JP2716434B2 - 熱転写印刷シート及び熱転写印刷法 - Google Patents

熱転写印刷シート及び熱転写印刷法

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JP2716434B2
JP2716434B2 JP62040511A JP4051187A JP2716434B2 JP 2716434 B2 JP2716434 B2 JP 2716434B2 JP 62040511 A JP62040511 A JP 62040511A JP 4051187 A JP4051187 A JP 4051187A JP 2716434 B2 JP2716434 B2 JP 2716434B2
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    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
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    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は熱転写印刷(TTP)及び特に染料又は染料混
合物を有する熱転写印刷シート及び染料を熱の適用によ
り転写シートから受像シートに転写する熱転写印刷法に
関する。 本発明による熱転写印刷では、熱転写性染料をシート
状支持体に一般には染料を支持体に接着させるための重
合体又は樹脂結合剤を含有するインクの形で塗布して、
転写シートを生成する。次いでこれを印刷すべき材料、
すなわち受像シートに接触させ、パターン情報信号に従
つて選択的に加熱するが、その際転写シートの選択的に
加熱された部分から染料が受像シートに移され、その上
にパターンが形成されるが、その形及び濃度はパターン
及び転写シートに適用された熱の強度に一致する。 従来の技術 TTP用の染料の選択における重要な基準は、その熱特
性、色調の明度、堅牢度特性、例えば耐光堅牢度及び耐
熱堅牢度及び転写シートを製造する際に支持体への適用
し易さである。適切に実施するために、染料は転写シー
トに適用される熱に対する予定の関係で均一に移動し
て、受像シート上の色の濃さが適用される熱に関して円
滑であり、良好な濃度階調が受像シート上に得られるよ
うにすべきである。色調の明度は、黄色、シアン及びマ
ゼンダの染料三原色を用いて広い範囲の色彩を得るため
に重要である。 染料は使用される温度、典型的には150〜400℃、更に
特には300〜400℃で転写シートから受像シートへ移動す
るために十分に可動性でなければならないので、一般に
イオン性及び水に水溶化基を含有せず、従つて水性又は
水に混合可能な媒体、例えば水及びアルカノールに直ち
には溶解しない。多数の好適な染料は又、印刷工業で一
般に使用されており、従つて認められている溶剤、例え
ば芳香族炭化水素、アルカノール及びアルキル−及びシ
クロアルキル−ケトンに容易には溶解しない。染料は好
適な溶剤中の分散液として塗布することができるが、染
料を溶液から支持体に塗布する場合にしばしばより鮮や
かな光沢のある均一な最終プリントが受像シート上に得
られることが判明した。十分な染料を転写シートに塗布
するために、従つて受像シート上に濃い色調を獲得する
ために染料は特に比較的低い吸光係数を有する場合には
インク媒体に直ちに溶解することが望ましい。溶液から
転写シートに塗布された染料が転写シート上にかなりの
時間無定形層として保たれるように結晶化に抵抗するこ
とも重要である。 問題点を解決するための手段 本発明により式: A−N=N−E I 〔式中AはNO2、CN及び−SO2−C1-4−アルキルから選択
された2個又は3個の基により置換されているフェニル
基であり、)及びEはアニリン、テトラヒドロキノリ
ン、リロリジン又はジユロリジンカツプリング成分の残
基である〕の染料から成る被覆を有する支持体から成る
熱転写印刷シートが得られる。 有利には分子間水素結合を形成しうる酸性水素原子を
有する基、例えばOH、NH2、SO3H及びCOOHを有さないフ
エノール基Aは、有利には一定の電子吸引性基1〜3
個、更に有利には少なくとも2個を有し電子吸引特性を
有さないその他の基、例えばC1-4−アルキル及びC1-4
アルコキシ1個又はそれ以上を有していても良い。しか
し、AがNO2、CN、−SO2−C1-4−アルキル、特に−SO2C
H3及びハロゲン、特に臭素又は塩素から選択された電子
吸引性基少なくとも1個、更に有利には2個又は3個及
び場合によりC1-4−アルキル特にCH3、又はC1-4−アル
コキシ特に−OCH3を有することが有利である。更にAが
NO2、CN及び−SO2CH3から選択した基2個又は3個を有
するのが有利である。置換分は有利にはアゾ結合に対し
てオルト及び/又はパラ位である。 橙色から紫色の色調を生じる式Iの染料中の置換され
た有利なフエニル基Aは、式: 〔式中X1はNO2、CN又は−SO2CH3であり及びX2はNO2、C
N、−SO2CH3又はHである〕を有するものであり、特に
有利な置換されたフエニル基は、式: 〔式中X1はNO2、CN又は−SO2CH3である〕を有するもの
であり、式Iの強力なマゼンタ染料を生じる。 青色の色調を生じる式Iの染料中の有利な置換された
フエニル基Aは、式: 〔式中Y1及びY2は別々にCN、NO2及びハロゲンから選択
されたものであり、それらが両方がNO2でないか又は両
