JPS61197336A

JPS61197336A - 複写機

Info

Publication number: JPS61197336A
Application number: JP60040102A
Authority: JP
Inventors: Masumi Ikesue; 真澄池末
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-02-28
Filing date: 1985-02-28
Publication date: 1986-09-01
Also published as: US4804244A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の技術分野）本発明は、複写機に係り、特に、両面複写機構用の中間
トレイを用いて新たな給紙モードを付加することができ
るようにしだ複１ｇ機に関する。

〔発明の技術的背崇とその問題点〕

近年、複写機には両面複写可能がしばしば漏えられる。

第２図は、このような両面複写機の一例を示しており、
複写機１のケーシング２内の上部には水平方向に張設さ
れたコンタクトガラス３が設けられており、このコンタ
クトガラス３の上方のケーシング２内には再循環式原稿
取扱い装置４が配設されている。この原稿取扱い装置４
は、前記クーシング２の上部開口５内に臨む原稿トレイ
６を右してＪ３す、この原稿！・レイロは前記コンタク
トガラス３のほぼ真上に位置している。前記原稿トレイ
ロの一端下面には間口が形成されており、この開口には
、一対のプーリ７．７に巻回され、原稿トレイ６内の原
稿りを最下位のものから１枚ずつ右方向に送出するため
の送出ベルト８が臨んでいる。この送出ベルト８の右側
には、２枚重ね原稿りの上部のものを阻止する一対の分
離ローラ９．９が配設されており、この分離ローラ９．
９の右側斜め下方には原稿りを反転さける大径のローラ
１０が配設されている。このローラ１０の外周には、原
稿りをこのローラ１０に沿って搬送する複数のローラ１
１．１２が圧接しており、また、ローラ１０の外周に沿
うように弧状の通路１３が形成されている。前記ローラ
１０の下端部から前記コンタクトガラス３にかけては水
平方向の通路１４が形成されており、また、コンタクト
ガラス３上には一対のプーリ１５，１５に巻回された搬
送ベルト１６が圧接している。また、前記分離ローラ９
，９の近傍の通路１３と前記コンタクトガラス３の端部
とを連通ずる傾斜状の反転用通路１７が形成されており
、前記分離ローラ９゜９の近傍には前記両通路１３．１
７のいずれが一方を閉鎖する切換爪部材１８が配設され
ている。

このコンタクトガラス３の左側には大径のローラ１９が
配設されており、このローラ１９の外周には、前記コン
タクトガラス３上の原稿りをこのローラ１９に沿って搬
送する複数のローラ２０゜２１が圧接している。また、
このローラ１９の外周に沿うように弧状の通路２２が形
成されており、この通路２２の後端には、原［Ｄを原稿
トレイ６に返送するための通路２３が連通し、この通路
２３の後端には、この通路２３内の原ＩＤを原稿トレイ
６上に放出するための一対のローラ２４゜２４が配設さ
れている。

このような原稿取扱い装置４においては、原稿トレイ６
からコンタクトガラス３上に供給して片面を露光した原
稿りを、必要に応じて、切換爪部材１８を図示位置から
切換えるとともに、コンタクトガラス３上の搬送ベルト
１６を逆方向に走行して通路１４から通路１３．１７の
順に搬送し、ローラ１０の周囲を一周させて反転した後
に再度コンタクトガラス３上に停止せしめることにより
、続けて原稿りの裏面を露光することができる。

前記コンタクトガラス３より下方のケーシング２内には
変倍機能を備えた複写装置２５が配設されており、この
複写装置２５は作像部２６を有し、この作像部２６は、
前記コンタクトガラス３上の原稿りを露光した光学系２
７からの光を受けて静電潜像を形成する感光体ドラム２
８を有している。

上記変倍機能を有づる光学系２７は、コンタクトガラス
３上に置かれた原稿りを用紙の上半分および下半分の範
囲に結像し得るよう上下方向に位置可変に構成されてい
る。上記感光体ドラム２８゜の周囲には、各種ヂャージ
ャ、現像部２６Ａ１転写部２６Ｂ１クリーニング装置な
どが配設されているが、これらの構成は一般的な複写機
における構成と同様なので、説明は省略する。

