JP2718887B2 - グリコシド基を有する有機珪素化合物、その製法及びこの化合物から成る界面活性剤 - Google Patents

グリコシド基を有する有機珪素化合物、その製法及びこの化合物から成る界面活性剤

Info

Publication number
JP2718887B2
JP2718887B2 JP6026865A JP2686594A JP2718887B2 JP 2718887 B2 JP2718887 B2 JP 2718887B2 JP 6026865 A JP6026865 A JP 6026865A JP 2686594 A JP2686594 A JP 2686594A JP 2718887 B2 JP2718887 B2 JP 2718887B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organosilicon compound
glycoside
group
compound
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6026865A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06316590A (ja
Inventor
ザイプカ ヨハン
ヴィンマー フランツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacker Chemie AG
Original Assignee
Wacker Chemie AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wacker Chemie AG filed Critical Wacker Chemie AG
Publication of JPH06316590A publication Critical patent/JPH06316590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2718887B2 publication Critical patent/JP2718887B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/02Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
    • C07H15/04Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H23/00Compounds containing boron, silicon, or a metal, e.g. chelates, vitamin B12
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/38Polysiloxanes modified by chemical after-treatment

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グリコシド基を有する
有機珪素化合物、その製法並びにこれを含有する界面活
性剤に関する。
【0002】
【従来の技術】アルキル(ポリ)グリコシド及びアルキ
ルポリアルコキシアルキルグリコシド及びその界面活性
剤、乳化剤及び発泡安定剤としての使用は既に公知であ
る。例えば、米国特許第3219656A号明細書(Rohm & Ha
as Co.;1965年11月23日交付)、米国特許第4950743A
号明細書(Henkel KGaA;1990年8月21日)及び西ドイ
ツ特許第39257846A号明細書(Huels AG;1991年2月14
日交付)又は相応する米国特許第5133897号明細書(199
2年7月28日交付)を参照にされたい。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、式:
【0004】
【化3】 R 3−xSiO−[(SiRRO)−(SiRO)−SiR3−x (III)
【0005】[式中、Rは同一又は異なるものであって
よく、水素原子又は有機基を表わし、Rは同一又は異
なるものであってよく、式: Z−(RO)c−R− (II) (式中、Zは単糖類単位1〜10個から成るグリコシド
基を表わし、Rは同一又は異なるものであってよく、
アルキレン基を表わし、cは0又は1〜2の数であり、
はアルキレンを表わす)の基を表わし、mは同一又
は異なるものであってよく、0又は1〜200の数であ
り、nは同一又は異なるものであってよく、0又は1〜
1000の数であり、xは0又は1であり、yは0又は
1〜1200の数であり、その際、式(III)の化合
物は、R少なくとも1個を有する]の単位から成る、
グリコシド基を有する有機珪素化合物である。
【0006】基Rには、有利には炭素原子1〜18個を
有する場合により置換された炭化水素基が該当するが、
その際、炭素原子1〜4個を有するアルキル基、特にメ
チル基が特に有利である。
【0007】基Rの例は、アルキル基、例えばメチル
−、エチル−、n−プロピル−、イソ−プロピル−、n
−ブチル−、イソ−ブチル−、t−ブチル−、n−ペン
チル−、イソ−ペンチル−、ネオ−ペンチル−、t−ペ
ンチル基、ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基、ヘプチ
ル基、例えばn−ヘプチル基、オクチル基、例えばn−
オクチル基及びイソ−オクチル基、例えば2,2,4−
トリメチルペンチル基、ノニル基、例えばn−ノニル
基、デシル基、例えばn−デシル基、ドデシル基、例え
ばn−ドデシル基、オクタデシル基、例えばn−オクタ
デシル基;アルケニル基、例えばビニル−、アリル−、
n−5−ヘキセニル−、4−ビニルシクロヘキシル−及
び3−ノルボルネニル基;シクロアルキル基、例えばシ
クロペンチル−、シクロヘキシル−、4−エチルシクロ
ヘキシル−、シクロヘプチル基、ノルボルニル基及びメ
チルシクロヘキシル基;アリール基、例えばフェニル
−、ビフェニリル−、ナフチル−及びアンスリール−及
びフェナンスリール基;アルカリール基、例えばo−、
m−、p−トリル基、キシリル基及びエチルフェニル
基;アラルキル基、例えばベンジル基、α−及びβ−フ
ェニルエチル基である。
【0008】グリコシド基Zが形成されうる単糖類の例
は、ヘキソース及びペントース、例えばグルコース、フ
ルクトース、ガラクトース、マンノース、タロース、ア
ロース、アルトロース、イドース、アラビノース、キシ
ロース、リキソース及びリボースであり、その際グルコ
ースが特に有利である。
【0009】アルキレン基の例は、メチレン−、エチレ
ン−、プロピレン−、ブチレン−、ペンチレン−、ヘキ
シレン−、ヘプチレン−、オクチレン−、ノニレン−、
デシレン−及びオクタデシレン基である。
【0010】基R2には、有利にはエチレン基及び1,
2−プロピレン基が該当し、その際、エチレン基が特に
有利である。
【0011】基R3には、有利には炭素原子2〜20個
を有する直鎖のアルキレン基が該当し、炭素原子2〜8
個を有する直鎖のアルキレン基が特に有利であり、n−
プロピレン基が更に特に有利である。
【0012】基R1の例は、
【0013】
【化4】
【0014】[式中、G2はグルコース単位2個から生
成されたグリコシド基を表わす]である。
