JP2001056836A - 帳票処理装置、及び記憶媒体 - Google Patents

帳票処理装置、及び記憶媒体

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JP2001056836A
JP2001056836A JP11232859A JP23285999A JP2001056836A JP 2001056836 A JP2001056836 A JP 2001056836A JP 11232859 A JP11232859 A JP 11232859A JP 23285999 A JP23285999 A JP 23285999A JP 2001056836 A JP2001056836 A JP 2001056836A
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JP11232859A
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Inventor
Yuji Sonoyama
祐司 園山
Kunihiko Isomura
邦彦 磯村
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、帳票データの記録、あるい
は再生等の処理に際し、帳票データの所定カテゴリのペ
ージ毎に索引情報を付与し、ページ単位での帳票処理を
可能とする帳票処理装置、及び記憶媒体を提供すること
である。 【解決手段】 帳票処理装置1は、帳票データの記録、
あるいは再生等の際に、帳票データの特定カテゴリのペ
ージ毎の記録、あるいは再生等を可能にするために、ペ
ージテーブルとインデックステーブルを備えている。そ
して、帳票データの記録の際、ページテーブルには、そ
のカテゴリの全ページのページ開始アドレスを記録し、
インデックステーブルには、そのカテゴリのカテゴリキ
ーコードと共に、登録日、登録アドレス、ページ数等を
記録する。そして、このページテーブル、インデックス
テーブルの情報に基づいて、特定カテゴリのページ単位
での帳票データの再生等を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票処理対象デー
タを予め設計されたレイアウトデザインに従って帳票デ
ータファイル等に記憶する帳票処理装置、及び記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、伝票やデータベース
等を各種形式の帳票で記録し、再生する等の帳票処理で
は、以下のような帳票処理技術が使用されている。
【0003】帳票で記録する帳票記録技術では、帳票処
理された出力データは、この出力データを出力し、記録
する出力デバイス固有の制御データ形式、もしくは、出
力デバイスの種類に依存しない論理的なグラフィックデ
ータ形式に展開され、その展開結果が帳票データとして
ファイル等に記録される。また、帳票処理された出力デ
ータが、複数のページになる場合、その出力データの先
頭から順に展開を行い、帳票データとしてファイル等に
連続して出力し、記録する。このように、出力データを
ファイル等に連続して出力し、記録する際、何らの索引
情報を付与することなく、単純に連続出力し、記録して
いる。
【0004】帳票データを再生する帳票再生技術では、
ファイル等に記録された帳票データは、その帳票データ
の先頭から順に再生し、表示あるいは印刷等される。ま
た、ファイル等に記録された帳票データのなかで、ユー
ザにより指定されたページ範囲のみを再生し、出力する
場合、その帳票データの先頭から順に解釈し、該当する
ページ範囲を抽出して出力する方法が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
帳票の処理技術では、上述したように、帳票処理された
出力データを先頭から記録し、また、その記録された帳
票データを先頭から再生するといった、単純なファイル
への記録、あるいはファイルからの再生であり、帳票デ
ータが複数ページにもわたる場合、その大量の帳票デー
タが、何らの索引情報を付与することなく連続記録され
ているため、業務システム等の帳票記録装置等のよう
に、大量の帳票データを取り扱う場合等には、問題が顕
在化する。
【0006】つまり、従来の帳票記録技術では、帳票デ
ータの一部に、データの訂正、あるいはデータの加除が
発生した場合にも、全帳票データを再処理し、再記録し
なければならなかった。
【0007】また、従来の帳票再生技術では、帳票デー
タを再生し、データの表示、あるいはデータの印刷等を
行う場合にも、帳票データの記録時の順番による単純な
再生しか行うことができなかった。
【0008】そこで、本発明の課題は、帳票データの記
録、あるいは再生等の処理に際し、帳票データの所定カ
テゴリのページ毎に索引情報を付与し、ページ単位での
帳票処理を可能とする帳票処理装置、及び記憶媒体を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
帳票処理されるデータを記憶しているデータファイル
(例えば、図1に示す記憶装置7内のデータファイル7
a)から帳票処理対象データを読み出すとともに、読み
出した帳票処理対象データを所定のレイアウト定義(例
えば、図1に示す記憶装置7内のレイアウトファイル7
b)に従って所定形式の帳票データファイル(例えば、
図1に示す記憶装置7内の帳票データファイル7c)を
作成する帳票処理装置であって、前記データファイルに
記憶された帳票処理対象データについて、所定のカテゴ
リをキー項目として、当該カテゴリキー項目毎の記録位
置及びページ数情報を含むカテゴリ索引情報を作成する
カテゴリ索引情報作成手段(例えば、図9(a)に示す
インデックステーブル)と、前記帳票処理対象データの
出力ページ毎の記録位置を含むページ索引情報を作成す
るページ索引情報作成手段(例えば、図9(b)に示す
ページテーブル)と、前記カテゴリ索引情報作成手段に
よって作成されたカテゴリ索引情報、及び前記ページ索
引情報作成手段によって作成されたページ索引情報を、
前記帳票データファイルに付加して記録する帳票データ
記録手段(例えば、図1に示すCPU2;図3に示す帳
票記録処理)と、を備えたことを特徴としている。
【0010】請求項1記載の発明の帳票処理装置1によ
れば、帳票処理されるデータを記憶しているデータファ
イルから帳票処理対象データを読み出すとともに、読み
出した帳票処理対象データを所定のレイアウト定義に従
って所定形式の帳票データファイルを作成する帳票処理
装置であって、カテゴリ索引情報作成手段によって、前
記データファイルに記憶された帳票処理対象データにつ
いて、所定のカテゴリをキー項目として、当該カテゴリ
キー項目毎の記録位置及びページ数情報を含むカテゴリ
索引情報を作成し、ページ索引情報作成手段によって、
前記帳票処理対象データの出力ページ毎の記録位置を含
むページ索引情報を作成し、帳票記録手段によって、前
記カテゴリ索引情報作成手段によって作成されたカテゴ
リ索引情報、及び前記ページ索引情報作成手段によって
作成されたページ索引情報を、前記帳票データファイル
に付加して記録する。
【0011】したがって、請求項1記載の発明によっ
て、帳票記録対象データを帳票データファイルに記録す
る際に、所定のカテゴリキー項目に基づいて記録し、そ
のカテゴリの登録アドレス等をインデックステーブルに
記録するので、帳票データを再生する場合に、全ての帳
票データを順に再生せず、特定のカテゴリを再生するこ
とができる。同時に、そのカテゴリ全ページのページ開
始アドレスをページテーブルに記録するので、帳票デー
タを再生する場合に、特定のカテゴリの再生をすること
ができるだけではなく、特定のページのみを再生するこ
とができる。よって、帳票データファイルに大量の帳票
データが存在する場合でも、帳票データファイルから必
要な帳票データを容易に再生することが可能となる。
【0012】請求項2記載の発明は、前記カテゴリ索引
情報作成手段によって作成されたカテゴリ索引情報に
は、さらに前記帳票データファイルの登録日時、更新日
時、削除日時等に関する履歴情報(例えば、図12に示
す履歴テーブル)が含まれることを特徴としている。
【0013】請求項2記載の発明の帳票処理装置1によ
れば、前記カテゴリ索引情報作成手段によって作成され
たカテゴリ索引情報に、さらに前記帳票データファイル
の登録日時、更新日時、削除日時等に関する履歴情報が
含まれる。
【0014】したがって、請求項2記載の発明によっ
て、全てのカテゴリに対して実行された処理の目的、そ
の際の履歴情報が履歴テーブルに記録されていることに
より、ユーザにより特定ページの履歴追跡再生の指示が
あった場合にも、その特定ページを有するカテゴリの履
歴を遡り、登録アドレスを取得し、特定ページの帳票デ
ータを再生するために必要な履歴情報を与えることが可
能となる。
【0015】請求項3記載の発明は、前記カテゴリキー
項目とカテゴリ内のページを指定する指定手段(例え
ば、図1に示すCPU2;図5に示すステップS30
1)と、前記指定手段によって指定されたカテゴリキー
項目とカテゴリ内のページの記録位置を、前記カテゴリ
索引情報及びページ索引情報から検索する検索手段(例
えば、図1に示すCPU2;図5に示すステップS30
2)と、前記検索手段によって検索された記録位置に記
録されている帳票データファイルを、前記帳票データ記
録手段からページ毎に読み出して再生する再生手段(例
えば、図1に示すCPU2;図5に示す特定ページカテ
ゴリ帳票再生処理)と、を更に備えたことを特徴として
いる。
【0016】請求項3記載の発明の帳票処理装置1によ
れば、指定手段によって、前記カテゴリキー項目とカテ
ゴリ内のページを指定し、検索手段によって、前記指定
手段によって指定されたカテゴリキー項目とカテゴリ内
のページの記録位置を、前記カテゴリ索引情報及びペー
ジ索引情報から検索し、再生手段によって、前記検索手
段によって検索された記録位置に記録されている帳票デ
ータファイルを、前記帳票データ記録手段からページ毎
