JPS63127927A

JPS63127927A - 複写機用の自動原稿供給装置

Info

Publication number: JPS63127927A
Application number: JP61274902A
Authority: JP
Inventors: Masanobu Takahashi; 昌伸高橋
Original assignee: Mita Industrial Co Ltd
Current assignee: Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Priority date: 1986-11-18
Filing date: 1986-11-18
Publication date: 1988-05-31
Also published as: US4777511A; EP0268263A2; EP0268263A3

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は、複写機用の自動原稿供給装置に関し、さら
に詳細にいえば、複写機のコンタクトガラス上の所定位
置に原稿を供給するとともに、供給された原稿を原稿反
転部に導入して反転させて再びコンタクトガラス上に供
給することができる反転式の自動原稿供給装置（以下Ｒ
ＡＤＦという）に関する。

〈従来の技術〉従来から複写機においては、多機能化の要求か強く、多
機能化の一種として、複写紙の両面に複写像を形成する
機能、複写紙の少なくとも片面に複数回の複写を行なわ
せる機能等を具備した複写機が提供されている。

このような複写機においては、通常の複写動作を行なっ
た場合に、定着後の複写紙をそのまま受け皿−Ｌに排出
する基本的な機能を具備しているほかに、同一の複写紙
に複数回の複写動作を行なわせるために、定着後の複写
紙を、複写機本体の内部において湾曲形成された案内空
間に沿って再び複写処理部に導く構成が付加されている
。

一方、複写紙の両面に原稿像を形成する機能を有する複
写機においては、両面原稿を給紙部からコンタクトガラ
ス上に自動的に供給することができ、しかも、片面が走
査露光された原稿の裏面側の複写を行なうべく、上記原
稿を反転させることができるＲＡＤＦが一般的に装備さ
れている。

このＲＡＤＦは、コンタクトガラスに対接させたベルト
ａ送式の原稿搬送部に連続させて、原稿を反転させるル
ープ状の原稿反転部が設けられているものであり、給紙
部から送給される両面原稿を、原稿搬送部にてコンタク
トガラス上の所定位置に供給し、供給された原稿の片面
の走査露光が完了した時点で、上記原稿を原稿搬送部に
より原稿反転部に送給し、反転させて、再びコンタクト
ガラス上に供給することができる。

〈発明が解決しようとする問題点〉ところで、近年、上記多機能化の要求に基づき、複写紙
の少なくとも片面に複数回の複写を行なわせる機能を具
備した複写機に、両面原稿の片面ずつを見開き状に複写
する機能を付加しようとする試みがなされている。

しかし、上記ＲＡＤＦは、原稿を給紙部側から供給する
場合および原稿反転部側から供給する場合の何れの場合
においても、原稿をコンタクトガラス上の同一箇所に供
給するものてあから、このＲＡＤＦを上記複写機に装備
しても、そのままでは両面原稿の片面ずつを見開き状に
複写することはできない。即ち、両面原稿の倍のサイズ
の複写紙を複写処理部に供給し、この複写紙の片面に対
して２回の複写動作を行なわせたとしても、反転前後の
原稿がコンタクトガラス上の同一箇所に供給されている
ので、上記複写紙の見開きの片側に対して、原稿の表面
と裏面のそれぞれの原稿像が二重に複写されるだけであ
り、当該複写機に対して上記機能を付加することはでき
ないことになる。

ここに、上記ＲＡＤＦについては、複写機の多機能化の
要求に対して容品に対応することができないという問題
がある。

く目的〉この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、罠
写紙の少なくとも片面に複数回の複写を行なわせる機能
を具備した複写機に、両面原稿の片面ずつを見開き状に
複写する機能を付加することかできるＲＡＤＦを提供す
ることを目的とする。

く問題点を解決するための手段〉上記目的を達成するためのこの発明のＲＡＤＦとしては
、原稿搬送部に対する給紙部側からの原稿の供給を検知
する第１の原稿検知手段と、原稿搬送部に対する反転さ
れた原稿の供給を検知する第２の原稿検知手段と、上記
第１の原稿検知手段からの原稿検知信号に基づいて当該
原稿をコンタクトガラス上の第１の供給位置に供給し、
第２の原稿検知手段からの原稿検知信号に基づいて当該
原稿を上記第１の供給位置に隣設する第２の供給位置に
供給すべく原稿搬送部の駆動を制御する駆動制御手段と
を具備する。

く作用〉上記の構成のＲＡＤＦによれば、第１の原稿検知手段に
より、原稿搬送部に対する給紙部側からの原稿の供給を
検知し、この原稿検知信号に基づいて、駆動制御手段に
より原稿搬送部を駆動して、原稿をコンタクトガラス上
の第１の供給位置に供給することができるとともに、第
２の原稿検知手段により、原稿搬送部に対する反転され
た原稿の送給を検知し、この原稿検知信号に基づいて、
駆動制御手段により原稿搬送部を駆動して、上記反転さ
れた原稿を、コンタクトガラス上の第１の供給位置に隣
設する第２の供給位置に供給することができる。