方ともハロゲンである場合には特にCl又はBrである〕を
有するものである。 式IVの染料中でY1及びY2は両方がCNであるか又はY1
CNであり、Y2がNO2であるのが特に有利である。 置換されたフエニル基Aの詳細な例は:2,4−ジニトロ
フエニル、2−シアノ−4−ニトロフエニル、2,4−ジ
シアノフエニル、2−ニトロ−4−シアノフエニル、3,
4−ジシアノフエニル、2,5−ジクロル−4−ニトロフエ
ニル、2,4−ジニトロ−6−クロルフエニル、2,4−ジニ
トロ−6−ブロムフエニル、2,4−ジニトロ−6−シア
ノフエニル、2,6−ジシアノ−4−ニトロフエニル、2
−クロル−4−ニトロフエニル、2−メチルスルホニル
−4−ニトロフエニル、2−メトキシ−4−ニトロフエ
ニル、2,6−ジシクロ−4−メチルフエニル、2,5−ジク
ロルフエニル、2−メトキシ−5−ニトロフエニル、4
−ニトロフエニルである。 カツプリング成分の残基Eは有利には次のカツプリン
グ成分から誘導される: (1) 式: 〔式中R2はH、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、C
1-4−アルキルチオ、NH2−CO−NH−、NCONH−、フェニ
ル−CONH−、C1-4−アルキル−CO−NH−、C1-4−アルキ
ル−SO2−NH−、CN、CF3及びハロゲンから選択したもの
であり;R3及びR4は別々にH;各々別々にハロゲン、CN、
フェニル、単環又は二環ヘテロアリール、−OCO−C1-4
−アルキル、−COO−C1-4−アルキル、C2-4−アルケニ
ル及びC1-4−アルコキシから選択した基によつて置換さ
れているか又は非置換のC1-6−アルキル及びC4-8−シク
ロアルキルから選択したものであるか又はR3及びR4はそ
れらが結合している窒素原子と一緒に複素環式環、例え
ばモルホリン、ピペラジン又はチオモルホリンを形成
し;及びR5はH、C1-4−アルキル及びC1-4−アルコキシ
から選択したものである〕のアニリン。 残基Eはアミノ基に対してパラ位のH原子を失うこと
によつて生じる。 (ii) 式: 〔式中R6〜R9はH及びC1-4−アルキルから選択されたも
のであり;及びR3は前記のものを表わす〕のテトラヒド
ロキノリン。 基Eはテトラヒドロキノリン環の7位のH原子を失う
ことによつて形成される;又は (iii) 式:〔式中n=2(リロリジン)又はn=3(ジユロリジ
ン)である〕のリロリジン又はジユロリジン。 基EはN原子のパラ位に位置するベンゼン環のH原子
を失うことによつて形成される。 式V、VI及びVIIによる好適なカツプリング成分の例
は;リロリジン、ジユロリジン、N−ベンジルアニリ
ン、N−エチル−N−(2−アセトキシエチル)アニリ
ン、N,N−ジエチルアニリン、N−エチル−N−(2−
フタルイミドエチル)アニリン、N,N−ビス(2−アセ
トキシエチル)アニリン、N,N−ビス(2−エトキシカ
ルボニルエチル)アニリン、N−エチル−N−(2−シ
アノエチル)アニリン、N−エチル−N−(n−ブチ
ル)アニリン、N,N−ジ(n−プロピル)アニリン、N
−エチル−N−(2−エトキシエチル)アニリン、N,N
−ビス(2−メトキシカルボニルエチル)アニリン、N
−エチル−N−(2−エトキシカルボニルエチル)アニ
リン、N,N−ビス(2−メトキシカルボニルオキシエチ
ル)アニリン、N−(2−シアノエチル)−N−(2−
アセトキシエチル)アニリン、N−エチル−N−(2−
〔フェノキシアセトキシ〕エチル)アニリン、N−(2
−シアノエチル)−N−(2−〔フエノキシアセトキ
シ〕エチル)アニリン、N−(2−シアノエチル)−N
−(2−〔i−プロポキシカルボニルオキシ〕エチル)
アニリン、N−(2−シアノエチル)−N−(2−メト
キシ−3−フエノキシ−n−プロピル)アニリン、N−
(2−シアノエチル)−N−(2−〔n−ブチルアミノ
カルボニルオキシ〕エチル)アニリン、1−(2−アセ
トキシエチル)−2,2,4,7−テトラメチル−1,2,3,4−テ
トラヒドロキノリン及びその3−メチル、3−アセチル
アミノ、3−クロル及び3−メチルスルホニルアミノ類
似化合物である。 橙色から紫色の色調を生じる有利な式Iの染料は式: 〔式中X1はNO2又はCNでありX2はNO2、CN、−SO2CH3及び
Hから選択したものであり、R10及びR11は各々別々にC
1-4−アルキル、−C2H4CN、C1-4−アルキレン−OCO−C
1-4−アルキル及びC1-4−アルキレン−COO−C1-4−アル
キルから選択したものであり及びR12はH、CH3又は−NH
COCH3である〕を有するものであるから又は式: 〔式中、X1、X2、R9及びR10は前記のものを表わす〕を
有するものである。 式IX及びXの染料でX2がNO2、CN又は−SO2CH3である
のが有利である。マゼンタ色調を生じる式IXによる特に
有利な種類の染料は式: 〔式中X1及びR12は前記のものを表わし、R14及びR15
各々別々にC2-4−アルキル、C1-4−アルキレン−OCO−C
1-4−アルキル及びC2H4CNから選択したものを表わす〕
を有する。 この種の染料でX1がCNであり、R12がメチルであり、R
14がエチル、n−プロピル、n−ブチル又は−C2H4OCOC
H3であり、R15が−C2H4OCOCH3であるのが特に有利であ
る。 青色の色調を生じる式Iの有利な染料は、式:〔式中Y1はNO2又はCNを表わし、Y2はCN、Cl又はBrを表
わし、R14及びR15は各々別々にC2-4−アルキル及びC1-4
