JP2716872B2 - 磁気記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体及びその製造方法Info
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Description
方法に関し、特に高密度記録用磁気記録テープの製造方
法に関する。
れている酸化鉄系微粉末、また近年その飽和磁化及び抗
磁力が高いゆえ磁気記録密度の向上、再生出力の向上を
目的に用いられている強磁性金属粉末などがある。強磁
性金属粉末を用いた磁気記録テープ(いわゆるメタルテ
ープ)は、従来の酸化鉄系テープに比し記録密度が高く
できることから、特にビデオ用途で近年実用化が本格的
になされてきた。メタルテープを使用してVTRを超小
型化してカメラと一体化した試作機も提案され実用化さ
れている。かかるシステムでは、記録密度は、現行のV
HS方式、β方式の2倍以上を前提としており、ヘッド
シリンダーの径を現行の約1/2とし、ヘッド/テープ
相対速度も約1/2となっている。それに伴い記録波長
も半分になり、1μ以下、約0.6μである。そのよう
な条件で録画再生にも画質が現行VHS/βシステムに
劣らないことが要求される。したがって同一条件で評価
した場合、CN比(FM搬送波を記録した場合の再生信
号出力/変調ノイズの比)で、対VHS/β用テープ+
6dB以上が必要とされている。
必要となり、それに伴う問題が生ずる。すなわち記録波
長の短波長化に伴い、テープの抗磁力(Hc)をある程
度高めておく必要がある。また、ヘッド/磁性層間の間
隙ロスも最小限に抑えるために磁性層の表面はできるだ
け平滑な方がよい。磁性層の表面を平滑にするために磁
性体粒子の分散度を高めたり、また表面形成を充分に行
なう必要がある。このことはノイズの低減化にも有効で
ある。さらに磁性体粒子の粒子サイズを小さくすること
はより一層効果的であり重要である。粒子サイズを小さ
くすると磁性層の耐久性は低下して、ヘッド目づまりを
起したり、VTRの静止画モードで短時間でヘッド目づ
まりが発生し出力が出なくなったり、磁性層表面がヘッ
ドで削られたりするという問題が発生する。また、VT
R小型化に伴いテープを薄くすることが要求されるが、
薄くすることによりカールしやすくなり、ヘッドの当り
が悪くなって充分な記録再生ができなくなる。
03224においては非磁性支持体上に強磁性金属粉末
とバインダーを含有する磁性層を有し、該強磁性金属粉
末の比表面積が35m2/gr以上、磁性層の表面粗さが
0.04μm以下、及び磁性層中残留溶剤量が30mg/
m2以下である磁気記録媒体が提案された。しかしなが
ら、このような提案においては前記欠点は解決されるが
達成された残留溶剤量は10mg/m2程度であった。こ
のような残量溶剤量では40℃80%RHでかつ500
回繰り返し走行のような厳しい条件下ではヘッド汚れや
DO(ドロップアウト)が十分ではなかった。
を向上し、ヘッド目詰まりを改善した磁気記録テープの
製造方法を提供することにある。
ために鋭意検討した結果、遠赤外加熱装置を用いること
によって効率よく残留溶剤量が除去できると共に得られ
た磁気記録媒体は40℃80%RH500回繰り返し走
行においてもヘッド汚れ、ドロップアウトが顕著に改良
されることがわかり本発明にいたった。 すなわち、本発
明は、金属磁性粉末と結合剤を含む磁性塗料を非磁性支
持体の一面上に塗布し、磁場配向しながら遠赤外加熱装
置を用いて乾燥し、次いでカレンダー処理することを特
徴とする、磁性層の残留溶剤量が5mg/m 2 以下であ
る磁気記録テープの製造方法を提供するものである。
乾燥することにより、磁性層の残留溶剤量を5mg/m2以
下とすることができ、このように残留溶剤量を極少量と
することにより金属磁性粉末と結合剤との結合が強化さ
れ、塗膜を可塑化することがないので磁性層の耐久性が
向上し、添加剤の縮合のような反応を促進することなく
顕著にヘッド汚れやDOが改善できる。すなわち従来金
属磁性粉末は結合剤との結合が弱く、ヘッド汚れやDO
を生じやすかったが、これは磁性層中の残留溶剤量によ
って大きく影響を受け、残留溶剤が多いと磁性層を可塑
化して塗膜強度を劣化しやすい。又、磁性層がこすられ
たような場合、滲み出しを生じたり、また溶剤があると
金属磁性粉の表面の活性点で添加物の縮合反応が生じや
すくヘッド汚れや、ドロップアウトの原因となりやすか
った。しかし未乾燥塗布膜に遠赤外線を照射して瞬時に
塗布膜内の温度を上げることにより、効率良く、高度に
残留溶剤を減少することができ、かつ磁性層の可塑化や
