JP2728861B2 - 車両用自動変速機のパワートレーン - Google Patents
車両用自動変速機のパワートレーンInfo
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- JP2728861B2 JP2728861B2 JP7210673A JP21067395A JP2728861B2 JP 2728861 B2 JP2728861 B2 JP 2728861B2 JP 7210673 A JP7210673 A JP 7210673A JP 21067395 A JP21067395 A JP 21067395A JP 2728861 B2 JP2728861 B2 JP 2728861B2
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- Japan
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- gear
- power
- transmission
- pinion
- pinion gear
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/04—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
- B60K17/10—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing of fluid gearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/44—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
- F16H3/62—Gearings having three or more central gears
- F16H3/66—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用自動変速機の
パワートレーンに関し、より詳しくは変速衝撃が激しい
低速領域で自動連続的に変速が行なわれるようにして変
速感を向上させると共に、高速領域では動力伝達効率を
高めて燃費向上を実現できるようにしたパワートレーン
に関する。
パワートレーンに関し、より詳しくは変速衝撃が激しい
低速領域で自動連続的に変速が行なわれるようにして変
速感を向上させると共に、高速領域では動力伝達効率を
高めて燃費向上を実現できるようにしたパワートレーン
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用自動変速装置は車両の走
行速度及び負荷により変速比を自動的に調節するトラン
スミッション制御ユニットを備えている。このトランス
ミッション制御ユニットはギヤトレーンに設けられた多
数個のクラッチ及びブレーキを作動または非作動状態に
制御して遊星ギヤ装置の出力端の回転数を調節する。
行速度及び負荷により変速比を自動的に調節するトラン
スミッション制御ユニットを備えている。このトランス
ミッション制御ユニットはギヤトレーンに設けられた多
数個のクラッチ及びブレーキを作動または非作動状態に
制御して遊星ギヤ装置の出力端の回転数を調節する。
【0003】実質的に前進4速と後進1速の変速比を出
力できるパワートレーンを設計するためには、1つの複
合遊星ギヤ装置と最小限5つの摩擦要素を設置しなけれ
ばならないが、良好な変速感を有するパワートレーンを
設計するためには1つの複合遊星ギヤ装置、7つの摩擦
要素、及び、3つの一方向クラッチを使用しなければな
らない。
力できるパワートレーンを設計するためには、1つの複
合遊星ギヤ装置と最小限5つの摩擦要素を設置しなけれ
ばならないが、良好な変速感を有するパワートレーンを
設計するためには1つの複合遊星ギヤ装置、7つの摩擦
要素、及び、3つの一方向クラッチを使用しなければな
らない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
ギヤトレーンの設計は構造が複雑になり、重量も増加す
るという問題点を有している。そして、従来の自動変速
機は有限個数の変速段を有しているため変速の際、変速
衝撃が不可避に発生し、エンジンの運転領域が有限個数
の変速比により制限されるので、燃費と動力性能を最大
限に発揮するには限界がある。
ギヤトレーンの設計は構造が複雑になり、重量も増加す
るという問題点を有している。そして、従来の自動変速
機は有限個数の変速段を有しているため変速の際、変速
衝撃が不可避に発生し、エンジンの運転領域が有限個数
の変速比により制限されるので、燃費と動力性能を最大
限に発揮するには限界がある。
【0005】特に、低速領域では入力トルクも大きく、
変速も頻繁に発生されるので変速衝撃をしばしば感じる
ようになり、高速領域では入力手段とギヤトレーンが一
体に回転する直結状態になって動力伝達効率がよくなる
が、既存の自動変速機は遊星歯車が直結しない構造でな
っているため動力伝達効率が低下されるという問題点が
ある。
変速も頻繁に発生されるので変速衝撃をしばしば感じる
ようになり、高速領域では入力手段とギヤトレーンが一
体に回転する直結状態になって動力伝達効率がよくなる
が、既存の自動変速機は遊星歯車が直結しない構造でな
っているため動力伝達効率が低下されるという問題点が
ある。
【0006】従って、本発明の目的は、運転時間が短い
低速領域では自動連続的に変速が行なわれるようにして
変速衝撃を最小化できるパワートレーンを提供すること
にある。本発明の他の目的は、高い動力伝達効率が要さ
れる高速領域では変速装置とエンジンの出力段が直結さ
れて変速機の伝達効率を極大化して燃費向上を実現でき
るパワートレーンを提供することにある。さらに本発明
の他の目的は、一方向クラッチ及び摩擦要素の個数を最
小化して構造的に簡単であり、かつ、全般的な変速機の
性能を向上できるパワートレーンを提供することにあ
る。
低速領域では自動連続的に変速が行なわれるようにして
変速衝撃を最小化できるパワートレーンを提供すること
にある。本発明の他の目的は、高い動力伝達効率が要さ
れる高速領域では変速装置とエンジンの出力段が直結さ
れて変速機の伝達効率を極大化して燃費向上を実現でき
るパワートレーンを提供することにある。さらに本発明
の他の目的は、一方向クラッチ及び摩擦要素の個数を最
小化して構造的に簡単であり、かつ、全般的な変速機の
性能を向上できるパワートレーンを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、タービンおよびステータを有し、エンジンか
ら動力を伝達されるトルクを変化させて出力するトルク
コンバータと、2つの単純遊星ギヤ装置からなる複合遊
星ギヤ装置の第1リングギヤが反力要素および入力要素
として作用できるように変速機ケースに設けられた第3
摩擦要素により制御可能に設けられ、第2リングギヤは
第1太陽ギヤと連結されて入力要素や反力要素で作用で
きるように第2摩擦要素により制御可能に設けられ、前
記複合遊星ギヤ装置の第1、2ピニオンギヤは第1動力
伝達部材と相互に連結されてこの第1動力伝達部材と一
体に形成される第4動力伝達部材を通じて変速比を出力
する第1変速部と、前記第1変速部の変速比を減速する
ため前記第4動力伝達部材から動力を伝達される第3リ
ングギヤを含む第3単純遊星ギヤ装置と、前記第3単純
遊星ギヤ装置から出力される動力を第4太陽ギヤに伝達
されて第4遊星キャリアに出力しながら減速する第4単
純遊星ギヤ装置とを有しており、前記第3単純遊星ギヤ
装置の第3太陽ギヤをエンジンの駆動方向と同一方向の
みに回転可能にする第2の一方向クラッチ及びこの第3
太陽ギヤを反力要素として作用できるようにする第6摩
擦要素と、第3単純遊星ギヤ装置が選択的にロッキング
作動され第1変速部と等速の変速比を出力できるように
する第5摩擦要素とを含む第2変速部とを含んでなる車
両用自動変速機のパワートレーンを提供する。
本発明は、タービンおよびステータを有し、エンジンか