【0015】基R1には、有利にはG-CH2CH2CH
2-、G-(CH2CH2O)-CH2CH2CH2-、G2-CH
2CH2CH2-及びG2-(CH2CH2O)-CH2CH2
2-が該当し、その際、G-(CH2CH2O)-CH2
2CH2-及びG2-(CH2CH2O)-CH2CH2CH2-
が特に有利であり、Gはグリコシド基(C6116-)
を表わし、G2はグリコシド単位2個から生成されたグ
リコシド基を表わす。
【0016】有利には本発明によるグリコシド基を有す
る有機珪素化合物には、式:
【0017】
【化5】
【0018】[式中、R及びR1は前記のものを表わ
し、mは同一又は異なるものであってよく、0又は1〜
200の数、有利には0又は1〜100の数、特に有利
には0又は1〜50までの数であり、nは同一又は異な
るものであってよく、0又は1〜1000の数、有利に
は0又は1〜500の数、特に有利には0又は1〜10
0までの数であり、xは0又は1であり、yは0又は1
〜1200の数、有利には0又は1〜600の数、特に
有利には0又は1〜100までの数である]のようなも
のが該当するが、その際式(III)の化合物は基R1
少なくとも1個を有する。
【0019】式(III)のグリコシド基を有する有機
珪素化合物中でmが平均して0とは異なる場合には、x
は有利には0を表わす。
【0020】式(III)のグリコシド基を有する有機
珪素化合物中でxが平均して0とは異なる場合には、m
は有利には0を表わす。
【0021】式(III)により記載されていないが、
ジオルガノシロキサン単位の10モル%はその他のシロ
キサン単位、例えばRSiO3/2−、R1SiO3/2−及
び/又はSiO4/2−単位により代えられていてもよ
く、その際R及びR1は前記したものを表す。
【0022】本発明による、グリコシド基を有する有機
珪素化合物は種々の方法により製造することができる。
【0023】方法1 本発明のその他の目的は、本発明によるグリコシド基を
有する有機珪素化合物の製法であり、これは、第1工程
で単-及び/又は少糖類(1)を式: HO-(R2O)c-R4 (IV) [式中、R2は同一又は異なるものであってよく、アル
キレン基を表わし、cはO又は1〜20の数、有利には
0又は1〜15の数、特に有利には0又は1〜4の数で
あり、R4はアルケニル基を表わす]の化合物(2)と
反応させ、第2工程で第1工程で得られたグリコシドを
式:
【0024】
【化6】
【0025】[R5は同一又は異なるものであってよ
く、有機基を表しわし、dは0、1、2又は3であり、
eは0、1、2又は3であるが、その際d及びeから成
る合計は3以下であり、式(V)の単位から成る有機珪
素化合物はSi結合水素原子少なくとも1個を有する]
の単位から成るSi結合水素を有する有機珪素化合物
(3)と反応させることを特徴とする。
【0026】サッカライド(1)の例は、単糖類で前記
した例、サクロース、ラクトース、マルトース及びラフ
ィノース並びにその水和物であるが、その際、本発明に
よる方法1の第1工程で特に有利にはグルコース又はグ
ルコース一水和物を使用する。
【0027】有利には基R4には、ω−アルケニル基、
例えばビニル−、アリル−、3−ブテニル−及び3−メ
チル−3−ブテニル基が該当し、その際アリル基が有利
である。
【0028】化合物(2)の例は、
【0029】
【化7】
【0030】HO-(CH2CH2O)-CH2CH=CH2
が有利であり、並びにHO-CH2CH=CH2及びHO-
(CH2CH2O)-CH2CH=CH2が特に有利である。
【0031】本発明による方法1の第2工程で使用され
る有機珪素化合物(3)には、α−ヒドロゲンオルガノ
ポリシロキサン及びα,ω−ジヒドロゲンオルガノポリ
シロキサン、例えば
【0032】
【化8】
【0033】並びにα,ω−トリオルガニルシロキシ基
及びSi−結合水素を有するオルガノポリシロキサン、
例えば
【0034】
【化9】
【0035】が該当するが、その際、H-Si(CH3
2-O-Si(CH33及び(CH33SiO-SiHCH
3O-Si(CH33が特に有利である。
【0036】基R5の例はRで前記した例である。
【0037】本発明による方法1の第1工程で使用され
るサッカライド(1)対化合物(2)のモル比は有利に
は1:1〜1:4であり、特に有利には1:2〜1:3
である。
【0038】本発明による方法1の第1工程は有利には
有機又は無機酸の存在で実施する。
【0039】この種の酸の例は、無機酸、例えばHC
l、H2SO4及びH3PO4及び有機酸、例えば酢酸、蟻
酸、プロピオン酸、p−トルエンスルホン酸、メタンス
ルホン酸、トリフルオルメタンスルホン酸、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸であり、その際特に有利にはp−トル
エンスルホン酸及びトリフルオルメタンスルホン酸を使
用する。
【0040】本発明による方法1で酸は、サッカライド
(1)の全重量に対して有利には0.05〜5.0重量
%、特に有利には0.5〜2.0重量%の量で使用す
る。
【0041】所望の場合には、酸を水及び/又は有機溶
剤と混合して添加することができる。
【0042】本発明による方法1の第1工程は、温度有
利には85〜120℃、特に有利には95〜110℃及
び圧力有利には20〜150ヘクトパスカル、特に有利
には50〜120ヘクトパスカルで実施する。
【0043】第1工程の反応終了後、有利には酸を中和
し、過剰の化合物(2)を公知の方法で、例えば蒸留に
より除去するが、その際所望により、過剰の化合物
(2)の蒸留の前に、反応混合物に化合物(2)より高
い沸点を有する有機溶剤を添加することができる。
【0044】本発明による方法1の第1工程で酸を中和
するために使用される塩基の例は、水酸化アルカリ、例
えば水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム、アルカリシ
リコネート、アミン、例えばメチルアミン、ジメチルア
ミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミ
ン及びn−ブチルアミン、アンモニウム化合物、例えば
テトラメチルアンモニウムヒドロキシドであり、その際
水酸化ナトリウムが特に有利である。
【0045】所望により、塩基を水及び/又は有機溶剤
と混合して添加することができる。
【0046】本発明の方法1の第1工程で得られたアル
ケニルグリコシドを、次いで第2工程で有機珪素化合物
(3)と、Si結合水素を脂肪族炭素−炭素−多重結合
へ付加するために公知の方法で、反応させる。
【0047】本発明による方法1の第2工程では、アル
ケニルグリコシド対有機珪素化合物(3)のモル比は、
1:1〜1:2、特に有利には1:1〜1:1.5であ
る。
【0048】第2工程の反応は有利には、Si結合水素
の脂肪族多重結合への付加を促進する触媒の存在で実施
する。
【0049】Si結合水素の脂肪族二重結合への付加を
促進する触媒としては、これまでSi結合水素の脂肪族
二重結合への付加を促進するために使用することのでき
た触媒を使用することができる。触媒には、有利には白
金金属群からの金属又は白金金属群からの化合物又は錯
体が該当する。
【0050】この種の触媒の例は、担体、例えば二酸化
珪素、酸化アルミニウム又は活性炭上に存在していてよ
い金属性及び細分状白金、白金の化合物又は錯体、例え
ばハロゲン化白金、例えばPtCl4、H2PtCl6
