JP2715973B2 - 数値データ入力装置および数値データ入力方法 - Google Patents
数値データ入力装置および数値データ入力方法Info
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- JP2715973B2 JP2715973B2 JP7071716A JP7171695A JP2715973B2 JP 2715973 B2 JP2715973 B2 JP 2715973B2 JP 7071716 A JP7071716 A JP 7071716A JP 7171695 A JP7171695 A JP 7171695A JP 2715973 B2 JP2715973 B2 JP 2715973B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用のデータ処理装
置に関し、特にキーの数が限定された装置での数値デー
タ入力装置および数値データ入力方法に関する。
置に関し、特にキーの数が限定された装置での数値デー
タ入力装置および数値データ入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のキー入力方式は、例えば特開昭6
3−8815号公報(以下、先行技術1と呼ぶ)に開示
されているように、アップキーまたはダウンキーを押下
する毎に数値データのカウントアップまたはカウントダ
ウンを行い入力していた。また、数値データ入力を早め
るための手段として、アップキーまたはダウンキーを一
定時間以上継続して押下した場合には自動的に加算また
は減算を行って数値データの入力を行っていた。
3−8815号公報(以下、先行技術1と呼ぶ)に開示
されているように、アップキーまたはダウンキーを押下
する毎に数値データのカウントアップまたはカウントダ
ウンを行い入力していた。また、数値データ入力を早め
るための手段として、アップキーまたはダウンキーを一
定時間以上継続して押下した場合には自動的に加算また
は減算を行って数値データの入力を行っていた。
【0003】また、本発明に関連する他の先行技術とし
て次に述べるものが知られている。例えば、特開平2−
236611号公報(以下、先行技術2と呼ぶ)には、
タッチ部位に最も近い目盛の数値を設定するとともにこ
れを現在値として目盛上に表示させ、その状態で増加キ
ー又は減少キーの操作を待機することにより、数値デー
タの大まかな設定が1回のタッチパネル操作で行えるよ
うにした「数値データ設定装置」が開示されている。す
なわち、この先行技術2では、CRTの画面上には設定
範囲全体の大まかな目盛が表示され、その後、タッチ入
力待機状態となる。この状態においてオペレータが指先
で目盛上の任意の部位をタッチすると、タッチ部位に最
も近い目盛の数値に仮設定が行われ、これが目盛上に表
示される。その後、操作部に設けられた設定値、増加キ
ーまたは減少キーの操作を待機する状態となる。この状
態において増加キーまたは減少キーのいずれかが操作さ
れると、現在値を微速増加また微速減少させつつこれを
表示させる処理が行われる。これにより数値データの大
まかな設定については1回のタッチパネル操作で行うこ
とができる。また、上記仮設定の後に、増加キーまたは
減少キーを操作する代わりに、タッチ部位周辺の細かな
目盛を拡大表示して2回目のタッチパネル操作によっ
て、数値データの微調整を簡単に行えるようにもしてい
る。
て次に述べるものが知られている。例えば、特開平2−
236611号公報(以下、先行技術2と呼ぶ)には、
タッチ部位に最も近い目盛の数値を設定するとともにこ
れを現在値として目盛上に表示させ、その状態で増加キ
ー又は減少キーの操作を待機することにより、数値デー
タの大まかな設定が1回のタッチパネル操作で行えるよ
うにした「数値データ設定装置」が開示されている。す
なわち、この先行技術2では、CRTの画面上には設定
範囲全体の大まかな目盛が表示され、その後、タッチ入
力待機状態となる。この状態においてオペレータが指先
で目盛上の任意の部位をタッチすると、タッチ部位に最
も近い目盛の数値に仮設定が行われ、これが目盛上に表
示される。その後、操作部に設けられた設定値、増加キ
ーまたは減少キーの操作を待機する状態となる。この状
態において増加キーまたは減少キーのいずれかが操作さ
れると、現在値を微速増加また微速減少させつつこれを
表示させる処理が行われる。これにより数値データの大
まかな設定については1回のタッチパネル操作で行うこ
とができる。また、上記仮設定の後に、増加キーまたは
