JP2729540B2 - カートリッジのシャッタ開閉機構 - Google Patents

カートリッジのシャッタ開閉機構

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JP2729540B2
JP2729540B2 JP3107144A JP10714491A JP2729540B2 JP 2729540 B2 JP2729540 B2 JP 2729540B2 JP 3107144 A JP3107144 A JP 3107144A JP 10714491 A JP10714491 A JP 10714491A JP 2729540 B2 JP2729540 B2 JP 2729540B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスクなどの記
録媒体を収納するとともにシャッタの移動により記録媒
体を外部に露出しうるカートリッジの前記シャッタを開
閉するカートリッジのシャッタ開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、この種のカートリッジのシャッタ
開閉機構の従来のものを図7および図8により説明す
る。
【0003】図7および図8において磁気ディスク装置
本体には、磁気ディスクを収納したカートリッジ1が挿
入されるカートリッジホルダ2が形成されており、この
カートリッジホルダ2内の奥部の一側にはシャッタ開閉
機構3が配設されている。なお、前記カートリッジ1の
シャッタ4は、カートリッジホルダ2に対するカートリ
ッジ1の挿排方向に対し直交する方向(以下横方向と略
称する)に移動するようにされており、図7に図示する
位置においては、シャッタ4は完全閉鎖位置をとり、ま
た、図8に図示する位置においては、シャッタ4は完全
開放位置をとるようになっている。また、シャッタ4に
は、後述するアーム9の係合爪11が係合しうる係合部
5が形成されている。なお、前記シャッタ4は、図示し
ないばねにより閉鎖方向に付勢されている。
【0004】前記シャッタ開閉機構3は、前記カートリ
ッジホルダ2の最奥部の一側に突設された支持ピン6に
回動可能に基端を枢着されたレバー7を有しており、こ
のレバー7の先端部には、平面図示において時計方向に
20度程度の角度で折曲されている屈曲部8が形成され
ている。また、前記レバー7の屈曲部8には、前記アー
ム9が支持ピン10により回動自在に枢着されている。
このアーム9の先端部には、側方に突出し前記シャッタ
4の係合部5に係合しうる前記係合爪11が突設されて
いる。
【0005】前記レバー7には、このレバー7の屈曲部
8がカートリッジホルダ2に対するカートリッジ1の挿
排方向たる初期位置に位置決めする線ばねからなる復帰
ばね12が係合されており、また、前記アーム9には、
このアーム9の係合爪11が前記シャッタ4の係合部5
に係合する方向にアーム9を付勢する線ばねからなる係
合ばね13が係合されている。
【0006】前述した構成によれば、図7において、カ
ートリッジ1を矢印で示すようにカートリッジホルダ2
内に挿入すると、シャッタ開閉機構3のアーム9の係合
爪11はカートリッジ1の係合部5に嵌合する。そこ
で、このカートリッジ1のカートリッジホルダ2内への
挿入を続けると、カートリッジ1に押動されたレバー7
は復帰ばね12の付勢力に抗して図において反時計方向
に回動されるとともに、アーム9は係合ばね13の付勢
力に抗して図7において右方向に平行移動され、最終的
には図8に示す状態となる。これによりカートリッジ1
のシャッタ4が横方向に移動して、カートリッジ1に形
成されている開口14を露出し、カートリッジ1内に収
納されている磁気ディスク15は円周方向の一部が外部
に開放されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のカートリッジのシャッタ開閉機構においては、
カートリッジ1の挿入を軽い力で行なえるようにするた
め、レバーのみからなるシャッタ開閉機構と比較してレ
バー7の回動中心をなす支持ピン6とアーム9の支持ピ
ン10とを結ぶ仮想線分の初期位置における方向とカー
トリッジ1の挿入方向とのなす角度が大きいので、レバ
ー7の回動方向の分力が大きく、確かにカートリッジ1
の挿入を軽い力で行なうことはできるが、このように構
成すると、レバー7の大きさが大きくなり、スペース的
に不利であった。
【0008】本発明は、前述した従来のものにおける問
