JP2707554B2 - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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JP2707554B2
JP2707554B2 JP62248954A JP24895487A JP2707554B2 JP 2707554 B2 JP2707554 B2 JP 2707554B2 JP 62248954 A JP62248954 A JP 62248954A JP 24895487 A JP24895487 A JP 24895487A JP 2707554 B2 JP2707554 B2 JP 2707554B2
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亘 濱川
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/60Apparatus which relate to the handling of originals
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G2215/00172Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling
    • G03G2215/00177Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling for scanning
    • G03G2215/00181Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling for scanning concerning the original's state of motion
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動原稿搬送装置、特に原稿を原稿台ガラ
ス上の所定位置まで搬送,停止,排出する自動原稿搬送
装置に関する。 従来技術とその問題点 近年、複写に要する時間のうち、原稿の交換に要する
時間を短縮すると共に、原稿交換という煩雑な手間を省
略するため、自動原稿搬送装置(以下、ADFと記す)が
種々開発され、実用化されている。 ところで、従来種々提供されているADFは、原稿を1
枚ずつ原稿台ガラス上に搬送するものであり、2枚の原
稿を1度に原稿台ガラス上に設置するには、オペレータ
がいちいち原稿を原稿台ガラス上に並べねばならず、手
間と時間が何ら改善されてはいない。 その改善策として、特開昭60−93462号公報には、原
稿さばき部において1枚目の原稿に続けて2枚目の原稿
をも給紙する、いわゆるつれ送りにて2枚の原稿を直列
状態で原稿台ガラス上にセット可能なADFが開示されて
いる。しかし、つれ送り方式では確実な原稿の給紙を期
待できず、信頼性の点で実用化は困難である。 そこで、本発明は、2枚の原稿をいわゆるつれ送りで
はなく個別にほぼ連続して原稿台ガラス上に給紙し、確
実に所定位置に直列状態で停止させることのできる自動
原稿搬送装置を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 以上の問題点を解決するため、本発明に係る自動原稿
搬送装置は、複数枚の原稿を積み重ねて積載可能な原稿
載置部と、原稿載置部上の原稿を1枚ずつ順次給紙する
給紙手段と、2枚の原稿を間隔を開けて給紙するように
給紙手段を制御する第1の制御手段と、給紙された原稿
を原稿台ガラス上に搬送して原稿台ガラス上から排出す
る、原稿台ガラスのほぼ全長を覆う原稿搬送ベルトと、
前記原稿搬送ベルトによる原稿搬送路上に進退可能に設
置され、進入位置において原稿搬送ベルトによって搬送
される原稿の先端と当接し、該原稿を原稿台ガラスの所
定位置に停止させるストッパ手段と、前記原稿搬送ベル
トを駆動して、前記給紙手段によって給紙された2枚の
原稿を原稿台ガラス上に搬送し、進入位置にセットされ
た前記ストッパ手段に1枚目の原稿の先端を当接させて
該1枚目の原稿を所定位置に位置決めすると共に、スト
ッパ手段を進入位置にセットした状態でさらに引き続い
て原稿搬送ベルトの駆動を続け、2枚目の原稿をその先
端が1枚目の原稿の後端に当接する位置に搬送して後、
原稿搬送ベルトを停止させる第2の制御手段と、を備え
たことを特徴とする。 作 用 以上の構成において、2枚送りモードが選択されるこ
とにより、原稿載置部に積載された複数枚の原稿は、2
枚の原稿が1枚ずつ間隔を開けて給紙され、搬送ベルト
も駆動される。このように給紙された原稿のうち、1枚
目の原稿はストッパ手段にその先端が当接することによ
って原稿台ガラス上に位置決め/停止される。搬送ベル
トは引き続いて駆動され、2枚目の原稿は原稿搬送ベル
トを所定のタイミングで停止させることにより、1枚目
の原稿に対して位置決めされた状態で原稿台ガラス上に
停止される。 実施例 以下、本発明に係る自動原稿搬送装置(ADF)の一実
施例について添付図面を参照して説明する。なお、以下
に示す実施例は1組の原稿を繰り返し循環して搬送可能