ら動力を伝達されるトルクを変化させて出力するトルク
コンバータと、2つの単純遊星ギヤ装置からなる複合遊
星ギヤ装置の第1リングギヤが反力要素および入力要素
として作用できるように変速機ケースに設けられた第3
摩擦要素により制御可能に設けられ、第2リングギヤは
第1太陽ギヤと連結されて入力要素や反力要素で作用で
きるように第2摩擦要素により制御可能に設けられ、前
記複合遊星ギヤ装置の第1、2ピニオンギヤは第1動力
伝達部材と相互に連結されてこの第1動力伝達部材と一
体に形成される第4動力伝達部材を通じて変速比を出力
する第1変速部と、前記第1変速部の変速比を減速する
ため前記第4動力伝達部材から動力を伝達される第3リ
ングギヤを含む第3単純遊星ギヤ装置と、前記第3単純
遊星ギヤ装置から出力される動力を第4太陽ギヤに伝達
されて第4遊星キャリアに出力しながら減速する第4単
純遊星ギヤ装置とを有しており、前記第3単純遊星ギヤ
装置の第3太陽ギヤをエンジンの駆動方向と同一方向の
みに回転可能にする第2の一方向クラッチ及びこの第3
太陽ギヤを反力要素として作用できるようにする第6摩
擦要素と、第3単純遊星ギヤ装置が選択的にロッキング
作動され第1変速部と等速の変速比を出力できるように
する第5摩擦要素とを含む第2変速部とを含んでなる車
両用自動変速機のパワートレーンを提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例を
添付図面に基づいて詳細に説明する。
添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】第1実施例 図1は、本発明による第1実施例のパワートレーンを示
す図面である。このパワートレーンは、エンジンEの出
力軸から動力を伝達されて回転するトルクコンバータT
Cと、このトルクコンパータTCにより変換されたトル
クが伝達されて適切な減速比に出力する遊星ギヤ装置で
形成される第1変速部2と、前記第1変速部2から出力
される変速比を再び減速する遊星ギヤ装置で形成される
第2変速部4とを含んでなる。
す図面である。このパワートレーンは、エンジンEの出
力軸から動力を伝達されて回転するトルクコンバータT
Cと、このトルクコンパータTCにより変換されたトル
クが伝達されて適切な減速比に出力する遊星ギヤ装置で
形成される第1変速部2と、前記第1変速部2から出力
される変速比を再び減速する遊星ギヤ装置で形成される
第2変速部4とを含んでなる。
【0010】前記トルクコンバータTCはエンジンEの
クランク軸に実質的に直結されて動力を伝達されるイン
ペラIと、このインペラIに対向する姿勢で配置され噴
出されるオイルにより回転するタービンTと、これらイ
ンペラIとタービンTとの間に配置されてオイルの流れ
を変化させることによりインペラIの回転力を増加させ
るステータSとを含んでなる。かかるトルクコンバータ
TCは米国特許第3,613,479号に開示されたも
のと同一構成に設けられている。
クランク軸に実質的に直結されて動力を伝達されるイン
ペラIと、このインペラIに対向する姿勢で配置され噴
出されるオイルにより回転するタービンTと、これらイ
ンペラIとタービンTとの間に配置されてオイルの流れ
を変化させることによりインペラIの回転力を増加させ
るステータSとを含んでなる。かかるトルクコンバータ
TCは米国特許第3,613,479号に開示されたも
のと同一構成に設けられている。
【0011】前記インペラIはエンジンEとシェルカバ
ー6によって連結される構造になっており、このシェル
カバー6には第1軸8にエンジンの動力を直接に伝達す
るため第1摩擦要素C1が設けられている。
ー6によって連結される構造になっており、このシェル
カバー6には第1軸8にエンジンの動力を直接に伝達す
るため第1摩擦要素C1が設けられている。
【0012】前記第1軸8は第1変速部2の第1リング
ギヤ12及びハブ14により連結される構造になっお
り、この第1リングギヤ12の内側には第1ピニオンギ
ヤ16が歯車結合されており、この第1ピニオンギヤ1
6は第1太陽ギヤ18と歯車結合されて動力伝達可能な
構造になっている。
ギヤ12及びハブ14により連結される構造になっお
り、この第1リングギヤ12の内側には第1ピニオンギ
ヤ16が歯車結合されており、この第1ピニオンギヤ1
6は第1太陽ギヤ18と歯車結合されて動力伝達可能な
構造になっている。
【0013】前記第1ピニオンギヤ16は第1動力伝達
部材20により第2ピニオンギヤ22と連結されてお
り、この第2ピニオンギヤ22は第2太陽ギヤ24と歯
車結合されて動力伝達が行われるようになっている。
部材20により第2ピニオンギヤ22と連結されてお
り、この第2ピニオンギヤ22は第2太陽ギヤ24と歯
車結合されて動力伝達が行われるようになっている。
【0014】そして、前記第2ピニオンギヤ22は第2
リングギヤ26の内側に歯車結合されているが、この第
2リングギヤ26は第2動力伝達部材28により前記第
1太陽ギヤ18と連結されており、1速の減速比を出力
するための手段として、この第2動力伝達部材28を第
2摩擦要素B1により選択的にロッキング可能にするこ
とにより前記第1太陽ギヤ18及び第2リングギヤ26
が反力要素として作用できる構造になっている。
リングギヤ26の内側に歯車結合されているが、この第
2リングギヤ26は第2動力伝達部材28により前記第
1太陽ギヤ18と連結されており、1速の減速比を出力
するための手段として、この第2動力伝達部材28を第
2摩擦要素B1により選択的にロッキング可能にするこ
とにより前記第1太陽ギヤ18及び第2リングギヤ26
が反力要素として作用できる構造になっている。
【0015】また、前記ハブ14は第3摩擦要素B2に
より選択的にロッキング可能にすることにより第1リン
グギヤ12が反力要素として作用できるようにして第2
太陽ギヤが入力要素になるとき、第1動力伝達部材20
の回転方向がエンジン側からみるとき、反時計方向、す
なわち、入力と反対方向に回転されることが出来るよう
にしている。すなわち、後進を可能にする。
より選択的にロッキング可能にすることにより第1リン
グギヤ12が反力要素として作用できるようにして第2
太陽ギヤが入力要素になるとき、第1動力伝達部材20
の回転方向がエンジン側からみるとき、反時計方向、す
なわち、入力と反対方向に回転されることが出来るよう
にしている。すなわち、後進を可能にする。
【0016】前記第2太陽ギヤ24は第3動力伝達部材
30によりタービンTと連結されてトルクを伝達され得
るようになっており、第1ピニオンギヤ16と第2ピニ
オンギヤ22を相互に連結している第1動力伝達部材2
0は第4動力伝達部材32によりトルクコンバータTC
のステータSと連結されてトルクを伝達され得るように
なっている。
30によりタービンTと連結されてトルクを伝達され得
るようになっており、第1ピニオンギヤ16と第2ピニ
オンギヤ22を相互に連結している第1動力伝達部材2
0は第4動力伝達部材32によりトルクコンバータTC
のステータSと連結されてトルクを伝達され得るように
なっている。
【0017】前記第4動力伝達部材32はステータSの
トルクを選択的に伝達され得ることができるようにする
ため、ステータSに直接に連結される第5動力伝達部材
34との間に第4摩擦要素C2を設けている。
トルクを選択的に伝達され得ることができるようにする
ため、ステータSに直接に連結される第5動力伝達部材
34との間に第4摩擦要素C2を設けている。
【0018】前記第5動力伝達部材34はステータSが
エンジン側からみるとき、反時計方向に回転が拘束され
ることができるように第1の一方向クラッチF1と連結
された構造になっている。
エンジン側からみるとき、反時計方向に回転が拘束され
ることができるように第1の一方向クラッチF1と連結
された構造になっている。
【0019】前記第1軸8が第1摩擦要素C1が作動し
てエンジンと直結される状態になるとき小さな衝撃が発
生する可能性があるが、このとき発生される衝撃を最小
化するためハブ14と第1リングギヤ12との間にダン
パ36を設けることが好ましい。
