JP2716876B2 - フォークリフトの制御装置 - Google Patents

フォークリフトの制御装置

Info

Publication number
JP2716876B2
JP2716876B2 JP3068528A JP6852891A JP2716876B2 JP 2716876 B2 JP2716876 B2 JP 2716876B2 JP 3068528 A JP3068528 A JP 3068528A JP 6852891 A JP6852891 A JP 6852891A JP 2716876 B2 JP2716876 B2 JP 2716876B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lift cylinder
mast
control valve
lift
fork
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3068528A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04303395A (ja
Inventor
完治 青木
幸夫 内山
利幸 緑川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP3068528A priority Critical patent/JP2716876B2/ja
Priority to US07/853,070 priority patent/US5238086A/en
Priority to CA002063864A priority patent/CA2063864C/en
Priority to AU13169/92A priority patent/AU647897B2/en
Priority to DE69203514T priority patent/DE69203514T2/de
Priority to ES92302630T priority patent/ES2076007T3/es
Priority to EP92302630A priority patent/EP0509659B1/en
Priority to KR1019920005445A priority patent/KR920019663A/ko
Publication of JPH04303395A publication Critical patent/JPH04303395A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2716876B2 publication Critical patent/JP2716876B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/20Means for actuating or controlling masts, platforms, or forks
    • B66F9/24Electrical devices or systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/20Means for actuating or controlling masts, platforms, or forks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁油圧式で荷役作業
を操作できるフォークリフトの制御装置に関し、特に安
全に作業をできるように改良したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁油圧式に操作できるフォーク
リフトの制御装置としては、例えば図5に示すものが知
られている(実開昭60-107405 公報)。同図に示すよう
に油圧ポンプ101からの油圧は電磁比例制御弁102
と図示しないパワーステアリング用の制御弁(図示省
略)に分流されている。電磁比例制御弁102には、パ
イロット操作用の油室102aが形成され、この油室1
02aにはパイロットピストン102bが摺動自在に嵌
合されている。このパイロットピストン102bは、油
路を切り換えるスプール102cと連結している。パイ
ロットピストン102b及びスプール102cはそれぞ
れスプリング103a,103bに連結し、油圧のない
状態で中立位置に保持されている。パイロットピストン
102bの両側には、パイロット流入管路102d,1
02eがそれぞれ設けられている。パイロット流入管路
102d,102eは、電磁開閉弁102f,102g
を介してパワーステアリング用の油圧系と接続してい
る。従って、電磁開閉弁102f,102gを開閉する
ことにより、パイロットピストン102b及びスプール
102cが図中左右に移動する。スプール102cが移
動すると、このスプール102cを介して作業機シリン
ダ104に圧油が給排され、作業機シリンダ104が伸
縮する。スプール102cの移動位置により、作業機シ
リンダ104に給排される圧油の流量が調整され、その
昇降速度が調整される。作業機シリンダ104として
は、フォーク(図示省略)をマストに沿って昇降させる
リフトシリンダ、そのマストを傾斜させるチルトシリン
ダ等の各種のものが使用できる。
【0003】一方、電磁開閉弁102f,102gはコ
ントローラ105からの流量制御信号により、開閉が制
御される。コントローラ105は、作業機レバー106