に読み出して再生する。
【0017】したがって、請求項3記載の発明によっ
て、ユーザは再生したいページのカテゴリキーコードを
指定するだけで、インデックス情報等に基づいて、指定
されたページのカテゴリキーコードと同一のカテゴリキ
ーコードを有するページを検索し、再生することができ
る。よって、ユーザは再生したいカテゴリを指定し、そ
のカテゴリにおいて更に再生したいページを指定するな
どといった手間をかけることなく、特定のページを再生
することが可能となる。
【0018】請求項4記載の発明は、前記検索手段によ
って検索された記録位置に記録されている帳票データフ
ァイルを、前記帳票データ記録手段からページ毎に削除
する削除手段(例えば、図1に示すCPU2;図4に示
す帳票削除処理)を更に備えたことを特徴としている。
【0019】請求項4記載の発明の帳票処理装置1によ
れば、削除手段によって、前記検索手段によって検索さ
れた記録位置に記録されている帳票データファイルを、
前記帳票データ記録手段からページ毎に削除する。
【0020】したがって、請求項4記載の発明によっ
て、ユーザは削除したいページのカテゴリキーコードを
指定するだけで、インデックス情報に基づいて、帳票デ
ータファイルから削除対象である帳票データを削除する
ことができる。よって、ユーザ自ら、帳票データファイ
ルを順にチェックする必要がないので、帳票データファ
イルに大量の帳票データが記録されている場合であって
も、ユーザが帳票データファイルから削除対象帳票デー
タを探す手間を省くことができ、効率よく、帳票データ
ファイルから特定の帳票データを削除することが可能と
なる。
【0021】請求項5記載の発明は、前記指定手段は、
帳票データファイルの再生順序を指定する再生順序指定
手段(例えば、図1に示すCPU2;図5に示すステッ
プS301)を更に備え、前記再生手段は、前記再生順
序指定手段によって指定された再生順序で、帳票データ
ファイルをページ毎に再生する(例えば、図1に示すC
PU2;図5に示すステップS304〜ステップS30
6)ことを特徴としている。
【0022】請求項5記載の発明の帳票処理装置1によ
れば、前記指定手段は、帳票データファイルの再生順序
を指定する再生順序指定手段を更に備え、前記再生手段
は、前記再生順序指定手段によって指定された再生順序
で、帳票データファイルをページ毎に再生する。
【0023】したがって、請求項5記載の発明によっ
て、ユーザは複数のページのカテゴリキーコードを指定
するだけで、そのユーザによるページのカテゴリキーコ
ードの指定順に、それらのページをソートして再生する
ことができるので、ユーザが見たいページから順に再生
することができる。よって、ユーザの意志に沿った帳票
データの利用が可能となる。
【0024】請求項6記載の発明は、前記再生手段は、
前記帳票データ記憶手段に記憶された帳票データファイ
ルを再生する際に、前記検索手段により、カテゴリ検索
情報に含まれる履歴情報(例えば、図12に示す履歴テ
ーブル)を参照して、当該履歴情報を遡り、所定の順で
再生する履歴追跡再生手段(例えば、図1に示すCPU
2;図6に示す帳票履歴追跡再生処理)を更に備えたこ
とを特徴としている。
【0025】請求項6記載の発明の帳票処理装置1によ
れば、前記再生手段は、履歴追跡再生手段によって、前
記帳票データ記憶手段に記憶された帳票データファイル
を再生する際に、前記検索手段により、カテゴリ検索情
報に含まれる履歴情報を参照して、当該履歴情報を遡
り、所定の順で再生する。
【0026】したがって、請求項6記載の発明によっ
て、全てのカテゴリに対して実行された処理の目的、そ
の際のカテゴリデータの登録アドレス等を含む履歴情報
に基づいて、ユーザにより特定ページの履歴追跡再生の
指示があった場合にも、その特定ページを有するカテゴ
リの履歴を遡り、登録アドレスを取得し、特定ページの
帳票データを再生することができる。よって、ユーザが
誤って帳票データファイル内の帳票データを更新してし
まった場合や、帳票データファイルから帳票データを削
除してしまった場合にも、その履歴を遡り、再生するこ
とができるので、重要な帳票データの消失を防ぎ、帳票
データを確実に保護することが可能となる。
【0027】請求項7記載の発明は、同一カテゴリキー
項目を有する他の帳票ファイルを、前記カテゴリ索引情
報から検索する帳票ファイル検索手段(例えば、図7に
示すステップSS501)と、前記帳票ファイル検索手
段によって検索された他の帳票ファイルを出力する帳票
ファイル出力手段(例えば、図1に示すCPU2;図7
に示す特定ページカテゴリ関連情報出力処理)と、を更
に備えたことを特徴としている。
【0028】請求項7記載の発明の帳票処理装置1によ
れば、帳票ファイル検索手段によって、同一カテゴリキ
ー項目を有する他の帳票ファイルを、前記カテゴリ索引
情報から検索し、帳票ファイル出力手段によって、前記
帳票ファイル検索手段によって検索された他の帳票ファ
イルを出力する。
【0029】したがって、請求項7記載の発明によっ
て、特定のページカテゴリが再生されている際に、ユー
ザはその特定ページカテゴリの関連情報出力を指示する
だけで、その特定カテゴリと同一のカテゴリキーコード
を有する他の関連帳票ファイルを出力し、再生すること
ができるため、ユーザが必要としている関連情報を、容
易に取得することができる。よって、ユーザが特定ペー
ジカテゴリの関連情報の取得する処理を、簡素化するこ
とが可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0031】(第1の実施の形態)この帳票処理装置1
は、帳票データの記録、あるいは再生等を行う際に、帳
票データにおける特定カテゴリのページ毎の記録、ある
いは再生等を可能にするために、ページテーブルとイン
デックステーブルを備えている。そして、帳票データを
記録する際、ページテーブルには、そのカテゴリの全ペ
ージのページ開始アドレスを記録し、インデックステー
ブルには、そのカテゴリのカテゴリキーコードと共に、
そのカテゴリの登録日、登録アドレス、ページ数等を記
録する。そして、このページテーブル、インデックステ
ーブルの情報に基づいて、特定カテゴリのページ単位で
の帳票データの再生等を行う。
【0032】詳細は後述するが、ページテーブルには、
ページ番号に対応づけて、そのページ開始アドレスが記
憶されており、インデックステーブルには、指定された
カテゴリキー項目をキーコードとして、登録アドレスや
ページ数などが記憶されている。
【0033】図1〜図3、そして図8〜図11は、本発
明を適用した帳票処理装置1の第1の実施の形態におけ
る一実施例を示す図である。
【0034】まず構成を説明する。図1は、本実施の形
態における帳票処理装置1の内部構成を示すブロック図
である。
【0035】図1において、帳票処理装置1は、CPU
2、入力装置3,RAM4、表示装置5、印刷装置6、
記憶装置7、及び記憶媒体8によって構成されており、
記憶媒体8を除く各部はバス9によって構成されてい
る。
【0036】CPU(Central Processing Unit)2
は、記憶装置7内の記憶媒体8に格納されているシステ
ムプログラム及び当該帳票処理装置1に対応する各種ア
プリケーションプログラムや、入力装置3から入力され
る各種指示信号に応じた各種データ等をRAM4に格納
し、この入力指示及び入力データに応じてRAM4内に
格納したアプリケーションプログラムに従って各種処理
を実行し、その処理結果をRAM4内に格納するととも
に、表示装置5に出力して表示する。そして、CPU2
は、RAM4内に格納した処理結果を入力装置3から入
力指示される記憶装置7内の記憶媒体8の保存先に保存
する。
【0037】また、CPU2は、帳票データの記録に係
わる処理として、後述する帳票記録処理(図3参照)を
実行し、帳票データの削除に係わる処理として、後述す
る帳票削除処理(第2実施例、図4参照)を実行し、帳
票データの特定ページカテゴリの再生に係わる処理とし
て、後述する特定ページカテゴリ帳票再生処理(第3実
施例、図5参照)を実行し、帳票データの履歴追跡の再
生に係わる処理として、後述する帳票履歴追跡再生処理
(第4実施例、図6参照)を実行し、帳票データの特定
ページカテゴリの関連情報の出力に係わる処理として、
後述する特定ページカテゴリ関連情報出力処理(第5実
施例、図7参照)を実行する。
【0038】各種処理については詳細を後述するが、こ
こでは、第1実施例である帳票データの記録に係わる処
理として、帳票記録処理(図3参照)の概略を説明す
る。CPU2は、帳票処理装置1の各種処理の中で、帳
票記録処理が選択されると、ユーザにより指定された帳
票記録対象データを、所定のカテゴリキー項目に基づい
て、ユーザにより指定された帳票データファイルに記録
する。この際、CPU2は、所定のカテゴリキーコード
を有するカテゴリ毎に、そのカテゴリの登録アドレス等
をインデックステーブルに登録するとともに、そのペー
ジ毎に、そのページのページ開始アドレスをページテー
ブルに記録する。そして、ページデータを記録している
データ項目テーブルと、フォーム情報を記録しているフ
ォーム項目テーブルを作成し、記録する。
【0039】入力装置3は、カーソルキーや数字入力キ
ー等を備えたキーボード及びマウス等のポインティング
デバイス等の入力装置を含み、キーボードにおいて押下
されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU2に
出力する。
【0040】RAM(Random Access Memory)4は、C
PU2が上記各種アプリケーションプログラムを実行す
る際に各種データを展開するプログラム格納領域を形成
するとともに、CPU2が実行する帳票記録処理(図3
参照)、帳票削除処理(図4参照)、特定ページカテゴ
リ帳票再生処理(図5参照)、帳票履歴追跡再生処理
(図6参照)、及び特定ページカテゴリ関連情報出力処
理(図7参照)に係わるデータ等を一時的に格納するた
めのメモリ領域を形成する。