てエンジンと直結される状態になるとき小さな衝撃が発
生する可能性があるが、このとき発生される衝撃を最小
化するためハブ14と第1リングギヤ12との間にダン
パ36を設けることが好ましい。
【0020】前記第4動力伝達部材32にはトランスフ
ァ駆動スプロケット38が設けられてチェーン42を通
じてトランスファ被駆動(従動)スプロケット40に減
速された動力を伝達できるようになっているが、このト
ランスファ被駆動(従動)スプロケット40は第2変速
部4に動力を伝達できるようになっている。
ァ駆動スプロケット38が設けられてチェーン42を通
じてトランスファ被駆動(従動)スプロケット40に減
速された動力を伝達できるようになっているが、このト
ランスファ被駆動(従動)スプロケット40は第2変速
部4に動力を伝達できるようになっている。
【0021】前記第2変速部4は第1変速部2のトラン
スファ駆動スプロケット38から動力を伝達される第3
単純遊星ギヤ装置44と、この第3単純遊星ギヤ装置か
ら動力を伝達される第4単純遊星ギヤ装置46とを含ん
でなる。
スファ駆動スプロケット38から動力を伝達される第3
単純遊星ギヤ装置44と、この第3単純遊星ギヤ装置か
ら動力を伝達される第4単純遊星ギヤ装置46とを含ん
でなる。
【0022】前記第3単純遊星ギヤ装置44の第3リン
グギヤ48は前記トランスファ被駆動(従動)スプロケ
ット40とチェーン42が連結されて動力を伝達される
ことができるようになっているが、この第3単純遊星ギ
ヤ装置は第3リングギヤ48の内側に歯車相互が噛みあ
い(歯車結合または歯合)される第3ピニオンギヤ50
と、このピニオンギヤの中心に歯合される第3太陽ギヤ
52とからなる通常の構造を有する。
グギヤ48は前記トランスファ被駆動(従動)スプロケ
ット40とチェーン42が連結されて動力を伝達される
ことができるようになっているが、この第3単純遊星ギ
ヤ装置は第3リングギヤ48の内側に歯車相互が噛みあ
い(歯車結合または歯合)される第3ピニオンギヤ50
と、このピニオンギヤの中心に歯合される第3太陽ギヤ
52とからなる通常の構造を有する。
【0023】前記第3太陽ギヤ52は第5摩擦要素C3
により第3ピニオンギヤ50と一体に回転できるように
なっており、また、変速機ケース56に設けられた第6
摩擦要素B3により第3太陽ギヤ52が選択的に反力要
素になることができるようになっている。
により第3ピニオンギヤ50と一体に回転できるように
なっており、また、変速機ケース56に設けられた第6
摩擦要素B3により第3太陽ギヤ52が選択的に反力要
素になることができるようになっている。
【0024】また、前記第3太陽ギヤ52は変速機ケー
ス56に設けられた第2の一方向クラッチF2によりエ
ンジンの駆動方向のみに回転可能にすることによりエン
ジン側からみるとき反時計方向に対する反力要素として
作用できるようになっている。
ス56に設けられた第2の一方向クラッチF2によりエ
ンジンの駆動方向のみに回転可能にすることによりエン
ジン側からみるとき反時計方向に対する反力要素として
作用できるようになっている。
【0025】前記第3ピニオンギヤ50は出力要素とし
て作用する第3遊星キャリア58によりその回転動力を
第4単純遊星ギヤ装置46の第4太陽ギヤ60に伝達で
きるようになっている。
て作用する第3遊星キャリア58によりその回転動力を
第4単純遊星ギヤ装置46の第4太陽ギヤ60に伝達で
きるようになっている。
【0026】前記第4太陽ギヤ60の外周には第4ピニ
オンギヤ62が歯車結合されているが、これらピニオン
ギヤを相互に連結する第4遊星キャリア64は差動装置
Dと連結され、前記第4ピニオンギヤ62が内歯車結合
された第4リングギヤ66は変速機ケース56に固定さ
れている。この第4単純遊星ギヤ装置46は実質的に終
減速機能をしながら差動装置Dに最終変速比を出力して
車軸68を回転させるようになる。
オンギヤ62が歯車結合されているが、これらピニオン
ギヤを相互に連結する第4遊星キャリア64は差動装置
Dと連結され、前記第4ピニオンギヤ62が内歯車結合
された第4リングギヤ66は変速機ケース56に固定さ
れている。この第4単純遊星ギヤ装置46は実質的に終
減速機能をしながら差動装置Dに最終変速比を出力して
車軸68を回転させるようになる。
【0027】前述のようになされる本発明のパワートレ
ーンは、エンジンが駆動された状態でエンジンの出力軸
とシェルカバー6により連結されたトルクコンバータT
CのインペラIは回転するようになり、この回転力はト
ルクコンバータ内のオイルをタービンT側へ噴出してこ
のタービンを回転させるようになる。このタービンの回
転力は第3動力伝達部材30を通じて第1変速部2の第
2太陽ギヤ24に伝達される。
ーンは、エンジンが駆動された状態でエンジンの出力軸
とシェルカバー6により連結されたトルクコンバータT
CのインペラIは回転するようになり、この回転力はト
ルクコンバータ内のオイルをタービンT側へ噴出してこ
のタービンを回転させるようになる。このタービンの回
転力は第3動力伝達部材30を通じて第1変速部2の第
2太陽ギヤ24に伝達される。
【0028】このとき、トルクコンバータTC内のステ
ータSはエンジンの回転方向と反対方向に回転しようと
するが、第1一方向クラッチF1により回転が阻止され
てトルクコンバータはトルク増倍作用をするようにな
る。そして、前記タービンTから第3動力伝達部材30
に伝達された回転力は第2太陽ギヤ24を回転させてこ
れと歯車結合されている第2ピニオンギヤ22をエンジ
ン側からみるとき、反時計方向に回転させる。
ータSはエンジンの回転方向と反対方向に回転しようと
するが、第1一方向クラッチF1により回転が阻止され
てトルクコンバータはトルク増倍作用をするようにな
る。そして、前記タービンTから第3動力伝達部材30
に伝達された回転力は第2太陽ギヤ24を回転させてこ
れと歯車結合されている第2ピニオンギヤ22をエンジ
ン側からみるとき、反時計方向に回転させる。
【0029】図6の作動要素表に示した如く、“N”レ
ンジや“P”レンジでは何らの摩擦要素も作動しないた
めエンジンの動力が出力されない。かかる状態で変速レ
バー(図示せず)を前進Dレンジに選択すると、トラン
スミッション制御ユニットにより第1変速部2の第2摩
擦要素B1が作動状態になりながら第1太陽ギヤ18と
第2リングギヤ26をロッキングさせるようになる。そ
うすると、第2太陽ギヤ24が入力要素で作用し第2リ
ングギヤ26は反力要素で作用し第4動力伝達部材32
は出力要素として作用するようになる。
ンジや“P”レンジでは何らの摩擦要素も作動しないた
めエンジンの動力が出力されない。かかる状態で変速レ
バー(図示せず)を前進Dレンジに選択すると、トラン
スミッション制御ユニットにより第1変速部2の第2摩
擦要素B1が作動状態になりながら第1太陽ギヤ18と
第2リングギヤ26をロッキングさせるようになる。そ
うすると、第2太陽ギヤ24が入力要素で作用し第2リ
ングギヤ26は反力要素で作用し第4動力伝達部材32
は出力要素として作用するようになる。
【0030】これをレバー解析法で速度比を説明する
と、図4に示した如く、レバーLの左側端を第1太陽ギ
ヤ18及び第2リングギヤ26が存在する第1ノードN
1とし、隣接した位置を第1動力伝達部材20及び第4
動力伝達部材32が存在する第2ノードN2とし、もう
一つの隣接した位置を第1リングギヤ12が存在する第
3ノードN3とし、右側端を第2太陽ギヤ24が存在す
る第4ノードN4で表示できる。
と、図4に示した如く、レバーLの左側端を第1太陽ギ
ヤ18及び第2リングギヤ26が存在する第1ノードN
1とし、隣接した位置を第1動力伝達部材20及び第4
動力伝達部材32が存在する第2ノードN2とし、もう
一つの隣接した位置を第1リングギヤ12が存在する第
3ノードN3とし、右側端を第2太陽ギヤ24が存在す
る第4ノードN4で表示できる。
【0031】それゆえ、第4ノードN4が入力端にな
り、第1ノードN1が固定端になるが、このとき、第4
ノードN4の入力速度線L1の任意の位置で第1ノード