−アルキレン−OCO−C1-4−アルキルから選択したもの
であり、R5はH、C1-4−アルキル又はC1-4−アルコキシ
であり、R12はH、CH3又は−NHCOCH3である〕を有する
ものである。 式XIIの染料でY1及びY2が両方ともCNであるか又はY1
がCNであり、Y2がNO2であり、R5がHであり、R12が−NH
COCH3であり、R14及びR15がC2-4−アルキルであるのが
特に有利である。 カツプリング成分が、式中R3及びR4の一方又は両方が
アルキル基、特にエチル又はプロピルである電子吸引性
基、特にCN、OCO−C1-4−アルキル又はCOO−C1-4−アル
キルを有する式Vの置換されたアニリンである式Iの化
合物を有する熱転写印刷シートが安定性が非常に良好で
あるので本発明による特に有利な種類である。転写シー
ト上における染料の安定性は重要な特性である。それは
劣悪な安定性を有する染料は(i)シート上に晶出する
傾向があり、その結果TTP工程の間に受像シート上に均
一には転写されずかつ/又は(ii)圧力下にのみ転写さ
れる傾向があるので(a)受像シートがTTP工程の間に
圧力下に転写シートと接触させられる間に熱を適用され
ない部分で着色が生じ、(b)転写シートを巻き上げる
際に染料が転写シートの前方から後方へ移るからであ
る。 式Iの染料は、一般に受像シート上に均一なプリント
を生じさせる良好な熱特性を有し、その色調の濃さは適
用される熱の量に比例するので良好な色濃度階調が得ら
れる。 式Iの染料は又強力は色特性及び広い範囲の溶剤、特
に印刷工業で使用され認められているような溶剤、例え
ばアルカノール、例えばエタノール、イソプロパノール
及びブタノール、芳香族炭化水素、例えばトルエン及び
ケトン例えばMEK、MIBK及びシクロヘキサノン中での良
好な溶解性を有する。このことは染料を溶液から支持体
に塗布するのを促進し、従つて受像シート上の鮮明な光
沢のあるプリントの生成を助成する。強力は色特性及び
有利な溶剤中での良好な安定性の組合せによつて良好な
耐光堅牢度の濃い均一な色調が得られる。 Y1及びY2が両方ともCNであり、R5がHであり、R12
−NHCOCH3であり、R14及びR15が両方共C2H5である式XII
の青色染料により受像シート上に中程度の耐光堅牢度及
び高い光学密度の濃く明るい帯緑青色プリントが得られ
る。Y2がNO2である前記染料により良好な耐光堅牢度及
び高い光学密度の濃く明るいミツド−ブルー(mid−blu
e)色調が得られる。 式Iの染料は橙色から青色の色調を生じる。しかし三
原色印刷のその他の重要な色調は黒であり、本発明の染
料の混合物、特に橙色の色調を生じる染料と帯赤青色の
色調を生じる染料との混合物を、良好な濃い黒色の色調
を生じるために使用することができる。 この種の混合物中に使用するための有利な橙色染料は
式: 〔式中ZはH又は−OCOCH3である〕を有するものであ
る。 この種の混合物中に使用するための有利な青色染料は
式: 〔式中RはH又は−OCH3であり、QはH、−OCOCH3及び
−COOC2H4OCH3から選択したものであり、Q1はH、−C2H
5及び−C2H4OCOCH3から選択したものである〕を有する
ものである。 特に有利な青色染料は次のようなものである: 染料1 R=−OCH3; Q=H; Q1=−C2H5 染料2 R=H; Q=H; Q1=−C2H5 染料3 R=−OCH3; =−OCOCH3; Q1=−C2H4OCOCH3 染料4 R=−OCH3; =−COOC2H4OCH3 Q1=H 染料5 染料2と染料1の3:1混合物 黒色の色調を生じる混合物を製造するために必要な式
XII又は式XIVの青染料と式XIIIの橙色染料の相対的割合
は所望される黒色の色調及び成分染料の相対的着色力に
左右される。しかしこの相対的割合は一般に90:10〜10:
90であり、特に有利には70:30〜30:70の範囲である。 式Iの染料の色特性及び特に着色力は複素環式成分を
含有するアゾ染料を添加することによつて更に改善する
ことができる。1種又は数種の式Iの染料と混合して使
用するための好適な染料は式: A1−N=N−E XV 〔式中A1はジアゾ化可能な複素環式芳香族アミン、A1
NH2(式中Aはイミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリ
ル、ベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチ
アゾリル、ピリドイソチアゾリル及びチオフエニルから
選択したものである)の残基であり、Eは前記したもの
を表わす〕を有するものである。 TTP転写シート上の式XVの染料の使用は欧州特許出願
第86306158.6号明細書に記載されている。 複素環式芳香族アミンA1−NH2の残基A1は、分子間水
素結合を形成しないような位置にある限り、非イオン性
基、有利には酸性水素原子を含まないようなものによつ
て置換されていて良い。この種の置換分の例はNO2、C
N、CNS、ハロゲン、特にF、Cl及びBr、CF3、C1-4−ア
ルキル、C1-4−アルコキシ、C1-4−アルコキシ−C1-4
アルキル、シアノ−C1-4−アルキル、−SO2NH2、−SO
2F、−SO2Cl、−CONH2、−COF、−COCl、C1-4−アルキ
ルチオ、−SO2−C1-4−アルキル、−CON−(C1-4−アル
キル)、−SO2N(C1-4−アルキル)、−COO−C1-4
−アルキル及び−CO−C1-4−アルキルである。 好適な複素環式芳香族残基A1の例は次のものである:
2,3−ジシアノイミダゾール−5−イル、1−エチル−
2,3−ジシアノイミダゾール−5−イル、5−ニトロチ
アゾール−2−イル、3−メチル−4−シアノイソチア
ゾール−5−イル、4−シアノイソチアゾール−5−イ
ル、6−フルオルスルホニルベンゾチアゾール−2−イ
ル−、6−チオシアノベンゾチアゾール−2−イル、6
−メチルスルホニルベンゾチアゾール−2−イル、6−
メトキシベンゾチアゾール−2−イル、5−ニトロ−2,
1−ベンゾイソチアゾール−3−イル、6−ニトロベン
ゾチアゾール−2−イル、1−エチル−3,4−ジシアノ
ピラゾール−5−イル、3,5−ジシアノチオフエン−1
−イル、3−シアノメチル−4−シアノピラゾール−5
−イル、3,5−ジニトロチオフエン−1−イル、6−シ
アノピリド〔2,3−c〕イソチアゾール−1−イル、3
−シアノ−5−ニトロチオフエン−1−イル、6−ニト
ロピリド〔2,3−c〕イソチアゾール−1−イル、3−
ホルミル−5−ニトロチオフエン−1−イル、3−カル
ボキシ−5−ニトロチオフエン−1−イル、1−シアノ
メチル−3,4−ジシアノピラゾール−5−イル、1−シ
アノメチル−2,3−ジシアノイミダゾール−5−イル、
1,3−ジ(シアノメチル)−4−シアノピラゾール−5
−イル、5−ニトロ−7−ブロム−2,1−ベンゾイソチ
アゾール−3−イル、5−メチル−6−シアノピリド
〔2,3−c〕イソチアゾール−1−イル、5−メトキシ
−6−シアノピリド〔2,3−c〕イソチアゾール−1−
イル。 式XVの染料中に存在する基Eは有利には式Vのカツプ
リング成分から誘導される。 式XVの有利な染料は式中A1が3−メチル−4−シアノ
イソチアゾール−5−イル、4−シアノイソチアゾール
−5−イル及び1−シアノメチル−3,4−ジシアノピラ
ゾール−5−イルであり、Eが式V〔式中R2はH、Cl又
はC1-4−アルキル、特にCH3であり、R5がHであり、R3
及びR4は各々別々に場合により−OCO−C1-4アルキルに
より置換されたC2−C4−アルキル及び特にC2H5、n−C4
H9及びC2H4OCOCH3から選択したものである〕のアニリン
の残基であるマゼンタ染料である。 式XVの有利な染料を、良好な貯蔵安定性を有し、中程
度の耐光堅牢度を有し、式XIの染料から生じるものより
明るい色調及び式XIの染料のみを用いて達成されるより
著しく高い着色力のマゼンタ色調プリントを生じる転写
シートを製造するために、有利には式XIの有利な染料と
混合して使用する。 式XVの染料は必らずしもというわけではないが一般に
混合物の微量成分である。 支持体は、20ミリ秒(m秒)までの時間に400℃まで
のTTPで用いられる温度に耐えることができ、しかも代
表的には1〜10m秒のような短時間以内に一方の側上に
適用された熱を反対側の染料を通つて伝達して受像シー
トに転写するように十分に薄い任意の有利なシート材料
であつて良い。好適な材料の例は紙、特に均一な厚さの
高品質紙、例えばコンデンサー紙、ポリエステル、ポリ
アクリレート、ポリアミド、セルロース性及びポリアル
キレンフイルム、その金属被覆したもの、共重合体及び
ラミネートフイルム、特にその上に染料を沈着させたポ
リエステル層を配合したラミネートである。この種のラ
ミネートは有利にはポリエステルの他に、熱源をポリエ
ステルから分離してポリエステルが溶融しないようにす
るために、耐熱材料、例えば熱硬化性樹脂、例えばシリ
コーン又はポリウレタンの下塗りから成る。支持体の厚
さはその熱特性により広い範囲で変化しても良いが、有
利には50μmより小さく、更に有利には10μm以下であ
る。 被覆は結合剤及び式Iの1種又は数種の染料から成
り、場合により式XVの1種又は数種の染料を有する。結
合剤対染料の比は、染料と支持体との間の良好な接着を
生じ、貯蔵する間の染料の移動を阻止するために有利に
は少なくとも1:1であり、更に有利には1.5:1〜4:1であ
る。 結合剤は染料を支持体に結合するために好適な任意の
樹脂又は重合体材料であつて良い。好適な結合剤の例
は、セルロース誘導体、例えばエチルヒドロキシエチル
セルロース(EHEC)、ヒドロキシプロピルセルロース
(HPC)、エチルセルロース、メチルセルロース、酢酸
セルロース及びセルロースアセトブチレート;炭水化物
誘導体、例えばデンプン;アルギン酸誘導体;アルキド
樹脂;ビニル樹脂及び誘導体、例えばポリビニルアルコ
ール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール及びポリ
ビニルピロリドン;アクリレート及びアクリレート誘導
体から誘導した重合体及び共重合体、例えばポリアクリ
ル酸、ポリメタクリル酸メチル及びスチレン−アクリレ
ート共重合体、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、例
えばメラミン;ポリ尿素及びポリウレタン樹脂;有機珪
素、例えばポリシロキサン、エポキシ樹脂及び天然樹
脂、例えばトラガントゴム及びアラビアゴムである。 塗膜はその他の添加物、例えば硬化剤、保存剤等を含
有していても良く、これら及びその他の成分は欧州特許
第133011A号明細書、欧州特許第133012A号明細書及び欧
州特許第111004A号明細書に更に詳細に記載されてい
る。 本発明はその他の態様によれば転写印刷法が得られる
が、この方法は式Iの染料を塗布した転写シートを染料
が受像シートに隣接するように接触させ、転写シートの
部分を選択的に加熱して、それにより転写シートの加熱