からのレバー操作信号により流量制御信号を出力する。
作業機レバー106は、ポテンショメータを備えてお
り、傾き角度及び傾き方向に応じたレバー操作信号を出
力する。作業機レバー106は、中立位置では出力を出
さない。従って、作業機レバー106を操作すること
で、電磁開閉弁102f,102gを開閉して電磁比例
制御弁102から作業機シリンダ104に圧油が給排さ
れ、作業機シリンダ104が伸縮してフォークの昇降、
傾斜等が行われると共に作業機レバー106の傾き角度
を調整すると、作業機シリンダ104への圧油の流量が
調整され昇降速度等を自在に制御することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、フォークリフ
トにおいてはフォークの最大揚高を稼ぐためフルフリー
マストが採用されることが多くなっている。このフルフ
リーマストでは図6に示すように、アウタマスト2に対
してインナマスト3を上下に摺動自在に嵌着し、アウタ
マスト2に第二リフトシリンダ1を取付て、そのピスト
ンロッド1aの上端をインナマスト3の上端に結合して
いる。この為、第二リフトシリンダ1を油圧により伸縮
させると、アウタマスト2に対してインナマスト3が上
下に昇降する。インナマスト3にはフォーク4等よりな
る昇降部が摺動自在に組み付けられ、インナマスト3の
内部には第一リフトシリンダ24が内蔵されている。第
一リフトシリンダ24のピストンロッド24aの上端に
は滑車25が取り付けられており、フォーク4に一端の
連結されたチェーン26がその滑車25に巻き掛けられ
て、その他端はインナマスト3自体に連結されている。
従って、第一リフトシリンダ24を油圧により伸縮させ
て、そのピストンロッド24aの上端の滑車25を上下
に移動させることによりチェーン26を介してフォーク
をインナマスト3に対して昇降させることができる。イ
ンナマスト3でのフォークの昇降量、つまり、アウタマ
スト2による昇降量を含まない昇降量はフリーリフト量
と呼ばれる。尚、アウタマスト2は車体本体に傾斜可能
に取り付けられ、チルトシリンダにより前傾或いは後傾
される。
【0005】ここで、第一リフトシリンダ24、第二リ
フトシリンダ1の油室は連通している為、これらのリフ
トシリンダは連動して動作するが、その受圧面積の差に
より、常に第一のリフトシリンダ、第二のリフトシリン
ダの順で油圧により伸長するようになっている。即ち、
フォークを上げる場合において油圧を供給すると、先
ず、第一リフトシリンダ24を伸長してフォークがイン
ナマスト3に沿って上昇する。フォークがそのインナマ
スト3の上端まで上昇して、第一リフトシリンダ24が
それ以上伸長できなくなると油圧が増大する。その為、
今度は第二リフトシリンダ1が伸長してインナマスト3
がアウタマスト2に対して上昇させることになる。逆
に、フォークを下ろす場合には、第二リフトシリンダ
1、第一リフトシリンダ24の順で縮小する。このよう
なフルフリーマストを備えたフォークリフトでのフォー
クの最大揚高は、アウタマスト2でのインナマスト3の
昇降量にインナマスト3でのフォークの昇降量を積み重
ねた2段式であるので、このようなフォークリフトは高
所作業にも適しているが、比較的天井高さが制限される
場所、例えば、コンテナ内でも使用される場合がある。
【0006】しかし、このような比較的天井の低い場所
において、フルフリーマストを有するフォークを使用す
ると、誤ってインナマスト3をアウタマスト2に沿って
上昇させてしまい、天井にインナマスト3を衝突させる
虞があった。この為、天井を傷つけるだけでなく、運搬
中の荷物を落下させる危険性があった。この為、フォー
ク4がフリーリフト範囲内にあるか否かは、作業員が目
視にて確認していたが、暗い場所では誤認しやすく、ま
た、疲労により精度が低下していた。本発明は、上記従
来技術に鑑みて成されたものであり、フルフリーマスト
を有し電磁油圧式で荷役作業を操作できるフォークリフ
トの制御において、フリーリフト量の範囲内でフォーク
を昇降させることにより、天井の低い場所でも、安全に
作業を行える方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の第一の構成は作業機レバーからのレバー操作信号
に応じた流量制御信号を電磁比例制御弁へ出力するコン
トローラと、該コントローラからの流量制御信号に応じ
た圧油を第一リフトシリンダ及び第二リフトシリンダへ
給排する電磁比例制御弁と、前記電磁比例制御弁からの
圧油によりフォークをインナマストに対して昇降させる
第一のリフトシリンダ及び前記インナマストをアウタマ
ストに対して昇降させる第二のリフトシリンダとを有す
るフルフリーマストを備えたフォークリフトにおいて、
前記フォークの前記インナマストでの上限値である最大
フリーリフト量を検出するリミットスイッチを設けると
共に該リミットスイッチにより前記最大フリーリフト量
が検出されたら前記リフトシリンダへの圧油の供給を停
止させる流量制御信号を前記電磁制御弁へ出力する手段
を前記コントローラに設けたことを特徴とする。また、
上記目的を達成する本発明の第二の構成は作業機レバー
からのレバー操作信号に応じた流量制御信号を電磁比例
制御弁へ出力するコントローラと、該コントローラから
の流量制御信号に応じた圧油を第一リフトシリンダ及び
第二リフトシリンダへ給排する電磁比例制御弁と、前記
電磁比例制御弁からの圧油によりフォークをインナマス
トに対して昇降させる第一のリフトシリンダ及び前記イ
ンナマストをアウタマストに対して昇降させる第二のリ
