JPH03199742A - 遊星歯車式多段変速装置 - Google Patents

遊星歯車式多段変速装置

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JPH03199742A
JPH03199742A JP1343258A JP34325889A JPH03199742A JP H03199742 A JPH03199742 A JP H03199742A JP 1343258 A JP1343258 A JP 1343258A JP 34325889 A JP34325889 A JP 34325889A JP H03199742 A JPH03199742 A JP H03199742A
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JP
Japan
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gear
input
planetary
planetary carrier
ring gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP1343258A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Ueda
和彦 上田
Hiroyasu Uchida
浩康 内田
Kenichi Takemoto
武本 賢一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動変速機において使用される遊星歯車式多
段変速装置に関するものである。
(従来の技術) 近年、変速ショックの低減、あるいは走りと燃費の両立
に対する要求が高まるなか、自動車用自動変速機の変速
段の多段化(即ち、従来の前進4段変速から前進5段変
速)に対する要求が高くなってきつつある。
上記要求に対処する(即ち、前進5段変速を得る)ため
には、2組の遊星歯車機構を組み合わせることが必要で
あり、従来から種々の試みがなされてきている。例えば
、特開昭62−266253号公報にも開示されている
ように、平行に廃された二つの軸上に1個ずつの遊星歯
車機構を配設し、入力側となる第1軸から出力側となる
第2軸への動力伝達を2組の外歯歯車により行うととも
に、第1軸の出力側において動力の断・続を行うように
構成したものが既に提案されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記公知例の場合、第1軸から第2軸への動力伝達を2
組の外歯歯車で行うようにしているため、構造的に複雑
化してコンパクトにもなりにくいという問題があるばか
りでなく、歯車数の増大による騒音の増大といった懸念
もある。また、上記公知例の場合、減速されてトルクが
拡大している第1軸の出力側で動力の断・続を行うよう
にしているため、摩擦要素の容量が大きくならざるを得
なくなるおそれがある。
なお、l軸上に2組の遊星歯車機構を直列に配設したも
のも提案されているが、FF車等における如く、変速装
置の長さ方向寸法が限定されるものには不向きであると
いう問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、摩擦要素
の容量を小さく抑え得るとともに、騒音の低減をも図り
得るようにした5速ギヤトレインを得ることを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) 本発明では、上記課題を解決するための手段として、第
1サンギヤ、第1リングギヤおよび第1プラネタリ牛ヤ
リヤを備え、前記第1リングギヤおよび第1プラネタリ
キャリヤのうちの一つを出力要素とし、該出力要素以外
の要素がそれぞれ入力要素および固定要素となる如く切
換可能に構成された第1遊星歯車機構と、第2サンギヤ
、第2リングギヤおよび第2プラネタリキャリヤを備え
、前記第2リングギヤおよび第2プラネタリキャリヤの
うちの一つを出力要素とし、該出力要素以外の要素がそ
れぞれ入力要素および固定要素となる如く切換可能に構
成された第2遊星歯車機構とを直列に配置している。
(作 用) 本発明では、上記手段によって次のような作用が得られ
る。
即ち、第1遊星歯車機構における第1リングギヤおよび
第1プラネタリキャリヤのうちの一つと、第2J星歯車
機構の第2リングギヤおよび第2プラネタリ牛ヤゾヤの
うちの一つをそれぞれ出力要素に特定し、第1および第
2遊星歯車機構において出力要素に特定されたちの以外
の要素が入力要素および固定要素となる如く切り換える
ことにより、前進5速および後退1速の変速段が得られ
ることとなっている。なお、減速されてトルクが拡大さ
れる前の第1および第2遊星歯車機構の入力側において
変速のための動力の断・続を行うようにしているため、
動力の断・続に要する容量が小さくてすむこととなって
いる。
(発明の効果〉 本発明によれば、第1遊星歯車機構における第1リング
ギヤおよび第1プラネタリキャリヤのうちの一つと、第
2遊星歯車機構の第2リングギヤおよび第2プラネタリ
キャリヤのうちの一つをそれぞれ出力要素に特定し、第
1および第2遊星歯車機構において出力要素に特定され
たちの以外の要素が入力要素および固定要素となる如く
切り換えることにより、前進5速および後退1速の変速
段が得られるようにしたので、減速されてトルクが拡大
される前の第1および第2遊星歯車機構の入力側におい
て変速のための動力の断・続が行われることとなる結果
、動力の断・続を行うべき摩擦要素の容量が小さくてす
むこととなり、装置のコンパクト化、変速ショックの低