゛〈実施例〉以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。

図はこの発明のＲＡＤＦの内部構成を示す概略図である
。

上記ＲＡＤＦは、複写機本体（Ｐ）の上面に取付けられ
たケーシング（４）の内部に、原稿をコンタクトガラス
（Ｃ）上の所定位置に供給する原稿搬送部（１〕と、片
面の複写に引続いて裏面が複写される原稿（両面複写用
の原稿）をコンタクトガラス（Ｃ）上から導入して反転
させる原稿反転部（２１とが設けられているとともに、
上記ケーシング（４）の上方に、走査露光済みの原稿（
排出用の原稿）が排出される原稿回収部（３］が設けら
れ、さらに原稿搬送部〔１］の右側端部に対応させて、
該原稿搬送部（１］に対して原稿を自動的に供給する給
紙部（Ｓが設けられている。

さらに詳述すると、上記原稿搬送部（１）には、コンタ
ク、トガラス（Ｃ）に対接させて搬送ベルト（１０）が
設けられており、上記給紙部（Ｓは、搬送ベルト（１０
）の一端部とコンタクトガラス（Ｃ）との間に原稿を供
給すべく設けられている。また、給紙部］５）は、原稿
をスタックするための原稿台（５１）と、原稿台（５１
）にスタックされた原稿を１枚宛送り出す給紙ローラ（
５３）と、給紙ローラ（５３）にて送り出された原稿を
搬送ベルト（１０）側へ搬送するレジストローラ（５４
）とにより構成されている。

上記原稿搬送部（１）に連続させて図中左側に設けられ
た原稿反転部（ａには、搬送ベルト（１０）とコンタク
トガラス（Ｃ）との間から送り出された両面複写用の原
稿を反転させて、再び搬送ベルト（１０）とコンタクト
ガラス（Ｃ）との間に導くループ状の搬送路（２０）が
設けられており、この搬送路（２０）に沿って、上記送
り出された原稿を搬送路（２０）内に導入する導入ロー
ラ（２１）、および導入された原稿を順次搬送する搬送
ローラ（２２）が設けられている。

原稿回収部（３］は、上記原稿反転部（２１の搬送路（
２０）の途中部から分岐させて、原稿搬送部（１］の上
方所定位置に設けられており、上記分岐部には、搬送路
（２０）に沿って搬送される原稿の搬送路を切換えて原
稿回収部（３）側へ導くための回動爪（３１）が設けら
れている。また、原稿回収部（３］には、上記分岐部か
ら送給される原稿を原稿回収部（３）の所定位置まで搬
送するための排出ローラ（３２）が設けられている。

上記の構成のＲＡＤＦにおいて、搬送ベルト（１０）の
両端部近傍には、給紙部（５）側から原稿が送給されて
きたことを検知する第１の原稿検知手段（Ｓｌ）と、原
稿反転部（ａ側から反転された原稿が送給されてきたこ
とを検知する第２の原稿検知手段（Ｓ２）がそれぞれ設
けられている。これら第１の原稿検知手段（Ｓｌ）およ
び第２の原稿検知手段（Ｓ２）は、例えば光学センサに
より構成することができ、それぞれの出力信号は、後述
する駆動制御手段（６）に入力されている。

さらに、上記ＲＡＤＦの制御部（Ａ）には、給紙部（５
）から第１の供給位置（Ｃ１）に供給された原稿を反転
させて再び第１の供給位置（Ｃ１）に供給する従来の駆
動制御手段に加えて、上記第１の原稿検知手段（Ｓｌ）
からの原稿検知信号に基づいて、当該原稿をコンタクト
ガラス（Ｃ）上の第１の供給位置（Ｃ１）に供給し、第
２の原稿検知手段（Ｓ２）からの原稿検知信号に基づい
て、当該原稿を上記第１の供給位置（Ｃ１）に隣設する
第２の供給位置（Ｃ２）に供給するように搬送ベルト（
１０）の駆動を制御する駆動制御手段（６）が設けられ
ている。さらに詳述すると、上記第１の供給位置（ＣＩ
）は、コンタクトガラス（Ｃ）の左端部に設定された第
１の基準位置（Ｃ３）に対して、給紙部（５）から供給
される原稿の先端部を一致させ得るように設定されてお
り、第２の供給位置（Ｃ２）は、第１の基準位置（Ｃ３
）から例えばＪＩＳＡ４サイズの原稿の短辺寸法に相当
する距離だけ離反する第２の基準位置（Ｃ４）に、原稿
反転部（２］から送給される原稿の後端部を一致させ得
るように設定されている。なお本実施例においては、例
えばＪＩＳＡ４サイズの短辺寸法を１とし、上記第２の
供給位置（Ｃ２）の右端部と第１の原稿検知手段（８１
）との間隔をＭｌ、基準位置（Ｃ３）と第２の原稿検知
手段（Ｓ２）との間隔をＭ２、複写可能な最大原稿に相
当する距離をＬ（例えばＪＩＳＡＢサイズの長辺寸法）
とすると、上記駆動制御手段（６）は、第１の原稿検知
手段（Ｓｌ）が原稿を検知してから当該原稿を、Ｍｌ＋
Ｌ（−２４）だけ搬送するように原稿搬送部（１）の駆
動を制御するとともに、第２の原稿検知手段（Ｓ２）が
原稿を検知してから当該原稿を、Ｍ２＋Ｌ（−２））た
け搬送するように原稿搬送部（１）の駆動を制御する。