された部分が選択的に受像シートに移るようにすること
より成る。 転写シートを受像シートと接触させたまま、転写シー
トを有利には0.5〜30m秒間、更に有利には1〜10m秒間2
50℃〜400℃、更に有利には300℃〜400℃に加熱する。
受像シートの任意の部分上のプリントの色調の濃さは転
写シートを受像シートと接触させながら加熱する際の時
間及び温度により変化する。 受像シートは有利には白色ポリエステルシート材料特
にはポリエチレンテレフタレート(PET)から成る。式
Iの染料はPET製の繊維材料の着色用に公知であるが、
染色又は印刷による繊維材料の着色は染料がPETに浸透
し、そこへ固定される様な時間及び温度の条件下に実施
する。熱転写印刷では時間は非常に短かいのでPETの浸
透は効果がより少なく、受信シートは有利にはそこへ染
料がより迅速に拡散して受信シート上に安定した像を形
成する受像層を染料を塗布する側に設ける。この種の受
像被覆は、同時押出し法又は溶液塗布法により受像シー
トに塗布される、PETより染料に対しより浸透性である
変性ポリエステル又は異なる重合体材料の薄い層から成
つていて良い。受像被覆の特性はある程度得られるプリ
ントの色調の濃さ及び品質に影響を及ぼしうるが、本発
明の染料は任意の詳細な受像シート上にこれまで熱転写
印刷用に提案されてきたその他の染料と比較して特に強
力で良好な品質のプリントを生じることが判明した。受
像層を有する受像シートに関しては欧州特許第133011A
号明細書及び欧州特許第133012A号明細書に記載されて
いる。 次に本発明を実施例につき詳説するが、実施例中特に
記載のない限り、部は重量部であり%は重量%である。 インク1 3−メチル−4−(2−シアノ−4−ニトロフエニル
アゾ)−N,N−ビス(2−アセトキシエチル)アニリン
0.1g、クロロホルム5ml及びクロロホルム中の2.7%エチ
ルヒドロキシエチルセルロース(EHEC−低分子量等級)
の溶液9.5mlの溶液を均一な溶液が生じるまで振盪し
た。吸収極大及びモル吸光係数を測定し、第1表に記載
する。 インク2〜26 更に25種類のインクを下記の第1表に記載したアゾ染
料又はアゾ染料混合物を用いてインク1と同じ方法で製
造した。 例 1 熱転写シートを、耐熱性にした下塗り層(2μm)を
有するPETフイルム製シート〔6μm、メリネツクス(M
ELINEX)〕の前洗浄(ジクロルメタンを用い)した表面
に〔メイヤーバー(Mayer bar)を用いて〕インク1の2
4μmの塗膜を生じることによつて製造した。塗膜を熱
風流中で乾燥した。転写シートは以下にTS1と呼称す
る。 例2〜26 更に25枚の転写シート(TS2〜TS26)をインク1の代
りにインク2〜26を用いて例1の方法によつて製造し
た。 例27 転写シートTS1を白色PET支持体及びTS1の印刷した表
面と接触させた側の受像シートから成る受像シートとサ
ンドイツチ状にした。このサンドイツチ状物を熱転写印
刷機の円筒形ドラム上に置いた。ドラムを回転させる
と、サンドイツチ状物は1〜10m秒の間パターン情報信
号に応じて温度350℃に選択的に加熱された接近したピ
クセル(pixels)のマトリツクス(matrix)上を通過
し、その際多量の染料が加熱時間に応じて加熱する間ピ
クセルと接触している転写シートの位置において転写シ
ートから受像シートへ移された。パターン情報信号は、
サンドイツチ状物がマトリツクス上を通過する際にピク
セルの加熱期間が規則的な間隔で増加して、印刷された
パターンが色調の濃度が増大する色の帯から成るスケー
ルの形であるように形成される。ピクセル配列上を通過
後、転写シートを受像シートから分離した。受像層に浸
透しなかつた受像シート上の表面の染料を自己接着テー
プを塗布し除去することによつて除去した。印刷された
受像シートは以下にRS1と呼称する。 例28〜52 更に25枚の受像シート(RS2〜RS26)をTS1の代りにTS
2〜TS26を用いて例27の方法により印刷した。 受像シートの評価 各受像シート上のプリントの反射光学密度をサクラ
(sakura)デイジタルデンシトメーターを用いて最高の
濃度の色調を有する帯を検査することによつて測定し、
測定結果を第1表に記載する。マゼンタ染料を緑色フイ
ルターを通して検査し、青色染料は赤色フイルターを通
して検査した。 例53 下記染料から3種類の黒色染料混合物を製造した: 染料A:3−アセチルアミノ−4−(2,4−ジニトロ−6−
ブロムフエニルアゾ)−N,N−ジエチルアニリン 染料B:5−アセチルアミノ−4−(2,4−ジニトロ−6−
ブロムフエニルアゾ)−2−メトキシ−N,N−ジエチル
アニルン 染料C:4−(4−ニトロフエニルアゾ)−N−(2−シ
アノエチル)−N−(2−アセトキシエチル)−アニリ
ン 染料D:1−エチル−3−シアノ−4−メチル−5−(4
−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−カルボ
ニルフエニルアゾ)−ピリド−2,6−ジオン 染料E:1−エチル−3−シアノ−4−メチル−5−(2
−ニトロフエニルアゾ)−ピリド−2,6−ジオン 黒色1 染料A0.43g+染料B0.16g+染料C0.42g 黒色2 染料A0.43g+染料B0.16g+染料C0.31g+染料D
0.11g 染料3 染料A0.43g+染料B0.16g+染料C0.31g+染料E
0.11g これらの混合物を各々、インク1及び例1の方法によ
り転写シートを製造するために使用したインク用の方法