6H2O、Na2PtCl4・4H2O、白金-オレフィン-
錯体、白金-アルコール-錯体、白金-アルコラート-錯
体、白金-エーテル-錯体、白金-アルデヒド-錯体、H2
PtCl6・6H2Oとシクロヘキサノンからの反応生成
物を含めて白金−ケトン−錯体、白金−ビニルシロキサ
ン錯体、例えば、検出可能な無機結合ハロゲン含量を有
する又は有さない白金−1,3−ジビニル−1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサン錯体、ビス(γ−ピ
コリン)−白金ジクロリド、トリメチレンジピリジン白
金ジクロリド、ジシクロペンタジエン白金ジクロリド、
ジメチルスルホキシドエチレン白金−(II)−ジクロ
リド、シクロオクタジエン−白金ジクロリド、ノルボル
ナジエン−白金ジクロリド、γ−ピコリン−白金ジクロ
リド、シクロペンタジエン−白金ジクロリド並びに四塩
化白金とオレフィン及び第一アミン又は第二アミン又は
第一及び第二アミンとの反応生成物、例えば1−オクテ
ン中に溶解させた四塩化白金と第二ブチルアミンとの反
応生成物であるが、その際PtCl4、H2PtCl6
6H2O及び白金−オレフィン−錯体が有利であり、H2
PtCl6・6H2Oが特に有利に使用される。
【0051】触媒は有利には、各々元素の白金として計
算し、アルケニルグリコシド及び有機珪素化合物(3)
の全重量に対して、0.1〜1000重量ppm、有利
には1〜50重量ppm(100万重量部当りの重量
部)の量で使用する。
【0052】本発明による方法1の第2工程の反応は、
有利には圧力900〜1100ヘクトパスカル及び温度
50〜150℃、特に有利には80〜140℃で実施す
る。
【0053】本発明による方法1の第2工程は有機溶剤
の存在で実施してもよいし、有機溶剤なしに実施しても
よいが、その際有利には第1工程で製造したアルケニル
グリコシドを部分的に、有利には全部溶解するようなも
のが該当する。
【0054】場合により使用される溶剤の例は、トルエ
ン、キシレン及びイソプロパノールであり、その際トル
エン及びイソプロパノールが特に有利である。
【0055】本発明による方法1では、有利には溶剤を
使用しない。
【0056】本発明による方法1の有利な態様によれ
ば、第1工程でグルコース一水和物及び化合物(2)、
特にHOCH2CH2OCH2CH=CH2から成る混合物
を減圧下で約100℃に加熱し、酸、特にp−トルエン
スルホン酸を加え、反応させるが、その際揮発性成分を
蒸留により除去し、並びに第2工程で第1工程で得られ
たアルケニルグリコシドを有機珪素化合物(2)と触媒
の存在で反応させる。
【0057】本発明による方法1は、実施が簡単であ
り、非常に高い収率が達成されるという利点を有する。
更に方法1は、場合により使用される溶剤並びに揮発性
成分を蒸留による後処理によって回収し、再び使用する
ことができるという利点を有する。
【0058】方法2 本発明による、グリコシド基を有する有機珪素化合物を
製造するためのその他の方法は、先ず化合物(2)を有
機珪素化合物(3)と反応させ、引き続きこうして得ら
れたヒドロキシアルキル官能性有機珪素化合物をサッカ
ライド(1)と反応させることであるが、しかしこれは
有利ではない。
【0059】本発明のその他の目的は、本発明による、
グリコシド基を有する有機珪素化合物の製法であるが、
これは第1工程で化合物(2)を有機珪素化合物(3)
と反応させ、次いで第2工程で第1工程で得られた有機
珪素化合物をサッカライソ(1)と反応させることを特
徴とする。
【0060】サッカライド(1)、化合物(2)及び有
機珪素化合物(3)の例、有利な及び特に有利な種類
は、方法1で記載の例、有利な及び特に有利な種類であ
る。
【0061】本発明による方法2の第1工程は、有利に
は、Si結合水素の脂肪族炭素−炭素−多重結合への付
加を促進する触媒の存在で実施する。触媒の例、有利な
及び特に有利な種類は、方法1で記載の例、有利な及び
特に有利な種類である。
【0062】触媒は有利には、各々元素の白金として計
算し、化合物(2)及び有機珪素化合物(3)の全重量
に対して、0.1〜1000重量ppm、有利には1〜
50重量ppmの量で使用する。
【0063】本発明による方法2の第1工程では、化合
物(2)対有機珪素化合物(3)のモル比は有利には
1:1〜1:2、特に有利には1:1〜1:1.5であ
る。
【0064】本発明による方法2の第1工程の反応は、
有利には圧力900〜1100ヘクトパスカル及び温度
50〜150℃、特に有利には80〜140℃で実施す
る。
【0065】本発明による方法2の第1工程は有機溶剤
の存在で実施してもよいし、有機溶剤なしに実施しても
よいが、その際方法1で前記した有機溶剤を使用するこ
とができる。有利には方法2の第1工程では有機溶剤を
使用しない。
【0066】第1工程の反応終了後に、有利には過剰の
化合物(2)を公知方法で、例えば蒸留により除去する
が、その際、所望により、過剰の化合物(2)の蒸留の
前に反応混合物に、化合物(2)より高い沸点を有する
有機溶剤を添加することができる。
【0067】本発明による方法2の第1工程で得られた
有機珪素化合物を次いで第2工程でサッカライドと反応
させる。
【0068】本発明による方法2の第2工程で、使用さ
れるサッカライド(1)対第1工程で製造される有機珪
素化合物のモル比は有利には1:1〜1:3、特に有利
には1:1〜1:2である。
【0069】本発明による方法2の第2工程は、有利に
は有機又は無機酸の存在で実施する。
【0070】使用される酸の例及び特に有利な種類は、
方法1で記載した例及び特に有利な種類である。
【0071】本発明による方法2で、酸は有利にはサッ
カライド(1)の全重量に対して0.05〜5.0重量
%、特に有利には0.5〜2.0重量%の量で使用す
る。
【0072】本発明による方法2の第2工程は、温度有
利には85〜120℃、特に有利には95〜110℃で
及び圧力有利には20〜200ヘクトパスカル、特に有
利には50〜150ヘクトパスカルで実施する。
【0073】第2工程の反応終了後、有利には酸を中和
し、本発明による有機珪素化合物を単離する。
【0074】酸を中和するために、方法1で記載の全て
の塩基を使用することができる。
【0075】方法2と同じく方法1で使用される成分
は、各々一種類のこの種の成分であってもよいし、2種
類のこの種の成分から成る混合物であってもよい。
【0076】本発明による方法1及び2により製造され
る、グリコシド基を有する有機珪素化合物は、各々異な
る異性体形の混合物であり、同時にα−及びβ−グリコ
シド結合で存在することができる。
【0077】本発明によるグリコシド基を有する有機珪
素化合物は、その他の有機珪素化合物と非常に良好に相
溶性であり、従って例えばオルガノポリシロキサンを含
有する組成物中に使用するために好適である。更に、本
発明による有機珪素化合物は、完全に生物学的に分解可
能であるという利点を有する。更に、本発明による、グ
リコシド基を有する有機珪素化合物は、気泡安定性並び
に発泡性作用を有し、湿潤剤として使用することができ
る。
【0078】本発明による、グリコシド基を有する有機
珪素化合物は、これまでアルキル(ポリ)グリコシドを
使用した全ての目的に使用することができる。即ち、本
発明による、グリコシド基を有する有機珪素化合物は特
に界面活性剤として使用することができる。その際、本