N1に直線L2を連結し、第2ノードN2と直線L2を
最短距離に連結して得られる線が出力速度線L3であ
る。 従って、変速比は入力速度線L1/出力速度線L
3になるが、これが1速変速比に該当する。
り、第1ノードN1が固定端になるが、このとき、第4
ノードN4の入力速度線L1の任意の位置で第1ノード
N1に直線L2を連結し、第2ノードN2と直線L2を
最短距離に連結して得られる線が出力速度線L3であ
る。 従って、変速比は入力速度線L1/出力速度線L
3になるが、これが1速変速比に該当する。
【0032】この1速の変速比が第4動力伝達部材32
を通じてトランスファ駆動スプロケット38に伝達され
ながらこれとチェーン42連結されているトランスファ
被駆動(従動)スプロケット40を通じて第2変速部4
に伝達される。この過程で、トランスファ駆動スプロケ
ット38とトランスファ被駆動(従動)スプロケット4
0の歯数の差により減速がなされた状態で第3単純遊星
ギヤ装置44を通じて直結または減速が行なわれて第4
単純遊星ギヤ装置46の第4太陽ギヤ60に入力されな
がら第4リングギヤ66の反力により減速されて第4遊
星キャリア64に出力が行なわれる。
を通じてトランスファ駆動スプロケット38に伝達され
ながらこれとチェーン42連結されているトランスファ
被駆動(従動)スプロケット40を通じて第2変速部4
に伝達される。この過程で、トランスファ駆動スプロケ
ット38とトランスファ被駆動(従動)スプロケット4
0の歯数の差により減速がなされた状態で第3単純遊星
ギヤ装置44を通じて直結または減速が行なわれて第4
単純遊星ギヤ装置46の第4太陽ギヤ60に入力されな
がら第4リングギヤ66の反力により減速されて第4遊
星キャリア64に出力が行なわれる。
【0033】従って、図4示した如く、第3単純遊星ギ
ヤ装置44の速度比をレバー解析法で説明すると、レバ
ーl(エル)の左側端が第3リングギヤ48のノードに
なる第5ノードN5となり、隣接して第3遊星キャリア
58のノードになる第6ノードN6、そして右側端が第
3太陽ギヤ52のノードになる第7ノードN7となる。
ヤ装置44の速度比をレバー解析法で説明すると、レバ
ーl(エル)の左側端が第3リングギヤ48のノードに
なる第5ノードN5となり、隣接して第3遊星キャリア
58のノードになる第6ノードN6、そして右側端が第
3太陽ギヤ52のノードになる第7ノードN7となる。
【0034】ここで、第5ノードN5に入力される回転
数は第1変速部2の出力速度であるのでL3になるが、
この速度線と第7ノードN7を連結する直線L4と第6
ノードN6を連結する直線L5が第3単純遊星ギヤ装置
44の出力速度となる。
数は第1変速部2の出力速度であるのでL3になるが、
この速度線と第7ノードN7を連結する直線L4と第6
ノードN6を連結する直線L5が第3単純遊星ギヤ装置
44の出力速度となる。
【0035】この変速比が第4単純遊星ギヤ装置46を
経由してもう一度減速された後、第4遊星キャリア64
を通じて差動装置Dに入力されて車軸68を回動させる
ようになる。すなわち、1速時の総変速比は、第1変速
部2の減速比→トランスファ駆動及び被駆動(従動)ス
プロケットの変速比→第2変速部4の減速比になる。
経由してもう一度減速された後、第4遊星キャリア64
を通じて差動装置Dに入力されて車軸68を回動させる
ようになる。すなわち、1速時の総変速比は、第1変速
部2の減速比→トランスファ駆動及び被駆動(従動)ス
プロケットの変速比→第2変速部4の減速比になる。
【0036】かかる1速状態では惰性走行時第2の一方
向クラッチF2が駆動時とは反対方向の反力により空転
状態になるので、エンジンブレーキはかからないが、マ
ニュアルモード時には第6摩擦要素B3を作動させてエ
ンジンブレーキがかかるようにする。
向クラッチF2が駆動時とは反対方向の反力により空転
状態になるので、エンジンブレーキはかからないが、マ
ニュアルモード時には第6摩擦要素B3を作動させてエ
ンジンブレーキがかかるようにする。
【0037】このような1速固定モードでステータSの
速度が一定速度に至るかトルクコンバータTCがカップ
リング状態に到達すると、トランスミッション制御ユニ
ットは第4摩擦要素C2を作動させてステータSを第4
動力伝達部材32と直結させるようになる。
速度が一定速度に至るかトルクコンバータTCがカップ
リング状態に到達すると、トランスミッション制御ユニ
ットは第4摩擦要素C2を作動させてステータSを第4
動力伝達部材32と直結させるようになる。
【0038】このとき、第4動力伝達部材32は1速固
定モード状態の変速比に出力されている状態でステータ
Sのトルクが加わるようになるので、トランスファ駆動
スプロケット38の回転速度は1速固定モードより増加
するようになる。従って、タービンTのトルクはステー
タSによりトランスファ駆動スプロケット38に伝達さ
れただけ減少するので全体出力トルクは減少する。
定モード状態の変速比に出力されている状態でステータ
Sのトルクが加わるようになるので、トランスファ駆動
スプロケット38の回転速度は1速固定モードより増加
するようになる。従って、タービンTのトルクはステー
タSによりトランスファ駆動スプロケット38に伝達さ
れただけ減少するので全体出力トルクは減少する。
【0039】かかる状態は2速にアップシフトされる前
の連続変速状態であるが、出力速度とトルクとの関係が
図2及び図3に示されている。すなわち、ステータSの
トルクがトランスファ駆動スプロケット38に伝達され
る瞬間から連続変速区間が始まる。このとき、インペラ
のトルクは一定するが、タービンのトルクは減少してス
テータのトルクは増加する。
の連続変速状態であるが、出力速度とトルクとの関係が
図2及び図3に示されている。すなわち、ステータSの
トルクがトランスファ駆動スプロケット38に伝達され
る瞬間から連続変速区間が始まる。このとき、インペラ
のトルクは一定するが、タービンのトルクは減少してス
テータのトルクは増加する。
【0040】そして、出力速度が増加しながらトランス
ミッショントルクの比率も落ちてトルクコンバータがさ
らにカップリング状態に至る区間までは変速が連続的に
行なわれるが、このとき変速比は車両の負荷に従って自
動的に決定される。車両の負荷が少ない状態ではトルク
コンバータがカップリング状態に到達する時間が短くて
2速直結モードに到達する時間が早くなり、逆に車両の
負荷が大きいときはトルクコンバータがカップリング状
態に到達する時間が長くなって低速領域において運転さ
れる時間が長くなる。
ミッショントルクの比率も落ちてトルクコンバータがさ
らにカップリング状態に至る区間までは変速が連続的に
行なわれるが、このとき変速比は車両の負荷に従って自
動的に決定される。車両の負荷が少ない状態ではトルク
コンバータがカップリング状態に到達する時間が短くて
2速直結モードに到達する時間が早くなり、逆に車両の
負荷が大きいときはトルクコンバータがカップリング状
態に到達する時間が長くなって低速領域において運転さ
れる時間が長くなる。
【0041】このような変速モードで多量のキックダウ
ンが必要な場合、第4摩擦要素C2の作動を解除してス
テータSから第4動力伝達部材32に伝達されるトルク
を遮断すると、瞬間的に1速固定モードに変速が行なわ
れるので、トルクが増加してキックダウン効果を得られ
る。
ンが必要な場合、第4摩擦要素C2の作動を解除してス
テータSから第4動力伝達部材32に伝達されるトルク
を遮断すると、瞬間的に1速固定モードに変速が行なわ
れるので、トルクが増加してキックダウン効果を得られ
る。
【0042】また、小量のキックダウンが必要な場合、
ステータSをそのまま第4動力伝達部材32と連結され
た状態に維持させると、このステータはストール時と同
様な逆方向のトルクを受けるようになってステータSの
速度は減少してタービンTのトルクは増加して全体的な
トルクの増加によりキックダウンの効果を得られる。
ステータSをそのまま第4動力伝達部材32と連結され
た状態に維持させると、このステータはストール時と同
様な逆方向のトルクを受けるようになってステータSの
