JP2698497B2 - メモリ制御回路 - Google Patents

メモリ制御回路

Info

Publication number
JP2698497B2
JP2698497B2 JP3309059A JP30905991A JP2698497B2 JP 2698497 B2 JP2698497 B2 JP 2698497B2 JP 3309059 A JP3309059 A JP 3309059A JP 30905991 A JP30905991 A JP 30905991A JP 2698497 B2 JP2698497 B2 JP 2698497B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
access
read
period
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3309059A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0535232A (ja
Inventor
悟 前田
和男 本木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3309059A priority Critical patent/JP2698497B2/ja
Publication of JPH0535232A publication Critical patent/JPH0535232A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2698497B2 publication Critical patent/JP2698497B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、テレテキスト,ビデ
オテックス,パーソナルコンピュータなどに使用される
ビデオRAM等のメモリ制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】いわゆるビデオRAMは、表示系と、C
PUとの両者によりデータのアクセスが行われるが、表
示系のクロックと、CPUのクロックとが非同期の場
合、CPUが表示タイミングに関係なくビデオRAMを
アクセスすると、表示に関するアドレスが強制的にCP
Uのアクセスするアドレスに変化し、その期間、本来の
表示データをアクセスできなくなるので、表示画面にノ
イズを生じてしまう。このため、一般には、CPUのア
クセスは垂直及び水平ブランキング期間に行うようにし
ている。 【0003】しかし、このようにすると、CPUがビデ
オRAMをアクセスする場合、常に表示系のタイミング
を意識しなければならず、しかも、一部の期間しかビデ
オRAMをアクセスできないので、アクセスに必要とす
る時間が長くなり、また、その処理も複雑になってしま
う。 【0004】そこで、表示のためのアクセス期間に時分
割でCPUのアクセス期間を割り当てると共に、このC
PUのアクセス期間になるまで、CPUにウエイトをか
け、表示タイミングに関係なくCPUがアクセスできる
ようにした方法が考えられている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、表示系のクロックとCPUのクロックとが非同
期のとき、CPUがウエイト信号を受け付けるタイミン
グが毎回異なってしまい、このため、ビデオRAMの最
小アクセスタイムよりも多くの時間をCPUに割り当て
る必要を生じてしまい、アクセスタイムを有効に用いる
ことができない。 【0006】この発明は、このような課題に鑑みてなさ
れたものであり、DMA(Direct Memory Access)が行わ
れるビデオRAMに対して、CPUが表示タイミングを
意識する必要がないと共に、ビデオRAMの最小アクセ
スタイムでCPUのアクセスができるメモリ制御装置を
提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明のメモリ制御回路
は、表示用クロックを含む所定のタイミング信号に基づ
いて表示アドレス信号を発生する表示アドレス発生回路
と、ビデオデータを記憶するメモリと、メモリに書き込
まれるビデオデータ及びこのビデオデータの書き込みア
ドレス信号を生成し、メモリに読み出しアドレス信号を
供給してメモリからビデオデータを取り込むCPUと、
このCPUから出力される書き込みアドレス信号及び読