発明による化合物がその他の界面活性剤と非常に良好に
相溶性であることは特に有利であると実証された。本発
明による物質はその穏和な界面活性作用により、化粧及
び製薬的用途に極めて好適である。本発明による、グリ
コシド基を有する有機珪素化合物それ自体及びその水溶
液は、強力に発泡するので、洗浄剤用の添加物として非
常に好適である。更に、本発明による有機珪素化合物は
合成及び天然の油並びにワックス用の乳化剤として使用
することができる。
【0079】下記の実施例で、他に記載のない限り部は
重量部であり、%は重量%である。更に全ての粘度記載
は温度25℃に関する。他に記載のない限り、下記実施
例は周囲の大気の圧力、即ち約1000ヘクトパスカル
で及び室温、即ち約20℃で又は反応成分を混合する際
に室温で付加的な加熱又は冷却なしに調整される温度で
実施した。
【0080】例1 A)アルケニルグリコシドIの製造 HO-CH2CH2O-CH2CH=CH2(下記では“アル
キルグリコール”と呼ぶ)153gをグルコース1水和
物99gと混合し、圧力60ヘクトパスカル及び温度6
5℃で先ず1時間、次いで圧力60ヘクトパスカル及び
温度100℃で15分間攪拌し、その際同時に蒸留する
(溜出物:水/アリルグリコール−混合物9.5g)。
引き続き、p−トルエンスルホン酸1.0g、水0.4
g及びアリルグリコール0.6gから成る溶液2.0g
を添加し、圧力90ヘクトパスカル及び温度100℃で
3〜4時間、混合物が透明になるまで攪拌するが、その
際同時に蒸留する(溜出物:水/アリルグリコール−混
合物14g)。そこで透明な混合物を30%NaOH水
溶液1.0gで中和し、次いで圧力1ヘクトパスカル及
び温度110℃でもう一度蒸留する。100℃で粘液性
の、室温で個体のガラス様生成物が得られる。1H−N
MRにより、ほぼ100%の収率及び1.5の平均グリ
コシド化度が測定される。
【0081】前記アルケニルグリコシド43.4gを8
0℃に加熱し、イソプロパノール99g中のH2PtC
6・6H2Oの溶液(溶液の白金含量:38ppm)
0.14gを加え、15分間以内にヒドロゲンペンタメ
チルジシロキサン51.8gを滴加するが、その際温度
は100℃に上昇する。引き続き混合物を1時間80℃
で攪拌し、次いで圧力1ヘクトパスカル及び60℃で蒸
留する。平均式: H(C61051,5-O-CH2CH2O-CH2-CH2-C
2-Si(CH32-O-Si(CH33 の化合物が得られるが、これは80℃で粘液性で透明
で、室温で個体である。
【0082】例2 例1A)に記載のアルケニルグリコシドI56.0gを
80℃に加熱し、イソプロパノール99g中のH2Pt
Cl6・6H2Oの溶液(溶液の白金含量:38ppm)
0.33gを加え、45分間以内にシロキシ単位60個
及びSi−結合水素含量0.12%を有するトリメチル
シリル基を末端基としたジメチル/メチルヒドロゲンポ
リシロキサン166.6gを滴加するが、その際温度は
100℃に上昇する。引き続き混合物を1時間80℃で
攪拌し、次いで圧力1ヘクトパスカル及び60℃で蒸留
する。トリメチルシリル基を末端基としたジオルガノポ
リシロキサン215gが得られるが、これはジオルガノ
シロキシ基としてジメチルシロキサン基の他に平均式: H(C61051,5-O-CH2CH2O-CH2-CH2-C
2-SiCH= の単位を有する。得られたオルガノポリシロキサンは8
0℃で粘液性、室温で個体である。
【0083】例3 B)ヒドロキシアルキル官能性ジシロキサンの製造 アリルグリコール153g及びイソプロパノール99g
中のHPtCl6・6H2O1gの溶液(溶液の白金含
量:38ppm)0.72gを加え、攪拌下で80℃に
加熱し、1〜1.5時間の間にヒドロゲンペンタメチル
ジシロキサン329.6gを滴加するが、その際、温度
は110℃に上昇する。引き続き混合物を1時間80℃
で攪拌し、次いで圧力1ヘクトパスカル及び100℃で
蒸留する。ほぼ無色の、透明な粘度9mm2/秒の油状
物が得られる。
【0084】前記のヒドロキシアルキル官能性ジシロキ
サン150gをグルコース一水和物39.6gと混合
し、圧力65ヘクトパスカル及び温度60℃で先ず1時
間、次いで圧力65ヘクトパスカル及び温度100℃で
15分間攪拌するが、その際、同時に蒸留する(蒸留
物:水2.5g)。引き続き、p−トルエンスルホン酸
0.75g、水0.3g及び前記のヒドロキシアルキル
官能性ジシロキサン0.45gから成る溶液1.5gを
添加し、圧力90ヘクトパスカル及び温度100℃で5
時間攪拌する(蒸留物:水37g)。こうして得られた
混合物を濾過する。個体57gが得られ、これは50%
まで平均式: H(C61051,5-O-CH2CH2O-CH2-CH2-C
2-Si(CH32-O-Si(CH33 の化合物及び50%まで純粋な多糖類から成る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−186596(JP,A) 特開 平6−145023(JP,A) 特開 平3−101691(JP,A) J.FLUORINE CHEM., 59〜2!(1992)P.185−192 MAT.RES.SOC.SYMP. PROC.,174(1990)P.277−288 TETRAHEDORON.LET T.,31〜15!(1990)P.2197−2700

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: 【化1】 R 3−xSiO−[(SiRRO)−(SiRO)n]−SiR3−x (III)[式中、Rは同一又は異なるものであってよく、水素原
    子又は置換されていてもよい炭素原子数1〜18個を有
    する炭化水素基を表わし、R は同一又は異なるもので
    あってよく、式: Z−(R O) −R − (II) (式中、Zは単糖類単位1〜10個から成るグリコシド
    基を表わし、R は同一又は異なるものであってよく、
    アルキレン基を表わし、cは0又は1〜20の数であ
    り、R はアルキレン基を表わす)の基を表わし、mは
    同一又は異なるものであってよく、0又は1〜200の
    数であり、nは同一又は異なるものであってよく、0又
    は1〜1000の数であり、xは0又は1であり、yは
    0又は1〜1200の数であり、その際、式(III)
    の化合物は基R 少なくとも1個を有する]の単位から
    成る、グリコシド基を有する有機珪素化合物。
  2. 【請求項2】 式(III)中のmが平均して0とは異
    なる場合に、xは0である、請求項1に記載のグリコシ
    ド基を有する有機珪素化合物。
  3. 【請求項3】 式(III)中のxが平均して0とは異
    なる場合に、mは0である、請求項1に記載のグリコシ
    ド基を有する有機珪素化合物。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    グリコシド基を有する有機珪素化合物を製造するに当
    り、 第1工程で糖類及び/又は少糖類(1)を、式: HO−(RO)−R (IV) [式中、Rは同一又は異なるものであってよく、アル
    キレン基を表わし、cはO又は1〜20の数であり、R
    はアルケニル基を表わす]の化合物(2)と反応さ
    せ、 第2工程で第1工程で得られたグリコシドを、式: 【化2】 [式中、R5は同一又は異なるものであってよく、置換
