JP2707684B2 - 磁気ディスクカセット用シャッターの射出成形金型 - Google Patents

磁気ディスクカセット用シャッターの射出成形金型

Info

Publication number
JP2707684B2
JP2707684B2 JP1050644A JP5064489A JP2707684B2 JP 2707684 B2 JP2707684 B2 JP 2707684B2 JP 1050644 A JP1050644 A JP 1050644A JP 5064489 A JP5064489 A JP 5064489A JP 2707684 B2 JP2707684 B2 JP 2707684B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
plate
gate
magnetic disk
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1050644A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02229019A (ja
Inventor
孝次郎 益田
信義 細野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP1050644A priority Critical patent/JP2707684B2/ja
Publication of JPH02229019A publication Critical patent/JPH02229019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2707684B2 publication Critical patent/JP2707684B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
    • B29C45/28Closure devices therefor
    • B29C45/2806Closure devices therefor consisting of needle valve systems

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、対向する一対の側板と、これらの側板を断
面コ字状に連結する連結板とからなる磁気ディスクカセ
ット用シャッターを一体成形するための射出成形金型に
関する。
〔従来の技術〕
一般に、3.5インチマイクロフロッピーディスクのカ
セットは、第5図と第6図に示すように、記憶用ディス
ク体を収納する樹脂製の上ハーフ1および下ハーフ2
と、これらのハーフ1,2の外周部に摺動可能に取付けら
れた断面コ字状のステンレス製のシャッター3とから構
成され、非使用時には、上記シャッター3で各ハーフ1,
2の磁気ヘッド導入口4,5を塞ぐようになっている。
ところが、上記従来のステンレス製のシャッター3を
備えたカセットにあっては、シャッター開閉時にシャッ
ター3のエッジで各ハーフ1,2の樹脂がわずかながら削
られ、この削りかすが磁気ディスク体に付着して情報の
書込み、読取りを阻害するおそれがある上に、全体の重
量の増大を招き、さらに製造コストが高くつくなどの欠
点が指摘されていた。
そこで、本発明者等は、この問題を改善するために、
シャッター3を樹脂で形成し、その軽量化を図ると共
に、ハーフとの接触を柔らかくして削りかすの発生を抑
えることを提案した。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述したように、シャッター3を樹脂成形
する場合には、シャッター3の製品肉厚が0.3〜0.4mmと
非常に薄く、大きな射出圧力と型締力を必要とすると共
に、外観上、ゲート位置に制限があり、ゲート形状を小
さくせざるを得ないため、流動性の向上が図れないとい
う問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、ゲート形状を大きく設計でき、樹脂
の流動性を大幅に向上させることができる上に、型内圧
力を低く抑えることができ、容易に射出成形でシャッタ
ーを製造することができると共に、ゲート跡が分からず
外観上問題が生じない磁気ディスクカセット用シャッタ
ーの射出成形金型を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、対向する一対
の側板を連結する連結板の表面を形成する型板にバルブ
ゲートを設けてなり、該バルブゲートのゲート形状を、
矢印等の模様を表す形状に設定しているものである。
〔作用〕
本発明の磁気ディスクカセット用シャッターの射出成
形金型にあっては、連結板の表面を形成する型板に設け
られたバルブゲートを介してキャビティ内に樹脂を供給
することにより、連結板の表面に凹凸が生じることがな
く、ゲート跡の形状を矢印等の模様にすることができ
て、デザイン性が向上する。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第4図に基づいて本発明の一実施
例を説明する。
第1図は本発明の射出成形金型の一実施例を示す断面
図である。この図において符号10はキャビティ入子11が
組み入れられた固定型板であり、この固定型板10に対向
して可動型板12が接離自在に設けられている。そして、
この可動型板12には長方板状のコア部13がキャビティ入
子11側に突出して形成されている。また、上記コア部13
の両側には可動型板12に沿って摺動自在に一対のスライ
ドコア14,14が配置されており、これらのスライドコア1
4,14は、固定型板10側から各スライドコア14,14に斜め
に挿入された傾斜ピン(図示せず)により、型開時には
コア部13から離間し、型閉時にはコア部13に接近するよ
うになっている。なお、符号15は各スライドコア14の傾
斜面にそれぞれ接触してスライドコア14の摺動を規制す
るロッキングブロック部である。
そして、上記キャビティ入子11、コア部13、各スライ
ドコア14,14の間には、第2図ないし第4図に示すよう
なシャッター16を成形するためのキャビティ17が形成さ
れている。このシャッター16は、2枚の対向する上面板
18と下面板19の各側縁どうしが側面板20で連結された断
面コ字状のものであり、上面板18と下面板19の各一端寄
りには磁気ヘッド導入口が21,22が形成されている。ま
た、上記磁気ヘッド導入口22と側面板20との間であっ
て、下面板19には、矩形状の切欠23が形成されており、
下面板19の内面において、上記切欠23と磁気ヘッド導入
口22との間には、突起24が形成されている。さらに、上
記下面板19の他端寄りであって、側面板20の近傍には、
切欠25が形成されており、下面板19の内面には、上記突
起24の長手方向延長上に突起26が形成されている。さら
にまた、切欠25に対向して上記側面板20の内面にはスプ
リング係止用の突起27が形成されている。そして、側面
板20の外面は上記キャビティ入子11によって形成され、
かつ上面板18、下面板19、側面板20の各内面は上記コア
部13によって、また、上面板18、下面板19の外面は各ス
ライドコア14によって形成されるようになっている。
さらに、固定型板10及びキャビティ入子11を貫通し
て、キャビティ17の側面板20の外面中央部に相当する位
置に開口する樹脂通路28が設けられている。そして、こ
の樹脂通路28を介して溶融樹脂がキャビティ17内に供給
されるホットランナ型式でバルブゲート方式とされてい
る。
すなわち、固定型板10及びキャビティ入子11には、貫
通孔29が形成されており、この貫通孔29が形成されてお
り、この貫通孔29の先端部は縮径して形成されてゲート
30とされている。そして、上記貫通孔29の内部には円筒
状のブッシュ31が挿着されており、このブッシュ31とキ
ャビティ入子11との間には、リング部材32が装着されて
いる。また、上記ブッシュ31の内部には、先細状のバル
ブ体33がその軸線に沿って移動自在に設けられており、
このバルブ体33の先端部が上記ゲート30を開閉する構成
とされている。そして、これらのゲート30とバルブ体33
の先端部との形状は、第2図に示すように、側面板20の
外面に印された矢印状のゲート跡34に対応するように、
矢印状に形成されている。
上記のように構成された射出成形金型にあっては、第
1図に示す型閉状態において、バルブ体33を上方に移動
させて、ゲート30を開くと、マニホールドを介してブッ
シュ31内の樹脂通路28に供給されている溶融樹脂が、ゲ
ート30を介してキャビティ17に充填される。そして、バ
ルブ体33によってゲート30を閉じ、かつキャビティ17の
樹脂を冷却固化させた後、型を開いてキャビティ17内の
成形品を取出す。この型開操作は、まず、固定型板10、
キャビティ入子11に対して可動型板12を開く。これによ
り、ロッキングブロック部15が各スライドコア14の傾斜
面から離れるから、スライドコア14は、傾斜ピンによ
り、可動型板12に沿って、第1図において左右方向に離
間していく。次いで、コア部13に付着している成形品
を、コア部13からエジェクタピン(図示せず)を突出す
ることにより、突出して離型する。
このようにして得られた成形品(シャッター)16にお
いては、ゲートバルブ方式で成形することにより、シャ
ッター16の側面板20の外面中央部に形成されたゲート跡
34が平坦で、凹凸形状がない上に、矢印形状をしている
ため、ゲート跡として見苦しくなく、しかも矢印として
の機能も有しており、デザイン性が向上すると共に、後
工程で印刷等により矢印を追加付与する必要がない。ま
た、ゲート形状を大きく設計できるから、流動性が大幅
に改善され、かつ型内圧力を低く抑えることができ、同
一サイズの成形機に対して従来より多数個取りの展開が
図れる。
なお、ゲート形状は第2図に示すような矢印形状に限
られることなく、他形状の模様でもよいが、ゲート位置
は、樹脂の流れを均一にするために、側面板20の外面中
央部に対応した位置に設定するのが好ましい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、対向する一対の側板
を連結する連結板の表面を形成する型板にバルブゲート
を設け、該バルブゲートのゲート形状を、矢印等の模様
を表す形状に設定しているものであるから、このバルブ
ゲートを介して、キャビティ内に溶融樹脂を供給するこ
とにより、連結板の表面に凹凸が生じることがない上
に、ゲート跡の形状を矢印等の模様にすることができる
ことによって、ゲート跡が分からず、外観上問題が生じ
ることがなく、デザイン性の向上を図ることができると
共に、ゲート形状を大きく設計できて、流動性を大幅に
改善でき、従って、成形性が向上して、良好な品質の成
形品を円滑に得ることができる一方、型内圧力を低く抑
えることができ、多数個取りの展開を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図ないし
第4図は樹脂製シャッターの一例を示すもので、第2図
は平面図、第3図は正面図、第4図は側面図、第5図と
第6図は磁気ディスクカセットの一例を示すもので、第
5図は表側からみた説明図、第6図は裏側からみた説明
図である。 10……固定型板、11……キャビティ入子、16……シャッ
ター、18……上面板(側板)、19……下面板(側板)、
20……側面板(連結板)、30……ゲート、33……バルブ
体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−74187(JP,A) 特開 昭50−14758(JP,A) 特開 昭55−61438(JP,A) 特開 昭58−196663(JP,A) 特開 昭60−231985(JP,A) 実開 平1−116620(JP,U) 実開 平1−156019(JP,U) 実開 昭62−38124(JP,U) 実開 昭63−197110(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する一対の側板と、これらの側板を断
    面コ字状に連結する連結板とからなる磁気ディスクカセ
    ット用シャッターの射出成形金型において、 上記連結板の表面を形成する型板にバルブゲートを設け
    てなり、 該バルブゲートのゲート形状を、矢印等の模様を表す形
    状に設定していることを特徴とする磁気ディスクカセッ
    ト用シャッターの射出成形金型。
JP1050644A 1989-03-02 1989-03-02 磁気ディスクカセット用シャッターの射出成形金型 Expired - Lifetime JP2707684B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1050644A JP2707684B2 (ja) 1989-03-02 1989-03-02 磁気ディスクカセット用シャッターの射出成形金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1050644A JP2707684B2 (ja) 1989-03-02 1989-03-02 磁気ディスクカセット用シャッターの射出成形金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02229019A JPH02229019A (ja) 1990-09-11
JP2707684B2 true JP2707684B2 (ja) 1998-02-04