み出しアドレス信号と、表示アドレス発生回路から出力
される表示アドレス信号とを選択的にメモリに供給する
アドレス選択回路と、表示用クロックの所定のサイクル
期間をn(nは3以上の整数)個にした各期間のうち、
メモリから単位量のビデオデータが表示用として読み出
される特定の期間を指定する表示用リード信号を形成し
てメモリに供給する形成回路と、特定の期間に表示用リ
ード信号をメモリに供給し、特定の期間以外の期間にC
PUから出力されるビデオデータ及びこのビデオデータ
の書き込みアドレス信号または読み出しアドレス信号を
メモリに供給すると共に、CPUに送出されるビデオデ
ータをメモリから出力する制御回路とを備えたメモリ制
御回路において、制御回路は、形成回路に表示用クロッ
クを供給すると共に、表示用クロックに基づいて、メモ
リに対するアクセスを許可するアクセス許可期間と、当
該アクセスを禁止するアクセス禁止期間とを設定する期
間設定手段と、CPUからアクセス要求があった場合
に、アクセス許可期間に含まれる単位期間のうち、アク
セス要求があった時点の次の単位期間の開始時点から当
該単位期間にかけてCPUによるアクセスを許可すると
共に次の単位期間の終了時点に許可を解除するアクセス
設定手段と、CPUからアクセス要求があった時点から
アクセス設定手段によるアクセス許可が設定ざれる次の
単位期間の終了時点にかけてCPUをウェイト状態にす
ると共に次の単位期間の終了時点にウェイト状態を解除
するウェイト設定手段と、アクセス要求が読み出し要求
である場合に、アクセス設定手段によるアクセス許可に
基づいて、メモリからの読み出しデータを読み出しデー
タ保持手段に保持し、ウェイト設定手段によるウェイト
解除に基づいて、読み出しデータ保持手段に保持されて
いる読み出しデータをCPUに送出するデータ読み出し
手段と、アクセス要求が書き込み要求である場合に、ア
クセス許可手段によるアクセス許可に基づいて、CPU
からの書き込みデータをメモリに書き込むデータ書き込
み手段とを備えたものである。 【0008】 【作用】本発明のメモリ制御回路は、表示アドレス発生
回路により表示用クロックを含む所定のタイミング信号
に基づいて表示アドレス信号を発生し、メモリによりビ
デオデータを記憶し、CPUによりメモリに書き込まれ
るビデオデータ及びこのビデオデータの書き込みアドレ
ス信号を生成し、メモリに読み出しアドレス信号を供給
してメモリからビデオデータを取り込み、アドレス選択
回路によりこのCPUから出力される書き込みアドレス
信号及び読み出しアドレス信号と、表示アドレス発生回
路から出力される表示アドレス信号とを選択的にメモリ
に供給し、形成回路により表示用クロックの所定のサイ
クル期間をn(nは3以上の整数)個にした各期間のう
ち、メモリから単位量のビデオデータが表示用として読
み出される特定の期間を指定する表示用リード信号を形
成してメモリに供給し、制御回路により特定の期間に表
示用リード信号をメモリに供給し、特定の期間以外の期
間にCPUから出力されるビデオデータ及びこのビデオ
データの書き込みアドレス信号または読み出しアドレス
信号をメモリに供給すると共に、CPUに送出ざれるビ
デオデータをメモリから出力するメモリ制御回路におい
て、制御回路は、期間設定手段により形成回路に表示用
クロックを供給すると共に、表示用クロックに基づい
て、メモリに対するアクセスを許可するアクセス許可期
間と、当該アクセスを禁止するアクセス禁止期間とを設
定し、アクセス設定手段によりCPUからアクセス要求
があった場合に、アクセス許可期間に含まれる単位期間
のうち、アクセス要求があった時点の次の単位期間の開
始時点から当該単位期間にかけてCPUによるアクセス
を許可すると共に次の単位期間の終了時点に許可を解除
し、ウェイト設定手段によりCPUからアクセス要求が
あった時点からアクセス設定手段によるアクセス許可が
設定される次の単位期間の終了時点にかけてCPUをウ
ェイト状態にすると共に次の単位期間の終了時点にウェ
イト状態を解除し、データ読み出し手段においてアクセ
ス要求が読み出し要求である場合に、アクセス設定手段
によるアクセス許可に基づいて、メモリからの読み出し
データを読み出しデータ保持手段に保持し、ウェイト設
定手段によるウェイト解除に基づいて、読み出しデータ
保持手段に保持されている読み出しデータをCPUに送
出し、データ書き込み手段によりアクセス要求が書き込
み要求である場合に、アクセス許可手段によるアクセス
許可に基づいて、CPUからの書き込みデータをメモリ
