JPH06348766A - ツール組み込み方法及び装置 - Google Patents

ツール組み込み方法及び装置

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JPH06348766A
JPH06348766A JP5140718A JP14071893A JPH06348766A JP H06348766 A JPH06348766 A JP H06348766A JP 5140718 A JP5140718 A JP 5140718A JP 14071893 A JP14071893 A JP 14071893A JP H06348766 A JPH06348766 A JP H06348766A
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tool
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file
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Application number
JP5140718A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Yasuda
光宏 安田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06348766A publication Critical patent/JPH06348766A/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/20Software design

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームワークに対するツール組み込みの作
業の効率化を図る。 【構成】 ツール組み込みの仕様に応じて変化する内容
をユーザインターフェース定義ファイル3,パラメータ
定義ファイル4,起動コマンド定義ファイル5の記述に
より与える。また、各定義ファイル3,4,5を用いる
か用いないかを環境定義ファイル6により規定する。処
理系2は、各定義ファイル3,4,5,6の内容を読み
込み、それをフレームワーク1が提供する機能に変換す
ることでツール組み込みを実現する。 【効果】 複数種のフレームワークごとのツール組み込
みを、各フレームワークが提供する拡張言語を使用しな
いで1つの共通記述で実現できるため、複数種のフレー
ムワークに対するツール組み込みの作業が大幅に短縮さ
れ、また保守効率も高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばソフト開発環
境やCASE等、システム化技術でフレームワークとい
う方式をとるもの全般に関し、特に例えばLSIなどの
設計対象物をCADにて設計するためのツールをCAD
用のフレームワークに組み込むための方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のツール組み込み装置を
示すブロック図である。従来より、LSIを設計するた
めの電気系CAD用のフレームワークとして、異なった
ベンダーから提供される種々のフレームワークA,B,
…が知られている。これらのフレームワークA,B,…
にシミュレータなどの様々なLSI設計用のツールを組
み込み、システム構築を行う場合、それぞれのフレーム
ワークA,B,…が提供する専用のツール組み込み用言
語(拡張言語)a,b,…を用いて、組み込み仕様を実
現するためのプログラムをPa,Pb,…を組み込み技
術者がプログラミングする。そして、各組み込みプログ
ラムをPa,Pb,…を各フレームワークにA,B,…
上で働かせることによって、各フレームワークA,B,
…は各組込みプログラムPa,Pb,…の内容を解釈し
ツール組み込みの機能を実現する。
【0003】図12は、各組込みプログラムPa,P
b,…で実現される基本的な処理内容を示したフローチ
ャートである。まずステップS1は、ツール起動情報獲
得のためのユーザインターフェースのステップであり、
このステップでは、ユーザ入力を促すための例えばユー
ザインターフェース画面出力を通じて、ツール起動に必
要なパラメータなどの全ての情報をユーザー(LSI設
計者)から獲得するようになっている。次に、ステップ
S2は、ユーザから入力されたパラメータなどの情報が
正しいかどうかを検査するステップであり、正しくない
場合はステップS3に移行して例えばエラー処理とな
る。正しい場合はステップS4へと移行し、ステップS
1で入力されたデータから実際にツールを起動するため
の起動コマンドを生成する。次に、ステップS5におい
て、ステップS4で生成した起動コマンドをフレームワ
ークの有する機能を用いて起動し、ツールの実行制御を
行う。ツールの実行が終了するとステップS6に移行
し、ツールの終了状態(例えば正常終了か異常終了か)
に応じた終了処理を実行し、ユーザにツールの終了状態