フトシリンダとを有するフルフリーマストを備えたフォ
ークリフトにおいて、前記フォークの前記インナマスト
での上限値である最大フリーリフト量の一定前の位置を
検出するリミットスイッチを設けると共に該リミットス
イッチにより前記最大フリーリフト量の一定前の位置が
検出されたら前記リフトシリンダへの圧油の供給を一定
時間減速させて停止させる流量制御信号を前記電磁制御
弁へ出力する手段を前記コントローラに設けたことを特
徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明について、図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。図1〜図4に本発明の一実施
例を示す。図3は、本実施例に適用するフォークリフト
の一例を示す斜視図である。図3においては、一部簡略
して描いているが、そのフルフリーマストの構造は図6
に示すようになっている。即ち、左右一対のアウタマス
ト2にはインナマスト3が摺動自在に嵌着しており、ア
ウタマスト2には第二リフトシリンダ1がそれぞれ取り
付けられている。第二リフトシリンダ1のピストンロッ
ド1aはインナマスト3の上端に結合されており、第二
リフトシリンダ1に油圧を供給することで、インナマス
ト3はアウタマスト2に対して上下に昇降する。インナ
マスト3にはブラケット5及びフォーク4よりなる昇降
部が上下に摺動自在に支持されており、そのインナマス
ト3の内部には第一リフトシリンダ24が内蔵されてい
る。第一リフトシリンダ24のピストンロッド24aの
上端には滑車25が取り付けられており、ブラケット5
及びフォーク4に一端の連結されたチェーン26がその
滑車25に巻き掛けられて、その他端はインナマスト3
自体に連結されて、ブラケット5及びフォーク4はチェ
ーン26により懸架された状態となっている。従って、
第一リフトシリンダ24を油圧により伸縮させて、その
ピストンロッド24aの上端の滑車25を上下に移動さ
せることによりチェーン26を介してブラケット5及び
フォーク4をインナマスト3に対して昇降させることが
できる。ここで、図3中では省略しているが、インナマ
スト3の上端には、フォーク4のインナマスト3での上
限値である最大フリーリフト量を検出するリミットスイ
ッチ27が設けられている。また、アウタマスト2は車
体7に前後方向に傾斜可能に支持され、チルトシリンダ
8により鉛直方向から前傾或いは後傾することができ
る。従って、荷降ろしの場合には、アウタマスト2を前
傾してフォーク4の先端を下げることができ、荷上げの
場合及び荷物の運搬時にはアウタマスト2を後傾してフ
ォーク4の先端を上げて夫々の作業性を良好に保つとと
もに安全性も確保するようになっている。
【0009】作業機レバー9a,9bは、これらをオペ
レータが操作することにより、コントローラ10及び電
磁比例制御弁11を介して第一リフトシリンダ24、第
二リフトシリンダ1及びチルトシリンダ8の動作を制御
するものであり、緊急停止を行う為の安全スイッチ12
とともにジョイスティックボックス13に収納してあ
る。作業機レバー9c,9d,9eは各種のアタッチメ
ント、例えば、ロールクランプ、ベールクランプ等を取
り付けた場合に対処するものである。シートスイッチ1
4は運転席15にオペレータが座った時に動作するスイ
ッチで、その出力信号はコントローラ10に出力する。
図4は上記フォークリフトの制御装置の一例を示すブロ
ックである。同図に示すように、作業機レバー9a,9
bはポテンショメータで形成されており、電流値が操作
量に比例するレバー操作信号S1 をコントローラ10に
送出する。コントローラ10は、レバー操作信号S1
基づき電磁比例制御弁11のスプールの開度を調整する
流量制御信号S2 を送出する。電磁比例制御弁11は流
量制御信号S2 の大きさに比例してスプールを移動させ
て、油圧管路16を流れる圧油の流量を制御して第一リ
フトシリンダ24、第二リフトシリンダ1及びチルトシ
リンダ8の動作速度を作業機レバー9a,9bの操作量
に対応するように制御する。第一リフトシリンダ24、
第二リフトシリンダ1の油室は相互に連通しているた
め、第一リフトシリンダ24、第二リフトシリンダ1の
伸縮の動作は連動するようになっている。但し、その受
圧面積の差により、常に第一リフトシリンダ24が第二
リフトシリンダ1に先行して伸長するようになってい
る。縮小の場合は、その逆となる。
【0010】油圧センサ17は油圧管路16に配設して
あり、この油圧管路16の油圧を表す油圧信号S3 を送
出する。コントローラ10は油圧信号S3 を処理してリ
フトシリンダ1及びチルトシリンダ8に作用する負荷荷
重を演算する。更に、コントローラ10は、警告灯18
とともにコンソールボックス19に収めてあるスタータ
スイッチ20の投入により、バッテリ21から電力を供
給されて動作すると共に安全スイッチ12を操作したと
き及びシートスイッチ14が動作せず離席状態のときに
は流量制御信号S2 の電流値を零として電磁比例制御弁
11の開度を零とするように制御する。尚、図中、22
は油圧ポンプ、23は作動油源である。また、電磁比例
制御弁11、油圧管路16、油圧センサ17等の油圧系
部品は作業機レバー9a〜9eの数に対応した数だけ設
けてある。本実施例では、昇降及びチルト動作を行わせ
るべく昇降用及びチルト用の2個の作業機レバー9a,
9bを有しているので、2系統の油圧系を設けてもよ
い。
【0011】図1は本発明の一実施例に係るフォークリ