減少キーを操作する代わりに、タッチ部位周辺の細かな
目盛を拡大表示して2回目のタッチパネル操作によっ
て、数値データの微調整を簡単に行えるようにもしてい
る。
【0004】また、特開昭63−140316号公報
(以下、先行技術3と呼ぶ)には、設定された計算式を
構成する要素に代入する数値の変化量を設定しておき、
代入されている数値と変化量とから代入すべき数値を決
定することにより、計算効率及び計算結果の信頼性の向
上を図った「計算要素の数値決定方法」が開示されてい
る。すなわち、先行技術3では、キーボードから数値を
代入すると、制御部はこの数値を一旦メモリの入力値記
憶領域に記憶させ、またこの数値を演算部に与える。演
算部はメモリから予め設定されている計算式を読出し、
計算式を構成する要素に入力された数値を代入して計算
を行う。一方、メモリ内の変化量記憶領域には、計算式
の要素に代入する数値の変化量を予め記憶させる。キー
ボートから+,−等のキーを押圧して数値の増加または
減少を指示すると、制御部は変化量記憶領域から変化量
を読出し、演算部は代入されている数値に対して変化量
を加減算して数値を更新し、この更新値に基づき計算式
の計算を行う。
(以下、先行技術3と呼ぶ)には、設定された計算式を
構成する要素に代入する数値の変化量を設定しておき、
代入されている数値と変化量とから代入すべき数値を決
定することにより、計算効率及び計算結果の信頼性の向
上を図った「計算要素の数値決定方法」が開示されてい
る。すなわち、先行技術3では、キーボードから数値を
代入すると、制御部はこの数値を一旦メモリの入力値記
憶領域に記憶させ、またこの数値を演算部に与える。演
算部はメモリから予め設定されている計算式を読出し、
計算式を構成する要素に入力された数値を代入して計算
を行う。一方、メモリ内の変化量記憶領域には、計算式
の要素に代入する数値の変化量を予め記憶させる。キー
ボートから+,−等のキーを押圧して数値の増加または
減少を指示すると、制御部は変化量記憶領域から変化量
を読出し、演算部は代入されている数値に対して変化量
を加減算して数値を更新し、この更新値に基づき計算式
の計算を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】先行技術1では、1度
のアップキーまたはダウンキーの押下で1単位しか数値
が変化せず、高速入力用にアップキーまたはダウンキー
を一定時間継続して押下すると、アップ/ダウンを自動
的に行う手段も用意されているが、表示データが入力す
べきデータと大きく違わない時(例えば5単位程度)に
は、差の分の回数(例えば5回)アップキーまたはダウ
ンキーを押下しなければならず不便であった。
のアップキーまたはダウンキーの押下で1単位しか数値
が変化せず、高速入力用にアップキーまたはダウンキー
を一定時間継続して押下すると、アップ/ダウンを自動
的に行う手段も用意されているが、表示データが入力す
べきデータと大きく違わない時(例えば5単位程度)に
は、差の分の回数(例えば5回)アップキーまたはダウ
ンキーを押下しなければならず不便であった。
【0006】先行技術2でも、オペレータが指先で目盛
上の任意の部位をタッチして仮設定した後、増加キーま
たは減少キーのいずれかを操作して、現在値を微速増加
また微速減少させつつこれを表示しているので、上記先
行技術1と同様に、仮設定した値と入力すべき値との差
の分だけ、複数回増加キーまたは減少キーを押下しなけ
ればならず不便であった。また、先行技術2において数
値データの変更処理を2回のタッチパネル操作だけで行
う方法では、正確な数値データを入力するのが困難であ
る。
上の任意の部位をタッチして仮設定した後、増加キーま
たは減少キーのいずれかを操作して、現在値を微速増加
また微速減少させつつこれを表示しているので、上記先
行技術1と同様に、仮設定した値と入力すべき値との差
の分だけ、複数回増加キーまたは減少キーを押下しなけ
ればならず不便であった。また、先行技術2において数
値データの変更処理を2回のタッチパネル操作だけで行
う方法では、正確な数値データを入力するのが困難であ
る。
【0007】先行技術3でも、キーボートから+,−等
のキーの押圧に応答して、数値に対して変化量を加減算
しているので、上記先行技術1および2と同様に、所望
の値になるまで複数回+キーまたは−キーを押圧しなけ
ればならず不便であった。
のキーの押圧に応答して、数値に対して変化量を加減算
しているので、上記先行技術1および2と同様に、所望
の値になるまで複数回+キーまたは−キーを押圧しなけ
ればならず不便であった。
