JP3496225B2 - プログラム作成実行制御装置 - Google Patents

プログラム作成実行制御装置

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JP3496225B2 JP34720792A JP34720792A JP3496225B2 JP 3496225 B2 JP3496225 B2 JP 3496225B2 JP 34720792 A JP34720792 A JP 34720792A JP 34720792 A JP34720792 A JP 34720792A JP 3496225 B2 JP3496225 B2 JP 3496225B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列的に各部の動作を
行う装置に対するプログラムの閲覧、構成作成の操作を
行うプログラム作成実行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、大量のデータ処理を高速で行うデ
ータ処理装置の要求が高まってきている。このような処
理が可能なデータ処理装置は、複数のプロセッサで構成
している。データ処理装置の動作は、一定の短時間内に
それぞれのプロセッサに割当られたタスクが終了するよ
うにプログラムを並列動作させてデータ処理している。
また、データ処理装置は、ユーザインターフェースを介
してメニュー選択により複数のプログラム(各種の実行
モジュール)をリンクしてロードモジュールの生成を行
っている。このようなデータ処理装置は、生成されたロ
ードモジュールに基づいて並列処理を行っている。
【0003】上述したように実行モジュールの組合せを
行うとき、データ処理装置は、種類の異なる実行モジュ
ールを例えばネットワークエディタ的な感覚で画面のグ
ラフィック上で結んで組合せを作成している。この作成
された実行モジュールは、1つのディレクトリ内に存在
するプログラムファイルだけを選択の結合対象としてい
る。
【0004】また、実際のデータ処理装置のシステム
は、内蔵する演算処理プロセッサが実行モジュールの組
合せを作成しながら、表示部の画面上で開いているウィ
ンドウ等の管理も行っている。
【0005】並列型のデータ処理装置において、制御用
コンピュータ上で各プロセッサ毎に対応するプログラム
は、例えば、異なるプロセッサの処理も含めた複数個か
らなるプログラムファイルをまとめて一つのタスクのプ
ログラムを作成している。このようなタスクの実行モジ
ュールのプログラムは、コンパイルやリンクする際に、
操作手順及びプログラムファイル名及び操作の属性等の
入力をキーボードを介してキャラクタを入力している。
実行モジュールは、いわゆるテキストベースで記述して
まとまったプログラムとして生成される。また、並列型
のデータ処理装置は、上記実行モジュールを複数組合せ
る場合も、上述したテキストベースで例えば実行モジュ
ールのファイル名を実行順に組合せて記述し、まとめて
リンク処理して新たな実行モジュールを作成・実行制御
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに複数の異なる働きを行うプロセッサを含めて並列に
実行制御するデータ処理装置は、各部の構成やこの構成
に応じた動作をさせる実行モジュールの作成操作をテキ
ストベースで行っている。このテキストベースのプログ
ラム作成、組合せに際してオペレータは、コンパイルや
リンクするためその都度キーボードからファイル名の入
力をしなければならない。このように並列処理させるプ
ログラムを生成する作業は、ユーザにとって非常に操作
性が悪く、煩雑な処理のため不便である。
【0007】たとえ前述したようにグラフィック上で所
望のファイルを選択して結合することにより所望の実行
モジュールを簡単に作成したとしても、この方法では、
同じディレクトリ内に存在するプログラムファイルしか
結合対象にならないので、異なるプロセッサに対するプ
ログラムが格納されているディレクトリから同一のディ
レクトリ内に予め転送しておかなければならない。この
ようにプログラムの組合せ操作の自由度が低く、もし上
述した操作を行わなかったならば、変更や新規の実行モ
ジュール作成に制限が生じてしまう。
【0008】そこで、本発明は、このような実情に鑑み
てなされたものであり、ユーザにとって並列に複数のプ
ロセッサの動作を制御するプログラムの効率的な構成及
び実行モジュールの作成が簡便に行うことのできるプロ
グラム作成実行制御装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプログラム
作成実行制御装置は、被制御装置を制御するための処理
プログラムを作成し、実行制御するプログラムを転送出
力するプログラム作成実行制御装置において、このプロ
グラム作成実行制御装置の表示部に複数の処理メニュー
を表示する処理メニュー表示機能部と、上記複数の処理
メニューの一つ一つに対してそれぞれソースプログラ
ム、オブジェクトプログラム及び制御するプログラムが
転送形態になっている実行モジュール毎にファイル名を
表示するプログラム分類表示機能部と、上記プログラム
分類表示機能部の機能で表示したファイル名をカーソル
指示選択手段で選択して所望の実行モジュールを作成す
るプログラム選択結合機能部と、該プログラム選択結合
機能部で作成した実行モジュールを転送出力させる転送
出力機能部とを有し、制御する各プロセッサに対応する
プログラムの作成をグラフィック表示と操作で行うこと
により、上述の課題を解決する。
【0010】また、プログラム作成実行制御装置は、並
列処理を連続して行う場合、複数の実行モジュールを順
次実行させる順に上記表示部のウィンドウ内に並べて、
並べた順に実行処理を行うことにより、上述の課題を解
決する。
【0011】上記プログラム分類表示機能部は、分類表
示したソースプログラム、オブジェクトプログラム及び
上記実行モジュールの各ファイル毎にどのプロセッサ用
かを示すファイルの拡張子を表示することにより、上述
の課題を解決する。
【0012】
【作用】本発明のプログラム作成実行制御装置は、処理
メニュー表示機能部で上位の階層に複数の処理メニュー
をグラフィックシンボルで表示し、プログラム分類表示
機能部で選択した処理メニューの下の階層に表示される
ソースプログラム、オブジェクトプログラム及び実行モ
ジュールに対するファイル名を表示し、このファイル名
をカーソル指示選択手段で選択し、所望の実行モジュー
ルを作成する際には、他の処理メニュー下のファイル名
を表示し、プログラム選択結合機能部で選択結合させて
所望の実行モジュールを作成して転送出力機能部から上
記実行モジュールを出力することにより、異なる処理プ
ログラムも含んだ実行モジュールの生成操作をいわゆ
る、アイコンベースのグラフィックな表示と操作で行え
る。
【0013】並列処理を連続して行う場合、複数の実行
モジュールを順次実行させる順に上記表示部のウィンド
ウ内に並べて、並べた順に実行処理を行うことにより、
連続して複数の処理を行う操作性を高めることができ
る。
【0014】また、上記プログラム分類表示機能部は、
分類表示したソースプログラム、オブジェクトプログラ
ム及び上記実行モジュールの各ファイル毎にプロセッサ
の用途を示すファイルの拡張子を表示することにより、
所望のソースプログラム、オブジェクトプログラムのフ
ァイル名を判別して選択を容易にしている。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るプログラム作成実行制御
装置の一実施例について、それぞれ図面を参照しながら
説明する。
【0016】ここで、上記プログラム作成実行制御装置
は、並列に動作させるプログラムの作成及び実行制御す
るプログラムを転送出力するものである。このプログラ
ム作成実行制御装置は、図1に示す上記プログラム作成
実行制御装置の表示部14dに複数の処理メニューを表
示する処理メニュー表示機能部1と、上記複数の処理メ
ニューの一つ一つに対してそれぞれソースプログラム、
オブジェクトプログラム及び目的仕様に合わせて転送制
御する実行モジュール毎にファイル名を表示するプログ
ラム分類表示機能部2と、上記実行モジュールの処理を
所望の処理要求に対応した連続処理のプログラムにする
ため上記プログラム分類表示機能部2の機能で表示した
ファイル名をカーソル指示選択手段であるマウス14m
で選択して所望の実行モジュールを作成するプログラム
選択結合機能部3と、該プログラム選択結合機能部3で
作成した実行モジュールを転送出力させる転送出力機能
部4とを有する構成になっている。
【0017】上位の階層として例えばルート・ディレク
トリの下層に処理メニュー表示機能部1で複数の処理メ
ニューをグラフィックシンボルで表示し、選択した処理
メニューの下の階層にプログラム分類表示機能部2によ
って表示されるソースプログラム、オブジェクトプログ
ラム及び実行モジュールに対するグラフィックシンボル
表示をマウス14mで選択し、所望の実行モジュールを
作成する際に、他の処理メニュー下に表示されているグ
ラフィックシンボル表示をプログラム選択結合機能部3
で選択結合させて所望の実行モジュールを作成し、転送
出力機能部4から上記実行モジュールを出力端子5を介
して出力することにより、異なる処理プログラムも含ん
だ実行モジュールの生成に要する操作を簡易にし、実行
モジュールを各プロセッサに出力している。
【0018】以下、具体的な実施例として、複数のプロ
セッサを並列に動作させてデータ処理する並列処理型の
画像処理装置の一部に本発明のプログラム作成実行制御
装置を用いた例について説明する。画像処理装置は、例
えば輝度信号や色信号レベル等で構成された各画素に対
応する大量のデータに基づいて画像変換、画像生成及び
画像認識等の画像処理を行っている。画像処理装置は、
データを蓄積するワークメモリ部15とデータの入出力
行う入出力部16を有している。
【0019】図2は、この並列処理型の画像処理装置の
概略的な全体構成のブロック図を示している。画像処理
装置は、この画像処理装置の実行動作を制御する指定信
号を出力する装置制御手段である装置制御部11と、該
装置制御部11から供給されるプログラムに応じてデー
タの供給を制御するデータ・フロー制御手段であるデー
タ・フロー制御部12と、上記装置制御部12から供給
されるプログラムに応じてデータに演算処理を施す演算
手段である演算部13と、上記装置制御部11、上記デ
ータ・フロー制御部12及び上記演算部13を制御する
プログラムとして実行モジュールであるプロジェクトを
転送出力するプログラム作成実行制御装置である外部制
御用コンピュータ14と、該外部制御用コンピュータ1
4に接続したカーソル指示手段であるマウス14mとで
構成している。
【0020】入出力部16は、入力端子17を介して例
えば3原色信号R,G,Bや特殊効果における各色成分
の合成する割合Aに関する信号を入力している。入出力
部16は、ビデオカメラ等からブロック化された大量の
データを入力画像データとして内蔵する入力画像メモリ
に順次書き込んでいる。
【0021】また、入出力部16は、データ・フロー制
御部12からのアドレス及び読み出し制御信号等の制御
信号により、入力画像データをバスライン19から装置
制御部11を介して演算部13及びデータ・フロー制御
部12に転送出力している。
【0022】外部制御用コンピュータ14は、装置制御
部11とシステム・バス(例えばVMEバス)20を介
してメモリバス21と接続している。装置制御部11は
図示しないがメモリバス制御部、装置制御部11自体を
制御するプロセッサ及び動作制御レジスタを有してい
る。
【0023】外部制御用コンピュータ14は、この外部
制御手段の表示部に上記タスクの属性を示すディレクト
リに、ソースプログラム、オブジェクトプログラム及び
実行モジュールであるプロジェクトのサブディレクトリ
を一覧させて、上記サブディレクトリで所望するデータ
処理に必要なファイルを上記外部制御手段に接続したカ
ーソル指示手段を用いて選択して上記データ処理に対応
する実行モジュールを生成・結合している。この実行モ
ジュールの生成・結合等の操作について後段んいおいて
詳述する。
【0024】外部制御用コンピュータ14は、外部制御
用コンピュータ14からプロジェクトをメモリ・バス2
1を介して供給したり、直接装置の各部を指定信号によ
って制御している。外部制御用コンピュータ14は、例
えば装置制御部11を介してデータ・フロー制御部12
を制御する。データ・フロー制御部12は、それぞれ演
算部13、ワーク・メモリ部15及び入出力部16と接
続して相互に制御している。上記演算部13と上記デー
タ・フロー制御部12は、制御信号を相互に供給し合い
ながら各部の処理を行ってメモリ・バス21に出力して
いる。また、ワーク・メモリ部15はメモリ・バス21
から処理されたデータをメモリ内に一時格納して必要に
応じて入力バスに出力している。メモリ・バス21は、
この他にも演算部13、データ・フロー制御部12及び
ワーク・メモリ部15とも相互に入出力できるよう接続
されている。
【0025】このように並列処理を行う上で複数のプロ
セッサを有する各部での制御動作を統合的に各部の制御
を行うため装置制御部11はデータ・フロー制御部12
を制御している。さらに、データ・フロー制御部12は
演算部13、ワーク・メモリ部15及び入出力部16と
通信制御している。
【0026】次に、外部制御用コンピュータ14を用い
てプロジェクトの生成・結合を行う操作について図3〜
図8を参照しながら説明する。また、必要に応じて図2
も参照する。
【0027】外部制御用コンピュータ14は、階層構造
をなす集まりとしてデータを扱っている。外部制御用コ
ンピュータ14の階層構造は、図3に示す例えばユーザ
というルート・ディレクトリの一つ下の階層に一つの目
的のための処理プログラムの集まりとしてタスクと呼ば
れる属性をディレクトリに設け、自由な名前(例えば、
タスク1〜タスク7)で登録している。
【0028】さらに、外部制御用コンピュータ14の階
層構造は、図3に示す例えばタスク名称がタスク3にお
ける一つ下の階層に複数の記述したプログラムであるソ
ース・プログラム、実行形式のプログラムであるオブジ
ェクト・プログラム及びプロジェクトが入った構造を有
することを示している。
【0029】ここで、図4は、実際に外部制御用コンピ
ュータ14の表示部14d上に開示されたウィンドウを
示している。この図4に示すウィンドウは、画像処理装
置を起動させた際に常時表示されるメインメニューを示
している。画像処理装置は、このメインメニューをポイ
ンティングデバイスの一つであるマウス14mで選択し
て必要な機能部分を起動させている。メインメニュー
は、この選択に応じてポップアップ式で上記必要な機能
部分を表示させている。
【0030】実際の操作の一つとして図5(a)のメニ
ュー画面29で「FILE」をマウス14mでクリック
して選択した場合、画像処理装置は、表示部14上に図
5(b)に示すウィンドウ30を開く。ウィンドウ30
はルート・ディレクトリの下の階層のタスク名を一覧表
示する。
【0031】次に、ユーザは、一覧表示したタスク名の
中からタスク名に基づく内容を知るためにマウス14m
を用いて所望のタスク名をクロック選択する。この選択
によって画像処理装置は、図3に示した3種類のプログ
ラムを図6(a)の各プログラム毎に、すなわちソース
・プログラム(SOURCE)、オブジェクト・プログラム
(OBJECT)及びプロジェクト(PROJECT)毎の名称を新
たなウィンドウ31のウィンドウ31a、31b、31
cに一覧表示する。また、図6(a)のウィンドウ31
において、ユーザは、前述した各部のプロセッサに相当
するプログラムかをソースとオブジェクトのファイル名
の拡張子で判別することができる。
【0032】ここで、新規にプロジェクト・ファイルを
作成する場合、図6(b)に示したメニュー画面32を
表示させ、ユーザは「NEW」をマウス14mで選択し
てファイル名を書き込む。ユーザはこの新規ファイルに
転送したい内容のオブジェクト・ファイルを選択して新
規のプロジェクト・ファイルを作成する。この場合、フ
ァイルの内容は、例えば隣のウィンドウ31dの「PARA
METER IMPLEMENT」に「TC11」、「FC12」、
「BP14」等で表示する。
【0033】また、既に作成されたプロジェクトファイ
ルの内容を見るとき、ユーザはウィンドウ31cに表示
されたプロジェクトファイルの中から一つファイルを選
択する。この操作の後、ユーザはメニュー画面32を表
示させ、マウス14mで「EDIT」をクリックして指
示することにより、画面処理装置が上述したと同様にウ
ィンドウ31d(すなわち、「PARAMETER IMPLEMENT」
領域)を開く。このように操作して画面処理装置は、プ
ロジェクトファイルの内容を閲覧することができる。
【0034】このように並列型のプロセッサシステムか
らなる画像処理装置は、異なるプロセッサ部のプログラ
ムのプロジェクトの生成・結合を行う際にグラフィック
ユーザインターフェースを利用したウィンドウを構成
し、マウス等のポインティングデバイスを用いることに
より、プロジェクトの生成・結合における選択操作の簡
易化を図ることができる。
【0035】上述したようにしてプロジェクトファイル
を作成し、順次作成したプロジェクトファイルを転送し
て実行する手順について説明する。先ず、ユーザは、図
7(a)に示すメインメニュー画面29の「FILE」
をマウス14mをクリック選択して図7(b)に示すウ
ィンドウ30を開き、各ディレクトリのタスク名を表示
する。さらに、ユーザは所望のタスク名が記されたディ
レクトリの位置でマウス14mをダブルクリックする。
この操作により、ウィンドウ30は、選択したディレク
トリのサブディレクトリのファイル名と共に、プロジェ
クトの内容も同時にタスク・ウィンドウ31として上書
きされる。
【0036】次に、同じくメニュー画面29の「FIL
E」で「SUB」を選択する。この選択により、上記メ
ニュー画面29の横に新たなウィンドウとして図8
(a)に示すメニュー画面33が開く。ここで、ユーザ
は「SEQUENCE」をマウス14mでクリック選択
する。この選択操作により、図8(b)に示すウィンド
ウ34が開く。このウィンドウ34は、転送実行のウィ
ンドウである。この状態で、ユーザは、ウィンドウ31
に表示されているプロジェクトファイルの中で使いたい
ファイルを選択する。ユーザは、ウィンドウ34に設け
た転送領域35にグラフィック的に表示された「選択し
たプロジェクトファイル名」を移動させる。
【0037】この「選択したプロジェクトファイル名」
が、転送領域35の破線で示した領域35aに表示され
る。複数のプロジェクトを並べる場合、ユーザは実行順
に上述した作業を繰り返せばよい。実行順は、左上端側
の領域35aから右端まで行い、この後1行下の左端を
実行し、以下この操作を繰り返している。ここで、ユー
ザが異なる処理をシーケンシャルに並べれば、画像処理
装置は順番の通りの処理を実行することができることに
なる。
【0038】このようにしてプロジェクトファイルを順
に並べた後、ユーザが「EXECUTE」を指示すれ
ば、画像処理装置の外部制御用コンピュータ14は、処
理プログラムを各プロセッサ部に転送供給して実行させ
ている。
【0039】また、図8(b)に示すウィンドウ34
は、実行中における操作として中断・割込み操作を行う
選択部「STOP」37、「INTERRUPT」38
を設けている。この選択部と操作については後段で詳述
する。ユーザは、一旦、転送領域35に蓄えられたプロ
ジェクトファイルにおいて、順序の並べ変えを行うため
テンポラリ領域(「temporary」)39を介し
て入れ換えを行うことができる。ユーザは、使わなくな
ったプロジェクトファイルを「refuse」40に入
れると消去することができる。
【0040】このウィンドウ34を用いることにより、
異なるディレクトリのタスクを開いて並べることがで
き、プロジェクトを実行順に並べれば、複雑な画像処理
に必要な処理手順の作成及び操作が容易にできる。
【0041】次に、実行中における操作として中断・割
込み操作について説明する。処理モジュールの実行シー
ケンスは、単一のプロジェクトを転送実行するとき、
「EXECUTE」36を選択により、マイクロプログ
ラムからなる選択したプロジェクトを転送し、実行させ
る。
【0042】ここで、複数のオブジェクトプログラム、
処理プログラム1に例えば「TC.obj」、「FC.
obj」、「BP.obj」からなるプロジェクト1、
処理プログラム2にプロジェクト2、・・・・、処理プ
ログラムnにプロジェクトnとn個のプロジェクトを設
けて順次実行する場合、各処理プログラムが終了すると
装置は終了のステータスで各処理毎に終了が示される。
【0043】ユーザが「EXECUTE」36を選択し
て上記複数のプログラムの転送実行を行っている最中に
「STOP」37が選択されると、再実行時の転送実行
は最初の処理プログラム1から始められる。また、同様
の転送実行中に「INTERUPT」38が選択される
と、割込み処理によって実行中の処理は止められる。し
かしながら、以後の再実行した際に実行順を解除してい
ないので、再実行は、実行停止以後のステップから始め
られる。
【0044】このように選択操作することにより、実行
中の処理の中断・割込み処理も容易に行うことができ
る。
【0045】以上のように構成することにより、並列型
のプロセッサシステムからなる画像処理装置は、異なる
プロセッサ部のプログラムのプロジェクトの生成・結合
を行う際にグラフィックユーザインターフェースを利用
したウィンドウを構成し、マウス等のポインティングデ
バイスを用いることにより、簡単な操作性と実行ファイ
ルの変更・新規実行ファイルの作成の簡易化を図って、
実行ファイル作成・変更等の時間短縮させることができ
る。また、実行プログラムのプロジェクトを複数組み合
わせる場合も簡便なウィンドウ機能を用いて操作するこ
とにより、動作及び操作を分かりやすく見せることがで
き、上述と同様に操作の時間短縮させることができる。
さらに、実行中の処理の中断・割込み処理も容易に行う
ことができ、操作性の自由度を高めることができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のプログラム作成実行制御装置によれば、被制御装置
を制御するための処理プログラムを作成し、実行制御す
るプログラムを転送出力するプログラム作成実行制御装
置において、このプログラム作成実行制御装置の表示部
に複数の処理メニューを表示する処理メニュー表示機能
部と、上記複数の処理メニューの一つ一つに対してそれ
ぞれソースプログラム、オブジェクトプログラム及び制
御するプログラムが転送形態になっている実行モジュー
ル毎にファイル名を表示するプログラム分類表示機能部
と、上記プログラム分類表示機能部の機能で表示したフ
ァイル名をカーソル指示選択手段で選択して所望の実行
モジュールを作成するプログラム選択結合機能部と、該
プログラム選択結合機能部で作成した実行モジュールを
転送出力させる転送出力機能部とを有し、制御する各プ
ロセッサに対応するプログラムの作成をグラフィック表
示と操作で行うことにより、実行モジュールの生成・結
合の操作性を向上させ、実行ファイル作成・変更等の時
間短縮及び操作性の自由度を高めることができる。
【0047】プログラム作成実行制御装置は、並列処理
を連続して行う場合、複数の実行モジュールを順次実行
させる順に上記表示部のウィンドウ内に並べて、並べた
順に実行処理を行うことにより、操作性の自由度を高め
ることができる。また、例えば割込み処理終了後、再実
行するときも割込みがかかった位置以後の処理を実行す
ることができ、効率のよい制御を行うことができる。
【0048】また、上記プログラム分類表示機能部は、
分類表示したソースプログラム、オブジェクトプログラ
ム及び上記実行モジュールの各ファイル毎にどのプロセ
ッサ用かを示すファイルの拡張子を表示することによ
り、この実行モジュールの作成の際に、各プログラムの
用途に必要なソースプログラムやオブジェクトプログラ
ムのファイル名が拡張子で簡単に判別でき、プロジェク
トを複数組み合わせる場合も簡便なウィンドウ機能を用
いて操作して、動作及び操作を分かりやすく見せること
ができ、上述と同様に操作の時間短縮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプログラム作成実行制御装置の概略的
な機能ブロック図である。
【図2】本発明のプログラム作成実行制御装置を用いた
並列処理型の画像処理装置の概略的な全体構成のブロッ
ク図である。
【図3】図2に示した並列処理型の画像処理装置のデー
タのとる階層構造を説明する模式図である。
【図4】実際に外部制御用コンピュータの表示部上に開
示されたウィンドウを示した図である。
【図5】メニュー画面と操作によって開かれたウィンド
ウを示した図である。
【図6】3種類のプログラムとプロジェクトプログラム
の内容を示すウィンドウとメニュー画面を示した図であ
る。
【図7】メインメニュー画面と選択したディレクトリの
サブディレクトリのファイル名と共に、プロジェクトの
内容も同時に表示するウィンドウが表示された画面を示
した図である。
【図8】メニュー画面の横に新たなウィンドウとして表
示されたメニュー画面と実行の順序及び実行中の操作を
説明するためのウィンドウが表示された画面を示した図
である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・処理メニュー表示機能部 2・・・・・・・・・プログラム分類表示機能部 3・・・・・・・・・プログラム選択結合機能部 4・・・・・・・・・転送出力機能部 5・・・・・・・・・出力端子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御装置を制御するための処理プログ
    ラムを作成し、実行制御するプログラムを転送出力する
    プログラム作成実行制御装置において、 このプログラム作成実行制御装置の表示部に複数の処理
    メニューを表示する処理メニュー表示機能部と、 上記複数の処理メニューの一つ一つに対してそれぞれソ
    ースプログラム、オブジェクトプログラム及び制御する
    プログラムが転送形態になっている実行モジュール毎に
    ファイル名を表示するプログラム分類表示機能部と、 上記プログラム分類表示機能部の機能で表示したファイ
    ル名をカーソル指示選択手段で選択して所望の実行モジ
    ュールを作成するプログラム選択結合機能部と、 該プログラム選択結合機能部で作成した実行モジュール
    を転送出力させる転送出力機能部とを有し、 制御する各プロセッサに対応するプログラムの作成を
    ラフィック表示と操作で行うことを特徴とするプログラ
    ム作成実行制御装置。
  2. 【請求項2】 並列処理を連続して行う場合、複数の実
    行モジュールを順次実行させる順に上記表示部のウィン
    ドウ内に並べて、並べた順に実行処理を行うことを特徴
    とする請求項1記載のプログラム作成実行制御装置。
  3. 【請求項3】 上記プログラム分類表示機能部は、分類
    表示したソースプログラム、オブジェクトプログラム及
    び上記実行モジュールの各ファイル毎にどのプロセッサ
    用かを示すファイルの拡張子を表示することを特徴とす
    る請求項1記載のプログラム作成実行制御装置。
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