を指示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す従来のツ
ール組み込み装置においては、種類の異なるフレームワ
ークA,B,…ごとに、各フレームワークA,B,…が
提供する拡張言語a,b,…を用いて、一般に図12の
処理手順よりなる組み込みプログラムPa,Pb,…を
作成することで、ツール組み込みを実現しなければなら
ない。従って、フレームワークごとに言語仕様を覚えて
ツール組み込みプログラムを作成することが必要で、ツ
ール組み込みに非常な労力を要するという問題点があっ
た。また、プログラム保守に関しても、同一のツールを
異なる種類のフレームワークA,B,…に組み込んでい
る場合に、一つフレームワークにおける組み込み機能を
変更したとき、それに応じて他のフレームワークに対し
ても異なる拡張言語を用いて同様の修正をしなければな
らず、保守作業が重複して非常に労力を要するという問
題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、フレームワークの種類、即
ちフレームワーク特有の拡張言語を意識することなく、
所定の記述を行うだけで複数種のフレームワークに対し
て同一のツールの組み込みができるツール組み込み方法
及び装置を提供することを一つの目的としている。
【0006】また、この発明は、ツール組み込みの作業
が大幅に簡易化されたツール組み込み方法及び装置を提
供することをも目的としている。
【0007】更に、この発明は、複数種のフレームワー
クに同一のツールを組み込んでいる場合において、ツー
ルの仕様変更時の保守の負担を大幅に軽減することがで
きるツール組み込み方法及び装置を提供することをも目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、LSIなど
の設計対象物をCADにて設計するためのツールをCA
D用のフレームワークに組み込むための方法に向けられ
ている。
【0009】この発明に係るツール組み込み方法の第1
の態様は、前記ツールの組み込みの仕様に応じて処理内
容が様々に変化するツール組み込み仕様依存処理を規定
する記述を与えるファイルを準備する工程と、前記ツー
ルの組み込みの仕様に依存せず、前記フレームワークの
機能にのみ依存して処理内容が確定するフレームワーク
機能依存処理を規定するとともに、該フレームワーク機
能依存処理及び前記ファイルの記述で規定された前記ツ
ール組み込み仕様依存処理を前記フレームワークに実行
させるための手順を規定した処理系を準備する工程と、
前記処理系が適用された前記フレームワークに前記ファ
イルを与えることにより、前記フレームワークへの前記
ツールの組み込みを実行する工程とを備えて構成されて
いる。
【0010】この発明に係るツール組み込み方法の第2
の態様において、前記ファイルを準備する工程は、前記
ツールを起動するために必要な所定の情報をユーザから
獲得するためのユーザインターフェースを規定する記述
を与えるユーザインターフェース定義ファイルを準備す
る工程と、前記所定の情報をツール起動情報として前記
フレームワークに引渡すためのパラメータを規定する記
述を与えるパラメータ定義ファイルを準備する工程と、
前記ツールの起動シーケンスを定義するツール起動コマ
ンドの生成を規定する記述を与える起動コマンド定義フ
ァイルを準備する工程とのうちの少なくとも1つの工程
を備えて構成されている。
【0011】この発明に係るツール組み込み方法の第3
の態様は、前記ユーザインターフェース定義ファイル,
前記パラメータ定義ファイル及び前記起動コマンド定義
ファイルの各々について、それらを用いるか用いないか
を指定する記述を与える環境定義ファイルを準備する工
程をさらに備え、前記ツールの組み込みを実行する工程
は、前記処理系が適用された前記フレームワークに前記
環境定義ファイルを与えることにより、前記ユーザイン
ターフェース定義ファイル,前記パラメータ定義ファイ
ル及び前記起動コマンド定義ファイルの内の用いること
を指定されたものによって前記フレームワークへの前記
ツールの組み込みを実行するように構成されている。
【0012】また、この発明は、LSIなどの設計対象
物をCADにて設計するためのツールをCAD用のフレ
ームワークに組み込むための装置にも向けられている。
【0013】この発明に係るツール組み込み装置の第1
の態様は、前記ツールの組み込みの仕様に応じて処理内
容が様々に変化するツール組み込み仕様依存処理を規定
する記述を与えるファイルと、前記ツールの仕様に依存
せず、前記フレームワークの機能にのみ依存して処理内
容が確定するフレームワーク機能依存処理を規定すると
ともに、該フレームワーク機能依存処理及び前記ファイ
ルの記述で規定された前記ツール組み込み仕様依存処理
を前記フレームワークに実行させるための手順を規定し
た処理系とを備え、前記処理系が適用された前記フレー
ムワークに前記ファイルを与えることにより、前記フレ
ームワークへの前記ツールの組み込みを実行するように
構成されている。