【0041】表示装置5は、CRT(Cathode Ray Tub
e)、LCD(Liquid Crystal Display)により構成さ
れ、CPU2から入力される表示データ等を表示する。
【0042】印刷装置6は、インクジェットプリンタ又
はレーザープリンタ等から構成され、CPU2から入力
される印刷信号に応じて各種データを印刷する。
【0043】記憶装置7は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体8を有しており、この記憶媒
体8は磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリ
で構成されている。この記憶媒体8は記憶装置7に固定
的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであ
り、この記憶媒体8には当該帳票処理装置1に対応する
各種アプリケーションプログラムや、各種処理プログラ
ムで処理されたデータ等を記憶する。
【0044】この記憶装置7は、図1に示すように、帳
票処理するデータを記憶するデータファイル7a、帳票
のレイアウトデザインを記憶するレイアウトファイル7
b、作成された帳票データを記憶する帳票データファイ
ル7cを格納している。
【0045】また、この記憶媒体8に記憶するプログラ
ム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機
器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信
回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を
備えた記憶装置を設け、この記憶媒体8に記憶されてい
るプログラム、データを通信回線を介して使用する構成
にしてもよい。
【0046】次に動作を説明する。まず、図2を参照し
て帳票処理装置1における各種帳票処理への移行の動作
を説明する。図2は、帳票処理装置1における各種帳票
処理移行の動作を説明するフローチャートである。
【0047】図2において、帳票処理装置1が起動する
と、CPU2は、記憶装置7内の記憶媒体8に記憶され
ている帳票処理プログラムを読み出して、帳票処理プロ
グラムを開始する。まず、CPU2は、表示装置5に、
各種帳票処理の対象とする帳票の種類を表す帳票名の一
覧メニューを表示する(ステップS1)。帳票の種類を
表す帳票名とは、例えば、売上伝票、あるいは仕入伝票
等である。帳票名一覧メニューが表示されると、ユーザ
は帳票名を選択する(ステップS2)。ステップS2に
おいて、ユーザにより帳票名が選択されると、CPU2
は、選択された帳票名に応じて実行する処理の項目メニ
ューを表示し(ステップS3)、ユーザが実行したい処
理項目を選択する(ステップS4)。
【0048】次いで、CPU2は、ステップS4におい
て、ユーザが実行したい処理項目として、帳票記録処理
が選択されると、図3記載の帳票記録処理へ移行する
(ステップS5)。同様に、ユーザが実行したい処理項
目として、帳票削除処理が選択されると、図4記載の帳
票削除処理へ移行し(ステップS6)、特定ページカテ
ゴリ帳票再生処理が選択されると、図5記載の特定ペー
ジカテゴリ帳票再生処理へ移行し(ステップS7)、帳
票履歴追跡再生処理が選択されると、図6記載の帳票履
歴追跡再生処理へ移行する(ステップS8)。各種帳票
処理の詳細については後述する。
【0049】CPU2は、ユーザにより特定ページカテ
ゴリ帳票再生処理(図5参照)、あるいは帳票履歴追跡
再生処理(図6参照)が選択され、これらいずれかの帳
票処理が実行されると(ステップS7、あるいはステッ
プS8)、次に、特定ページカテゴリ関連情報出力処理
を実行するか否かを、ユーザにより指示され、特定ペー
ジカテゴリ関連情報出力処理が実行される場合には(ス
テップS9;YES)、特定ページカテゴリ関連情報出
力処理(図7参照)を実行し(ステップS10)、処理
終了後、ステップS11へ移行する。特定ページカテゴ
リ帳票再生処理、あるいは帳票履歴追跡再生処理のいず
れかの帳票処理の実行後、特定ページカテゴリ関連情報
出力処理が実行されない場合には(ステップS9;N
O)、そのままステップS11へ移行する。
【0050】ステップS4において、CPU2は、ユー
ザにより帳票記録処理(図3参照)、あるいは帳票削除
処理(図4参照)が選択され、これらいずれかの帳票処
理が実行されると(ステップS5、あるいはステップS
6)、処理終了後、そのままステップS11へ移行す
る。
【0051】そして、ステップS11において、帳票処
理を終了せず、ユーザにより選択されるいずれかの帳票
処理を、再び実行する場合には(ステップS11;N
O)、ステップSS1へ戻り、ステップS1〜ステップ
S10の処理を実行する。ステップS11において、帳
票処理を終了する場合には(ステップS11;YE
S)、図2記載の帳票処理を終了する。
【0052】CPU2は、ステップS4において、処理
項目として帳票記録処理が選択され、帳票記録処理の指
示を受け付けると(ステップS5)、図3に示す帳票記
録処理を開始する。図3は、帳票処理装置1における帳
票記録処理の動作を説明するフローチャートである。
【0053】図3に示す帳票記録処理において、CPU
2は、記憶装置7内の記憶媒体8に記憶されている帳票
記録処理プログラムを読み出して、帳票記録処理プログ
ラムを開始する。まず、CPU2は、ユーザにより、記
憶装置7内のデータファイルに記憶されたデータにおい
て、帳票記録処理の記録対象となるデータが指定される
と(ステップS101)、その記録対象データにおい
て、キーとなるカテゴリキー項目が予め指定されている
か否かを判定する(ステップS102)。記録対象デー
タにおいて、カテゴリキー項目が未だ指定されていない
場合には(ステップS102;YES)、ユーザにより
カテゴリキー項目を指定させ(ステップS103)、カ
テゴリキー項目が既に指定されている場合には(ステッ
プS102;NO)、ステップS104へ移行する。
【0054】記録対象データが指定され、その記録対象
データのカテゴリキー項目が指定されると、ユーザによ
り記録対象データを記録する記録先の帳票ファイルを指
定させる(ステップS104)。そして、CPU2は、
記憶装置7からデータレコードを1レコード単位で読み
込み(ステップS105)、レコード単位での処理を実
行する(ステップS105〜ステップS119)。
【0055】本実施例では、記憶装置7内に、図8に示
すデータレコードが記憶されているものとし、このデー
タレコードを参照して、詳細な説明をする。図8は、伝
票明細データのデータレコードの例である。
【0056】図8の伝票データレコードには、伝票番
号、得意先コード、得意先名、明細番号、商品名、数
量、単価、そして金額の項目がある。例えば、伝票番号
をカテゴリキー項目とすると、伝票番号“1001”を
カテゴリキーコードとするカテゴリには、レコードr1
〜r9までの9レコード分のデータあり、得意先コード
“100”に対応して、得意先名として“東京商店”が
記録されている。そして、明細番号として“1”から
“9”、商品名として“電卓A001”や“電子手帳B
001”等、またその商品の数量、単価、それらの合計
金額が記録されている。同様に、伝票番号“1002”
をカテゴリキーコードとするカテゴリには、レコードr
10〜r14までの5レコード分のデータが記録されて
おり、伝票番号“1003”をカテゴリキーコードとす
るカテゴリには、レコードr15〜r23までの9レコ
ード分のデータが記録されており、そして伝票番号“1
004”をカテゴリキーコードとするカテゴリには、レ
コードr24〜r36までの13レコード分のデータが
記録されている。
【0057】図3において、CPU2は、レコード単位
での帳票記録処理を開始し、記憶装置7からデータレコ
ードを1レコード単位で読み込むと(ステップS10
5)、その読み込まれたレコードのカテゴリキーコード
を参照し、そのレコードが前レコードと異なるカテゴリ
キーコードを有するレコードであるか否か、若しくはそ
のレコードがそのレコードの属するカテゴリの先頭レコ
ードであるか否かを判定し、読み込まれたレコードが記
録処理開始レコードか否かを判定する(ステップS10
6)。
【0058】そして、読み込まれたレコードが開始レコ
ードと判定された場合には(ステップS106;YE
S)、ステップS107〜ステップS110の処理を実
行し、読み込まれたレコードが開始レコードと判定され
なかった場合には(ステップS106;NO)、ステッ
プS111へ移行し、次の処理を実行する。
【0059】ステップS106において、読み込まれた
レコードが開始レコードと判定されると、記憶装置7に
記憶されているインデックステーブル(図9(a)参
照)の中から、同一のカテゴリキーコードを有するイン
デックス情報を検索する(ステップS107)。そし
て、読み込まれたレコードと同一のカテゴリキーコード
を有するインデックス情報が存在するか否かを判定する
(ステップS108)。
【0060】上述したインデックスデーブルは、図9
(a)に示すように、設定されたカテゴリキー項目をキ
ーコードとして、インデックス情報を記憶している。図
9(a)は、図8に示した伝票明細データに基づいて作
成されたインデックステーブルの例である。
【0061】図9(a)に示すように、カテゴリキー項
目が設定され、そのカテゴリキーコードに基づいて、そ
のカテゴリキーコードを有するカテゴリが登録された登
録日、そのカテゴリの先頭レコードの登録アドレス、そ
のカテゴリがレイアウト情報に基づいてレイアウトされ
た際のページ数をそれぞれ記録している。図9(a)に
おいては、カテゴリキー項目として、伝票番号が設定さ
れており、このカテゴリキー項目をキーコードして、イ
ンデックスi1〜i4が記録されている。
【0062】例えば、インデックスi1においては、カ
テゴリキーコード“1001”を有するカテゴリの登録
日“19990710”、その登録アドレス“100