【0008】本発明の目的は、キーを2回押下すること
で数値データの変更を行うことができ、操作の簡易化が
図れる数値データ入力装置および数値データ入力方法を
提供することにある。
で数値データの変更を行うことができ、操作の簡易化が
図れる数値データ入力装置および数値データ入力方法を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、初期数
値データと該初期数値データを改変するための増減する
単位となる単位数値データとを記憶しておく記憶手段
と、前記初期数値データを表示数値データとして表示す
る表示手段と、限定されたキーと、該限定されたキーの
押下に応答して、前記表示数値データを前記単位数値デ
ータに基づいて改変し、該改変した数値データを前記表
示手段に新しい前記表示数値データとして表示させる処
理手段とを有する数値データ入力装置において、前記限
定されたキーとして、前記処理手段に対して、押下する
ことにより前記表示数値データに前記単位数値データを
一定時間毎に自動的に加算させて、再度の押下で自動加
算を終了することを指示する加算キーと、前記処理手段
に対して、押下することにより前記表示数値データから
前記単位数値データを一定時間毎に自動的に減算させ
て、再度の押下で自動減算を終了することを指示する減
算キーと、前記処理手段に対して、前記表示数値データ
の確定を行なわせる登録キーとを有する数値データ入力
装置が得られる。
値データと該初期数値データを改変するための増減する
単位となる単位数値データとを記憶しておく記憶手段
と、前記初期数値データを表示数値データとして表示す
る表示手段と、限定されたキーと、該限定されたキーの
押下に応答して、前記表示数値データを前記単位数値デ
ータに基づいて改変し、該改変した数値データを前記表
示手段に新しい前記表示数値データとして表示させる処
理手段とを有する数値データ入力装置において、前記限
定されたキーとして、前記処理手段に対して、押下する
ことにより前記表示数値データに前記単位数値データを
一定時間毎に自動的に加算させて、再度の押下で自動加
算を終了することを指示する加算キーと、前記処理手段
に対して、押下することにより前記表示数値データから
前記単位数値データを一定時間毎に自動的に減算させ
て、再度の押下で自動減算を終了することを指示する減
算キーと、前記処理手段に対して、前記表示数値データ
の確定を行なわせる登録キーとを有する数値データ入力
装置が得られる。
【0010】また、本発明によれば、数値データを入力
する方法において、a)初期数値データを入力エリアに
表示数値データとして表示するステップと、b)加算キ
ー、減算キー、および登録キーの中のいずれのキーが押
下されたか否かを判断するステップと、c)上記ステッ
プb)において加算キーが押下されたと判断したとき、
前記表示数値データに単位加算データを加算して、加算
結果データを新しい表示数値データとして前記入力エリ
アに表示するステップと、d)タイマーを起動するステ
ップと、e)該タイマーの時間内にキー入力があるか否
かを判断するステップと、f)前記タイマーの時間内に
キー入力がないと判断したとき、上記ステップc)に戻
るステップと、g)前記タイマーの時間内に前記加算キ
ーが押下されたと判断したとき、上記ステップb)に戻
るステップと、h)上記ステップb)において減算キー
が押下されたと判断したとき、前記表示数値データから
単位加算データを減算して、減算結果データを新しい表
示数値データとして前記入力エリアに表示するステップ
と、i)タイマーを起動するステップと、j)該タイマ
ーの時間内にキー入力があるか否かを判断するステップ
と、k)前記タイマーの時間内にキー入力がないと判断
したとき、上記ステップh)に戻るステップと、l)前
記タイマーの時間内に前記減算キーが押下されたと判断
したとき、上記ステップb)に戻るステップと、m)上
記ステップb)において登録キーが押下されたと判断し
たとき、前記入力エリアの表示数値データを確定するス
テップとを含む数値データ入力方法が得られる。
する方法において、a)初期数値データを入力エリアに
表示数値データとして表示するステップと、b)加算キ
ー、減算キー、および登録キーの中のいずれのキーが押
下されたか否かを判断するステップと、c)上記ステッ
プb)において加算キーが押下されたと判断したとき、
前記表示数値データに単位加算データを加算して、加算
結果データを新しい表示数値データとして前記入力エリ
アに表示するステップと、d)タイマーを起動するステ