    されていてもよい炭素原子数1〜18個を有する炭化水
    基を表わし、dは0、1、2又は3であり、eは0、
    1、2又は3であり、その際、d及びeから成る合計は
    3以下であり、式(V)の単位から成る有機珪素化合物
    、1分子当りSi結合水素原子少なくとも1個を有す
    る]の単位から成るSi結合水素を有する有機珪素化合
    物(3)と反応させることを特徴とする、グリコシド基
    を有する有機珪素化合物の製法。
  5. 【請求項5】 単糖類及び/又は少糖類として、グルコ
    ース又はグルコース・1水和物を使用する、請求項4に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    グリコシド基を有する有機珪素化合物を製造するに当
    り、第1工程で化合物(2)を有機珪素化合物(3)
    と反応させ、次いで第2工程で第1工程で得られた
    有機珪素化合物をサッカライド(1)と反応させること
    を特徴とする、グリコシド基を有する有機珪素化合物の
    製法。
  7. 【請求項7】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    グリコシド基を有する有機珪素化合物又は請求項又は
    項のいずれか1項に記載の方法により製造され
    リコシド基を有する有機珪素化合物から成る、界面活性
    剤。
JP6026865A 1993-02-26 1994-02-24 グリコシド基を有する有機珪素化合物、その製法及びこの化合物から成る界面活性剤 Expired - Lifetime JP2718887B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4306041A DE4306041A1 (de) 1993-02-26 1993-02-26 Glycosidreste aufweisende Organosiliciumverbindungen und Verfahren zu deren Herstellung
DE4306041.2 1993-02-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06316590A JPH06316590A (ja) 1994-11-15
JP2718887B2 true JP2718887B2 (ja) 1998-02-25

Family

ID=6481453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6026865A Expired - Lifetime JP2718887B2 (ja) 1993-02-26 1994-02-24 グリコシド基を有する有機珪素化合物、その製法及びこの化合物から成る界面活性剤

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5831080A (ja)
EP (1) EP0612759B1 (ja)
JP (1) JP2718887B2 (ja)
AT (1) ATE143666T1 (ja)
CA (1) CA2114922C (ja)
DE (2) DE4306041A1 (ja)
ES (1) ES2092345T3 (ja)

Families Citing this family (68)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4440186A1 (de) 1994-11-10 1996-05-15 Wacker Chemie Gmbh Verfahren zur Gewinnung von Zellstoff
US6001140A (en) 1996-04-04 1999-12-14 Witco Corporation Diesel fuel and lubricating oil antifoams and methods of use
US6093222A (en) * 1996-04-04 2000-07-25 Ck Witco Corporation Diesel fuel antifoam composition
DE19633453C2 (de) * 1996-08-20 1998-07-02 Evt Energie & Verfahrenstech Verfahren und Feuerungssystem zum Verbrennen von staubförmigem Brennstoff
FR2753901B1 (fr) * 1996-09-30 2001-03-09 Oreal Utilisation d'un polydimethylsiloxane a groupements glucosides comme agent hydratant dans une composition composition cosmetique ou dermatologique
DE19710461A1 (de) 1997-03-13 1998-09-17 Wacker Chemie Gmbh Farbstoffreste aufweisende Organopolysiloxane
DE19719122C2 (de) * 1997-05-07 1999-04-22 Henkel Kgaa Kosmetische und/oder pharmazeutische Zubereitungen
DE19719121C1 (de) * 1997-05-07 1998-07-16 Henkel Kgaa Haarbehandlungsmittel
KR100281513B1 (ko) * 1997-05-22 2001-02-15 울프 크라스텐센, 스트라쎄 로텐베르그 특히 당 라디칼 또는 당유도체인 폴리하이드록시오가닐 라디칼 및 폴리옥시 알킬렌 라디칼로 구성되는 오카노 폴리실록산
DE19727030A1 (de) * 1997-06-25 1999-01-07 Henkel Kgaa Alkyl- und/oder Alkenyloligoglykosidsiliconether
DE19807044A1 (de) * 1998-02-19 1999-08-26 Wacker Chemie Gmbh Organosiliciumverbindungen mit polyhydroxyfunktionellen Kohlenwasserstoffresten, deren Herstellung und Verwendung
JP3514422B2 (ja) * 1998-06-05 2004-03-31 信越化学工業株式会社 シロキサングラフト多糖類誘導体の製造方法及びそれを用いた化粧料
DE19854186A1 (de) 1998-11-24 2000-05-25 Wacker Chemie Gmbh Grenzflächenaktive Organosiliciumverbindungen
EP1077233A3 (de) 1999-08-19 2001-08-16 Wacker-Chemie GmbH Trennmittel gegen bituminöse Stoffe
US6376635B1 (en) * 1999-11-15 2002-04-23 Dow Corning Toray Silicon Co., Ltd. Oligosiloxane and method of preparing same