【0014】この発明に係るツール組み込み装置の第2
の態様において、前記ファイルは、前記ツールを起動す
るために必要な所定の情報をユーザから獲得するための
ユーザインターフェースを規定する記述を与えるユーザ
インターフェース定義ファイルと、前記所定の情報をツ
ール起動情報として前記フレームワークに引渡すための
パラメータを規定する記述を与えるパラメータ定義ファ
イルと、前記ツールの起動シーケンスを定義するツール
起動コマンドの生成を規定する記述を与える起動コマン
ド定義ファイルとのうちの少なくとも1つを備えて構成
されている。
【0015】この発明に係るツール組み込み装置の第3
の態様は、前記ユーザインターフェース定義ファイル,
前記パラメータ定義ファイル及び前記起動コマンド定義
ファイルの各々について、それらを用いるか用いないか
を指定する記述を与える環境定義ファイルをさらに備
え、前記ツールの組み込みを実行するに際し、前記処理
系が適用された前記フレームワークに前記環境定義ファ
イルを与えることにより、前記ユーザインターフェース
定義ファイル,前記パラメータ定義ファイル及び前記起
動コマンド定義ファイルの内の用いることを指定された
ものによって前記フレームワークへの前記ツールの組み
込みを実行するように構成されている。
【0016】
【作用】この発明に係るツール組み込み方法の第1の態
様によれば、ツールの組み込みの仕様に応じて処理内容
が様々に変化するツール組み込み仕様依存処理を規定す
る記述を与えるファイルを設け、該ファイルを通じてツ
ールの組み込みの仕様を任意に様々に決定できるように
すると共に、ツールの組み込みの仕様に依存せずフレー
ムワークの機能のみに依存して処理内容が確定するフレ
ームワーク機能依存処理については、これを処理系にお
いて規定し、かつ前記フレームワーク機能依存処理およ
び前記ツール組み込み仕様依存処理をフレームワークに
実行させるための手順をも処理系において規定したの
で、複数種のフレームワークの各々に対応する個別の処
理系を予め準備さえしておけば、ファイルの記述を一つ
行うだけで、複数種のフレームワークに対して同一のツ
ール組み込みを実現することができる。
【0017】この発明に係るツール組み込み方法の第2
の態様によれば、ファイルを準備する工程として、ユー
ザインターフェース定義ファイルを準備する工程と、パ
ラメータ定義ファイルを準備する工程と、起動コマンド
定義ファイルを準備する工程との内の少なくとも一つの
工程を設けたので、必要なファイルについてのみ、ファ
イルの新設やファイルの記述内容の追加,変更,削除を
行うことができる。
【0018】この発明に係るツール組み込み方法の第3
の態様によれば、環境定義ファイルの内容に従って、ユ
ーザインターフェース定義ファイル,パラメータ定義フ
ァイル,起動コマンド定義ファイルの内の所望のものの
みを用いてフレームワークへのツール組み込みを実行す
るようにしたので、前記ファイルを用いない部分につい
ては別途に準備した例えば拡張言語による組み込みプロ
グラムを併用することが可能となり、また別途に準備す
る組み込みプログラムの内容も必要最小限のもので足り
る。
【0019】この発明に係るツール組み込み装置の第1
の態様によれば、ツールの組み込み仕様に応じて処理内
容が様々に変化するツール組み込み仕様依存処理を規定
する記述を与えるファイルを設け、該ファイルの記述に
よってツールの組み込みの仕様を任意に様々に決定でき
るようにすると共に、ツールの組み込みの仕様に依存せ
ずフレームワークの機能にのみ依存して処理内容が確定
するフレームワーク機能依存処理については、これを処
理系において規定し、かつ前記フレームワーク機能依存
処理及び前記ツール組み込み仕様依存処理をフレームワ
ークに実行させるための手順をも処理系において規定し
たので、複数種のフレームワークの各々に対応した個別
の処理系を予め準備さえしておけば、ファイルの記述を
一つ与えるだけで、複数種のフレームワークに対して同
一のツール組み込みを実現することができる。
【0020】この発明に係るツール組み込み装置の第2
の態様によれば、ファイルとして、ユーザインターフェ
ース定義ファイルと、パラメータ定義ファイルと、起動
コマンド定義ファイルとの内の少なくとも一つを設けた
ので、必要なファイルについてのみ、ファイルの新設や
ファイルの記述内容の追加,変更,削除を行うことがで
きる。
【0021】この発明に係るツール組み込み装置の第3
の対応によれば、環境定義ファイルの内容に従って、ユ
ーザインターフェース定義ファイル,パラメータ定義フ
ァイル,起動コマンド定義ファイルの内の所望のものの
みを用いてフレームワークへのツールの組み込みを実行
するようにしたので、前記ファイルを用いない部分につ
いては別途に準備した例えば拡張言語による組み込みプ
ログラムを併用することが可能となり、また別途に準備
する組み込みプログラムの内容も必要最小限のもので足
りる。
【0022】
【実施例】図1は、この発明によるツール組み込み装置
の一実施例を示すブロック図である。複数のベンダーか
ら提供される複数の例えば電気系CAD用のフレームワ
