JP3486607B2 - システム開発方法及び装置並びに記録媒体 - Google Patents

システム開発方法及び装置並びに記録媒体

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JP3486607B2
JP3486607B2 JP2000326253A JP2000326253A JP3486607B2 JP 3486607 B2 JP3486607 B2 JP 3486607B2 JP 2000326253 A JP2000326253 A JP 2000326253A JP 2000326253 A JP2000326253 A JP 2000326253A JP 3486607 B2 JP3486607 B2 JP 3486607B2
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一夫 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器やプロセスな
どを制御する制御システムの開発方法及びシステム開発
装置並びにシステム開発用プログラムをコンピュータに
読み取り可能に記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを用いた制御システムにお
けるソフトウェアの開発・設計は、一般に、a)機器や
プロセスなどの制御に使用される制御システムの設計、
b)設計された制御システムを構成するハードウェアの
設計・製作・ディバッグ、c)設計されたハードウェア
に動作指示を与える命令の集合であるソフトウェア(プ
ログラム)の設計・製作・ディバッグ、d)設計された
ソフトウェアによる制御システムの検証・ディバッグ、
e)制御システムの運用、のような各手順を踏むことで
行うようになっている。
【0003】このような手順を踏む場合、上記a)のス
テップは必要不可欠なものである。また、上記b)のス
テップはハードウェアに汎用品を使用することにより時
間に節約が可能であり、異なる種類の制御システムを作
成する場合にも共通のハードウェアを使用可能な場合が
多い。また、上記c)のステップは制御システムごとに
専用のソフトウェアを作成する場合がほとんどであり、
C言語やアセンブラ言語を用いてプログラマが一行々々
毎回作成する。また、上記d)のステップは作成された
ハードウェアとソフトウェアを組み合わせ、これにより
実際の機器やプロセスなどを動作させて、設計通りに動
くか、設計が正しいかを検証するものであり、問題が生
じた場合は、システム、ハードウェア及びソフトウェア
設計を変更し、再度d)のステップでソフトウェアを適
切に修正し、e)のステップを実行する作業を繰り返
す。そして、問題が全て取り除かれた段階で、e)のシ
ステム運用となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の制御
システムの開発・設計には、これらに精通するプログラ
マ等の専門技術者が手間と時間をかけて、しかも少人数
で行うため、システムの設計から運用までに多くの日時
を要するほか、制御システムの製作コストが上昇し、高
価な制御システムとなる。しかも、制御システムの設計
変更も困難で、多くの時間と工数がかかるという問題が
あった。
【0005】本発明の目的は、制御システムの開発・設
計に要する時間を大幅に短縮できるとともに、プログラ
ミングに精通していない者でも容易に設計し運用するこ
とができるシステム開発方法及びシステム開発用のプロ
グラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、システムに要求されている機能を満足させ
る仕様を決定し、この仕様に従いシステムの機能を一実
行単位である個々のプログラムの機能に分けてシステム
に必要な機能を実現するシステム開発方法であって、
示手段と、入力手段と、記憶手段と、ブロック表示処理
手段と、モジュール選択手段と、テーブル生成手段を構
成するコンピュータシステムを有し、 前記表示手段の
表示画面上の任意の位置を前記入力手段からの入力指令
に基づいてブロック表示のための位置を順次指定する第
1のステップと、前記ブロック表示処理手段により前記
指定された各位置に前記各一実行単位ごとのプログラム
機能を実現するモジュールをブロック化してシステムの
機能手順に従い配列し表示するとともにブロックの位置
が指定されるごとに前記記憶手段からモジュールメニュ
ーを読み出して表示する第2のステップと、前記第2の
ステップでブロックの位置が指定されるごとに表示され
たモジュールメニュー中から前記モジュール選択手段に
より前記位置指定されたブロックの機能に応じたモジュ
ールを選択する第3のステップと、前記第3のステップ
で選択されたモジュールに対し前記テーブル生成手
段によりモジュールの種類、表示画面上の位置、パラメ
ータ、入力ポートの数、入力ポートの接続先、出力ポー
ト数等の情報を設定してモジュールの管理テーブルを生
成する第4のステップとを備えることを特徴とする。
【0007】本発明はまた、システムに要求されている
機能を満足させる仕様を決定し、この仕様に従いシステ
ムの機能を一実行単位である個々のプログラムの機能に
分けてシステムに必要な機能を実現するシステム開発装
置であって、表示手段と、入力手段と、記憶手段と、
記表示手段の表示画面における任意の位置を前記入力手
段の操作で順次クリックすることにより指し、該指定
された各位置に前記各一実行単位ごとのプログラム機能
を実現するモジュールをブロック化してシステムの機能
手順に従い配列し表示するとともにブロックの位置が指
定されるごとにモジュールメニューを前記記憶手段から
読み出して表示するブロック表示処理手段と、前記ブロ
ック表示処理手段でブロックの位置が指定されるごとに
表示されたモジュールメニュー中から前記位置指定され
