JP2002251391A - データ管理システム、データ管理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

データ管理システム、データ管理方法及びコンピュータプログラム

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JP2002251391A JP2001047730A JP2001047730A JP2002251391A JP 2002251391 A JP2002251391 A JP 2002251391A JP 2001047730 A JP2001047730 A JP 2001047730A JP 2001047730 A JP2001047730 A JP 2001047730A JP 2002251391 A JP2002251391 A JP 2002251391A
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/958Organisation or management of web site content, e.g. publishing, maintaining pages or automatic linking

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データが存在するデータ格納手段の構成、種
類又はその存在形態に拘束されずに、効率的な複合検索
を行うことができる、データ管理手法を提供する。 【解決手段】 複数の管理対象体のいずれかに属するデ
ータが格納されているデータ格納手段10に対する種々
の検索条件を受け付ける検索指示/表示機構13と、受
け付けた検索条件に適合するデータをデータ格納手段か
ら索出するとともに、索出したデータが属する管理対象
体を特定する検索部14と、この検索部によって特定さ
れた管理対象体を識別するための識別情報を、検索条件
毎の検索結果を集合させた集合体の一部として保持する
集合体格納部11とを備えるデータ管理システムであ
る。集合体格納部に保持されている集合体を、データ格
納手段に代わる検索の対象とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ管理システ
ムに係り、特に、複数のデータベース或いはデータウェ
アハウスに分散して格納されるデータの検索結果または
その外部で作成されている既存のデータを統合的に扱う
ことができるデータ管理手法に関する。
【0002】
【発明の背景】データ管理を行うシステムの代表的なも
のとして、対象となるデータの検索等を行うデータベー
ス管理システム(DBMS)がある。このようなDBM
Sにおいて管理されるデータは、複数のデータベースそ
の他のデータ格納手段に分散して格納されている場合が
多い。このような複数のデータベース等にまたがったデ
ータの検索、いわゆる複合検索を行う場合は、存在する
複数のデータベース等を論理的に1つのデータベースと
して扱えるように構成するか、或いは、分散しているデ
ータを統合して検索できるように構成する必要がある。
しかし、複数のデータベースやデータウェアハウスを論
理的に1つのものとして扱えるように構成するには、そ
のデータベース等の種類やバージョンによって、構成に
制約が伴う。そのために、すべてのデータベース等の種
類やバージョンを1つのものとして扱えるようにするこ
とは、事実上は不可能である。
【0003】また、データベース等に格納されているデ
ータを直接検索するのではなく、操作者が介在するデー
タ検索を行い、これにより得られた検索の結果をリスト
化してデータ管理を行う場合がある。実社会では、この
ようなリストは多数存在しており、これらのリストを、
他のデータベースからの検索条件によって絞り込んだ
り、既にあるリスト同士を比較して、両リストに共通す
るデータを抽出したり、他方のリストにのみ存在するデ
ータを抽出したりする要求がある。このような要求をD
BMS上で実現するためには、リストに含まれるデータ
を管理するための項目をDBMS内に作成しておく必要
がある。このような項目は、データ検索によって自動的
に作成できることが望ましいが、検索条件によっては、
複雑な検索式が必要になったり、適当な検索式が無かっ
たりするために、実際上は、これらの自動化は困難であ
る。
【0004】本発明の課題は、対象となるデータが存在
するデータ格納手段の構成、種類又はその存在形態に拘
束されずに、効率的な複合検索を行うことができる、改
良されたデータ管理手法を提供することにある。本発明
の他の課題は、上記のデータ管理手法において、複合検
索の結果と外部で作成されている既存のデータを統合的
に扱うことができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、データ管理システム、コンピュータによ
るデータ管理方法及びコンピュータプログラムを提供す
る。本発明のデータ管理システムは、複数の管理対象体
のいずれかに属するデータが格納されているデータ格納
手段に対する種々の検索条件を受け付ける受付手段と、
受け付けた検索条件に適合するデータを前記データ格納
手段から索出するとともに、索出したデータが属する管
