JP4291199B2 - 燃料電池用セパレータ成形用金型 - Google Patents

燃料電池用セパレータ成形用金型 Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池用セパレータ成形用金型に関するものである。
燃料電池用セパレータ(PEFC用セパレータ)は、車両用のものを例にとると、A4サイズ程度の板状体であり、表裏に酸素ガスと水素ガスを流通させる多数の溝を有する。燃料電池用セパレータの板厚寸法は一般に2mm以下であって、表裏の溝を考慮すると、最も薄肉の部分では0.5mm以下となる。PEFCは数100枚の燃料電池用セパレータが積層されて構成されるので、1枚の燃料電池用セパレータは反りがなく均一な厚みであることが要求される。
従来、燃料電池用セパレータを同時に複数枚成形する成形用金型としては、特許文献1に示されるように、サイドゲートからキャビティに樹脂材料が射出される射出成形用金型が知られている。しかし特許文献1に示される射出成形用金型では、ランナ等による溶融材料の射出速度や射出圧力の損失があり、各キャビティの隅々まで流動性の悪い燃料電池用セパレータ用樹脂材料を射出充填することが困難であった。そこで前記樹脂材料をキャビティの隅々まで充填するために、特許文献2に示されるような射出圧縮成形により燃料電池用セパレータを成形する方法が行われた。しかし射出圧縮成形により燃料電池用セパレータを成形する方法は、可動金型を固定金型に向けて移動させてキャビティ内の前記溶融材料を圧縮成形する際に、カーボンが80%近く入っている為に流動性も悪く、圧縮速度を上げることが困難であり、前記溶融材料を圧縮によりキャビティの隅々まで充填することが困難であるという問題があった。また射出圧縮成形は、射出圧力や溶融材料の温度等との関係で、均一な板厚の成形品を得ることが難しく、型締装置や成形用金型等のコストも高くなるという問題があった。
特開2001−246644号公報(請求項1、図1、図5) 特開2001−93537号公報(0018)
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであって、本発明は前記したような問題点に鑑み、流動性が悪い溶融材料を用いて同時に複数の燃料電池用セパレータを成形する際に、キャビティの各セパレータ成形部の隅々まで前記溶融材料を充填することのできる燃料電池用セパレータ成形用金型を提供することを目的とする。また前記燃料電池用セパレータ成形用金型において、成形される燃料電池用セパレータの厚さを微調整することができるようにすることを目的とする。
本発明の請求項1の燃料電池用セパレータ成形用金型は、固定金型と可動金型のいずれか一方の金型の凹部に他方の金型の凸部が嵌合され、一方の金型の凹部における周囲の金型対向部と他方の金型における凸部の周囲の金型対向部が当接されて形成される一定厚さのキャビティに、スプル部を介して溶融材料が射出充填されて燃料電池用セパレータが成形される燃料電池用セパレータの成形用金型において、キャビティはスプル部のみを介して溶融材料が射出充填される一のキャビティであり、複数のセパレータ成形部と、セパレータ成形部とセパレータ成形部を接続しスプル部に直接連設される余剰部とが設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項2の燃料電池用セパレータ成形用金型は、請求項1において、余剰部は、スプル部から固定金型の側壁面によって形成される側端部に向けて帯状に設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項3の燃料電池用セパレータ成形用金型は、請求項1または請求項2において、余剰部におけるセパレータ成形部との接続部分には、セパレータ成形部の厚肉部分よりも厚さの薄い薄肉部が設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項4の燃料電池用セパレータ成形用金型は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、キャビティの厚さを変更する調整機構が設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項5の燃料電池用セパレータ成形用金型は、請求項4において、固定金型または可動金型の金型対向部に、磁力によって保持される所定厚さの調整板を用いた調整機構を備え、型締時における前記キャビティの厚さが前記調整機構によって規定されることを特徴とする。