ップと、e)該タイマーの時間内にキー入力があるか否
かを判断するステップと、f)前記タイマーの時間内に
キー入力がないと判断したとき、上記ステップc)に戻
るステップと、g)前記タイマーの時間内に前記加算キ
ーが押下されたと判断したとき、上記ステップb)に戻
るステップと、h)上記ステップb)において減算キー
が押下されたと判断したとき、前記表示数値データから
単位加算データを減算して、減算結果データを新しい表
示数値データとして前記入力エリアに表示するステップ
と、i)タイマーを起動するステップと、j)該タイマ
ーの時間内にキー入力があるか否かを判断するステップ
と、k)前記タイマーの時間内にキー入力がないと判断
したとき、上記ステップh)に戻るステップと、l)前
記タイマーの時間内に前記減算キーが押下されたと判断
したとき、上記ステップb)に戻るステップと、m)上
記ステップb)において登録キーが押下されたと判断し
たとき、前記入力エリアの表示数値データを確定するス
テップとを含む数値データ入力方法が得られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例に係る携帯用の数
値データ入力端末のブロック図である。図示の如く、本
実施例による携帯用の数値データ入力端末は、数値デー
タを表示数値データとして表示する表示部1と、初期数
値データと数値データの増減の単位となる単位数値デー
タならびに数字入力用のプログラムを記憶している記憶
部2と、数値データの増加の指示を行う加算キー31、
数値データの減少の指示を行う減算キー32、および登
録キー33をもつキー部3と、これらのすべてを制御す
る中央処理部4とを有する。表示部1とキー部3は、そ
れぞれ、出力ポート5と入力ポート6を介して中央処理
部4に接続されている。
値データ入力端末のブロック図である。図示の如く、本
実施例による携帯用の数値データ入力端末は、数値デー
タを表示数値データとして表示する表示部1と、初期数
値データと数値データの増減の単位となる単位数値デー
タならびに数字入力用のプログラムを記憶している記憶
部2と、数値データの増加の指示を行う加算キー31、
数値データの減少の指示を行う減算キー32、および登
録キー33をもつキー部3と、これらのすべてを制御す
る中央処理部4とを有する。表示部1とキー部3は、そ
れぞれ、出力ポート5と入力ポート6を介して中央処理
部4に接続されている。
【0013】本実施例では記述していないが、このほか
に固定ディスク装置やモデムといった入出力装置と接続
するインタフェースも必要に応じて付加することも可能
である。
に固定ディスク装置やモデムといった入出力装置と接続
するインタフェースも必要に応じて付加することも可能
である。
【0014】次に、図2を参照して、加算キー31/減
算キー32/登録キー33を用いた本発明の数値データ
入力方法について説明する。まず、中央処理部4は出力
ポート5を介して初期数値データを表示部1の入力エリ
アに表示数値データとして表示する(処理1)。操作者
は、入力したい数値データが表示数値データより大きい
場合は加算キー31を、小さい場合は減算キー32を押
下する。中央処理部4は押下されたのが加算キー31か
減算キー32か登録キー33かを判断する(判断1)。
加算キー31が押下されたと判断したとき、中央処理部
4は加算処理を行う(処理2)。減算キー32が押下さ
れたと判断したとき、中央処理部4は減算処理を行う
(処理3)。
算キー32/登録キー33を用いた本発明の数値データ
入力方法について説明する。まず、中央処理部4は出力
ポート5を介して初期数値データを表示部1の入力エリ
アに表示数値データとして表示する(処理1)。操作者
は、入力したい数値データが表示数値データより大きい
場合は加算キー31を、小さい場合は減算キー32を押
下する。中央処理部4は押下されたのが加算キー31か
減算キー32か登録キー33かを判断する(判断1)。
加算キー31が押下されたと判断したとき、中央処理部
4は加算処理を行う(処理2)。減算キー32が押下さ
れたと判断したとき、中央処理部4は減算処理を行う
(処理3)。
【0015】図3を参照して処理2の加算処理について
説明する。中央処理部4は記憶部2に記憶されている加
算の単位数値データを表示数値データに加算し(処理
4)、その加算結果データを出力ポート5を介して表示
部1の入力エリアに新しい表示数値データとして表示す
る。次に、中央処理部4はタイマーをスタートさせ、キ
ー入力をまつ(処理5)。タイマーの時間内にキー入力
がなかった場合には(判断2のタイムアウト)、中央処