添加物の縮合、生成や滲み出しを生ずることがないため
顕著な効果が得られた。従来は塗布膜内の温度を上げる
ために熱が消費され、実質的な乾燥が行われるまでに時
間がかかっていたが、これに対して遠赤外線照射法は磁
気記録媒体塗布膜の温度や乾燥速度の調整が容易であ
る。この遠赤外線照射に引き続き又は同時に加熱、送風
を行なうと乾燥が著しく早くなり塗布速度の上昇、塗布
膜中の残留溶剤量の低減が可能であるので好ましい。
磁波(5.6〜1000μm)で物質内の熱運動を励起
させ、温度を上昇させる効果が強いため熱線とも呼ば
れ、次のような特徴がある。 1.被加熱物に吸収されやすい。 2.被加熱物に対し遠赤外線の受光量が多いため、内部
熱浸透性が高い。 3.輻射による直接加熱方式となる。従って空気などの
媒体を緩めることがなく省エネルギーになる。 4.低温加熱ができ、焼き付き、色むらが起らない。こ
のように遠赤外線は直接物質に作用して熱運動を励起さ
せ、温度を上昇させる作用が高いため乾燥に優れた効果
を示す。又被加熱物の内外部ともに均一に加熱されるた
めむらのないきれいな製品ができる。更に加熱乾燥時間
が大巾に短縮される。
る。 (1)平均粒径0.5μm以上、モース硬度8以上の粉
体を2wt%以上含む磁性層を形成する態様。 (2)融点75度以上の潤滑剤を0.5wt%以上含む
磁性層を形成する態様。 (3)金属磁性粉末を含む磁性層、バック層及び非磁性
支持体の合計厚みが、10〜13.5μmの範囲内にな
るように形成する態様。 (4)赤外線放射源と反射板からなり、輻射強度が20
00〜8000Kcal/m2・hrである遠赤外線装置を用
いて乾燥する態様。 前記(1)の粉体はヘッドの汚れをとるためにある程度
大きい平均粒径のものを用いた方がヘッド汚れを改良で
き、又前記(2)の潤滑剤は融点75度以上のものを用
いると潤滑剤同士の縮合が防止され、DOの防止が図れ
る。更に前記(3)の磁気記録媒体の合計厚みが比較的
薄いと磁気ヘッドに対する当たりが強いためヘッド汚れ
やDOが生じやすいが合計厚みが10〜13.5μmの
時に本発明による改良効果が顕著に出る。
5mg/m2以下とすることによって顕著にヘッド汚れとD
Oが改善できる。残留溶剤量が5mg/m2より多いとヘッ
ド汚れ、DOが40℃80%RHで500回くり返し走
行後において不良となる。従来はこの残留溶剤量は10
mg/m2程度であった。これは熱(温度)、風により有機
溶剤含有塗布膜より、有機溶剤を除去し、乾燥するのが
一般的であったが、本発明では遠赤外加熱装置によって
乾燥することによって5mg/m2以下が容易に達成され、
高速乾燥に対応できるようになった。
の熱源として利用するものである。装置の主要部は、赤
外線放射源と反射板からなり、赤外線の熱源としては電
気、とくに赤外線電球や金属または非金属の抵抗発熱体
を用いる。赤外線電球としては、100W〜6000W
のものが用いられ、輻射強度は2000〜8000Kcal
/m2・hr程度のものが使用できる。反射板としてはアル
ミニウム板が用いられる。恒率乾燥における乾燥速度
は、1.0〜20Kg/m2・hr程度である。本発明に適当
な遠赤外線乾燥装置としては電気式、スチーム式又はガ
ス式遠赤外線セラミックヒーターFIPU、FICP、
FIWT(熱風排気式、熱風循環)(株)ノリタケカン
パニー リミテド)、セラミックパイプ式(CMH)、
セラミックプレート式(PLR)、超遠赤外線ヒーター
「インフラジェット」BO型、EX型、SF型((株)
ジャード)などが使用できる。遠赤外乾燥に利用される
のは2〜25μmの波長領域であり、超遠赤外乾燥に利
用されるのは25〜1000μmである。
ラフ(島津製作所製GC−5A)で測定した。この場
合、充填材として“Chromosorb 101”(Johns Manv
ille社)を使用し、カラム長1m、カラム槽温度180
℃、キャリヤーガスとしてヘリウムを使用し、キャリヤ
ーガスの送り速度は50m/分であった。1/2インチ
巾テープを試料補集管に入れ加熱炉で150℃とする。
法は特に限定されないが、たとえば次の方法で製造する
ことができる。 (1) 強磁性金属の有機酸塩を加熱分解し、還元性気体で
還元する方法。(2) 針状オキシ水酸化物あるいは、これ
らに他金属を含有せしめたものあるいは、これらのオキ
シ水酸化物から得た針状酸化鉄を還元する方法(酸化鉄
還元法)。 (3) 強磁性金属を低圧の不活性ガス中で蒸発させる方法
(低真空蒸発法)。 (4) 金属カルボニル化合物を熱分解する方法。 (5) 水銀陰極を用い強磁性金属粉末を電析させたのち水