本発明の請求項6の燃料電池用セパレータ成形用金型は、請求項5において、調整機構は、固定金型または可動金型の金型対向部に形成される凹部に挿入された起磁体と、起磁体によって保持される磁性体からなる所定厚さの調整板とからなり、起磁体と調整板とが直接当接しないで起磁体の磁力が調整板に及ぶように設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項7の燃料電池用セパレータ成形用金型は、請求項6において、調整機構は、調整板の被吸引面に対して起磁体の吸引面が少なくとも一対設けられ、少なくとも一対の吸引面のうち一方と他方は磁性が異なるように設けられていることを特徴とする。
本発明は固定金型と可動金型のいずれか一方の金型が他方の金型に嵌合され、固定金型の当接面と可動金型の当接面が当接されて形成される一定厚さのキャビティに、スプル部を介して溶融材料が射出充填されて燃料電池用セパレータが成形される燃料電池用セパレータの成形用金型において、キャビティをスプル部に直接連通される一のキャビティとし、キャビティに複数のセパレータ成形部と、スプル部に直接連設されセパレータ成形部とセパレータ成形部とを接続する余剰部とを設けたので、キャビティの各セパレータ成形部の隅々まで溶融材料を射出充填することができ、同時に複数の燃料電池用セパレータを良好に成形可能となった。
本発明の実施形態について図1ないし図4を参照して説明する。図1は燃料電池用セパレータ成形用金型の断面図である。図2は、燃料電池用セパレータ成形用金型の固定金型の正面図である。図3は、図2のA―A線における燃料電池用セパレータ成形用金型の要部拡大断面図である。図4は、燃料電池用セパレータと燃料電池用セパレータとを接続する余剰部の断面図である。
図1ないし図3に示される燃料電池用セパレータ成形用金型は、図示しない射出成形機の固定盤に取付けられる固定金型1と可動盤に取付けられる可動金型2のいずれか一方の金型が他方の金型に嵌合され、前記固定金型1の当接面と前記可動金型2の当接面が当接されて形成される一定厚さのキャビティ3に、スプル部4を介して溶融材料が射出充填されて燃料電池用セパレータP1が成形されるものである。
固定金型1について先に説明すると、固定金型1の凹部5の内部には、一のキャビティ3を形成するための略矩形のキャビティ形成面6が型開閉方向およびスプル部4の方向と垂直方向に形成され、その周囲には側壁面7が形成されている。また前記凹部5の周囲の可動金型2との対向する面は、金型対向部8となっている。固定金型1の凹部5の略中央には、射出装置側からノズル9が当接されるスプルブッシュ10が設けられ、ランナを介さずにスプル部4のみによってノズル9とキャビティ3が連通している。そして前記スプル部4とキャビティ3が接続する部分はゲート部11となっており、前記ゲート部11は、キャビティ形成面6における略中央部分に形成されている。つまり換言すれば、本実施形態の固定金型1は、ノズル9からキャビティ3の略中央に向けて一直線にスプル部4による溶融材料の流路が形成されており、ホットランナ機構を用いたものでもない。
キャビティ形成面6におけるゲート部11の周囲には、ゲート部11に連通する余剰部成形面12が形成されている。(成形品PにおいてはスプルP7に連通する余剰部P5が形成されている。)よってゲート部11については余剰部成形面12に設けられており、セパレータ成形面13にはゲート部11が設けられていない。そしてそれぞれの余剰部成形面12は、ゲート部11から側壁面7に向けて帯状に設けられ、前記側壁面7とそれぞれ垂直方向に形成されている。また前記余剰部成形面12におけるセパレータ成形面13との接続部分には、凸条部12aが設けられている。そして凸条部12aはゲート部11の近傍から固定金型1の側壁面7にまで達しており、図3にも示されるように、前記凸条部12aによってキャビティ3の余剰部3aには薄肉部3a1が形成される。本実施形態では凸条部12aは、余剰部成形面12における中央帯状部成形面12b、および後述するセパレータ成形面13の周辺部成形面13dよりも突出した高さに設けられている。なお凸条部12aの高さ(突出寸法)は、セパレータ成形面13への溶融材料(溶融樹脂)の流動を考慮してゲート部11の近傍を低くして、側壁面7の近傍を高くしてもよい。本実施形態ではキャビティ形成面6は、十字状の余剰部成形面12によって4分割されており、四のセパレータ成形面13が設けられている。なおキャビティ成形面6に設けられるセパレータ成形面13は、一以上であればよく、個数に限定はない。