減、騒音の低減および信頼性の向上に寄与すること大で
あるという優れた効果がある。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本発明の幾つかの好適な
実施例を説明する。
実施例1 第1図には、本発明の実施例1にかかる遊星歯車式多段
変速装置が示されている。
本実施例の遊星歯車式多段変速装置は、第1サンギヤS
 l、第1リングギヤR1、第1ピニオンギヤP 、、
 P 、・・および第1プラネタリキャリヤC1からな
る第1遊星歯車機構1と、第2サンギヤSh第2リング
ギヤR1、第2ピニオンギヤP、Pl・および第2プラ
ネタリキャリヤC2からなる第2遊星歯車機構2とを備
えている。
前記第1および第2ピニオンギヤP 、、 P 、・・
およびP□P1・は、第1および第2サンギヤS1およ
びS、と第1および第2リングギヤR1およびR,との
間に噛合されており、前記第1および第2プラネタリキ
ャリヤCIおよびC2は、第1および第2ピニオンギヤ
P 、、 P 、・・およびP、。
Pl・相互の軸心間を連結している。
前記第1サンギヤS、は、トルクコンバータ(図示省略
)からの動力が入力される入力軸■に対してはクラッチ
に1を介して、変速装置のケース3に対してはブレーキ
B1を介してそれぞれ係脱自在に連結されている。
前記第1プラネタリキャリヤC1は、前記入力軸Iに対
してはクラッチに、を介して、前記ケース3に対しては
ブレーキB、を介してそれぞれ係脱自在に連結されてい
る。
前記第1リングギヤR1に、第1カウンタギヤ4に対し
て連結されている。
前記第2サンギヤStは、第2カウンタギヤ5に対して
はクラッチに3を介して、前記ケース3に対してはブレ
ーキB、を介してそれぞれ係脱自在に連結されている。
前記第2リングギヤR1は、第2カウンタギヤ5に対し
てはクラッチに4を介して、前記ケース3に対してはブ
レーキB4を介してそれぞれ係脱自在に連結されている
前記第2プラネタリキャリヤC!は、出力軸Oに連結さ
れている。
しかして、本実施例においては、入力軸Iと出力軸Oと
を平行に配置し、前記第1および第2カウンタギヤ4,
5を互いに噛合せしめることにより、第1および第2遊
星歯車機構1.2が直列に配置せしめられており、第1
遊星歯車機構1においては第1リングギヤR1が出力要
素に特定され、第2遊星歯車機構2においては第2プラ
ネタリキャリヤC2が出力要素に特定されている。なお
、本実施例の場合、第1リングギヤR1と第1サンギヤ
S1のギヤ比は2.0とされ、第2リングギヤR1と第
2サンギヤS、のギヤ比は2.2とされている。
また、第1カウンタギヤ4と第2カウンタギヤ5のギヤ
比はlとされている。
ついで、本実施例における変速段生成の際の摩擦要素の
係脱を説明する。
(1)  I速度速時 クラッチK l+ K t、 K sおよびブレーキB
4が締結されることとなっており、入力軸lに対して第
1サンギヤS、および第1プラネタリキャリヤCIが連
結される一方、第2サンギヤS、が固定される。
従って、入力軸Iからの動力は、第1サンギヤS、およ
び第1プラネタリキャリヤC3に入力された後、第1リ
ングギヤR3を経て第1カウンタギヤ4に出力される。
その後、カウンタギヤ4.5の噛合により伝達された動
力は、第2サンギヤS。
に入力された後、第2プラネタリキャリヤC2を経て出
力軸Oへ伝達される。以上の動力伝達経路により1速(
変速比−3,2000)が生成される。従って、入力軸
l側においては、固定要素となるものはなく、第1サン
ギヤS1および第1プラネタリキャリヤC1が入力要素
とされる一方、出力軸O側においては、第2リングギヤ
R,が固定要素とされ、第2サンギヤStが入力要素と
されることとなっているのである。
(■) 2速度速時 クラッチに□KsおよびブレーキB l+ B、が締結
されることとなっており、入力軸Iに対して第1プラネ
タリキャリヤC0が、第2カウンタギヤ5に対して第2
サンギヤS、がそれぞれ連結される一方、第1サンギヤ
S、および第2リングギヤR2がそれぞれ固定される。
従って、入力軸Iからの動力は、第1プラネタリキャリ
ヤC1に入力された後、第1リングギヤR8を経て第1
カウンタギヤ4に出力される。その後、カウンタギヤ4
.5の噛合により伝達された動力は、第2サンギヤS、
に入力された後、第2プラネタリキャリヤctを経て出
力軸Oへ伝達される。以上の動力伝達経路により2速(
変速比−2,1333)が生成される。従って、入力軸
!側においては、第1サンギヤS1が固定要素とされ、
第1プラネタリキャリヤC1が入力要素とされる一方、
出力軸O側においては、第2リングギヤR2が固定要素
とされ、第2サンギヤS、が入力要素とされることとな
っているのである。
(■) 3速度速時 クラッチK 、、 K t+ K 、およびブレーキB
、が締結されることとなっており、入力軸■に対して第
1サンギヤS、および第1プラネタリキャリヤCIが、
第2カウンタギヤ5に対して第2リングギヤR。
がそれぞれ連結される一方、第2サンギヤS、が固定さ
れる。従って、入力軸Iからの動力は、第1サンギヤS
、および第1プラネタリキャリヤCIに入力された後、
第1リングギヤR1を経て第1カウンタギヤ4に出力さ
れる。その後、カウンタギヤ4.5の噛合により伝達さ
れた動力は、第2リングギヤR1に入力された後、第2
プラネタリキャリヤC2を経て出力軸Oへ伝達される。
以上の動力伝達経路により3速(変速比−1,4545
)が生成される。従って、入力軸I側においては、固定
要素となるものはなく、第1サンギヤS1および第1プ
ラネタリキャリヤC1が入力要素とされる一方、出力軸