理対象体を特定する検索手段と、この検索手段によって
特定された管理対象体を識別するための識別情報を、検
索条件毎の検索結果を集合させた集合体の一部として保
持する保持手段とを備え、前記保持手段に保持されてい
る集合体を、前記データ格納手段に代わる検索の対象と
することを特徴とする、データ管理システムである。集
合体をデータ格納手段に代わる検索の対象とするため
に、同様の検索結果が必要な際には、データ格納手段に
対する再検索を行わずに、保持手段から集合体を読み出
すことで、迅速に所望の集合が入手可能となる。また、
その際のシステム対する処理の負荷も、改めて検索を行
う場合よりも少なくすむ。識別情報は、管理対象体を特
定するものである。顧客の商品購入に関するデータの管
理を行うデータ管理システムの場合には、例えば、顧客
や店舗、取引先、商品等が管理対象体となりうる。
【0006】このデータ管理システムは、外部システム
で作成されたデータであって前記管理対象体の識別情報
を含むものを取り込み、取り込んだデータに含まれる識
別情報を該当する前記集合体の一部に加える外部データ
取込手段をさらに備えるようにしてもよい。このような
外部データ取込手段は、例えば、前記外部システムで作
成されたデータを管理対象体毎にリスト化して取り込
み、前記識別情報をリスト単位で前記集合体に加えるよ
うに構成される。これにより、データ管理システムは、
検索の結果と外部で作成されている既存のデータを統合
的に扱うことができる。また、このデータ管理システム
は、複数の集合体間で論理演算を行って新たな集合体を
生成し、生成した新たな集合体を前記保持手段に保持さ
せる演算手段をさらに備えるようにしてもよい。これに
より、集合体間の共通データの抽出等が可能となる。前
記保持手段は、例えば、保持前の前記集合体を一時的に
記憶させておくための一時記憶手段を備えるようにして
もよく、この場合、前記演算手段は、前記一時記憶手段
に記憶されている複数の集合体間で論理演算を行うとと
もに前記新たな集合体を当該一時記憶手段に記憶させ
る。また、データ管理システムは、前記一時記憶手段に
記憶されている集合体を修正する修正手段をさらに備え
るようにしてもよい。これにより、例えば、集合体に含
まれる識別情報を操作者の意図にあった形に修正するこ
とが可能となる。
【0007】本発明の他のデータ管理システムは、ID
によって識別可能な顧客に起因して生じる複数種類のデ
ータが分散して格納されている複数のデータ格納手段に
対する種々の検索条件を受け付ける受付手段と、受け付
けた検索条件に適合するデータをいずれかの前記データ
格納手段から索出するとともに、索出したデータについ
ての顧客のIDを特定する検索手段と、この検索手段に
よって特定されたIDを、検索条件毎の検索結果を集合
させた集合体の一部として保持する保持手段と、外部シ
ステムで作成された顧客に関わるデータであって前記I
Dを含むものを取り込み、取り込んだデータに含まれる
IDを前記保持手段に保持されている前記集合体の一部
に加える手段と、前記保持手段に保持されている集合体
を前記複数のデータ格納手段に代わる検索の対象とする
ことを特徴とする、データ管理システムである。このデ
ータ管理システムは、複数の集合体間で論理演算を行っ
て新たな集合体を生成し、生成した新たな集合体を前記
保持手段に保持させる演算手段をさらに備えるようにし
てもよい。
【0008】本発明のデータ管理方法は、複数の管理対
象体のいずれかに属するデータが格納されているデータ
格納手段に接続されたコンピュータにおいて、種々の検
索条件を受け付ける処理、受け付けた検索条件に適合す
るデータを前記データ格納手段から索出するとともに、
索出したデータが属する管理対象体を特定する処理、特
定された管理対象体を識別するための識別情報を、検索
条件毎の検索結果を集合させた集合体の一部として所定
の保持手段に保持する処理を実行し、前記保持手段に保
持されている集合体を、前記データ格納手段に代わる検
索の対象とすることを特徴とする、コンピュータによる
データ管理方法である。
【0009】本発明のコンピュータプログラムは、複数
の管理対象体のいずれかに属するデータが格納されてい
るデータ格納手段に接続されたコンピュータに、種々の
検索条件を受け付ける処理、受け付けた検索条件に適合
するデータを前記データ格納手段から索出するととも
に、索出したデータが属する管理対象体を特定する処
理、特定された管理対象体を識別するための識別情報
を、検索条件毎の検索結果を集合させた集合体の一部と
して所定の保持手段に保持する処理を実行させ、前記保
持手段に保持されている集合体を、前記データ格納手段
に代わる検索の対象としてコンピュータにデータ検索を
させるためのコンピュータプログラムである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、顧客の商品購入
に関するデータの管理を行うデータ管理システムに適用
した場合の実施の形態を説明する。
【0011】<システム構成>図1は、本実施形態のデ
ータ管理システムの構成図である。このデータ管理シス
テム1は、データ格納手段10及び集合体格納部11に
接続され、主制御部12、検索指示/表示機構13、検
索部14、集合管理部15及びリスト入力部17を備え
