JPH0816294A - 情報処理装置の文字入力方法,及び、装置 - Google Patents

情報処理装置の文字入力方法,及び、装置

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JPH0816294A
JPH0816294A JP6143103A JP14310394A JPH0816294A JP H0816294 A JPH0816294 A JP H0816294A JP 6143103 A JP6143103 A JP 6143103A JP 14310394 A JP14310394 A JP 14310394A JP H0816294 A JPH0816294 A JP H0816294A
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JP
Japan
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key
repeat
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information processing
processing apparatus
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JP6143103A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Ogasawara
克之 小笠原
Junichi Iizuka
潤一 飯塚
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、情報処理装置の文字入力方法,及
び、装置に関し、シフトキー情報をロックして、順次入
力動作とし、且つ、その状態で通常キーを押下し続けた
ときキーリピート動作を時間制御することにより、身体
障害者による文字入力の効率を上げる。 【構成】 シフトキーが押下されたとき、その状態を
ロック(フラグをオン)し、その状態で、通常キーが
押下されたとき、シフトキー+他のキーのコード情報を
出力する順次入力動作とする。上記ロック状態として、
一入力に限定する一時ロック状態と、次のシフトキー
が押下される迄、該順次入力動作を続ける連続ロック状
態とを設ける。該順次入力動作時において、通常のキー
を押下し続けたとき、該キーコードを出力するキーリ
ピート動作を行う。このとき、順次入力機能とキーリピ
ート機能との間隔,リピート開始時間,リピート間隔を
自由に設定できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサ,パ
ソコン等の情報処理装置の文字入力方法,及び文字入力
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の文字入力方法を説明する
図であり、図7(a) は、シフトキー動作を説明してお
り、図7(b) は、キーリピート動作を説明している。
【0003】従来の文字入力方法において、シフトキー
動作を行う場合、図7(a) に示されているように、キー
ボード(KB)上の所定のシフトキー、例えば、「SHI
FT」,「CTRL」,「ALT」キーと、他のキー
とを同時に押下することで、特別な文字コード,或い
は、制御コードを出力して、本体装置に入力する。例え
ば、“%”コードは、「SHIFT」キーと“5”キー
を同時に押下することが必要である。
【0004】又、キーリピート動作は、図7(b) に示さ
れているように、キーボード(KB)上の所定のキーを押下
し続ける間、一定の間隔、例えば、0.3 秒間隔で、該押
下されている文字コード, 又は、制御コードが2文字以
上連続して出力され、本体装置に入力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、前記シフトキ
ー動作においては、2つのキーを同時に押すことが困難
な肢体不自由者等のユーザに場合には、前記シフトキー
上に重りを置く,外す等の動作を必要とし、操作に時
間がかかる状況にあり、肢体不自由者は、該情報処理装
置を使用する作業において、健常者に比較して、作業効
率上不利であるという問題があった。
【0006】又、前記キーリピート動作は、キーボード
(KB)上の所定のキーを押下し続ける間、一定の間隔、例
えば、0.3 秒間隔で、該押下されている文字コード, 又
は、制御コードが2文字以上連続して出力され、本体装
置に入力される為、肢体不自由者は、1文字のみの入力
を行う等が困難であり、該肢体不自由者にとっては操作
性が悪い問題と、該シフトキー動作とキーリピート動作
とが、ソフトウェア構成上独立している為、各プログラ
ムの初期設定,環境設定の為のステップが必要となり、
プログラム領域が増加して、メモリ使用の効率が悪いと
いう問題があった。 本発明は上記従来の欠点に鑑み、
情報処理装置における文字入力方法において、シフトキ
ーの押下をロックすることにより、シフトキー上に
重りを置くことなく、シフトキー押下, 他のキー押下と
いう順次入力でシフトキー動作による文字入力方法, 及
び、前記順次入力と、前記キーリピート入力とを同時
に、或いは、それぞれを独立に動作させると共に、肢体
不自由者にとっても、操作性の良いキーリピートによる
文字入力ができる文字入力方法, 及び文字入力装置を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理説
明図であり、図1(a) は、シフトキー動作の順次入力方
法を示し、図1(b) は、キーリピート入力方法を示して
いる。上記の問題点は下記の如くに構成した情報処理装
置における文字入力方法, 及び装置によって解決され
る。
【0008】(1) 情報処理装置の文字入力方法であっ
て、シフトキーが押下されたときロックして、次の他
のキーの入力に対して、シフトキー+他のキーが指示
するコード情報を出力して、シフトキー+他のキーの同
時入力の動作を、順次入力動作に変換するように構成す
る。又、上記シフトキーが押下されたときのロック状
態として、前記順次入力動作を1入力に限定する一時ロ
ック状態 21a,及び、前記順次入力動作を、次のシフト
キーが押下される迄連続する連続ロック状態 21bとを
備えるように構成する。
【0009】(2) 情報処理装置の文字入力方法であっ
て、前記キーリピート入力動作をも有効とする際、前記
キーリピート入力動作の入力確定時間と、リピート開始
時間と、リピート間隔とを、カウンタ手段 22a,22b,22c
で、任意に設定するように構成する。
【0010】
【作用】即ち、本発明においては、通常の状態で、所定
のシフトキーのみが押下されると、一時ロック状態を
指示する一時ロックフラグ 21aを“オン”とし、一時ロ
ック状態に移行する。この状態でシフトキー以外のキ
ーの入力があると、このキーにシフトキーを付加
して出力し、対応するコード情報を本体装置に入力し
て、通常状態に戻る。
【0011】上記一時ロック状態で、更に、シフトキー
が押下されると、上記一時ロック状態から連続ロック
状態に移行し、以降、次のシフトキーの押下があるま
で、常に、入力キーにシフトキーを付加して出力
し、対応するコード情報を本体装置に入力する。
【0012】次に、本発明によるキーリピート入力につ
いて、その動作,作用を説明する。前述のように、従来
のキーリピート入力では、キーボード(KB)上の所定のキ
ーを押下し続ける間、一定の間隔、例えば、0.3 秒間隔
で、該押下されている文字コード, 又は、制御コードが
2文字以上連続して出力され、本体装置に入力されるて
しまい、肢体不自由者は、例えば、1文字のみの入力が
困難である等の問題があった。
【0013】そこで、本発明によるキーリピート入力で
は、図1(b) に示されているように、キーボード(KB)か
らのキー入力に先立って、例えば、キーを押下し続け
たとき、キーリピート入力であることを認識する迄の入
力確定時間,キーリピート開始時間,キーリピート間隔
を、任意の時間に設定して、肢体不自由者でも、容易に
キーリピート入力が認識できるようにしたものである。
【0014】例えば、キーリピートの間隔を1秒(10
00 ms)とすることにより、所定のキー操作に時間がか
かる場合に効果を発揮する。又、例えば、上記順次入力
から、キーリピート入力に移行する迄の入力確定時間
を、0.4秒(400 ms)とし、キーリピートの間隔
を、上記と同じ1秒(1000 ms)とすることにより、
希望するキー以外のキーを押下したり、キーの押下に時
間がかかる場合に、正確なキーリピート入力を行うこと
ができる効果がある。
【0015】従って、シフトキー→他のキーの入力
の通常の順次入力でシフトキー動作による文字入力が可
能となるとともに、キーリピート入力が、予め、設定し
た所定の時間間隔を持って入力することができるように
なるので、通常のキー操作が困難な肢体不自由者の情報
処理作業においても、作業能率の向上に寄与する効果が
得られる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1が、本発明の原理説明図であり、図2〜
図6は、本発明の一実施例を示した図であって、図2
は、文字入力装置の構成例を示し、図3は、順次入力の
動作の流れ図を示し、図4は、キーリピート入力の動作
の流れ図を示し、図5,図6は、順次入力時のシフトキ
ーのロック状態の表示例を示している。
【0017】本発明においては、順次入力・キーリピー
ト処理プログラム 20 と、キーボード(KB) 3a 上のシフ
トキーが押下されたとき、前記シフトキーの押下を
一時ロック状態とする手段 20,21a と、前記シフトキー
の一時ロックの状態で、次のシフトキーが押下され
たとき、前記シフトキーの押下を連続ロック状態とす
る手段 20,21b と、前記シフトキーの一時ロックの状
態で、他のキーが押下されたとき、前記一時ロック状
態を解除する手段 20,24a と、前記シフトキーの連続
ロックの状態で、次のシフトキーが押下されたとき、
該連続ロック状態を解除する手段 20,24b と、前記シフ
トキーの押下をロック状態にして、順序入力動作を設
定する順序入力設定手段 20,23a と、前記順序入力動作
時等において、他のキーの入力があったとき、キーリ
ピート動作とするキーリピート入力設定手段 20,23b
と、前記順序入力動作,又は、及び、前記キーリピート
動作が設定されているときにおいて、前記キーリピート
入力動作の確定を計数するカウンタ手段 20,22a と、前
記キーリピート入力動作の確定後のキーリピート開始時
間を計数するカウンタ手段 20,22b と、前記キーリピー
ト間隔を設定するカウンタ手段 20,22c が、本発明を実
施するのに必要な手段である。尚、全図を通して同じ符
号は同じ対象物を示している。
【0018】以下、図1を参照しながら、図2〜図6に
よって、本発明の情報処理装置における文字入力方法,
及び装置について、その構成と動作を説明する。先ず、
図2において、1 は、本体装置の中央処理装置(CPU),2
は、本体装置の主記憶装置(MM), 3 はキーボード(KB) 3
a とディスプレイ 3b とを備えた入力装置であり、該主
記憶装置(MM) 2に、ファイル記憶装置 4から、電源投入
時等を契機にして、本発明の順次入力・キーリピート処
理プログラム 20 が初期ローディングされているものと
する。
【0019】操作者により、ディスプレイ 3b の画面に
表示されている初期メニューの内、例えば、パラメータ
設定のメニューを選択して、実行キーを押下すると、順
次入力設定メニューと、キーリピート入力設定メニュー
が表示されるので、操作者は、それぞれのメニューを選
択して、実行キーを押下することで、主記憶装置(MM)2
上の順次入力設定部 23a, キーリピート入力設定部 23b
に、該順次入力, キーリピート入力が設定され、本発明
の順次入力・キーリピート処理プログラム 20が中央処
理装置(CPU) 1 によって実行されるとき参照される。
【0020】図3は、順次入力処理を流れ図で示した図
である。本発明のシフトキー入力は、シフトキーと、
通常のキーとを同時に押下することなく、シフトキー
を押下した後、通常の他のキーを押下することで、
上記シフトキーと他のキーとを同時に押した場合と
同様な文字入力を行うことができるようにしたものであ
る。
【0021】先ず、押下されたキーがシフトキーかを
見て、シフトキー押下が検出されると、主記憶装置(M
M) 2上の一時ロックフラグ 21aが“1” (オン、以下省
略)かを見て、“1”でなければ、該一時ロックフラグ
21aを“1”として、処理ステップ 100に戻る。このと
き、図示されていない音声合成装置を起動して、「一時
ロックフラグ“オン”」を音声出力し、操作者の聴覚で
「シフトキーが一時ロック中」であることを認識させる
ようにしても良いし、図示されていない、点字ディスプ
レイに出力するようにしても良い (以下、省略) 。{図
3の処理ステップ 100,101,102参照} シフトキー押下が検出されて、処理ステップ 101で、
一時ロックフラグ 21aが、既に、“1”になっているこ
とが認識されると、主記憶装置(MM) 2上の連続ロックフ
ラグ 21bが“1”かを見て、“1”でなければ、該連続
ロックフラグ 21bを“1”として、処理ステップ 100に
戻る。{図3の処理ステップ 103,104参照} シフトキー押下が検出されて、処理ステップ 103で、
連続ロックフラグ 21bが“1”の状態で、再度、シフト
キーの押下が検出された場合には、図1に示したよう
に、該連続ロックフラグ 21bをリセットして、通常の状
態に戻り、処理ステップ 100に戻る。{図3の処理ステ
ップ 103,105参照} 上記シフトキー押下による、シフトキーのロック状
態の遷移状態を示したものが図1(a) である。
【0022】該一時ロックフラグ 21aが“1”の状態の
ときに、通常のキーの押下が検出されると、シフトキ
ー+キーのコード情報を出力し、例えば、ビットマップ
メモリ 5の所定の領域に入力して、ディスプレイ 3b に
該当の文字を表示すると共に、該一時ロックフラグ 21a
をリセット 24aする。{図3の処理ステップ 106,107,1
08参照} 該一時ロックフラグ 21aが“0”の状態で、連続ロック
フラグ 21bが“1”であるときに、通常のキーの押下
が検出されると、シフトキー+キーのコード情報を出力
し、例えば、ビットマップメモリ 5の所定の領域に入力
して、ディスプレイ 3b に該当の文字を表示すること
を、次にシフトキーが押下されて、該連続ロックフラ
グ 21bがリセット 24bされる迄、同じ文字入力を継続す
る。{図3の処理ステップ 109,110参照} 上記のシフトキー+キーで定まるコード情報,或いは、
通常のキーによるコード情報を出力する段階におい
て、前述のキーリピート入力設定部 23bが“1”に設定
されていることが検出されると、本発明によるキーリピ
ート入力が実行される。
【0023】このときのキーリピート入力処理を図4の
流れ図によって説明する。通常、キーリピート入力は、
図1(b) の物理キー割り込みで示しているように、特定
のキーの押下が続くと、キーボード(KB) 3a から、メイ
ク(MAKE)キーが出力され、中央処理装置(CPU) 1 に割り
込まれる。以下、固定された所定のタイミングの後、固
定された所定の周期、例えば、0.3 秒間隔でリピート(R
EPEAT)キーが出力され、中央処理装置(CPU) 1 に割り込
まれる。中央処理装置(CPU) 1 では、該物理割り込みを
検出すると、現在押下されているキーに対応するコード
情報を、前述のビットマップメモリ 5の所定の領域に格
納して、ディスプレイ 3b の画面に表示する。
【0024】然しながら、上記従来のキーリピート入力
では、高速に入力されてしまい、肢体不自由者には、1
文字のみの入力等が困難であるので、本発明において
は、前述の初期メニュー表示のとき、キーリピート入力
設定部 23bに、該キーリピート入力を設定して得られる
パラメータメニューの表示時に、各パラメータを、自己
の文字入力操作に適した動作時間、具体的には、図1
(b) に示されている前述のメイク(MAKE)キー入力確定時
間と, リピート開始時間と、リピート間隔とを設定し、
前述の音声出力,或いは、点字ディスプレイ等で確認し
て、正しい時間設定が行われていることが確認される
と、実行キーを押下することで、図4に示したキーリピ
ート入力処理が実行される。
【0025】即ち、シフトキー+キー押下,又は、通常
のキー押下が検出されると、入力確定時間カウンタ 22a
に、上記パラメータ設定した時間を設定して、該入力確
定時間カウンタ 22aを起動する。{図4の処理ステップ
200参照} そして、前述のリピート(REPEAT)キーによる物理割り込
みがあったことが検出されたとき、上記入力確定時間カ
ウンタ 22aのカウントオーバを見て、カウントオーバを
検出したとき、前述のメイク(MAKE)キー情報を出力し
て、リピート開始時間カウンタ 22bに、上記パラメータ
設定した時間を設定して、該リピート開始時間カウンタ
22bを起動する。{図4の処理ステップ 201〜203 参
照} そして、前述のリピート(REPEAT)キーによる物理割り込
みがあったことが検出されたとき、上記リピート開始時
間カウンタ 22bのカウントオーバを見て、カウントオー
バを検出したとき、上記リピート(REPEAT)キーを出力
し、中央処理装置(CPU) 1 では、該リピート(REPEAT)キ
ーを認識したタイミングで、リピート入力を開始すると
共に、リピート間隔カウンタ 22cを起動する。{図4の
処理ステップ 204,205,206参照} 以降、前述のリピート(REPEAT)キーによる物理割り込み
があったことが検出されたとき、上記リピート間隔カウ
ンタ 22cのカウンタオーバを見て、カウンタオーバを検
出したとき、上記リピート(REPEAT)キーを出力し、中央
処理装置(CPU)1 では、該リピート(REPEAT)キーを認識
したタイミングで、リピート入力を継続する。{図4の
処理ステップ 207,208,206参照} そして、操作者でのキー押下を終了が検出され、キーボ
