JP2719574B2 - フリーホィールハブ装置 - Google Patents
フリーホィールハブ装置Info
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- JP2719574B2 JP2719574B2 JP63046386A JP4638688A JP2719574B2 JP 2719574 B2 JP2719574 B2 JP 2719574B2 JP 63046386 A JP63046386 A JP 63046386A JP 4638688 A JP4638688 A JP 4638688A JP 2719574 B2 JP2719574 B2 JP 2719574B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel hub
- axle
- handle
- operating member
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D28/00—Electrically-actuated clutches
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/34—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
- B60K17/348—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed
- B60K17/35—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches
- B60K17/3515—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches with a clutch adjacent to traction wheel, e.g. automatic wheel hub
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D11/00—Clutches in which the members have interengaging parts
- F16D11/14—Clutches in which the members have interengaging parts with clutching members movable only axially
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/10—Selectively engageable hub to shaft connection
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は,2輪駆動又は4輪駆動切替自在の自動車の4
輪駆動時のみ回転駆動される車輪の車軸と車輪ハブとを
ロックし,2輪駆動時に車軸と車輪ハブとをフリーにする
ように係脱切替が行われるフリーホィールハブ装置に関
する。
輪駆動時のみ回転駆動される車輪の車軸と車輪ハブとを
ロックし,2輪駆動時に車軸と車輪ハブとをフリーにする
ように係脱切替が行われるフリーホィールハブ装置に関
する。
<従来の技術> 従来,フリーホィールハブとして例えば特開昭62−14
3737号公報に記載のものが知られている。この公報記載
のフリーホィールハブ装置は,車軸管の外端部に回転自
在に組付けられた車輪ハブの外端に固着されるボデー
と,ボデー内で車軸管に挿通される車軸の外端突出部に
トルク伝達可能に連結されるインナスリーブと,ボデー
に車軸方向移動自在に組付けられたクラッチリングと,
ボデーに回転自在に取付けられるハンドルと,ハンドル
に連動してクラッチリングを車軸方向に移動させてイン
ナスリーブと係合させるカムフォロアと,上記ハンドル
に連結され該ハンドルを駆動する電気モータとから成
る。
3737号公報に記載のものが知られている。この公報記載
のフリーホィールハブ装置は,車軸管の外端部に回転自
在に組付けられた車輪ハブの外端に固着されるボデー
と,ボデー内で車軸管に挿通される車軸の外端突出部に
トルク伝達可能に連結されるインナスリーブと,ボデー
に車軸方向移動自在に組付けられたクラッチリングと,
ボデーに回転自在に取付けられるハンドルと,ハンドル
に連動してクラッチリングを車軸方向に移動させてイン
ナスリーブと係合させるカムフォロアと,上記ハンドル
に連結され該ハンドルを駆動する電気モータとから成
る。
<発明が解決しようとする課題> 上述したフリーホィールハブによれば,運転者は,モ
ータを電気的手段で遠隔的に制御することにより,車内
において2輪及び4輪駆動モードの切替を行うことがで
きる。しかし,リモート制御系統に故障が生じた場合に
は,2輪及び4輪駆動モードの切替操作が不能となる虞れ
があった。
ータを電気的手段で遠隔的に制御することにより,車内
において2輪及び4輪駆動モードの切替を行うことがで