ークA,B,…に、同一の例えばLSI設計用のツール
が組み込まれる。ツール組み込み技術者は、フレームワ
ークA,B,…の各々に特有の拡張言語に関係なく、ツ
ール組み込みの仕様に応じた共通記述Dを複数のフレー
ムワークA,B,…に対し共通に準備する。一方、フレ
ームワークA,B,…の各々ごとに、処理系Sa,S
b,…が予め準備される。各処理系Sa,Sb,…は、
各フレームワークA,B,…が共通記述Dに従ってツー
ル組み込み動作を行えるように、各フレームワークA,
B,…の機能に応じて処理手順を規定している。これに
より、組み込み技術者はツール組み込みのための共通記
述Dを1つ準備するだけで、複数種のフレームワーク
A,B,…に対し、一度にツール組み込みを実現するこ
とができる。また、ツール組み込みの仕様に変更があっ
たときは、1つの共通記述Dの内容を変更するだけで複
数種のフレームワークA,B,…に対し対処できるの
で、保守作業が非常に楽である。更に、共通記述Dは各
フレームワークA,B,…ごとの拡張言語に関係ない所
定の記述でたりるので、拡張言語を理解するという労力
が省ける。
【0023】図2は、図1の概念の具体的イメージを示
す図である。図において、2つのフレームワークA,B
に対し、それぞれの処理系Sa,Sbを介して、CAD
ツールであるシミュレータ(SIMULATOR),コ
ンペア(COMPARE),ディスプレイ(DISPL
AY)が、共通記述D(システム構築定義記述)によっ
て組み込まれている例が図示されている。
【0024】図3は、図1における共通記述Dと処理系
Sa,Sb,…の内の1つとフレームワークA,B,…
の内の1つとの関係を詳細に示すブロック図である。フ
レームワーク1に対し、処理系2が予め準備されてい
る。また、共通記述Dとして、ツールの組み込み仕様に
応じた内容のユーザインターフェース定義ファイル3,
パラメータ定義ファイル4,起動コマンド定義ファイル
5が準備される。処理系2は、ユーザインターフェース
定義ファイル3,パラメータ定義ファイル4,起動コマ
ンド定義ファイル5の各内容を読み込み、ツール組み込
み仕様が拡張言語で記述された場合と同じ振舞いをフレ
ームワーク1上で実現する機能を有している。さらに、
ユーザインターフェース定義ファイル3,パラメータ定
義ファイル4,起動コマンド定義ファイル5の各処理内
容をツールの特性に応じて実行するかしないかを決める
環境定義ファイル6が設けられている。
【0025】ユーザインターフェース定義ファイル3,
パラメータ定義ファイル4,起動コマンド定義ファイル
5は、ツール組み込みの仕様に応じて処理内容が様々に
変化するツール組み込み仕様依存処理を規定する記述を
与えるファイルである。処理系2は、ツール独立部分2
aとツール従属部分2bとを有している。ツール独立部
分2aは、ツール組み込みの仕様に依存せず、フレーム
ワークの機能にのみ依存して処理内容が確定するフレー
ムワーク機能依存処理を規定すると共に、該フレームワ
ーク機能依存処理をフレームワーク1に実行させるため
の手順を規定する。ツール従属部分2bは、ユーザイン
ターフェース定義ファイル3,パラメータ定義ファイル
4,起動コマンド定義ファイル5で規定されるツール組
み込み仕様依存処理をフレームワーク1に実行させるた
めの手順を規定する。処理系2をフレームワーク1に適
用し、かつ各定義ファイル3〜6を与えることによっ
て、ユーザインターフェース定義ファイル3,パラメー
タ定義ファイル4,起動コマンド定義ファイル5のうち
環境定義ファイル6によって用いることを指定されたも
のによって、フレームワーク1へのツールの組み込みが
実現する。
【0026】環境定義ファイル6は、ユーザインターフ
ェース定義ファイル3,パラメータ定義ファイル4,起
動コマンド定義ファイル5の各々について、それらを用
いるか用いないかを規定する記述を与える。環境定義フ
ァイル6の一例を図4に示す。
【0027】ユーザインターフェース定義ファイル3
は、ツールを起動するために必要な所定の情報をユーザ
から獲得するためのユーザインターフェースを規定する
記述を与える。ユーザインターフェース定義ファイル3
の一例を図5及び図6に示す。
【0028】パラメータ定義ファイル4は、ユーザイン
ターフェース定義ファイル3を用いて獲得された前記所
定の情報をツール起動情報としてフレームワーク1に引
き渡すためのパラメータを規定する記述を与える。パラ
メータ定義ファイル4の一例を図7に示す。
【0029】起動コマンド定義ファイル5は、ツールの
起動シーケンスを定義するツール起動コマンドの生成を
規定する記述を与える。起動コマンド定義ファイル5の
一例を図8に示す。
【0030】図9は、処理系2における処理手順の一例
を示すフローチャートである。処理系2は、実質的には
フレームワーク1上で動作するプログラムより構成され
てもよい。ステップS11の環境設定、ステップS1
2,13のフォーム表示及びパラメータチェック、ステ
ップS14のツールインターフェースデータ生成、ステ
ップS15のツール起動コマンドの生成では、それぞ