た通信機能付のコンピュータシステムである。
【0012】データ格納手段10は、分散して存在する
複数のデータベース又はデータウェアにより構成され
る。各データベースの物理的なデザインやインタフェー
スは、互いに異なっていてもよいが、主制御部12に
は、各データベースとの接続インタフェースを用意して
おく必要がある。データ格納手段10には、顧客の属性
を示す種々の属性データが、例えばテーブル形式で格納
されている。本実施形態では、個々の顧客の個人情報を
保存する顧客テーブル101と、顧客毎の商品の購入履
歴を保存する購入履歴テーブル102とが、それぞれ、
データベース又はデータウェアに格納されている。これ
らのテーブルは、一つのデータベース等に格納されてい
てもよく、また、異なるデータベース等に格納されてい
てもよい。
【0013】顧客テーブル101には図2に例示される
個人情報、すなわち、顧客の名前(名称)、住所、性
別、生年月日、電話番号が格納される。これらの個人情
報は、顧客の識別情報であるID(Identification)に
よって一意に特定できるようになっている。IDは、顧
客ごとにユニークになるように割り振られる。IDとし
て数値を用いれば、4バイト(32ビット)の大きさ
で、約40億人分のIDを用意できるため、顧客を管理
するには必要十分となる。
【0014】購入履歴テーブル102には、顧客が過去
に購入した商品に関するデータ、すなわち、図3に示さ
れるように、商品名、購入日、購入店名、販売額(購入
額)が格納される。購入履歴テーブル102の項目は、
どの顧客が商品を購入したかを識別するために、顧客テ
ーブル101で使用されるIDと同じIDが用いられ
る。この購入履歴テーブル102には、顧客が購入した
という一つの事象毎に一つのレコードが存在する。同一
顧客が複数回の商品購入を行なっていれば、同一のID
に対して購入回数分のレコードが存在する。IDが特定
されれば、そのIDにより顧客テーブル101を参照す
ることで、該当するレコードがどの顧客のものであるか
を特定できる。このように、顧客テーブル101及び商
品購入履歴テーブル102は、データベースの構造が異
なっていても、IDが共通であることが必要条件とな
る。共通のIDを用いることで、別々のデータベースで
も同じ顧客を特定することが可能となる。
【0015】集合体格納部11は、検索の結果である顧
客の属性データを、検索条件毎に、集合体として保存す
るものであり、保存内容をテーブル化した集合テーブル
111を備えている。ここでは、検索条件に適合するデ
ータが属する顧客のIDを集合体として保存する。「集
合体」は、例えば男性顧客、A店で購入した顧客、バッ
グ購入顧客、50,000円以上の商品を購入した顧
客、・・・のようなものを想定する。図4は、この集合
テーブル111の内容例を示している。図4の例では、
「男性顧客」について顧客IDリスト(検索条件に該当
する顧客に付されたIDのリスト、以下同じ)が「1
(名前アアア)」、「2(名前イイイ)」となる2人の
顧客のデータが保存されていることを示している。同様
に、「A店で購入した顧客」、「バッグ購入顧客」につ
いて、顧客IDリストが「1(名前アアア)」、「2
(名前イイイ)」、「3(名前ウウウ)」となる3人の
顧客のデータが保存されていることを示している。「5
0,000円以上の商品購入顧客」については、顧客I
Dリストが「2(名前イイイ)」、「3(名前ウウ
ウ)」となる2人の顧客のデータが保存されている。
【0016】主制御部12は、データ管理システム1全
体の処理動作を制御する。例えばデータ検索時には、検
索指示/表示機構13を通じて入力された検索要求の内
容を解析し、必要に応じて、検索部14、集合管理部1
5、リスト入力部17を選択的に起動させる。また、検
索部14、集合管理部15、リスト入力部17から得ら
れる顧客IDリストの演算(修正を含む)を行い、得ら
れた演算結果(修正結果を含む)を集合管理部15を通
じて集合テーブル111に保存させる。主制御部12
は、また、バッファ16を有しており、このバッファ1
6に、検索等で得られた顧客数及び一又は複数の顧客I
Dリストを一時的に格納しておく。各顧客IDリスト
は、それぞれ集合名で識別される。この場合、集合名が
外部から付与されている顧客IDリストについてはその
集合名で識別される。集合名が付与されていない顧客I
Dリストについては、主制御部12によりシステム内で
一意になるような集合名が自動的に付与され、その集合
名で識別される。
【0017】検索指示/表示機構13は、本システムの
操作者、他のシステム或いはプログラムによる様々な検
索指示を受け付け、この検索指示を主制御部12に送
る。また、主制御部12による処理結果を、図示しない
ディスプレイに表示したり、指示の要求元に転送したり
する。つまり、検索指示/表示機構13は、データ管理
システム1の入出力機構として機能する。本実施形態で
は、特に、外部から取り込むリストをもとにした顧客I
Dリストの作成の指示(以下、「顧客IDリスト作成指
示」という。)の受付機能をもこの検索指示/表示機構
13に持たせている。
【0018】検索部14は、主制御部12の制御によ
り、データ格納手段10に存するデータベース(顧客テ
ーブル101及び購入履歴テーブル102)に対してデ
