JPS62198527A - ハブクラツチ - Google Patents
ハブクラツチInfo
- Publication number
- JPS62198527A JPS62198527A JP3913786A JP3913786A JPS62198527A JP S62198527 A JPS62198527 A JP S62198527A JP 3913786 A JP3913786 A JP 3913786A JP 3913786 A JP3913786 A JP 3913786A JP S62198527 A JPS62198527 A JP S62198527A
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- JP
- Japan
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- gear
- drive
- housing
- slide
- slide gear
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- Pending
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 19
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 210000004243 sweat Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はパートタイム4輪駆動車の2輪駆動時における
従動輪側のドライブシャフトに用いられるハブクラッチ
に関づる。
従動輪側のドライブシャフトに用いられるハブクラッチ
に関づる。
[従来の技術]
従来からパートタイム4輪駆動車の2輪駆動時における
従動輪側に用いられるこの種のハブクラッチは例えば特
開昭60−82404号に開示されているようにホイー
ルハブに固定されたハウジングと、ドライブシャフトと
一体回転するドライブギヤと、これらハウジングとドラ
イブギヤ間の断続を可能に回転係合するリング状のスラ
イドギヤと、このスライドギヤを軸方内外移動させるた
めカム機構とブレーキバンドによりI!IIJ抵抗を与
えるブレーキ機構とスプリングジヨイント等が組合され
たスライドギヤ駆動手段とで構成されている。
従動輪側に用いられるこの種のハブクラッチは例えば特
開昭60−82404号に開示されているようにホイー
ルハブに固定されたハウジングと、ドライブシャフトと
一体回転するドライブギヤと、これらハウジングとドラ
イブギヤ間の断続を可能に回転係合するリング状のスラ
イドギヤと、このスライドギヤを軸方内外移動させるた
めカム機構とブレーキバンドによりI!IIJ抵抗を与
えるブレーキ機構とスプリングジヨイント等が組合され
たスライドギヤ駆動手段とで構成されている。
[発明が解決しようとする問題点]
従来からパートタイム4駆動車の2輪駆動時における従
動輪側に用いられるこの種のハブクラッチは例えば特開
昭60−82404号に開示されているようにボイルハ
ブに固定されたハウジングと、ドライブシせフトと一体
回転するドライブギA7と、これらハウジングとドライ
ブギヤ間の断続を可能に回転係合するリング状のスライ
ドギヤど、このスライドギA7を軸方向移動させるため
カム機構とブレーキバンドにより摩擦抵抗を与えるブレ
ーキi構とスプリングとジヨイント等が組合わされたス
ライドギヤ駆動手段とで構成されている。
動輪側に用いられるこの種のハブクラッチは例えば特開
昭60−82404号に開示されているようにボイルハ
ブに固定されたハウジングと、ドライブシせフトと一体
回転するドライブギA7と、これらハウジングとドライ
ブギヤ間の断続を可能に回転係合するリング状のスライ
ドギヤど、このスライドギA7を軸方向移動させるため
カム機構とブレーキバンドにより摩擦抵抗を与えるブレ
ーキi構とスプリングとジヨイント等が組合わされたス
ライドギヤ駆動手段とで構成されている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら前記ブレーキ機構等が摩耗して摩擦ツノが
不足した場合、前記クラッチ機構によるスライドギヤの
軸方向移動が不十分となり、結局スライドギヤによるハ
ウジングとドライブギヤ間の回転係合が確実に行なわれ
ず4輪駆動ができない恐れがある。又従来のこのような
ハブクラッチはスライドギヤ駆動手段によるハウジング
とドライブギヤ間のスライドギヤでの回転係合、(以下
ハブロック動作という)はこの車両の前進か後退の際の
ドライブシャフトの回転に基づいて行われる構造となっ
ている。
不足した場合、前記クラッチ機構によるスライドギヤの