0”、そしてそのカテゴリのページ数“2”が記録され
ている。つまり、図8における伝票番号“1001”を
有しているレコードr1〜r9は、一つのカテゴリと見
なされ、これに対応づけて、登録日、登録アドレス、そ
してページ数等のインデックス情報が、インデックスi
1としてインデックステーブルに記録される。
【0063】同様に、図8において伝票番号“100
2”を有しているレコードr10〜r14は、一つのカ
テゴリと見なされ、これに対応づけて、登録日“199
90710”、登録アドレス“3000”、そしてペー
ジ数“1”等のインデックス情報が、インデックスi2
としてインデックステーブルに記録される。また、図8
において伝票番号“1003”を有しているレコードr
15〜r23も、一つのカテゴリと見なされ、これに対
応づけて、登録日“19990710”、登録アドレス
“4000”、そしてページ数“2”等のインデックス
情報が、インデックスi3としてインデックステーブル
に記録され、図8において伝票番号“1004”を有し
ているレコードr24〜r36には、これに対応づけ
て、登録日“19990710”、登録アドレス“60
00”、そしてページ数“3”等のインデックス情報
が、インデックスi4としてインデックステーブルに記
録される。
【0064】図3におけるステップS108において、
読み込まれたレコードと同一のカテゴリキーコードを有
するインデックス情報が存在するか判定した結果、存在
しない場合には(ステップS108;NO)、その読み
込まれたレコードのインデックス情報を登録するための
新規のインデックス記録領域をインデックステーブル
(図9(a)参照)に追加し(ステップS109)、存
在した場合には(ステップS108;YES)、ステッ
プS110の処理を実行する。
【0065】次いで、読み込まれたレコードを有するカ
テゴリ内のページ数を管理するために、ページカウンタ
をリセットし(ステップS110)、そのレコードが現
在のカテゴリの開始レコードであるか否かの判定(ステ
ップS106)に続き、そのレコードが現在のページの
開始レコードであるか否かの判定を行う(ステップS1
11)。ステップS111において、読み込まれたレコ
ードが現在のページの開始レコードでない場合には(ス
テップS111;NO)、ステップS117へ移行し、
次の処理を実行する。
【0066】ステップS111において、読み込まれた
レコードが現在のページの開始レコードである場合には
(ステップS111;YES)、記憶装置7に記憶され
ているページテーブル(図9(b)参照)に、このペー
ジの記憶開始アドレスを追加登録する(ステップS11
2)。
【0067】上述したページテーブルには、図9(b)
に示すように、ページ番号に対応づけて、ページ毎の記
録開始アドレスが記録されている。図9(b)は、図8
の伝票明細データと図9(a)のインデックステーブル
に基づいて、作成されたページテーブルでの例である。
【0068】図9(b)に示すページテーブルには、ペ
ージ番号“1”〜“8”に対応づけて、ページp1〜p
8が記録されている。ページp1では、記録ページ
“1”のページ開始アドレスは“1000”と記録され
いる。同様に、ページp2では、記録ページ“2”のペ
ージ開始アドレスは“2000”、ページp3では、記
録ページ“3”のページ開始アドレスは“3000”、
ページp4では、記録ページ“4”のページ開始アドレ
スは“4000”、ページp5では、記録ページ“5”
のページ開始アドレスは“5000”、ページp6で
は、記録ページ“6”のページ開始アドレスは“600
0”、ページp7では、記録ページ“7”のページ開始
アドレスは“7000”、ページp8では、記録ページ
“8”のページ開始アドレスは“8000”と記録され
ている。
【0069】ステップS112において、ページテーブ
ルにページ開始アドレスが登録されると、記憶装置7に
記憶されたレイアウトデザイン情報であるフォーム項目
テーブル(図10(a)参照)に基づいて、予め設定さ
れているフォーム情報を出力し(ステップS113)、
ステップS110においてリセットしたカテゴリページ
カウンタを更新する(ステップS114)。
【0070】フォーム項目テーブルには、図10(a)
に示すように、帳票のレイアウトデザイン情報であるフ
ォーム情報が記録されている。図10(a)は、帳票の
種類が売上伝票の場合のレイアウトデザイン情報として
のフォーム情報が記録されているフォーム項目テーブル
の例である。
【0071】図10(a)において、フォーム項目テー
ブルには、帳票名称として“売上伝票”、項目1とし
て、得意先名を出力したあと記載する“様”、項目2と
して、伝票番号を記載するための“No”、項目3とし
て、一つのカテゴリ内の商品に通し番号を記載するため
の“No”、項目4として、商品名を記載するための
“品目”、項目5として、その商品の数量を記載するた
めの“数量”、項目6として、その商品の単価を記載す
るための“単価”、項目7として、その合計金額を記載
するための“金額”、そして、売上伝票に引かれる縦、
横の罫線1〜15が記録されている。また、各々に対応
づけて、出力領域を決定するために出力領域の情報、書
体やフォントサイズ等の書式を決定するための書式情報
も記録している。
【0072】そして、このようなページ情報は、図10
(a)に示した、フォーム項目テーブルと、後述する図
10(b)に示すデータ項目デーブルとに分けて記録さ
れる。図10(b)に示すデータ項目テーブルについて
は、詳細を後述する。
【0073】ステップS114において、カテゴリペー
ジカウンタが更新されると、読み込まれたレコードを有
するページが、そのページの属するカテゴリの初回ペー
ジかどうかを判定する(ステップS115)。読み込ま
れたレコードを有するページが、そのページの属するカ
テゴリの初回ページの場合には(ステップS115;Y
ES)、カテゴリの開始位置としてページの記録位置
を、ステップS107で検索し作成したインデックスに
登録する(ステップS116)。読み込まれたレコード
を有するページが、そのページの属するカテゴリの初回
ページではない場合には(ステップS115;NO)、
そのページの記録位置を登録する必要がないので、ステ
ップS117へ移行する。
【0074】次いで、読み込まれたレコードの各データ
を、記憶装置7に記憶されたレイアウト情報のフォーム
情報に従ってレイアウトし、記憶装置7内にページデー
タとして記録する。ページデータを記録する際、ページ
データ記録領域のデータ項目情報としてデータ項目テー
ブル(図10(b)参照)に記録する(ステップS11
7)。
【0075】ページ項目テーブルには、図10(b)に
示すように、カテゴリ別に、読み込まれたレコードのペ
ージデータを記録している。図10(b)は、伝票番号
“1001”のカテゴリのページデータを記録している
ページ項目テーブルの例である。
【0076】図10(b)において、データ項目テーブ
ルには、伝票番号“1001”に対応して、得意先名と
して“東京商店”、発行日として“1999年7月10
日”、データ項目1として“1”、データ項目2として
“電卓 A001”、データ項目3として“電卓 A0
02”、データ項目4として“電卓 A003”、デー
タ項目5として“電卓 A004”、データ項目6とし
て“電卓 A005”、データ項目7として“電子手帳
B001”、データ項目8として“電子手帳B00
2”、データ項目9として“電子手帳 B003”、デ
ータ項目10として“電子手帳 B004”が記録され
ている。また、ファーム項目テーブルと同様に、各々に
対応づけて、出力領域を決定するための出力領域の情
報、書体やフォントサイズ等の書式を決定するための書
式情報も記録している。
【0077】上述したように、図10(b)において示
した伝票番号“1001”のカテゴリのデータと、図1
0(a)において示した帳票名称“売上伝票”のフォー
ム情報とに基づいて、帳票データを作成すると、図11
に示すような帳票データが出力される。図11は、伝票
番号“1001”の売上伝票の例である。
【0078】図11において、伝票番号“1001”の
カテゴリは、図11(a)と図11(b)に示す2ペー
ジの売上伝票として、帳票データが作成され、出力され
る。図11(a)の売上伝票には、図8におけるレコー
ドr1〜r5の5レコード分の帳票データに対応して、
各々、レコードr101〜r105が出力されている。
同様に、図11(b)の売上伝票には、図8におけるレ
コードr6〜r9の4レコード分の帳票データに対応し
て、各々、レコードr106〜r109が出力されてい
る。
【0079】ステップS117において、読み込まれた
レコードのデータが、データ項目テーブルに記録される
と、この読み込まれたレコードが、このレコードを有す
るカテゴリの最終レコードか否かを判定する(ステップ
S118)。読み込まれたレコードがカテゴリ内での最
終レコードでない場合には(ステップS118;N
O)、ステップS105に戻り、データファイルから次
のレコードを読み込み、再びステップS105〜ステッ
プS117の処理を実行する。読み込まれたレコードが
カテゴリ内での最終レコードの場合には(ステップS1
18;YES)、ステップS107で検索したインデッ
クステーブル(図9(a)参照)内のインデックス情報
に、カテゴリページカウンタでカウントしたカテゴリペ
ージ数情報を記録し(ステップS119)、帳票記録処
理を終了する。
【0080】以上のように、本発明を適用した第1の実
施の形態における帳票処理装置1は、ユーザにより指定
された帳票記録対象データを、所定のカテゴリキー項目
に基づいて、ユーザにより指定された帳票データファイ
ルに記録する。この際、所定のカテゴリキーコードを有
するカテゴリ毎に、そのカテゴリの登録アドレス等をイ
ンデックステーブルに登録するとともに、そのページ毎
に、そのページのページ開始アドレスをページテーブル
に記録する。そして、ページデータを記録しているデー
タ項目テーブルと、フォーム情報を記録しているファー
ム項目テーブルを作成し、記録する。