なタイプのADFとしたものである。 [全体構成、第1図] 本実施例において、ADFは、概略、原稿載置部(1)
と、原稿給紙部(10)と、原稿搬送ベルト(30)と、ス
トッパ(40)と、原稿排出部(50)とで構成されてい
る。なお、(80)は複写機本体の上面に設けた原稿台ガ
ラスであり、原稿は第1図中矢印(A)で示す位置(画
像露光開始位置)から図示しない光学装置によって矢印
(a)方向に照明光を受け、感光体表面に走査される。 原稿載置部(1)は、載置台(2)の前方部分(第1
図中左方側)に可動台(3)を設け、一対の横ガイド板
(5)を矢印(b)で示す原稿給紙方向に対して直交す
る方向にスライド可能に設けたものであり、さらに、可
動台(3)の上方に原稿の有無を検出するためのフォト
センサ(SE1)及び以下に説明する様に排出された原稿
を整合させるためのパドルホイール(6)が設置されて
いる。 可動台(3)は支軸(4)を支点として上下方向に回
動可能であり、支軸(4)には図示しないソレノイドが
連結されている。可動台(3)はこのソレノイドのオ
ン,オフにて第1図中実線で示す位置と、それよりも若
干上方に回動した位置、即ち、給紙ローラ(11)がこの
可動台(3)に隠れる位置とに切り換えられる。可動台
(3)を駆動するソレノイドはフォトセンサ(SE1)が
原稿を検出していないときオフ状態にある。このとき、
可動台(3)は上方に回動した位置に復帰し、この状態
で原稿がセットされる。ソレノイドはADFが動作状態に
あり、かつ、フォトセンサ(SE1)が原稿を検出してい
るときオンされる。これにて、可動台(3)は第1図中
実線で示す位置まで下方に回動し、最下層の原稿が給紙
ローラ(11)に当接することとなる。 原稿給紙部(10)は、給紙ローラ(11)の直上に原稿
押さえ板(12)を設け、給紙ローラ(11)の前方に、さ
ばきパッド(14)が圧接するさばきローラ(13)及びレ
ジストローラ対(15)を設け、原稿台ガラス(80)の直
前にピンチローラ対(16)を設けたもので、ローラ対
(15),(16)の間にはガイド板(17),(18)が設置
されている。また、給紙された原稿を検出するためのフ
ォトセンサ(SE2),(SE3)がさばきローラ(13)とレ
ジストローラ対(15)との間及びレジストローラ対(1
5)とピンチローラ対(16)との間に設置されている。
特に、フォトセンサ(SE3)は給紙された原稿の先端,
後端を検出し、メインモータの回転パルス信号との組合
わせで2枚の原稿の間隔及び原稿サイズを計測するため
に用いられる。 原稿押さえ板(12)は可撓性を有する材質からなり、
図示しない上方の支軸を支点として上下方向に回動可能
であり、図示しないソレノイドのオン,オフにて駆動さ
れる。この原稿押さえ板(12)を駆動するソレノイドは
通常オフ状態にあり、原稿押さえ板(12)は上方に退避
している。そして、ADFスタート信号が発せられ、ソレ
ノイドがオンすると、原稿押さえ板(12)が下方に回動
し、原稿先端部分を押圧する。これにて原稿が給紙ロー
ラ(11)に圧接し、原稿給紙圧が付与される。 給紙ローラ(11)とさばきローラ(13)は図示しない
ワンウエイクラッチを介して給紙モータに連結されてい
る。さばきローラ(13)とさばきパッド(14)は摩擦係
数の差によって原稿を1枚ずつ確実に給紙するためのも
のである。即ち、さばきローラ(13)と原稿との間の摩
擦力を(μ1)、さばきパッド(14)と原稿との間の摩
擦力を(μ2)、原稿間の摩擦力を(μ3)とすると、
μ1>μ2>μ3の関係に設定されている。従って、給
紙ローラ(11)の回転で原稿載置台(2)上から送り出
された原稿は、さばきローラ(13)とさばきパッド(1
4)との間を通過することにより1枚ずつさばかれる。 レジストローラ対(15)とピンチローラ対(16)は原
稿搬送ベルト(30)等と共にメインモータに連結され、
レジストローラ対(15)にはオン,オフ可能なワンウエ
イクラッチが介在されている。 原稿搬送ベルト(30)は駆動ローラ(31)と従動ロー
ラ(32)間に無端状に張り渡され、原稿台ガラス(80)
の全長を覆っている。この原稿搬送ベルト(30)はメイ
ンモータにて矢印(c)方向に回転駆動され、給紙され
た原稿を原稿台ガラス(80)上で摺動させつつ搬送す
る。 ストッパ(40)は原稿台ガラス(80)の第1図中右端
に位置し、支軸(41)を支点として上下方向に回動可能
であり、支軸(41)には図示しないソレノイドが連結さ
れている。このソレノイドは通常はオフされ、ストッパ
(40)は先端が原稿台ガラス(80)の上面より下方に退
避している。ソレノイドは給紙された原稿の先端がフォ
トセンサ(SE3)にて検出されるとオンし、ストッパ(4
0)の先端が原稿台ガラス(80)上に突出し、原稿搬送
ベルト(30)にて矢印(c)方向に搬送されてきた原稿
を停止させる。これにて、原稿の先端が露光開始位置
(A)に位置決めされることとなる。ソレノイドは原稿
がストッパ(40)にて完全に停止されるとオフされ、ス
トッパ(40)の先端が原稿台ガラス(80)の上面から退
避する。これにて原稿の排出が可能となる。 原稿排出部(50)は、Uターンローラ(51)とそれに
圧接するピンチローラ(52)、ガイド爪(53),(5