セパレータ成形面13は、燃料電池用セパレータP1が成形される面であって、燃料電池用セパレータP1の表面に複数の溝部(薄肉部)P2を形成するための凸条13aが設けられている。そして前記凸条13aの間には、仕切部P3を形成するための仕切部成形面13cが設けられている。またセパレータ成形面13の外周寄りには周辺厚肉部P4を形成するための周辺部成形面13dと、燃料電池用セパレータP1に孔部を形成するための凸部13bが設けられている。そして凸条13aによって形成される溝部(薄肉部)P2については、PEFCの触媒と電極が挟まれたPEFC単セルにおいて、燃料電池用セパレータP1の表面に沿って流される水素または空気(酸素)が流通される流路となる。また燃料電池用セパレータP1に形成される孔部は、複数の燃料電池用セパレータ単セルがPEFCに組み込まれた際に、各PEFC単セルに向けて水素と空気(酸素)を供給するための流路となる。
本実施形態では、燃料電池用セパレータP1の表面に沿って形成される溝部P2については、一方側と他方側との間において複数折り返して形成され、溝部P2の長さを確保するように設けられている。ただし溝部P2の形状については上記に限定されるものではなく、一方方向から他方方向へのみ形成されたものでもよい。また表面と裏面の溝部P2については、同方向に設けてもよく、直角方向に設けてもよい。またキャビティ形成面6におけるセパレータ成形面13の表面に凹溝を形成し、凹溝に対応する凸部を燃料電池用セパレータP1の表面に形成し、仕切部となるようにしてもよい。更に燃料電池用セパレータP1の孔部については、成形の際には溶融材料の流動のために薄肉部とし、成形完了後に薄肉部を除去して孔部とするようにしてもよく、燃料電池用セパレータP1の形状によっては設けない場合も有り得る。
次にキャビティ3の厚さを変更する調整機構14の固定金型1側の構造について図1により説明する。本実施形態の調整機構14は、起磁体の磁力を利用するものであって、本実施形態では起磁体として永久磁石15が用いられている。ただし起磁体としては電磁石を用いるものであってもよい。固定金型1における凹部5の周囲の金型対向部8には二段に凹部16,17が形成されている。まず前記金型対向部8に、所定幅、所定長さ、および所定深さの矩形の第一の凹部16が形成され、前記第一の凹部16の底面16aに、前記第一の凹部16の幅よりも直径が小さく、底面16aの面積よりも面積の小さい円形の第二の凹部17が複数形成されている。そして前記第二の凹部17の中には、円柱状の永久磁石15がそれぞれ配設されている。そして永久磁石15は固定金型1の裏面側からボルトによって固定金型1にそれぞれ固定され、その吸引面15aである可動金型2側の面が、前記第一の凹部16の底面16aより僅かに奥まって反可動金型側に位置するようになっている。
そして第一の凹部16の底面16aには軟鉄等の一定以上の強度を有し残留磁気が少ない磁性体からなる調整板18の被吸引面18aが当接され、前記調整板18は金型対向部8に設けられた永久磁石15によって吸引・保持されるようになっている。また調整板18は、被吸引面18aと反対側の面に、前記被吸引面18aと平行な可動金型2との当接面18bを有しており、その板厚が均等になっている。調整板18が永久磁石15に吸引・保持される際、永久磁石15が第二の凹部17内に奥まって配設されていることから、被吸引面18aと永久磁石15の吸引面15aとの間には、僅かな間隙Bが設けられるようになっている。よって後述するように型締時に調整板18に外力が加えられても、その外力は、第一の凹部16の底面16aによって受けられ、永久磁石15には加わらないようになっている。なお本実施形態では略矩形のキャビティ形成面6の各側壁面7に対応して、長手形状の調整板18からなる調整機構14が、四箇所に配設されている。しかし調整機構14は、型締力を略均等に受ける配置であれば、その形状および数は限定されるものではない。また調整板18を吸引する起磁体の数も限定されるものではない。更に調整機構14の凹部についても金型対向部8に一段に形成され、前記一段に形成された凹部に起磁体が挿入されたものであってもよい。