【0081】したがって、帳票記録対象データを帳票デ
ータファイルに記録する際に、所定のカテゴリキー項目
に基づいて記録し、そのカテゴリの登録アドレス等をイ
ンデックステーブルに記録することによって、帳票デー
タを再生する場合に、全ての帳票データを順に再生せ
ず、特定のカテゴリを再生することができる。同時に、
そのカテゴリ全ページのページ開始アドレスをページテ
ーブルに記録することによって、帳票データを再生する
場合に、特定のカテゴリの再生をすることができるだけ
ではなく、特定のページのみを再生することができる。
よって、大量の帳票データが存在する場合でも、必要な
帳票データを容易に再生することができる。
【0082】なお、本発明は、上記実施の形態の内容に
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能である。例えば、帳票データの記録の
際に、より一層の処理の迅速化を図るため、帳票の種類
毎に、予めカテゴリキー項目を全て指定しておいてもよ
い。
【0083】(第2の実施の形態)次に、図4を参照し
て、第2の実施の形態における帳票処理装置1について
説明する。
【0084】本第2の実施の形態における帳票処理装置
1の要部構成は、第1の実施の形態の帳票処理装置1の
要部構成と同様のものであるため、その図示と説明を省
略するとともに、第1の実施の形態の要部と同一の符番
を用いて説明する。
【0085】また、本第2の実施の形態における帳票処
理装置1において、CPU2は、帳票データの削除に係
わる処理として、後述する帳票削除処理(図4参照)を
実行する。
【0086】帳票削除処理について、詳細は後述する
が、帳票削除処理(図4参照)の概略を説明する。帳票
削除処理におけるCPU2は、帳票処理装置1の各処理
の中で、帳票削除処理が選択されると、ユーザにより指
定された帳票削除対象ページのカテゴリキーコードを有
するページカテゴリを検索する。そして、CPU2は、
そのカテゴリキーコードを有するページカテゴリのデー
タを、帳票データファイルから削除するとともに、その
ページを有するカテゴリの削除履歴を記録する。
【0087】図4を参照して帳票処理装置1における帳
票削除処理の動作を説明する。図4は、帳票処理装置1
における帳票削除処理の動作を説明するフローチャート
である。
【0088】図2のステップS4において、帳票処理装
置1の処理項目として帳票削除処理が選択され、帳票削
除処理の指示を受け付けると(図2、ステップS6)、
CPU2は、図4に示す、記憶装置7内の記憶媒体8に
記憶されている帳票削除処理を読み出して、帳票削除プ
ログラムを開始する。
【0089】図4に示す帳票削除処理において、CPU
2は、ユーザにより、記憶装置7内の帳票データファイ
ルの記憶された帳票データにおいて、帳票削除処理の削
除対象となるページカテゴリのカテゴリキーコードを指
定される(ステップS201)。ステップS201にお
いて、帳票削除処理の削除対象ページカテゴリのカテゴ
リキーコードが指定されると、記憶装置7の帳票データ
ファイルからデータレコードを1レコード単位で読み込
み(ステップS202)、レコード単位での処理を実行
する(ステップS203〜ステップS208)。
【0090】そして、CPU2は、記憶装置7からデー
タレコードを1レコード単位で読み込むと(ステップS
202)、その読み込まれたレコードのカテゴリキーコ
ードを参照し、そのレコードが前レコードと異なるカテ
ゴリキーコードを有するレコードであるか否か、若しく
はそのレコードがそのレコードの属するページカテゴリ
の先頭レコードであるか否かを判定し、読み込まれレコ
ードが削除処理開始レコードか否かを判定する(ステッ
プS203)。
【0091】そして、読み込まれたレコードが開始レコ
ードと判定された場合には(ステップS203;YE
S)、ステップS204〜ステップS207の処理を実
行し、読み込まれたレコードが開始レコードと判定され
なかった場合には(ステップS203;NO)、ステッ
プS208へ移行し、次の処理を実行する。
【0092】ステップS203において、読み込まれた
レコードが開始レコードと判定されると、記憶装置7に
記憶されているインデックステーブル(図9(a)参
照)の中から、同一のカテゴリキーコードを有するイン
デックス情報を検索する(ステップS204)。そし
て、読み込まれたレコードと同一のカテゴリキーコード
を有するインデックス情報が存在するか否かを判定する
(ステップS205)。
【0093】読み込まれたレコードと同一のカテゴリキ
ーコードを有するインデックス情報が存在するかを判定
した結果、存在しない場合には(ステップS205;N
O)、この帳票削除処理を終了する。読み込まれたレコ
ードと同一のカテゴリキーコードを有するインデックス
情報が存在した場合には(ステップS205;YE
S)、その検索されたインデックステーブルのインデッ
クス情報に、カテゴリ削除の履歴を登録し(ステップS
206)、その読み込まれたレコードのデータを1レコ
ード単位で帳票データファイルから削除する(ステップ
S207)。
【0094】読み込まれた1レコードに対する帳票削除
処理が終了すると、この読み込まれたレコードが、この
レコードを有するページカテゴリの最終レコードか否か
を判定する(ステップS208)。読み込まれたレコー
ドがページカテゴリ内での最終レコードでない場合には
(ステップS208;NO)、ステップS202に戻
り、データファイルから次のレコードを読み込み、再び
ステップS202〜ステップS207の処理を実行す
る。読み込まれたレコードがページカテゴリ内での最終
レコードの場合には(ステップS208;YES)、帳
票削除処理を終了する。
【0095】以上のように、本発明を適用した第2の実
施の形態における帳票処理装置1は、ユーザにより指定
された帳票データの削除対象ページのカテゴリキーコー
ドを有するページカテゴリを、インデックステーブルの
インデックス情報に基づいて検索する。そして、そのユ
ーザにより指定されたカテゴリキーコードを有するペー
ジカテゴリの帳票データを、帳票データファイルから削
除するとともに、そのページを有するカテゴリの削除履
歴を記録する。
【0096】したがって、特定の帳票データを帳票デー
タファイルから削除する際に、ユーザは削除対象ページ
のカテゴリキーコードを指定するだけで、各々のカテゴ
リの登録アドレスが既に記録されているインデックステ
ーブルをもとに、帳票データファイルから削除対象であ
る帳票データを削除することができる。よって、帳票デ
ータファイルから削除対象帳票データを削除するため
に、ユーザ自ら、帳票データファイルを順にチェックす
る必要がないので、帳票データファイルに大量の帳票デ
ータが記録されている場合であっても、ユーザが帳票デ
ータファイルから削除対象帳票データを探す手間を省く
ことができ、効率よく、帳票データファイルから特定の
帳票データを削除することができる。
【0097】なお、本第2の実施の形態においては、ユ
ーザにより指定された特定の帳票データを帳票データフ
ァイルから削除することとしたが、帳票データファイル
からの帳票データの削除に限定されるものではない。ユ
ーザにより指定された特定の帳票データの基であるデー
タを、データファイルからも削除することとしてもよ
い。ただし、帳票データの基であるデータをデータファ
イルからも削除すると、再度、帳票データとして構成
し、記録することは不可能であるが、新しいデータをデ
ータファイルに記録しておくことが可能となる。
【0098】(第3の実施の形態)次に、図5を参照し
て、第3の実施の形態における帳票処理装置1について
説明する。
【0099】本第3の実施の形態における帳票処理装置
1の要部構成は、第1の実施の形態の帳票処理装置1の
要部構成と同様のものであるため、その図示と説明を省
略するとともに、第1の実施の形態の要部と同一の符番
を用いて説明する。
【0100】また、本第3の実施の形態における帳票処
理装置1において、CPU2は、特定ページカテゴリの
帳票再生に係わる処理として、後述する特定ページカテ
ゴリ帳票再生処理(図5参照)を実行する。
【0101】特定ページカテゴリ帳票再生処理につい
て、詳細は後述するが、特定ページカテゴリ帳票再生処
理(図5参照)の概略を説明する。特定ページカテゴリ
帳票再生処理におけるCPU2は、ユーザにより指定さ
れた再生対象ページのカテゴリキーコードと同一のカテ
ゴリキーコードを有するインデックス情報を検索する。
そして、CPU2は、そのページを抽出して再生すると
ともに、ユーザにより指定された再生対象ページのカテ
ゴリキーコードが複数ある場合には、ユーザによるカテ
ゴリキーコードの指定順にページをソートして再生す
る。
【0102】図5を参照して帳票処理装置1における特
定ページカテゴリ帳票再生処理の動作を説明する。図5
は、帳票処理装置1における特定ページカテゴリ帳票再
生処理の動作を説明するフローチャートである。
【0103】図2のステップS4において、帳票処理装
置1の処理項目として特定ページカテゴリ帳票再生処理
が選択され、特定ページカテゴリ帳票再生処理の指示を
受け付けると(図2、ステップS7)、CPU2は、図
5に示す、記憶装置7内の記憶媒体8に記憶されている
特定ページカテゴリ帳票再生処理を読み出して、特定ペ
ージカテゴリ帳票再生プログラムを開始する。
【0104】図5に示す特定ページカテゴリ帳票再生処
理において、CPU2は、ユーザにより、記憶装置7内
の帳票データファイルの記憶された帳票データにおい
て、特定ページカテゴリ帳票再生処理の再生対象となる
ページのカテゴリキーコードを指定される(ステップS
301)。この際、ユーザは、複数の再生対象ページの
カテゴリキーコードを指定することができる。ユーザに
より、複数の再生対象ページのカテゴリキーコードが指
定された場合には、指定された順にページデータを再生
する。よって、通常、一つのカテゴリにおいて記録され
ているページ順ではない順に、ページをソート再生する
ことが可能である。
【0105】次いで、CPU2は、記憶装置7に記憶さ
れているインデックステーブル(図9(a)参照)の中