銀と分離する方法。 (6) 強磁性体をつくり得る金属の塩の水溶液中で還元性
物質(水素化ホウ素化合物、次亜リン酸塩あるいはヒド
ラジン等)を用いて還元し強磁性粉末を得る方法。 本発明においては、上記方法(2) 、(3) 、(6) によって
製造される強磁性金属粉末が使い易く、なかでも方法
(2) によって得られる粉末コストと品質という点で最も
望ましい。また、本発明の強磁性金属粉末を製造する際
に、金属微粉末としての化学的安定性を改良するために
粒子表面に酸化皮膜を設けることが望ましい。
i、Fe−Ni−Coの如き純鉄、合金であり、さらに
特性改良のためにB、C、N、Al、Si、P、S、T
i、Cr、Mn、Cu、Znなどの非磁性もしくは非金
属の元素を少量含有させておくこともできる。粒子形態
又は形状は、数100オングストロームの球状粒子がネ
ックレス状に連なった形状であったり、針状粒子の形骸
であったりするため、一概に決めにくい。そのため粒子
サイズも一概に規定できない。また、磁性体の飽和磁化
は120emu/gr以上、望ましくは125emu/gr以上必
要である。飽和磁化の高い磁性体を使用することで磁性
層の残留磁化(Br)を高めビデオ感度の高い磁気記録
テープを得ることができる。また、磁気記録テープの抗
磁力(Hc)は1000Oe以上、望ましくは1100Oe
以上、特に望ましくは1200Oe以上必要である。抗磁
力をある程度以上高めることで、記録波長の短波長化に
伴う各種損失(自己減磁、記録減磁)を軽減でき高出力
の磁気記録テープとすることができる。
a)を小さくするためには、強磁性金属粉末の粒子サイ
ズを小さくすること、磁性粉末とバインダーを充分に混
練分散すること、磁性層を成形処理すること(たとえ
ば、スーパカレンダー)が効果的である。
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン系;メタノール、エタ
ノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール系;
酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢
酸グリコール、モノエチルエーテル等のエステル系;エ
ーテル、グリコールジメチルエーテル、グリコールモノ
エチルエーテル、ジオキサン等のグリコールエーテル
系;ベンゼン、トルエン、キシレン等のタール系(芳香
族炭化水素);メチレンクロライド、エチレンクロライ
ド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレンクロルヒドリ
ン、ジクロルベンゼン等の塩素化炭化水素等のものが各
々単独もしくは混合して使用する。特に、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、
酢酸ブチル、トルエン、キシレンなどは使い易く好まし
い。
磁性金属微粉末の粒子サイズが小さい(比表面積が大き
い)ことと、磁性層の表面粗さ(Ra)が小さいことが
好ましい。ところが磁性層の耐久性は、それにともない
低下していく。この問題を解決するための方法として磁
性層中の残存溶剤量を少なくすることが有効である。テ
ープの総厚が15μ以下になるとカールが生じ易くなる
が、残存溶剤量を少なくすることでカールの発生も防止
できる。VHS/βなどの従来システムで使用される酸
化鉄系テープでは強磁性粉末の粒子サイズもより大き
く、表面あらさも大きいこともあって、耐久性の問題は
メタルテープよりずっと軽減される、カールの度合も同
一溶剤量でも少ない。上記強磁性粉末を、結合剤(バイ
ンダー)と混練して磁性塗布液とする。本発明に使用さ
れるバインダーは特に制限はなく従来から使用されてい
る熱硬化性、熱可塑性樹脂、反応型樹脂あるいはこれら
の混合物が使用できる。例えば塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体、各種セルロース系樹脂、アクリル系樹脂、ポ
リアミド樹脂、ブタジエン系樹脂、ウレタンエラストマ
ー、イソシアネート硬化型樹脂などがある。強磁性金属
粉末とバインダーとの混合割合は、重量比で粉末100
に対し、バインダー8〜25である。
ダー、カセット機構部品との摩擦係数を低下し、走行性
を保証するために各種の脂肪酸、脂肪酸エステルが添加
される。必要によりシリコンオイル(たとえば、ポリシ
ロキサン)、グラファイト、二硫化モリブデン、などの
無機粉末、ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン
等のプラスチック微粉末、フルオロカーボン類の如き潤