に書き込むものである。 【0009】 【実施例】以下この発明の一例について説明しよう。な
お、以下の例においては、受像管における表示は、図2
に示すように、256ドット(横)×204ライン
(縦)であり、ビデオRAMの1つのアドレスの1バイ
ト(ビットb7 〜b0 )が1つのラインに横8ドットと
して表示されるものとする。従って、ビデオRAMは、
横方向が32バイト(番地)、縦方向が204バイト
(番地)のサイズとなる。 【0010】図1において、1は8ビット並列処理のC
PU、例えばZ−80A(または相当品)を示し、この
CPU1は、例えば図3及び図4に示すようなタイミン
グを有する。すなわち、図3A,BはCPU1のメモリ
リードサイクル及びメモリライトサイクルを示し、図4
A,Bはそのメモリリードサイクル及びメモリライトサ
イクル中にウエイト信号によりウエイトがかかった場合
を示す。そして、これらの図において、 φ :クロック /MREQ:メモリリクエスト信号(ここで、符号/M
REQのうち、記号「/」は反転を意味する。以下、記
号「/」は原則として反転を意味するものとする。) /RD :リード信号 /WR :ライト信号 /WAIT:ウエイト信号 である。なお、クロックφの周波数は例えば4MHzで
あり、その波形を図5Gに示す。 【0011】また、図1において、2はビデオRAMを
示し、これは上述のように32×204バイト(番地)
のアドレスを有する。なお、このビデオRAM2のアク
セスタイムは、例えば300n秒である。 【0012】さらに、3は8ビットの並列入力直列出力
のシフトレジスタ、4は受像管を示し、レジスタ3によ
りビデオRAM2からの並列データが直列データに変換
されて受像管4に供給される。 【0013】また、5は表示系のタイミング信号の形成
回路を示し、この回路5において、図5Aに示すような
表示用クロックDSCK,水平表示パルスPh,垂直表
示パルスPvなどが形成される。この場合、クロックD
SCKの1サイクルが受像管4に表示されるドットの1
つの表示期間に対応し、従って、クロックDSCKの8
サイクルがビデオRAM2の1バイトのデータ(単位量
のビデオデータ)表示期間に対応する。なお、このクロ
ックDSCKの周波数は例えば5.73MHzである。
また、図5A,Gでは、クロックφとDSCKとが作図
の都合上同期しているように示されているが、これらは
非同期でよい。 【0014】さらに、水平表示パルスPhは、水平方向
(横方向)における表示期間に“1”になる信号であ
り、垂直表示パルスPvは垂直方向(縦方向)における
表示期間に“1”になる信号で、それぞれ受像管4の表
示領域の横幅及び縦幅に対応する。さらに、11は8進
カウンタを示し、このカウンタ11には水平表示パルス
Phがクリア入力/CLとして供給されると共に、表示
用クロックDSCKがカウント入力CKとして供給さ
れ、従って、そのカウント出力QA〜QC 及びキャリア
出力CRは図5B〜Eに示すように変化する。そして、
この信号QA 〜QC が表示用リード信号形成回路14に
供給される。 【0015】この形成回路14は、図5に示すように、
1バイトの表示期間(クロックDSCKの8サイクル期
間)を順に期間τ1 〜τ4 に4等分するとき、図5Fに
示すように、期間τ4 にやや遅れて(遅れなくてもよ
い)“0”になる表示用リード信号/DSRDを形成す
るものである。 【0016】ここで、期間τ4 はビデオRAM2に対し
て表示系がデータを読み出すための期間であり、期間τ
1 〜τ3 はCPU1がビデオRAM2をアクセスするた
めの期間であり、そのアクセスは期間τ1 〜τ3 のうち
の任意の1つの期間に行われる。 【0017】そして、信号/DSRDがオア回路31を
通じてビデオRAM2にチップセレクト信号/CSとし
て供給される。従って、少なくとも期間τ4にはビデオ
RAM2はチップセレクトされることになる。 【0018】さらに、12は31進カウンタを示し、こ
れには水平表示パルスPhがクリア入力/CLとして供
給されると共に、カウンタ11のキャリ出力CRがカウ
ント入力CKとして供給されてビデオRAM2の表示用
の横方向のアドレス(下位アドレスA0 〜A4 )が形成
される。また、13は204進カウンタを示し、これに
は垂直表示パルスPvがクリア入力/CLとして供給さ
れると共に、パルスPhがカウント入力CKとして供給
されてビデオRAM2の表示用の縦方向のアドレス(上
位アドレスA5 〜A12)が形成される。 【0019】そして、これらカウンタ12の出力QA
E 及びカウンタ13の出力QA 〜QG が、アドレスセ