前記ケーシング２の端面には複数個の用紙カセット２９
．２９・・・が装着されるようになっており、装着され
た各用紙カセット２９から１枚ずつ用紙Ｐを送出するた
めのローラ３０．３０・・・がケーシング２内に配設さ
れている。また、各用紙カセット２９から送出された用
紙Ｐはぞれぞれ通路３１ａを介して搬送されるようにな
っており、各通路３１ａは合流して通路３１ｂとされ、
前記転写部２６Ｂに到るようにされている。この通路３
１ｂには搬送ローラ３３，３３・・・が配置されている
。前記転写部２６Ｂの近傍には搬送ベルト３２の一端が
臨んでおり、この転写部２６Ｂで感光体ドラム２８上の
トナー像を転写された用紙Ｐを搬送するようになってい
る。前記搬送ベルト３２の他端には定着部３４が配設さ
れており、用紙Ｐにトナー像を定着させるようになって
いる。

前記定着部３４の下流側には、上方に湾曲する通路３６
を備えた反転部３５が配設されており、この通路３６に
は搬送ローラ３７，３７が配置されている。この反転部
３５は、先端から導入された用紙Ｐを後端から送出する
ことで用紙Ｐを反転するようになっている。また、この
反転部３５の近傍には切換爪部材３８が配設されており
、定着部３４からの用紙Ｐを反転部３５もしくは別のケ
ーシング４６に設けられた用紙折り部４７に供給するよ
うになっている。前記ケーシング２の下部には中間トレ
イ３９が配設されており、前記反転部３５に導入されて
反転された用紙Ｐを一次的に貯えるようになっている。

このために反転部３５および中間トレイ３９間には搬送
ロー５４１を備えた通路４０が配設されている。なお、
定着部３４からの用紙Ｐを反転部３５に導入しないで直
接通路４０から中間トレイ３９に導入することも可能で
ある。

前記中間トレイ３９の前端には中間トレイ３９内の用紙
Ｐを上端のものから１枚ずつ送出するためのローラ４３
．４３・・・が配設されており、中間トレイ３９から送
出された用紙Ｐは前記通路３１ｂに合流する通路４２を
介して前記転写部２６Ｂへ再度供給されるようになって
いる。

また上記中間トレイ３９からの再給紙は、ジョガー装置
４４を通して行われるようになっている。

このジョガー装置４４は、紙サイズに応じて幅方向に自
動もしくは手動で移動するジョガーフェンス４５を備え
、このジョガーフェンス４５により、中間トレイ３９か
ら送出される用紙の端面が適正位置に位置決めされるよ
うになっている。すなわら、中間トレイ３９内に送出さ
れる用紙は、送りローラ等の誤差により斜めに入ったり
、幅方向にずれて入ったりするが、このような位置決め
上のばらつきを上記ジョガー装置により矯正することが
できる。

前述した複写装置２により両面複写するには、切換爪部
材３８を起立して定着部３４からの用紙Ｐが反転部３５
に導入されるようにしておき操作ボタン（図示せず）を
押す。すると、コンタクトガラス３上の原稿りを走査し
た光学系２７からの光により感光体ドラム２８上に￥ｐ
電潜像が形成され、この静電潜像が現像部２６Ａからの
ト太−により顕像化される。一方、選定した用紙カセッ
ト２９からの用紙Ｐが通路３１ａ、３１ｂを介して転写
部２６［３に供給され、感光体ドラム２８上のトナー像
が転写される。このトナー像を転写された用紙Ｐは定着
部３４でトナー像を定着された後、反転部３５の通路３
６内に導入される。そして、用紙Ｐの１端まで完全に通
路３６内に導入されたら、搬送ローラ３７．３７を逆転
し、用紙Ｐの後端から通路４０内に導入してこの用紙Ｐ
を中間トレイ３９内に供給する。この中間ｌ−レイ３９
内に貯えられた用紙Ｐはその上面に画像が転写されてい
る。このようにして、所定枚数の片面複写済の用紙Ｐが
中間トレイ３９内に貯えられたら、今後はこの中間トレ
イ３９内の用紙Ｐを１枚ずつ送出して再度転写部２６Ｂ
に供給して用紙Ｐの裏面に画像を複写する。このとき切
換爪部材３８は第１図に示す状態に切換えられているの
で、両面複写済の用紙Ｐは定着部３４から用紙折り部４
５へ供給される。

なお、用紙の片面のみに複写する場合は、最初から切換
爪部材３８を第１図の状態にしておけばよい。

ところが前述したように、中間トレイ３９は、単に、両
面複写時における用紙の一時的保留機能しか発揮されて
おらず、中間トレイ３９を独立した給紙部とするコピー
モードは従来備えられていない。したがって、給紙する
ことができる用紙の種類は、用紙カセット２９の数に限
定されていた。