れ、環境定義ファイル6、ユーザインターフェース定義
ファイル3、パラメータ定義ファイル4、起動コマンド
定義ファイル5によって各ステップの内容が決定され
る。処理の詳細は後述する。
【0031】ここで、従来のツール組み込みプログラム
でなされている一般的な処理内容を分類すると、以下の
ようになる。
【0032】(a)組み込みのための前処理 (b)ツール起動情報獲得のためのユーザインターフェ
ースの作成 (c)獲得情報が間違っていないかのチェック (d)設計者が(b)を使って入力したツール起動情報
を実際のツール起動情報に展開すること (d1)入力データファイルの作成 (d2)ツール起動コマンドの作成 (e)ツールの起動/実行制御 (f)ツール終了時の後処理 組み込むツールに依存せず、フレームワークが有する機
能に依存して一意に処理内容が確定するものとして
(a),(e),(f)がある。また、ツールの組み込
み仕様に依存して処理内容が決定されるものとして、
(b),(c),(d)がある。
【0033】この発明では、(a),(e),(f)に
ついては処理系2において処理内容を規定している。一
方、(b),(c),(d)については、共通記述Dと
して、フレームワークの拘束を離れた定義ファイルで組
み込み仕様を規定している。具体的には、(b),
(c)を規定するためのユーザインターフェース定義フ
ァイル3と、(d1)を規定するためのパラメータ定義
ファイル4と、(d2)を規定するための起動コマンド
定義ファイル5とを設けている。
【0034】図4の環境定義ファイル6において、「E
ncapSkillDef=nil」は、SKILLフ
ァイルのロード処理をスキップすることを意味する。こ
こで、SKILLとは、Cadence Design
Systems,Inc.製のフレームワークOPU
S/DFIIの拡張言語であり、SKILLファイルと
は、拡張言語SKILLを用いて書かれた従来と同様の
組み込みプログラムを意味する。「EncapForm
Func=t」は、ユーザインターフェース定義ファイ
ル3にしたがって、フォーム(図10)を表示すること
を意味する。「EncapFieldCheckFun
c=nil」は、SKILL関数によるフィールド値の
チェック処理をスキップすることを意味する。「Enc
apParmFunc=t」は、パラメータ定義ファイ
ル4にしたがってパラメータファイルを作成することを
意味する。「EncapInvokeFunc=t」
は、起動コマンド定義ファイル5にしたがってツールを
起動することを意味する。「EncapPostFun
c=nil」は、SKILL関数によるツール実行の後
処理をスキップすることを意味する。「EncapAp
plyButton=nil」は、フォームにAppl
yボタンをつけないことの指定を意味する。「Enca
pFormDef=」の後に続くのは、ユーザインター
フェース定義ファイル名を示す。「EncapParm
Def=」の後に続くのはパラメータ定義ファイル名を
示す。「EncapInvokeDef=」の後に続く
のは、起動コマンド定義ファイル名を示す。「Enca
pLogFile=」の後に続くのは、ログファイル名
を示す。「EncapRunDir=」の後に続くの
は、ツール実行ディレクトリを示す。なお、この他に、
ツールの実行ノード、ツールの実行プライオリティなど
がある。
【0035】図5のユーザインターフェース定義ファイ
ル3は、メニューやフォームといったグラフィックの部
品を用いてユーザインターフェースを構築するよう働
く。フォームの一例を図10に示す。1つのメニューや
フォームは、各々情報を格納できるフィールドを持つ。
【0036】ユーザインターフェース定義ファイル3に
おいて定義される内容は、 (1)フィールドの並び順 (2)フィールドのタイプ(文字/整数等) (3)フィールド別の特性(プロンプトや表示のみ等) (4)フィールド別のチェック機能 (5)フレームワークとの情報のやり取りができる仕組
み である。
【0037】これにより、前述した(d)ツール起動情
報獲得のためのユーザインターフェースの作成、及び
(c)獲得情報が間違っていないかのチェック、の内容
を規定でき、それを処理系2によりフレームワーク1に
対応する機能に変換してやればよい。
【0038】「(」から始まって「)」で終わるのが1
フィールドであり、前記(1)のフィールドの並び順
は、フィールド記述の記述順次に表示することとしても
よい。先頭はタイトルフィールドで、以下はフィールド
タイプ別に記述することとしてもよい。図10は図5の
記述に対応した表示を示す図である。上記(2)のフィ
ールドのタイプ(文字/整数等)としては、「stri
ng,file,…,boolean」がある。上記
(3)のフィールド別の特性(プロンプトや表示のみ
等)としては、例えば「?editable nil」
があり、これにより「表示のみ」を示している。上記
(4)のフィールド別のチェック機能としては、例えば
「?range」があり、これにより指定された範囲
(0 10)の間の数値が入力されたかどうかがチェッ