フト制御装置の要部を示すものである。即ち、コントロ
ーラ10は、CPU120、クロック発生部121、メ
モリ122、A/Dコンバータ123、インターフェー
ス124、電磁弁駆動回路125、電源回路126及び
バッテリ50等から構成されている。作業機レバー9a
から出力されるレバー操作信号S1及び油圧センサ17
から出力される検出信号は、A/Dコンバータ123に
よりデジタル信号に変換されてから、CPU120へ送
られる。リミットスイッチ27及び低天井選択スイッチ
28の投入信号はインターフェース124を介してCP
U120に送られる。低天井選択スイッチ28は、天井
の低い場合に選択するスイッチである。CPU120
は、メモリ122に記憶された各種のソフトウェアに記
述された機能を実現して各種の演算を行うものであり、
演算処理はクロック発生部121のクロックに同期す
る。CPU120の演算結果に基づいて電磁弁駆動回路
125が駆動されて、流量制御信号S2が電磁比例制御
弁11に出力される。
【0012】ここで、低天井選択スイッチ28が投入さ
れ、且つ、作業機レバー9aが上昇操作されると、CP
U120は、リミットスイッチ27が投入されるまで
は、第一リフトシリンダ24、第二リフトシリンダ1へ
の圧油を供給する為の流量制御信号S2を電磁比例制御
弁11に出力する。この流量制御信号S2に基づいて流
量制御弁11から供給される圧油により第一リフトシリ
ンダ24が伸長して、フォーク4が上昇する。しかし、
その後、フォーク4のインナマスト3での上限値、つま
り、図6(b)に示すように最大フリーリフト量に到達し
てリミットスイッチ11がONとなると、CPU120
は、第一リフトシリンダ24、第二リフトシリンダ1へ
の圧油の送給を停止するための流量制御信号S2を電磁
比例制御弁11に出力する。この為、インナマスト3は
アウタマスト2に沿って上昇することはなく、インナマ
スト3の上昇による、天井の損傷、荷物の落下等の事故
を防止できる。また、低天井選択スイッチ28が投入さ
れない場合には、作業機レバー9aが上昇操作される
と、CPU120は、第一リフトシリンダ24、第二リ
フトシリンダ1への圧油を供給する為の流量制御信号S
2を電磁比例制御弁11に出力する。この為、第一リフ
トシリンダ24、第二リフトシリンダ1が伸長してフォ
ークは図6(c)に示す最大揚高まで上昇する。この時、
リミットスイッチ27が投入されても無視される。
【0013】上記構成を有する本実施例では、図2に示
すフローチャートに従ってフォークリフトを制御する。
先ず、初期化を行った後、作業機レバーが中立か否かを
判定する。作業機レバーが中立の時には、電磁比例制御
弁11への出力値を0として、フォーク4を一定高さに
維持する中立制御を行う。作業機レバーが中立でなく倒
されいたときには、フォークを上昇させるリフト上昇制
御又はフォークを下降させるリフト下降制御を行う。上
昇制御の場合には、先ず、低天井選択スイッチ28がO
Nとなっているか否か判定し、低天井選択スイッチ28
がONとなっていれば、出力停止フラグがセットされて
いないことを確認する。そして、リミットスイッチ27
がONとなるまで、つまり、最大フリーリフト量が検出
されるまで、作業機レバーの操作値に応じた出力値を流
量制御信号を電磁比例制御弁11に出力する。しかし、
リミットスイッチ27がONとなり、図6(b)に示すよ
うに最大フリーリフト量が検出されると、出力停止フラ
グをセットし、そして、出力停止フラグがセットされて
いることを確認して、電磁流量制御弁11に対する流量
制御信号の出力を停止する。尚、低天井選択スイッチ2
8がOFFの場合には、通常通りのリフト上昇制御を行
い、第一リフトシリンダ24、第二リフトシリンダ1の
伸縮によりフォーク4を図6(c)に示す最大揚高まで上
昇させる。
【0014】尚、出力停止フラグをセットした後、出力
停止を出力する前に、フォーク4の上昇速度を減速させ
る制御を挿入すると、ゆっくり停止するので、操作感が
良くなる利点がある。この場合には、リミットスイッチ
27は最大フリーリフト量よりも一定前の位置を検出す
る必要がある。このように本実施例では、コンテナ等の
比較的天井の低い場所で作業する場合に、低天井選択ス
イッチ28を投入しておけば、インナマスト3がアウタ
マスト2に沿って上昇することがないので、インナマス
ト3の上昇による天井の損傷、荷物の落下等の事故を確
実に防止することができる。
【0015】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明の制御装置はフルフリーマストを備え
電磁油圧式で荷役作業を操作できるフォークリフトの制
御において、フリーリフト量の上限値をリミットスイッ
チで検出して、出力を停止するので、フリーリフト量の
範囲内でフォークを昇降させることにより、天井の低い
場所でも、安全に作業を行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフォークリフトの制御
装置の要部を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の工程を示すフローチャート
である。
【図3】本発明の適用されるフォークリフトの外観斜視
図である。
【図4】本発明の一実施例に係るフォークリフトの制御
装置の全体的構成を示すブロック線図である。
【図5】従来のフォークリフトの制御装置を示すブロッ
ク線図である。
【図6】フルフリーマストの構造に関し、同図(a)はフ