理部4は再度処理4に戻って加算を行い、再度キー入力
をまつ。これを繰り返し、操作者は表示数値データが希
望する数値データになるのをまつ。すなわち、処理4、
処理5、および判断2の繰り返しは、加算キー31の1
回目の押下に応答して、表示数値データに単位数値デー
タを一定時間毎に自動的に加算する自動加算手段として
働く。
説明する。中央処理部4は記憶部2に記憶されている加
算の単位数値データを表示数値データに加算し(処理
4)、その加算結果データを出力ポート5を介して表示
部1の入力エリアに新しい表示数値データとして表示す
る。次に、中央処理部4はタイマーをスタートさせ、キ
ー入力をまつ(処理5)。タイマーの時間内にキー入力
がなかった場合には(判断2のタイムアウト)、中央処
理部4は再度処理4に戻って加算を行い、再度キー入力
をまつ。これを繰り返し、操作者は表示数値データが希
望する数値データになるのをまつ。すなわち、処理4、
処理5、および判断2の繰り返しは、加算キー31の1
回目の押下に応答して、表示数値データに単位数値デー
タを一定時間毎に自動的に加算する自動加算手段として
働く。
【0016】表示数値データが希望する数値データにな
り、操作者により加算キー31が押下されたら(判断2
のキー入力)、加算処理を終了して、図2の判断1のキ
ー入力待ちに戻る。すなわち、判断2におけるキー入力
は、加算キー31の2回目の押下に応答して自動加算を
終了する加算終了手段として働く。
り、操作者により加算キー31が押下されたら(判断2
のキー入力)、加算処理を終了して、図2の判断1のキ
ー入力待ちに戻る。すなわち、判断2におけるキー入力
は、加算キー31の2回目の押下に応答して自動加算を
終了する加算終了手段として働く。
【0017】図4を参照して処理3の減算処理について
説明する。中央処理部4は表示数値データから記憶部2
に記憶されている単位数値データを減算し(処理6)、
その減算結果データを出力ポート5を介して表示部1の
入力エリアに新しい表示数値データとして表示する。次
に、中央処理部4はタイマーをスタートさせ、キー入力
をまつ(処理7)。タイマーの時間内にキー入力がなか
った場合には(判断3のタイムアウト)、中央処理部4
は再度処理6に戻って減算を行い、再度キー入力をま
つ。これを繰り返し、操作者は表示数値データが希望す
る数値データになるのをまつ。すなわち、処理6、処理
7、および判断3の繰り返しは、減算キー32の1回目
の押下に応答して、表示数値データに単位数値データを
一定時間毎に自動的に減算する自動減算手段として働
く。
説明する。中央処理部4は表示数値データから記憶部2
に記憶されている単位数値データを減算し(処理6)、
その減算結果データを出力ポート5を介して表示部1の
入力エリアに新しい表示数値データとして表示する。次
に、中央処理部4はタイマーをスタートさせ、キー入力
をまつ(処理7)。タイマーの時間内にキー入力がなか
った場合には(判断3のタイムアウト)、中央処理部4
は再度処理6に戻って減算を行い、再度キー入力をま
つ。これを繰り返し、操作者は表示数値データが希望す
る数値データになるのをまつ。すなわち、処理6、処理
7、および判断3の繰り返しは、減算キー32の1回目
の押下に応答して、表示数値データに単位数値データを
一定時間毎に自動的に減算する自動減算手段として働
く。
【0018】表示数値データが希望する数値データにな
り、操作者により減算キー32が押下されたら(判断3
のキー入力)、減算処理を終了して、図2の判断1のキ
ー入力待ちに戻る。すなわち、判断3におけるキー入力
は、減算キー32の2回目の押下に応答して自動減算を
終了する減算終了手段として働く。
り、操作者により減算キー32が押下されたら(判断3
のキー入力)、減算処理を終了して、図2の判断1のキ
ー入力待ちに戻る。すなわち、判断3におけるキー入力
は、減算キー32の2回目の押下に応答して自動減算を
終了する減算終了手段として働く。
【0019】尚、上述した加算処理および減算処理にお
けるタイマーの値は、人間が変更された数値データを確
認でき、かつ待ち時間をできるだけ短くできるように設
定する。
けるタイマーの値は、人間が変更された数値データを確
認でき、かつ待ち時間をできるだけ短くできるように設
定する。
【0020】図2に戻って、判断1において登録キー3
3が入力された場合には、中央処理部4は表示部1の入
力エリアの表示数値データを確定して数値データ入力を
終了する。すなわち、判断1における登録は、登録キー
の押下に応答して表示数値データを確定する手段として
働く。また、判断1において加算キー31または減算キ