Family

ID=12864658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1050644A Expired - Lifetime JP2707684B2 (ja) 1989-03-02 1989-03-02 磁気ディスクカセット用シャッターの射出成形金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2707684B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04172679A (ja) * 1990-11-06 1992-06-19 Mitsubishi Materials Corp ディスクケースの製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6174187A (ja) * 1984-09-19 1986-04-16 Sony Corp シ−ト状記録媒体カセツトのシヤツタ−及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02229019A (ja) 1990-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4790973A (en) Method of making injection-molded slide fastener sliders
JP2707684B2 (ja) 磁気ディスクカセット用シャッターの射出成形金型
JPH0717454Y2 (ja) 磁気ディスク用シャッターの射出成形金型
JP4291199B2 (ja) 燃料電池用セパレータ成形用金型
JP3104325B2 (ja) 樹脂成形金型装置
JP2899564B2 (ja) スタックモールド金型
JPH0620580Y2 (ja) フロッピーディスク用シャッタの射出成形金型
JPH0717455Y2 (ja) 磁気ディスク用シャッターの射出成形金型
JPH047890B2 (ja)
JP2712728B2 (ja) カセットハーフ成形方法及びカセットハーフ成形用金型
JP3154366B2 (ja) 磁気ディスク装置の樹脂製シャッター用金型装置
JPH0620581Y2 (ja) 射出成形金型
JPH0732019Y2 (ja) 射出成形金型
JP3839160B2 (ja) 射出成形型
JP3182748B2 (ja) 磁気ディスク装置の樹脂製シャッター用金型装置
JPH081681A (ja) 成形用金型装置
JPH082859Y2 (ja) カセットハーフ
JP2589389Y2 (ja) 成形型
JP2712722B2 (ja) 射出成形金型
JP2718194B2 (ja) カセットハーフの射出成形金型
JPH0939039A (ja) プラスチック成形用金型
JPH06134812A (ja) 射出成形金型
JP2588426Y2 (ja) 樹脂成形品の成形型装置
JPH0353502Y2 (ja)
JPH0716414Y2 (ja) 射出成形金型