ータ検索を行ない、これにより得られた検索結果を主制
御部12に送る。検索のための手順等は主制御部12に
より指示される。
【0019】集合管理部15は、主制御部12の制御に
より、集合テーブル111の管理を行う。具体的には、
主制御部12のバッファ16に格納された顧客数、顧客
IDリストを集合テーブル111に格納するとともに、
集合テーブル111に格納されている顧客数及び顧客I
Dリストを読み出し、これを主制御部12へ送る。
【0020】リスト入力部17は、主制御部12の制御
により、外部の表計算ツール等で作成された、顧客に関
するデータの集合である顧客リストを受け付け、この顧
客リストから本システムで扱う上記の顧客IDリストを
作成する。そして、これを主制御部12へ入力する。顧
客リストの例を図5に示す。図5の顧客リスト171の
項目には、どの顧客かを示すために、顧客テーブル10
1で使用されるIDと同じIDが用いられる。ID以外
の項目としては、顧客名、住所、電話番号が設けられ
る。この顧客リスト171のIDの項目を抽出すること
で、顧客IDリストを作成することができる。
【0021】<動作>次に、上記のように構成されるデ
ータ管理システム1の動作内容を説明する。ここでは、
データ格納手段10のデータベースに格納された顧客テ
ーブル101、及び/又は、購入履歴102からの検
索、検索結果の集合体格納部11への保存、集合体格納
部11に保存されている検索結果の読み出し、複数の顧
客IDリスト間の論理演算、顧客IDリストの修正、外
部からの顧客リスト171の入力の6つの動作について
説明する。
【0022】<データ検索:図6>データ管理システム
1におけるデータ検索の手順を図6に示す。データ検索
は、検索要求及び検索条件の受付を契機に開始される。
ここでは、「バッグを購入した顧客」についての検索要
求があったケースを想定する。この検索要求と検索条件
とが与えられると、主制御部12は、検索対象となるテ
ーブルがどのデータベースに存在するかを特定する。デ
ータベースの特定には、検索要求及び検索条件によって
データベースを直接指定する方法と、検索可能なテーブ
ルを指定する方法の2通りがある。前者の場合は、指定
されたデータベースに接続するインタフェースを選択
し、選択したインタフェースを通して指定されたデータ
ベース内のテーブルを指定して検索を行う。後者の場合
は、検索可能なテーブルが含まれるデータベースを自動
的に選択し、それに伴って、選択したデータベースに接
続するためのインタフェースを決める。このようにし
て、指定されたテーブルの検索が可能になる。
【0023】主制御部12は、検索指示/表示機構13
から検索要求及び検索条件を受け付けると(S11:あ
り)、受け付けた検索要求及び検索条件の内容を解析
し、検索部14に検索条件に基づく検索を指示する。こ
のとき、上記のデータベースの特定が行われる。検索部
14は、検索条件に従って、データ格納手段10内の特
定されたデータベースのテーブルの検索を行う(S1
2)。本例では、購入履歴テーブル102を保持するデ
ータベースに接続して検索を行う。検索結果として、図
3に示した購入履歴テーブル102から、バッグを購入
した顧客のID「1」、「2」、「3」が抽出される。
検索部14は、これらのIDを検索結果の集合(顧客I
Dリスト)として扱い、これを主制御部12へ送る。
【0024】主制御部12は、検索部14から送られた
顧客IDリストと顧客IDリストから特定される顧客数
をバッファ16に格納するとともに(S13)、この顧
客数と顧客IDリストを検索指示/表示機構13を介し
て図示しないディスプレイに提示する(S14)。これ
により、検索に関する一連の処理が完了する。
【0025】<集合体格納部への保存:図7>検索結果
である顧客数及び顧客IDリストの集合体格納部11へ
の保存に関する処理手順を図7に示す。保存すべき顧客
数及び顧客IDリストは、図6に示す処理手順によっ
て、主制御部12のバッファ16に格納されている。
【0026】検索指示/表示機構13を介して、バッフ
ァ16に格納されている顧客数及び顧客IDリストの保
存要求を受け(S21:あり)、さらに、保存する顧客
数及び顧客IDリストに付す集合名も合わせて受け付け
ると(S22:あり)、主制御部12は、バッファ16
に格納されている顧客数及び顧客IDリストを、受け付
けた集合名と共に集合管理部15へ送る。集合管理部1
5は、送られた顧客数及び顧客IDリストに、受け付け
た集合名を付し、これらを集合テーブル111に保存す
る(S24)。顧客数及び顧客IDリストの保存要求を
受けたが、保存する顧客数及び顧客IDリストに付す集
合名を受け付けていない場合(S21:あり、S22:
なし)、主制御部12は、システム内で一意になるよう
な名前を自動的に付与し、これを集合名とする(S2
3)。これらの集合名により、集合テーブル111に保
存された集合を識別できるようになる。
【0027】集合管理部15は、集合名が既に保存され
ている集合の集合名と同一で無いことを確認して、これ
らを集合テーブル111の未使用部分に格納する。受け
付けた集合名が既に保存されている集合の集合名と同一
であった場合、主制御部12は、図示しないディスプレ
イに再度の集合名の入力を促す画面を表示させるなどし