題点を克服し、カートリッジの挿入を軽い力で行なうこ
とができ、しかもスペース的に有利なカートリッジのシ
ャッタ開閉機構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項第1項記載のカートリッジのシャッタ開閉機
構は、内部に記録媒体を収納するとともにシャッタの移
動により前記記録媒体を外部に露出しうるカートリッジ
の前記シャッタを開閉するカートリッジのシャッタ開閉
機構において、カートリッジホルダに形成されカートリ
ッジの挿入方向に対し傾斜配置されたガイド溝と、この
ガイド溝に沿って移動しうるようにガイド溝に嵌合され
前記カートリッジのシャッタに係合してシャッタを開閉
する開閉ピンと、この開閉ピンを、前記シャッタを閉鎖
する方向に移動するように付勢する線ばねからなる弾性
手段とを設け、前記弾性手段を、前記開閉ピンが前記シ
ャッタを開放する方向に移動するにつれて前記カートリ
ッジ挿入方向に1対の直線部が圧縮されて折り畳まれる
とともに両直線部を接続する円弧部が前記シャッタの閉
方向側に突出するように構成したことを特徴としてい
る。
【0010】また、請求項第2項のカートリッジのシャ
ッタ開閉機構は、請求項第1項において、前記弾性手段
に付勢され前記ガイド溝の一端部に位置する前記開閉ピ
ンは、裏返しに挿入された前記カートリッジの傾斜縁に
前記ガイド溝に沿って移動しえない方向の力を受けるよ
うにして当接されるようになっていることを特徴として
いる。さらに、請求項3のカートリッジのシャッタ開閉
機構は、内部に記録媒体を収納するとともにシャッタの
移動により前記記録媒体を外部に露出しうるカートリッ
ジの前記シャッタを開閉するカートリッジのシャッタ開
閉機構において、カートリッジホルダに形成されカート
リッジの挿入方向に対し傾斜配置されたガイド溝と、こ
のガイド溝に沿って移動しうるようにガイド溝に嵌合さ
れ前記カートリッジのシャッタに係合してシャッタを開
閉する開閉ピンと、一端を中心として回動可能に配設さ
れたレバーと、このレバーと前記開閉ピンとの間に配設
され、前記開閉ピンを、前記シャッタを閉鎖する方向に
移動するように付勢する線ばねからなる第1弾性手段
と、この第1弾性手段より弱い弾性力とされ、前記レバ
ーを、前記シャッタを閉鎖する方向に移動するように付
勢する第2弾性手段とを設け、前記第1弾性手段を、前
記開閉ピンが前記シャッタを開放する方向に移動するに
つれて前記カートリッジ挿入方向に1対の直線部が圧縮
されて折り畳まれるとともに両直線部を接続する円弧部
が前記シャッタの閉方向側に突出するように構成したこ
とを特徴としている。
【0011】
【作用】前述した構成からなる請求項第1項記載のカー
トリッジのシャッタ開閉機構によれば、カートリッジの
シャッタに係合する開閉ピンをガイド溝に沿って移動さ
せることによりシャッタの開閉を行うことができるの
で、ガイド溝の角度によりカートリッジの挿入を軽い力
で行なうことができるし、また、部品点数が少ないの
で、小さいスペースに設置することができ、スペース的
に有利である。
【0012】また、請求項第2項のカートリッジのシャ
ッタ開閉機構によれば、第1項における作用に加えて、
裏返しに挿入されようとするカートリッジの挿入を開閉
ピンとの当接により確実に防止することができる。さら
に、請求項3のカートリッジのシャッタ開閉機構によれ
ば、カートリッジの排出時、途中までは第1、第2の両
弾性手段によりカートリッジは高速で、排出方向に移動
されるが、排出の最終段階では第2弾性手段のみにより
カートリッジが低速で排出されるので、カートリッジが
外に飛び出すおそれはない。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により説明
する。なお、前述した従来のものと同一ないしは相当す
る構成については、図面中に同一の符号を付してその説
明は省略する。
【0014】第1図は本発明に係るシャッタ開閉機構3
の実施例を示すものであり、このシャッタ開閉機構3は
カートリッジホルダ2内の奥部の一側に配設されてい
る。このシャッタ開閉機構3は、カートリッジ1の幅方
向において、シャッタ4の係合部5のある側に位置する
直線状のガイド溝16を有している。このガイド溝16
は、カートリッジ1の挿入方向手前側端部16Aがカー
トリッジホルダ2の幅方向の端部に位置するようにして
カートリッジ1の挿脱方向に対し傾斜するように配置さ
れている。この挿脱方向に対する傾斜角θは、あまり大
きくするとカートリッジ1の挿入に大きな力が必要とな