次に図示しない射出成形機の可動盤に取付けられる可動金型2について説明する。図1に示されるように可動金型2は、凸部21の前面に、固定金型1のキャビティ形成面6と対向して略矩形のキャビティ形成面22が形成されている。また可動金型2の凸部21の周囲における固定金型1から見て一段後退した面は、固定金型1との当接面23aを含む金型対向部23となっており、型閉時に固定金型1と当接する。また前記凸部21における前記キャビティ形成面22と金型対向部23の間には側壁面24が形成され、前記側壁面24は、型閉時に固定金型1の側壁面7のうちのキャビティ3を構成しない面と溶融材料が入り込まない間隔により対向するようになっている。可動金型2のキャビティ形成面22についても、固定金型1のキャビティ形成面6と対向する位置に、固定金型1側と同様の複数のセパレータ成形面25が設けられている。そしてセパレータ成形面25間を接続する余剰部成形面26についても固定金型1の余剰部成形面12と対向する位置に形成されている。よって余剰部成形面26は、ゲート部11に対向する面からキャビティ形成面22の側端に向けて形成されており、固定金型1のキャビティ形成面6と同様にセパレータ成形面25との接続部に凸条部26aが形成されている。
次に本実施形態のキャビティ3の厚さを変更する調整機構14の可動金型2側の構造について図1により説明する。可動金型2の前記金型対向部23において、前記固定金型1に吸引保持される調整板18の当接面18bが当接される部分は、
前記当接面18bと平行に形成された当接面23aとなっており、両者は型閉時に面当接されるようになっている。なお前記当接面23aを含む部分を非磁性体または弱磁性体としてもよい。また本実施形態では調整機構14の起磁体が、固定金型1に配設される例について説明したが、可動金型2に起磁体を配設するか、固定金型1と可動金型2の両方に起磁体を対向しない位置に一部づつ配設してもよい。また上記とは別に他の調整板を起磁体とし、固定金型1または可動金型2のいずれかに吸着させるようにしてもよく、その場合他の調整板が吸着されない側の金型の当接面は非磁性体または弱磁性体とすることが望ましい。
次に本実施形態の燃料電池用セパレータP1の射出成形方法と燃料電池用セパレータ成形用金型のキャビティ3の厚さ(容積)の調整方法について図1ないし図4により説明する。まず調整機構14の調整板18の被吸引面18aを、固定金型1の第一の凹部16の底面16aに当接させ、永久磁石15によって吸引保持させる。調整板18については例えばキャビティの厚さを変更しての成形テストの場合では、0.1mm単位で厚みの異なるものを複数準備し、最適と思われる厚みのものを選択して取り付ける。
次に図示しない型開閉装置によって可動盤および可動金型2を固定金型1に向けて移動させる。そして可動金型2の凸部21を固定金型1の凹部5に嵌合させ、固定金型1における金型対向部8の調整板18の当接面18bと、可動金型2の金型対向部23の当接面23aを面当接させて停止させ、更に型締力を及ぼして両金型1,2の間に前記調整機構14によって厚さが一定に規定された一のキャビティ3を形成する。前記キャビティ3は、図1に示されるように、固定金型1のキャビティ形成面6、側壁面7、および可動金型2のキャビティ形成面22から形成され、側壁面7によって燃料電池用セパレータP1および余剰部P5の側端部が形成される。そして図3に示されるように、キャビティ3内において、固定金型1のセパレータ成形面13と可動金型2のセパレータ成形面25との間には、セパレータ成形部3bが形成される。