ォーク地上時、同図(b)は最大フリーリフト時、同図(c)
は最大揚高時を示すものである。
【符号の説明】
1 第二リフトシリンダ 1a ピストンロッド 2 アウタマスト 3 インナマスト 4 フォーク 5 ブラケット 10 コントローラ 11 電磁比例制御弁 14 シートスイッチ 16 油圧管路 17 油圧センサ 18 警告灯 19 コンソールボックス 20 スタータスイッチ 21 バッテリ 22 油圧ポンプ 23 作動油源 24 第一リフトシリンダ 24a ピストンロッド 25 滑車 26 チェーン 27 リミットスイッチ 28 低天井選択スイッチ 50 バッテリ 51 断線表示部 120 CPU 121 クロック発生部 122 メモリ 123 A/Dコンバータ 124 インターフェース 125 電磁弁駆動部 126 電源回路 S1 レバー操作信号 S2 流量制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 緑川 利幸 神奈川県相模原市田名3000番地 エム・ エイチ・アイさがみハイテック株式会社 内 (56)参考文献 実開 昭60−107405(JP,U) 実開 昭63−76793(JP,U) 実開 平2−139900(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機レバーからのレバー操作信号に応
    じた流量制御信号を電磁比例制御弁へ出力するコントロ
    ーラと、該コントローラからの流量制御信号に応じた圧
    油を第一リフトシリンダ及び第二リフトシリンダへ給排
    する電磁比例制御弁と、前記電磁比例制御弁からの圧油
    によりフォークをインナマストに対して昇降させる第一
    のリフトシリンダ及び前記インナマストをアウタマスト
    に対して昇降させる第二のリフトシリンダとを有するフ
    ルフリーマストを備えたフォークリフトにおいて、前記
    フォークの前記インナマストでの上限値である最大フリ
    ーリフト量を検出するリミットスイッチを設けると共に
    該リミットスイッチにより前記最大フリーリフト量が検
    出されたら前記リフトシリンダへの圧油の供給を停止さ
    せる流量制御信号を前記電磁制御弁へ出力する手段を前
    記コントローラに設けたことを特徴とするフォークリフ
    トの制御装置。
  2. 【請求項2】 作業機レバーからのレバー操作信号に応
    じた流量制御信号を電磁比例制御弁へ出力するコントロ
    ーラと、該コントローラからの流量制御信号に応じた圧
    油を第一リフトシリンダ及び第二リフトシリンダへ給排
    する電磁比例制御弁と、前記電磁比例制御弁からの圧油
    によりフォークをインナマストに対して昇降させる第一
    のリフトシリンダ及び前記インナマストをアウタマスト
    に対して昇降させる第二のリフトシリンダとを有するフ
    ルフリーマストを備えたフォークリフトにおいて、前記
    フォークの前記インナマストでの上限値である最大フリ
    ーリフト量の一定前の位置を検出するリミットスイッチ
    を設けると共に該リミットスイッチにより前記最大フリ
    ーリフト量の一定前の位置が検出されたら前記リフトシ
    リンダへの圧油の供給を一定時間減速させて停止させる
    流量制御信号を前記電磁制御弁へ出力する手段を前記コ
    ントローラに設けたことを特徴とするフォークリフトの
    制御装置。
JP3068528A 1991-04-01 1991-04-01 フォークリフトの制御装置 Expired - Fee Related JP2716876B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3068528A JP2716876B2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 フォークリフトの制御装置
US07/853,070 US5238086A (en) 1991-04-01 1992-03-17 Control device for forklift
CA002063864A CA2063864C (en) 1991-04-01 1992-03-24 Control device for forklift
AU13169/92A AU647897B2 (en) 1991-04-01 1992-03-25 A control device for forklift
DE69203514T DE69203514T2 (de) 1991-04-01 1992-03-26 Eine Hubeinrichtung mit Steuerung für Gabelstapler.
ES92302630T ES2076007T3 (es) 1991-04-01 1992-03-26 Dispositivo de elevacion con sistema de control para horquilla elevadora.
EP92302630A EP0509659B1 (en) 1991-04-01 1992-03-26 A lifting device with control system for a forklift