るし、また、あまり小さくするとカートリッジホルダ2
の長さが長くなってしまいスペース的に不利なので、こ
れらの両者を考慮して適当な角度に設定されている。な
お、本実施例においては、前記傾斜角は約45度とされ
ている。
【0015】前記ガイド溝16内には、このガイド溝1
6に沿って移動しうる開閉ピン17が嵌合されており、
この開閉ピン17にはカートリッジホルダ2内に挿入さ
れたカートリッジ1のシャッタ4の係合部5が係合しう
るようになっている。したがって、カートリッジ1をカ
ートリッジホルダ2内に挿入すると、カートリッジ1の
シャッタ4の係合部5が開閉ピン17に係合するので、
カートリッジ1の挿入を続けると、開閉ピン17がガイ
ド溝16に沿って移動することにより、シャッタ4が横
方向に移動してカートリッジ1の開口14を開放するこ
とができる。
【0016】前記ガイド溝16の他端部16Bの近傍の
前記カートリッジホルダ2には支持ピン18が突設され
ており、この支持ピン18と前記開閉ピン17には、こ
の開閉ピン17を前記ガイド溝16の端部16A方向に
移動するように付勢し、カートリッジ1の挿入時にシャ
ッタ4の係合部5に開閉ピン17が係合しうるようにす
る線ばねからなる復帰ばね19が介装されている。この
復帰ばね19は、中央部に円弧部が形成され、この円弧
部から1対の直線部が異なる方向に延在するように構成
され、円弧部が両直線部を接続するようにして全体とし
てくの字状に形成されている。
【0017】なお、前記カートリッジ1の前記係合部5
と反対側の前端隅部には、傾斜面20が形成されてお
り、前記カートリッジホルダ2の側部には、カートリッ
ジ1の最終挿入状態において傾斜面20が当接するスト
ッパ21が突設されている。
【0018】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用について説明する。
【0019】図1において、カートリッジ1を矢印で示
すようにカートリッジホルダ2内に挿入すると、シャッ
タ開閉機構3の開閉ピン17は、図2の状態を介して復
帰ばね19の弾性力に抗して多少ガイド溝16に沿って
移動され、カートリッジ1の係合部5に嵌合する。そこ
で、このカートリッジ1のカートリッジホルダ2内への
挿入を続けると、カートリッジ1に押動される開閉ピン
17は、ガイド溝16内をその端部16Aから端部16
B方向、すなわち、カートリッジホルダ2の幅方向にお
いてはその端部から中央方向に移動し、これによりカー
トリッジ1のシャッタ4は横方向に移動してカートリッ
ジ1の開口14は次第にその露出面積を増大することに
なる。
【0020】そして、図3に示すカートリッジ1の最終
的な挿入位置においては、シャッタ4は、カートリッジ
1に形成されている開口14を完全に露出し、カートリ
ッジ1内に収納されている磁気ディスク15は円周方向
に一部が外部に開放されることになる。なお、この最終
挿入状態において前記カートリッジ1は図示しないスト
ッパにより移動を拘束されることになる。このとき、前
記復帰ばね19は、その1対の直線部が前記シャッタ4
の開閉方向に延在するようにしてほぼ平行となるように
カートリッジ1の挿入方向に圧縮されて折り畳まれ、こ
の状態において復帰ばね19の円弧部は前記シャッタ4
の閉方向側に突出することになる。
【0021】一方、図3に示す完全挿入状態からストッ
パを解除すると、ガイド溝16の端部16Aの近傍に位
置している開閉ピン17が復帰ばね19の弾性力により
ガイド溝16内を端部16A方向に移動するように付勢
されるので、この開閉ピン17が係合部5に係合してい
るカートリッジ1は開閉ピン17の移動に伴ってカート
リッジホルダ2内を排出方向に移動する。そして、図1
に示す開閉ピン17の初期位置において、図示しないば
ねに付勢されているシャッタ4は完全閉鎖位置を取るこ
とになる。
【0022】ところで、カートリッジ1のカートリッジ
ホルダ2への挿入時に、誤ってカートリッジ1を裏返し
にして挿入しようとすると、図4に示すように、復帰ば
ね19に付勢されガイド溝16の端部16A内に位置し
ている開閉ピン17に、カートリッジ1の傾斜面20が
当接することになる。ところで、傾斜面20が開閉ピン
17を押圧する押圧力の方向(図4の矢印参照)は、開
閉ピン17が移動するガイド溝16の長手方向に対し9
0度以上の角度θ´を有しているので、この押圧力の分
力は、開閉ピン17をガイド溝16の端部16Aに押し
付けるように作用することになる。この結果、カートリ