軸方向移動が不十分となり、結局スライドギヤによるハ
ウジングとドライブギヤ間の回転係合が確実に行なわれ
ず4輪駆動ができない恐れがある。又従来のこのような
ハブクラッチはスライドギヤ駆動手段によるハウジング
とドライブギヤ間のスライドギヤでの回転係合、(以下
ハブロック動作という)はこの車両の前進か後退の際の
ドライブシャフトの回転に基づいて行われる構造となっ
ている。
このため悪路地点からの脱出に際して車両を前後に素早
く動かして脱出を図ることがあるが、この時に前進と後
退の操作の間に前記ハブロック動作が一旦解放されフリ
ーとなる時期が存在する。
く動かして脱出を図ることがあるが、この時に前進と後
退の操作の間に前記ハブロック動作が一旦解放されフリ
ーとなる時期が存在する。
従って前記車両を前後に素早く動かす操作がスムーズに
行えない恐れがある。
行えない恐れがある。
以上のような場合に備えてこのハブクラッチにあえてマ
ニュアル操作によるロック手段を設けることが要望され
ていた。しかしこのマニュアル操作によるロック手段を
組込むときにはドライブギヤの支持との兼合いが問題と
なる。すなわら、センタリングをドライブギヤの外側で
行うものではマニュアル操作によるロック手段がセンタ
リング部分と直列的に組付【プられるため軸方向長さが
延びてしまう。又はドライブギヤのセンタリングを実開
[59−,177521号公報に記載のようにドライブ
ギヤ内周部で行うものではマニュアル操作によるロック
手段を組込むことはできない。
ニュアル操作によるロック手段を設けることが要望され
ていた。しかしこのマニュアル操作によるロック手段を
組込むときにはドライブギヤの支持との兼合いが問題と
なる。すなわら、センタリングをドライブギヤの外側で
行うものではマニュアル操作によるロック手段がセンタ
リング部分と直列的に組付【プられるため軸方向長さが
延びてしまう。又はドライブギヤのセンタリングを実開
[59−,177521号公報に記載のようにドライブ
ギヤ内周部で行うものではマニュアル操作によるロック
手段を組込むことはできない。
[問題を解決するための手段]
上記目的を達成するた7めにこの考案は、ドライブシャ
フトの駆動に基づきカム機構を用いてスライドギヤを移
動させることによりハブホイール側のハウジングとドラ
イブシャフト側のドライブギヤとの連動を自動的に断続
するハブクラッチにおいて軸方向移動で前記断続を行な
うマニュアルスライドギヤと、前記ハウジングに支持さ
れると共に前記ドライブギヤを支持するノブ部材と、こ
のノブ部材の回転操作で前記マニュアルスライドギヤを
軸方向移動可能なカム機構と、前記マニュアルスライド
ギヤの前記連動を遮断する方向へ付勢づる付勢手段とを
備える構成どした。
フトの駆動に基づきカム機構を用いてスライドギヤを移
動させることによりハブホイール側のハウジングとドラ
イブシャフト側のドライブギヤとの連動を自動的に断続
するハブクラッチにおいて軸方向移動で前記断続を行な
うマニュアルスライドギヤと、前記ハウジングに支持さ
れると共に前記ドライブギヤを支持するノブ部材と、こ
のノブ部材の回転操作で前記マニュアルスライドギヤを
軸方向移動可能なカム機構と、前記マニュアルスライド
ギヤの前記連動を遮断する方向へ付勢づる付勢手段とを
備える構成どした。
[作用]
ノブ部材を回転操作するとカムn構を介してマニュアル
スライドギヤが付勢手段に抗して移動しハウジングとド
ライブギA7どを連動させる。ぞして、ドライブギヤの
センタリングはノブ部材が行う。
スライドギヤが付勢手段に抗して移動しハウジングとド
ライブギA7どを連動させる。ぞして、ドライブギヤの
センタリングはノブ部材が行う。
[実施例コ
本発明のハブ・クラッチの一実施例を第1図(イ)ない
し第2図の図面を参照しながら説明する。
し第2図の図面を参照しながら説明する。
内周部にギA2部1を持ら、図外のホイールハブにフラ
ンジ面3をボルトで固定された筒状のハウジング5に対
し、同心かつ回転自在にベアリング7を介して中心部に
配設支持されたドライブギヤ9がある。ドライブギA’
9は外周面にスプライン11を施してあり、内周部に
はドライブシャツ1〜13がスプライン15を介して嵌
入されていて一体回転する。
ンジ面3をボルトで固定された筒状のハウジング5に対
し、同心かつ回転自在にベアリング7を介して中心部に
配設支持されたドライブギヤ9がある。ドライブギA’
9は外周面にスプライン11を施してあり、内周部に
はドライブシャツ1〜13がスプライン15を介して嵌
入されていて一体回転する。
ハウジング5の内周のギヤ部1に対して、外周にスライ
ド可能に係合する同形のギヤ部17を持ち、内周にドラ
イブギヤ9のスプライン11とスライド可能に係合する