FR2807318B1 (fr) * 2000-04-05 2005-06-24 Pharmascience Lab LAIT ECRAN SOLAIRE Ti+Fe+ZnO
DE10022077A1 (de) 2000-05-06 2001-11-08 Henkel Kgaa Kosmetisches Mittel enthaltend 2-Furanonderivate
DE10113446A1 (de) 2001-03-19 2002-09-26 Schwarzkopf Gmbh Hans Haarbehandlungsmittel mit Betainen
DE10218730A1 (de) * 2002-04-26 2003-11-20 Wacker Chemie Gmbh O/W-Emulsion
CA2495944C (en) * 2002-08-16 2011-02-22 Dow Corning Corporation Enzyme catalyzed organosilicon carbohydrates
DE10238818A1 (de) 2002-08-23 2004-03-04 Wacker-Chemie Gmbh Cyclodextrinreste aufweisende Organosiliciumverbindungen
DE10307115A1 (de) * 2003-02-19 2004-09-02 Hans Schwarzkopf & Henkel Gmbh & Co. Kg Haarbehandlungsmittel mit optimaler Produktleistung
DE10307116A1 (de) * 2003-02-19 2004-09-02 Hans Schwarzkopf & Henkel Gmbh & Co. Kg Haarbehandlungsmittel mit neuartiger Wirkstoffkombination
DE10354259A1 (de) 2003-11-20 2005-06-09 Wacker-Chemie Gmbh Verfahren zur Herstellung von Carbonylreste-aufweisenden Organosiliciumverbindungen
EP1729853B1 (de) * 2004-02-27 2010-04-07 Henkel AG & Co. KGaA Verwendung kationischer stärkederivate zum farberhalt
FR2867480B1 (fr) * 2004-03-10 2008-08-08 Rhodia Chimie Sa Polymere greffe comprenant un squelette polyorganosiloxane et des motifs glycoside
WO2005115319A1 (de) 2004-05-18 2005-12-08 Hans Schwarzkopf & Henkel Gmbh & Co. Kg Stylingmittel für glätteisen
DE102004045274A1 (de) 2004-09-16 2006-03-23 Henkel Kgaa Wirkstoffgemisch zur Behandlung keratinischer Fasern
DE102004062428A1 (de) 2004-12-20 2006-07-06 Henkel Kgaa Haarfarbveränderndes Shampoo
EP1833918B1 (en) * 2004-12-23 2011-09-28 Dow Corning Corporation Crosslinkable saccharide-siloxane compositions, and networks, coatings and articles formed therefrom
JP5122444B2 (ja) 2005-05-23 2013-01-16 ダウ・コーニング・コーポレイション サッカリド−シロキサンコポリマーを含むパーソナルケア組成物
DE102005038359A1 (de) 2005-08-11 2007-02-15 Henkel Kgaa Amaranthsamenöl in Haarbehandlungsmitteln
GB0518059D0 (en) * 2005-09-06 2005-10-12 Dow Corning Delivery system for releasing active ingredients
WO2007084266A2 (en) * 2006-01-19 2007-07-26 Dow Corning Corporation Silicone adhesive for adhesion to wet surfaces
KR101460980B1 (ko) * 2006-05-23 2014-11-13 다우 코닝 코포레이션 활성제를 전달하기 위한 신규한 실리콘막 형성제
WO2008046763A1 (en) * 2006-10-20 2008-04-24 L'oreal Cosmetic composition comprising a siloxane-saccharide copolymer
KR101547343B1 (ko) * 2007-02-20 2015-08-28 다우 코닝 코포레이션 수소결합 폴리오가노실록세인을 기반으로 하는 충전물 처리제
DE102007013144A1 (de) 2007-03-15 2008-09-18 Henkel Ag & Co. Kgaa Haarbehandlungsmittel mit Antischuppenwirkung
DE112008000839T5 (de) 2007-03-30 2010-02-18 Nof Corp. Zucker-Alkohol-modifizierte Organpolysiloxanverbindung und Verfahren zur Herstellung derselben
DE102007016708A1 (de) 2007-04-04 2008-10-09 Henkel Ag & Co. Kgaa Stabilisierung tensidhaltiger Mittel
DE102007036499A1 (de) 2007-08-01 2009-02-05 Henkel Ag & Co. Kgaa Naturkosmetisches Haarbehandlungsmittel
DE102007037428A1 (de) 2007-08-08 2009-02-12 Henkel Ag & Co. Kgaa Haarbehandlungsmittel zur Volumensteigerung
DE102007037432A1 (de) 2007-08-08 2009-02-12 Henkel Ag & Co. Kgaa Enzymatische Aufhellung keratinischer Fasern
DE102007042286A1 (de) 2007-09-06 2009-03-12 Henkel Ag & Co. Kgaa Färbemittel mit Naturfarbstoffen und 1,3-Dihydroxyaceton