0側においては、第2サンギヤStが固定要素とされ、
第2リングギヤR,が入力要素とされることとなってい
るのである。
(■) 4速度速時 4速度速時には、次の2種の締結態様がある。
(イ)クラッチK l+ K t+ K 、、 K、が
締結されることとなっており、入力軸lに対して第1サ
ンギヤS1および第1プラネタソキヤリヤCIが、第2
カウンタギヤ5に対して第2サンギヤS、および第2リ
ングギヤR1がそれぞれ連結される。従って、入力軸1
からの動力は、第1サンギヤS1および第1プラネタリ
キャリヤCIに入力された後、第1リングギヤR,を経
て第1カウンタギヤ4に出力される。その後、カウンタ
ギヤ4.5の噛合により伝達された動力は、第2サンギ
ヤS、および第2リングギヤR3に入力された後、第2
プラネタリキャリヤC1を経て出力軸Oへ伝達される。
以上の動力伝達経路により4速(変速比−1,0000
)が生成される。従って、入力軸I側においては、固定
要素となるものはなく、第1サンギヤS1および第1プ
ラネタリキャリヤC1が入力要素とされる一方、出力軸
O側においては、固定要素となるものはなく、第2サン
ギヤS、および第2リングギヤR1が入力要素とされる
こととなっているのである。
(ロ)クラッチに、、に、およびブレーキB、、B、が
締結されることとなっており、入力軸Iに対して第1プ
ラネタリキャリヤC1が、第2カウンタギヤ5に対して
第2サンギヤS、がそれぞれ連結される一方、第1およ
び第2サンギヤs I+ s 、が固定される。従って
、入力軸Iからの動力は、第1プラネタリキャリヤCI
に入力された後、第1リングキャR,を経て第1カウン
タギヤ4に出力される。
その後、カウンタギヤ4,5の噛合により伝達された動
力は、第2リングギヤR2に入力された後、第2プラネ
タリキャリヤC2を経て出力軸Oへ伝達される。以上の
動力伝達経路により4速(変速比−0,9697)が生
成される。従って、入力軸I側においては、第1サンギ
ヤSIが固定要素とされ、第1プラネタリキャリヤC1
が入力要素とされる一方、出力軸0側においては、第2
サンギヤS。
が固定要素とされ、第2リングギヤR,が入力要素とさ
れることとなっているのである。
(■) 5速度速時 クラッチに□に、、に、およびブレーキB、が締結され
ることとなっており、入力軸Iに対して第1プラネタリ
キャリヤC3が、・第2カウンタギヤ5に対して第2サ
ンギヤS、および第2リングギヤR1がそれぞれ連結さ
れる一方、第1サンギヤS1が固定される。従って、入
力軸lからの動力は、第1プラネタリキャリヤC1に入
力された後、第1リングギヤR,を経て第1カウンタギ
ヤ4に出力される。その後、カウンタギヤ4.5の噛合
により伝達された動力は、第1サンギヤS、および第2
リングギヤR2に入力された後、第2プラネタリキャリ
ヤC8を経て出力軸Oへ伝達される。以上の動力伝達経
路により5速(変速比−0,6667)が生成される。
従って、入力軸I側においては、第1サンギヤS、が固
定要素とされ、第1プラネタリキャリヤCIが入力要素
とされる一方、出力軸O側においては、固定要素となる
ものはなく、第2サンギヤStおよび第2リングギヤR
1が入力要素とされることとなっているのである。
(Vl)  リバース変速時 リバース変速時には、次の2種の締結態様があ(イ)ク
ラッチK 、、 K 、、 K、およびブレーキB、が
締結されることとなっており、入力軸■に対して第1サ
ンギヤSlが、第2カウンタギヤ5に対して第2サンギ
ヤS、および第2リングギヤR3がそれぞれ連結される
一方、第1プラネタリキャリヤC1が固定される。従っ
て、入力軸■からの動力は、第1サンギヤSIに入力さ
れた後、第1リングギヤR1を経て逆回転状態で第1カ
ウンタギヤ4に出力される。その後、カウンタギヤ4.
5の噛合により伝達された動力は、第2サンギヤS、お
よび第2リングギヤR1に入力された後、第2プラネタ
リキャリヤC1を経て出力軸Oへ伝達される。
以上の動力伝達経路によりリバース変速(変速比−−2
,00)が生成される。従って、入力軸l側においては
、第1プラネタリキャリヤC1が固定要素とされ、第1
サンギヤS1が入力要素とされる一方、出力軸O側にお
いては、固定要素となるものはなく、第2サンギヤS、
および第2リングギヤR6が入力要素とされることとな
っているのである。
(ロ)クラッチK 、、 K、およびブレーキB *+
 B sが締結されることとなっており、入力軸Iに対
して第1サンギヤS、が、第2カウンタギヤ5に対して
第2リングギヤR9がそれぞれ連結される一方、第1プ
ラネタリキャリヤCIおよび第2サンギヤS、が固定さ
れる。従って、入力軸Iからの動力は、第1サンギヤS
lに入力された後、第1リングギヤR1を経て逆回転状
態で第1カウンタギヤ4に出力される。その後、カウン
タギヤ4.5の噛合により伝達された動力は、第2リン
グギヤR1に入力された後、第2プラネタリキャリヤC
7を経て出力軸Oへ伝達される。以上の動力伝達経路に
よりリバース変速(変速比= −2,9091)が生成
される。従って、入力軸l側においては、第1プラネタ
リキャリヤC3が固定要素とされ、第1サンギヤSlが
入力要素とされる一方、出力軸0側においては、第2サ
ンギヤS、が固定要素とされ、第2リングギヤR2が入
力要素とされることとなっているのである。
以上の摩擦要素の作動と変速段との関係をまとめると第
2図のようになる。
実施例2 第3図には、本発明の実施例2にかかる遊星歯車式多段
変速装置が示されている。
本実施例の場合、第1リングギヤR1が、入力軸Iに対
してはクラッチに、を介して、ケース3に対してはブレ