て、集合名の再入力を促したり、或いは、集合名が与え
られていない場合と同様に、主制御部12で自動的に付
与する。
【0028】<顧客IDリストの読み出し:図8>集合
体格納部11の集合テーブル111に保存された顧客I
Dリストの読み出しに関する処理手順を図8に示す。集
合テーブル111には、図4に示すような顧客IDリス
トが保存されているものとする。データ管理システム1
は、検索指示/表示機構13により、外部から、集合テ
ーブル111に保存された集合の読み出し要求を受け付
ける(S31)。ここでは、「バッグを購入した顧客の
集合」を読み出すものとする。読み出し要求を受け付け
る際、読み出す集合の集合名「バッグ購入顧客」も合わ
せて受け付ける。
【0029】主制御部12は、検索指示/表示機構13
から集合の読み出し要求を受け付けると(S31:あ
り)、要求のあった集合名の付された集合の読み出しを
集合管理部15に指示する。集合管理部15は、集合テ
ーブル111の該当するエントリーより、指示された集
合名の顧客数及び顧客IDリストを読み出し(S3
2)、読み出した顧客数及び顧客IDリストを主制御部
12へ送る。主制御部12は、バッファ16に、集合管
理部15から送られた顧客数や顧客IDリストを格納す
る(S33)。主制御部12は、また、得られた顧客数
と顧客IDリストを、検索指示/表示機構13を介して
提示する(S34)。これにより、検索結果の読み出し
に関する一連の処理が完了する。
【0030】<顧客IDリスト間の論理演算処理:図9
>本実施形態の顧客IDリストは集合なので、他の顧客
IDリストとの間で論理和、論理積、補集合、排他論理
和のような論理演算を行うことが可能である。顧客ID
リストは、集合名を指定することにより特定される。例
えば「バッグ購入顧客」と「50,000円以上の商品
購入顧客」の両方に含まれる顧客を求めるケースを想定
すると、「バッグ購入顧客」と「50,000円以上の
商品購入顧客」の両方の顧客IDリストの論理積を演算
し、2つの顧客IDリストの両方に含まれている顧客I
Dを論理演算の結果として求めることができる。この論
理演算の処理手順を図9に示す。データ管理システム1
では、主制御部12のバッファ16に、予め2以上の顧
客IDリストを格納しておく(S41)。これらの顧客
IDリストは、集合テーブル111に保存されている顧
客IDリスト、或いは、検索部14で検索したIDによ
り作成した顧客IDリストである。検索指示/表示機構
13により、外部から、顧客IDリスト間の演算要求、
例えば上述のように「バッグ購入顧客」と「50,00
0円以上の商品購入顧客」の両方に含まれる顧客を求め
るための演算指示が入力されると(S42:あり)、バ
ッファ16にある顧客IDリスト間の演算を演算要求に
基づいて行なう。このケースでは、両集合の論理積を求
めることになるので、2つの顧客IDリストの両方に含
まれている顧客のIDを選択し、新たに、演算結果とし
て得られた顧客のIDを顧客IDリストとしてバッファ
16に格納する(S43)。顧客IDリスト間の演算と
しては、集合論理演算と同一の演算が可能であり、論理
和、論理積、補集合、排他論理和等がある。主制御部1
2は、新たに得られた顧客数と顧客IDリストを検索指
示/表示機構13を介して提示する(S44)。これに
より、検索結果同士の演算処理が完了し、検索指示/表
示機構13は、新たな指示を待つことになる。新たに得
られた顧客数と顧客IDリストを保存する場合は、図7
のフローの処理を行えばよい。
【0031】<演算結果の修正:図10>顧客IDリス
トの検索結果又は演算結果の修正処理の手順は図10に
示すとおりである。この処理に際しては、対象となる顧
客IDリストをバッファ16に格納しておく(S5
1)。検索指示/表示機構13により、外部から、顧客
IDリストの修正要求を受け付ける(S52)。修正す
る顧客IDリストは、集合名により特定される。主制御
部12は、修正要求を受け付けると(S52:あり)、
バッファ16に格納されている顧客IDリストに対し
て、修正要求に基づいた修正を行なう(S53)。修正
要求としては、顧客IDリスト内に存在する顧客IDの
削除、或いは、顧客IDの追加などがある。その後、修
正された顧客IDの数(つまり顧客数)と顧客IDリス
トを、検索指示/表示機構13を介して提示する(S5
4)。検索指示/表示機構13を介して、修正された顧
客IDリストの保存の指示があると、主制御部12は、
修正された顧客IDリストを、同一の集合名で集合テー
ブル111に上書き保存したり、或いは、別の集合名で
集合テーブル111に保存する。別の集合名で保存する
場合は、図7のフローの処理を行えばよい。これによ
り、検索結果の修正に関する一連の処理が完了し、検索
指示/表示機構13は、新たな指示を待つことになる。
【0032】<顧客IDリストの作成:図11>リスト
入力部17から取り込まれた顧客リスト171による顧
客IDリストの作成手順は、図11に示すとおりであ
る。検索指示/表示機構13により、顧客リスト171
に基づく顧客IDリスト作成指示を受け付ける(S6
1:あり)。顧客IDリスト作成指示には、顧客IDリ
ストの作成元となる顧客リスト171の保管された場所
等の情報も含まれる。主制御部12は、この顧客IDリ