たブロックの機能に応じたモジュールを選択するモジュ
ール選択手段と、前記モジュール選択手段で選択された
モジュールに対し、モジュールの種類、表示画面上の
位置、パラメータ、入力ポートの数、入力ポートの接続
先、出力ポート数等の情報を設定してモジュールの管理
テーブルを生成するテーブル生成手段とを備えることを
特徴とする。
【0008】本発明はまた、システムに要求されている
機能を満足させる仕様を決定し、この仕様に従いシステ
ムの機能を一実行単位である個々のプログラムの機能に
分けてシステムに必要な機能を実現するシステム開発用
プログラムをコンピュータに読み取り可能に記録した記
録媒体であって、表示手段の表示画面上の任意の位置を
入力手段からの入力指令に基づいてブロック表示のため
の位置を順次指定する処理と、前記指定された各位置に
前記各一実行単位ごとのプログラム機能を実現するモジ
ュールをブロック化してシステムの機能手順に従い配列
し表示するとともにブロックの位置が指定されるごとに
モジュールメニューを表示するブロック表示処理と、前
記ブロック表示処理でブロックの位置が指定されるごと
に表示されたモジュールメユー中から前記位置指定され
たブロックの機能に応じたモジュールを選択するモジュ
ール選択処理と、前記モジュール選択処理で選択された
モジュールに対し、モジュールの種類、表示画面上の
位置、パラメータ、入力ポートの数、入力ポートの接続
先、出力ポート数等の情報を設定してモジュールの管理
テーブルを生成するテーブル生成処理をコンピュータ
に実行させるようにしたものである。
【0009】本発明のシステム開発方法では、第1のス
テップにおいて、表示手段の表示画面上の任意の位置を
前記入力手段からの入力指令に基づいてブロック表示の
ための位置を順次指定する。そして、第2のステップに
おいて、ブロック表示処理手段により、前記指定された
位置に各一実行単位ごとのプログラム機能を実現する
モジュールをブロック化してシステムの機能手順に従い
配列し表示するとともにブロックの位置が指定されるご
とにモジュールメニューを表示する。また、第3のステ
ップにおいて、モジュール選択手段により、第2のステ
ップでブロックの位置が指定されるごとに表示されたモ
ジュールメユー中から前記位置指定されたブロックの機
能に応じたモジュールを選択する。その後、第4のステ
ップにおいて、テーブル生成手段により、前記第3の
テップで選択されたモジュールに対し、モジュールの種
類、表示画面上の位置、パラメータ、入力ポートの数、
入力ポートの接続先、出力ポート数等の情報を設定して
モジュールの管理テーブルを生成する。
【0010】本発明のシステム開発装置では、ブロック
表示処理手段において、表示画面の任意の位置を入力手
段で順次クリックすることにより位置指定するとともに
該各指定位置に前記各一実行単位ごとのプログラム機能
を実現するモジュールをブロック化してシステムの機能
手順に従い配列し表示するとともにブロックの位置が指
定されるごとにモジュールメニューを表示する。また、
モジュール選択手段において、ブロック表示処理手段で
ブロックの位置が指定されるごとに表示されたモジュー
ルメニュー中から前記位置指定されたブロックの機能に
応じたモジュールを選択する。その後、テーブル生成手
段において、モジュール選択手段で選択されたモジュー
ルに対し、モジュールの種類、表示画面上の位置、パラ
メータ、入力ポートの数、入力ポートの接続先、出力ポ
ート数等の情報を設定してモジュールの管理テーブルを
生成する。
【0011】本発明の記録媒体にコンピュータで読み取
り可能に記録したシステム開発プログラムでは、表示手
段の表示画面上の任意の位置を入力手段からの入力指令
に基づいてブロック表示のための位置を順次指定する。
そして、ブロック表示処理において、前記指定された各
位置に前記各一実行単位ごとのプログラム機能を実現す
るモジュールをブロック化してシステムの機能手順に従
い配列し表示するとともにブロックの位置が指定される
ごとにモジュールメニューを表示する。また、モジュー
ル選択処理において、ブロック表示処理でブロックの位
置が指定されるごとに表示されたモジュールメユー中か
ら前記位置指定されたブロックの機能に応じたモジュー
ルを選択する。その後、テーブル生成処理において、モ
ジュール選択処理で選択されたモジュールに対し、モジ
ュールの種類、表示画面上の位置、パラメータ、入力ポ
ートの数、入力ポートの接続先、出力ポート数等の情報
を設定してモジュールの管理テーブルを生成する。
【0012】従って、本発明においては、各実行単位ご
とのプログラムの機能を実現するモジュールをモジュー
ルメニューから選択して表示画面上にブロック表示する
とともに、これら選択されたモジュールに対し管理テー
ブルを生成し、この管理テーブルを基にシステムの運用
を行う構成にしたので、システム設計者は画面上で制御
システムを設計し開発することができ、各実効単位ごと
のプログラムの開発・作成が不要になる。これにより、
システムの開発・設計に要する時間を大幅に短縮できる
とともに、プログラミングに精通していない者でも容易
に設計し運用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明によるシステム
開発装置の一例を示す機能ブロック図、図2はシステム
開発装置を構成するコンピュータシステムの構成図、図
3及び図4は図1のシステム開発装置の処理手順を示す
フローチャートである。以下では、これらの図面を参照
して本発明のシステム開発装置の一例について説明し、
同時に本発明のシステム開発方法及びシステム開発用プ
ログラムをコンピュータで読み取り可能に記録した記録
媒体の実施例についても説明する。
【0014】本実施の形態におけるシステム開発装置
は、具体的には図2に示したパーソナルコンピュータ1
0により構成されている。パーソナルコンピュータ10
は、全体を制御し管理するCPU101と、このCPU