速度は減少してタービンTのトルクは増加して全体的な
トルクの増加によりキックダウンの効果を得られる。
【0043】もちろん、このときの変速衝撃は全く発生
しないが、第4摩擦要素C2の作動/非作動によりステ
ータが第4動力伝達部材32と連結または分離される瞬
間発生できる衝撃は、ステータSがトルクコンバータT
C内に位置しているのでトルクコンバータが大きいダン
パの役割をしながら衝撃を吸収するようになる。
しないが、第4摩擦要素C2の作動/非作動によりステ
ータが第4動力伝達部材32と連結または分離される瞬
間発生できる衝撃は、ステータSがトルクコンバータT
C内に位置しているのでトルクコンバータが大きいダン
パの役割をしながら衝撃を吸収するようになる。
【0044】このように、自動連続変速時の総変速比
は、第1変速部2の連続減速比→トランスファ駆動及び
被駆動(従動)スプロケットの変速比→第2変速部4の
減速比になるが、もちろんこのときにも惰性走行時エン
ジンブレーキがかからないようになる。
は、第1変速部2の連続減速比→トランスファ駆動及び
被駆動(従動)スプロケットの変速比→第2変速部4の
減速比になるが、もちろんこのときにも惰性走行時エン
ジンブレーキがかからないようになる。
【0045】かかる自動連続変速モードで車速が継続的
に増加してステータSの速度が一定速度に至るかトルク
コンバータTCがカップリング状態に至るようになる
と、トランスミッション制御ユニットは第2摩擦要素B
1を解除して第1摩擦要素C1を作動状態に制御するよ
うになる。
に増加してステータSの速度が一定速度に至るかトルク
コンバータTCがカップリング状態に至るようになる
と、トランスミッション制御ユニットは第2摩擦要素B
1を解除して第1摩擦要素C1を作動状態に制御するよ
うになる。
【0046】このような制御によりエンジンの出力は第
1摩擦要素C1を通じて第1軸8に伝達されながら複合
遊星ギヤ装置2の第1リングギヤ12に伝達されると共
に第3動力伝達部材30を通じて第2太陽ギヤ24に伝
達されながら複合遊星ギヤ装置2は2つの入力要素を有
するようになる。
1摩擦要素C1を通じて第1軸8に伝達されながら複合
遊星ギヤ装置2の第1リングギヤ12に伝達されると共
に第3動力伝達部材30を通じて第2太陽ギヤ24に伝
達されながら複合遊星ギヤ装置2は2つの入力要素を有
するようになる。
【0047】従って、図4に示した如く、第1変速部A
の第1ノードN1と第4ノードN4が入力ノードになる
ので、入力速度線L1とL6を連結する直線L7を第2
ノードN2と連結する直線L8が第1変速部Aの出力速
度線になる。すなわち、複合遊星ギヤ装置2が直結状態
になって2速の変速比を出力するようになるが、第2変
速部Bでは1速固定モード状態でのように減速作用が行
なわれる。
の第1ノードN1と第4ノードN4が入力ノードになる
ので、入力速度線L1とL6を連結する直線L7を第2
ノードN2と連結する直線L8が第1変速部Aの出力速
度線になる。すなわち、複合遊星ギヤ装置2が直結状態
になって2速の変速比を出力するようになるが、第2変
速部Bでは1速固定モード状態でのように減速作用が行
なわれる。
【0048】このとき、第1摩擦要素C1が作動されて
複合遊星ギヤ装置2がエンジンと直結されるので高い動
力効率を得られ、第4摩擦要素C2が非作動状態にある
ためステータSは空転するようになるのでトルクコンバ
ータTC内の損失は“0”になる。
複合遊星ギヤ装置2がエンジンと直結されるので高い動
力効率を得られ、第4摩擦要素C2が非作動状態にある
ためステータSは空転するようになるのでトルクコンバ
ータTC内の損失は“0”になる。
【0049】かかる変速は変速直前のタービンT及び第
1リングギヤ12の速度とエンジンとの速度差異がほと
んどないかその差異が非常に小さい状態で行なわれるの
で、変速衝撃は最小になる。もちろん、このときエンジ
ンから伝達され得る振動はハブ14に設けられたダンパ
36により吸収されることができる。
1リングギヤ12の速度とエンジンとの速度差異がほと
んどないかその差異が非常に小さい状態で行なわれるの
で、変速衝撃は最小になる。もちろん、このときエンジ
ンから伝達され得る振動はハブ14に設けられたダンパ
36により吸収されることができる。
【0050】このような前進2速固定モードの総変速比
は、第1変速部2の直結→トランスファ駆動及び被駆動
(従動)動スプロケットの変速比→第2変速部4の減速
比になる。
は、第1変速部2の直結→トランスファ駆動及び被駆動
(従動)動スプロケットの変速比→第2変速部4の減速
比になる。
【0051】この状態で車速がさらに増加すると、トラ
ンスミッション制御ユニットは2速固定モードの状態で
第1変速部2の第4摩擦要素C2を追加に作動させると
共に第2変速部4の第5摩擦要素C3を作動させるよう
になる。そうすると、第1変速部2と第2変速部4はそ
れぞれ直結状態になりながら3速の変速比を出力するよ
うになる。
ンスミッション制御ユニットは2速固定モードの状態で
第1変速部2の第4摩擦要素C2を追加に作動させると
共に第2変速部4の第5摩擦要素C3を作動させるよう
になる。そうすると、第1変速部2と第2変速部4はそ
れぞれ直結状態になりながら3速の変速比を出力するよ
うになる。
【0052】図4に示した如く、第1変速部2の出力速
度に該当する直線L8が第2変速部4に入力されながら
そのまま何らの変速も行なわれず出力される。このとき
はエンジンとトルクコンバータが直結され、第1、2変
速部2、4のすべての要素が直結される状態であるの
で、最上の動力伝達効率を確保でき、惰性走行時にはエ
ンジンブレーキがかかるようになる。かかる変速で発生
される変速衝撃はエンジンのトルクが低い状態で行なわ
れるので微々に発生される。
度に該当する直線L8が第2変速部4に入力されながら
そのまま何らの変速も行なわれず出力される。このとき
はエンジンとトルクコンバータが直結され、第1、2変
速部2、4のすべての要素が直結される状態であるの
で、最上の動力伝達効率を確保でき、惰性走行時にはエ
ンジンブレーキがかかるようになる。かかる変速で発生
される変速衝撃はエンジンのトルクが低い状態で行なわ
れるので微々に発生される。
【0053】そして、図6に示した如く、“III ”レン
ジでは2速で惰性走行時エンジンブレーキがかかるよう
になっているが、それは第4摩擦要素C2及び第6摩擦
要素B3が作動するためである。
ジでは2速で惰性走行時エンジンブレーキがかかるよう
になっているが、それは第4摩擦要素C2及び第6摩擦
要素B3が作動するためである。
【0054】さらに、“1I”レンジ自動連続変速モード
でも惰性走行時エンジンブレーキがかかるようになって
いるが、それも第4、6摩擦要素C2、B3が作動する
ためである。
でも惰性走行時エンジンブレーキがかかるようになって
いるが、それも第4、6摩擦要素C2、B3が作動する
ためである。
【0055】またさらに、“L”レンジで惰性走行時エ
ンジンブレーキがかかるようになっているが、これは第
1変速部Aで第2摩擦要素B1及び第6摩擦要素B3が
作動して第1太陽ギヤ18をロッキングさせることによ
り実現される。
ンジンブレーキがかかるようになっているが、これは第
1変速部Aで第2摩擦要素B1及び第6摩擦要素B3が
作動して第1太陽ギヤ18をロッキングさせることによ
り実現される。
【0056】以上は前進走行時の変速過程を説明したこ
とであり、図5を通じて判るように従来の5速自動変速
機の1速変速比と本発明の1速変速比が同一になってお
り、自動連続変速区間から従来の4速変速比まで連続的
に自動変速が行なわれることにより変速衝撃が激しい低
速領域で変速衝撃が発生されないようにしている。
とであり、図5を通じて判るように従来の5速自動変速
機の1速変速比と本発明の1速変速比が同一になってお
り、自動連続変速区間から従来の4速変速比まで連続的
に自動変速が行なわれることにより変速衝撃が激しい低
速領域で変速衝撃が発生されないようにしている。
【0057】一方、変速レバーが後進“R”レンジに選
択されると、トランスミッション制御ユニットは第1変