スト作成指示を受け付けると、リスト入力部17に、作
成元となる顧客リスト171の保管された場所を通知す
るとともにリスト入力部17を起動する(S62)。リ
スト入力部17は、指示された保管場所から顧客リスト
171を取り込み(S63)、取り込んだ顧客リスト1
71から顧客のIDを抽出する。そして、抽出した顧客
のIDにより顧客IDリストを作成する(S64)。作
成した顧客IDリストは、顧客数と共に主制御部12に
送られる。主制御部12は、リスト入力部17から送ら
れた顧客数及び顧客IDリストをバッファ16に格納す
る(S65)。例えば、顧客リスト171が図5に示す
ものである場合、顧客IDリストに含まれるIDは
「1」「3」「10」であり、顧客数は「3」になる。
主制御部12はバッファ16に格納した顧客IDリスト
や顧客数を検索指示/表示機構13を介して提示する
(S66)。これにより、外部からの顧客リスト171
入力に関する一連の処理が完了する。
【0033】上記のような手順で実現するIDの集合の
作成、保存、演算、修正、外部からのリスト入力の基本
動作を組み合わせた処理を行なうことで、以下のような
効果が得られる。
【0034】(集合の保存による効果)一度検索した結
果であるIDを集合(顧客IDリスト)として保存する
ことで、再度同一の検索条件による結果が必要になった
場合に、再検索によって結果を得るよりも高速に、検索
結果の提示を行えるようになる。また、顧客IDリスト
を集合テーブル111から読み出すだけですむために、
少ないリソースで検索結果の提示が可能である。
【0035】購入履歴テーブル102には、顧客が購入
した履歴分のデータが格納される。この購入履歴テーブ
ル102は、上記の実施形態でも、図3に示すように1
件当り5項目のデータを保持している。各項目のデータ
長を10バイトと仮定すると、1件当り50バイトのデ
ータ量になる。例えば、商品「バッグ」を購入した顧客
が、100人いたとすると、これらのデータ量は、50
バイト×100=5000バイトとなる。一方、「バッ
グを購入した顧客」を検索して集合として保存した場
合、データの大きさは、集合名を20バイト、顧客数を
4バイト、顧客IDリストを4バイトと仮定すると、2
0バイト+4バイト+4バイト×100=424バイト
で済んでしまう。集合として保存した場合のデータ量
は、購入履歴テーブル102で管理する場合と比較して
1/10以下となる。一度、「バッグを購入した顧客」
を集合として保存すれば、再度同一の検索を行う必要が
無くなるため、購入履歴テーブル102からこれらのデ
ータを削除してしまうことが可能になる。不必要なデー
タを削除できるために、データの保管に必要な記憶領域
を大幅に軽減できる。
【0036】検索結果、または集合の演算結果を、新た
に集合として保存する際に、集合名を与えるが、この集
合名を、その顧客IDリスト(集合)をどの様に作成し
たかではなく、顧客IDリストが何を意味するかを念頭
に置いた名前にする。このことは、集合間の論理演算を
繰り返していった場合には、非常に顕著な効果となって
あらわれる。その集合が作成された条件式を示したとし
ても、もはや作成者にも理解困難な形になるからであ
る。
【0037】(集合間の演算による効果)保管されてい
る顧客IDリスト、検索により求めた顧客IDリストを
組み合わせた論理演算が可能になることで、最終的に求
めたい顧客IDリストを得るまでの処理過程を、基本的
な操作の繰り返しのみで実現出来る。そのために、検索
条件を複雑に組み合わせた要求を一度に組み立てる必要
が無く、複雑な検索要求に対する習熟が不用であり、検
索処理系に与える負荷も軽減される。また、顧客IDリ
ストは、異なるデータベースでそれぞれに検索して作成
されたものである。各データベースに単独にアクセスし
て検索を行い、検索結果を得ることはそれほど困難では
ない。異なるデータベースを検索して求めた顧客IDリ
スト間で演算を行うことにより、異なるデータベースを
論理的に1つのものとして複合検索を実施したことと同
様の結果が得られる。
【0038】(顧客IDリストの修正による効果)顧客
IDリストを修正可能とするために、修正を行っている
操作者の意図によって、顧客IDリストをカスタマイズ
することができるようになる。カスタマイズすることに
より、顧客IDリストを、操作者にとって都合の良いも
のとするこことが可能となる。データ格納手段10の各
テーブルの項目にあれば、検索を行うことにより所望の
顧客IDリストを作成できる。項目にない場合でも、顧
客IDリストの修正によって所望の顧客IDリストを作
成することができる。
【0039】例として、「専務の大事な顧客」を選択す
るようなケースを考える。この場合、「専務の大事な顧
客」の選択基準は、実に曖昧であり、1人1人(1社1
社)その理由が異なり、なぜ大事なのか専務が明確に提
示出来ないことも考えられる。そのために、テーブルの
検索により所望の顧客のIDを得ることは困難である。
しかし、例えば、予め粗い検索条件により、ある程度顧
客のIDを抽出して集合としておき、1人1人(1社1
社)の名前を見ていくことにより、大事か大事でないか
判断して、IDの追加、削除を行って最適なIDの集合
とすることは、専務にとっては可能である。一度、「専
務の大事な顧客」を集合として登録しておけば、以降こ