4),(55),(56)、ガイド板(57),(58)、排出
ユニット(60)にて構成され、Uターンローラ(51)の
直後には原稿を検出するためのフォトセンサ(SE4)が
設置されている。Uターンローラ(51)はメインモータ
にて回転駆動可能である。 排出ユニット(60)は、ガイド板(61),(62)、排
出ローラ(63)とそれに圧接するピンチローラ(64)、
原稿検出用のフォトセンサ(SE5)を設けたもので、原
稿載置台(2)上で第1図左右方向に移動自在に設置さ
れている。 一方、前記原稿載置台(2)の後部には各原稿サイズ
に対応した位置に排出口(2a),(2b),(2c),(2
d)が形成され、ガイド爪(53)〜(56)は各排出口(2
a)〜(2d)に原稿をガイド可能な位置に設置されてい
る。これらの各ガイド爪(53)〜(56)は図示しないカ
ムとばね部材にて回動可能であり、排出ユニット(60)
の移動に連動して動作する。即ち、ガイド爪(53)は複
写可能な最長サイズの原稿に対応するもので、通常ガイ
ド板(57),(58)から退避した位置にセットされ、第
1図に示す様に、排出ユニット(60)が排出口(2a)の
直上にセットされると下方に回動し、原稿を排出口(2
a)にガイドする。ガイド爪(54)〜(56)は通常ガイ
ド板(58)上に進入した位置にセットされている。排出
ユニット(60)が排出口(2b)の直上にセットされてい
るとき、第2のサイズの原稿はガイド爪(54)にて排出
口(2b)にガイドされる。排出ユニット(60)が排出口
(2c)の直上にセットされると、ガイド爪(54)が上方
に退避し、第3のサイズの原稿はガイド爪(55)にて排
出口(2c)にガイドされる。さらに、排出ユニット(6
0)が排出口(2d)の直上にセットされると、ガイド爪
(54),(55)が上方に退避し、最小サイズの原稿はガ
イド爪(56)にて排出口(2d)にガイドされる。 前記排出ユニット(60)は、複写動作の開始に際して
オペレータによって、原稿のサイズに対応してガイド板
(61),(62)が各排出口(2a)〜(2d)から排出され
る原稿を受け取る位置にセットされる。同時に、各ガイ
ド爪(53)〜(56)が原稿ガイド位置にセットされる。
従って、原稿台ガラス(80)上から排出された原稿は搬
送路に進入しているガイド爪(53)〜(56)にガイドさ
れつつ排出ユニット(60)内に導かれ、ローラ(63),
(64)から原稿載置台(2)上に積載されている原稿の
上面に排出される。 ところで、排出ローラ(63)は排出ユニット(60)に
設けた排出モータにて回転駆動され、その原稿搬送速度
は原稿搬送ベルト(30)やUターンローラ(51)による
原稿搬送速度よりも大きく設定されている。これは以下
に詳述する様に2枚の原稿が給紙され、同時に原稿台ガ
ラス(80)上から排出されてきたとき、1枚目の原稿を
速く排出させることにより、原稿間の衝突を解消し、確
実な排出を確保するためである。 また、前記パドルホイール(6)は原稿が排出される
ごとに矢印(c)方向に回転し、排出された原稿を既に
載置台(2)上に載置されている原稿上に整列させる。 次に、以上の構成からなるADFの一連の動作について
説明する。 まず、原稿は画像面を上に向けて原稿載置台(2)上
に積載される。このとき、オペレータにて横ガイド板
(5)と排出ユニット(60)の位置調整が行なわれる。
排出ユニット(60)の位置に応じて前記ガイド爪(53)
〜(56)の位置がセットされ、原稿を排出ユニット(6
0)へガイドする態勢を整える。 ADFが動作状態に入ると、可動台(3)が第1図中実
線位置まで下方に回動し、原稿の下面が給紙ローラ(1
1)上に当接する。同時に、原稿押さえ板(12)も下動
し、給紙圧を付与する。ここで給紙モータ,メインモー
タがオンされて給紙ローラ(11),さばきローラ(13)
が回転駆動され、最下層の1枚の原稿が給紙されてい
く。なお、原稿交換のための給紙動作は、前の原稿に対
する複写動作終了後に複写機本体の制御部から出力され
る原稿交換信号に基づいて開始される。 給紙された原稿の先端はレジストローラ対(15)に当
接し、一旦レジストされる。原稿の先端がフォトセンサ
(SE2)で検出されてから所定時間が経過すると、レジ
ストローラ対(15)のクラッチがオンされ、レジストロ
ーラ対(15)の回転にて原稿が原稿台ガラス(80)上へ
と搬送されていく。給紙された原稿の先端が少なくとも
ピンチローラ対(16)に到達した時点で、原稿押さえ板
(12)の押圧が解除されると共に、給紙モータ,レジス
トローラ対(15)のクラッチがオフされる。従って、以
後原稿はピンチローラ対(16)及び搬送ベルト(30)に
よって搬送され、レジストローラ対(15)はワンウエイ
クラッチの作用にて従動回転しつつ原稿を送る。 2枚送りモードが選択されているとき、フォトセンサ
(SE2)にて1枚目の原稿の後端が検出されると、2枚
目の給紙動作を開始する。 1枚目の原稿の先端がフォトセンサ(SE3)にて検出
されると、原稿搬送ベルト(30)の回転を停止させるた
めの停止タイマをセットする。この停止タイマは原稿の
先端がフォトセンサ(SE3)から露光開始位置まで搬送
されるのに相当する時間に予め設定されている。同時