きる。しかし,リモート制御系統に故障が生じた場合に
は,2輪及び4輪駆動モードの切替操作が不能となる虞れ
があった。
本発明の課題は,リモート制御式フリーホィールハブ
において手動で2輪及び4輪駆動モードの切替を行うこ
とができる機能を付加し,リモート制御系統が故障の場
合にも2輪及び4輪駆動モードの切替が可能なフリーホ
ィールハブ装置を提供することである。
において手動で2輪及び4輪駆動モードの切替を行うこ
とができる機能を付加し,リモート制御系統が故障の場
合にも2輪及び4輪駆動モードの切替が可能なフリーホ
ィールハブ装置を提供することである。
<課題を解決するための手段> 本発明のフリーホィールハブ装置は、車軸と、車軸に
対して係脱切替可能な車輪ハブと、リモート制御される
回転モータによって駆動され、前記車輪ハブの係脱切替
操作を行う車輪ハブ操作部材と、を有するフリーホィー
ルハブ装置において、上記車輪ハブ操作部材の一部を上
記フリーホィールハブ装置の外部側に露出させて、該車
輪ハブ操作部材の手動操作部材とし、手動操作又は上記
リモート制御によって、上記手動操作部材が回転される
ことにより、共通の上記車輪ハブ操作部材が駆動されて
上記車輪ハブの係脱切替が行われることを特徴とする。
対して係脱切替可能な車輪ハブと、リモート制御される
回転モータによって駆動され、前記車輪ハブの係脱切替
操作を行う車輪ハブ操作部材と、を有するフリーホィー
ルハブ装置において、上記車輪ハブ操作部材の一部を上
記フリーホィールハブ装置の外部側に露出させて、該車
輪ハブ操作部材の手動操作部材とし、手動操作又は上記
リモート制御によって、上記手動操作部材が回転される
ことにより、共通の上記車輪ハブ操作部材が駆動されて
上記車輪ハブの係脱切替が行われることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、上記手動操作部材は、
上記回転モータにより駆動されるドライブギアに対し
て、手動によって上記車軸の軸方向に沿って移動される
ことにより係脱自在に噛合されたハンドルであり、上記
手動操作によって上記ハンドルが上記車軸の軸方向に移
動されて該ハンドルと上記ドライブギアの噛合が外され
た状態で、該手動操作によって該ハンドルが回転され
て、上記車輪ハブの係脱切換が行われることを特徴とす
る。
上記回転モータにより駆動されるドライブギアに対し
て、手動によって上記車軸の軸方向に沿って移動される
ことにより係脱自在に噛合されたハンドルであり、上記
手動操作によって上記ハンドルが上記車軸の軸方向に移
動されて該ハンドルと上記ドライブギアの噛合が外され
た状態で、該手動操作によって該ハンドルが回転され
て、上記車輪ハブの係脱切換が行われることを特徴とす
る。
<作用> 本発明において、車輪ハブ操作部材は,リモート制御
及び手動操作により車軸に対して車輪ハブをフリー又は
ロック状態に係脱する。
及び手動操作により車軸に対して車輪ハブをフリー又は
ロック状態に係脱する。
また請求項2記載の発明において,ハンドルを外部か
ら工具等により手で押圧して軸方向移動させることによ
り,ハンドルのギアをリモート制御系の回転モータのド
ライブギアから外し,逆向きの軸方向移動により上記ギ
アをドライブギアに再噛合させる。これにより,リモー
ト制御系に干渉することなく車輪ハブの手動操作を可能
とする。
ら工具等により手で押圧して軸方向移動させることによ
り,ハンドルのギアをリモート制御系の回転モータのド
ライブギアから外し,逆向きの軸方向移動により上記ギ
アをドライブギアに再噛合させる。これにより,リモー
ト制御系に干渉することなく車輪ハブの手動操作を可能
とする。
<実施例> 以下,本発明の好適な実施例を第1図に基づいて詳細
に説明する。車軸8には,常時,トルクが伝達されてい
る。車軸8は,すべり軸受38を介して円筒状の固定スピ
ンドル14内に嵌装され,この固定スピンドル14に回転自
在に支持されている。
に説明する。車軸8には,常時,トルクが伝達されてい
る。車軸8は,すべり軸受38を介して円筒状の固定スピ
ンドル14内に嵌装され,この固定スピンドル14に回転自
在に支持されている。
上記固定スピンドル14の外周上に,インナベアリング
26及びアウタベアリング27を介して車輪ハブ19が回転自
在に装着されている。車輪ハブ19の外端に円筒状のケー
スボデー1がキャップ状のケースカバー2とともにボル
ト3により固定されている。尚、本実施例における車輪
ハブ操作部材はインナクラッチ6、アウタクラッチ7、
ハンドル12、ギア13を備えている、これら車輪ハブ操作
部材を構成する各部材については後で詳細に説明する。
26及びアウタベアリング27を介して車輪ハブ19が回転自
在に装着されている。車輪ハブ19の外端に円筒状のケー
スボデー1がキャップ状のケースカバー2とともにボル
ト3により固定されている。尚、本実施例における車輪
ハブ操作部材はインナクラッチ6、アウタクラッチ7、
ハンドル12、ギア13を備えている、これら車輪ハブ操作
部材を構成する各部材については後で詳細に説明する。
