報一時テーブル1
21に新しいレコードを追加してその成果物情報をその
レコードに格納する(ステップ422)。現在のレベル
番号をレベル番号570に格納する。複数個ある関連成
果物のうち、依存関係555が兄弟関係である関連成果
物があれば、そのIDを次成果物590に格納する。依
存関係555が親子関係である関連成果物があれば、そ
の先頭の関連成果物のIDを子成果物580に格納し、
その関連成果物のレベル番号の更新を保留する。対象成
果物が保留成果物リストにあれば消し込む。次に各関連
成果物で未登録の関連成果物のIDを保留成果物リスト
に追加する(ステップ423)。依存関係555が兄弟
関係の関連成果物があればその成果物をリストの先頭と
する。次に保留成果物リストの先頭の成果物を対象成果
物とし、その成果物のレベル番号の更新が保留されてい
れば現在のレベル番号に1を加えた後、図9BのB3点
(ステップ411)へ行く(ステップ424)。
【0029】なお関連成果物管理テーブル152を関連
情報一時テーブル121の成果物ID510、レベル番
号570、子成果物580及び次成果物590をもつデ
ータ構成とし、依存関係によって関連をもつ一群の成果
物を各々独立したテーブルとし、対象とする成果物の成
果物ID510によって関連成果物管理テーブル152
から一群の関連成果物をすべて引き出すことも可能であ
る。このような関連成果物管理テーブル152を検索し
て所望のテーブルを引き出す処理は上記処理よりも単純
化された処理となる。
【0030】図10は、処理ステップ240の処理の詳
細を示すフローチャートである。関連成果物影響判定処
理部122は、ステップ210で選択されメモリに保存
された成果物の成果物IDを取得する(ステップ71
0)。次に図6に示すテーブルを参照してステップ23
0で指定された変更内容600に対応する変更区分54
0を取得する(ステップ711)。次に当該関連情報一
時テーブル121について選択された成果物のIDをも
つレコードを成果物ID510によって検索する(ステ
ップ712)。該当するレコードが存在しなければ(ス
テップ713NO)、処理を終了する。
【0031】該当するレコードが存在すれば、指定され
た変更区分540及び選択された成果物の成果物区分5
30によって変更影響情報定義テーブル153を検索
し、該当するレコードの影響成果物区分560をすべて
取得する(ステップ714)。次に関連情報一時テーブ
ル121を検索し、その成果物区分530が取得した影
響成果物区分560に該当する成果物ID510をすべ
て抽出する(ステップ715)。次に表示装置101上
に表示された関連情報一時テーブル121のレコードの
うち、抽出した成果物ID510に対応する成果物名5
20をすべて強調表示する(ステップ716)。
【0032】図11〜図13は、表示装置101上に表
示される関連成果物表示画面の例を示している。図11
は、成果物として「交通費支給リスト作成」が選択され
たときに、関連成果物として「交通費ファイル」「交通
費支給リスト」及び「PROGP200.cbl」が存在する状況を
示している。そのうち「交通費支給リスト」は変更内容
が「帳票レイアウト変更」の変更処理中である。図12
は、「交通費支給リスト作成」について変更内容が「帳
票インタフェース変更」の変更を行うとき「交通費支給
リスト」と「PROGP200.cbl」の成果物が影響を受けるこ
とを示すために強調表示し、「交通費支給リスト」が変
更処理中のため問題が生じることを示している。図13
は、「交通費支給リスト作成」について変更内容が「フ
ァイルインタフェース変更」の変更を行うとき、「交通
費ファイル」と「PROGP200.cbl」の成果物が影響を受け
ることを示すために強調表示し、変更処理中の「交通費
支給リスト」が影響を受けないため、問題が生じないこ
とを示している。なお一般には影響を受ける関連成果物
を強調表示することを含め、それら成果物が判別可能な
ように表示すればよい。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、利用
者がある成果物を変更のために取り出すときに、その関
連成果物が他の利用者によって取り出されているか否か
について表示するので、それによって利用者は対象とす
る成果物の変更を行うか否か判定することができる。さ
らに関連成果物が取り出されている場合に対象とする成
果物の変更がその関連成果物に影響を及ぼすか否かにつ
いて表示するので、それによって利用者は対象成果物の
変更を抑止でき、成果物間の不整合を防止することがで
きる。また利用者は変更中の他の関連成果物に影響を及
ぼすことのないような変更内容を選択することができ、
成果物の変更作業を効率化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の成果物管理システムの構成図であ
る。
【図2】実施形態の成果物管理テーブル151のデータ
構成を示す図である。
【図3】実施形態の関連成果物管理テーブル152のデ
ータ構成を示す図である。