に、原稿サイズの検出動作が開始されると共に、ストッ
パ(40)を原稿停止位置にセットする。 フォトセンサ(SE3)が原稿の後端を検出すると、原
稿サイズ検出動作が終了すると共に、2枚送りモード選
択時には原稿間隔を計測するための隙間カウンタの動作
が開始される。この隙間カウンタはメインモータの回転
に基づいて出力されるパルス信号をカウントするもので
ある。 2枚送りモード選択時、2枚目の原稿が給紙され、そ
の先端がフォトセンサ(SE3)にて検出されると、隙間
カウンタがカウントを終了する。これにて1枚目と2枚
目の原稿間隔が計測されたこととなり、この計測値は前
記停止タイマに加算される。同時に、2枚目の原稿サイ
ズの検出動作が開始される。2枚目の原稿サイズの検出
動作は2枚目の原稿の後端がフォトセンサ(SE3)にて
検出されたときに終了し、1枚目,2枚目の原稿サイズが
加算された原稿全長信号が複写機本体の制御部へ送信さ
れる。 停止タイマが終了すると、メインモータが停止され、
原稿搬送ベルト(30)の回転が停止される。このとき、
1枚目の原稿はストッパ(40)に当接して先端が露光開
始位置(A)に位置決めされた状態で停止する。原稿搬
送ベルト(30)は、2枚送りモード選択時には前記隙間
カウンタによって計測された原稿間隔分だけ余分に回転
駆動されることとなる。そこで、2枚目の原稿は1枚目
の原稿の後端に密着した状態で停止される。これにて、
2枚の原稿が原稿台ガラス(80)上に直列状態で並設さ
れたこととなる。そして、停止タイマの終了に基づいて
コピースタート信号が複写機本体の制御部に出力され、
コピー動作が開始される。 複写は、原稿のサイズに応じて、予めオペレータにて
複写紙サイズ及び複写倍率が選択されたうえで実行され
るか、複写紙のサイズ選択を優先する自動複写倍率設定
システムの動作、または複写倍率の選択を優先する自動
複写紙選択システムの動作の下で実行される。ここで、
2枚送りモードにおける最適な複写紙サイズと複写倍率
を以下の第1表に示す。 所定枚数分の複写動作が終了すると、複写機本体の制
御部から原稿交換信号が出力され、メインモータ,排出
モータがオンされる。これにて、原稿搬送ベルト(3
0)、Uターンローラ(51)、排出ローラ(63)が回転
駆動され、原稿が原稿台ガラス(80)上から排出され始
める。そして、フォトセンサ(SE4)にて2枚目の原稿
の後端が検出されると、既にレジストローラ対(15)で
待機している次の原稿の搬送動作が開始される。 原稿台ガラス(80)上から排出された原稿は、そのサ
イズに応じて既にセットされているガイド爪(53)〜
(56)にガイドされて排出ユニット(60)へ送り込ま
れ、排出ローラ(63),ピンチローラ(64)から原稿載
置台(2)上に排出される。このとき、搬送速度を若干
大きく設定されている排出ローラ(63)にて1枚目の原
稿が2枚目の原稿に対して間隔を広げられつつ排出さ
れ、原稿間の衝突が防止される。また、フォトセンサ
(SE5)による原稿の後端検出信号にてパドルホイール
(6)が回転駆動され、排出された原稿の整列を整え
る。 [制御回路、第2図] 次に、ADFの動作を制御するための制御回路について
説明する。 この制御はマイクロプロセッサ(100)を中心として
行なわれ、複写機本体の制御部からはADFスタート信
号、2枚送りモード信号、原稿交換信号が入力される一
方、コピー信号が出力される。また、出力回路(10)を
介してメインモータ、給紙モータ、排出モータ、パドル
モータ及び各種ソレノイドが接続され、入力回路(10
2)を介して各フォトセンサ(SE1)〜(SE5)、カウン
タを動作させるメインモータのパルス検出センサ等が接
続される。 [制御手順、第3図〜第7a図,第7b図] 次に、CPU(100)の制御手順について説明する。 第3図はCPU(100)のメインルーチンを示す。 電源が投入され、CPU(100)にリセットが掛かり、プ
ログラムがスタートすると、ステップ(S1)でランダム
アクセスメモリ(RAM)のクリア、各種レジスタ,各装
置を初期モードに設定するためのイニシャライズ処理を
行なう。 次に、ステップ(S2)〜(S9)の各サブルーチンを順
次コールし、ステップ(S10)で基本タイマ処理のサブ
ルーチンを実行する。ここでは、基本タイマにてメイン
ルーチンの所要時間を定め、基本タイマの終了を待って
再度ステップ(S2)へ戻る。この1ルーチンの時間の長
さを使って各サブルーチンのタイマのカウントを行な
う。 ところで、ステップ(S2)のサブルーチンでは、CPU
(100)の入力ポートの状態、即ち各フォトセンサ(SE
1)〜(SE5)等のオン,オフ,エッジ状態等を判断す
る。 ステップ(S3)の各サブルーチンでは、CPU(100)の
出力ポートから出力される信号を判断する。 ステップ(S4)のサブルーチンでは、複写機本体のCP
Uから送信されてくる各種信号に基づく処理や通信処理
を実行し、以下に詳述する。 ステップ(S5)のサブルーチンでは、原稿の給紙動作
を実行し、以下に詳述する。 ステップ(S6)のサブルーチンでは、原稿を原稿台ガ
ラス(80)上に搬送し、停止させる処理を実行し、以下
に詳述する。 ステップ(S7)のサブルーチンでは、原稿を原稿台ガ