ード(KB) 3a からブレイク(BREAK) キーによる物理割り
込みを検出すると、即、該ブレイク(BREAK) キーを出力
し、上記キーリピート入力を終了する。{図4の処理ス
テップ 209,210参照} 本実施例においては、上記図3で説明した順次入力処理
と、図4で説明したキーリピート処理とを一つのプログ
ラム(即ち、順次入力・キーリピート処理プログラム 2
0)で構成することで、アプリケーションプログラムの構
成に必要な、初期設定,環境設定処理のステップを一つ
で済ますことができ、主記憶装置(MM) 2上でのプログラ
ム領域を節約することができる。
【0026】図5は、前述の順次入力処理で、一時ロッ
クフラグを“1”にしたとき、ディスプレイ 3b 上にお
いて、例えば、図5(a) に示されているように、「S」
で、該一時ロック状態を表示した例を示しており、通常
の「a」キーの入力で、該「S」の表示を消去するこ
とで、該一時ロック状態が解除されていることがディス
プレイ上で認識することができる。
【0027】図5(b) は、上記一時ロック状態におい
て、更にシフトキーが押下されて、連続ロック状態に
なった場合、例えば、「S」を反転表示{図5(b) で
は、この反転表示を表示文字「S」を四角の枠で囲んだ
文字で示す}することで、連続ロック状態を表示した例
を示しており、次のシフトキーの入力により、該
「S」を反転表示を消去することで、該連続ロック状態
が解除されていることを認識することができる。
【0028】図6は、該シフトキーの押下のロック状態
の表示を、ディスプレイ 3b の画面上の、例えば、左上
に移動して、操作者に見やすいようにした例を示してい
る。このように、該シフトキーの押下に伴うシフトキ
ーのロック状態を表示することで、該順次入力の操作
性を向上させることができる。又、上記の表示と連動し
て、図示されていないスピーカで、該ロック状態を音声
により出力するように構成することで、ディスプレイ 3
b を見ることができない肢体不自由者にも、該順次入力
を聴覚で認識し、通常の操作者と同様の操作感覚で操作
することができるようになる。
【0029】このように、本発明は、情報処理装置の文
字入力方法,及び、装置において、シフトキーが押下
されたとき、該シフトキーの押下状態をロック(フラ
グをオン)し、その状態で、通常キーが押下されたと
き、シフトキー+他のキーのコード情報を出力する順次
入力動作とする。上記ロック状態として、一入力に限定
する一時ロック状態と、次のシフトキーが押下される
迄、該順次入力動作を続ける連続ロック状態を設ける。
該順次入力動作時において、通常のキーを押下し続け
たとき、該キーコードを出力するキーリピート動作を行
う。このとき、順次入力機能とキーリピート機能との間
隔,リピート開始時間,リピート間隔を自由に設定でき
るようにして、該キーリピート動作の操作性を向上させ
るようにしたところに特徴がある。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、シフトキー→他のキーの入力の通常の順次
入力でシフトキー動作による文字入力が可能となるとも
に、キーリピート入力が、予め、設定した所定の時間間
隔を持って入力することができるようになるので、通常
のキー操作が困難な肢体不自由者の情報処理作業におい
ても、作業能率の向上に寄与する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図4】本発明の一実施例を示した図(その3)
【図5】本発明の一実施例を示した図(その4)
【図6】本発明の一実施例を示した図(その5)
【図7】従来の文字入力方法を説明する図
【符号の説明】
1 中央処理装置(CPU) 2 主記憶装
置(MM) 20 順次入力・キーリピート処理プログラム 21a 一時ロックフラグ,一時ロック状態 21b 連続ロックフラグ,連続ロック状態 22a 入力確定時間カウンタ 22b リピート
開始時間カウンタ 22c リピート間隔カウンタ 23a 順次入力設定部 23b キーリピ
ート入力設定部 3a キーボード(KB) 3b ディスプ
レイ 4 ファイル記憶装置 5 ビットマップメモリ 100 〜110,200 〜210 処理ステップ シフトキー 通常のキー, 他のキー MK メイク(MAKE)キー Re リピート(REPEAT)キー BK ブレイク(BREAK) キー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置の文字入力方法であって、シ