の集合は、検索条件で作成されたものと同等に扱って処
理する事が可能である。また、1999年と2000年
とで、「専務の大事な顧客」の内容に変化が起こって
も、対応することが出来る。
【0040】(顧客リストからの顧客IDリスト作成に
よる効果)データ管理システム1の外部で表計算ソフト
などによって既に作成されている顧客リスト171か
ら、集合を作成することによって、その顧客リスト17
1に含まれる顧客の集合を、他の顧客リスト171によ
る集合と演算を行ったり、データベースに登録されてい
る条件と組み合わせた新たな集合を作成することが可能
となる。顧客リスト171がどのような条件で作成され
たかは問題ではなく、その顧客リスト171が何を意味
するのか(どのような顧客の集合か)を重要視して集合
とする。データベースに登録されている項目で検索して
顧客を選択できないケースであっても、外部で人手等に
より集合を作成することで、所望のIDの集合が作成可
能となる。
【0041】また、外部から顧客リスト171を取り込
んで集合を作成することにより、複数のデータベースを
検索して集合を作成する機能の一部を補完することにも
なる。例えば、データ管理システムに接続インタフェー
スが用意されていないデータベースに対する検索が必要
となった場合に、当該データベースに対して、まず、接
続インタフェースが用意された他のデータ管理システム
から検索を行う。そして、検索の結果得られる顧客ID
リストを顧客リスト171として、接続インタフェース
が用意されていないデータ管理システムに入力する。接
続インタフェースが用意されていないデータ管理システ
ムは、接続インタフェースが用意された他のデータ管理
システムから顧客IDリストを取り込むことにより、間
接的にではあるが、当該データベースに対する検索を行
ったこととなる。検索結果の出力機能は、どのようなデ
ータ管理システムにも通常は備わっているために、リス
ト入力部17のように外部からリストを取り込んで集合
を作成する機能があれば、どのような特殊なインタフェ
ースを持つデータベースからでも、検索結果を得ること
ができるようになる。
【0042】本発明は、顧客の購入履歴の管理に限定さ
れず、以下の分野への応用も可能である。 ・顧客の商品の購入履歴だけでなく、顧客との様々な取
引状況、即ち、電話、ファクシミリ、手紙、電子メール
等での問い合わせ状況の履歴を扱う事が可能である。 ・顧客テーブル101や購入履歴テーブル102で例示
したデータは、データベースに限らず、データウエアハ
ウス、データマート、データウェブハウス等に格納され
ているものも対象として可能である。 ・インターネット上の、サイトや、ページに対して、そ
のダウンロードした履歴を購入履歴と同様に蓄積、利用
することが可能であり、インターネット上の検索に関し
ても、一度検索して得られたものを、集合として保存、
再利用することが可能である。
【0043】なお、本実施形態では、検索対象となるデ
ータを2つのテーブルに保存して検索を行う例を示した
が、検索対象のデータは、これに限らず、識別情報によ
り識別可能なデータであれば、どのような形態で記憶さ
れていてもよい。
【0044】また、本発明のデータ管理システムは、コ
ンピュータに、本発明のコンピュータプログラムを実行
させることによっても、実現が可能である。この実施形
態では、コンピュータがアクセス(アクセスは記録/読
み出しの意、以下同じ)可能な記録媒体、例えばディス
ク装置又は半導体メモリに記録されているコンピュータ
プログラムと上記のコンピュータが搭載している制御プ
ログラム(OS等)との協働によって、データ格納手段
10、集合体格納部11、主制御部12、検索指示/表
示機構13、検索部14、集合管理部15、リスト入力
部17に相当する機能ブロックを形成する。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、データ
管理システム外で作成されたリストを集合として保持す
ることにより、このような集合間の比較、データ格納機
構内のデータとの比較が容易に可能となる。また、デー
タが複数のデータ格納機構に格納される場合でも、各デ
ータ格納機構にまたがった複合検索が容易に可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータ管理システムの構成
図。
【図2】顧客テーブルの内容例を示した図。
【図3】購入履歴テーブルの内容例を示した図。
【図4】集合テーブルの内容例を示した図。
【図5】顧客リストの内容例を示した図。
【図6】検索要求がなされた場合の処理のフローを示し
た図。
【図7】集合の保存に関する処理のフローを示した図。
【図8】格納されている集合の読み出しに関する処理の
フローを示した図。
【図9】集合間の演算の処理のフローを示した図。
【図10】集合の修正の処理のフローを示した図。
【図11】外部から取り込まれる顧客リストにより、集
合を作成するフローを示した図。
【符号の説明】