ーキB、を介してそれぞれ係脱自在に連結され、第1プ
ラネタリキャリヤC6が、第1カウンタギヤ4に対して
連結されている点と、第2プラネタリキャリヤC8が、
第2カウンタギヤ5に対してはクラッチに4を介して、
ケース3に対してはブレーキB4を介してそれぞれ係脱
自在に連結され、第2リングギヤR3が、出力軸Oに連
結されている点とが前記実施例1の場合と異なっている
のみであり、他の構成は前記実施例1と同様とされてい
る。
つまり、本実施例の場合、第1i11星歯車機構1にお
いては第1プラネタリキャリヤCIが出力要素に特定さ
れ、第2遊星歯車機構2においては第2リングギヤR1
が出力要素に特定されているのである。なお、本実施例
の場合、第1リングギヤR,と第1サンギヤSlのギヤ
比は2.0とされ、第2リングギヤR1と第2サンギヤ
S、のギヤ比は2゜4とされている。また、第1カウン
タギヤ4と第2カウンタギヤ5のギヤ比は1とされてい
る。
ついで、本実施例における変速段生成の際の摩擦要素の
係脱を説明する。
(1)  1速変速時 クラッチK l+ K 、、 K、およびブレーキB4
が締結されることとなっており、入力軸Iに対して第1
サンギヤS1が、第2カウンタギヤ5に対して第2サン
ギヤS、および第2プラネタリキャリヤC1がそれぞれ
連結される一方、第1リングギヤR1が固定される。従
って、入力軸Iからの動力は、第1サンギヤSlに入力
された後、第1プラネタリキャリヤC1を経て第1カウ
ンタギヤ4に出力される。その後、カウンタギヤ4.5
の噛合により伝達された動力は、第2サンギヤS、およ
び第2プラネタリキャリヤC2に入力された後、第2リ
ングギヤR2を経て出力軸Oへ伝達される。以上の動力
伝達経路によりl速(変速比= 3.0000)が生成
される。従って、入力軸目側においては、第1リングギ
ヤR1が固定要素とされ、第1サンギヤS1が入力要素
とされる一方、出力軸O側においては、固定要素となる
ものはなく、第2サンギヤS、および第2プラネタリキ
ャリヤC1が入力要素とされることとなっているのであ
る。
(■) 2速度速時 クラッチに、、に、およびブレーキB t、 B 3が
締結されることとなっており、入力軸lに対して第1サ
ンギヤSIが、第2カウンタギヤ5に対して第2プラネ
タリ牛ヤリヤC1がそれぞれ連結される一方、第1リン
グギヤR1および第2サンギヤS。
がそれぞれ固定される。従って、入力軸Iからの動力は
、第1サンギヤS1に入力された後、第1プラネタリキ
ャリヤC1を経て第1カウンタギヤ4に出力される。そ
の後、カウンタギヤ4,5の噛合により伝達された動力
は、第2プラネタリ牛ヤリヤC1に入力された後、第2
リングギヤR,を経て出力軸Oへ伝達される。以上の動
力伝達経路により2速(変速比= 2.1176)が生
成される。従って、入力軸目側においては、第1リング
ギヤR1が固定要素とされ、第1サンギヤS1が入力要
素とされる一方、出力軸O側においては、第2プラネタ
リ牛ヤリヤC3が固定要素とされ、第2リングギヤR1
が入力要素とされることとなっているのである。
(■) 3速度速時 クラッチK 、、 K 、、 K、およびブレーキB、
が締結されることとなっており、入力軸■に対して第1
リングギヤR1が、第2カウンタギヤ5に対して第2サ
ンギヤS、および第2プラネタリキャリヤC7がそれぞ
れ連結される一方、第1サンギヤSが固定される。従っ
て、入力軸Iからの動力は、第1リングギヤR,に入力
された後、第1プラネタリキャリヤCIを経て第1カウ
ンタギヤ4に出力される。その後、カウンタギヤ4,5
の噛合により伝達された動力は、第2サンギヤStおよ
び第2プラネタリキャリヤC!に入力された後、第2リ
ングギヤR6を経て出力軸Oへ伝達される。
以上の動力伝達経路により3速(変速比= l 500
G)が生成される。従って、入力軸目側においては、第
1サンギヤS1が固定要素とされ、第1リングギヤR3
が入力要素とされる一方、出力軸O側においては、固定
要素となるものはなく、第2サンギヤS、および第2リ
ングギヤR2が入力要素とされることとなっているので
ある。
(■) 4速度速時 4速度速時には、次の2種の締結態様がある。
(イ) クラッチK l+ K t+ K 、、 K 
、が締結されることとなっており、入力軸lに対して第
1サンギヤS1および第1リングギヤR,が、第2カウ
ンタギヤ5に対して第2サンギヤStおよび第2プラネ
タリキャリヤC1がそれぞれ連結される。従って、入力
軸!からの動力は、第1サンギヤS、および第1リング
ギヤR3に入力された後、第1プラネタリ牛ヤリヤC7
を経て第1カウンタギヤ4に出力される。その後、カウ
ンタギヤ4.5の噛合により伝達された動力は、第2サ
ンギヤS、および第2プラネタリキャリヤC2に入力さ
れた後、第2リングギヤR1を経て出力軸Oへ伝達され
る。
以上の動力伝達経路により4速(変速比−1,0000
)が生成される。従って、入力軸【側においては、固定
要素となるものはなく、第1サンギヤS、および第1リ
ングギヤR1が入力要素とされる一方、出力軸O側にお
いては、固定要素となるものはなく、第2サンギヤS、
および第2プラネタリキャリヤC7が入力要素とされる
こととなっているのである。
〈口) クラッチに□に4およびブレーキB、、B、が
締結されることとなっており、入力軸■こ対して第1リ
ングギヤR3が、第2カウンタギヤ5に対して第2プラ
ネタリキャリヤC2がそれぞれ連結される一方、第1お
よび第2サンギヤs I+ s 、が固定される。従っ
て、入力軸■からの動力は、第第1リングギヤR,に入
力された後、第1プラネタリキャリヤC1を経て第1カ
ウンタギヤ4に出力される。その後、カウンタギヤ4.