上記ケースカバー2の中央には,円形の貫通孔40が設
けられており,この貫通孔40の内端に内向フランジ41が
設けられている。貫通孔40内に,2輪及び4輪駆動モード
の切替を行うための手動部材として作用するハンドル12
のボス部12aが配置されている。
けられており,この貫通孔40の内端に内向フランジ41が
設けられている。貫通孔40内に,2輪及び4輪駆動モード
の切替を行うための手動部材として作用するハンドル12
のボス部12aが配置されている。
上記ケースボデー1の内周面には,スプライン1aが設
けられている。ケースボデー1の内周面に,リング4が
ホールスナップリング5により係止されている。ホール
スナップリング5は,リングスナップ10を有し,このリ
ングスナップ10は,インナクラッチ6の外周に設けられ
た環状溝に係合している。これにより,インナクラッチ
6は,ケースボデー1に対して軸方向に固定されてい
る。また,インナクラッチ6は,車軸8の外周において
車軸8とスプライン嵌合されている。インナクラッチ6
の外端側は,スナップリング21によって車軸8に係合さ
れている。このように,インナクラッチ6は,リング4
に回転自在に支持され,車軸8と一体回転する。インナ
クラッチ6の外周の周囲に,軸方向移動自在のリング状
アウタクラッチ7が配されている。リング4とアウタク
ラッチ7の後端面との間にスペーサ9が設けられてい
る。アウタクラッチ7の内外面には,スプラインが設け
らており,インナクラッチ6及びケースボデー1とスプ
ライン結合する。
けられている。ケースボデー1の内周面に,リング4が
ホールスナップリング5により係止されている。ホール
スナップリング5は,リングスナップ10を有し,このリ
ングスナップ10は,インナクラッチ6の外周に設けられ
た環状溝に係合している。これにより,インナクラッチ
6は,ケースボデー1に対して軸方向に固定されてい
る。また,インナクラッチ6は,車軸8の外周において
車軸8とスプライン嵌合されている。インナクラッチ6
の外端側は,スナップリング21によって車軸8に係合さ
れている。このように,インナクラッチ6は,リング4
に回転自在に支持され,車軸8と一体回転する。インナ
クラッチ6の外周の周囲に,軸方向移動自在のリング状
アウタクラッチ7が配されている。リング4とアウタク
ラッチ7の後端面との間にスペーサ9が設けられてい
る。アウタクラッチ7の内外面には,スプラインが設け
らており,インナクラッチ6及びケースボデー1とスプ
ライン結合する。
上記ハンドル12の円筒状ボス部12aの外周面上にカム
溝42が形成されている。このカム溝42にカムフォロア17
が確動的に係合している。カム溝42とカムフォロア17と
の確動係合により,ハンドル12の回転運動が車軸方向の
一方又は他方へのカムフォロア17のスラスト運動に変換
され,それにより,インナクラッチ6とアウタクラッチ
7とが係脱される。
溝42が形成されている。このカム溝42にカムフォロア17
が確動的に係合している。カム溝42とカムフォロア17と
の確動係合により,ハンドル12の回転運動が車軸方向の
一方又は他方へのカムフォロア17のスラスト運動に変換
され,それにより,インナクラッチ6とアウタクラッチ
7とが係脱される。
上記カムフォロア17は,アウタクラッチ7の外端面に
圧縮スプリング15及びテンションスプリング20によって
当接している。
圧縮スプリング15及びテンションスプリング20によって
当接している。
上記ケースボデー1の周壁内に電気モータ16が配設さ
れている。電気モータ16として,ステッピングモータ又
は位置検出センサによってON−OFF制御される直流モー
タが使用されている。電気モータ16は,ケースカバー2
内に延びたドライブシャフト16aを有し,ドライブシャ
フト16aの先端にピニオンギア18を有する。ピニオンギ
ア18は,ハンドル12の外周部に形成されたギア13と噛合
する。
れている。電気モータ16として,ステッピングモータ又
は位置検出センサによってON−OFF制御される直流モー
タが使用されている。電気モータ16は,ケースカバー2
内に延びたドライブシャフト16aを有し,ドライブシャ
フト16aの先端にピニオンギア18を有する。ピニオンギ
ア18は,ハンドル12の外周部に形成されたギア13と噛合
する。
電気モータ16は,その回転及び停止がリモート制御さ
れることによりハンドル12の回転を制御する。これによ
り,車両の前後輪のいずれか一方が車軸8に対してフリ
ー又はロック状態にリモート制御される。
れることによりハンドル12の回転を制御する。これによ
り,車両の前後輪のいずれか一方が車軸8に対してフリ
ー又はロック状態にリモート制御される。
上記アウタベアリング27の外端面に当接して,アウタ
ベアリング27の抜け止め用にドラム33及びロックナット
30が設けられている。ロックナット30は,固定スピンド
ル14に螺着され,ドラム33は,ネジ29によってロックナ
ット30に一体結合されている。ドラム33の外周部には,
絶縁材32を介して2個のスリップリング31が嵌着されて