    フトキー()が押下されたとき、該シフトキー()
    が押下されたことをロックして、次の他のキー()の
    入力に対して、シフトキー+他のキーが指示するコード
    情報を出力し、シフトキー+他のキーの同時入力の動作
    を順次入力動作に変換することを特徴とする情報処理装
    置の文字入力方法。
  2. 【請求項2】情報処理装置の文字入力方法であって、シ
    フトキー()として、「SHIFT」,「CTR
    L」,「ALT」キーとすることを特徴とする請求項1
    に記載の情報処理装置の文字入力方法。
  3. 【請求項3】情報処理装置の文字入力方法であって、シ
    フトキー()が押下されたときのロック状態として、
    前記順次入力動作を1入力に限定する一時ロック状態(2
    1a),及び、前記順次入力動作を、次のシフトキーが押下
    される迄連続する連続ロック状態(21b) とを備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置の文字入力
    方法。
  4. 【請求項4】情報処理装置の文字入力方法であって、前
    記一時ロック状態(21a),又は、連続ロック状態(21b)
    を、所定の文字で表示することを特徴とする請求項3に
    記載の情報処理装置の文字入力方法。
  5. 【請求項5】情報処理装置の文字入力方法であって、前
    記一時ロック状態(21a),又は、連続ロック状態(21b) を
    所定の文字で表示する際、画面上の任意の位置に移動し
    て表示することを特徴とする請求項4に記載の情報処理
    装置の文字入力方法。
  6. 【請求項6】情報処理装置の文字入力方法であって、前
    記一時ロック状態(21a),又は、連続ロック状態(21b) を
    所定の文字で表示する際、前記ロック状態の種別を音
    声,又は、点字で出力することを特徴とする請求項4,
    又は、5に記載の情報処理装置の文字入力方法。
  7. 【請求項7】情報処理装置の文字入力方法であって、前
    記順次入力動作と、キーリピート入力動作とを1つのソ
    フトウェアで処理することを特徴とする請求項1〜6に
    記載の情報処理装置の文字入力方法。
  8. 【請求項8】情報処理装置の文字入力方法であって、前
    記順次入力動作,又は、キーリピート入力動作とを、独
    立に、設定して動作させるように制御することを特徴と
    する請求項1〜6に記載の情報処理装置の文字入力方
    法。
  9. 【請求項9】情報処理装置の文字入力方法であって、前
    記キーリピート入力動作を実行制御する際、前記キーリ
    ピート入力動作入力確定時間と、リピート開始時間と、
    リピート間隔とを、任意に設定することを特徴と請求項
    7に記載の情報処理装置の文字入力方法。
  10. 【請求項10】情報処理装置の文字入力回路であって、
    シフトキー()が押下されたとき、前記シフトキー
    ()の押下を一時ロック状態とする手段(20,21a)と、 前記シフトキー () の一時ロックの状態で、次のシフ
    トキー () が押下されたとき、前記シフトキー ()
    の押下を連続ロック状態とする手段(20,21b)と、 前記シフトキー () の一時ロック状態で、他のキー
    () が押下されたとき、該一時ロック状態を解除する
    手段(20,24a)と、 前記シフトキー () の連続ロックの状態で、次のシフ
    トキー () が押下されたとき、該連続ロック状態を解
    除する手段(20,24b)と、 前記シフトキー () の押下をロック状態にして、順次
    入力動作を設定する順次入力設定手段 (23a)と、前記順
    次入力動作時に、他のキー () の入力があったとき、
    キーリピート動作とするキーリピート動作設定手段(20,
    23b)と、 前記順次入力動作,又は、及び、前記キーリピート動作
    が設定されているときにおいて、前記キーリピート入力
    動作の確定を計数するカウンタ手段(20,22a)と、前記キ
    ーリピート入力動作の確定後のキーリピート開始時間を
    計数するカウンタ手段(20,22b)と、前記キーリピート間
    隔を設定するカウンタ手段(20,22c)とを備えたことを特
    徴とする情報処理装置の文字入力装置。
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