【図4】実施形態の変更影響情報定義テーブル153の
データ構成を示す図である。
【図5】実施形態の関連情報一時テーブル121のデー
タ構成を示す図である。
【図6】変更区分と変更内容の対応例を示す図である。
【図7】実施形態の関連成果物影響判定処理部122の
概略処理手順を示す図である。
【図8】実施形態のステップ220の処理の詳細を示す
フローチャートである。
【図9A】実施形態のステップ315の処理の詳細を示
すフローチャートである。
【図9B】実施形態の図9Aに続くステップ315の処
理の詳細を示すフローチャートである。
【図9C】実施形態の図9Bに続くステップ315の処
理の詳細を示すフローチャートである。
【図10】実施形態のステップ240の処理の詳細を示
すフローチャートである。
【図11】関連成果物表示画面の例を示す図である。
【図12】他の関連成果物表示画面の例を示す図であ
る。
【図13】他の関連成果物表示画面の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
121:関連情報一時テーブル、122:関連成果物影
響判定処理部、151:成果物管理テーブル、152:
関連成果物管理テーブル、153:変更影響情報定義テ
ーブル、510:成果物ID、520:成果物名、53
0:成果物区分、540:変更区分、550:関連成果
物ID、560:影響成果物区分、600:変更内容

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子計算機を利用して成果物を管理する方
    法において、利用者から変更の対象として選択された成
    果物の入力を受け付け、選択された成果物が他の利用者
    によって変更の対象として取り出されていなければ、互
    いに依存関係によって関連をもつ成果物間の対応関係を
    記憶するテーブルを参照して選択された成果物に関連を
    もつ成果物を抽出し、選択された成果物及び抽出された
    関連成果物に関する情報と、抽出された各関連成果物が
    変更の対象として取り出されているか否かを示す状態情
    報を表示することを特徴とする成果物管理方法。
  2. 【請求項2】さらに前記選択された成果物の変更区分の
    入力を受け付け、テーブルを参照して前記変更区分と前
    記選択された成果物の種別とから変更によって影響を受
    ける成果物の種別を抽出し、抽出された前記関連成果物
    のうちでその成果物の種別が前記影響を受ける成果物の
    種別に該当する関連成果物を判別するように表示するこ
    とを特徴とする請求項1記載の成果物管理方法。
  3. 【請求項3】電子計算機を利用して成果物を管理するシ
    ステムにおいて、各成果物が変更中であるか否かを示す
    状態情報を格納する第1のテーブル手段と、互いに依存
    関係によって関連をもつ成果物間の対応関係を記憶する
    第2のテーブル手段と、利用者から変更の対象として選
    択された成果物及びその関連成果物の成果物情報を格納
    する第3のテーブル手段と、第1のテーブル手段を参照
    して利用者によって選択された成果物が他の利用者によ
    る変更の対象として取り出されているか否かを判定する
    手段と、選択された成果物が取り出されていなければ第
    2のテーブル手段を参照して選択された成果物に関連を
    もつ成果物を抽出する手段と、選択された成果物及び抽
    出された関連成果物に関する情報と、抽出された各関連
    成果物が変更の対象として取り出されているか否かを示
    す状態情報を第3のテーブル手段に格納する手段と、第
    3のテーブル手段を参照して関連成果物に関する情報と
    各関連成果物の状態情報を表示する手段とを有すること
    を特徴とする成果物管理システム。
  4. 【請求項4】さらに前記成果物の変更区分と注目する成
    果物の種別とから変更によって影響を受ける成果物の種
    別を記憶する第4のテーブル手段と、前記選択された成
    果物の変更区分の入力を受け付ける手段と、第4のテー
    ブル手段を参照して前記選択された成果物の変更区分と
    前記選択された成果物の種別とから決まる変更によって
    影響を受ける成果物の種別を抽出する手段と、抽出され
    た前記関連成果物のうちでその成果物の種別が前記影響
    を受ける成果物の種別に該当する関連成果物を判別する
    ように表示する手段とを有することを特徴とする請求項
    3記載の成果物管理システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009104336A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ソフトウェア成果物管理システム、方法及びそのプログラム
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