クされる。上記(5)のフレームワークとの情報のやり
取りができる仕組みについては、以下のパラメータ定義
ファイル4の説明において述べる。
【0039】パラメータ定義ファイル4は、ツール(シ
ェルスクリプト)のパラメータファイルの作成方法を定
義するファイルである。パラメータ定義ファイル4に
は、ツール(シェルスクリプト)のパラメータファイル
に書き込む内容のテンプレートを記述する。なお、シェ
ルスクリプトは、フレームワークの典型的なオペレーテ
ィングシステムであるUNIXにおいて一般に提供され
ているコマンドシーケンスである。
【0040】図7に示すように、パラメータ定義ファイ
ル4には、ツールのパラメータのキーワード「−too
l」,…,「−option」をそのまま記述する。残
りの記述は値の参照の為のものである。例えば「‘gd
string‘」はグローバル変数によるデータの引
き渡しを意味し、他のデザインステップのフォーム(他
のデザインステップの図10のような表示)の値を参照
することができる。ここで、デザインステップとは、例
えば図2のフレームワークA,Bの画面中のSIMUL
ATOR,COMPARE,DISPLAYなどを言
う。この場合は、ユーザインターフェース定義ファイル
3の「?global ‘gd string‘」で指
定されるグローバル変数に入力された値が参照されるこ
とになる。一方「‘EncapFormHandle−
>integer‘」はフォームのポインタを利用する
参照であり、「EncapFormHandle」がフ
ォームの名前、「integer」がフィールドの名前
を示している。これにより、該当フォームの「inte
ger」フィールドの値を参照する。
【0041】起動コマンド定義ファイル5は、ツール
(シェルスクリプト)の起動シーケンスを定義するファ
イルである。図8の起動コマンド定義ファイル5におい
て、「EncapRunDir」はツール実行ディレク
トリを示し、「EncapParmDef」はパラメー
タ定義ファイル名を示す。このコマンドシーケンスにし
たがってシェルスクリプトが実行される。パラメータ定
義ファイル4の定義にしたがって作成されたパラメータ
ファイルを実際にツールに与えるためにツール起動をシ
ェルスクリプトで記述することにより、ツールに全ての
引数情報を渡すことが可能になる。即ち、ツールとのイ
ンターフェースは、起動の引数をファイルにしたデータ
で行うわけであるが、実際のツールがこれらのアーギュ
メントを必要としないで別のデータフォーマットを要求
している場合は、ツールをシェルスクリプトから起動す
るようにし、シェルスクリプトの中で必要データ等を作
成するようにすれば対応できる。
【0042】次に、処理系2における処理手順を示した
図9のフローチャートについて説明する。まず、ステッ
プS11では、環境定義ファイル6の記述にしたがっ
て、ステップS12,S14,S15の各々について、
定義ファイルにより組み込み動作を規定するか、このス
テップを省略するか、あるいは拡張言語で記述した別途
に準備されたプログラムを利用するか、の3つのいずれ
かを選択する。また、組み込み時に必ず必要となる以下
の情報、即ちログファイル名,実行ディレクトリ,ベー
スとなるディレクトリ,ツールの実行ノード,ツールの
実行プライオリティを記述する。
【0043】次にステップS12では、ユーザインター
フェース定義ファイル3の内容にしたがって、図10の
ようなフォーム表示を行い、ツールが必要とするパラメ
ータをフォームを使ってユーザに入力してもらう。フォ
ームの各フィールドの入力につき、ステップS13にお
いて、ユーザインターフェース定義ファイル3の内容に
照して入力パラメータの正当性を検査する。そして、正
しければステップS14に進み、正しくなければステッ
プS12のフォーム出力に警告メッセージを出して戻
る。ステップS14では、パラメータ定義ファイル4を
元に、起動ツールとのインターフェースをとるパラメー
タファイルを生成する。前述したように、本実施例では
ツールを直接起動するのではなく、パラメータファイル
とのインターフェース規約を守ったシェルスクリプトを
起動するようにしている。そのパラメータファイルのテ
ンプレート定義ファイルとしてパラメータ定義ファイル
4があるわけである。なおこの際、インターフェースデ
ータを出力したりツールを起動したりするための実行デ
ィレクトリがなければ、「EncapRunDir」に
よって作成する。次にステップS15において、起動コ
マンド定義ファイル5にしたがってツール起動コマンド
を生成する。そしてステップS16において、フレーム
ワークが有するツール起動制御機能を用いてツールの起
動/実行制御を行い、さらに正常終了,エラー終了など
の終了処理を行う。なお、ツール起動時に、ログファイ
ル名,ツールの実行ノード,ツールの実行プライオリテ
ィなどの必要情報を参照する。以上の処理により、各定
義ファイル3〜6を用いて、拡張言語で記述された組み
込みプログラムと同様の機能が実現できる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載のツール組み込み方法によ