スプライン19を持つリンク状の第1スライドギヤ21
が配設されている。
ド可能に係合する同形のギヤ部17を持ち、内周にドラ
イブギヤ9のスプライン11とスライド可能に係合する
スプライン19を持つリンク状の第1スライドギヤ21
が配設されている。
この第1スライドギヤ21をドライブレ1フフト13の
駆動トルクでもって軸方向移動させる駆動手段23がハ
ウジング5内に設けられている。駆動手段23はドライ
ブギヤ9に軸方向位置決めされてスプライン係合された
回転係止爪25付きのリング27と、その外周に配設8
れている軸方向V字状凹凸形のカム35aと前記リング
27の回転係止爪25と係合する係止爪36とを持っだ
円錐1!N擦面33 +Jさ内輪35が設けられている
。
駆動トルクでもって軸方向移動させる駆動手段23がハ
ウジング5内に設けられている。駆動手段23はドライ
ブギヤ9に軸方向位置決めされてスプライン係合された
回転係止爪25付きのリング27と、その外周に配設8
れている軸方向V字状凹凸形のカム35aと前記リング
27の回転係止爪25と係合する係止爪36とを持っだ
円錐1!N擦面33 +Jさ内輪35が設けられている
。
更に図外の固定系に軸方向位置を決められて回転結合さ
れ、軸方向V字状凹凸形のカム41a、付きでOff記
摩1察而33に対面する円錐摩擦面39付ぎ外輪41が
配設されて摩擦面33.39でブレーキ機構となる。前
記内輪35.外輪41の側方に前記両カム35a、41
aに対応するV字状凹凸形のカムフォロア45aを軸方
向に持ち、内周がドライブギヤ9にスプライン係合する
2状断面のスライドリング45が配置され、前記内輪3
5、外輪41と前記スライドリング45.とて第1カム
機構30を構成している。
れ、軸方向V字状凹凸形のカム41a、付きでOff記
摩1察而33に対面する円錐摩擦面39付ぎ外輪41が
配設されて摩擦面33.39でブレーキ機構となる。前
記内輪35.外輪41の側方に前記両カム35a、41
aに対応するV字状凹凸形のカムフォロア45aを軸方
向に持ち、内周がドライブギヤ9にスプライン係合する
2状断面のスライドリング45が配置され、前記内輪3
5、外輪41と前記スライドリング45.とて第1カム
機構30を構成している。
前記スライドリング45の側面に一方の側端部が接して
、外周はハウジング5の内周のギヤ部1に係合し、第1
スライドギヤ21の外側端を先端部の爪60で係止する
形態のリテーナ47が設けられている。このリテーナ4
7の内周には第スライドギヤ21を軸方向外方に押圧づ
る第1スプリング49.ドライブギヤ9とスライドリン
グ45との間を拡張押圧する第2スプリング51がそれ
ぞれ介装されている。以上に述べたリング27ないし第
2スプリング51の各部材でしって駆動手段23が構成
されている。
、外周はハウジング5の内周のギヤ部1に係合し、第1
スライドギヤ21の外側端を先端部の爪60で係止する
形態のリテーナ47が設けられている。このリテーナ4
7の内周には第スライドギヤ21を軸方向外方に押圧づ
る第1スプリング49.ドライブギヤ9とスライドリン
グ45との間を拡張押圧する第2スプリング51がそれ
ぞれ介装されている。以上に述べたリング27ないし第
2スプリング51の各部材でしって駆動手段23が構成
されている。
次に第1スライドギヤ21とハウジング5の外側端部5
3との間にマニュアル操作用としての第2スライドギヤ
55が配設されている。第2スライドギヤ55は第1ス
ライドギヤ21と同様、ハウジング5の内周ギヤ部1に
スライド可能に係合する外周ギヤ部57を持ち、ドライ
ブギヤ9のスプライン11と軸方向移動により係合可能
なスプライン5つを内周に持ったリング状のギヤである
。
3との間にマニュアル操作用としての第2スライドギヤ
55が配設されている。第2スライドギヤ55は第1ス
ライドギヤ21と同様、ハウジング5の内周ギヤ部1に
スライド可能に係合する外周ギヤ部57を持ち、ドライ
ブギヤ9のスプライン11と軸方向移動により係合可能
なスプライン5つを内周に持ったリング状のギヤである
。
この第2スライドギヤ55と前記第1スライドギヤ21
との間には外周付近に付勢手段として朗間用第3スプリ
ング63が介装されており、通常の使用状態つまりマニ
ュアル操作によるロックを必要としない状態では第2ス
ライドギセ55はハウジング外側端部53内面に最接近
して保持されている。この第2スライドギr55のハウ
ジング外側端部53側には内周部に後部ノブ部材に設け
られたカム69と係合する爪部61が形成されたリング
状のカムリング60が配設されている。
との間には外周付近に付勢手段として朗間用第3スプリ
ング63が介装されており、通常の使用状態つまりマニ
ュアル操作によるロックを必要としない状態では第2ス