〔発明の目的〕

そこで本発明は、中間トレイを新たな給紙部とし、給紙
の選択幅を広げることができるようにした複写機を提供
することを目的とする。

〔発明の概要）上記目的を達成するため、本発明による複写機は、表側
を複写して反転された用紙を受け、裏側複写用として給
紙する中間トレイを備えた両面複写可能な複写機におい
て、上記中間トレイを独立の給紙部とする複写モードを
設けてなり、該複写モードを指示する操作部を本体の前
面パネル上に設置したことを特徴とし、中間トレイを給
紙部とする複写モードを新たに設けるようにしている。

（発明の実施例）以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。

第１図に示すように、複写機本体の前面パネル上には、
種々の操作部や表示部が設置されている。

まず、キーＡは、複写モードを指示選択するためのコピ
ーモード選択キーであり、このコピーモード選択キーＡ
を押すことにより片面複写モードあるいは両面複写モー
ドのいずれかを選定しうるようになっている。

また、キーＢは、給紙部を選定するためのトレイ選択キ
ーであり、このトレイ選択キーＢを押ずことにより、給
紙カセット側から給紙を行ったり、中間トレイ側から給
紙を行ったり選択することができるようになっている。

さらに、キーＣは、用紙の種類を選択するための紙を１
イズ選択キーであり、この紙サイズ選択キーＣを押すこ
とによって任意の複写用紙を選べることができるように
なっている。そして、選定された紙サイズに応じて、ジ
ョガー装置（第２同筒号４４）のサイドフェンス（第２
同筒号４５）が自動的に適正位置に移動されるようにな
っている。

このように１−ると、紙ナイスのみでセット方向も決め
つるので、後端（長さ方向）センサーを減らすことがで
きる。一方、中間トレイに直接用紙セットするときに操
作側に紙サイズ信号を表示するためには、上記サイドフ
ェンスの位置を検知するセンサーとセット紙の後端を検
知するセンサーとを設けるか、あるいは、ジョガー装置
に紙サイズ切換スイッチを付設してセット紙のサイズ、
方向に応じてユーザにセットしてもらうようにすること
もできる。この場合、できれば誤操作（ミスロビー）を
防ぐために、紙サイズの指定と紙セツト位置とを自動的
に決めるようにすることが望ましい。

さらにまた、第１図中、キーＤは、優先すべき七−ドを
決定するための優先モード指定キーであり、この優先モ
ード指定キーＤにより片面側にヒツト覆れば、両面複写
モード時にプリントキーを押しても両面複写モードはス
タートせず、警告表示器Ｘ上に中間トレイ内の紙を取除
くよう指示される。そして、ジョガー装置内の残紙を取
除けば複写は開始されない。一方、上記優先モード指定
キーにより両面側を指定しておけば、警告は出されず、
自動的に残紙が排出された優に複写が開始される。

つぎに、キーＥは、機内トレイコピーモードを指定する
４ニーであり、全数排紙モードを選択してお番プば、プ
リントキーの操作のみでジョガー装置にツトされた紙が
なくなるまで複写が行われ、残紙状態パ起らないように
なすことができる。

上記キーＤおよびＥは、かくしポケット内に配置したり
、機内に設【ノることが便利である。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明のよる複写機は、中間トレイ
を給紙部とするモードを指示する操作部を本体前面パネ
ル上に設置するようにしたから、中間トレイを新たな給
紙部として用いることができ、用紙のセットサイズおよ
びセット数を増大させ、複写機能を向上させることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における前面パネルを示ず平
面図、第２図は一般の複写機の縦断面説明図である。１・・・複写機、２・・・ケーシング、３・・・コンタ
クトガラス、４・・・再循環式原稿取扱い装置、６・・
・原稿トレイ、２５・・・複写装置、２６・・・作像部
、２６Ａ・・・現像部、２６Ｂ・・・転写部、２８・・
・感光体、２９・・・用紙カセット、３４・・・定着部
、３５・・・反転部、３９・・・中間トレイ、４４・・
・ジョガー装置、４５・・・ジョガーフェンス、４６・
・・ケーシング、４７・・・用紙折り部、４９・・・欠
周ローラ、５４・・・ストッパ、５６・・・綴じなしト
レイ、５７・・・用紙綴じ部、５８・・・綴じ貝、５９
・・・受け座、６３．６４・・・ガイド板、６５．６６
・・・壁板、６７・・・幅奇せコロ、６８・・・トレイ
、Ｄ・・・原稿、Ｐ・・・用紙。

Claims

【特許請求の範囲】

表側の複写後に反転された用紙を受け入れて貯え該用紙
を裏側複写用として給紙する中間トレイを備えてなる両
面複写可能な複写機において、上記中間トレイを独立の
給紙部とする複写モードを備えてなり、該複写モードを
指示する操作部を本体の前面パネル上に設置したことを
特徴とする複写機。