滑剤;溶融アルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム(Cr2
O3)、コランダム、ダイヤモンドの如き研磨剤;及びこ
れらの混合物、必要に応じて界面活性剤、可塑剤防止剤
およびこれらの混合物等を含むことができる。
ば、ポリエステル、ビニル系ポリマー、セルロース系誘
導体)、非磁性の金属、紙などが使用でき、その形態は
フィルム、テープ、シート等で使用される。支持体上に
塗布された磁性層には、S/N等の磁気特性を高めるた
めに平滑化処理(たとえば乾燥前のスムーズニング処理
又は乾燥後のカレンダリング処理)が施される。上記に
例示した添加剤、支持体或いは製造方法については特公
昭56−26890号公報に記載されている。
る。尚「部」とは「重量部」を示す。
ーに入れ充分混練した後(2) を投入し混合分散後(3) を
投入分散し磁性塗布液を作成した。
の非磁性支持体のポリエチレンナフタレート上に乾燥後
塗布厚み2.5μmで塗布した。その後、3000ガウ
スの対向磁石で塗布進行方向に磁場配向しながら遠赤外
装置として熱風排気式ガス式遠赤外線セラミックヒータ
ーを使用して下記条件で乾燥した。その後連続して磁性
層をカレンダー処理し、磁性層を設けた非磁性支持体の
裏面側に下記バック層を0.4μ厚みで設け、0.5吋
にスリットした後ダイアモンド刃で磁性層を表面処理し
磁気記録テープを作成した。
it100(住友化学(株)、モース硬度9、平均粒径
0.1μm)に変えたサンプルを比較例5、イソトリデ
シルステアレートをステアリン酸ジブチルアミドに変え
たサンプルを比較例6、非磁性支持体の厚みを15μm
に変えたサンプルを比較例7とした。
0回繰り返し走行を行いヘッドを観察。○:汚れなし、
△:ヘッド肩部一部汚れ、×:ヘッド肩部汚れ
り返し走行を行い15μsec 、−16dBのDOを測定
し、1分間あたりの数で示した。
は、ガスクロマトグラフ(島津製作所製GC−5A)で
測定した。この場合、充填材として“Chromosorb 10
1”(Johns Manville社)を使用し、カラム長1m、カ
ラム槽温度180℃、キャリヤーガスとしてヘリウムを
使用し、キャリヤーガスの送り速度は50m/分であっ
た。1/2インチ巾テープを試料補集管に入れ加熱炉で
150℃とする。
熱装置を用いて乾燥することにより、磁性層の残留溶剤
量を3mg/m2とした本発明のサンプルはヘッド汚れ、D
Oと共に優れた効果を示したが残留溶剤量が10mg/m2
から30m2/gになるにつれてヘッド汚れ、DOが劣化
し、特に30mg/m2の残留溶剤ではヘッド汚れが劣化す
ると共に目詰まりも発生し、DOは測定できない位多く
なる。
外加熱装置を用いて乾燥することにより、急速に残留溶
剤量を5mg/m2以下とすることができ、磁性層の可塑化
や添加物の縮合、生成や滲み出しを生ずることなく、顕
著にヘッド汚れやDOを改良できる。更に遠赤外照射に
よる乾燥と同時又はその後に送風、加熱乾燥を組合せる
と更に効率よく乾燥、残留溶剤量低減ができ、又、平均
粒径0.5μm以上のモース硬度8以上の粉体を2wt
%以上含むことと組合せることによりヘッド汚れが更に
改良され、又融点75度以上の潤滑剤と組合わせて用い
ることにより更にドロップアウトの防止が図れる。
Claims (2)
- 【請求項1】金属磁性粉末と結合剤を含む磁性塗料を非
磁性支持体の一面上に塗布し、磁場配向しながら遠赤外
加熱装置を用いて乾燥し、次いでカレンダー処理するこ
とを特徴とする、磁性層の残留溶剤量が5mg/m 2 以
下である磁気記録テープの製造方法。 - 【請求項2】カレンダー処理した後に、磁性層とは反対
側の非磁性支持体面上にバック層を形成することを特徴
とする請求項1の磁気記録テープの製造方法。
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JP2408298A JP2716872B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 磁気記録媒体及びその製造方法 |
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JP2408298A Expired - Fee Related JP2716872B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 磁気記録媒体及びその製造方法 |
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