5の噛合により伝達された動力は、第2プラネタリヰヤ
リャC1に入力された後、第2リングギヤR3を経て出
力軸Oへ伝達される。以上の動力伝達経路により4速(
変速比= 1.0588)が生成される。従って、入力
軸!側においては、第1サンギヤS、が固定要素とされ
、第1リングギヤR1が入力要素とされる一方、出力軸
0側においては、第2サンギヤS、が固定要素とされ、
第2プラネタリキャリヤC1が入力要素とされることと
なっているのである。
(■〉 5速度速時 クラッチK 、、 K t+ K 、およびブレーキB
、が締結されることとなっており、入力軸■に対して第
1サンギヤS1および第1リングギヤR1が、第2カウ
ンタギヤ5に対して第2プラネタリキャリヤC2がそれ
ぞれ連結される一方、第2サンギヤS、が固定される。
従って、入力軸1からの動力は、第第1サンギヤS1お
よび第1リングギヤR1に入力された後、第1プラネタ
リキャリヤC1を経て第1カウンタギヤ4に出力される
。その後、カウンタギヤ4,5の噛合により伝達された
動力は、第2プラネタリキャリヤC8に入力された後、
第2リングギヤR2を経て出力軸Oへ伝達される。以上
の動力伝達経路により5速(変速比−0,7059)が
生成される。従って、入力軸I側においては、固定要素
となるものはなく、第1サンギヤSlおよび第1リング
ギヤR1が入力要素とされる一方、出力軸0側において
は、第2サンギヤS、が固定要素とされ、第2プラネタ
リキャリヤC2が入力要素とされることとなっているの
である。
(Vl)  リバース変速時 リバース変速時には、次の2種の締結態様がある。
(イ) クラッチに1.Kt、KsおよびブレーキB4
が締結されることとなっており、入力軸Iに対して第1
サンギヤS1および第1リングギヤR3が、第2カウン
タギヤ5に対して第2サンギヤS、がそれぞれ連結され
る一方、第2プラネタリキャリヤC2が固定される。従
って、入力軸Iからの動力は、第1サンギヤSlおよび
第1ソングギヤR,に入力された後、第1プラネタリキ
ャリヤC3を経て第1カウンタギヤ4に出力される。そ
の後、カウンタギヤ4.5の噛合により伝達された動力
は、第2サンギヤS、に入力された後、第2リングギヤ
R,を経て逆回転状態で出力軸Oへ伝達される。
以上の動力伝達経路によりリバース変速(変速比−一2
.40)が生成される。従って、入力軸I側においては
、固定要素となるものはなく、第1サンギヤS1および
第1リングギヤR3が入力要素とされる一方、出力軸O
側においては、第2プラネタリキャリヤC2が固定要素
とされ、第2サンギヤS、が入力要素とされることとな
っているのである。
(ロ)  クラッチに□に、およびブレーキB、、B、
が締結されることとなっており、入力軸■に対して第1
リングギヤR1が、第2カウンタギヤ5に対して第2サ
ンギヤS、がそれぞれ連結される一方、第1サンギヤS
lおよび第2プラネタリキヤソヤC!が固定される。従
って、入力軸Iからの動力は、第1リングギヤR1に入
力された後、第1プラネタリキャリヤCIを経て逆回転
状態で第1カウンタギヤ4に出力される。その後、カウ
ンタギヤ4,5の噛合により伝達された動力は、第2サ
ンギヤS、に入力された後、第2リングギヤR3を経て
出力軸Oへ伝達される。以上の動力伝達経路によりリバ
ース変速(変速比= −3,6)が生成される。従って
、入力軸I側においては、第1サンギヤS1が固定要素
とされ、第11JングギャR,が入力要素とされる一方
、出力軸O側においては、第2プラネタリキャリヤC1
が固定要素とされ、第2サンギヤStが入力要素とされ
ることとなっているのである。
以上の摩擦要素の作動と変速段との関係をまとめると第
4図のようになる。
実施例3 第5図には、本発明の実施例3にかかる遊星歯車式多段
変速装置が示されている。
本実施例の場合、第2遊星歯車機構2におけるピニオン
ギヤとして、相互に噛合する2個のピニオンギヤP !