速部Aで第3摩擦要素B2を作動させ、第2変速部で第
6摩擦要素B3を作動させ、複合遊星ギヤ装置2の第2
太陽ギヤ24が入力要素となり、第1リングギヤ12を
反力要素にし、第4動力伝達部材32を出力要素とする
状態を作る。
択されると、トランスミッション制御ユニットは第1変
速部Aで第3摩擦要素B2を作動させ、第2変速部で第
6摩擦要素B3を作動させ、複合遊星ギヤ装置2の第2
太陽ギヤ24が入力要素となり、第1リングギヤ12を
反力要素にし、第4動力伝達部材32を出力要素とする
状態を作る。
【0058】そうすると、図4に示した如く、第4ノー
ドN4に入力される入力速度線L1と第3ノードN3を
連結する直線L9を第2ノードN2と連結する直線L1
0が後進減速比になる。かかる減速比はトランスファ駆
動スプロケット38及びトランスファ被駆動(従動)ス
プロケット40を通じて第2変速部4に伝達されながら
第3単純遊星ギヤ装置により変速が行なわれ、さらに第
2変速部の第4リングギヤ66の反力要素により減速が
行なわれながら差動装置Dに伝達される。
ドN4に入力される入力速度線L1と第3ノードN3を
連結する直線L9を第2ノードN2と連結する直線L1
0が後進減速比になる。かかる減速比はトランスファ駆
動スプロケット38及びトランスファ被駆動(従動)ス
プロケット40を通じて第2変速部4に伝達されながら
第3単純遊星ギヤ装置により変速が行なわれ、さらに第
2変速部の第4リングギヤ66の反力要素により減速が
行なわれながら差動装置Dに伝達される。
【0059】そして、2速ホールドが必要な場合、すな
わち滑らかな路面などで運転する場合駆動輪のスリップ
が発生するとき急発進を避けるためトランンスミッショ
ン制御ユニットは第2摩擦要素B1及び第5摩擦要素C
3を作動させて第1変速部2は1速状態に変速を行い、
第2変速部4を直結状態に維持して図4に示した如く、
第2変速部4において1速と2速との間に点線で図示さ
れた新たな変速比が形成される。このときは、惰性走行
時エンジンブレーキがかかるようになるが、このモード
は運転者が変速レバーを“II”レンジに選択する場合に
も使用できる。
わち滑らかな路面などで運転する場合駆動輪のスリップ
が発生するとき急発進を避けるためトランンスミッショ
ン制御ユニットは第2摩擦要素B1及び第5摩擦要素C
3を作動させて第1変速部2は1速状態に変速を行い、
第2変速部4を直結状態に維持して図4に示した如く、
第2変速部4において1速と2速との間に点線で図示さ
れた新たな変速比が形成される。このときは、惰性走行
時エンジンブレーキがかかるようになるが、このモード
は運転者が変速レバーを“II”レンジに選択する場合に
も使用できる。
【0060】以上説明した各変速段別摩擦要素の作動は
図6に示したような制御により実現できるが、図面で
“○”は作動要素である。
図6に示したような制御により実現できるが、図面で
“○”は作動要素である。
【0061】今まで説明したように、この発明による自
動変速装置の長所を要約すると、次のようである。 (1)運転時間が短くて変速衝撃が激しい低速領域では
変速が自動連続的に行なわれるので変速衝撃がほとんど
発生しなくて変速感を向上させることができる。 (2)変速衝撃が大きくはないが運転時間が長くて燃費
向上のため変速機構の高い動力伝達効率が求められる高
速領域では変速装置が直結となる変速比を出力できるよ
うにしているため、燃費向上を極大化させることができ
る。 (3)すべての変速区間では一方向クラッチが適用され
た従来の自動変速機に比べて摩擦要素及び一方向クラッ
チの個数を減少させたうえで、変速感を向上させること
ができて重量や生産価格の面で非常に経済的である。
動変速装置の長所を要約すると、次のようである。 (1)運転時間が短くて変速衝撃が激しい低速領域では
変速が自動連続的に行なわれるので変速衝撃がほとんど
発生しなくて変速感を向上させることができる。 (2)変速衝撃が大きくはないが運転時間が長くて燃費
向上のため変速機構の高い動力伝達効率が求められる高
速領域では変速装置が直結となる変速比を出力できるよ
うにしているため、燃費向上を極大化させることができ
る。 (3)すべての変速区間では一方向クラッチが適用され
た従来の自動変速機に比べて摩擦要素及び一方向クラッ
チの個数を減少させたうえで、変速感を向上させること
ができて重量や生産価格の面で非常に経済的である。
【0062】第2実施例 図7は本発明による第2実施例のパワートレーンを示す
ものであって、第1変速部2は第1実施例と同一であ
り、第2変速部4が第1実施例と異なる構成になってい
る。
ものであって、第1変速部2は第1実施例と同一であ
り、第2変速部4が第1実施例と異なる構成になってい
る。
【0063】すなわち、前記第2変速部4は第1変速部
2のトランスファ駆動スプロケット38から動力を伝達
される第3単純遊星ギヤ装置44と、この第3単純遊星
ギヤ装置44から動力を伝達される第4単純遊星ギヤ装
置46とを含んでなるが、第1実施例と異なることは第
3遊星キャリア58の一側端が第4リングギヤ66と連
結され、第4太陽ギヤ60が変速機ケース56に固定さ
れるようになっている点である。
2のトランスファ駆動スプロケット38から動力を伝達
される第3単純遊星ギヤ装置44と、この第3単純遊星
ギヤ装置44から動力を伝達される第4単純遊星ギヤ装
置46とを含んでなるが、第1実施例と異なることは第
3遊星キャリア58の一側端が第4リングギヤ66と連
結され、第4太陽ギヤ60が変速機ケース56に固定さ
れるようになっている点である。
【0064】本実施例のパワートレーンは、第1実施例
と同一な変速作用が行なわれるが、1速、連続変速、2
速では第2の一方向クラッチF2が第3太陽ギヤ52の
回転を拘束するようになり、3速では第5摩擦要素C3
が作動して第1単純遊星ギヤ装置44を一体に回転させ
るようになる。そして、後進では第6摩擦要素B3が作
動して第1太陽ギヤ52がエンジンの駆動方向と同様方
向に回転することを拘束するようになるので第1太陽ギ
ヤ52が反力要素になって減速を行なう。
と同一な変速作用が行なわれるが、1速、連続変速、2
速では第2の一方向クラッチF2が第3太陽ギヤ52の
回転を拘束するようになり、3速では第5摩擦要素C3
が作動して第1単純遊星ギヤ装置44を一体に回転させ
るようになる。そして、後進では第6摩擦要素B3が作
動して第1太陽ギヤ52がエンジンの駆動方向と同様方
向に回転することを拘束するようになるので第1太陽ギ
ヤ52が反力要素になって減速を行なう。
【0065】第3実施例 図8は、本発明による第3実施例のパワートレーンを示
すものであって、第1変速部2は第1実施例と同一であ
り、第2変速部4は第1、2実施例と同様に第3、4単
純遊星ギヤ装置44、46からなり、第3単純遊星ギヤ
装置44は第3太陽ギヤ52を第6動力伝達部材により
トランスファ被駆動(従動)スプロケット40と連結
し、この第3太陽ギヤ52の外側に歯車結合される第3
ピニオンギヤ50を連結する第3遊星キャリア58の一
側端に第5摩擦要素C3を介させて第6動力伝達部材7
0と連結した。
すものであって、第1変速部2は第1実施例と同一であ
り、第2変速部4は第1、2実施例と同様に第3、4単
純遊星ギヤ装置44、46からなり、第3単純遊星ギヤ
装置44は第3太陽ギヤ52を第6動力伝達部材により
トランスファ被駆動(従動)スプロケット40と連結
し、この第3太陽ギヤ52の外側に歯車結合される第3
ピニオンギヤ50を連結する第3遊星キャリア58の一
側端に第5摩擦要素C3を介させて第6動力伝達部材7
0と連結した。
【0066】そして、前記第3ピニオンギヤ50が内接
される第3リングギヤ48は変速機ケース56に設けら
れた第6摩擦要素B3により選択的に反力要素になるこ
とができるようにし、また変速機ケース56に設けられ
た第2の一方向クラッチF2によってエンジンの駆動方
向の反対方向に回転不可能にすることにより、エンジン
側からみるとき時計方向の駆動に対しては反力要素とし
て作用できるようになっている。
される第3リングギヤ48は変速機ケース56に設けら
れた第6摩擦要素B3により選択的に反力要素になるこ