KR1019920005445A KR920019663A (ko) 1991-04-01 1992-04-01 포오크리프트의 제어장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3068528A JP2716876B2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 フォークリフトの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04303395A JPH04303395A (ja) 1992-10-27
JP2716876B2 true JP2716876B2 (ja) 1998-02-18

Family

ID=13376322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3068528A Expired - Fee Related JP2716876B2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 フォークリフトの制御装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5238086A (ja)
EP (1) EP0509659B1 (ja)
JP (1) JP2716876B2 (ja)
KR (1) KR920019663A (ja)
AU (1) AU647897B2 (ja)
CA (1) CA2063864C (ja)
DE (1) DE69203514T2 (ja)
ES (1) ES2076007T3 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5462136A (en) * 1994-03-03 1995-10-31 The Raymond Corporation Prevention of slack lift chains on a man-up lift truck
SE505606C2 (sv) * 1994-11-28 1997-09-22 Bt Ind Ab Anordning, vid en gaffeltruck, för dämpning av stötar och slag i lyftrörelsen
US5994650A (en) * 1996-03-28 1999-11-30 Bt Industries Ab Safety system for lift trucks
EP0866027B1 (en) * 1997-03-21 2004-05-26 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Hydraulic control apparatus for industrial vehicles
JPH10338491A (ja) * 1997-06-10 1998-12-22 Toyota Autom Loom Works Ltd フォークリフトの荷役用油圧装置
JP3309787B2 (ja) * 1997-11-28 2002-07-29 株式会社豊田自動織機 位置検出装置及びフォークリフト用揚高位置検出装置
AU705832B1 (en) * 1997-12-22 1999-06-03 Denis Kershaw Warning system for vehicles operating in confined spaces
USD427409S (en) * 1998-02-27 2000-06-27 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Forklift truck
JP2000109299A (ja) 1998-10-02 2000-04-18 Nippon Yusoki Co Ltd カウンタバランス型フォ−クリフトの荷役装置
DE10043185A1 (de) * 2000-09-01 2002-03-14 Still Wagner Gmbh & Co Kg Flurförderzeug mit einem Hubmast
US7344000B2 (en) * 2004-09-23 2008-03-18 Crown Equipment Corporation Electronically controlled valve for a materials handling vehicle
JP5353371B2 (ja) * 2008-05-26 2013-11-27 株式会社豊田自動織機 多段マスト式フォークリフトの荷重計測装置
US8777545B2 (en) * 2009-10-20 2014-07-15 Bright Coop, Inc. Free lift mast for truck mounted forklift
US9045321B2 (en) * 2010-01-15 2015-06-02 Recon Engineering, Inc. Load transport system and method
US8869944B2 (en) * 2010-03-01 2014-10-28 The Raymond Corporation Energy storage on an elevated platform and transfer method
MX337622B (es) 2011-02-16 2016-03-11 Crown Equip Corp Vehiculo de manejo de materiales que estima una velocidad de un ensamble movil a partir de una velocidad de motor de ascensor.