ラス(80)上から載置台(2)上へ排出する処理を実行
し、以下に詳述する。 ステップ(S8)のサブルーチンでは、原稿の紙詰まり
等のトラブルを検出する。紙詰まりの検出は各フォトセ
ンサとタイマとの組合わせにて従来周知の方法で行なわ
れる。 ステップ(S9)のサブルーチンでは、載置部(1)に
セットされた原稿の枚数をカウントする。原稿枚数はオ
ペレータによって予め複写機本体の制御部に入力され
る。 第4図はステップ(S4)で実行される通信処理のサブ
ルーチンを示す。ここでは、本発明と関連性を有する処
理について説明する。 まず、ステップ(S20)でADFスタート信号が“1"にセ
ットされたことが確認されると、ステップ(S21)で給
紙要求フラグを“1"にセットし、ステップ(S22)で1
枚目フラグを“1"にセットする。給紙要求フラグはADF
による給紙動作の開始を要求するためのもの、1枚目フ
ラグは給紙される原稿が1枚目であることを表示するた
めのものである。 次に、ステップ(S23)で原稿枚数カウント信号が
“1"にセットされたことが確認されると、ステップ(S2
4)で原稿枚数カウント要求フラグを“1"にセットし、
ステップ(S25)で前記給紙要求フラグを“0"にリセッ
トし、ステップ(S26)で前記1枚目フラグを“0"にリ
セットする。原稿枚数カウント要求フラグはステップ
(S9)のサブルーチンを実行させるためのフラグであ
る。 次に、ステップ(S27)で2枚送りモード信号が“1"
にセットされているか否かを判定する。“1"にセットさ
れていればステップ(S28)で2枚送りフラグを“1"に
セットし、“0"にリセットされていればステップ(S2
9)で2枚送りフラグを“0"にリセットする。この2枚
送りフラグは2枚送りモードが選択されていることを表
示する。 また、ステップ(S30)で原稿交換信号が“1"にセッ
トされたことが確認されると、ステップ(S31)で排出
要求フラグを“1"にセットする。この排出要求フラグは
原稿を原稿台ガラス(80)上から排出させる動作を要求
するフラグである。 第5図はステップ(S5)で実行される給紙処理のサブ
ルーチンを示す。 まず、ステップ(S40)で給紙要求フラグが“1"にセ
ットされているか否かを判定する。“0"にリセットされ
ていれば直ちにメインルーチンへ戻り、“1"にセットさ
れていればステップ(S41)で給紙動作中フラグが“1"
にセットされているか否かを判定する。“1"にセットさ
れていれば、既に給紙動作中であるためにステップ(S4
4)へ移行する。“0"にリセットされていれば、ステッ
プ(S42)で給紙動作中フラグを“1"にセットし、ステ
ップ(S43)で原稿押さえ板ソレノイドをオンし、ステ
ップ(S44)で給紙モータをオンする。これにて、原稿
押さえ板(12)が原稿の上面を押圧し、給紙ローラ(1
1),さばきローラ(13)が回転駆動され、原稿が給紙
される。 次に、ステップ(S45)でフォトセンサ(SE2)が給紙
された原稿の先端を検出したか否かを判定する。検出し
ていなければステップ(S47)へ移行し、検出すればス
テップ(S46)でレジストタイマをスタートさせる。レ
ジストタイマは給紙された原稿の先端をレジストローラ
対(15)に確実に突き当て、原稿の整合(斜行防止)を
実行させるためのもので、フォトセンサ(SE2)からレ
ジストローラ対(15)までの距離に10mm程の余裕を加え
た値に予め設定されている。 次に、ステップ(S47)でレジストタイマの終了を待
って、ステップ(S48)で給紙要求フラグを“0"にリセ
ットし、ステップ(S49)で給紙動作中フラグを“0"に
リセットする。さらに、ステップ(S50)で原稿押さえ
板ソレノイドをオフし、ステップ(S51)で給紙モータ
をオフする。これにて、原稿の先端がレジストローラ対
(15)に当接して整合された状態で給紙動作が停止され
る。続いて、ステップ(S52)で先出しフラグを“1"に
セットする。この先出しフラグは原稿がレジストローラ
対(15)で待機状態にあることを表示する。 次に、ステップ(S53)で1枚目フラグが“1"にセッ
トされているか否かを判定する。“0"にリセットされて
いればこのサブルーチンを終了し、“1"にセットされて
いればステップ(S54)で搬送要求フラグを“1"にセッ
トし、ステップ(S55)で1枚目フラグを“0"にリセッ
トし、このサブルーチンを終了する。搬送要求フラグは
原稿を引き続き原稿台ガラス(80)上へ搬送することを
要求するためのフラグである。 第6a図,第6b図,第6c図はステップ(S6)で実行され
る搬送処理のサブルーチンを示す。 まず、ステップ(S60)で搬送要求フラグが“1"にセ
ットさけているか否かを判定する。“0"にリセットされ
ていれば直ちにメインルーチンへ戻る。“1"にセットさ
れていればステップ(S61)で搬送動作中フラグが“1"
にセットされているか否かを判定する。“1"にセットさ
れていれば、既に搬送動作中であるためにステップ(S7
0)へ移行する。“0"にリセットされていれば、ステッ
プ(S62)でメインモータがオン状態にあるか否かを判
定する。オンされていなければステップ(S63)でメイ
ンモータをオンし、ステップ(S75)へ移行する。これ
にてピンチローラ対(16),原稿搬送ベルト(30)が回