から、再生対象ページのカテゴリキーコードと同一のカ
テゴリキーコードを有するインデックス情報を検索する
(ステップS302)。そして、指定されたカテゴリキ
ーコードと同一のカテゴリキーコードを有するインデッ
クス情報が存在するか否かを判定する(ステップS30
3)。
【0106】指定されたカテゴリキーコードと同一のカ
テゴリキーコードを有するインデックス情報が存在する
かを判定した結果、存在しない場合には(ステップS3
03;NO)、この特定ページカテゴリ帳票再生処理を
終了する。指定されたカテゴリキーコードと同一のカテ
ゴリキーコードを有するインデックス情報が存在した場
合には(ステップS303;YES)、その検索された
インデックステーブルのインデックス情報から、そのカ
テゴリキーコードを有するカテゴリの登録アドレスとペ
ージ数を取得する(ステップS304)。
【0107】ステップS304において取得したカテゴ
リの登録アドレスとページ数に基づいて、図9(b)に
示したページテーブルより、カテゴリのページ毎のペー
ジ開始アドレスを取得し、再生対象の1ページ分のペー
ジデータを読み込む(ステップS305)。そして、読
み込んだページデータを表示装置5や印刷装置6に出力
する(ステップS306)。読み込んだページデータを
表示装置5や印刷装置6に出力した後、ステップS30
6で出力したページが、ステップS301において指定
した再生対象ページの中で最終ページか否かを判定する
(ステップS307)。
【0108】ステップS307において出力したページ
が、再生対象ページの中で最終ページである場合には
(ステップS307;YES)、特定ページカテゴリ帳
票再生処理を終了する。ステップS307において出力
したページが、再生対象ページの中で最終ページでない
場合には(ステップS307;NO)、ステップS30
2に戻り、次に再生すべきページのカテゴリキーコード
と同一のカテゴリキーコードを有するインデックス情報
を検索し、ステップS302〜ステップS307の処理
を実行する。
【0109】以上のように、本発明を適用した第3の実
施の形態における帳票処理装置1は、ユーザにより指定
された再生対象ページのカテゴリキーコードと同一のカ
テゴリキーコードを有するインデックス情報をインデッ
クステーブルの中から検索する。そして、そのユーザに
より指定された再生対象ページを帳票データファイルか
ら抽出して再生するとともに、ユーザにより指定された
再生対象ページのカテゴリキーコードが複数ある場合に
は、ユーザによる再生対象ページのカテゴリキーコード
の指定順に、それらのページをソートして再生する。
【0110】したがって、特定のページを帳票データフ
ァイルから抽出して再生する際に、ユーザは再生対象ペ
ージのカテゴリキーコードを指定するだけで、インデッ
クス情報に基づいて、指定された再生対象ページのカテ
ゴリキーコードと同一のカテゴリキーコードを有するペ
ージを検索し、抽出再生することができる。よって、ユ
ーザはカテゴリを指定し、そのカテゴリにおいて更に再
生したいページを指定するなどといった手間をかけるこ
となく、特定のページを再生することができる。また、
ユーザは複数の再生対象ページのカテゴリキーコードを
指定するだけで、そのユーザによる再生対象ページのカ
テゴリキーコードの指定順に、それらのページをソート
して再生することができるので、ユーザが見たいページ
から順に再生することができる。よって、ユーザの意志
に沿った帳票データの利用が可能となる。
【0111】なお、本第2の実施の形態においては、ユ
ーザが再生対象ページのカテゴリキーコードを指定し、
ユーザによる指定順に帳票データのページ単位での再生
を行うこととしたが、ユーザが再生対象としてカテゴリ
のカテゴリキーコードを指定し、それに基づいて、ユー
ザによる指定順に帳票データのカテゴリ単位での再生を
行うこととしてもよい。
【0112】(第4の実施の形態)次に、図6を参照し
て、第4の実施の形態における帳票処理装置1について
説明する。
【0113】本第4の実施の形態における帳票処理装置
1の要部構成は、第1の実施の形態の帳票処理装置1の
要部構成と同様のものであるため、その図示と説明を省
略するとともに、第1の実施の形態の要部と同一の符番
を用いて説明する。
【0114】また、本第4の実施の形態における帳票処
理装置1において、CPU2は、帳票データの履歴の追
跡再生に係わる処理として、後述する帳票履歴追跡再生
処理(図6参照)を実行する。
【0115】帳票履歴追跡再生処理について、詳細は後
述するが、帳票履歴追跡再生処理(図6参照)の概略を
説明する。帳票履歴追跡再生処理におけるCPU2は、
ユーザにより指定された追跡再生対象ページのカテゴリ
キーコードと同一のカテゴリキーコードを有するインデ
ックス情報を検索する。そして、CPU2は、そのペー
ジを再生するとともに、ユーザによりそのページの履歴
追跡再生の指示がある場合には、そのページを有するカ
テゴリの履歴テーブルを参照して、履歴を追跡し、その
履歴追跡結果に応じて、ページを再生する。
【0116】図6を参照して帳票処理装置1における帳
票履歴追跡再生処理の動作を説明する。図6は、帳票処
理装置1における帳票履歴追跡再生処理の動作を説明す
るフローチャートである。
【0117】図2のステップS4において、帳票処理装
置1の処理項目として帳票履歴追跡再生処理が選択さ
れ、帳票履歴追跡再生処理の指示を受け付けると(図
2、ステップS8)、CPU2は、図6に示す、記憶装
置7内の記憶媒体8に記憶されている帳票履歴追跡再生
処理を読み出して、帳票履歴追跡再生プログラムを開始
する。
【0118】図6に示す帳票履歴追跡出力処理におい
て、CPU2は、ユーザにより、記憶装置7内の帳票デ
ータファイルの記憶された帳票データにおいて、帳票履
歴追跡再生処理の追跡再生対象となるページのカテゴリ
キーコードを指定される(ステップS301)。
【0119】次いで、CPU2は、記憶装置7に記憶さ
れているインデックステーブル(図9(a)参照)の中
から、追跡再生対象ページのカテゴリキーコードと同一
のカテゴリキーコードを有するインデックス情報を検索
する(ステップS402)。そして、指定されたカテゴ
リキーコードと同一のカテゴリキーコードを有するイン
デックス情報が存在するか否かを判定する(ステップS
403)。
【0120】指定されたカテゴリキーコードと同一のカ
テゴリキーコードを有するインデックス情報が存在する
かを判定した結果、存在しない場合には(ステップS4
03;NO)、この帳票履歴追跡再生処理を終了する。
指定されたカテゴリキーコードと同一のカテゴリキーコ
ードを有するインデックス情報が存在した場合には(ス
テップS403;YES)、その検索されたインデック
ステーブルのインデックス情報から、そのカテゴリキー
コードを有するカテゴリの登録アドレスとページ数を取
得する(ステップS404)。
【0121】ステップS404において取得したカテゴ
リの登録アドレスとページ数に基づいて、図9(b)に
示したページテーブルより、カテゴリのページ毎のペー
ジ開始アドレスを取得し、再生対象の1ページ分のペー
ジデータを読み込む(ステップS405)。そして、読
み込んだページデータを表示装置5や印刷装置6に出力
する(ステップS406)。読み込んだページデータを
表示装置5や印刷装置6に出力した後、ステップS40
6で出力したページの履歴を追跡し、その追跡結果に対
応するページデータを再生するか否か、ユーザにより指
示される(ステップS407)。
【0122】ステップS407において、ステップS4
06で出力したページの履歴を追跡し、その追跡結果に
対応するページデータを再生するか否かのユーザによる
指示かあったか否かを判定し(ステップS408)、ユ
ーザによる履歴追跡再生の処理の指示があった場合には
(ステップS408;YES)、ステップS409へ移
行し、ユーザによる履歴追跡再生の処理の指示がなかっ
た場合には(ステップS408;NO)、この帳票履歴
追跡再生処理を終了する。
【0123】ユーザによる履歴追跡再生の処理の指示が
あった場合には、ステップS406で出力したページに
関する履歴テーブル(図12参照)から、そのページを
有するカテゴリの履歴を遡り、遡った結果に対応するカ
テゴリの登録アドレスとページ数を取得する(ステップ
S409)。そして、ステップS405へ戻り、ステッ
プS409において取得した、カテゴリの登録アドレス
とページ数に基づいて、ステップS401においてユー
ザにより追跡再生対象ページに指定されたページのペー
ジデータを読み込み、ユーザによりそのページの履歴追
跡再生の指示があり、遡る履歴が存在する限り、ステッ
プS405〜ステップS409の処理を繰り返す。
【0124】上述した履歴テーブルには、図12に示す
ように、カテゴリキーコードに対応づけて、そのカテゴ
リキーコードを有するカテゴリに対して行われた処理の
目的、そのカテゴリが処理された処理日時、その処理後
にカテゴリが登録された登録アドレス、そして、その処
理後のカテゴリのページ数が記録されている。図12
は、カテゴリキーコード“1001”を有するカテゴリ
に関する履歴テーブルの例である。
【0125】図12に示す履歴テーブルには、カテゴリ
キーコード“1001”を有するカテゴリに関する履歴
として、履歴h1〜h4が記録されている。履歴h1で
は、カテゴリキーコード“1001”を有するカテゴリ
が登録処理された処理日時“19990710”、その
カテゴリを登録した登録アドレス“1000”、及びペ
ージ数“2”が記録されている。そして、履歴h2で
は、履歴h1と同一のカテゴリキーコードを有するカテ
ゴリが更新処理された処理日時“19990711”、
そのカテゴリを更新登録した登録アドレス、及びページ
数が記録されている。同様に、履歴h3では、履歴h1
と同一のカテゴリキーコードを有するカテゴリが更新処
理された処理日時“19990712”、そのカテゴリ
を更新登録した登録アドレス、及びページ数が記録され
ており、履歴h4では、履歴h1と同一のカテゴリキー