DE102012103364A1 (de) * 2011-08-23 2013-02-28 Still Gmbh Flurförderzeug mit Hubhöhenmessung
US9090432B2 (en) 2012-08-04 2015-07-28 Serverlift Corporation Lift with lifting mast collision control apparatus
US10018721B2 (en) * 2015-02-19 2018-07-10 Manitowoc Crane Companies, Llc Ruggedized packaging for linear distance measurement sensors
AU2016296471B2 (en) 2015-07-17 2021-10-28 Crown Equipment Corporation Processing device having a graphical user interface for industrial vehicle
EP3995944A1 (en) 2016-11-22 2022-05-11 Crown Equipment Corporation User interface device for industrial vehicle

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2554930A (en) * 1946-08-15 1951-05-29 Yale & Towne Mfg Co Lift truck
DE1174262B (de) * 1958-04-28 1964-07-16 Clark Equipment Co Hublader mit einem ausfahrbaren und neigbaren Hubmast
US3107750A (en) * 1962-04-23 1963-10-22 Lipton Products Ltd Load handling vehicles
DE1456892C3 (de) * 1966-05-06 1975-05-28 Steinbock Gmbh, 8052 Moosburg Teleskopmast-Hubantrieb für einen Hublader
GB1221645A (en) * 1967-06-26 1971-02-03 Lansing Bagnall Ltd Improvements in or relating to industrial trucks having a hydraulic circuit for performing a load handling operation
DK140887B (da) * 1975-04-30 1979-12-03 Islef & Hagen As Styresystem til selektiv indstilling af et forskydeligt organ.
GB2093217B (en) * 1981-02-17 1984-09-26 Komatsu Forklift Masted lift truck control systems
GB2099184B (en) * 1981-03-31 1985-06-05 Toyoda Automatic Loom Works Forklift control system
JPS60107405A (ja) * 1983-11-15 1985-06-12 Nissan Motor Co Ltd サスペンシヨン装置の防振機構

Also Published As

Publication number Publication date
KR920019663A (ko) 1992-11-19
EP0509659A1 (en) 1992-10-21
AU647897B2 (en) 1994-03-31
DE69203514D1 (de) 1995-08-24
DE69203514T2 (de) 1995-12-21
AU1316992A (en) 1992-10-08
EP0509659B1 (en) 1995-07-19
US5238086A (en) 1993-08-24
CA2063864C (en) 1995-05-02
ES2076007T3 (es) 1995-10-16
JPH04303395A (ja) 1992-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2716876B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JPH0756314Y2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2706378B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JPH05238686A (ja) フォークリフトの制御装置
JP2755839B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2706376B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2721753B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2923110B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2706375B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2706377B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JPH04303392A (ja) 産業車両の制御装置
JP2706381B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2706379B2 (ja) 作業機械の走行時での機能停止装置
JPH0761792A (ja) フォークリフトのチルト制御装置
JP2706374B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JPH04256698A (ja) フォークリフトの制御装置
JPH04256700A (ja) 断線時のソフト停止制御装置
JPH05116898A (ja) フオークリフトの制御装置
JP2716877B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JPH05238694A (ja) フォークリフトの制御装置
JP2000159499A (ja) フォークリフトトラックのチルト制御装置
JPH0756318Y2 (ja) フォークリフトの制御装置
JPH0756317Y2 (ja) フォークリフトの制御装置
JPH04256696A (ja) フォークリフトの制御装置
JP2000169099A (ja) フォークリフトトラックのチルト制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971007

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees