JPH0293819A - タッチパネル式入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、各種制御システムにおけるマンマシン・イ
ンタフェースに好適なタッチパネル式入力装置の改良に
関する。

〈従来の技術） 第６図に示されるように、この種のタッチパネル式入力
装置においては、タッチパネル１上に複数のタッチ区画
２を設けると共に、各タッチ区画２の下の画面上に入力
項目等に相当するデータを表示させ、オペレータが指先
等でいずれかのタッチ区画２を接触指定した場合、タッ
チパネル１のインタフェースを介して検出されたタッチ
区画とその表示データとによりオペレータが入力しよう
としたデータを認識するようにしている。

ところで、この種のタッチパネル大入力＃装置において
は、タッチ面の汚れを落すため定期的にメンテナンスの
必要があり、メンテナンス中においてはタッチパネルを
利用して入力操作を行なうことができない。

そこＣ１メンテナンス中あるいは故障中等によりタッチ
パネルを利用した入力操作を行なえない場合には、第６
図に示されるように、画面上の空きエリアにタッチ区画
選択のためのメニュー文３を表示させ、例えば数値キー
等を用いていわゆる会話方式によりタッチ区画を選択さ
せていた。

〈発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような会話方式による入力操作の場
合には、数値キー等を介してタッチ区画を間接的に指定
することとなるため操作の迅速性に劣り、使い勝手が悪
いという問題点があった。

一方、タッチパネルを用いることな（タッチ区画を直接
的に選択する方法としては、いわゆるカーソルキーと実
行キーとの組合せによることも考えられるが、一般にこ
の種の装置に使用されるカーソルの移動単位は、画面上
の最小桁、最小行に設定されているため、カーソルキー
と実行キーを用いてタッチ区画を選択しようとすると、
カーソルを目的とするタッチ区０画まで移動させるのに
時間がかかり、側底実用に供し得ないという問題点があ
った。

この発明は、上述の問題点を解決するためになされたも
ので、その目的とするところは、メンテナンス中、故障
中等によりタッチパネルを用いた入力操作が行なえない
状態においても、画面上に設定されたタッチ区画内の表
示データを迅速に選択し、所望のデータを即座に入力で
きるようにしたタッチパネル式入力装置を提供すること
にある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） この発明は、上記の目的を達成づるために、タッチモー
ドとカーソルモードとからなる２つの動作モードを有し
、タッチモードにあっては、タッチパネルを介しで検出
されたタッチ区画とその表示データとにより入力データ
をｒ？＆識づるとともに、カーソルモードにあっては、
スクロールキーの操作のたびに、一定の順序でタッチ区
画からタッチ区画へとカーソルをジャンプ移動させつつ
、実行キーの操作時にカーソルが位置するタッチ区画と
その表示データとにより入力データを認識すること、を
特徴とするものである。

（作用） このような構成によれば、タッチパネルを使用した入力
操作が行なえない場合には、タッチモードからカーソル
モードへと切換えることによって、スクロールキーを使
用してタッチ区画からタッチ区画へとカーソルをジャン
プ移動させることができ、所望のカーソル位置において
実行キーを操作づることによって画面上のタッチ区画に
表示されたデータを迅速に入力することができる。

（実施例） 第１図は、本発明に係るタッチパネル式入力装ｄの一実
施例を示すハードウェアブロック図である。

同図に示されるように、この装置はマイク０ブ０セツサ
、ＲＯＭ、ＲＡＭ等よりなるＣＰＵ４を中心として構成
されており、そのシステムバスには入力処理部５及びカ
ーソル制御部７がそれぞれ接続されている。

入力処理部５はタッチパネルコントローラＴＰＯ，ＣＲ
ＴコントローラＣＲＴＣを内蔵しており、これらは表示
・入力部６内のタッチパネルＴＰ及びＣＲＴ表示装置Ｃ
ＲＴに接続されている。

また、カーソル制御部７には、キーボードコントローラ
ＫＢＣ及びキーボードＫＢが備えられている。

キーボードＫＢ内には、４方向スクロールキー及び実行
キーが備えられており、後述するように、これらのキー
を用いてカーソルモード時における入力操作を行なうよ
うになっている。

第２図は、ＣＰＵ４内のＲＯＭに格納された各種システ
ムプログラムの中で特に本発明に関連する部分だけを取
出して概略的に示すフローチャートであり、以下このフ
ローチャート及び第３図の画面説明図を参照しながら、
本実施例装置の動作を系統的に説明する。

第１図に示されるカーソル制御部７内のキーボードＫＢ
には、所定のモード指定キーが設けられており、このモ
ード指定キーによってタッチモードとカーソルモードと
を選択的に指定可能になされている。

モード指定キーによってタッチモードが選択されると（
ステップ２０１）、通常のタッチ区画検比処理が行なわ
れる（ステップ２０２）。

このタッチ区画検出処理（ステップ２ｏ２）では、周知
のごとく、タッチパネルＴＰを介して検出されたタッチ
区画とその表示データとにより入力データを認識づるよ
うになっている。

これに対してモード指定キーによってカーソルモードが
選択されると（ステップ２０１　’）　、第３図に示さ
れるように、タッチパネルＴＰ上に表示されたタッチ区
画８のいずれかにはカーソル９が表示される（ステップ
２０３）。

その後、装置側では実行キー、スクロールキーをオペレ
ータが操作するのを待機する状態となる（ステップ２０
４）。

この状態においで、スクロールキーが操作されると（ス
テップ２０４ＹＥＳ、２０５スクロール）、次のタッチ
区画を指示する処理が行なわれ（ステップ２０６）、こ
れによりカーソル９は一定の順序に従ってタッチ区画８
からタッチ区画８へと順次ジャンプ移動される。

すなわち、従来装置においては、カーソル９は所定の最
小桁、最小行を単位として小刻みに移動づるのに対し、
この装置においてはスフ［Ｊ−ルキーが操作される度に
、カーソル９はタッチ区画８からタッチ区画８へとジャ
ンプするのである。

従って、オペレータはスクロールキーを操作することに
よって、所望のタッチ区画８へとカーソル９を迅速に移
動させることができる。

目的とづるタッチ区画８までカーソル９を移動させたな
らば、オペレータは実行キーを操作Ｊ−る。

するとくステップ２０５実行）、タッチ区画決定処理が
行なわれ（ステップ２０７＞、ずなわら実行キーの操作
時にカーソル９が位置するタッチ区画８とその表示デー
タとにより入力データが認識される。

このＪ：うに本実施例装置よれば、タップパネルＴＰが
使用不能な状態においても、モード指定キーを用いてタ
ッチモードからカーソルモードへのモード切換えを行な
えば、スクロールキーの操作によって７Ｊ−ツル９を所
望のタッチ区画８まで迅速に移動させ、その後実行キー
の操作によってタッチ区画８内に表示されたデータを即
座に入力することができる。

なお、以上の実施例では、単一画面の場合で説明したが
、マルチウィンド画面においても同様であって、第４図
に示されるようにカーソル９は各ウィンド内において順
次タッチ区画８ａからタッチ区画８ａへとジャンプ移行
され、また第５図に示されるように、各ウィンド間にお
いても順次ジャンプ移行される。

このようにカーソルをタッチ区画間においてジャンプ移
行させる技術それ自体については各極文献において公知
であり、また当業者において容易に実施可能であるため
、より詳細な説明については省略するが、要するにＣＰ
ＬＩＪ内のカーソルポインタを一定の画面アドレスへと
ジャンプさせればよいのである。

［発明の効果］ 以上の説明で明らかなように、この発明によればこの種
のタッチパネル式入力装置において、メンテナンス、故
障等によりタッチパネルが使用不能な状態になってｂ１
タッチモードからカーソルモードへとモード切換えを行
うことにより、タッチ区画からタッチ区画へとカーソル
をジャンプ移動させつつ、所望のデータを迅速に入力す
ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わるタッチパネル式入力装置の一実
施例を示すハードウェアブロック図、第２図は同装置の
ソフトウェア構成を示寸フローチャート、第３図は表示
画面の一例を示す説明図、第４図はマルチウィンド画面
における各ウィンド内のカーソル移動を示す説明図、第
５図はマルチウィンド画面にｄ３ける各ウィンド間のカ
ーソル移動を示す説明図、第６図は従来装置のタッチパ
ネル故障時における画面を示す説明図である。 ８・・・タッチ区画　　　　９・・・カーソルＴＰ・・
・タッチパネル

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 タッチモードとカーソルモードとからなる２つの動作モ
   ードを有し、 タッチモードにあつては、タッチパネルを介して検出さ
   れたタッチ区画とその表示データとにより入力データを
   認識するとともに、 カーソルモードにあっては、スクロールキーの操作のた
   びに、一定の順序でタッチ区画からタッチ区画へとカー
   ソルをジャンプ移動させつつ、実行キーの操作時にカー
   ソルが位置するタッチ区画とその表示データとにより入
   力データを認識すること、 を特徴とするタッチパネル式入力装置。