れば、ツールの組み込みの仕様に応じて処理内容が様々
に変化するツール組み込み仕様依存処理を規定する記述
を与えるファイルを設け、該ファイルを通じてツールの
組み込み仕様を任意に様々に決定できるようにすると共
に、ツールの組み込みの仕様に依存せずフレームワーク
の機能のみに依存して処理内容が確定するフレームワー
ク機能依存処理については、これを処理系において規定
し、かつ前記フレームワーク機能依存処理および前記ツ
ール組み込み仕様依存処理をフレームワークに実行させ
るための手順をも処理系において規定したので、複数種
のフレームワークの各々に対応する個別の処理系を予め
準備さえしておけば、拡張言語によらないファイルの記
述を一つ行うだけで、複数種のフレームワークに対して
同一のツール組み込みを実現することができ、ツールの
組み込み作業が大幅に簡易化できるとともに、保守作業
も大幅に楽になるという効果がある。
【0045】請求項2記載のツール組み込み方法によれ
ば、ファイルを準備する工程として、ユーザインターフ
ェース定義ファイルを準備する工程と、パラメータ定義
ファイルを準備する工程と、起動コマンド定義ファイル
を準備する工程との内の少なくとも一つの工程を設けた
ので、必要なファイルについてのみ、ファイルの新設や
ファイルの記述内容の追加,変更,削除を行うことがで
きるという効果がある。
【0046】請求項3記載のツール組み込み方法によれ
ば、環境定義ファイルの内容に従って、ユーザインター
フェース定義ファイル,パラメータ定義ファイル,起動
コマンド定義ファイルの内の所望のもののみを用いてフ
レームワークへのツール組み込みを実行するようにした
ので、前記ファイルを用いない部分については別途に準
備した例えば拡張言語による組み込みプログラムを併用
することが可能となり、また別途に準備する組み込みプ
ログラムの内容も必要最小限のもので足りるという効果
がある。
【0047】請求項4記載のツール組み込み装置によれ
ば、ツールの組み込みの仕様に応じて処理内容が様々に
変化するツール組み込み仕様依存処理を規定する記述を
与えるファイルを設け、該ファイルの記述によってツー
ルの組み込みの仕様を任意に様々に決定できるようにす
ると共に、ツールの組み込みの仕様に依存せずフレーム
ワークの機能にのみ依存して処理内容が確定するフレー
ムワーク機能依存処理については、これを処理系におい
て規定し、かつ前記フレームワーク機能依存処理及び前
記ツール組み込み仕様依存処理をフレームワークに実行
させるための手順をも処理系において規定したので、複
数種のフレームワークの各々に対応した個別の処理系を
予め準備さえしておけば、拡張言語によらないファイル
の記述を一つ与えるだけで、複数種のフレームワークに
対して同一のツール組み込みを実現することができ、ツ
ールの組み込み作業が大幅に簡易化できるとともに、保
守作業も大幅に楽になるという効果がある。
【0048】請求項5記載のツール組み込み装置によれ
ば、ファイルとして、ユーザインターフェース定義ファ
イルと、パラメータ定義ファイルと、起動コマンド定義
ファイルとの内の少なくとも一つを設けたので、必要な
ファイルについてのみ、ファイルの新設やファイルの記
述内容の追加,変更,削除を行うことができるという効
果がある。
【0049】請求項6記載のツール組み込み装置によれ
ば、環境定義ファイルの内容にしたがって、ユーザイン
ターフェース定義ファイル,パラメータ定義ファイル,
起動コマンド定義ファイルの内の所望のもののみを用い
てフレームワークへのツールの組み込みを実行するよう
にしたので、前記ファイルを用いない部分については別
途に準備した例えば拡張言語による組み込みプログラム
を併用することが可能となり、また別途に準備する組み
込みプログラムの内容も必要最小限のもので足りるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるツール組み込み装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】図1の概念の具体的イメージを示す図である。
【図3】共通記述と処理系を詳細に示すブロック図であ
る。
【図4】環境定義ファイルの一例を示す図である。
【図5】ユーザインターフェース定義ファイルの一例を
示す図である。
【図6】ユーザインターフェース定義ファイルの一例を
示す図である。
【図7】パラメータ定義ファイルの一例を示す図であ
る。
【図8】起動コマンド定義ファイルの一例を示す図であ
る。
【図9】処理系における処理手順を示すフローチャート
である。
【図10】フォームの一例を示す図である。
【図11】従来のツール組み込み装置を示すブロック図
である。
【図12】従来の組み込みプログラムにおける処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 フレームワーク 2 処理系 3 ユーザインターフェース定義ファイル 4 パラメータ定義ファイル 5 起動コマンド定義ファイル 6 環境定義ファイル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設計対象物をCADにて設計するための