コードを有するカテゴリが削除処理された処理日時“1
9990713”、そのカテゴリを退避登録した登録ア
ドレス、及びページ数が記録されている。
【0126】そして、図6に示した帳票履歴追跡再生処
理のステップS409において、図12に示すような履
歴テーブルが呼び出されると、この履歴テーブルに記録
されている履歴を参照して、このカテゴリキーコードを
有するカテゴリの履歴を遡り、その履歴追跡結果に応じ
たカテゴリのページデータを取得し、再生する。
【0127】以上のように、本発明を適用した第4の実
施の形態における帳票処理装置1は、ユーザにより指定
された追跡再生対象ページのカテゴリキーコードと同一
のカテゴリキーコードを有するインデックス情報をイン
デックステーブルから検索する。そして、そのユーザに
より指定された追跡再生対象ページを再生するととも
に、ユーザによりそのページの履歴を追跡し再生する指
示がある場合には、そのページを有するカテゴリの履歴
テーブルを参照して、カテゴリの履歴を追跡し、その履
歴追跡結果に応じて、ユーザにより追跡再生指定のあっ
たページを再生する。
【0128】したがって、全てのカテゴリに対して実行
された処理の目的、その際のカテゴリデータの登録アド
レス等を含む履歴が履歴テーブルに記録されていること
により、ユーザにより特定ページの履歴追跡再生の指示
があった場合にも、履歴テーブルに基づいて、その特定
ページを有するカテゴリの履歴を遡り、登録アドレスを
取得し、特定ページの帳票データを再生することができ
る。よって、ユーザが誤って帳票データファイル内の帳
票データを更新してしまった場合や、帳票データファイ
ルから帳票データを削除してしまった場合にも、その履
歴を遡り、再生することができるので、重要な帳票デー
タの消失を防ぎ、帳票データを確実に保護することがで
きる。
【0129】なお、本第4の実施の形態においては、ユ
ーザにより指定された履歴追跡対象ページのカテゴリキ
ーコードを有するカテゴリは、その履歴テーブルに基づ
いて、履歴追跡再生されることとしたが、その際、履歴
対象ページに対して実行された履歴の全てを履歴テーブ
ルに記録しておくのでばなく、一回前の履歴のみを履歴
テーブルに記録し、ユーザにより指定されたページを再
生するようにしてもよい。また、ユーザにより指定され
た履歴追跡再生対象ページの全てを再生するのでばな
く、そのページ内の変更のあったレコードのみを再生す
るようにしてもよい。
【0130】(第5の実施の形態)次に、図7を参照し
て、第5の実施の形態における帳票処理装置1について
説明する。
【0131】本第5の実施の形態における帳票処理装置
1の要部構成は、第1の実施の形態の帳票処理装置1の
要部構成と同様のものであるため、その図示と説明を省
略するとともに、第1の実施の形態の要部と同一の符番
を用いて説明する。
【0132】また、本第5の実施の形態における帳票処
理装置1において、CPU2は、特定ページカテゴリの
関連情報出力に係わる処理として、後述する特定ページ
カテゴリ関連情報出力処理(図7参照)を実行する。
【0133】特定ページカテゴリ関連情報出力処理につ
いて、詳細は後述するが、特定ページカテゴリ関連情報
出力処理(図7参照)の概略を説明する。特定ページカ
テゴリ関連情報出力処理におけるCPU2は、上述した
特定ページカテゴリ帳票再生処理、あるいは帳票履歴追
跡再生処理において、特定ページカテゴリが再生されて
いる際に、その特定ページカテゴリの関連情報出力の指
示があると、その特定ページカテゴリのカテゴリキーコ
ードと同一のカテゴリキーコードを有する他の帳票ファ
イルを検索する。そして、CPU2は、その関連帳票フ
ァイルにおいて、特定ページカテゴリのカテゴリキーコ
ードと同一のカテゴリキーコードを有するカテゴリを検
索し、そのカテゴリのページ毎にページデータを出力
し、再生する。
【0134】図7を参照して帳票処理装置1における特
定ページカテゴリ関連情報出力処理の動作を説明する。
図7は、帳票処理装置1における特定ページカテゴリ関
連情報出力処理の動作を説明するフローチャートであ
る。
【0135】図2のステップS4において、帳票処理装
置1の処理項目として特定ページカテゴリ帳票再生処
理、あるいは帳票履歴追跡再生処理が選択され、特定ペ
ージカテゴリ帳票再生処理、あるいは帳票履歴追跡再生
処理の指示を受け付けると(図2、ステップS7、ある
いはステップS8)、CPU2は、上述したように、特
定ページカテゴリ帳票再生処理(図5参照)、あるいは
帳票履歴追跡再生処理(図6参照)を実行する。そし
て、特定ページのページデータを出力し、再生する。こ
の特定ページのページデータを再生している状態におい
て、特定ページカテゴリの関連情報出力の指示があると
(図2、ステップS9;YES)、図7に示す、記憶装
置7内の記憶媒体8に記憶されている特定ページカテゴ
リ関連情報出力処理を読み出して、特定ページカテゴリ
関連情報出力プログラムを開始する(図2、ステップS
10)。
【0136】図7に示す特定ページカテゴリ関連情報出
力処理において、CPU2は、記憶装置7内の帳票デー
タファイルにおいて、現在再生されている特定ページを
有するカテゴリのカテゴリキーコードと同一のカテゴリ
キーコードを有する、他の帳票ファイルを検索し(ステ
ップS501)、そして、同一のカテゴリキーコードを
有する帳票ファイルがあるか否かを判定する(ステップ
S502)。
【0137】ステップS502において、現在再生され
ている特定ページカテゴリのカテゴリキーコードと同一
のカテゴリキーコードを有する帳票ファイルがあるか否
か判定した結果、同一のカテゴリキーコードを有する帳
票ファイルが存在しない場合には(ステップS502;
NO)、この特定ページカテゴリ関連情報出力処理を終
了する。同一のカテゴリキーコードを有する帳票ファイ
ルが存在する場合には(ステップS502;YES)、
ステップS503の処理を実行する。
【0138】現在再生されている特定ページカテゴリの
カテゴリキーコードと同一のカテゴリキーコードを有す
る帳票ファイルが存在する場合には、その検索された帳
票ファイルのインデックステーブル(図9(a)参照)
の中から、現在再生されている特定ページカテゴリのカ
テゴリキーコードと同一のカテゴリキーコードを有する
インデックス情報を検索する(ステップS503)。そ
して、同一のカテゴリキーコードを有するインデックス
情報が存在するか否かを判定する(ステップS50
4)。
【0139】ステップS504において、現在再生され
ている特定ページカテゴリのカテゴリキーコードと同一
のカテゴリキーコードを有するインデックス情報が存在
するかを判定した結果、存在しない場合には(ステップ
S504;NO)、この特定ページカテゴリ関連情報出
力処理を終了する。同一のカテゴリキーコードを有する
インデックス情報が存在した場合には(ステップS50
4;YES)、その検索されたインデックステーブルの
インデックス情報から、そのカテゴリキーコードを有す
るカテゴリの登録アドレスとページ数を取得する(ステ
ップS505)。
【0140】ステップS505において取得したカテゴ
リの登録アドレスとページ数に基づいて、図9(b)に
示したページテーブルより、カテゴリのページ毎のペー
ジ開始アドレスを取得し、出力対象の1ページ分のペー
ジデータを読み込む(ステップS506)。そして、読
み込んだページデータを表示装置5や印刷装置6に出力
する(ステップS507)。読み込んだページデータを
表示装置5や印刷装置6に出力した後、ステップS50
7で出力した関連帳票ファイルのページが、最終ページ
か否かを判定する(ステップS508)。
【0141】ステップS507で出力したページが、関
連帳票ファイルの最終ページであり、関連帳票ファイル
を全て出力した場合には(ステップS508;YE
S)、この特定ページカテゴリ関連情報出力処理を終了
する。出力したページが、関連帳票ファイルの最終ペー
ジではなく、関連帳票ファイルを全て出力していない場
合には(ステップS508;NO)、ステップS506
へ戻り、ステップS506〜ステップS508の処理を
再び実行する。
【0142】以上のように、本発明を適用した第5の実
施の形態における帳票処理装置1は、上述した特定ペー
ジカテゴリ帳票再生処理、あるいは帳票履歴追跡再生処
理において、特定ページカテゴリが再生されている際
に、ユーザにより、その特定ページカテゴリの関連情報
出力の指示があると、その特定ページカテゴリのカテゴ
リキーコードを同一のカテゴリキーコードを有する他の
帳票ファイルを帳票データファイルから検索する。そし
て、帳票データファイルから検索された他の関連帳票フ
ァイルにおいて、特定ページカテゴリのカテゴリキーコ
ードと同一のカテゴリキーコードを有するカテゴリを検
索し、そのカテゴリのページ毎にページデータを出力
し、再生する。
【0143】したがって、特定のページカテゴリが再生
されている際に、ユーザはその特定ページカテゴリの関
連情報出力を指示するだけで、その特定カテゴリと同一
のカテゴリキーコードを有する他の関連帳票ファイルを
出力し、再生することができるため、ユーザが必要とし
ている関連情報を、容易に取得することができる。よっ
て、ユーザが特定ページカテゴリの関連情報の取得する
処理を、簡素化することができる。
【0144】なお、本第5の実施の形態においては、特
定ページカテゴリの関連情報として、特定ページカテゴ
リのカテゴリキーコードを有する帳票ファイルを出力し
たが、特定ページカテゴリのカテゴリキーコードを有す
る帳票ファイルのカテゴリ単位で出力してもよく、また
はそのカテゴリのページ単位で出力してもよい。
【0145】
【発明の効果】請求項1記載の発明の帳票処理装置及び
請求項8記載の記憶媒体によれば、帳票記録対象データ
を帳票データファイルに記録する際に、所定のカテゴリ
キー項目に基づいて記録し、そのカテゴリの登録アドレ
ス等をインデックステーブルに記録することによって、
帳票データを再生する場合に、全ての帳票データを順に
再生せず、特定のカテゴリを再生することができる。同
時に、そのカテゴリ全ページのページ開始アドレスをペ