とができるようにし、また変速機ケース56に設けられ
た第2の一方向クラッチF2によってエンジンの駆動方
向の反対方向に回転不可能にすることにより、エンジン
側からみるとき時計方向の駆動に対しては反力要素とし
て作用できるようになっている。
【0067】また、前記第3遊星キャリア58は第3単
純遊星ギヤ装置44の出力要素として、第4単純遊星ギ
ヤ装置46の第4太陽ギヤ60と連結し、この第4太陽
ギヤ60の外側に歯車結合される第4ピニオンギヤ62
を連結する第4遊星キャリア64は差動装置Dと連結し
て最終変速比を出力できるようにし、前記第4ピニオン
ギヤ62が内接した状態で歯車結合される第4リングギ
ヤ66は変速機ケース56に固定して反力要素として構
成した。
純遊星ギヤ装置44の出力要素として、第4単純遊星ギ
ヤ装置46の第4太陽ギヤ60と連結し、この第4太陽
ギヤ60の外側に歯車結合される第4ピニオンギヤ62
を連結する第4遊星キャリア64は差動装置Dと連結し
て最終変速比を出力できるようにし、前記第4ピニオン
ギヤ62が内接した状態で歯車結合される第4リングギ
ヤ66は変速機ケース56に固定して反力要素として構
成した。
【0068】第4実施例 図9は本発明による第4実施例のパワートレーンを示す
ものであって、第2変速部に第3実施例と同様に2つの
単純遊星ギヤ装置を使用しているが、第3実施例と異な
ることは第3遊星キャリア58を第4リングギヤ66と
連結して第4単純遊星ギヤ装置46の入力要素とし、第
4太陽ギヤ60を変速機ケース56と連結して反力要素
となるようにしたことである。かかるパワートレーンも
上記実施例のパワートレーンと同一な変速作用をするよ
うになる。
ものであって、第2変速部に第3実施例と同様に2つの
単純遊星ギヤ装置を使用しているが、第3実施例と異な
ることは第3遊星キャリア58を第4リングギヤ66と
連結して第4単純遊星ギヤ装置46の入力要素とし、第
4太陽ギヤ60を変速機ケース56と連結して反力要素
となるようにしたことである。かかるパワートレーンも
上記実施例のパワートレーンと同一な変速作用をするよ
うになる。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明のパワートレーン
によると、変速衝撃が激しい低速領域で自動連続的に変
速が行なわれるようにして変速感を向上させると共に高
速領域では動力伝達効率を増大させて燃費を向上させる
ことができる。
によると、変速衝撃が激しい低速領域で自動連続的に変
速が行なわれるようにして変速感を向上させると共に高
速領域では動力伝達効率を増大させて燃費を向上させる
ことができる。
【図1】本発明による自動変速機の第1実施例に係る動
力伝達系統を表すパワートレーンを示す図である。
力伝達系統を表すパワートレーンを示す図である。
【図2】本発明による自動変速機の自動連続モードにお
いて出力速度とタービン及びステータのトルク関係を示
すグラフである。
いて出力速度とタービン及びステータのトルク関係を示
すグラフである。
【図3】本発明による自動変速機の自動連続モードにお
いて出力速度とトランスミッション出力トルクとの関係
を示すグラフである。
いて出力速度とトランスミッション出力トルクとの関係
を示すグラフである。
【図4】本発明による自動変速機の速度比をレバー解析
法を説明するためのグラフである。
法を説明するためのグラフである。
【図5】本発明の自動変速機と従来の5速自動変速機の
変速比分布を比較するグラフである。
変速比分布を比較するグラフである。
【図6】本発明による自動変速機の各変速段別作動要素
表である。
表である。
【図7】本発明の第2実施例による動力伝達系統を表す
パワートレーンを示す図である。
パワートレーンを示す図である。
【図8】本発明の第3実施例による動力伝達系統を表す
パワートレーンを示す図である。
パワートレーンを示す図である。
【図9】本発明の第4実施例による動力伝達系統を表す
パワートレーンを示す図である。
パワートレーンを示す図である。
2 第1変速部 4 第2変速部 8 第1軸 12、26、48、66 リングギヤ 16、22、50、62 ピニオンギヤ 18、24、52、60 太陽ギヤ 20 第1動力伝達部材 28 第2動力伝達部材 30 第3動力伝達部材 32 第4動力伝達部材 34 第5動力伝達部材 58、64 遊星キャリア 68 車軸 D 差動装置
Claims (11)
- 【請求項1】タービンおよびステータを有し、エンジン
から動力を伝達されるトルクを変化させて出力するトル
クコンバータと、 2つの単純遊星ギヤ装置からなる複合遊星ギヤ装置の第
1リングギヤが反力要素および入力要素として作用でき
るように変速機ケースに設けられた第3摩擦要素により
制御可能に設けられ、第2リングギヤは第1太陽ギヤと
連結されて前記入力要素および前記反力要素として作用
できるように第2摩擦要素により制御可能に設けられ、
前記複合遊星ギヤ装置の第1および2ピニオンギヤは第
1動力伝達部材により相互に連結されてこの第1動力伝
達部材と一体に形成される第4動力伝達部材を通じて変
速比を出力する第1変速部と、 前記第1変速部の変速比を減速するため第4動力伝達部
材から動力を伝達される第3リングギヤを含む第3単純
遊星ギヤ装置と、前記第3単純遊星ギヤ装置から出力さ
れる動力を第4太陽ギヤに伝達して第4遊星キャリアに
出力しながら減速する第4単純遊星ギヤ装置とを有して
おり、前記第3単純遊星ギヤ装置の第3太陽ギヤをエン
ジンの駆動方向と同一方向のみに回転可能にする第2の
一方向クラッチ及びこの第3太陽ギヤを反力要素として
作用できるようにする第6摩擦要素と、前記第3単純遊
星ギヤ装置が選択的にロッキング作動され第1変速部と
等速の変速比を出力できるようにする第5摩擦要素とを
含む第2変速部とを含んでなる車両用自動変速機のパワ
ートレーン。 - 【請求項2】前記第2変速部の出力端は連続変速が行な
われるように前記第3単純遊星ギヤ装置の前記第3太陽
ギヤと前記トルクコンバータのステータとの間に選択的
に作動する第4摩擦要素を設けて前記ステータの動力が
トランスファ駆動スプロケットに伝達されることができ
るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の車両用
自動変速機のパワートレーン。 - 【請求項3】前記第2摩擦要素は前記トルクコンバータ
のタービンから動力を伝達される第2太陽ギヤの動力が
前進1速変速比になることができるように第2リングギ
ヤを反力要素としてロッキングできるように変速機ケー
スと第2リングギヤとの間に配置されることを特徴とす
る請求項1または2に記載の車両用自動変速機のパワー
トレーン。 - 【請求項4】前記第5摩擦要素は第2変速部の2速固定
モードの出力をそのまま出力できるようにして3速モー
ドを実現可能に第3太陽ギヤと連結される動力伝達部材
と遊星キャリアとの間に配置されることを特徴とする請
求項1〜3いずれか記載の車両用自動変速機のパワート
レーン。 - 【請求項5】前記第6摩擦要素は1速モード、連続変速
モード、及び、2速固定モードでそれぞれ減速された動
力を出すため第3リングギヤが反力要素として作用でき
るように第3リングギヤと変速機ケースとの間に配置さ
れることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の車両
用自動変速機のパワートレーン。 - 【請求項6】タービンおよびステータを有し、エンジン
から動力を伝達されるトルクを変化させて出力するトル
クコンバータと、 前記トルクコンバータから動力を伝達されて2つの変速
比を出力するためエンジンと選択的に直結される第1摩
擦要素により入力要素となる第1リングギヤ及びこの第
1リングギヤの内側に歯車結合される第1ピニオンギヤ
と、前記第1ピニオンギヤが外周に歯車結合される第1
太陽ギヤと、この第1ピニオンギヤと第1動力伝達部材
により動力伝達可能に連結される第2ピニオンキヤと、
前記第1太陽ギヤと第2動力伝達部材により連結され第
2摩擦要素により選択的に反力要素として作用できる第