101に接続されたメインメモリ102と、CPU10
1に表示制御部103を介して接続されたCRT等の表
示部104と、キーボード及びマウス等からなる入力部
105と、ハードディスク装置106などを備える。ま
た、後で詳しく説明する図1に示した各部の機能は、パ
ーソナルコンピュータ10のメインメモリ102にハー
ドディスク装置106から所定のプログラムデータをロ
ードし、このプログラムデータでCPU101を動作さ
せることにより実現される。また、ハードディスク装置
106にはシステム開発用プログラムをコンピュータで
読み取り可能に記録したフロッピディスク等の記録媒体
11が挿着できるように構成されている。また、パーソ
ナルコンピュータ10のCPU101には、RS-23
2C等の通信用インタフェース12を介して運用処理シ
ステム13が接続されている。
【0015】図1に示すように、本実施の形態における
システム開発装置は、システムに要求されている機能を
満足させる仕様を決定し、この仕様に従いシステムの機
能を一実行単位である個々のプログラムの機能に分けて
システムに必要な機能を実現するもので、表示手段2
0、入力手段21、ブロック表示処理手段22、モジュ
ール選択手段23、テーブル生成手段24、スクリプト
変換手段25、配線処理手段26、記憶手段27及びこ
れらの各手段を制御し管理する制御手段28を含んで構
成される。また、制御手段28には、図2に示す場合と
同様の通信用インタフェース12を介して運用処理シス
テム13が接続されている。
【0016】前記表示手段20は、図2に示した表示部
104を含んで構成され、システム開発の処理に必要な
各種の表示を行う。前記入力手段21は、図2に示した
キーボード及びマウスからなる入力部105を含んで構
成される。
【0017】前記ブロック表示処理手段22は、表示手
段20の表示画面における任意の位置を入力手段21の
操作で順次クリックすることにより位置指定するととも
に該指定された位置の表示画面上に各一実行単位ごとの
プログラム機能を実現するモジュールをブロック化して
システムの機能手順に従い配列表示し、かつブロックの
位置が指定されるごとにモジュールメニューを表示手段
20に表示する。前記モジュール選択手段23は、ブロ
ック表示処理手段22でブロックの位置が指定されるご
とに表示手段20に表示されたモジュールメニュー中か
ら位置指定されたブロックの機能に応じたモジュールを
選択する。前記テーブル生成手段24は、モジュール選
択手段23で選択されたモジュールに対応するモジュー
ルプロパティウインドを表示手段20に表示し、このモ
ジュールプロパティウインドにモジュールの種類、表示
画面上の位置、パラメータ、入力ポートの数、入力ポー
トの接続先、出力ポート数等の情報を設定することによ
りモジュールの管理テーブルを生成する。前記スクリプ
ト変換手段25は、テーブル生成手段24で生成された
各モジュールに対応する管理テーブルをスクリプト言語
に変換する。前記配線処理手段26は、表示手段20の
表示画面に表示された各モジュールの出力ポートと入力
ポート間をデータの流れに従い配線する。また、前記記
憶手段27は、テーブル生成手段24で生成された各モ
ジュールに対応する管理テーブル等のデータを格納す
る。
【0018】前記運用処理システム13は、設計された
システムを実際に運用するもので、この運用処理システ
ム13にはスクリプト変換手段26で変換されたスクリ
プトデータがダウンロードされる。また、運用処理シス
テム13は、モジュールメニューに表示される入出力モ
ジュール、算術演算モジュール、論理演算モジュール、
比較・判定モジュール、関数発生モジュール、制御演算
モジュール、フィルタモジュール、メモリ/遅延回路モ
ジュール等の各種モジュールを備え、これらのモジュー
ルは上記ダウンロードされたスクリプトデータを再び管
理テーブルに再変換された後の管理テーブルに基づいて
稼動制御されるように構成されている。また、これら各
モジュールは、デジタル・シグナル・プロセッサ(DS
P)や汎用プロセッサ(CPU、MPU)で構成されて
いる。
【0019】次に、このように構成されたシステム開発
装置の動作について、図3及び図4に示すフローチャー
トと図5〜図9の説明図を参照して説明する。まず、シ
ステム設計者は、システムに要求されている機能を満足
させる仕様を決定し、この仕様に従いシステムの機能を
一実行単位である個々のプログラムの機能に分け、この
各一実行単位ごとのプログラム機能を実現するモジュー
ルをブロック化し、この各ブロックをシステムの機能手
順に従い配列することにより、例えば図5に示す機能ブ
ロック図を予め手作業などで作成する(ステップS
1)。この図5において、AD1はアナログ信号をデジ
タル信号に変換する第1A−D用モジュールであり、A
D2はアナログ信号をデジタル信号に変換する第2A−
D用モジュールであり、ADD1は第1A−D用モジュ
ールAD1と第2A−D用モジュールAD2の出力を加
算する2入力の演算モジュールであり、DA1は演算モ
ジュールADD1から出力されるデジタル信号をアナロ
グ信号に変換するD−A用モジュールである。
【0020】次に、システム開発のためのプログラムを
起動し、表示手段20に機能ブロック図を描くための画
面を表示する(ステップS2)。かかる状態で、入力手
段21、例えばマウスを操作することにより画面上を移
動するカーソルを表示画面上の任意の位置に停止し、該
位置をクリックする(ステップS3)。これに伴い、ブ
ロック表示処理手段22により、まず、図5の機能ブロ
ック図に示す第1A−D用モジュールAD1の表示位置
を指定し、同時にクリックの位置情報を取得する(ステ
ップS4)。次いで、ブロック表示処理手段22は、指
定された位置の表示画面上に一実行単位ごとのプログラ
ム機能を実現するモジュールをブロック化して表示する
と共に、図6に示すモジュールメニューのメインメニュ