によつてインクにした。黒色混合物を各々例27の方法に
より移して均一な黒色色調を有する転写シートを製造し
た。 前記方法による熱転写シートの製造に好適なその他の
染料は次のものである: 4−(2−シアノ−4−ニトロフエニルアゾ)−N−
(2−シアノエチル)−N−(2−アセトキシエチル)
アニリン、4−(2−シアノ−4−ニトロフエニルア
ゾ)−N−(2−シアノエチル)−N−(2−メトキシ
カルボニルエチル)アニリン、4−(2−シアノ−4−
ニトロフエニルアゾ)−N−(2−シアノエチル)−N
−(2−メトキシカルボニルオキシエチル)アニリン、
4−(2−シアノ−4−ニトロフエニルアゾ)−N−
(2−シアノエチル)−N−(2〔フエノキシメチルカ
ルボニルオキシ〕エチル)アニリン、4−(2−シアノ
−4−ニトロフエニルアゾ)−N−(2−シアノエチ
ル)−N−(2−〔i−プロポキシカルボニルオキシ〕
エチル)アニリン、4−(2−シアノ−4−ニトロフエ
ニルアゾ)−N−(2−シアノエチル)−N−(2−メ
トキシ−3−フエノキシ−n−プロピル)アニリン、4
−(2−シアノ−4−ニトロフエニルアゾ)−N−(2
−シアノエチル)−N−(2−〔n−ブチルアミノカル
ボニルオキシ〕エチル)アニリン、4−(2−シアノ−
4−ニトロフエニルアゾ)−N,N−ビス(2−メトキシ
カルボニルオキシエチル)アニリン、4−(2−メチル
スルホニル−4−ニトロフエニルアゾ)−N−エチル−
N−(2−アセトキシエチル)アニリン、4−(2−メ
チルスルホニル−4−ニトロフエニルアゾ)−N−エチ
ル−N−(2−〔フエノキシメチルカルボニルオキシ〕
エチル)アニリン、3−メチル−4−(2−シアノ−4
−ニトロフエニルアゾ)−N,N−ビス(2−メトキシカ
ルボニルオキシエチル)アニリン、3−メチル−4−
(2−クロル−4−ニトロフエニルアゾ)−N−エチル
−N−(2−フタルイミドエチル)アニリン、3−メチ
ル−4−(2−メチルスルホニル−4−ニトロフエニル
アゾ)−N,N−ビス(2−アセトキシエチル)アニリ
ン、3−クロル−4−(2−シアノ−4−ニトロフエニ
ルアゾ)−N−エチル−N−(2−エトキシカルボニル
エチル)アニリン、3−アセチルアミノ−4−(2−シ
アノ−4−ニトロフエニルアゾ)−N−エチル−N−
(2−フタルイミドエチル)アニリン、3−アセチルア
ミノ−4−(2−シアノ−4−ニトロフエニルアゾ)−
N−ベンジルアニリン、3−アセチルアミノ−4−(2
−シアノ−4−ニトロフエニルアゾ)−N,N−ビス(2
−メトキシエチル)アニリン、3−アセチルアミノ−4
−(2−メトキシ−4−ニトロフエニルアゾ)−N,N−
ビス(2−アセトキシエチル)アニリン、3−メチルス
ルホニルアミノ−4−(2,6−ジシアノ−4−ニトロフ
エニルアゾ)−N,N−ジエチルアニリン、3−メチルス
ルホニルアミノ−4−(2,6−ジシアノ−4−ニトロフ
エニルアゾ)−N,N−ビス(n−プロピル)アニリン、
3−アセチルアミノ−4−(2,4−ジニトロ−6−ブロ
ムフエニルアゾ)−N,N−ジエチルアニリン、5−アセ
チルアミノ−4−(2,4−ジニトロ−6−ブロムフエニ
ルアゾ)−2−メトキシ−N,N−ジエチルアニリン、4
−(4−ニトロフエニルアゾ)−N−(2−シアノエチ
ル)−N−エチルアニリン、4−(4−ニトロフエニル
アゾ)−N−(2−シアノエチル)−N−(2−アセト
キシエチル)アニリン、及びこれらの染料を適当な割合
で混合することによる複合色調、例えば茶、グレー及び
黒。 比較例 インク(インクA)を染料1の代りに同重量の1−ア
ミノ−2−フエノキシ−4−ヒドロキシアントラキノン
を用いてインク1の方法により製造した。転写シート
(TSA)をインク1の代りにインクAを用いて例1に従
つて製造した。印刷された受像シート(RSA)をTS1の代
りにTSAを用いて例27の方法により製造した。RSAの反射
光学密度を、受像シートRS1〜RS26の評価と同じ条件下
にサクラデイジタルデンシトメーターを用いて最高濃度
の色調を有する帯を検査することによつて、測定した。
測定結果をRS1の結果(第1表の例27より記載)と比較
して下記に示す。 受像シート 反射光学密度 RSA 0.63 RS1 1.08
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヨフリイ・リチヤード・ロスウエル イギリス国ランクス・チエダートン・ア ーンサイド・アヴエニユー 78 (72)発明者 ロイ・ポーター イギリス国オールドハム・デルフ・パリ ンウツド・ロード 36

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.式(I): A−N=N−E (I) [式中AはNO2、CN及び−SO2−C1-4−アルキルから選択
    された2個又は3個の基により置換されているフェニル
    基を表わし、Eは (i) 式: (式中R2はH、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、C
    1-4−アルキルチオ、NH2−CO−NH−、NCONH−、フェニ
    ル−CONH−、C1-4−アルキル−CO−NH−、C1-4−アルキ
    ル−SO2−NH−、CN、CF3及びハロゲンから選択したもの
    であり;R3及びR4は別々にH;各々別々にハロゲン、CN、
    フェニル、単環又は二環ヘテロアリール、−OCO−C1-4
    −アルキル、−COO−C1-4−アルキル、C2-4−アルケニ
    ル及びC1-4−アルコキシの群から選択した基により置換
    された又は非置換のC1-6−アルキル及びC4-8−シクロア
    ルキルから選択したものであるか、又はR3及びR4はそれ
    らが結合している窒素原子と一緒になって複素環式環、
    例えばモルホリン、ピペラジン又はチオモルホリンを形
    成し、R5はH、C1-4−アルキル及びC1-4−アルコキシか
    ら選択したものである)のアニリノ基、 (ii) 式:(式中R3はH;各々別にハロゲン、CN、フェニル、単環又
    は二環ヘテロアリール、−OCO−C1-4−アルキル、−COO
    −C1-4−アルキル、C2-4−アルケニル及びC1-4−アルコ
    キシの群から選択された基によって置換されたか又は非
    置換のC1-6−アルキル及びC4-8−シクロアルキルから選
    択したものであり、R6〜R9は別々にH及びC1-4−アルキ
    ルから選択したものである)のテトラヒドロキノリニル
    基; (iii) 式 (式中n=2(リロリジン)又は3(ジュロリジン)で
    ある)のリロリジニル又はジュロリルジニルから選択し
    たものである]の染料(但し、2−メトキシ−4−(2,
    6−ジシアノ−4−ニトロフェニルアゾ)−5−アセチ
    ルアミノ−N−(2−シアノエチル)−N−n−ペンチ
    ルアニリン、4−(2−シアノ−4−ニトロフェニルア
    ゾ)−N−シアノエチル−N−エチルアニリン、4−
    (2−シアノ−4−ニトロフェニルアゾ)−N−シアノ
    エチル−N−n−ペンチルアニリン、4−(2−シアノ
    −4−ニトロフェニルアゾ)−N−ベンジル−N−エチ
    ルアニリン、4−(2,4−ジニトロフェニルアゾ)−N
    −エチル−N−(2−フェニルエチル)アニリン、4−
    (2−シアノ−4−ニトロフェニルアゾ)−3−クロロ
    −N,N−ビス(2−アセトキシエチル)アニリン、4−
    (2,6−ジシアノ−4−ニトロフェニルアゾ)−3−
    (エチルカルボニルアミノ)−N,N−ビス(エチル)ア
    ニリン及び4−(2−シアノ−4−ニトロフェニルア
    ゾ)−N−シアノエチル−N−アリルアニリンを除く)
    を含有する塗膜を有する10μmより薄い支持体を有する
    ことを特徴とする、熱転写印刷シート。 2.式(I)中のAが式: (式中X1はNO2、CN又は−SO2CH3であり、X2はNO2、CN又
    は−SO2CH3である)である式(I)の染料(但し、4−
    (2−シアノ−4−ニトロフェニルアゾ)−N−シアノ
    エチル−N−エチルアニリン、4−(2−シアノ−4−
    ニトロフェニルアゾ)−N−シアノエチル−N−n−ペ
    ンチルアニリン、4−(2−シアノ−4−ニトロフェニ
    ルアゾ)−N−ベンジル−N−エチルアニリン、4−
    (2,4−ジニトロフェニルアゾ)−N−エチル−N−
    (2−フェニルエチル)アニリン、4−(2−シアノ−
    4−ニトロフェニルアゾ)−3−クロロ−N,N−ビス
    (2−アセトキシエチル)アニリン及び4−(2−シア
    ノ−4−ニトロフェニルアゾ)−N−シアノエチル−N
    −アリルアニリンを除く)を含有する、特許請求の範囲
    第1項に記載の熱転写印刷シート。 3.式(I)中のAが式: (式中X1はNO2、CN又は−SO2CH3を表わす)である、式
    (I)の染料(但し、4−(2−シアノ−4−ニトロフ
    ェニルアゾ)−N−シアノエチル−N−エチルアニリ
    ン、4−(2−シアノ−4−ニトロフェニルアゾ)−N
    −シアノエチル−N−n−ペンチルアニリン、4−(2
    −シアノ−4−ニトロフェニルアゾ)−N−ベンジル−
    N−エチルアニリン、4−(2,4−ジニトロフェニルア
    ゾ)−N−エチル−N−(2−フェニルエチル)アニリ
    ン、4−(2−シアノ−4−ニトロフェニルアゾ)−3
    −クロロ−N,N−ビス(2−アセトキシエチル)アニリ
    ン及び4−(2−シアノ−4−ニトロフェニルアゾ)−
    N−シアノエチル−N−アリルアニリンを除く)を含有
    する、特許請求の範囲第1項に記載の熱転写印刷シー
    ト。 4.式(I)中のAが式: (式中Y1及びY2は別々にCN、NO2から選択したものであ
    り、両方が共にNO2であることはない)である、式
    (I)の染料(但し、2−メトキシ−4−(2,6−ジシ
    アノ−4−ニトロフェニルアゾ)−5−アセチルアミノ
    −N−(2−シアノエチル)−N−n−ペンチルアニリ
    ン及び4−(2−ジシアノ−4−ニトロフェニルアゾ)
    −3−(エチルカルボニルアミノ)−N,N−ビス(エチ
    ル)アニリンを除く)を含有する、特許請求の範囲第1
    項に記載の熱転写印刷シート。 5.染料が式:(式中X1はNO2又はCNであり、R12は、H、CH3及び−NHC
    OCH3から選択したものであり;及びR14及びR15は各々別
    々にC2-4−アルキル、C1-4−アルキレン−OCO−C1-4
    アルキル及びC2H4CNから選択したものである]を有する
    もの(但し、4−(2−シアノ−4−ニトロフェニルア
    ゾ)−N−シアノエチル−N−エチルアニリンを除く)
    である、特許請求の範囲第1項に記載の熱転写印刷シー
    ト。 6.染料が式: [式中Y1はNO2又はCNであり、Y2はCNであり;R14及びR15