DE102007046628A1 (de) 2007-09-27 2009-04-02 Henkel Ag & Co. Kgaa Haarfärbeverfahren mit oxidativer Vorbehandlung
DE102009009004A1 (de) 2008-02-18 2009-09-17 Seaquist Perfect Dispensing Gmbh Abgabevorrichtung mit einem kosmetischen Fluid
US8691248B2 (en) 2008-03-11 2014-04-08 Mary Kay Inc. Stable three-phased emulsions
DE102008032179A1 (de) 2008-07-09 2010-01-21 Henkel Ag & Co. Kgaa Rinse-off-Produkte mit Benefit-Wirkung auf die Haut
DE102008036073A1 (de) 2008-08-04 2010-02-11 Henkel Ag & Co. Kgaa Reinigungsmittel mit Terpolymer
DE102009031432A1 (de) 2009-07-01 2011-01-05 Henkel Ag & Co. Kgaa Kompaktes Haarspray
WO2012027073A1 (en) 2010-08-23 2012-03-01 Dow Corning Corporation Saccharide siloxanes stable in aqueous environments and methods for the preparation and use of such saccharide siloxanes
WO2012027144A1 (en) * 2010-08-23 2012-03-01 Dow Corning Corporation Emulsions containing saccharide siloxane copolymer emulsifiers and methods for their preparation and use
DE102011053304A1 (de) 2011-09-06 2013-03-07 Universität Zu Köln Siloxanhaltiger Feuerlöschschaum
JP6313540B2 (ja) 2011-12-27 2018-04-18 東レ・ダウコーニング株式会社 ジグリセリン誘導体変性シリコーン、それを含有してなる油中水型エマルション用乳化剤、外用剤および化粧料
JP6105920B2 (ja) 2011-12-27 2017-03-29 東レ・ダウコーニング株式会社 共変性オルガノポリシロキサン、それを含有してなる油中水型エマルション用乳化剤、外用剤および化粧料
WO2013109523A1 (en) 2012-01-18 2013-07-25 Dow Corning Corporation Methods of making saccharide siloxane copolymers
DE102012212010A1 (de) 2012-07-10 2014-01-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Kosmetisches Hitzeschutzmittel
JP6063197B2 (ja) 2012-10-02 2017-01-18 東レ・ダウコーニング株式会社 新規な共変性オルガノポリシロキサン、それを含有してなる粉体処理剤および粉体組成物
DE102013102239A1 (de) * 2013-03-06 2014-09-11 Universität Zu Köln Carbosilanhaltiger Feuerlöschschaum
DE102013226252A1 (de) * 2013-12-17 2015-06-18 Wacker Chemie Ag Glycosidreste aufweisende Organopolysiloxangele
WO2015162904A1 (ja) 2014-04-21 2015-10-29 東レ・ダウコーニング株式会社 液状の高純度糖誘導体変性シリコーン又はその組成物の製造方法
JP6394948B2 (ja) * 2014-07-31 2018-09-26 日油株式会社 シリコーン変性剤、界面活性剤および乳化組成物
DE102014218864A1 (de) 2014-09-19 2016-03-24 Wacker Chemie Ag Zusammensetzungen von Aminosiloxanen und Metallalkoxiden
JP2016079242A (ja) * 2014-10-14 2016-05-16 ナガセケムテックス株式会社 自己組織化能を有する化合物、自己組織化パターン形成用材料、及び、自己組織化した薄膜の製造方法
DE102014220912A1 (de) 2014-10-15 2016-04-21 Wacker Chemie Ag Zusammensetzungen von Aminosiloxanen, Alkoxysiliciumverbindungen und Metallcarboxylaten
DE102015222976A1 (de) 2015-11-20 2017-05-24 Henkel Ag & Co. Kgaa Haarpflegemittel enthaltend Caseinhydrolysat zur Verbesserung der Haarstruktur
CN107126380A (zh) 2016-02-29 2017-09-05 瓦克化学公司 烷基糖苷改性聚硅氧烷在纯油体系个人护理产品的应用
US20230331919A1 (en) 2020-09-24 2023-10-19 Wacker Chemie Ag Method for producing hydrophilic organopolysiloxane gels

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3219656A (en) * 1963-08-12 1965-11-23 Rohm & Haas Alkylpolyalkoxyalkyl glucosides and process of preparation therefor
US3707535A (en) * 1969-07-24 1972-12-26 Atlas Chem Ind Process for preparing mono- and polyglycosides
US3839318A (en) * 1970-09-27 1974-10-01 Rohm & Haas Process for preparation of alkyl glucosides and alkyl oligosaccharides
US4950743A (en) * 1987-07-29 1990-08-21 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Process for preparation of alkylglycosides
EP0348705A3 (de) * 1988-06-29 1991-02-27 Akademie der Wissenschaften der DDR Organophile Doppelringkieselsäurederivate mit käfigartigen Strukturen, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