またキャビティ3内において、固定金型1の余剰部成形面12と、可動金型2の余剰部成形面26との間には、スプル部4に連通される余剰部3aが側端部に向けて帯状に形成される。余剰部3aは、前記したように固定金型1の凸条部12aと可動金型2の凸条部26aとの間に薄肉部3a1が形成される。また余剰部3aにおけるスプル部4に接続される中央帯状部3a2は、セパレータ成形部3bの周辺厚肉部3b1と略同じ厚さであって、前記薄肉部3a1よりも厚肉に形成される。この燃料電池用セパレータ成形用金型において余剰部3aを形成する目的について説明すると、まず余剰部3aはスプル部4に直接接続されているので、成形される燃料電池用セパレータP1にスプルP7を除去したことによりできるゲート痕ができず、不均質な組織になりやすいゲート痕の部分を燃料電池用セパレータP1として用いないでよいようになっている。また余剰部3aがあることにより、セパレータ成形部3bの隅部まで良好に溶融材料を射出充填できる。この点について詳しく説明すると、固定金型1のキャビティ形成面6は、略矩形に形成されており、側壁面7である各辺に対して余剰部成形面12が垂直に設けられており、可動金型2のキャビティ形成面22も、固定金型1と同様に設けられている。よってセパレータ成形部3bにおけるゲート部11に近接する側の隅部(余剰部3aと側壁面7とによって形成される隅部)についてもゲート部11からの溶融材料の流れが妨げられることなく射出充填することができる。しかし特許文献1の図5に示される例は、ランナに接続されるサイドゲートの幅が一定の幅であり、セパレータ成形部全体にゲートがない(側壁部までのすべての部分がキャビティ形成面でない)ため、ランナに近い側のセパレータ成形部の隅部に溶融材料が射出充填されにくいという問題があったのである。また本発明には更に燃料電池用セパレータP1をエジェクタ27により離型する際に余剰部3aの数ヶ所を突出しして、燃料電池用セパレータP1に傷をつけずに容易に離型できるようにすることもできるという利点もある。なお前記余剰部3aが形成された目的とその機能については、キャビティ3の厚さを変更する調整機構14の有無に係らず、余剰部3a自体を設けたことによる機能である。そして余剰部3aの機能は、同時に成形される燃料電池用セパレータの枚数に左右されないが、複数枚の燃料電池用セパレータP1を同時に成形する際に特に有効である。
そして次に図示しない射出装置のノズル9からスプル部4、ゲート部11を通過してキャビティ3の内部に溶融材料を射出充填する。この際に本発明では、屈曲したランナ等を通過せずに、直線的にキャビティ3に溶融材料が射出充填されるので、射出速度および射出圧力の損失が少ない。本実施形態においてキャビティ3に射出充填される溶融材料(導電性溶融材料)は、導電性フィラーを60重量%ないし95重量%、更に好ましくは75重量%ないし85重量%を含有したフェノール樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂材料、またはポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン、ポリフェニンサルファイド等の熱可塑性樹脂材料である。また前記のように樹脂材料に限定するものではなく、金属材料を加えたものであってもよい。前記した溶融材料はキャビティ3内における流動性が非常に悪いので、射出率は500cc/secないし700cc/sec、射出圧力は200MPaないし300MPaで射出する。なおこの際の射出圧力により可動金型2が一瞬押し戻され、キャビティ3の厚さが僅かに厚くなり、可動金型2が型締されることにより元のキャビティ3の厚さに戻ることがあるが、制御によって可動金型2を移動させるものでないので射出圧縮成形とは異なるものである。
そしてキャビティ3に射出充填された溶融材料は、各セパレータ成形部3bがゲート部11からみて周囲に均等に配設され、余剰部3aにおける薄肉部3a1がゲート部11の近傍から側壁面7に向けて略放射状に形成されており、溶融材料の流れを妨げられにくいことから、各セパレータ成形部3bの隅々まで溶融材料が均等に充填される。そして100MPaないし150MPaにより保圧が加えられ、ヒケがない燃料電池用セパレータP1が成形される。