いる。これにより,スリップリング31は,固定スピンド
ル14に対して固定されている。
ベアリング27の抜け止め用にドラム33及びロックナット
30が設けられている。ロックナット30は,固定スピンド
ル14に螺着され,ドラム33は,ネジ29によってロックナ
ット30に一体結合されている。ドラム33の外周部には,
絶縁材32を介して2個のスリップリング31が嵌着されて
いる。これにより,スリップリング31は,固定スピンド
ル14に対して固定されている。
上記スリップリング31は,リード線37により車両内の
制御ボックス,運転席近くの車輪駆動モード切替スイッ
チ及び電源に接続されている。また,上記スリップリン
グ31は,ブラシケース34内に配置されたブラシスプリン
グ35によってブラシ36に常時接触している。ブラシ36
は,電気モータ16に電気的に接続されている。
制御ボックス,運転席近くの車輪駆動モード切替スイッ
チ及び電源に接続されている。また,上記スリップリン
グ31は,ブラシケース34内に配置されたブラシスプリン
グ35によってブラシ36に常時接触している。ブラシ36
は,電気モータ16に電気的に接続されている。
上記ハンドル12のボス部12aの外端面には,貫通孔40
を閉鎖する円形のプレート24が六角ボルト状のロックボ
ルト22によって固定されている。ロックボルト22のヘッ
ド部22aには,スクリュードライバ挿入用の溝22bが設け
られている。プレート24とケースカバー2の内向フラン
ジ4との間に圧縮コイルスプリング23が配装されてい
る。これにより,ハンドル12は,その肩部43が常時内向
フランジ41に当接するように,車軸8の軸方向外方へ付
勢されている。従って,ハンドル12のギア13は,通常,
電気回転モータ16のピニオンギア18(ピン11によりモー
タ駆動軸に固定された)に噛合している。
を閉鎖する円形のプレート24が六角ボルト状のロックボ
ルト22によって固定されている。ロックボルト22のヘッ
ド部22aには,スクリュードライバ挿入用の溝22bが設け
られている。プレート24とケースカバー2の内向フラン
ジ4との間に圧縮コイルスプリング23が配装されてい
る。これにより,ハンドル12は,その肩部43が常時内向
フランジ41に当接するように,車軸8の軸方向外方へ付
勢されている。従って,ハンドル12のギア13は,通常,
電気回転モータ16のピニオンギア18(ピン11によりモー
タ駆動軸に固定された)に噛合している。
しかし,手動操作でロック状態からフリー状態へ移行
する場合には,例えば,スクリュードライバ等の工具に
よりプレート24を押して車輪8の軸方向内方へ移動させ
ると,ギア13も車軸8の軸方向内方へ移動され,かつ,
リモート制御係のピニオンギア18から外れる。この場
合,カムフォロア17がハンドル12のカム溝42の一部を形
成する縦溝42aと係合しているので,ハンドル12は,車
軸方向内方へ自由に移動することができる。
する場合には,例えば,スクリュードライバ等の工具に
よりプレート24を押して車輪8の軸方向内方へ移動させ
ると,ギア13も車軸8の軸方向内方へ移動され,かつ,
リモート制御係のピニオンギア18から外れる。この場
合,カムフォロア17がハンドル12のカム溝42の一部を形
成する縦溝42aと係合しているので,ハンドル12は,車
軸方向内方へ自由に移動することができる。
ハンドル12が車軸8の軸方向内方へ移動された後,こ
の状態で回転されることにより,カムフォロア17は,カ
ム溝42に沿って車軸8の軸方向外方へ移動し,その後,
ハンドル12が圧縮コイルスプリング23により車軸8の軸
方向外方へ移動されることにより,アウタクラッチ7
は,インナクラッチ6から離脱する。この間に,ギア13
は,再度,ピニオンギア18と噛合する。
の状態で回転されることにより,カムフォロア17は,カ
ム溝42に沿って車軸8の軸方向外方へ移動し,その後,
ハンドル12が圧縮コイルスプリング23により車軸8の軸
方向外方へ移動されることにより,アウタクラッチ7
は,インナクラッチ6から離脱する。この間に,ギア13
は,再度,ピニオンギア18と噛合する。
他方,手動操作でフリー状態からロック状態へ移行す
る場合には,プレート24を押してギア13をピニオンギア
18から外し,ハンドル12を回転させると,カムフォロア
17がカム溝42に沿って移動し,アウタクラッチ7を車軸
8の軸方向内方へ移動させ,インナクラッチ6に完全に
スプライン結合させる。その後,ロックボルト22の溝22
bからスクリュードライバを離脱させることにより,ハ
ンドル12は,圧縮コイルスプリング23により元の位置に
戻る。
る場合には,プレート24を押してギア13をピニオンギア
18から外し,ハンドル12を回転させると,カムフォロア
17がカム溝42に沿って移動し,アウタクラッチ7を車軸
8の軸方向内方へ移動させ,インナクラッチ6に完全に
スプライン結合させる。その後,ロックボルト22の溝22
bからスクリュードライバを離脱させることにより,ハ
ンドル12は,圧縮コイルスプリング23により元の位置に