レクタ16の入力Aに供給されると共に、CPU1から
アドレス信号A0 〜A12がセレクタ16の入力Bに供給
され、セレクタ16の出力YがビデオRAM2にアドレ
スA0 〜A12として供給される。 【0020】また、21はバスドライバ、22は3ステ
ートのラッチを示し、CPU1がビデオRAM2をアク
セスする場合、CPU1からのデータD0 〜D7 はバス
ドライバ21を通じてビデオRAM2に供給され、ビデ
オRAM2からのデータD0 〜D7 はラッチ22を通じ
てCPU1に供給される。また、23はアドレスデコー
ダを示し、これにはCPU1のアドレス信号A13〜A15
が供給されると共に、CPU1からメモリリクエスト信
号/MREQが供給されてビデオRAM2をチップセレ
クトする信号CSVが形成される。 【0021】さらに、24,25は、フラグ形成回路を
示す。この形成回路24,25は、若干のロジック回路
及びRSフリップフロップ回路などにより構成されてC
PUアクセスフラグCPFL及びCPUウエイトフラグ
WTFLを形成するためのものである。すなわち、フラ
グCPFLは、CPU1によるアクセス期間を示すフラ
グで、図5H,Lに示すように、CSV=“1”である
期間のうちの最初の期間τi(i=1〜3)だけ“1”
になる信号であり、フラグWTFLは、CPU1に対す
るウエイトを解除するためのフラグで、図5Oに示すよ
うにフラグCPFLの立ち下がりにより“0”になり、
CSV=“0”の期間のうちの最初の期間τiの開始時
点に“1”になる信号である。このため、形成回路2
4,25には、カウンタ11の出力QA 〜QC と、クロ
ックDSCKと、信号CSVとが供給されると共に、形
成回路25にはさらにフラグCPFLが供給される。 【0022】そして、フラグCPFLがアドレスセレク
タ16にセレクト入力Sとして供給され、S(=CPF
L)=“0”のときY=A,S=“1”のときY=Bの
セレクトが行われる。また、フラグWTFLと、信号C
SVとがナンド回路32に供給され、そのナンド出力/
32がCPU1にウエイト信号/WAITとして供給さ
れる。従って、CPU1によりビデオRAM2がアドレ
スされていないとき、及びフラグWTFLが“0”のと
きにはCPU1にウエイトはかからない。 【0023】さらに、26はライト信号形成回路、27
はリード信号形成回路を示し、これらは、CPU1がビ
デオRAM2をアクセスする場合、その可能期間にメモ
リ仕様に対応したライト信号/CPWR及びリード信号
/CPRDを形成するためのものである。このため、C
PU1からのリード信号/RD及びライト信号/WRが
インバータ33,34を通じてナンド回路35,36に
それぞれ供給されると共に、信号CSVがナンド回路3
5,36にそれぞれ供給され、そのナンド出力/Q35
/Q36が形成回路27,26にそれぞれ供給される。さ
らに、形成回路26,27にはフラグCPFL及びクロ
ックDSCKも供給される。 【0024】そして、形成回路26からのライト信号/
CPWRが、ビデオRAM2にリード・ライト信号R/
/W(符号R//Wのうち、左側の記号「/」は「反
転」を表すのではなく「または」を表す。)として供給
されると共に、バスドライバ21にアウトプットイネー
ブル信号/OEとして供給される。また、リード信号形
成回路27からのリード信号/CPRDが、オア回路3
1を通じてビデオRAM2にチップセレクト信号/CS
として供給される共に、ラッチ22にクロック/CKと
して供給され、信号/CPRDの立ち上がりによりラッ
チ22のラッチが行われる。さらに、ナンド回路35の
出力/Q35がラッチ22にアウトプットイネーブル信号
/OEとして供給される。 【0025】また、CPU1には、プログラムの書き込
まれているROM、ワークエリア用のRAM及び周辺回
路などが接続されるが、これらについては図示及び説明
を省略する。 【0026】このような構成によれば、図5Fに示すよ
うに、期間τには、信号/DSRDは、”1”から”
0”になると共に、この信号/DSRDがオア回路31
を通じてビデオRAM2にチップセレクト信号/CSと
して供給される。また、図5Lに示すように、期間τ
には信号CPFLは”0”なので、アドレスセレクタ1
6はY=Aであり、カウンタ12、13により形成され
た表示用のアドレス信号がアドレスセレクタ16を通じ
でビデオRAM2に供給される。さらに、図5Nに示す
ように、期間τには、ライト信号/CPWRは”1”
なので、ビデオRAM2はリードモードである。 【0027】従って、期間τ4 には、ビデオRAM2の