そして所定時間の熱硬化または冷却が完了すると、可動金型2が型開方向に移動されて、図4の(a)に示されるような複数の燃料電池用セパレータP1、余剰部P5、スプルP7からなる成形品Pが、固定金型1から離型される。その後、可動金型2に残された前記成形品Pは、可動金型2のエジェクタ27により余剰部P5が突出され、図示しない取出装置に吸着され取出される。そして本実施例では前記成形品Pは、取出装置によって取出された後、余剰部P5の薄肉部P6の部分において燃料電池用セパレータP1と、余剰部P5およびスプルP7に分割され製造される。そして燃料電池用セパレータP1において余剰部P5との分割面は、必要に応じて仕上げがなされる。
その後成形された燃料電池用セパレータP1は板厚が計測される。そして計測された燃料電池用セパレータP1の板厚が、基準値を外れて偏差がある場合は、調整機構14の起磁体に吸引・保持される調整板18を前記偏差に応じて異なる板厚のものと変更し、キャビティ3の厚さ(容積)を変更して次の成形を行う。また異なる板厚の燃料電池用セパレータP1を成形する場合についても同様にキャビティ3の厚さ(容積)を変更する。更には成形された一枚の燃料電池用セパレータP1における両側の板厚が異なっており、一側が基準値から外れて偏差がある場合は、基準値から外れた側の調整板18のみを厚さの異なるものに変更し、キャビティ3の一側の厚さを調整するようにしてもよい。このようなキャビティ3の厚さの調整方法は従来から行われていたボルトを人手により回動させてキャビティ3の厚さを調整するものと比較して、作業時間および作業精度の点で大幅な改善となった。また特に導電樹脂材料が熱硬化性樹脂であって、金型温度が高い場合には特に作業が楽になった。
次に図5に示される別の実施形態について説明する。別の実施形態についても型閉時に固定金型31の凹部32に、図示しない可動金型の凸部が嵌合され、前記固定金型31における可動金型への金型対向部41の当接面と前記可動金型における固定金型31への金型対向部の当接面が当接されて一定厚さの一のキャビティが形成される点、前記キャビティにはスプル部が直接連設されており、スプル部のみを介して溶融材料が射出充填される点、および前記キャビティが調整機構40によって厚みが調整される点は前記実施形態と同じである。前記実施形態との相違点について説明すると、図5に示される別の実施形態では、略矩形のキャビティ形成面33に8面のセパレータ成形面34が形成されている。そして前記キャビティ形成面33の略中央にゲート部35が設けられ、ゲート部35に連設されて側壁面36まで十字状に余剰部成形面37が形成されている。余剰部成形面37の中央帯状部成形面37bは、セパレータ成形面34の周辺部成形面38と略同じ高さ(キャビティにおいては同じ厚さ)に形成され、余剰部成形面37におけるセパレータ成形面34との接続部には凸条部37a(キャビティには薄肉部)が形成されている。またゲート部35から遠い方のセパレータ成形面34aとゲート部35から近い方のセパレータ成形面34bとの間は、別の余剰部成形面39の凸条部39aが形成され、キャビティには薄肉部が形成されるようになっている。なお前記凸条部39aについては、溶融材料の流れ方向に対して妨げる方向に形成されることになるので、その高さを余剰部成形面37の凸条部37aよりも低くしてもよく、また凸条部39aを設けずに、セパレータ成形面34a,34bと略フラットな高さとしてもよい。図5に示される実施形態ではセパレータ成形面34の数は8面であるが、8面に限定されるものではなく、特に燃料電池用セパレータが小さいものである場合に、更に多数のセパレータ成形面を設けてもよい。なお図示しない可動金型側キャビティ形成面についても、固定金型31のキャビティ形成面33と同様にセパレータ成形面と余剰部成形面が配置される。