転駆動され、ベルト(30)の立ち上げが図られる。 一方、ステップ(S62)でメインモータが既にオンさ
れていると判定すると、ステップ(S64)で先出しフラ
グが“1"にセットされたか否かを判定する。“0"にリセ
ットされていれば直ちにステップ(S75)へ移行し、
“1"にセットされればステップ(S65)でレジストロー
ラクラッチをオンする。これにて、レジストローラ対
(15)が回転を始め、待機中の原稿が原稿台ガラス(8
0)上へ搬送されていく。そして、ステップ(S66)で搬
送動作中フラグを“1"にセットし、ステップ(S67)で
先出しフラグを“0"にリセットする。続いて、ステップ
(S68)で2枚送りフラグが“1"にセットされているか
否かを判定する。“0"にリセットされていればステップ
(S75)へ移行し、“1"にセットされていればステップ
(S69)で連続搬送要求フラグを“1"にセットし、ステ
ップ(S75)へ移行する。連続搬送要求フラグは2枚送
りモードにおいてレジストローラ対(15)で待機してい
る2枚目の原稿の搬送を開始させるためのフラグであ
る。 前記ステップ(S61)で搬送動作中フラグが“1"にセ
ットされていると判定すると、即ち、1枚目の原稿が搬
送状態にあると、ステップ(S70)で先出しフラグが
“1"にセットされたか否かを判定し、ステップ(S71)
で連続搬送要求フラグが“1"にセットされているか否か
を判定する。いずれも“0"にリセットされていれば、直
ちにステップ(S75)へ移行する。いずれも“1"にセッ
トされれば、ステップ(S72)でレジストローラクラッ
チをオンし、ステップ(S73)で連続搬送要求フラグを
“0"にリセットし、ステップ(S74)で先出しフラグを
“0"にリセットし、ステップ(S75)へ移行する。これ
にて、2枚目の原稿が原稿台ガラス(80)上へ搬送され
ていく。 次に、ステップ(S75)でフォトセンサ(SE3)が搬送
され始めた原稿の先端を検出したか否かを判定する。検
出していなければステップ(S87)へ移行し、検出すれ
ばステップ(S76)で搬送ベルト停止タイマをセットす
る。この停止タイマはフォトセンサ(SE3)からストッ
パ(40)による原稿停止位置[露光開始位置(A)]ま
での距離分メインモータのパルスをカウントする様に設
定されている。続いて、ステップ(S77)でストッパソ
レノイドをオンし、ストッパ(40)を原稿停止位置へ移
動させる。さらに、ステップ(S78)で先端検出カウン
タをインクリメントする。先端検出カウンタはこの様に
原稿の先端がフォトセンサ(SE3)にて検出されるとイ
ンクリメントされ、1枚目の原稿検出では「1」に、2
枚目の原稿検出では「2」にカウントする。続いて、ス
テップ(S79)で原稿サイズを検出するためにメインモ
ータの回転パルスのカウントをスタートさせる。 次に、ステップ(S80)で先端検出カウンタのカウン
ト値が「2」か否かを判定し、ステップ(S81)で2枚
送りフラグが“1"にセットされているか否かを判定す
る。即ち、前記ステップ(S75)で判定したフォトセン
サ(SE3)による原稿の先端検出が、2枚送りモードの
1枚目の原稿であるのか、2枚目の原稿であるのか、あ
るいは通常の原稿搬送モード時の原稿であるのかを判定
する。 ここで、ステップ(S80),(S81)での判定結果と原
稿の種類について第2表に示す。 従って、原稿が2枚送りモードの1枚目であれば[ス
テップ(S80)でNO、ステップ(S81)でYES]、直ちに
ステップ(S87)へ移行する。通常の原稿搬送モードで
あれば[ステップ(S80)でNO、ステップ(S81)でN
O]、ステップ(S82)で搬送ベルト停止タイマに10mm程
度のオーバーランを可能にするパルス数を加えてセット
する。これは原稿の先端をストッパ(40)に突き当てて
原稿の整列性を向上させるためである。さらに、ステッ
プ(S83)で先端検出カウンタをリセットし、ステップ
(S87)へ移行する。 また、原稿が2枚送りモードの2枚目であれば[ステ
ップ(S80)でYES]、ステップ(S84)で隙間カウンタ
による計測を終了させる。隙間カウンタは以下に説明す
るこのサブルーチン中のステップ(S97)でスタートさ
せるもので、2枚送りモード実行時に1枚目の原稿後端
と2枚目の原稿先端との間隔をメインモータの回転パル
ス信号のカウントによって計測するものである。そし
て、ステップ(S85)で搬送ベルト停止タイマに前記隙
間カウンタで計測された原稿間隔に対応するパルス数を
加えてセットする。これにて1枚目の原稿の先端がスト
ッパ(40)に当接して整列性を整えられた後、2枚目の
原稿が1枚目の原稿に密着する位置まで搬送され、停止
されることとなる。さらに、ステップ(S86)で先端検
出カウンタをリセットし、ステップ(S87)へ移行す
る。 次に、ステップ(S87)でフォトセンサ(SE2)が給紙
された原稿の後端を検出したか否かを判定する。検出し
ていなければステップ(S91)へ移行し、検出すればス
テップ(S88)でフォトセンサ(SE1)が原稿のエンプテ
ィを検出しているか否かを判定する。原稿が存在してい
れば、次の給紙のためにステップ(S89)で給紙要求フ
ラグを“1"にセットし、ステップ(S90)でレジストロ