アドレスのうち、表示系のカウンタ12,13からのア
ドレス信号で指定されるアドレスからデータが取り出さ
れる。 【0028】そして、この取り出されたデータは、シフ
トレジスタ3に並列にロードされると共に、レジスタ3
から直列に読み出されて受像管4に供給される。従っ
て、受像管4には、ビデオRAM2のデータがドットに
より表示される。 【0029】一方、任意の時点、例えば期間τ1 内の時
点t1 にビデオRAM2に対するCPU1の読み出し要
求を生じたとする(この要求は、図3及び図4にも示す
ようにクロックφに同期して/MREQ=“0”,/R
D=“0”となることにより知られる)。 【0030】すると、図5Hに示すように、時点t1
ビデオRAM2のチップセレクト信号CSVが“0”か
ら“1”になると共に、このとき、ウエイトフラグWT
FLは“1”なので、図5Iに示すように、ナンド出力
/Q32は時点t1 に“1”から“0”になり、これによ
りCPU1にはウエイトがかかる。そして、この場合、
時点t1 には、図5Jに示すようにリード信号/RDが
“1”から“0”になっていると共に、CPUアドレス
信号A0 〜A15も出力されているが、CPU1がウエイ
ト状態に入ることにより、これら信号/RD,A0 〜A
15の状態はウエイトが解除されるまで保持される。 【0031】そして、時点t1 後の最初のCPUアクセ
ス期間τi,すなわち、図5では期間τ2 になると、図
5Jに示すようにCPUアクセスフラグCPFLが
“0”から“1”になるので、アドレスセレクタ16は
Y=Bとなり、図5Pに示すようにCPU1のアドレス
信号A0 〜A12がセレクタ16を通じてビデオRAM2
に供給される。また、時点t1 にCSV=“1”,/R
D=“0”になることにより、時点t1 からナンド出力
35が“1”から“0”になると共に、期間τ2 にはC
PFL=“1”なので、これら信号により形成されるリ
ード信号/CPRDが図5Mに示すように期間τ2 にや
や遅れて(この遅れはRAM2に対応して与えられたも
の)“1”から“0”になり、この信号/CPRDがオ
ア回路31を通じてビデオRAM2にチップセレクト信
号/CSとして供給される。さらに、期間τ2 には図5
Nに示すように、ライト信号/CPWRは“1”なの
で、ビデオRAM2はリードモードである。 【0032】従って、図5Qに示すように、期間τ2
らやや遅れた期間に、ビデオRAM2のアドレスのう
ち、CPU1により指定されたアドレスからデータが読
み出される。 【0033】そして、期間τ2 の終了時点t2 になる
と、信号CPFLは“1”から“0”になるが、この立
ち下がりによりビデオRAM2から読み出されているデ
ータがラッチ22にラッチされる。 【0034】さらに、時点t2 にCPFL=“0”にな
ると、これにより図5Oに示すようにウエイトフラグW
TFLが“1”から“0”にセットされ、従って、時点
2 からQ32=“1”になり、CPU1のウエイトは解
除される。 【0035】そして、このウエイトが解除された時点t
2 では、/RD=“0”であると共に、この信号/RD
がラッチ22にアウトプットイネーブル信号/OEとし
て供給されているので、ラッチ22から先ほどのデータ
が取り出されると共に、CPU1に取り込まれる。 【0036】そして、時点t3 になると、信号/MRE
Qが“0”から“1”になるので、信号CSVは“1”
から“0”になる。なお、信号/RDも時点t3
“0”から“1”になる。 【0037】さらに、時点t3 後の最初の期間τi,図
5では次の期間τ1 の開始時点になると、信号WTFL
は“0”から“1”にリセットされる。 【0038】以上が、CPU1がビデオRAM2のデー
タを読み取るときの動作である。 【0039】また、任意の時点、例えば期間τ2 内の時
点t11にビデオRAM2に対するCPU1の書き込み要
求を生じたとする。 【0040】すると、時点t11に信号/MREQが”
1”から”0”になり、時点tの場合と同様にして期
間τにCPFL=”1”になり、ビデオRAM2のア
ドレスがCPU1により指定される。そして、この場
合、時点t11からCPU1のデータD〜Dが出力
されていると共に、図5Kに示すように、期間τには
ライト信号/WRは”1”から”0”になっているの
で、図5Nに示すように、期間τにやや遅れてライト
信号/CPWRが”1”から”0”になる。従って、こ
のとき、CPU1からデータD〜Dがバスドライバ
21を通じてビデオRAM2のアドレスのうち、CPU