ライドギセ55はハウジング外側端部53内面に最接近
して保持されている。この第2スライドギr55のハウ
ジング外側端部53側には内周部に後部ノブ部材に設け
られたカム69と係合する爪部61が形成されたリング
状のカムリング60が配設されている。
このカムリング60に対面する形でハウジング外側端部
53の内周部にノブ部材65がハウジング5外方から回
動操作可能に配設されている。ノブ部材65は内側中心
部と前記ベアリング7に支持され、外周はハウジング外
側端部53の孔部にシール部材67を介して水密状態に
接している。
53の内周部にノブ部材65がハウジング5外方から回
動操作可能に配設されている。ノブ部材65は内側中心
部と前記ベアリング7に支持され、外周はハウジング外
側端部53の孔部にシール部材67を介して水密状態に
接している。
ノブ部材65の内側面は第2スライドギヤ55を移動さ
せるカムリング60の爪部61に当接する軸方向にV字
状に突出したカム69がカムImの一方として配設され
ている。又外側面は円形凹所とされておりその外周部に
舌片71が設けられていてこの舌片71を手で回すこと
によりノブ部材65の回動操作を行なう。
せるカムリング60の爪部61に当接する軸方向にV字
状に突出したカム69がカムImの一方として配設され
ている。又外側面は円形凹所とされておりその外周部に
舌片71が設けられていてこの舌片71を手で回すこと
によりノブ部材65の回動操作を行なう。
以上のように構成した本発明の一実施例に係るハブクラ
ッチはドライブシャフト13に駆動トルクが入力される
と従来のこの種のハブクラッチと同様に第2図(イ)(
ロ)に示ツように第1スライドギ鬼721が回転係合し
てドライブギヤ9とハウジング5とはロックされ動力伝
達が行われる。
ッチはドライブシャフト13に駆動トルクが入力される
と従来のこの種のハブクラッチと同様に第2図(イ)(
ロ)に示ツように第1スライドギ鬼721が回転係合し
てドライブギヤ9とハウジング5とはロックされ動力伝
達が行われる。
すなわちドライブギヤ9上の駆動手段31が次のように
動作1′る。
動作1′る。
まず第1図(イ)に承り状態、つまり第1スライドギヤ
21が係合していない状態からドライブシャフト13に
エンジンからの駆動力が伝達されると、ドライブギヤ1
3とスライドリング45が一体回転を開始し、内輪35
.外輪41に設けられたカム35a、41aと、スライ
ドリング45に設けられたカムフォロア45a間には、
軸方向へのスラスト力が発生し、スライドリング45は
各カム面35a、41aに沿って軸方向−外方(図中右
側)へ移動する。
21が係合していない状態からドライブシャフト13に
エンジンからの駆動力が伝達されると、ドライブギヤ1
3とスライドリング45が一体回転を開始し、内輪35
.外輪41に設けられたカム35a、41aと、スライ
ドリング45に設けられたカムフォロア45a間には、
軸方向へのスラスト力が発生し、スライドリング45は
各カム面35a、41aに沿って軸方向−外方(図中右
側)へ移動する。
この移動で第1スプリング49を圧縮し、その反発力で
第1スライドギヤ21を図面右方向に移動させる。これ
でハウジング5とドライブギヤ9とが第1スライドギヤ
21を介して係合され両者間にトルク伝達が行われる。
第1スライドギヤ21を図面右方向に移動させる。これ
でハウジング5とドライブギヤ9とが第1スライドギヤ
21を介して係合され両者間にトルク伝達が行われる。
次に4輪駆動から2輪駆動状態にする場合には車両をい
ままでとは逆方向にわずかに移動さUることにより前記
各部材は逆に動作り−る。すなわち第2スプリング51
の拡開力によってカムフォロア45aは各カム面35a
、41aに沿って軸方向内方へ移動して、カム内に落ち
込み、第1図(イ)のように初めの位置に後帰し、第1
スライドギヤ21の係合も解除されドライブギヤ9とハ
ウジング5とのロックが解放され2輪駆動状態となる。
ままでとは逆方向にわずかに移動さUることにより前記
各部材は逆に動作り−る。すなわち第2スプリング51
の拡開力によってカムフォロア45aは各カム面35a
、41aに沿って軸方向内方へ移動して、カム内に落ち
込み、第1図(イ)のように初めの位置に後帰し、第1
スライドギヤ21の係合も解除されドライブギヤ9とハ
ウジング5とのロックが解放され2輪駆動状態となる。
次に第1図(イ)に示Jこの状態において、車輪が泥地
に落ち込んで迅速な4輪駆動が得たいときにはハウジン
グ外側端部53のノブ部材65を回動操作する。これで
カム69.カムリング60の爪部61を介して第2スラ
イドギヤ55が第3スプリング63に抗して図面右側に
軸方向移動する。そして第2スライドギヤ55がハウジ