DE3837397A1 (de) * 1988-11-03 1990-05-10 Wacker Chemie Gmbh Neue organooligosilsesquioxane
US5071978A (en) * 1989-06-05 1991-12-10 Aqualon Company Silated polysaccharide process
US4992538A (en) * 1989-06-05 1991-02-12 Aqualon Company Silated polysaccharides
DE3925846A1 (de) * 1989-08-04 1991-02-14 Huels Chemische Werke Ag Emulgatoren zur herstellung von lagerstabilen, waessrigen polysiloxan- bzw. polysiloxan-paraffinoel-emulsionen
DE3929866A1 (de) * 1989-09-08 1991-03-21 Bayer Ag Spaltbare tenside, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung
JP2923309B2 (ja) * 1989-09-14 1999-07-26 和光純薬工業株式会社 ガングリオシド類
AT393509B (de) * 1990-01-24 1991-11-11 Greber Gerd Verfahren zur herstellung neuer hydrophiler silan- und siloxanderivate und nach diesem verfahren hergestellte produkte
CA2039564A1 (en) * 1990-04-10 1991-10-11 James R. Rasmussen Oligosaccharide compounds and preparation thereof
GB9112989D0 (en) * 1991-06-17 1991-08-07 Genzyme Uk Ltd Preparation of oligosaccharide derivatives
JP3172787B2 (ja) * 1992-01-14 2001-06-04 日本精化株式会社 糖残基を有するオルガノシロキサン誘導体およびその製造方法
JP3229396B2 (ja) * 1992-11-04 2001-11-19 株式会社資生堂 撥水性化粧料

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
J.FLUORINE CHEM.,59〜2!(1992)P.185−192
MAT.RES.SOC.SYMP.PROC.,174(1990)P.277−288
TETRAHEDORON.LETT.,31〜15!(1990)P.2197−2700

Also Published As

Publication number Publication date
CA2114922A1 (en) 1994-08-27
JPH06316590A (ja) 1994-11-15
DE59400751D1 (de) 1996-11-07
DE4306041A1 (de) 1994-09-01
CA2114922C (en) 1999-12-28
EP0612759A1 (de) 1994-08-31
ATE143666T1 (de) 1996-10-15
US5831080A (en) 1998-11-03
EP0612759B1 (de) 1996-10-02
ES2092345T3 (es) 1996-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2718887B2 (ja) グリコシド基を有する有機珪素化合物、その製法及びこの化合物から成る界面活性剤
US5891977A (en) Organopolysiloxanes comprising polyhydroxyorganyl radicals and polyoxyalkylene radicals
US3296291A (en) Reaction of silanes with unsaturated olefinic compounds
JP3202736B2 (ja) 線状ポリエーテル−ポリシロキサン−コポリマー、その製法及び使用
US5221339A (en) Heat-conductive silicone oil compound
KR970707238A (ko) 작용성화 폴리오르가노실록산 및 그의 제법(functionalised polyorganosiloxanes and one method for preparing same)
US5523375A (en) Silicone polyether carboxylic acids
EP1453888B1 (en) Saccharide residue-functional organopolycarbosiloxanes and method for the preparation thereof
US3398174A (en) Method of synthesizing organosilicon compounds
JPH0770323A (ja) エステル基を有するオルガノポリシロキサン、その製法並びに有機系の消泡法又は脱ガス法
KR900012941A (ko) 선택적으로 모노히드로사일레이션 (monohydrosilation)된 노보넨 화합물과 그의 제조 방법 및 그로부터 제조된 중합체
JPH0611792B2 (ja) カルボキシ官能性シリコーン・グリコールの製造法
JP4732558B2 (ja) シロキサン−オキシアルキレンコポリマー類の製造方法
JP2002119840A (ja) 有機ケイ素系界面活性剤
JP4647766B2 (ja) SiH含有量の低い高分子量アルキルメチル−アルキルアリールシロキサン三元重合体及びその製造方法
JPH061919A (ja) オルガノポリシロキサン組成物
KR890002340A (ko) 폴리오르가노 실록산 조성물
JP2005179663A (ja) 有機ケイ素化合物の製造法
JPH05112650A (ja) アルケニル基を有する有機珪素化合物、その製法、該化合物を含有する組成物及び該組成物で得られた撥粘着性物質被覆
Haupt et al. Carbohydrate modified polydimethylsiloxanes. Part 1. Synthesis and characterization of carbohydrate silane and siloxane building blocks
US5274156A (en) Organosiloxane ethers
JP2841268B2 (ja) アミドベタイン変性オルガノ(ポリ)シロキサン及びその製造方法
US5151473A (en) Organopolysiloxanes containing sulfosuccinate groups
JPH0563495B2 (ja)
JPH0583091B2 (ja)