ージテーブルに記録することによって、帳票データを再
生する場合に、特定のカテゴリの再生をすることができ
るだけではなく、特定のページのみを再生することがで
きる。よって、帳票データファイルに大量の帳票データ
が存在する場合でも、帳票データファイルから必要な帳
票データを容易に再生することが可能となる。
【0146】請求項2記載の発明の帳票処理装置によれ
ば、全てのカテゴリに対して実行された処理の目的、そ
の際の履歴情報が履歴テーブルに記録されていることに
より、ユーザにより特定ページの履歴追跡再生の指示が
あった場合にも、その特定ページを有するカテゴリの履
歴を遡り、登録アドレスを取得し、特定ページの帳票デ
ータを再生するために必要な履歴情報を与えることが可
能となる。
【0147】請求項3記載の発明の帳票処理装置によれ
ば、ユーザは再生したいページのカテゴリキーコードを
指定するだけで、インデックス情報等に基づいて、指定
されたページのカテゴリキーコードと同一のカテゴリキ
ーコードを有するページを検索し、再生することができ
る。よって、ユーザは再生したいカテゴリを指定し、そ
のカテゴリにおいて更に再生したいページを指定するな
どといった手間をかけることなく、特定のページを再生
することが可能となる。
【0148】請求項4記載の発明の帳票処理装置によれ
ば、ユーザは削除したいページのカテゴリキーコードを
指定するだけで、インデックス情報に基づいて、帳票デ
ータファイルから削除対象である帳票データを削除する
ことができる。よって、ユーザ自ら、帳票データファイ
ルを順にチェックする必要がないので、帳票データファ
イルに大量の帳票データが記録されている場合であって
も、ユーザが帳票データファイルから削除対象帳票デー
タを探す手間を省くことができ、効率よく、帳票データ
ファイルから特定の帳票データを削除することが可能と
なる。
【0149】請求項5記載の発明の帳票処理装置によれ
ば、ユーザは複数のページのカテゴリキーコードを指定
するだけで、そのユーザによるページのカテゴリキーコ
ードの指定順に、それらのページをソートして再生する
ことができるので、ユーザが見たいページから順に再生
することができる。よって、ユーザの意志に沿った帳票
データの利用が可能となる。
【0150】請求項6記載の発明の帳票処理装置によれ
ば、全てのカテゴリに対して実行された処理の目的、そ
の際のカテゴリデータの登録アドレス等を含む履歴情報
に基づいて、ユーザにより特定ページの履歴追跡再生の
指示があった場合にも、その特定ページを有するカテゴ
リの履歴を遡り、登録アドレスを取得し、特定ページの
帳票データを再生することができる。よって、ユーザが
誤って帳票データファイル内の帳票データを更新してし
まった場合や、帳票データファイルから帳票データを削
除してしまった場合にも、その履歴を遡り、再生するこ
とができるので、重要な帳票データの消失を防ぎ、帳票
データを確実に保護することが可能となる。
【0151】請求項7記載の発明の帳票処理装置によれ
ば、特定のページカテゴリが再生されている際に、ユー
ザはその特定ページカテゴリの関連情報出力を指示する
だけで、その特定カテゴリと同一のカテゴリキーコード
を有する他の関連帳票ファイルを出力し、再生すること
ができるため、ユーザが必要としている関連情報を、容
易に取得することができる。よって、ユーザが特定ペー
ジカテゴリの関連情報の取得する処理を、簡素化するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の帳票処理装置1の内部構
成を示すブロック図である。
【図2】帳票処理装置1における各種帳票処理移行の動
作を説明するフローチャートである。
【図3】帳票処理装置1における帳票記録処理の動作を
説明するフローチャートである。
【図4】帳票処理装置1における帳票削除処理の動作を
説明するフローチャートである。
【図5】帳票処理装置1における特定ページカテゴリ帳
票再生処理の動作を説明するフローチャートである。
【図6】帳票処理装置1における帳票履歴追跡再生処理
の動作を説明するフローチャートである。
【図7】帳票処理装置1における特定ページカテゴリ関
連情報出力の動作を説明するフローチャートである。
【図8】伝票明細データのデータレコードの例である。
【図9】図9(a)は、図8に示した伝票明細データに
基づいて作成されたインデックステーブルの例であり、
図9(b)は、図8の伝票明細データと図9(a)に示
したインデックステーブルに基づいて作成されたページ
テーブルの例である。
【図10】図10(a)は、帳票の種類が売上伝票の場
合のフォーム項目テーブルの例であり、図10(b)
は、伝票番号が“1001”のカテゴリのページデータ
のページ項目テーブルの例である。
【図11】伝票番号“1001”の売上伝票の例であ
る。
【図12】カテゴリキーコード“1001”を有するカ
テゴリに関する履歴テーブルの例である。
【符号の説明】
1 帳票処理装置 2 CPU 3 入力装置 4 RAM 5 表示装置 6 印刷装置 7 記憶装置 7a データファイル 7b レイアウトファイル 7c 帳票データファイル 8 記憶媒体 9 バス r1〜r36 レコード r101〜r109 レコード i1〜i4 インデックス p1〜p8 ページ h1〜h4 履歴情報

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帳票処理されるデータを記憶しているデー
    タファイルから帳票処理対象データを読み出すととも
    に、読み出した帳票処理対象データを所定のレイアウト
    定義に従って所定形式の帳票データファイルを作成する
    帳票処理装置であって、 前記データファイルに記憶された帳票処理対象データに
    ついて、所定のカテゴリをキー項目として、当該カテゴ
    リキー項目毎の記録位置及びページ数情報を含むカテゴ
    リ索引情報を作成するカテゴリ索引情報作成手段と、 前記帳票処理対象データの出力ページ毎の記録位置を含
    むページ索引情報を作成するページ索引情報作成手段
    と、 前記カテゴリ索引情報作成手段によって作成されたカテ
    ゴリ索引情報、及び前記ページ索引情報作成手段によっ
    て作成されたページ索引情報を、前記帳票データファイ
    ルに付加して記録する帳票データ記録手段と、 を備えたことを特徴とする帳票処理装置。
  2. 【請求項2】前記カテゴリ索引情報作成手段によって作
    成されたカテゴリ索引情報には、さらに前記帳票データ
    ファイルの登録日時、更新日時、削除日時等に関する履
    歴情報が含まれることを特徴とする請求項1記載の帳票
    処理装置。
  3. 【請求項3】前記カテゴリキー項目とカテゴリ内のペー
    ジを指定する指定手段と、 前記指定手段によって指定されたカテゴリキー項目とカ
    テゴリ内のページの記録位置を、前記カテゴリ索引情報
    及びページ索引情報から検索する検索手段と、 前記検索手段によって検索された記録位置に記憶されて
    いる帳票データファイルを、前記帳票データ記録手段か
    らページ毎に読み出して再生する再生手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の帳票処理
    装置。
  4. 【請求項4】前記検索手段によって検索された記録位置
    に記録されている帳票データファイルを、前記帳票デー
    タ記録手段からページ毎に削除する削除手段を更に備え
    たことを特徴とする請求項3の帳票処理装置。
  5. 【請求項5】前記指定手段は、 帳票データファイルの再生順序を指定する再生順序指定
    手段を更に備え、 前記再生手段は、前記再生順序指定手段によって指定さ
    れた再生順序で、帳票データファイルをページ毎に再生
    することを特徴とする請求項3記載の帳票処理装置。
  6. 【請求項6】前記再生手段は、 前記帳票データ記憶手段に記憶された帳票データファイ
    ルを再生する際に、前記検索手段により、カテゴリ検索
    情報に含まれる履歴情報を参照して、当該履歴情報を遡
    り、所定の順で再生する履歴追跡再生手段を更に備えた
    ことを特徴とする請求項3記載の帳票処理装置。
  7. 【請求項7】同一カテゴリキー項目を有する他の帳票フ
    ァイルを、前記カテゴリ索引情報から検索する帳票ファ
    イル検索手段と、 前記帳票ファイル検索手段によって検索された他の帳票
    ファイルを出力する帳票ファイル出力手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の帳票処理
    装置。
  8. 【請求項8】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 帳票処理されるデータを記憶しているデータファイルか
    ら帳票処理対象データを読み出すとともに、読み出した
    帳票処理対象データを所定のレイアウト定義に従って所
    定形式の帳票データファイルを作成するためのコンピュ
    ータが実行可能なプログラムコードと、 前記データファイルに記憶された帳票処理対象データに
    ついて、所定のカテゴリをキー項目として、当該カテゴ
    リキー項目毎の記録位置及びページ数情報を含むカテゴ
    リ索引情報を作成するためのコンピュータが実行可能な
    プログラムコードと、 前記帳票処理対象データの出力ページ毎の記録位置を含
    むページ索引情報を作成するためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 前記カテゴリ索引情報、及び前記ページ索引情報を、前
    記帳票データファイルに付加して記録するためのコンピ
    ュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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