ーラクラッチをオフする。原稿が存在していなければス
テップ(S90)でレジストローラクラッチをオフする。
なお、レジストローラ対(15)はこの時点とオフされて
もクラッチにはワンウエイ機能が備わっており、原稿の
搬送につれて従動回転する。 次に、ステップ(S91)でフォトセンサ(SE3)が原稿
の後端を検出したか否かを判定する。検出していなけれ
ばステップ(S104)へ移行し、検出すればステップ(S9
2)で後端検出カンウタをインクリメントする。後端検
出カウンタはこの様に原稿の後端がフォトセンサ(SE
3)にて検出されるとインクリメントされ、前記先端検
出カウンタと同様に、1枚目の原稿検出では「1」に、
2枚目の原稿検出では「2」にカウントする。 次に、ステップ(S93)で後端検出カウンタのカウン
ト値が「2」か否かを判定し、ステップ(S94)で2枚
送りフラグが“1"にセットされているか引かを判定す
る。即ち、前記ステップ(S91)で判定したフォトセン
サ(SE3)による原稿の後端検出が、2枚送りモード時
の1枚目の原稿であるのか、2枚目の原稿であるのか、
あるいは通常の原稿搬送モード時の原稿であるのかを判
定する。 ここで、ステップ(S93),(S94)での判定結果と原
稿の種類について第3表に示す。なお、ここでの判定は
前記第2表に示した判定と基本的に同一である。 従って、原稿が2枚送りモードの1枚目であれば[ス
テップ(S93)でNO、ステップ(S94)でYES]、ステッ
プ(S95)で原稿のサイズ検出モードのサブルーチンを
実行し、ステップ(S96)でサイズコードをRAMにメモリ
する。そして、ステップ(S97)で隙間カウンタをスタ
ートさせ、ステップ(S104)へ移行する。この隙間カウ
ンタは前記ステップ(S84)で説明した様に、1枚目と
2枚目の原稿間隔を計測するためのものである。 通常の原稿搬送モードであれば[ステップ(S93)でN
O、ステップ(S94)でNO]、ステップ(S98)で原稿の
サイズ検出モードのサブルーチンを実行し、ステップ
(S99)でサイズコードを複写機本体の制御部へ送信す
る様にセットする。さらに、ステップ(S100)で後端検
出カウンタをリセットし、ステップ(S104)へ移行す
る。 また、原稿が2枚送りモードの2枚目であれば[ステ
ップ(S93)でYES]、ステップ(S101)で原稿のサイズ
検出モードのサブルーチンを実行し、ステップ(S102)
で2枚送りモード用サイズモード送信セットのサブルー
チンを実行する。ここでのサブルーチンは、前記ステッ
プ(S96)でメモリされた1枚目の原稿サイズにステッ
プ(S101)で検出された2枚目の原稿サイズを加え、そ
の情報を複写機本体の制御部へ送信する様にセットす
る。さらに、ステップ(S103)で後端検出カウンタをリ
セットし、ステップ(S104)へ移行する。 次に、ステップ(S104)で搬送ベルト停止タイマの終
了が確認されると、ステップ(S105)でメインモータを
オフし、ステップ(S106)でストッパソレノイドをオフ
する。そして、ステップ(S107)で搬送動作中フラグを
“0"にリセットすると共に、ステップ(S108)で搬送要
求フラグを“0"にリセットする。続いて、ステップ(S1
09)でコピースタート信号をオンし、コピースタート信
号を複写機本体の制御部へ送信する様にセットし、この
サブルーチンを終了する。 第7a図,第7b図はステップ(S7)で実行される排出処
理のサブルーチンを示す。 まず、ステップ(S110)で排出要求フラグが“1"にセ
ットされているか否かを判定する。“0"にリセットされ
ていれば直ちにメインルーチンへ戻る。“1"にセットさ
れていればステップ(S111)で排出動作中フラグが“1"
にセットされているか否かを判定する。“1"にセットさ
れていれば、既に排出動作中であるためにステップ(S1
15)へ移行する。“0"にリセットされていれば、ステッ
プ(S112)で排出動作中フラグを“1"にセットし、ステ
ップ(S113)でメインモータをオンし、ステップ(S11
4)で排出モータをオンする。これにて、原稿台ガラス
(80)上の原稿の排出が開始される。 次に、ステップ(S115)でフォトセンサ(SE4)が原
稿の後端を検出したか否かを判定し、ステップ(S116)
で先出しフラグが“1"にセットされているか否かを判定
する。ここでの処理は原稿の排出と同時に次の原稿の搬
送を開始させるために実行され、原稿の後端がフォトセ
ンサ(SE4)を通過し、かつ、次の原稿の先端がレジス
トローラ対(15)で待機しているとき、ステップ(S11
7)で搬送要求フラグを“1"にセットする。 次に、ステップ(S118)でフォトセンサ(SE5)が原
稿の後端を検出したか否かを判定する。検出していなけ
ればステップ(S133)へ移行し、検出すればステップ
(S119)で排出後端検出カウンタをインクリメントす
る。排出後端検出カウンタはこの様に排出された原稿の
後端がフォトセンサ(SE5)にて検出されるとインクリ
メントされ、前記先端検出カウンタ,後端検出カウンタ
と同様に、1枚目の原稿検出では「1」に、2枚目の原
稿検出では「2」にカウントする。 次に、ステップ(S120)で2枚送りフラグが“1"にセ
ットされているか否かを判定する。“1"にセットされて