2リングギヤと、前記第2ピニオンギヤと歯車結合され
前記トルクコンバータのタービンと第3動力伝達部材に
より動力が伝達される第2太陽ギヤとから形成される複
合遊星ギヤ装置からなる第1変速部と、 前記第1変速部から伝達される動力を減速または同速に
する第3単純遊星ギヤ装置と、この第3単純遊星ギヤ装
置から出力される第3遊星キャリアの回転方向を変えて
エンジンの駆動方向と同一方向にし終減速作用をする第
4単純遊星ギヤ装置とを含む第2変速部とを含む車両用
自動変速機のパワートレーン。 - 【請求項7】前記第1変速部と前記第2変速部は異なる
軸に設けられることを特徴とする請求項6に記載の車両
用自動変速機のパワートレーン。 - 【請求項8】タービンおよびステータを有し、エンジン
から動力を伝達されるトルクを変化させて出力するトル
クコンバータと、 前記トルクコンバータから動力を伝達されて2つの変速
比を出力するためエンジンと選択的に直結される第1摩
擦要素により入力要素となる第1リングギヤ及びこの第
1リングギヤの内側に歯車結合される第1ピニオンギヤ
と、前記第1ピニオンギヤが外周に歯車結合される第1
太陽ギヤと、前記第1ピニオンギヤと第1動力伝達部材
により動力伝達可能に連結される第2ピニオンギヤと、
前記第1太陽ギヤと第2動力伝達部材により連結され第
2摩擦要素により選択的に反力要素として作用できる第
2リングギヤと、前記第2ピニオンギヤと歯車結合され
前記トルクコンバータのタービンと第3動力伝達部材に
より動力が伝達される第2太陽ギヤとから形成される複
合遊星ギヤ装置からなる第1変速部と、 前記第1変速部の第4動力伝達部材と連結されたトラン
スファ駆動スプロケットとチェーンを通じて動力を伝達
されるトランスファ被駆動スプロケットから動力を伝達
される第3リングギヤと、前記第3リングギヤの内側に
歯合されてこれらを連結する第3遊星キャリアが出力要
素となる第3ピニオンギヤと、前記第3ピニオンギヤの
中心に歯車結合され第5摩擦要素により第1ピニオンギ
ヤと一体に回転可能になっており、変速機ケースに設け
られた第6摩擦要素により選択的に反力要素となること
ができ、さらに第2の一方向クラッチによりエンジンの
駆動方向に回転できないように制御される第3太陽ギヤ
とから形成される第3単純遊星ギヤ装置と、 前記第3遊星キャリアから動力を伝達される第4太陽ギ
ヤと、前記第4太陽ギヤの外周に歯車結合されこれらを
相互に連結する第4遊星キャリアが出力要素となる第4
ピニオンギヤと、前記第4ピニオンギヤが内歯車結合さ
れ、変速機ケースに固定される第4リングギヤとから形
成される第4単純遊星ギヤ装置からなる第2変速部とを
含んでなる車両用自動変速機のパワートレーン。 - 【請求項9】タービンおよびステータを有し、エンジン
から動力を伝達されるトルクを変化させて出力するトル
クコンバータと、 前記トルクコンバータから動力を伝達されて2つの変速
比を出力するためエンジンと選択的に直結される第1摩
擦要素により入力要素となる第1リングギヤ及びこの第
1リングギヤの内側に歯車結合される第1ピニオンギヤ
と、前記第1ピニオンギヤが外周に歯車結合される第1
太陽ギヤと、前記第1ピニオンギヤと第1動力伝達部材
により動力伝達可能に連結される第2ピニオンギヤと、
前記第1太陽ギヤと第2動力伝達部材により連結され第
2摩擦要素により選択的に反力要素として作用できる第
2リングギヤと、前記第2ピニオンギヤと歯車結合され
前記トルクコンバータのタービンと第3動力伝達部材に
より動力が伝達される第2太陽ギヤとから形成される複
合遊星ギヤ装置からなる第1変速部と、 前記第1変速部の第4動力伝達部材と連結されたトラン
スファ駆動スプロケットとチェーンを通じて動力を伝達
されるトランスファ被駆動スプロケットから動力を伝達
される第3リングギヤと、前記第3リングギヤの内側に
歯合されて前記第3リングギヤを連結する第3遊星キャ
リアが出力要素となる第3ピニオンギヤと、前記第3ピ
ニオンギヤの中心に歯車結合されて選択的に反力要素と
なる第3太陽ギヤとから形成される第3単純遊星ギヤ装
置と、 前記第3遊星キャリアと連結されて動力を伝達される入
力要素の第4リングギヤと、前記第4リングギヤの内側
に歯車結合されて前記第4リングギヤを連結する第4遊
星キャリアが出力要素となる第4ピニオンギヤと、前記
第4ピニオンギヤの中心に歯車結合され変速機ケースに
固定されて反力要素となる第4太陽ギヤとから形成され
る第4単純遊星ギヤ装置とで形成される第2変速部とを
含んでなる車両用自動変速機のパワートレーン。 - 【請求項10】タービンおよびステータを有し、エンジ
ンから動力を伝達されるトルクを変化させて出力するト
ルクコンバータと、 前記トルクコンバータから動力を伝達されて2つの変速
比を出力するためエンジンと選択的に直結される第1摩
擦要素により入力要素となる第1リングギヤ及びこの第
1リングギヤの内側に歯車結合される第1ピニオンギヤ
と、前記第1ピニオンギヤが外周に歯車結合される第1
太陽ギヤと、前記第1ピニオンギヤと第1動力伝達部材
により動力伝達可能に連結される第2ピニオンギヤと、
前記第1太陽ギヤと第2動力伝達部材により連結され第
2摩擦要素により選択的に反力要素として作用できる第
2リングギヤと、前記第2ピニオンギヤと歯車結合され
前記トルクコンバータのタービンと第3動力伝達部材に
より動力が伝達される第2太陽ギヤとから形成される複
合遊星ギヤ装置からなる第1変速部と、 トランスファ被駆動スプロケットと第6動力伝達部材に
より連結されて入力要素となる第3太陽ギヤと、この第
3太陽ギヤの外側に歯車結合されてこれらを連結する第
3遊星キャリアが出力要素となる第3ピニオンギヤと、
前記第3ピニオンギヤが内接して設けられ変速機ケース
とも連結されて選択的な反力要素として作用する第3リ
ングギヤとから形成される第3単純遊星ギヤ装置と、前
記第3遊星キャリアと連結されて入力要素となる第4太
陽ギヤと、前記第4太陽ギヤに外接して歯車結合されて
これらを連結する第4遊星キャリアが出力要素となる第
4ピニオンギヤと、前記第4ピニオンギヤが内接され変
速機ケースと連結されて常に反力要素となる第4リング
ギヤとから形成される第4単純遊星ギヤ装置とで形成さ
れる第2変速部とを含んでなる車両用自動変速機のパワ
ートレーン。 - 【請求項11】タービンおよびステータを有し、エンジ
ンから動力を伝達されるトルクを変化させて出力するト
ルクコンバータと、 前記トルクコンバータから動力を伝達されて2つの変速
比を出力するためエンジンと選択的に直結される第1摩
擦要素により入力要素となる第1リングギヤ及びこの第
1リングギヤの内側に歯車結合される第1ピニオンギヤ
と、前記第1ピニオンギヤが外周に歯車結合される第1
太陽ギヤと、前記第1ピニオンギヤと第1動力伝達部材
により動力伝達可能に連結される第2ピニオンギヤと、
前記第1太陽ギヤと第2動力伝達部材により連結され第
2摩擦要素により選択的に反力要素として作用できる第
2リングギヤと、前記第2ピニオンギヤと歯車結合され
前記トルクコンバータのタービンと第3動力伝達部材に
より動力が伝達される第2太陽ギヤとから形成される複
合遊星ギヤ装置からなる第1変速部と、 トランスファ被駆動スプロケットと第6動力伝達部材に
より連結されて入力要素となる第3太陽ギヤと、前記第
3太陽ギヤの外側に歯車結合されてこれらを連結する第
3遊星キャリアが出力要素となる第3ピニオンギヤと、
前記第3ピニオンギヤが内接され変速機ケースとも連結
されて選択的な反力要素として作用する第3リングギヤ
とから形成される第3単純遊星ギヤ装置と、 前記第3遊星キャリアと連結されて入力要素となる第4
リングギヤと、前記第4リングギヤに内歯車結合されて
これらを連結する第4遊星キャリアが出力要素となる第
4ピニオンギヤと、前記第4ピニオンギヤが外側で歯車
結合され変速機ケースと連結されて常に反力要素となる
第4太陽ギヤとから形成される第4単純遊星ギヤ装置で
形成される第2変速部とを含んでなる車両用自動変速機
のパワートレーン。
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