このような駆動制御は、例えば搬送ベルト（ｌＯ）の移
動−をパルスとしてカウントすることにより行なわせる
ことができる。

なお、上記第２の供給位置（Ｃ２）は固定的なものでは
なく、複写する原稿サイズに応じて随時設定されもので
ある。即ち、第２の原稿検知手段（Ｓ２）が原稿を検知
してから当該原稿をＭ２＋２ノ′だけ搬送すればよい。

ただし１′は原稿の短辺方向の長さである。なお、上記
原稿サイズの検知は、制御部（Ａ）に構成された原稿サ
イズ検出手段（７）により、例えば第１の原稿検知手段
（Ｓｌ）からの信号を入力として、原稿の長さをパルス
としてカウントすることにより行なわせることができる
ほか、複写機本体の操作部からの信号（例えば原稿選択
キーからの信号）に基づいて行なわせることもできる。

したがって、上記ＲＡＤＦを、複写紙の少なくとも片面
に複数回の複写を行なわせる機能を具備する複写機に装
備し、当該複写機において原稿の倍のサイズの複写紙を
選択して、該複写紙（Ｐ）の片面に対して２回の複写を
行なわせるだけで、原稿の表裏両面に対応する像を見開
き状に複写することができる。つまり、上記複写機によ
る１回目の礫写において第１の供給位置（ＣＩ）に供給
された両面原稿の片面に対応する像を、複写紙の例えば
左半分に形成することができ、２回目の複写において第
２の供給位置（Ｃ２）に供給された両面原稿の裏面に対
応する像を、複写紙の残る右半分に形成することができ
る。即ち、１回目の複写に際しては、第２の供給位置（
Ｃ２）に原稿が供給されていないので、この第２の供給
位置（Ｃ２）に対応する複写紙の例えば右半分について
は、複写像が何ら形成されず、２回目の複写に際しては
、第１の供給位置くＣ１）に原稿が供給されていないの
で、この第１の供給位置（Ｃ１）に対応する複写紙の左
半分については、無地の原稿を当該左半分に重ねて複写
したのと同じことになり、既に形成されている像に対し
て悪影響を及ぼすことなく一枚の合成コピーか得られる
ことになる。そして、上記複写機にさらに両面複写機能
をも付加した場合には、当該複写紙（Ｐ）の裏面にも、
他の両面原稿の表裏に対応する像を見開き状に複写する
ことができる。

なお、この発明のＲＡＤＦは、上記実施例に限定される
ものでなく、例えば、第１の供給位置（Ｃ１）を図の右
側に設定し、第２の供給位置（Ｃ２）を図の左側に設定
すること等、この発明の要旨を変更しない範囲で種々の
設計変更を施すことができる。

〈発明の効果〉以上のようにこの発明は、複写機に対して、両面原稿の
片面ずつを見開き状に複写させる機能を簡単に付加させ
ることができ、複写機の機能の多様化の要望に対して容
易に対応することができるという特有の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明のＲＡＤＦの一実施例を示す概略図である
。１１）・・・原稿搬送部　　　　（２）・・・原稿反転
部（３）・・・原稿回収部　　　　（Ｓ・・・給紙部（
６）・・・駆動制御手段（Ｓｔ）・・・第１の原稿検知手段（Ｓ２）・・・第２の原稿検知手段（Ｃ１）・・・第１の供給位置　（Ｃ２）・・・第２の
供給位置（Ｃ）・・・コンタクトガラス

Claims

【特許請求の範囲】１、コンタクトガラス上の原稿を導入して反転させる原稿反転部と、給紙部から送給される原稿および原稿反転部にて反転された原稿をコンタクトガラス上の所定位置に供給する原稿搬送部とを具備する複写機用の自動原稿供給装置において、上記原稿搬送部に対する給紙部側からの原稿の供給を検知する第１の原稿検知手段と、原稿搬送部に対する反転された原稿の供給を検知する第２の原稿検知手段と、上記第１の原稿検知手段からの原稿検知信号に基づいて当該原稿をコンタクトガラス上の第１の供給位置に供給し、第２の原稿検知手段からの原稿検知信号に基づいて当該原稿を、上記第１の供給位置に隣設する第２の供給位置に供給すべく原稿搬送部の駆動を制御する駆動制御手段とを具備することを特徴とする複写機用の自動原稿供給装置。