戻る。
なお,図中,25は,シールリングを示し,28は,オイル
シールを示している。
シールを示している。
<発明の効果> 上述した発明によれば,リモート制御の動力操作系に
故障が生じた場合にも手動操作により車輪ハブをフリー
又はロック状態とすることができるので,雪道等の難路
において車両の4輪駆動走行が可能となり,車両として
の安全性が確保される。加えて、手動操作される車輪ハ
ブ操作部材はリモート制御されるものと同一である。
故障が生じた場合にも手動操作により車輪ハブをフリー
又はロック状態とすることができるので,雪道等の難路
において車両の4輪駆動走行が可能となり,車両として
の安全性が確保される。加えて、手動操作される車輪ハ
ブ操作部材はリモート制御されるものと同一である。
また、請求項2の発明によれば、回転モータのドライ
ブギヤを介してリモート制御系に干渉することなく車輪
ハブの手動操作が可能である。
ブギヤを介してリモート制御系に干渉することなく車輪
ハブの手動操作が可能である。
第1図は,本発明にかかるフリーホィールハブ装置の縦
断面図であり,上半分が2輪駆動モード示し,下半分が
4輪駆動モードを示している。 6……インナクラッチ, 7……アウタクラッチ,8……車軸, 12……ハンドル,13……ギア, 16……電気モータ(回転モータ), 17……カムフォロア, 18……ピニオンギア(ドライブギア), 19……車輪ハブ。
断面図であり,上半分が2輪駆動モード示し,下半分が
4輪駆動モードを示している。 6……インナクラッチ, 7……アウタクラッチ,8……車軸, 12……ハンドル,13……ギア, 16……電気モータ(回転モータ), 17……カムフォロア, 18……ピニオンギア(ドライブギア), 19……車輪ハブ。
Claims (2)
- 【請求項1】車軸と、車軸に対して係脱切替可能な車輪
ハブと、リモート制御される回転モータによって駆動さ
れ、上記車輪ハブの係脱切替操作を行う車輪ハブ操作部
材と、を有するフリーホィールハブ装置において、 上記車輪ハブ操作部材の一部を上記フリーホィールハブ
装置の外部側に露出させて、該車輪ハブ操作部材の手動
操作部材とし、 手動操作又は上記リモート制御によって、上記手動操作
部材が回転されることにより、共通の上記車輪ハブ操作
部材が駆動されて上記車輪ハブの係脱切替が行われるこ
とを特徴とするフリーホィールハブ装置。 - 【請求項2】上記手動操作部材は、上記回転モータによ
り駆動されるドライブギアに対して、手動によって上記
車軸の軸方向に沿って移動されることにより係脱自在に
噛合されたハンドルであり、 上記手動操作によって上記ハンドルが上記車軸の軸方向
に移動されて該ハンドルと上記ドライブギアの噛合が外
された状態で、該手動操作によって該ハンドルが回転さ
れて、上記車輪ハブの係脱切換が行われることを特徴と
する請求項1記載のフリーホィールハブ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63046386A JP2719574B2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | フリーホィールハブ装置 |
US07/315,160 US4928804A (en) | 1988-02-29 | 1989-02-24 | Free wheel hub clutch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63046386A JP2719574B2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | フリーホィールハブ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01218927A JPH01218927A (ja) | 1989-09-01 |
JP2719574B2 true JP2719574B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=12745703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63046386A Expired - Lifetime JP2719574B2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | フリーホィールハブ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4928804A (ja) |
JP (1) | JP2719574B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2754394B2 (ja) * | 1988-12-28 | 1998-05-20 | アイシン精機株式会社 | フリーホイールハブ |
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