、 P 、’ を用いた点と、第2プラネタリキャリヤ
C2が、第2カウンタギヤ5に対してはクラッチに4を
介して、ケース3に対してはブレーキB4を介してそれ
ぞれ係脱自在に連結され、第2リングギヤR3が、出力
軸Oに連結されている点とが前記実施例1の場合と異な
っているのみであり、他の構成は前記実施例1と同様と
されている。
つまり、本実施例の場合、第1遊星歯車機構lにおいて
は第1リングギヤR,が出力要素に特定され、第2遊星
歯車機構2においては第2リングギヤR,が出力要素に
特定されているのである。
なお、本実施例の場合、第1リングギヤR1と第1サン
ギヤS1のギヤ比は2.4とされ、第2リングギヤR1
と第2サンギヤStのギヤ比は3.0とされている。ま
た、第1カウンタギヤ4と第2カウンタギヤ5のギヤ比
は1とされている。
ついで、本実施例における変速段生成の際の摩擦要素の
係脱の態様を説明する。
ついで、本実施例における変速段生成の際の摩擦要素の
係脱の態様を説明する。
本実施例の場合、各変速段における摩擦要素の締結態様
は前述の実施例1の場合と同様なので、第6図に図示し
てその説明を省略する。なお、本実施例においては、実
施例1において第2リングギヤR2とされている固定要
素および入力要素がそれぞれ第2プラネタリキャリヤC
2とされている。
実施例4 第7図には、本発明の実施例4にかかる遊星歯車式多段
変速装置が示されている。
本実施例の場合、第2遊星歯車機構2におけるピニオン
ギヤとして、相互に噛合する2個のピニオンギヤP !
、 P 、’を用いた点と、第2プラネタリキャリヤC
3が、第2カウンタギヤ5に対してはクラッチに4を介
して、ケース3に対してはブレーキB4を介してそれぞ
れ係脱自在に連結され、第2リングギヤR2が、出力軸
0に連結されている点とが前記実施例2の場合と異なっ
ているのみであり、他の構成は前記実施例2と同様とさ
れている。
つまり、本実施例の場合、第1iI!星歯車機構1にお
いては第1プラネタリキャリヤC1が出力要素に特定さ
れ、第2遊星歯車機構2においては第2プラネタリキャ
リヤC1が出力要素に特定されているのである。なお、
本実施例の場合、第1リングギヤR2と第1サンギヤS
、のギヤ比は2.20とされ、第2リングギヤR1と第
2サンギヤSfのギヤ比は2,80とされている。また
、第1カウンタギヤ4と第2カウンタギヤ5のギヤ比は
1とされている。
ついで、本実施例における変速段生成の際の摩擦要素の
係脱の態様を説明する。
本実施例の場合、各変速段における摩擦要素の締結態様
は前述の実施例2の場合と同様なので、第8図に図示し
てその説明を省略する。なお、本実施例においては、実
施例2において第2プラネタリキャリヤC1とされてい
る固定要素および入力要素がそれぞれ第2リングギヤR
ヨとされている。
実施例5 第9図には、本発明の実施例5にかかる遊星歯車式多段
変速装置が示されている。
本実施例の場合、第1遊星歯車機構lにおけるピニオン
ギヤとして、相互に噛合する2個のピニオンギヤPl+
Pl′ を用いた点と、第1プラネタリキャリヤC1が
、入力軸!に対してはクラッチに8を介して、ケース3
に対してはブレーキBtを介してそれぞれ係脱自在に連
結され、第11JングギヤR3が、第1カウンタギヤ4
に連結されている点とが前記実施例2の場合と異なって
いるのみであり、他の構成は前記実施例2と同様とされ
ている。
つまり、本実施例の場合、第1遊星歯車機構1において
は第1リングギヤR2が出力要素に特定され、第2遊星
歯車機構2においては第2リングギヤR,が出力要素に
特定されているのである。
なお、本実施例の場合、第1リングギヤR8と第1サン
ギヤS1のギヤ比は3.0とされ、第2リングギヤR2
と第2サンギヤS、のギヤ比は2.4とされている。ま
た、第1カウンタギヤ4と第2カウンタギヤ5のギヤ比
はlとされている。
ついで、本実施例における変速段生成の際の摩擦要素の
係脱の態様を説明する。
本実施例の場合、各変速段における摩擦要素の締結態様
は前述の実施例2の場合と同様なので、第10図に図示
してその説明を省略する。なお、本実施例においては、
実施例2において第1リングギヤR,とされている固定
要素および入力要素がそれぞれ第1プラネタリキャリヤ
clとされている。
実施例6 第11図には、本発明の実施例6にかかる遊星歯車式多
段変速装置が示されている。
本実施例の場合、第1遊星歯車機構lにおけるピニオン
ギヤとして、相互に噛合する2個のピニオンギヤPI+
Pl′を用いた点と、第1リングギヤR,が、入力軸I
に対してはクラッチに、を介して、ケース3に対しては
ブレーキB、を介してそれぞれ係脱自在に連結され、第
1プラネタリキャリヤC3が、第1カウンタギヤ4に連
結されている点とが前記実施例1の場合と異なっている
のみであり、他の構成は前記実施例1と同様とされてい
る。
つまり、本実施例の場合、第1遊星歯車機構lにおいて
は第1プラネタリキャリヤC1が出力要素に特定され、
第2遊星歯車機構2においては第2プラネタリキャリヤ
C1が出力要素に特定されているのである。なお、本実
施例の場合、第1リングギヤR2と第1サンギヤSlの
ギヤ比は3.0とされ、第2リングギヤR1と第2サン
ギヤS、のギヤ比は2.2とされている。また、第1カ
ウンタギヤ4と第2カウンタギヤ5のギヤ比は1とされ
ている。
ついで、本実施例における変速段生成の際の摩擦要素の
係脱の態様を説明する。
本実施例の場合、各変速段における摩擦要素の締結態様
は前述の実施例1の場合と同様なので、第12図に図示
してその説明を省略する。なお、本実施例においては、
実施例1において第1プラネタリキャリヤC1とされて
いる固定要素および入力要素がそれぞれ第1リングギヤ
R1とされている。
実施例7 第13図には、本発明の実施例7にかがる遊星歯車式多