1により指定されたアドレスに書き込まれる。 【0041】そして、期間τ3 が過ぎると、上述の読み
出し時と同様の過程をへてCPU1のビデオRAM2へ
の書き込み動作を終わる。 【0042】なお、期間τ4 にCPU1がビデオRAM
2のアクセスを要求する場合もあるが、この場合には、
期間τ4 なので、フラグCPFLは“0”のままであ
り、従って、フラグWTFLも“1”のままであるから
そのCPU1のアクセス要求時、直ちに/Q32=“0”
となってCPU1はウエイト状態に入ってしまう。従っ
て、期間τ4 には表示系の動作が上述のように正常に行
われ、次の期間τ1 になったとき、CPU1のアクセス
が上述のように行われる。 【0043】こうして、この発明によれば、CPU1が
ビデオRAM2のデータを読み取る場合には、CPU1
にウエイトをかけると共に、ビデオRAM2からのデー
タを一度ラッチ22に取り込んでおいてCPU1のウエ
イト解除後にラッチ22に取り込んでおいたデータをC
PU1に読み込む、一方、CPU1がビデオRAM2に
データを書き込む場合には、CPU1のウエイトをかけ
ると共に、ビデオRAM2への書き込みが可能な時間だ
けバスドライバ21を通じてビデオRAM2にCPU1
からのデータを書き込み、その後ウエイトを解除するよ
うにしているので、CPU1のウエイトの検出タイミン
グに関係なく、ビデオRAM2の最小アクセスタイムで
データのアクセスができる。 【0044】なお、上述において、CPU1は6800
系のものでもよい。また、テレテキストなどにおいてD
MAによりRAMにデータが書き込まれる場合にも、こ
の発明を適用できる。 【0045】 【発明の効果】本発明のメモリ制御回路は、表示用クロ
ックを含む所定のタイミング信号に基づいて表示アドレ
ス信号を発生する表示アドレス発生回路と、ビデオデー
タを記憶するメモリと、メモリに書き込まれるビデオデ
ータ及びこのビデオデータの書き込みアドレス信号を生
成し、メモリに読み出しアドレス信号を供給してメモリ
からビデオデータを取り込むCPUと、このCPUから
出力される書き込みアドレス信号及び読み出しアドレス
信号と、表示アドレス発生回路から出力される表示アド
レス信号とを選択的にメモリに供給するアドレス選択回
路と、表示用クロックの所定のサイクル期間をn(nは
3以上の整数)個にした各期間のうち、メモリから単位
量のビデオデータが表示用として読み出される特定の期
間を指定する表示用リード信号を形成してメモリに供給
する形成回路と、特定の期間に表示用リード信号をメモ
リに供給し、特定の期間以外の期間にCPUから出力さ
れるビデオデータ及びこのビデオデータの書き込みアド
レス信号または読み出しアドレス信号をメモリに供給す
ると共に、CPUに送出されるビデオデータをメモリか
ら送出する制御回路とを備えたメモリ制御回路におい
て、制御回路は、形成回路に表示用クロックを供給する
と共に、表示用クロックに基づいて、メモリに対するア
クセスを許可するアクセス許可期間と、当該アクセスを
禁止するアクセス禁止期間とを設定する期間設定手段
と、CPUからアクセス要求があった場合に、アクセス
許可期間に含まれる単位期間のうち、アクセス要求があ
った時点の次の単位期間の開始時点から当該単位期間に
かけてCPUによるアクセスを許可すると共に次の単位
期間の終了時点に許可を解除するアクセス設定手段と、
CPUからアクセス要求があった時点からアクセス設定
手段によるアクセス許可が設定される次の単位期間の終
了時点にかけてCPUをウェイト状態にすると共に次の
単位期間の終了時点にウェイト状態を解除するウェイト
設定手段と、アクセス要求が読み出し要求である場合
に、アクセス設定手段によるアクセス許可に基づいて、
メモリからの読み出しデータを読み出しデータ保持手段
に保持し、ウェイト設定手段によるウェイト解除に基づ
いて、読み出しデータ保持手段に保持されている読み出
しデータをCPUに送出するデータ読み出し手段と、ア
クセス要求が書き込み要求である場合に、アクセス許可
手段によるアクセス許可に基づいて、CPUからの書き
込みデータをメモリに書き込むデータ書き込み手段とを
備えたので、CPUが表示タイミングを意識する必要が
ないと共に、メモリの最小アクセスタイムでCPUのア
クセスができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるメモリ制御回路の一実施例の構成
を示す回路ブロック図である。 【図2】受像管上の表示動作説明に供される線図であ
る。 【図3】図1に示すメモリ制御回路のうち、CPUのメ
モリリードサイクルおよびメモリライトサイクルの動作
説明に供されるタイミング図である。 【図4】図1に示すメモリ制御回路のうち、CPUのメ
モリリードサイクルおよびメモリライトサイクル中に、
ウエイト信号によりウエイトがかかった場合の動作説明
に供されるタイミング図である。 【図5】図1に示すメモリ制御回路の動作説明に供され
るタイミング図である。 【符号の説明】 1 CPU 2 ビデオRAM 11 8進カウンタ 12 31進カウンタ 13 204進カウンタ 14 表示用リード信号形成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−155584(JP,A) 特開 昭57−99686(JP,A) 特開 昭57−168293(JP,A) 特開 昭54−47242(JP,A) 特開 昭57−154286(JP,A) 特開 昭54−139432(JP,A) 実開 昭55−169573(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.表示用クロックを含む所定のタイミング信号に基づ
    いて表示アドレス信号を発生する表示アドレス発生回路
    と、 ビデオデータを記憶するメモリと、 上記メモリに書き込まれるビデオデータ及びこのビデオ
    データの書き込みアドレス信号を生成し、上記メモリに
    読み出しアドレス信号を供給して上記メモリから上記ビ
    デオデータを取り込むCPUと、 上記CPUから出力される上記書き込みアドレス信号及
    び読み出しアドレス信号と、上記表示アドレス発生回路
    から出力される上記表示アドレス信号とを選択的に上記
    メモリに供給するアドレス選択回路と、 上記表示用クロックの所定のサイクル期間をn(nは3
    以上の整数)個にした各期間のうち、上記メモリから単
    位量のビデオデータが表示用として読み出される特定の
    期間を指定する表示用リード信号を形成して上記メモリ
    に供給する形成回路と、 上記特定の期間に上記表示用リード信号を上記メモリに
    供給し、上記特定の期間以外の期間に上記CPUから出
    力される上記ビデオデータ及びこのビデオデータの書き
    込みアドレス信号または読み出しアドレス信号を上記メ
    モリに供給すると共に、上記CPUに送出されるビデオ
    データを上記メモリから出力する制御回路とを備えたメ
    モリ制御回路において、 上記制御回路は、 上記形成回路に上記表示用クロックを供給すると共に、
    上記表示用クロックに基づいて、上記メモリに対するア
    クセスを許可するアクセス許可期間と、当該アクセスを
    禁止するアクセス禁止期間とを設定する期間設定手段
    と、 上記CPUからアクセス要求があった場合に、上記アク
    セス許可期間に含まれる単位期間のうち、上記アクセス
    要求があった時点の次の単位期間の開始時点から当該単
    位期間にかけて上記CPUによるアクセスを許可すると
    共に上記次の単位期間の終了時点に上記許可を解除する
    アクセス設定手段と、 上記CPUからアクセス要求があった時点から上記アク
    セス設定手段によるアクセス許可が設定される次の単位
    期間の終了時点にかけて上記CPUをウェイト状態にす
    ると共に上記次の単位期間の終了時点に上記ウェイト状
    態を解除するウェイト設定手段と、 上記アクセス要求が読み出し要求である場合に、上記ア
    クセス設定手段によるアクセス許可に基づいて、上記メ
    モリからの読み出しデータを読み出しデータ保持手段に
    保持し、上記ウェイト設定手段によるウェイト解除に基
    づいて、上記読み出しデータ保持手段に保持されている
    読み出しデータを上記CPUに送出するデータ読み出し
    手段と、 上記アクセス要求が書き込み要求である場合に、上記ア
    クセス許可手段によるアクセス許可に基づいて、上記C
    PUからの書き込みデータをメモリに書き込むデータ書
    き込み手段と、 を備えたことを特徴とするメモリ制御回路。2. 上記アクセス禁止期間において、上記メモリから
    アドレス順次にデータを読み出して、ビデオデータとし
    て表示装置に送出するビデオデータ読出し手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のメモリ制御回路。