1 データ管理システム 10 データ格納手段 11 集合体格納部 12 主制御部 13 検索指示/表示機構 14 検索部 15 集合管理部 16 バッファ 17 リスト入力部 101 顧客テーブル 102 購入履歴テーブル 111 集合テーブル 171 顧客リスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須賀 京子 東京都新宿区西新宿1−6−1 株式会社 ビーコンインフォメーションテクノロジー 内 Fターム(参考) 5B075 KK03 PP23 PQ02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の管理対象体のいずれかに属するデ
    ータが格納されているデータ格納手段に対する種々の検
    索条件を受け付ける受付手段と、 受け付けた検索条件に適合するデータを前記データ格納
    手段から索出するとともに、索出したデータが属する管
    理対象体を特定する検索手段と、 この検索手段によって特定された管理対象体を識別する
    ための識別情報を、検索条件毎の検索結果を集合させた
    集合体の一部として保持する保持手段とを備え、 前記保持手段に保持されている集合体を、前記データ格
    納手段に代わる検索の対象とすることを特徴とする、デ
    ータ管理システム。
  2. 【請求項2】 外部システムで作成されたデータであっ
    て前記管理対象体の識別情報を含むものを取り込み、取
    り込んだデータに含まれる識別情報を該当する前記集合
    体の一部に加える外部データ取込手段をさらに備える、 請求項1記載のデータ管理システム。
  3. 【請求項3】 前記外部データ取込手段は、前記外部シ
    ステムで作成されたデータを管理対象体毎にリスト化し
    て取り込み、前記識別情報をリスト単位で前記集合体に
    加えるように構成されている、 請求項2記載のデータ管理システム。
  4. 【請求項4】 複数の集合体間で論理演算を行って新た
    な集合体を生成し、生成した新たな集合体を前記保持手
    段に保持させる演算手段をさらに備える、 請求項1、2又は3記載のデータ管理システム。
  5. 【請求項5】 前記保持手段は、保持前の前記集合体を
    一時的に記憶させておくための一時記憶手段を備えてお
    り、前記演算手段は前記一時記憶手段に記憶されている
    複数の集合体間で論理演算を行うとともに前記新たな集
    合体を当該一時記憶手段に記憶させることを特徴とす
    る、請求項4記載のデータ管理システム。
  6. 【請求項6】 前記一時記憶手段に記憶されている集合
    体を修正する修正手段をさらに備える、 請求項5記載のデータ管理システム。
  7. 【請求項7】 IDによって識別可能な顧客に起因して
    生じる複数種類のデータが分散して格納されている複数
    のデータ格納手段に対する種々の検索条件を受け付ける
    受付手段と、 受け付けた検索条件に適合するデータをいずれかの前記
    データ格納手段から索出するとともに、索出したデータ
    についての顧客のIDを特定する検索手段と、 この検索手段によって特定されたIDを、検索条件毎の
    検索結果を集合させた集合体の一部として保持する保持
    手段と、 外部システムで作成された顧客に関わるデータであって
    前記IDを含むものを取り込み、取り込んだデータに含
    まれるIDを前記保持手段に保持されている前記集合体
    の一部に加える手段と、 前記保持手段に保持されている集合体を前記複数のデー
    タ格納手段に代わる検索の対象とすることを特徴とす
    る、データ管理システム。
  8. 【請求項8】 複数の集合体間で論理演算を行って新た
    な集合体を生成し、生成した新たな集合体を前記保持手
    段に保持させる演算手段をさらに備える、 請求項7記載のデータ管理システム。
  9. 【請求項9】 複数の管理対象体のいずれかに属するデ
    ータが格納されているデータ格納手段に接続されたコン
    ピュータにおいて、 種々の検索条件を受け付ける処理、 受け付けた検索条件に適合するデータを前記データ格納
    手段から索出するとともに、索出したデータが属する管
    理対象体を特定する処理、 特定された管理対象体を識別するための識別情報を、検
    索条件毎の検索結果を集合させた集合体の一部として所
    定の保持手段に保持する処理を実行し、 前記保持手段に保持されている集合体を、前記データ格
    納手段に代わる検索の対象とすることを特徴とする、コ
    ンピュータによるデータ管理方法。
  10. 【請求項10】 複数の管理対象体のいずれかに属する
    データが格納されているデータ格納手段に接続されたコ
    ンピュータに、 種々の検索条件を受け付ける処理、 受け付けた検索条件に適合するデータを前記データ格納
    手段から索出するとともに、索出したデータが属する管
    理対象体を特定する処理、 特定された管理対象体を識別するための識別情報を、検
    索条件毎の検索結果を集合させた集合体の一部として所
    定の保持手段に保持する処理を実行させ、 前記保持手段に保持されている集合体を、前記データ格
    納手段に代わる検索の対象としてコンピュータにデータ
    検索をさせるためのコンピュータプログラム。
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