ッジ1をそれ以上カートリッジホルダ2内に挿入しえな
くなるので、早期にカートリッジ1の裏返しの挿入に気
付くことができる。なお、前記角度θ´が90度以下で
あっても、よほど鋭角でない限り、開閉ピン17をガイ
ド溝16の縁部に押圧することによる摩擦力により開閉
ピン17をガイド溝16の端部16B方向に移動させる
ことができず、この結果、実質的に開閉ピン17を移動
することができないことになる。
【0023】このように本実施例によれば、カートリッ
ジ1を小さな力で挿入することができるばかりでなく、
簡単な構成によりスペース的に有利に構成することがで
きる。また、復帰ばね19の円弧部は前記シャッタ4の
閉方向側に突出しているので、磁気ディスク15の露出
部に臨むことがない。したがって、磁気ディスク15を
光磁気ディスクとした場合、ディスクの露出部に磁石等
の部品を配置することができる。
【0024】また、カートリッジ1の傾斜面20が開閉
ピン17に当接することによりカートリッジ1の裏返し
の挿入を検知することができるので、挿入の早期にカー
トリッジ1の裏返しを正すことができる。したがって、
従来、ストッパ21に最終挿入段階の直前においてカー
トリッジ1が当接することによりカートリッジ1の裏返
しの挿入を検知するのと比較して効率よくカートリッジ
1の裏返し挿入を検知することができる。
【0025】図5および図6は、本発明の第2実施例を
示すものであり、本実施例においてシャッタ開閉機構3
は、前記カートリッジホルダ2の最奥部の一側に突設さ
れた支持ピン6に回動可能に基端を枢着されたレバー7
を有しており、このレバー7の先端部には、一端を開閉
ピン17に支持されている第1弾性手段たる復帰ばね1
9の他端が支持されている。さらに、前記支持ピン6に
は、レバー7を図5において時計方向に付勢し開閉ピン
17をガイド溝16の端部16A側に位置決めする第2
弾性手段たる復帰ばね12が巻装されている。この復帰
ばね12の弾性力は復帰ばね19の弾性力より小さくさ
れている。なお、その他の構成は第1実施例と同様であ
る。
【0026】このような構成によれば、図5の状態から
カートリッジ1を挿入すると、開閉ピン17がガイド溝
16に沿って移動することにより、第1実施例とほぼ同
様の作用により図6に示す磁気ディスク15の開放状態
をうることができる。ただし、本実施例において、カー
トリッジホルダ2内にカートリッジ1を挿入するために
は両復帰ばね12,19の弾性力に抗した力を加えなけ
ればならないため、前述した第1実施例と比較して大き
な力が必要となるが、復帰ばね12の弾性力は復帰ばね
19の弾性力と比較して小さいため、従来のものと比較
すればやはり小さな力でカートリッジ1をカートリッジ
ホルダ2内に挿入することができる。このとき、前記復
帰ばね19は、その1対の直線部が前記シャッタ4の開
閉方向に延在するようにしてほぼ平行となるようにカー
トリッジ1の挿入方向に圧縮されて折り畳まれ、この状
態において復帰ばね19の円弧部は前記シャッタ4の閉
方向側に突出することになる。
【0027】また、本実施例によれば、カートリッジホ
ルダ2からのカートリッジ1の排出時には、図6の状態
から、まず、両復帰ばね12,19がその弾性力を放出
するようにしてカートリッジ1は高速で排出方向に移動
されるが、途中で復帰ばね19の弾性力の放出は終了し
てしまい、その後は弾性力の小さな復帰ばね12の弾性
力のみによりカートリッジ1は排出方向に移動されるこ
とになるので、カートリッジ1の排出の最後においては
カートリッジ1の移動速度は低速になり、したがって、
カートリッジ1が外に飛び出すおそれがない。
【0028】このように本実施例によれば、第1実施例
よりは大きな力を必要とするものの、従来のものと比較
して小さな力でカートリッジ1をカートリッジホルダ2
内に挿入することができる。また、第1実施例よりは複
雑とはなるが、従来のものより簡単な構成とすることが
でき、スペース的に有利である。さらに、本実施例によ
れば、カートリッジ1の排出の最終段階においてカート
リッジ1の排出速度を低下することができるので、カー
トリッジ1の飛び出しを未然に防止することができる。
【0029】なお、本発明は、前述した各実施例に限定
されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能で
ある。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ートリッジの挿入を軽い力で行なうことができ、しか