ーを表示する(ステップS5)。
【0021】次に、表示手段20の画面上に表示された
入出力モジュール群、算術演算モジュール群、論理演算
モジュール群、比較・判定モジュール群、関数発生モジ
ュール群、制御演算モジュール群、フィルタモジュール
群、メモリ/遅延回路モジュール群、その他のモジュー
ル群のメインメニュー中から図5の機能ブロック図に示
す第1A−D用モジュールAD1に対応するモジュール
群の1つをモジュール選択手段23により選択する(ス
テップS6)。具体的には、入力手段21であるマウス
により「入出力モジュール群」の項目をクリックする
と、図7(A)に示すような「入出力モジュール群」の
詳細を表すサブメニューが画面上に表示される(ステッ
プS7)。このサブメニューから上記第1A−D用モジ
ュールAD1の機能に対応するモジュールの種類をクリ
ックすることにより、第1A−D用モジュールAD1の
機能に対応したADモジュールが選択される(ステップ
S8)。
【0022】一方、必要なモジュールが選択されると、
図9に示すようなモジュールプロパティウインドが表示
手段20に表示され(ステップS9)、このモジュール
プロパティウインドに必要なデータ、例えばモジュール
の種類:AD、回路内でのモジュールの通り名:AD
1、表示画面上の位置:x=100,y=100、パラ
メータ:0(ハードウェア上のアナログポート0からの
データをデジタル信号に変換することを示す)、入力ポ
ートの数:0(他のモジュールから入力されるデータが
ないことを示す)、入力ポートの接続先:なし、等の情
報を設定する(ステップS10)。そして、これらの設
定情報を基にして、テーブル生成手段24で管理テーブ
ルを生成する(ステップS11)。この時の第1A−D
用モジュールAD1に対し生成される管理テーブルを図
10(A)に示す。なお、この場合、モジュールの種
類:AD、入力ポートの数:0や表示画面上の位置:x
=100,y=100はモジュールプロパティウインド
の必要箇所に自動的に設定され、モジュールの通り名:
AD1及びパラメータ:0は入力手段21を操作するこ
とで設定され、また、入力ポートの接続先:なしは配線
処理時に設定される。
【0023】その後、図5に示す機能ブロック図の全て
のブロックに対するモジュール選定及びテーブル生成処
理が終了したかを判定し(ステップS12)、終了して
いない場合はステップS3に戻り、ステップS3からス
テップS11までの処理を繰り返し実行する。また、図
5に示す全てのブロックに対するモジュール選定及びテ
ーブル生成処理が終了した場合は図3に示す処理が終了
する。
【0024】図5に示す機能ブロック図の第2A−D用
モジュールAD2に対するモジュール選定及びテーブル
生成処理に際しては、上記第1A−D用モジュールAD
1の場合と同様に行われるので、その説明は省略する。
また、このとき、第2A−D用モジュールAD2に対し
生成される管理テーブルは図10(B)に示すようにな
る。
【0025】次に、図5に示す機能ブロック図の演算モ
ジュールADD1及びD−A用モジュールDA1に対す
るモジュール選定及びテーブル生成処理について簡単に
説明する。演算モジュールADD1に対してモジュール
選定及びテーブル生成処理する場合は、上記第1A−D
用モジュールAD1の場合と同様に、図5に示す機能ブ
ロック図を参照しながら入力手段21を操作して表示画
面上の任意の位置をクリックし、ブロック表示処理手段
22により、指定された位置の表示画面上にモジュール
をブロック化して表示すると共に、図6に示すモジュー
ルメニューのメインメニューを表示する。次に、表示手
段20の画面上に表示されたメインメニューから演算モ
ジュールADD1に対応する算術演算モジュール群をモ
ジュール選択手段23により選択し、同時に図7(B)
に示すサブメニューを表示手段20に表示する。そし
て、このサブメニューから上記演算モジュールADD1
の機能に対応するモジュールの種類をクリックすること
により、演算モジュールADD1の機能に対応したAD
Dモジュールが選択される。
【0026】必要なモジュールが選択されると、上記第
1A−D用モジュールAD1の場合と同様に、モジュー
ルプロパティウインドが表示手段20に表示され、この
モジュールプロパティウインドに必要なデータ、例えば
モジュールの種類:ADD、回路内でのモジュールの通
り名:ADD1、表示画面上の位置:x=100,y=
200、パラメータ:なし、入力ポートの数:2(他の
モジュールから入力されるデータがないことを示す)、
入力ポートの接続先:AD1,AD2(2つの入力ポー
トのうち1つはAD1の出力ポート0に接続され、もう
一方はAD2の出力ポート0に接続されることを示す)
等の情報を設定する。そして、これらの設定情報を基に
して、テーブル生成手段24で管理テーブルを生成す
る。この時の演算モジュールADD1に対し生成される
管理テーブルは図10(C)に示すようになる。なお、
この場合、モジュールの種類:ADD、入力ポートの
数:2や表示画面上の位置:x=100,y=200は
モジュールプロパティウインドの必要箇所に自動的に設
定され、モジュールの通り名:ADD1及びパラメー
タ:なしは入力手段21を操作することで設定され、ま
た、入力ポートの接続先:AD1,AD2は配線処理時
に設定される。
【0027】また、D−A用モジュールDA1に対して
モジュール選定及びテーブル生成処理する場合は、上記
第1A−D用モジュールAD1の場合と同様に、図5に
示す機能ブロック図を参照しながら入力手段21を操作
して表示画面上の任意の位置をクリックし、ブロック表
示処理手段22により、指定された位置の表示画面上に
モジュールをブロック化して表示すると共に、図6に示
すモジュールメニューのメインメニューを表示する。次
に、表示手段20の画面上に表示されたメインメニュー
からD−A用モジュールDA1に対応する入出力モジュ
ール群をモジュール選択手段23により選択し、同時に
図7(A)に示すサブメニューを表示手段20に表示す
る。そして、このサブメニューから上記D−A用モジュ
ールDA1の機能に対応するモジュールの種類をクリッ
クすることにより、D−A用モジュールDA1の機能に
対応したDAモジュールが選択される。
【0028】また、必要なモジュールが選択されると、
上記第1A−D用モジュールAD1の場合と同様に、モ
ジュールプロパティウインドが表示手段20に表示さ
れ、このモジュールプロパティウインドに必要なデー
タ、例えばモジュールの種類:DA、回路内でのモジュ
ールの通り名:DA1、表示画面上の位置:x=30
0,y=100、パラメータ:0、入力ポートの数:1
(他のモジュールから入力されるデータがあることを示
す)、入力ポートの接続先:ADD1,0等の情報を設
定する。そして、これらの設定情報を基にして、テーブ
ル生成手段24で管理テーブルを生成する。この時のD
−A用モジュールDA1に対し生成される管理テーブル
は図10(D)に示すようになる。なお、この場合、モ
ジュールの種類:DA、入力ポートの数:1や表示画面
上の位置:x=300,y=100はモジュールプロパ
ティウインドの必要箇所に自動的に設定され、モジュー
ルの通り名:DA1及びパラメータ:0は入力手段21
を操作することで設定され、また、入力ポートの接続
先:ADD1,0は配線処理時に設定される。
【0029】なお、図7において、(C)は論理演算モ
ジュール群のサブメニューの具体例を示している。ま
た、図8において、(A)は比較・判定モジュール群の
サブメニューの具体例を示し、(B)は関数発生モジュ
ール群のサブメニューの具体例を示し、(C)は制御演
算モジュール群のサブメニューの具体例を示し、(D)
はその他のモジュール群のサブメニューの具体例を示し
ている。
【0030】次に、表示画面に表示されている機能モジ
ュール間を配線処理する場合の動作について図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。図5において、第1A
−D用モジュールAD1の出力ポートOP1と演算モジ
ュールADD1の第1入力ポートIP1間を配線する場
合は、データの流れに従って、まず、第1A−D用モジ
ュールAD1の出力ポートOP1を入力手段21でクリ
ックし(ステップS20)、次いで、演算モジュールA
DD1の第1入力ポートIP1をクリックする(ステッ
プS21)。これにより、配線処理手段26が作動し
て、第1A−D用モジュールAD1の出力ポートOP1
と演算モジュールADD1の第1入力ポートIP1間が
配線L1により接続されるように処理される(ステップ
S22)。
【0031】また、第2A−D用モジュールAD2の出
力ポートOP2と演算モジュールADD1の第1入力ポ
ートIP1間を配線する場合は、データの流れに従い第
2A−D用モジュールAD2の出力ポートOP2を入力
手段21でクリックし、次いで、演算モジュールADD
1の第2入力ポートIP2をクリックする。これによ
り、配線処理手段26は、第2A−D用モジュールAD
2の出力ポートOP2と演算モジュールADD1の第2
入力ポートIP2間が配線L2により接続されるように
処理する。同様にして、演算モジュールADD1の出力
ポートOPとD−A用モジュールDA1の入力ポートI
P間を配線する場合は、データの流れに従い演算モジュ
ールADD1の出力ポートOPを入力手段21でクリッ
クし、次いで、D−A用モジュールDA1の入力ポート
IPをクリックする。これにより、配線処理手段26
は、演算モジュールADD1の出力ポートOPとD−A
用モジュールDA1の入力ポートIP間が配線L3によ
り接続されるように処理する。これにより、各モジュー
ル間の配線をデータの流れに従い行うことができる。
【0032】次に、上記のように作成された各管理テー
ブルを用いて運用処理システム13を稼動する場合につ
いて説明する。この場合は、図11(A)に示すよう
に、第1A−D用モジュールAD1に対応して生成した
管理テーブルTB1をスクリプト変換手段25によりス
クリプト言語SC1に変換する。また、図11(B)に
示すように、第2A−D用モジュールAD2に対応して
生成した管理テーブルTB2をスクリプト変換手段25
によりスクリプト言語SC2に変換する。また、図11
(C)に示すように、演算モジュールADD1に対応し
て生成した管理テーブルTB3をスクリプト変換手段2
5によりスクリプト言語SC3に変換する。また、図1
1(D)に示すように、D−A用モジュールDA1に対
応して生成した管理テーブルTB4をスクリプト変換手
段25によりスクリプト言語SC4に変換する。
【0033】上記のようにして変換された各スクリプト
言語SC1〜SC4のデータは通信インタフェース12
を介して運用処理システム13にダウンロードされる。
そして、運用処理システム13にダウンロードされた各
スクリプト言語SC1〜SC4のデータは運用処理シス
テム13で管理テーブルTB1〜TB4に再変換され、
運用処理システム13に内蔵されているメモリ131に
格納される。運用処理システム13では、図12に示す
ように、管理テーブルTB1から管理テーブルTB4に
向けて管理テーブルの内容を解釈しながらAD処理、A
DD処理及びDA処理を順次実行し、最後の管理テーブ
ルTB4によるDA処理が実行されたならば、先頭の管
理テーブルTB1によるAD処理に戻り、再び先頭から
実行を繰り返す。この実行は、タイマーを用いることに
より一定間隔で行われる。
【0034】図12において、管理テーブルTB1の処
理の種類はADであり、アナログ入力ポートチャンネル
1の値をデジタル量に変換し、その結果を出力ポート0
の値として格納する。また、管理テーブルTB2の処理
の種類はADであり、アナログ入力ポートチャンネル0
の値をデジタル量に変換し、その結果を出力ポート0の
値として格納する。また、管理テーブルTB3の処理の
種類はADDであり、管理テーブルTB1及びTB2を
参照して、入力ポートの接続先から値を取得する。すな
わち、AD1の出力ポート0を入力ポート0の値とし、
また、AD2の出力ポート0を入力ポート1の値とす
る。そして、2つの入力ポートの値を加算し、その結果
を出力ポート0の値として格納する。また、管理テーブ
ルTB4の処理の種類はDAであり、管理テーブルTB
3を参照して、入力ポートの接続先から値を取得する。
すなわち、ADD1の出力ポート0を入力ポート0の値
とし、この入力ポートの値をデジタル量からアナログ量
に変換し、その結果をアナログ出力ポートチャンネル0
の値として出力する。
【0035】したがって、本実施の形態におけるシステ
ム開発装置では、システム設計者は図1に示す構成の装
置を用いて画面上で制御システムを設計し、そして、入
力された機能ブロックの管理テーブルを解釈してコンピ
ュータで処理できる簡単なスクリプト情報へ変換し、こ
の情報を稼動処理システム13に伝送して、運用するよ
うに構成したので、制御システムの開発・設計に要する
時間を大幅に短縮できるとともに、プログラミングに精
通していない者でも容易に設計し運用することができ
る。
【0036】また、本実施の形態においては、予め各一
実行単位ごとのプログラム機能を実現するモジュールを
ブロック化して、システムの機能手順に従い配列するこ
とで機能ブロック図を作成しておくことにより、この機
能ブロック図を参照して表示画面上での制御システムの
設計が容易になる。また、本実施の形態においては、配
線処理手段26を備えることにより、表示画面に表示さ
れた各モジュールの出力ポートと入力ポート間をデータ
の流れに従い配線することができる。
【0037】なお、上記実施の形態では、機能ブロック
図を作成しておき、この機能ブロック図を参照して表示
画面上での制御システム設計を行う場合について説明し
たが、本発明はこれに限らず、表示画面上に機能ブロッ
ク図を思考しながら直接入力することも可能である。ま
た、本発明のシステム開発は、図5の機能ブロック図に
示す構成のものに限定されず、図7及び図8に示す各種
のモジュールを利用してシステムを開発し設計する場合
においても本発明を適用できる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
システム開発方法及び装置並びにシステム開発用プログ
ラムをコンピュータに読み取り可能に記録した記録媒体
によれば、各実行単位ごとのプログラムの機能を実現す
るモジュールをモジュールメニューから選択して表示画
面上にブロック表示するとともに、これら選択されたモ
ジュールに対し管理テーブルを生成し、この管理テーブ
ルを基にシステムの運用を行う構成にしたので、制御シ
ステムの開発・設計に要する時間を大幅に短縮できると
ともに、プログラミングに精通していない者でも容易に
設計し運用することができる。また、本発明によれば、
テーブル生成された各モジュールに対応する管理テーブ
ルをスクリプト言語に変換する機能を備えるため、この
変換されたスクリプトデータを運用処理システムへダウ
ンロードすることが可能になる。
【0039】また、本発明によれば、予め各一実行単位
ごとのプログラム機能を実現するモジュールをブロック
化して、システムの機能手順に従い配列することで機能
ブロック図を作成しておくことにより、この機能ブロッ
ク図を参照して表示画面上での制御システム設計を容易
に行うことができる。また、本発明によれば、配線処理
手段を備えることにより、表示画面に表示された各モジ
ュールの出力ポートと入力ポート間をデータの流れに従
い配線することができる。本発明のシステム開発方法及
び装置によれば、変換されたスクリプトデータを運用処
理システムにダウンロードし、この運用処理システムに
おいて再変換された管理テーブルに基づいて運用処理シ
ステム内の各モジュールを稼動することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステム開発装置の一例を示す機
能ブロック図である。
【図2】図1のシステム開発装置を構成するコンピュー
システムの構成図である。
【図3】本発明のシステム開発装置におけるモジュール
選定及びテーブル生成処理の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明のシステム開発装置における配線処理の
動作手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明のシステム開発に適用された機能ブロッ
ク図の一例を示す構成図である。
【図6】本発明におけるモジュールのメインメニューの
一例を示す説明図である。
【図7】本発明におけるモジュールのサブメニューの一
例を示す説明図である。
【図8】本発明におけるモジュールのサブメニューの一
例を示す説明図である。
【図9】本発明におけるモジュールプロパティウインド
の表示例を示す説明図である。
【図10】本発明におけるモジュールの管理テーブルの
一例を示す説明図である。
【図11】本発明における管理テーブルとスクリプト言
語との関係を示す説明図である。
【図12】本発明にける管理テーブルに基づいて稼動処
理システムを稼動する場合の説明図である。
【符号の説明】
20 表示手段 21 入力手段 22 ブロック表示処理手段 23 モジュール選択手段 24 テーブル生成手段 25 スクリプト変換手段 26 配線処理手段 27 記憶手段 28 制御手段 12 通信用インタフェース 13 運用処理システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 G06F 9/06

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムに要求されている機能を満足さ
    せる仕様を決定し、この仕様に従いシステムの機能を一
    実行単位である個々のプログラムの機能に分けてシステ
    ムに必要な機能を実現するシステム開発方法であって、表示手段と、入力手段と、記憶手段と、ブロック表示処
    理手段と、モジュール選択手段と、テーブル生成手段を
    構成するコンピュータシステムを有し、 前記表示手段の表示画面上の任意の位置を前記入力手段
    からの入力指令に基づいてブロック表示のための位置を
    順次指定する第1のステップと、 前記ブロック表示処理手段により前記指定された各 位置
    に前記各一実行単位ごとのプログラム機能を実現するモ
    ジュールをブロック化してシステムの機能手順に従い配
    列し表示するとともにブロックの位置が指定されるごと
    に前記記憶手段からモジュールメニューを読み出して表
    示する第2のステップと、 前記第2のステップでブロックの位置が指定されるごと
    に表示されたモジュールメニュー中から前記モジュール
    選択手段により前記位置指定されたブロックの機能に応
    じたモジュールを選択する第3のステップと、 前記第3のステップで選択されたモジュールに対し
    前記テーブル生成手段によりモジュールの種類、表示画
    面上の位置、パラメータ、入力ポートの数、入力ポート
    の接続先、出力ポート数等の情報を設定してモジュール
    の管理テーブルを生成する第4のステップと、 を備えることを特徴とするシステム開発方法。
  2. 【請求項2】 前記各一実行単位ごとのプログラム機能
    を実現するモジュールをブロック化し、このブロックを
    システムの機能手順に従い配列することにより機能ブロ
    ック図作成し、この作成された機能ブロック図を参照
    して前記プログラム機能を実現する各モジュールが前記
    表示画面上にブロック表示されるようにしたこと特徴と
    する請求項1記載のシステム開発方法。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータシステムはスクリプト
    変換手段を有し、前記第4のステップで生成された各モ
    ジュールに対応する管理テーブルを前記スクリプト変換
    手段によりスクリプト言語に変換する第5のステップを
    備えることを特徴とする請求項1または2記載のシステ
    ム開発方法。
  4. 【請求項4】 前記コンピュータシステムは配線処理手
    段を有し、前記表示画面に表示された各モジュールの出
    力ポートと入力ポート間をデータの流れに従い前記配線
    処理手段により配線する第6のステップを備えることを
    特徴とする請求項1、2または3記載のシステム開発方
    法。
  5. 【請求項5】 前記モジュールメニューは、入出力モジ
    ュール群、算術演算モジュール群、論理演算モジュール
    群、比較・判定モジュール群、関数発生モジュール群、
    制御演算モジュール群、フィルタモジュール群、メモリ
    /遅延回路モジュール群、その他のモジュール群を表す
    メインメニューと、このメインメニューのモジュール群
    の1つを選択することにより、該選択されたモジュール
    の種類を表すサブメニューから構成されていることを特
    徴とする請求項1記載のシステム開発方法。
  6. 【請求項6】 前記変換されたスクリプトデータがダウ
    ンロードされる運用処理システムを有し、前記運用処理
    システムは前記モジュールメニューに対応する各モジュ
    ールを備え、前記運用処理システムにより前記各モジュ
    ールに対応するスクリプトデータを管理テーブルに再変
    換し、この管理テーブルに基づいて前記運用処理システ
    ム内の前記各モジュールを稼動するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のシステム開発方法。
  7. 【請求項7】 前記各モジュールは、デジタル・シグナ
    ル・プロセッサや汎用プロセッサで構成されていること
    を特徴とする請求項記載のシステム開発方法。
  8. 【請求項8】 システムに要求されている機能を満足さ
    せる仕様を決定し、この仕様に従いシステムの機能を一
    実行単位である個々のプログラムの機能に分けてシステ
    ムに必要な機能を実現するシステム開発装置であって、 表示手段と、 入力手段と、記憶手段と、 前記表示手段の表示画面における任意の位置を前記入力
    手段の操作で順次クリックすることにより指し、該指
    された各位置に前記各一実行単位ごとのプログラム機
    能を実現するモジュールをブロック化してシステムの機
    能手順に従い配列し表示するとともにブロックの位置が
    指定されるごとにモジュールメニューを前記記憶手段か
    ら読み出して表示するブロック表示処理手段と、 前記ブロック表示処理手段でブロックの位置が指定され
    るごとに表示されたモジュールメニュー中から前記位置
    指定されたブロックの機能に応じたモジュールを選択す
    るモジュール選択手段と、 前記モジュール選択手段で選択されたモジュールに対し
    、モジュールの種類、表示画面上の位置、パラメー
    タ、入力ポートの数、入力ポートの接続先、出力ポート
    数等の情報を設定してモジュールの管理テーブルを生成
    するテーブル生成手段と、 を備えることを特徴とするシステム開発装置。
  9. 【請求項9】 前記各一実行単位ごとのプログラム機能
    を実現するモジュールをブロック化し、このブロックを
    システムの機能手順に従い配列することにより機能ブロ
    ック図作成し、この作成された機能ブロック図を参照
    して前記入力手段の操作により前記プログラム機能を実
    現する各モジュールが前記表示画面上にブロック表示さ
    れるようにしたこと特徴とする請求項8記載のシステム
    開発装置。
  10. 【請求項10】 前記テーブル生成手段で生成された各
    モジュールに対応する管理テーブルをスクリプト言語に
    変換するスクリプト変換手段を備えることを特徴とする
    請求項8または9記載のシステム開発装置。
  11. 【請求項11】 前記表示画面に表示された各モジュー
    ルの出力ポートと入力ポート間をデータの流れに従い配
    線する配線処理手段を備えることを特徴とする請求項
    8,9または10記載のシステム開発装置。
  12. 【請求項12】 前記モジュールメニューは、入出力モ
    ジュール群、算術演算モジュール群、論理演算モジュー
    ル群、比較・判定モジュール群、関数発生モジュール
    群、制御演算モジュール群、フィルタモジュール群、メ
    モリ/遅延回路モジュール群、その他のモジュール群を
    表すメインメニューと、このメインメニューのモジュー
    ル群の1つを選択することにより、該選択されたモジュ
    ールの種類を表すサブメニューから構成されていること
    を特徴とする請求項8記載のシステム開発装置。
  13. 【請求項13】 前記変換されたスクリプトデータがダ
    ウンロードされる運用処理システムを有し、前記運用処
    理システムは前記モジュールメニューに対応する各モジ
    ュールを備え、前記運用処理システムにより前記各モジ
    ュールに対応するスクリプトデータを管理テーブルに再
    変換し、この管理テーブルに基づいて前記運用処理シス
    テム内の前記各モジュールを稼動するように構成されて
    いることを特徴とする請求項8記載のシステム開発装
    置。
  14. 【請求項14】 前記各モジュールは、デジタル・シグ
    ナル・プロセッサや汎用プロセッサで構成されているこ
    とを特徴とする請求項13記載のシステム開発装置。
  15. 【請求項15】 システムに要求されている機能を満足
    させる仕様を決定し、この仕様に従いシステムの機能を
    一実行単位である個々のプログラムの機能に分けてシス
    テムに必要な機能を実現するシステム開発用プログラム
    コンピュータに読み取り可能に記録した記録媒体であ
    って、表示手段の表示画面上の任意の位置を入力手段からの入
    力指令に基づいてブロック表示のための位置を順次指定
    する処理と、 前記指定された各 位置に前記各一実行単位ごとのプログ
    ラム機能を実現するモジュールをブロック化してシステ
    ムの機能手順に従い配列し表示するとともにブロックの
    位置が指定されるごとにモジュールメニューを表示する
    ブロック表示処理と、 前記ブロック表示処理でブロックの位置が指定されるご
    とに表示されたモジュールメニュー中から前記位置指定
    されたブロックの機能に応じたモジュールを選択するモ
    ジュール選択処理と、 前記モジュール選択処理で選択されたモジュールに対し
    、モジュールの種類、表示画面上の位置、パラメー
    タ、入力ポートの数、入力ポートの接続先、出力ポート
    数等の情報を設定してモジュールの管理テーブルを生成
    するテーブル生成処理と、をコンピュータに実行させる
    システム開発用プログラムをコンピュータに読み取り可
    能に記録した記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記各一実行単位ごとのプログラム機
    能を実現するモジュールをブロック化し、このブロック
    をシステムの機能手順に従い配列することにより機能ブ
    ロック図作成し、この作成された機能ブロック図を参
    照して前記プログラム機能を実現する各モジュールが前
    記表示画面上にブロック表示されるようにしたこと特徴
    とする請求項15記載のシステム開発用プログラムを
    ンピュータに読み取り可能に記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記テーブル生成処理で生成された各
    モジュールに対応する管理テーブルをスクリプト言語に
    変換するスクリプト変換処理をコンピュータに実行する
    ようにしたことを特徴とする請求項15または16記載
    のシステム開発用プログラムをコンピュータに読み取り
    可能に記録した記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記表示画面に表示された各モジュー
    ルの出力ポートと入力ポート間をデータの流れに従い配
    線する配線処理をコンピュータに実行させるようにした
    ことを特徴とする請求項15,16または17記載のシ
    ステム開発用プログラムをコンピュータに読み取り可能
    記録した記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記モジュールメニューは、入出力モ
    ジュール群、算術演算モジュール群、論理演算モジュー
    ル群、比較・判定モジュール群、関数発生モジュール
    群、制御演算モジュール群、フィルタモジュール群、メ
    モリ/遅延回路モジュール群、その他のモジュール群を
    表すメインメニューと、このメインメニューのモジュー
    ル群の1つを選択することにより、該選択されたモジュ
    ールの種類を表すサブメニューから構成されていること
    を特徴とする請求項15記載のシステム開発用プログラ
    ムをコンピュータに読み取り可能に記録した記録媒体。
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