ー32が押下された場合には、再度加算処理(処理2)
または減算処理(処理3)に戻り、表示数値データの増
減を行う。
3が入力された場合には、中央処理部4は表示部1の入
力エリアの表示数値データを確定して数値データ入力を
終了する。すなわち、判断1における登録は、登録キー
の押下に応答して表示数値データを確定する手段として
働く。また、判断1において加算キー31または減算キ
ー32が押下された場合には、再度加算処理(処理2)
または減算処理(処理3)に戻り、表示数値データの増
減を行う。
【0021】また、中央処理部4の入力数値データの範
囲を制限している。ここで、表示数値データが範囲の境
界値になった場合には、次に述べる2つの処理の仕方が
ある。1つの方法は、中央処理部4が加算/減算を中断
する方法である。もう1つの方法は、中央処理部4が表
示数値データを初期数値データに戻し、加算/減算を継
続する方法である。
囲を制限している。ここで、表示数値データが範囲の境
界値になった場合には、次に述べる2つの処理の仕方が
ある。1つの方法は、中央処理部4が加算/減算を中断
する方法である。もう1つの方法は、中央処理部4が表
示数値データを初期数値データに戻し、加算/減算を継
続する方法である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
初期数値データとして表示手段に表示された数値データ
の変更を、加算キーまたは減算キーを押下することによ
り、一定時間毎に単位数値データによる加算または減算
を開始し、入力したい数値データになった時に再度加算
キーまたは減算キーを押下して加算または減算を中断す
るようにしている。このことにより、キーを2回押下す
ることで数値データの変更を行うことができ、操作の簡
易化が図れる。
初期数値データとして表示手段に表示された数値データ
の変更を、加算キーまたは減算キーを押下することによ
り、一定時間毎に単位数値データによる加算または減算
を開始し、入力したい数値データになった時に再度加算
キーまたは減算キーを押下して加算または減算を中断す
るようにしている。このことにより、キーを2回押下す
ることで数値データの変更を行うことができ、操作の簡
易化が図れる。
【図1】本発明の一実施例による数値データ入力端末を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1に示した数値データ入力端末における数値
データ入力処理のフロー図である。
データ入力処理のフロー図である。
【図3】図2中の加算処理ルーチンを示すフロー図であ
る。
る。
【図4】図2中の減算処理ルーチンを示すフロー図であ
る。
る。
1 表示部 2 記憶部 3 キー部 31 加算キー 32 減算キー 33 登録キー 4 中央処理部 5 出力ポート 6 入力ポート
Claims (5)
- 【請求項1】 初期数値データと該初期数値データを改
変するための増減する単位となる単位数値データとを記
憶しておく記憶手段と、前記初期数値データを表示数値
データとして表示する表示手段と、限定されたキーと、
該限定されたキーの押下に応答して、前記表示数値デー
タを前記単位数値データに基づいて改変し、該改変した
数値データを前記表示手段に新しい前記表示数値データ
として表示させる処理手段とを有する数値データ入力装
置において、前記限定されたキーとして、 前記処理手段に対して、押下することにより前記表示数
値データに前記単位数値データを一定時間毎に自動的に
加算させて、再度の押下で自動加算を終了することを指
示する加算キーと、 前記処理手段に対して、押下することにより前記表示数
値データから前記単位数値データを一定時間毎に自動的
に減算させて、再度の押下で自動減算を終了することを
指示する減算キーと、 前記処理手段に対して、前記表示数値データの確定を行
なわせる登録キーとを有する数値データ入力装置。 - 【請求項2】 入力数値データの範囲を制限する手段
と、前記表示数値データが範囲の境界値になった場合に
加算/減算を中断する手段とを含む、請求項1記載の数
値データ入力装置。 - 【請求項3】 入力数値データの範囲を制限する手段
と、前記表示数値データが範囲の境界値になった場合に
前記初期数値データにもどり加算/減算を継続する手段
とを含む、請求項1記載の数値データ入力装置。 - 【請求項4】 初期数値データと該初期数値データを改
変するための増減する単位となる単位数値データとを記
憶しておく記憶手段と、前記初期数値データを表示数値
データとして表示する表示手段と、限定されたキーと、