も、簡単な構成によりスペース的にも有利であるという
優れた効果を奏する。また、弾性手段がディスクの露出
部に臨まないので、光磁気ディスクの場合、ディスクの
露出部に磁石等の部品を配置することができる。さら
に、第1、第2の2つの弾性手段によりカートリッジの
排出を行なう場合、排出の最終段階では、一方の弾性手
段のみによりカートリッジの排出が行なわれるので、カ
ートリッジが外に飛び出すおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカートリッジのシャッタ開閉機構
の第1実施例を示すカートリッジ挿入前の平面図
【図2】本発明の第1実施例を示すカートリッジ挿入中
の平面図
【図3】本発明の第1実施例を示すカートリッジ挿入完
了後の平面図
【図4】本発明の第1実施例においてカートリッジを裏
返しに挿入したときの作用を示す平面図
【図5】本発明の第2実施例を示すカートリッジ挿入前
の平面図
【図6】本発明の第2実施例を示すカートリッジ挿入完
了後の平面図
【図7】従来例を示すカートリッジ挿入前の平面図
【図8】従来例を示すカートリッジ挿入完了後の平面図
【符号の説明】
1 カートリッジ 2 カートリッジホルダ 3 シャッタ開閉機構 4 シャッタ 5 係合部 12 復帰ばね 14 開口 15 磁気ディスク 16 ガイド溝 17 開閉ピン 19 復帰ばね 20 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−95760(JP,A) 特開 平2−260168(JP,A) 特開 昭62−22265(JP,A) 実開 昭61−90060(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に記録媒体を収納するとともにシャ
    ッタの移動により前記記録媒体を外部に露出しうるカー
    トリッジの前記シャッタを開閉するカートリッジのシャ
    ッタ開閉機構において、 カートリッジホルダに形成されカートリッジの挿入方向
    に対し傾斜配置されたガイド溝と、 このガイド溝に沿って移動しうるようにガイド溝に嵌合
    され前記カートリッジのシャッタに係合してシャッタを
    開閉する開閉ピンと、 この開閉ピンを、前記シャッタを閉鎖する方向に移動す
    るように付勢する線ばねからなる弾性手段とを設け、 前記弾性手段を、前記開閉ピンが前記シャッタを開放す
    る方向に移動するにつれて前記カートリッジ挿入方向に
    1対の直線部が圧縮されて折り畳まれるとともに両直線
    部を接続する円弧部が前記シャッタの閉方向側に突出す
    るように構成した ことを特徴とするカートリッジのシャ
    ッタ開閉機構。
  2. 【請求項2】 前記弾性手段に付勢され前記ガイド溝の
    一端部に位置する前記開閉ピンは、裏返しに挿入された
    前記カートリッジの傾斜縁に前記ガイド溝に沿って移動
    しえない方向の力を受けるようにして当接されるように
    なっていることを特徴とする請求項1に記載のカートリ
    ッジのシャッタ開閉機構。
  3. 【請求項3】 内部に記録媒体を収納するとともにシャ
    ッタの移動により前記記録媒体を外部に露出しうるカー
    トリッジの前記シャッタを開閉するカートリッジのシャ
    ッタ開閉機構において、 カートリッジホルダに形成されカートリッジの挿入方向
    に対し傾斜配置されたガイド溝と、 このガイド溝に沿って移動しうるようにガイド溝に嵌合
    され前記カートリッジのシャッタに係合してシャッタを
    開閉する開閉ピンと、 一端を中心として回動可能に配設されたレバーと、 このレバーと前記開閉ピンとの間に配設され、前記開閉
    ピンを、前記シャッタを閉鎖する方向に移動するように
    付勢する線ばねからなる第1弾性手段と、 この第1弾性手段より弱い弾性力とされ、前記レバー
    を、前記シャッタを閉鎖 する方向に移動するように付勢
    する第2弾性手段とを設け、 前記第1弾性手段を、前記開閉ピンが前記シャッタを開
    放する方向に移動するにつれて前記カートリッジ挿入方
    向に1対の直線部が圧縮されて折り畳まれるとともに両
    直線部を接続する円弧部が前記シャッタの閉方向側に突
    出するように構成したことを特徴とするカートリッジの
    シャッタ開閉機構。
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