ング5のギヤ部1とドライブギヤ9のスプライン11に
係合し両者がロック状態となる。これで車両が動かなく
とも直ちに4輪駆動状態にできる。
に落ち込んで迅速な4輪駆動が得たいときにはハウジン
グ外側端部53のノブ部材65を回動操作する。これで
カム69.カムリング60の爪部61を介して第2スラ
イドギヤ55が第3スプリング63に抗して図面右側に
軸方向移動する。そして第2スライドギヤ55がハウジ
ング5のギヤ部1とドライブギヤ9のスプライン11に
係合し両者がロック状態となる。これで車両が動かなく
とも直ちに4輪駆動状態にできる。
なお、2輪駆動状態にする場合にはノブ部材65を逆方
向に回動すると前記と逆にカム69によるロック状態保
持力がなくなり、第3スプリング63が伸張し第2スラ
イドギヤ55は図面右側に軸方向移動プる。これでハウ
ジング5とドライブギヤ9との係合が解除され、つまり
ロックが解放されて2輪駆動状態となる。
向に回動すると前記と逆にカム69によるロック状態保
持力がなくなり、第3スプリング63が伸張し第2スラ
イドギヤ55は図面右側に軸方向移動プる。これでハウ
ジング5とドライブギヤ9との係合が解除され、つまり
ロックが解放されて2輪駆動状態となる。
本発明のハブクラッチは前記一実施例に限定されず種々
の変形が可能である。例えば第2スプリングと第3スプ
リングを共用するようにして、スプリングを第2スライ
ドギヤ55とリテーナ47の第1スライドギヤ21保持
部50との間に設けることも可能である。又、ブレーキ
機構を多板式クラッチやバンドブレーキ等にしたものに
も適用できる。又前記第1スライドギヤに対する軸方向
移動用の駆動手段は前記実施例以外にも様々の形式のも
のがあるが、それらの地形式の駆動手段を用いたハブ・
クラッチにも容易に適用できる。
の変形が可能である。例えば第2スプリングと第3スプ
リングを共用するようにして、スプリングを第2スライ
ドギヤ55とリテーナ47の第1スライドギヤ21保持
部50との間に設けることも可能である。又、ブレーキ
機構を多板式クラッチやバンドブレーキ等にしたものに
も適用できる。又前記第1スライドギヤに対する軸方向
移動用の駆動手段は前記実施例以外にも様々の形式のも
のがあるが、それらの地形式の駆動手段を用いたハブ・
クラッチにも容易に適用できる。
[効果]
以上の説明で明らかなように、本発明のハブクラッチに
よれば、ノブ部材のマニュアル操作で確実なハブロック
状態が達成でき、悪路からの脱出も円滑にできる。又、
ノブ部材でドライブギヤをセンタリングするようにした
からセンタリング部分とマニュアルスライドギVとを軸
方向にオーバーラツプさせることができ、コンパクト化
を図ることができる。
よれば、ノブ部材のマニュアル操作で確実なハブロック
状態が達成でき、悪路からの脱出も円滑にできる。又、
ノブ部材でドライブギヤをセンタリングするようにした
からセンタリング部分とマニュアルスライドギVとを軸
方向にオーバーラツプさせることができ、コンパクト化
を図ることができる。
第1図(イ)は本発明の装置の一実施例の縦断面図、第
1図(ロ)は第1図(イ)での第1カム機構の説明図、
第1図(ハ)は第1図(イ)の第2カムi構説明図、第
2図(イ〉 (ロ)は第1図の第1カム機惜説明図であ
り、(イ)はフリ一時、(ロ)はロック時を示す。 主要な図面符号の説明 5・・・ハウジング 9・・・ドライブギヤ 13・・・ドライブシャフト 30・・・カム機構 21・・・第1スライドギヤ 55・・・第2スライドギヤ(マニュアルスライドギ6
0・・・カムリング 63・・・第3スプリング(付勢手段)65・・・ノブ
部材 61.69・・・カム機構 特許出願人 栃木冨土産業株式会社 代理人 弁理士 三 好 保 男 −−−一。 +’17.汗゛−2゜ 一、、、、、、l、・・ 5・ハウジング 9・・・ドライブギr 13・・・ドライブシャフト 30・・・カム1構 21・・・第1スライドギヤ 55・・・第2スライドギヤ(マニュアルスライヤ) 60・・・hムリング 63・・・13スプリング(付勢手段)65・・・ノブ
部材 61.69・・・カム灘構 第 1 図(イ) 第1図(ハ) 第 1 図(ロ)(X−X断面) 第2図(イ) 第2 図(ロ)
1図(ロ)は第1図(イ)での第1カム機構の説明図、
第1図(ハ)は第1図(イ)の第2カムi構説明図、第
2図(イ〉 (ロ)は第1図の第1カム機惜説明図であ
り、(イ)はフリ一時、(ロ)はロック時を示す。 主要な図面符号の説明 5・・・ハウジング 9・・・ドライブギヤ 13・・・ドライブシャフト 30・・・カム機構 21・・・第1スライドギヤ 55・・・第2スライドギヤ(マニュアルスライドギ6
0・・・カムリング 63・・・第3スプリング(付勢手段)65・・・ノブ