いれば、即ち、2枚送りモード実行時であれば、ステッ
プ(S121)で排出後端検出カウンタのカウント値が
「2」か否かを判定する。カウント値が「1」であれば
ステップ(S122)でパドルホイール(6)を回転させる
サブルーチンを実行し、ステップ(S133)へ移行する。
カウント値が「2」であればステップ(S123)でパドル
ホイール(6)を回転させるサブルーチンを実行すると
共に、ステップ(S124)で搬送要求フラグが“1"にセッ
トされているか否かを判定する。“1"にセットされてい
れば、即ち、次の原稿がレジストローラ対(15)で待機
していればステップ(S126)へ移行し、“0"にリセット
されていれば、即ち、ここで排出される原稿が最終原稿
であれば、ステップ(S125)でメインモータをオフす
る。続いて、ステップ(S126)で排出タイマをセット
し、ステップ(S127)で排出後端検出カウンタをリセッ
トし、ステップ(S133)へ移行する。 一方、前記ステップ(S120)で通常の原稿搬送モード
であると判定すると、ステップ(S128)で搬送要求フラ
グが“1"にセットされていることを確認のうえ、ステッ
プ(S129)でメインモータをオフする。そして、ステッ
プ(S130)で排出後端検出カウンタをリセットし、ステ
ップ(S131)で排出タイマをセットし、ステップ(S13
2)でパドルホイール(6)を回転させるサブルーチン
を実行し、ステップ(S133)へ移行する。 次に、ステップ(S133)で排出タイマの終了を待っ
て、ステップ(S134)で排出タイマをオフし、ステップ
(S135)で排出要求フラグを“0"にリセットし、ステッ
プ(S136)で排出動作中フラグを“0"にリセットする。
これにて、排出処理のサブルーチンを終了する。 [他の実施例] なお、本発明に係る自動原稿搬送装置は前記の実施例
に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に
変更することができる。 例えば、必ずしも1組の原稿を循環搬送する方式でな
くとも良いし、給紙された原稿を一旦レジストするレジ
スト手段は、ローラ対ではなく板状ないしは爪状のゲー
ト部材であっても良い。また、2枚送りモード実行時で
の1枚目と2枚目の原稿間隔を計測する手段はメインモ
ータの回転パルス信号以外に種々の構成のものを考える
ことができ、それらの制御手順も同様である。 発明の効果 以上の説明で明らかな様に、本発明によれば、原稿を
1枚ずつ順次給紙する様にしたため、2枚送りモードで
あっても原稿(特に2枚目の原稿)を確実に給紙できる
ことは勿論、ストッパ手段で原稿台ガラス上に位置決め
/停止されている1枚目の原稿に対して2枚目の原稿を
位置決めして原稿搬送ベルトを停止させる様にしたた
め、2枚の原稿を原稿台ガラス上の所定位置に並置させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明に係るADFの一実施例を示し、第1図は内
部構成を示す断面図、第2図は制御回路のグロック図、
第3図ないし第7a図,第7b図は制御手順を示すフローチ
ャート図である。 (1)……原稿載置部、(2)……原稿載置台、(3)
……可動台、(11)……給紙ローラ、(13)……さばき
ローラ、(15)……レジストローラ対、(30)……原稿
搬送ベルト、(50)……原稿排出部、(60)……排出ユ
ニット、(80)……原稿台ガラス、(100)……マイク
ロプロセッサ、(101)……出力回路、(102)……入力
回路、(SE3)……原稿検出用フォトセンサ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.原稿を原稿台ガラス上の所定位置まで搬送、停止、
    排出する自動原稿搬送装置において、 複数枚の原稿を積み重ねて積載可能な原稿載置部と、 原稿載置部上の原稿を1枚ずつ順次給紙する給紙手段
    と、 2枚の原稿を間隔を開けて給紙するように給紙手段を制
    御する第1の制御手段と、 給紙された原稿を原稿台ガラス上に搬送して原稿台ガラ
    ス上から排出する、原稿台ガラスのほぼ全長を覆う原稿
    搬送ベルトと、 前記原稿搬送ベルトによる原稿搬送路上に進退可能に設
    置され、進入位置において原稿搬送ベルトによって搬送
    される原稿の先端と当接し、該原稿を原稿台ガラスの所
    定位置に停止させるストッパ手段と、 前記原稿搬送ベルトを駆動して、前記給紙手段によって
    給紙された2枚の原稿を原稿台ガラス上に搬送し、進入
    位置にセットされた前記ストッパ手段に1枚目の原稿の
    先端を当接させて該1枚目の原稿を所定位置に位置決め
    すると共に、ストッパ手段を進入位置にセットした状態
    でさらに引き続いて原稿搬送ベルトの駆動を続け、2枚
    目の原稿をその先端が1枚目の原稿の後端に当接する位
    置に搬送して後、原稿搬送ベルトを停止させる第2の制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする自動原稿搬送装置。
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