    は各々別々にC2-4−アルキル及びC1-4−アルキレン−OC
    O−C1-4−アルキルから選択したものであり;R5はH、C
    1-4−アルキル及びC2-4−アルコキシから選択したもの
    であり;R12はH、CH3又は−NHCOCH3から選択したもので
    ある)を有するものである、特許請求の範囲第1項に記
    載の熱転写印刷シート。 7.被覆が式: [式中ZはH又は−OCOCH3である]の染料を式: [式中RはH又は−OCH3であり;QはH、−OCOCH3及び−
    COOC2H4OCH3から選択したものであり;及びQ1はH、−C
    2H5及び−C2H4OCOCH3から選択したものである]の染料
    と混合して含有する、特許請求の範囲第1項に記載の熱
    転写印刷シート。 8.被覆が式: [式中X1はNO2又はCNであり、R12はH、CH3及び−NHCOC
    H3から選択したものであり;R14及びR15は各々別々にC
    2-4−アルキル、C1-4−アルキレン−OCO−C1-4−アルキ
    ル及びC2H4CNから選択したものである]の染料を式: A1−N=N−E [式中A1は3−メチル−4−シアノイソチアゾール−5
    −イル、4−シアノイソチアゾール−5−イル及び1−
    シアノメチル−3,4−ジシアノピラゾール−5−イルか
    ら選択したものであり、Eは式: (式中、R2はH、塩素及びC1-4−アルキルから選択した
    ものであり;R3及びR4は各々別々にC2-4−アルキレン−O
    CO−C1-4−アルキル又はC2-4−アルキルであり、R5はH
    である)のものである]の染料と混合して含有する、特
    許請求の範囲第1項に記載の熱転写印刷シート。 9.式(I): A−N=N−E (I) [式中AはNO2、CN及び−SO2−C1-4−アルキルから選択
    された2個又は3個の基により置換されているフェニル
    基を表わし、Eは (i) 式: 式中R2はH、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、C1-4
    −アルキルチオ、NH2−CO−NH−、NCONH−、フェニル−
    CONH−、C1-4−アルキル−CO−NH−、C1-4−アルキル−
    SO2−NH−、CN、CF3及びハロゲンから選択したものであ
    り;R3及びR4は別々にH;各々別々にハロゲン、CN、フェ
    ニル、単環又は二環ヘテロアリール、−OCO−C1-4−ア
    ルキル、−COO−C1-4−アルキル、C2-4−アルケニル及
    びC1-4−アルコキシの群から選択した基により置換され
    た又は非置換のC1-6−アルキル及びC4-8−シクロアルキ
    ルから選択したものであるか、又はR3及びR4はそれらが
    結合している窒素原子と一緒になって複素環式環、例え
    ばモルホリン、ピペラジン又はチオモルホリンを形成
    し、R5はH、C1-4−アルキル及びC1-4−アルコキシから
    選択したものである)のアニリノ基、 (ii) 式:(式中R3はH;各々別にハロゲン、CN、フェニル、単環又
    は二環ヘテロアリール、−OCO−C1-4−アルキル、−COO
    −C1-4−アルキル、C2-4−アルケニル及びC1-4−アルコ
    キシの群から選択された基によって置換されたか又は非
    置換のC1-6−アルキル及びC4-8−シクロアルキルから選
    択したものであり、R6〜R9は別々にH及びC1-4−アルキ
    ルから選択したものである)のテトラヒドロキノリニル
    基; (iii) 式 (式中n=2(リロリジン)又は3(ジュロリジン)で
    ある)のリロリジニル又はジュロリルジニルから選択し
    たものである]の染料(但し、2−メトキシ−4−(2,
    6−ジシアノ−4−ニトロフェニルアゾ)−5−アセチ
    ルアミノ−N−(2−シアノエチル)−N−n−ペンチ
    ルアニリン、4−(2−シアノ−4−ニトロフェニルア
    ゾ)−N−シアノエチル−N−エチルアニリン、4−
    (2−シアノ−4−ニトロフェニルアゾ)−N−シアノ
    エチル−N−n−ペンチルアニリン、4−(2−シアノ
    −4−ニトロフェニルアゾ)−N−ベンジル−N−エチ
    ルアニリン、4−(2,4−ジニトロフェニルアゾ)−N
    −エチル−N−(2−フェニルエチル)アニリン、4−
    (2−シアノ−4−ニトロフェニルアゾ)−3−クロロ
    −N,N−ビス(2−アセトキシエチル)アニリン、4−
    (2,6−ジシアノ−4−ニトロフェニルアゾ)−3−
    (エチルカルボニルアミノ)−N,N−ビス(エチル)ア
    ニリン及び4−(2−シアノ−4−ニトロフェニルア
    ゾ)−N−シアノエチル−N−アリルアニリンを除く)
    を含有する塗膜で被覆された10μmより薄い支持体を有
    する熱転写印刷シートを、染料が受像シートに隣接する
    ように受像シートと接触させ、転写シートの一部分を選
    択的に250〜400℃の温度に、0.5〜30ミル秒加熱し、そ
    の際、転写シートの加熱された部分の染料を選択的に受
    像シートに転移させることよりなることを特徴とする熱
    転写印刷法。
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