段変速装置が示されている。
本実施例の場合、第2遊星歯車機構2におけるピニオン
ギヤとして、相互に噛合する2個のピニオンギヤP I
 P *’ を用いた点と、第2リングギヤR1が、第
2カウンタギヤ5に対してはクラッチに4を介して、ケ
ース3に対してはブレーキB4を介してそれぞれ係脱自
在に連結され、第2プラネタリキャリヤCtが、出力軸
0に連結されている点とが前記実施例5の場合と異なっ
ているのみてあり、他の構成は前記実施例5と同様とさ
れている。
つまり、本実施例の場合、第13I!星歯車機構lにお
いては第1リングギヤR,が出力要素に特定され、第2
m星歯車機構2においては第2ブラネ91J +ヤリャ
C1が出力要素に特定されているのである。なお、本実
施例の場合、第1リングギヤR8と第1サンギヤS1の
ギヤ比は3.0とされ、第2リングギヤR1と第2サン
ギヤS、のギヤ比は2゜8とされている。また、第1カ
ウンタギヤ4と第2カウンタギヤ5のギヤ比はlとされ
ている。
ついで、本実施例における変速段生成の際の摩擦要素の
係脱の態様を説明する。
本実施例の場合、各変速段における摩擦要素の締結態様
は前述の実施例5の場合と同様なので、第14図に図示
してその説明を省略する。なお、本実施例においては、
実施例5において第2プラネタソキヤリヤC2とされて
いる固定要素および入力要素がそれぞれ第2リングギヤ
R1とされている。
実施例8 第15図には、本発明の実施例8にかかる遊星歯車式多
段変速装置が示されている。
本実施例の場合、第2in星歯車機構2におけるピニオ
ンギヤとして、相互に噛合する2個のピニオンギヤP 
I P f’を用いた点と、第2プラネタリキャリヤC
1が、第2カウンタギヤ5に対してはクラッチに4を介
して、ケース3に対してはブレーキB、を介してそれぞ
れ係脱自在に連結され、第2リングギヤR8が、出力軸
Oに連結されている点とが前記実施例6の場合と異なっ
ているのみであり、他の構成は前記実施例6と同様とさ
れている。
つまり、本実施例の場合、第1遊星歯車機構1において
は第1プラネタリキャリヤC1が出力要素に特定され、
第2M星歯車機構2においては第2リングギヤR1が出
力要素に特定されているのである。なお、本実施例の場
合、第1リングギヤR1と第1サンギヤS、のギヤ比は
2.8とされ、第2リングギヤR1と第2サンギヤS、
のギヤ比は3゜0とされている。また、第1カウンタギ
ヤ4と第2カウンタギヤ5のギヤ比はlとされている。
ついで、本実施例における変速段生成の際の摩擦要素の
係脱を説明する。
本実施例の場合、各変速段における摩擦要素の締結態様
は前述の実施例6の場合と同様なので、第16図に図示
してその説明を省略する。なお、本実施例においては、
実施例6において第2リングギヤR,とされている固定
要素および入力要素がそれぞれ第2プラネタリキャリヤ
C宜とされている。
実施例9 第17図には、本発明の実施例9にかかる遊星歯車式多
段変速装置が示されている。
本実施例の場合、前記実施例2にかかる遊星歯車式多段
変速装置において、第1リングギヤR3および第1サン
ギヤS1が、ケース3に対してワンウェイクラッチW、
、W、を介して係脱自在に連結されている。その他の構
成は前記実施例2と同様なので説明を省略する。
本実施例の場合、l速変速時および2速変速時にはワン
ウェイクラッチW、が締結されるとともに、コーステイ
ング時にはブレーキB、が締結され、3速変速時および
4速変速時(ロ)にはワンウェイクラッチW、が締結さ
れるとともに、コーステイング時にはブレーキB1が締
結される点を除いて前記実施例2の場合と同様なので、
第18図に図示してその説明を省略する。
実施例10  第19図には、本発明の実施例IOにか
かる遊星歯車式多段変速装置が示されている。
本実施例の場合、前記実施例4にかかる遊星歯車式多段
変速装置において、第1リングギヤR1および第1サン
ギヤS、が、ケース3に対してワンウェイクラッチW、
、W、を介して係脱自在に連結されている。その他の構
成は前記実施例4と同様なので説明を省略する。
本実施例の場合、1速変速時および2速変速時にはワン
ウェイクラッチWfが締結されるとともに、コーステイ
ング時にはブレーキB、が締結され、3速変速時および
4速変速時(ロ)にはワンウェイクラッチW、が締結さ
れるとともに、コーステイング時にはブレーキB、が締
結され、リバース変速時(ロ)にはブレーキB、が締結
される点を除いて前記実施例4の場合と同様なので、第
20図に図示してその説明を省略する。
実施例11 第21図には、本発明の実施例11にかかる遊星歯車式
多段変速装置が示されている。
本実施例の場合、前記実施例5にかかるi!!星歯車式
多段変速装置において、第1プラネタリキャリヤCIお
よび第1サンギヤS1が、ケース3に対してワンウェイ
クラッチW、、W、を介して係脱自在に連結されている
。その他の構成は前記実施例5と同様なので説明を省略
する。
本実施例の場合、1速変速時および2速変速時にはワン
ウェイクラッチW、が締結されるとともに、コーステイ
ング時にはブレーキB、が締結され、3速変速時、4速
変速時(ロ)およびリバース変速時(ロ)にはワンウェ
イクラッチWIが締結されるとともに、コーステイング
時にはブレーキB、が締結される点を除いて前記実施例
5の場合と同様なので、第22図に図示してその説明を
省略する。
実施例12 第23図には、本発明の実施例12にかかる遊星歯車式
多段変速装置が示されている。
本実施例の場合、前記実施例7にかかるi!星歯車式多
段変速装置において、第1プラネタリキャリヤC1およ
び第1サンギヤS1が、ケース3に対してワンウェイク
ラッチW、、W、を介して係脱自在に連結されている。
その他の構成は前記実施例5と同様なので説明を省略す