部材 61.69・・・カム機構 特許出願人 栃木冨土産業株式会社 代理人 弁理士 三 好 保 男 −−−一。 +’17.汗゛−2゜ 一、、、、、、l、・・ 5・ハウジング 9・・・ドライブギr 13・・・ドライブシャフト 30・・・カム1構 21・・・第1スライドギヤ 55・・・第2スライドギヤ(マニュアルスライヤ) 60・・・hムリング 63・・・13スプリング(付勢手段)65・・・ノブ
部材 61.69・・・カム灘構 第 1 図(イ) 第1図(ハ) 第 1 図(ロ)(X−X断面) 第2図(イ) 第2 図(ロ)
Claims (1)
- ドライブシャフトの駆動に基づきカム機構を用いてスラ
イドギヤを移動させることにより、ハブホイール側のハ
ウジングとドライブシャフト側のドライブギヤとの連動
を自動的に断続するハブクラッチにおいて、軸方向移動
で前記断続を行なうマニュアルスライドギヤと、前記ハ
ウジングに支持されると共に前記ドライブギヤを支持す
るノブ部材と、このノブ部材の回転操作で前記マニュア
ルスライドギヤを軸方向移動可能なカム機構と前記マニ
ュアルスライドギヤの前記連動を遮断する方向へ付勢す
る付勢手段とを備えたことを特徴とするハブクラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3913786A JPS62198527A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | ハブクラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3913786A JPS62198527A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | ハブクラツチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62198527A true JPS62198527A (ja) | 1987-09-02 |
Family
ID=12544716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3913786A Pending JPS62198527A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | ハブクラツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62198527A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01218927A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-01 | Aisin Seiki Co Ltd | フリーホィールハブ装置 |
US5520272A (en) * | 1994-04-28 | 1996-05-28 | Warn Industries, Inc. | Combination manual-automatic hub lock |
US5597058A (en) * | 1994-04-28 | 1997-01-28 | Ewer; Fred L. | Hub lock for vehicle |
JP2010513801A (ja) * | 2006-12-19 | 2010-04-30 | アイディン キーヴァンルー | 結合可能なコンポーネントセット |
-
1986
- 1986-02-26 JP JP3913786A patent/JPS62198527A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01218927A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-01 | Aisin Seiki Co Ltd | フリーホィールハブ装置 |
US5520272A (en) * | 1994-04-28 | 1996-05-28 | Warn Industries, Inc. | Combination manual-automatic hub lock |
US5597058A (en) * | 1994-04-28 | 1997-01-28 | Ewer; Fred L. | Hub lock for vehicle |
JP2010513801A (ja) * | 2006-12-19 | 2010-04-30 | アイディン キーヴァンルー | 結合可能なコンポーネントセット |
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