該限定されたキーの押下に応答して、前記表示数値デー
タを前記単位数値データに基づいて改変し、該改変した
数値データを前記表示手段に新しい前記表示数値データ
として表示させる処理手段とを有する数値データ入力装
置において、 前記限定されたキーとして、加算キーと減算キーと登録
キーとを有し、 前記処理手段は、前記加算キーの1回目の押下に応答し
て、前記表示数値データに前記単位数値データを一定時
間毎に自動的に加算する自動加算手段と、前記加算キー
の2回目の押下に応答して自動加算を終了する加算終了
手段と、前記減算キーの1回目の押下に応答して、前記
表示数値データから前記単位数値データを一定時間毎に
自動的に減算する自動減算手段と、前記減算キーの2回
目の押下に応答して自動減算を終了する減算終了手段
と、前記登録キーの押下に応答して前記表示数値データ
を確定する手段とを有する数値データ入力装置。 - 【請求項5】 数値データを入力する方法において、 a)初期数値データを入力エリアに表示数値データとし
て表示するステップと、 b)加算キー、減算キー、および登録キーの中のいずれ
のキーが押下されたか否かを判断するステップと、 c)上記ステップb)において加算キーが押下されたと
判断したとき、前記表示数値データに単位加算データを
加算して、加算結果データを新しい表示数値データとし
て前記入力エリアに表示するステップと、 d)タイマーを起動するステップと、 e)該タイマーの時間内にキー入力があるか否かを判断
するステップと、 f)前記タイマーの時間内にキー入力がないと判断した
とき、上記ステップc)に戻るステップと、 g)前記タイマーの時間内に前記加算キーが押下された
と判断したとき、上記ステップb)に戻るステップと、 h)上記ステップb)において減算キーが押下されたと
判断したとき、前記表示数値データから単位加算データ
を減算して、減算結果データを新しい表示数値データと
して前記入力エリアに表示するステップと、 i)タイマーを起動するステップと、 j)該タイマーの時間内にキー入力があるか否かを判断
するステップと、 k)前記タイマーの時間内にキー入力がないと判断した
とき、上記ステップh)に戻るステップと、 l)前記タイマーの時間内に前記減算キーが押下された
と判断したとき、上記ステップb)に戻るステップと、 m)上記ステップb)において登録キーが押下されたと
判断したとき、前記入力エリアの表示数値データを確定
するステップとを含む数値データ入力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7071716A JP2715973B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 数値データ入力装置および数値データ入力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7071716A JP2715973B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 数値データ入力装置および数値データ入力方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08272507A JPH08272507A (ja) | 1996-10-18 |
JP2715973B2 true JP2715973B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=13468538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7071716A Expired - Fee Related JP2715973B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 数値データ入力装置および数値データ入力方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2715973B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-29 JP JP7071716A patent/JP2715973B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08272507A (ja) | 1996-10-18 |
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