る。
本実施例の場合、l速度速時および2速度速時にはワン
ウェイクラッチWtが締結されるとともに、コーステイ
ング時にはブレーキB、が締結され、3速度速時、4速
度速時(ロ)およびリバース変速時(o)にはワンウェ
イクラッチW、が締結されるとともに、コーステイング
時にはブレーキB1が締結される点を除いて前記実施例
7の場合と同様なので、第24図に図示してその説明を
省略する。
実施例13 第25図には、本発明の実施例12にかかる遊星歯車式
多段変速装置が示されている。
本実施例の場合、実施例1における第1および第2遊星
歯車機構1.2を1軸上に配設し且つ第1および第2カ
ウンタギヤ4,5を省略し、第1リングギヤR1と第2
サンギヤS、および第2リングギヤR2とを、クラッチ
に、およびに4を介して係脱自在に連結せしめている。
その他の構成は実施例1と同様なので説明を省略する。
本実施例における摩擦要素の締結態様および各変速段に
おける固定要素、入力要素の切換の態様も実施例1と同
様なので、第26図に図示してその説明を省略する。
なお、前述の実施例2〜12のものも本実施例と同様な
構成とすることが可能である。
上記各実施例によれば、第1遊星歯車機構1における第
1リングギヤR3および第1プラネタリキャリヤC1の
うちの一つと、第2遊星歯車機構2の第2リングギヤR
3および第2プラネタリキャリヤC2のうちの一つをそ
れぞれ出力要素に特定し、第1および第2遊星歯車機構
1.2において出力要素に特定されたちの以外の要素が
入力要素および固定要素となる如く切り換えることによ
り、前進5速および後退l速の変速段が得られるように
したため、減速されてトルクが拡大される前の第1およ
び第2遊星歯車機構1.2の入力側1こおいて変速のた
めの動力の断・続が行われることとなる結果、動力の断
・続を行うべき摩擦要素の容量が小さくてすむこととな
り、装置のコンパクト化、変速ショックの低減、騒音の
低減および信頼性の向上に大いに寄与することとなる。
また、前記実施例1〜12における如く、入力軸■と出
力軸0とを平行に配置し、入力軸【に配設された第1遊
星歯車機構lの出力が、1組のカウンタギヤ4.5の噛
合により出力軸Oに配設された第2i!星歯車機構2に
入力され得るように構成したことにより、多段変速装置
の全長が短縮されるとともに、ギヤ数の低減による騒音
低下およびギヤ効率の向上を図り得ることとなっている
本発明は、上記各実施例の構成に限定されるものではな
く、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更
可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第5図、第7図、第9図、第11図、
第13図、第15図、第17図、第19図、第21図、
第23図および第25図は本発明の実施例1〜13にか
かる遊星歯車式多段変速装置を示すスケルトン図、第2
図、第4図、第6図、第8図、第10図、第12図、第
14図、第16図、第18図、第20図、第22図、第
24図および第26図は本発明の実施例1−13にかか
る遊星歯車式多段変速装置における摩擦要素の締結態様
と、各変速段における固定要素および入力要素の切換の
態様と変速比とを示す図である。 l・・・第1遊星歯車機構 2・・・第2i1星歯車機構 4・・・第1カウンタギヤ 5・・・第2カウンタギヤ ト・・入力軸 O・・・出力軸 SI ・・第1サンギヤ S、・・第2サンギヤ R1・・第1リングギヤ R2・・第2リングギヤ C1・・第1プラネタリキャリヤ C1・・第2プラネタリキャリャ に、−に、・・クラッチ B1〜B4・ ・ブレーキ W 1. W t ・・ワンウェイクラッチ 第2図 第5図 第6図 第7図 第9図 第8図 !10図 第11図 第13図 第12図 第14図 第17m 第18図 第21図 第22図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、第1サンギヤ、第1リングギヤおよび第1プラネタ
    リキャリヤを備え、前記第1リングギヤおよび第1プラ
    ネタリキャリヤのうちの一つを出力要素とし、該出力要
    素以外の要素がそれぞれ入力要素および固定要素となる
    如く切換可能に構成された第1遊星歯車機構と、第2サ
    ンギヤ、第2リングギヤおよび第2プラネタリキャリヤ
    を備え、前記第2リングギヤおよび第2プラネタリキャ
    リヤのうちの一つを出力要素とし、該出力要素以外の要
    素がそれぞれ入力要素および固定要素となる如く切換可
    能に構成された第2遊星歯車機構とが直列に配置された
    ことを特徴とする遊星歯車式多段変速装置。
JP1343258A 1989-12-27 1989-12-27 遊星歯車式多段変速装置 Pending JPH03199742A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08100846A (ja) * 1994-08-18 1996-04-16 Hyundai Motor Co 車両用自動変速機のパワートレーン
JP2014092268A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Hyundai Motor Company Co Ltd 多段自動変速機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08100846A (ja) * 1994-08-18 1996-04-16 Hyundai Motor Co 車両用自動変速機のパワートレーン
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