    ツールをCAD用のフレームワークに組み込むための方
    法であって、 前記ツールの組み込みの仕様に応じて処理内容が様々に
    変化するツール組み込み仕様依存処理を規定する記述を
    与えるファイルを準備する工程と、 前記ツールの組み込みの仕様に依存せず、前記フレーム
    ワークの機能にのみ依存して処理内容が確定するフレー
    ムワーク機能依存処理を規定するとともに、該フレーム
    ワーク機能依存処理及び前記ファイルの記述で規定され
    た前記ツール組み込み仕様依存処理を前記フレームワー
    クに実行させるための手順を規定した処理系を準備する
    工程と、 前記処理系が適用された前記フレームワークに前記ファ
    イルを与えることにより、前記フレームワークへの前記
    ツールの組み込みを実行する工程とを備えるツール組み
    込み方法。
  2. 【請求項2】 前記ファイルを準備する工程は、 前記ツールを起動するために必要な所定の情報をユーザ
    から獲得するためのユーザインターフェースを規定する
    記述を与えるユーザインターフェース定義ファイルを準
    備する工程と、 前記所定の情報をツール起動情報として前記フレームワ
    ークに引渡すためのパラメータを規定する記述を与える
    パラメータ定義ファイルを準備する工程と、 前記ツールの起動シーケンスを定義するツール起動コマ
    ンドの生成を規定する記述を与える起動コマンド定義フ
    ァイルを準備する工程と、 のうちの少なくとも1つの工程を備える、請求項1記載
    のツール組み込み方法。
  3. 【請求項3】 前記ユーザインターフェース定義ファイ
    ル,前記パラメータ定義ファイル及び前記起動コマンド
    定義ファイルの各々について、それらを用いるか用いな
    いかを指定する記述を与える環境定義ファイルを準備す
    る工程をさらに備え、 前記ツールの組み込みを実行する工程は、前記処理系が
    適用された前記フレームワークに前記環境定義ファイル
    を与えることにより、前記ユーザインターフェース定義
    ファイル,前記パラメータ定義ファイル及び前記起動コ
    マンド定義ファイルの内の用いることを指定されたもの
    によって前記フレームワークへの前記ツールの組み込み
    を実行する工程を含む、請求項2記載のツール組み込み
    方法。
  4. 【請求項4】 設計対象物をCADにて設計するための
    ツールをCAD用のフレームワークに組み込むための装
    置であって、 前記ツールの組み込みの仕様に応じて処理内容が様々に
    変化するツール組み込み仕様依存処理を規定する記述を
    与えるファイルと、 前記ツールの組み込みの仕様に依存せず、前記フレーム
    ワークの機能にのみ依存して処理内容が確定するフレー
    ムワーク機能依存処理を規定するとともに、該フレーム
    ワーク機能依存処理及び前記ファイルの記述で規定され
    た前記ツール組み込み仕様依存処理を前記フレームワー
    クに実行させるための手順を規定した処理系とを備え、 前記処理系が適用された前記フレームワークに前記ファ
    イルを与えることにより、前記フレームワークへの前記
    ツールの組み込みを実行することを特徴とするツール組
    み込み装置。
  5. 【請求項5】 前記ファイルは、 前記ツールを起動するために必要な所定の情報をユーザ
    から獲得するためのユーザインターフェースを規定する
    記述を与えるユーザインターフェース定義ファイルと、 前記所定の情報をツール起動情報として前記フレームワ
    ークに引渡すためのパラメータを規定する記述を与える
    パラメータ定義ファイルと、 前記ツールの起動シーケンスを定義するツール起動コマ
    ンドの生成を規定する記述を与える起動コマンド定義フ
    ァイルと、 のうちの少なくとも1つを備える、請求項4記載のツー
    ル組み込み装置。
  6. 【請求項6】 前記ユーザインターフェース定義ファイ
    ル,前記パラメータ定義ファイル及び前記起動コマンド
    定義ファイルの各々について、それらを用いるか用いな
    いかを指定する記述を与える環境定義ファイルをさらに
    備え、 前記ツールの組み込みを実行するに際し、前記処理系が
    適用された前記フレームワークに前記環境定義ファイル
    を与えることにより、前記ユーザインターフェース定義
    ファイル,前記パラメータ定義ファイル及び前記起動コ
    マンド定義ファイルの内の用いることを指定されたもの
    によって前記フレームワークへの前記ツールの組み込み
    を実行することを特徴とする請求項5記載のツール組み
    込み装置。
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