次に図5に示される別の実施形態の燃料電池用セパレータ成形用金型におけるキャビティの厚さを変更する調整機構40の構造について説明する。固定金型31の金型対向部41には、二段に第一の凹部42と第二の凹部43が形成され、第二の凹部43に起磁体としての永久磁石が挿入され、第一の凹部42に磁性体からなる調整板45の被吸引面が当接される点、および複数枚の調整板45によりキャビティの厚さを調整する点は、前記実施形態と同じである。前記実施形態との相違点は、永久磁石に、馬蹄形磁石44(U字型磁石)が使用されている点である。馬蹄形磁石44は、公知のように対となる一方の吸引面44aと他方の吸引面44bが同方向に向けて設けられており、その磁性が異なるようになっている。そして前記第一の凹部42の底面に設けられた対となる第二の凹部43,43は、内部で繋がっており、前記第二の凹部43,43に前記馬蹄形の永久磁石44が配設されている。よって前記馬蹄形磁石44における一方の吸引面44aと他方の吸引面44bは、それぞれ可動金型側に向けて配設されている。そして前記底面における前記第二の凹部43,43の間の部分は、非磁性体とすることが望ましい。調整機構40の起磁体を、上記の構成とすることにより、馬蹄形磁石44に吸引される調整板45内において磁力線が還流し、前記調整板45の当接面から可動金型側に磁力が及びにくくなっている。なお起磁体については、前記第二の凹部43,43に、対となる棒状磁石をそれぞれ別個に挿入し、前記棒状磁石の吸引面を一方がS極、他方がN極となるようにしてもよい。
図5に示される燃料電池用セパレータ成形用金型による燃料電池用セパレータP1の射出成形方法とキャビティの厚さ(容積)の調整方法については、図1ないし図4に示される実施形態と略同じであるので説明を省略する。
更に燃料電池用セパレータ成形用金型によって成形される燃料電池用セパレータP1および余剰部P5の形状については、各種の変形例があるので図4によりそれらについて説明する。例えばキャビティ形成面6の余剰部成形面12における凸条部12aの中央帯状部成形面12bの側の面を傾斜面とし、セパレータ成形面13の側の面を垂直面とすることにより、図4の(b)に示されるように、最も薄い部分が燃料電池用セパレータP1の側に形成される薄肉部P6を成形することができる。そしてその場合の薄肉部P6は、燃料電池用セパレータP1と余剰部P5の分離が行いやすくなる。また図4の(c)に示されるように、金型側に帯状に凸状の平坦部を設け、余剰部P5全体を周辺厚肉部P4よりも薄肉としてもよい。更に図4の(d)に示されるように、固定金型または可動金型のキャビティ形成面の余剰部成形面のいずれか一方のみに、凸条を形成し、余剰部P5の片面側のみに凹部が形成された薄肉部P6が形成されるようにしてもよい。更にまた図4の(e)に示されるように、余剰部P5全体を薄肉とし、成形品Pの片面側のみに形成されるようにしてもよい。更にまた図4の(f)に示されるように、余剰部P5の方が、燃料電池用セパレータP1の周辺厚肉部P4よりも厚肉に設けてもよく、図4の(g)に示されるように、燃料電池用セパレータP1と燃料電池用セパレータP1の間に単に分割部P8を設けるだけでもよい。または余剰部とセパレータ成形部をフラットな同一面としてもよい。
また固定金型の当接面と前記可動金型の当接面が当接されて形成される一定厚さのキャビティの厚さを変更する調整機構についても別に変形例を説明する。余剰部が形成された燃料電池用セパレータ成形用金型のキャビティの厚さ(容積)を変更する調整機構は、従来のようにボルトをネジで締めて調整ブロックの高さを調整するものであってもよい。また固定金型における可動金型への金型対向部または可動金型における固定金型への金型対向部を構成するブロックを、金型本体とは別の所定厚さのブロックとし、前記ブロックと金型本体との間にシム等の薄板を挟むようにし、前記シム等の厚みまたは枚数を替えてキャビティの厚さを調整するようにしてもよい。更にキャビティ形成面を形成するブロックと金型本体との間に前記シム等の薄板を挿入するようにし、前記薄板により、燃料電池用セパレータの各部の板厚を調整するようにしてもよい。また油圧機構等を用いて固定金型における可動金型への金型対向部または可動金型における固定金型への金型対向部やキャビティ面を形成するブロックを僅かに動かすようにしてもよい。そしてまた起磁体を用いた一定厚さのキャビティの厚さを変更する調整機構については、燃料電池用セパレータ成形用金型に限定されず、他の成形品の成形用金型に取付けても同様の効果を有する。
また上記した実施形態に加えて、燃料電池用セパレータP1の平行精度をより高める目的から、縦型成形機を用いて、固定金型と可動金型を上下方向に配設し、燃料電池用セパレータが水平方向に成形されるようにしてもよい。また溶融材料の流動を良好にするために、射出前または射出中にキャビティ内の空気を真空吸引するようにしてもよい。更にはキャビティに接続されるゲート部の数はニ以上設けてもよく、その場合ウエルドラインは余剰部と形成されるようにすることが望ましい。更に固定金型に凸部を設け、可動金型に凹部を設けるようにしてもよい。更にまた本発明については、上記した実施形態のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもない。
燃料電池用セパレータ成形用金型の断面図である。 燃料電池用セパレータ成形用金型の固定金型の正面図である。 図2のA―A線における燃料電池用セパレータ成形用金型の要部拡大断面図である。 余剰部と燃料電池用セパレータの一部の断面図である。 別の燃料電池用セパレータ成形用金型の固定金型の正面図である。
符号の説明
1,31 固定金型
2 可動金型
3 キャビティ
3a 余剰部
3a1 薄肉部
3a2 中央帯状部
3b セパレータ成形部
3b1 周辺厚肉部
4 スプル部
5,32 凹部
6,22,33 キャビティ形成面
7,24,36 側壁面
8,23,41 金型対向部
9 ノズル
10 スプルブッシュ
11,35 ゲート部
12,26,37,39 余剰部成形面
12a,26a,37a,39a 凸条部
12b,37b 中央帯状部成形面
13,25,34,34a,34b セパレータ成形面
13a 凸条
13b,21 凸部
13c 仕切部成形面
13d,38 周辺部成形面
14,40 調整機構
15,44 永久磁石
15a,44a,44b 吸引面
16,42 第一の凹部
16a 底面
17,43 第二の凹部
18,45 調整板
18a 被吸引面
18b,23a 当接面
27 エジェクタ
B ……… 間隙
P ……… 成形品
P1 …… 燃料電池用セパレータ
P2 …… 溝部
P3 仕切部
P4 周辺厚肉部
P5 余剰部
P6 薄肉部
P7 スプル
P8 分割部

Claims (7)

  1. 固定金型と可動金型のいずれか一方の金型の凹部に他方の金型の凸部が嵌合され、前記一方の金型における凹部の周囲の金型対向部と前記他方の金型における凸部の周囲の金型対向部が当接されて形成される一定厚さのキャビティに、スプル部を介して溶融材料が射出充填されて燃料電池用セパレータが成形される燃料電池用セパレータの成形用金型において、
    前記キャビティはスプル部のみを介して溶融材料が射出充填される一のキャビティであり、
    複数のセパレータ成形部と、セパレータ成形部とセパレータ成形部を接続しスプル部に直接連設される余剰部とが設けられている燃料電池用セパレータ成形用金型。
  2. 前記余剰部は、前記スプル部から固定金型の側壁面によって形成される側端部に向けて帯状に設けられている請求項1に記載の燃料電池用セパレータ成形用金型。
  3. 前記余剰部におけるセパレータ成形部との接続部分には、セパレータ成形部の厚肉部分よりも厚さの薄い薄肉部が設けられている請求項1または請求項2に記載の燃料電池用セパレータ成形用金型。
  4. 前記キャビティの厚さを変更する調整機構が設けられている請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池用セパレータ成形用金型。
  5. 前記調整機構は、固定金型または可動金型の前記金型対向部に、
    磁力によって保持される所定厚さの調整板が設けられ、
    型締時における前記キャビティの厚さが前記調整機構によって規定される請求項4に記載の燃料電池用セパレータ成形用金型。
  6. 前記調整機構は、固定金型または可動金型の前記金型対向部に形成される凹部に挿入された起磁体と、
    該起磁体によって保持される磁性体からなる所定厚さの調整板とからなり、
    前記起磁体と前記調整板とが直接当接しないで前記起磁体の磁力が前記調整板に及ぶように設けられている請求項5に記載の燃料電池用セパレータ成形用金型。
  7. 前記調整機構は、前記調整板の被吸引面に対して前記起磁体の吸引面が少なくとも一対設けられ、
    前記少なくとも一対の吸引面のうち一方と他方は磁性が異なるように設けられている請求項6に記載の燃料電池用セパレータ成形用金型。
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