JP3309059A 1991-11-25 1991-11-25 メモリ制御回路 Expired - Lifetime JP2698497B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3309059A JP2698497B2 (ja) 1991-11-25 1991-11-25 メモリ制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3309059A JP2698497B2 (ja) 1991-11-25 1991-11-25 メモリ制御回路

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20166182A Division JPS5991559A (ja) 1982-11-17 1982-11-17 メモリの書き込み回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0535232A JPH0535232A (ja) 1993-02-12
JP2698497B2 true JP2698497B2 (ja) 1998-01-19

Family

ID=17988385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3309059A Expired - Lifetime JP2698497B2 (ja) 1991-11-25 1991-11-25 メモリ制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2698497B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2601997A (en) * 1996-04-18 1997-11-07 Lord Corporation Epoxy adhesive compositions and methods of making same
US6740192B1 (en) 1999-09-27 2004-05-25 Georgia Tech Research Corp. Joining electroconductive materials with electroconductive adhesive containing epoxide-modified polyurethane

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5447424A (en) * 1977-09-21 1979-04-14 Toshiba Corp Picture memory unit
JPS5468989A (en) * 1977-11-12 1979-06-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Forming of plastic insulated wire
JPS5799686A (en) * 1980-12-11 1982-06-21 Omron Tateisi Electronics Co Display controller
JPS57154286A (en) * 1981-03-17 1982-09-24 Omron Tateisi Electronics Co Display data renewal controller for scanning display
JPS57168293A (en) * 1981-04-10 1982-10-16 Hitachi Ltd Display device for character figure

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0535232A (ja) 1993-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5345577A (en) Dram refresh controller with improved bus arbitration scheme
EP0398189B1 (en) Noncacheable address random access memory
US6272583B1 (en) Microprocessor having built-in DRAM and internal data transfer paths wider and faster than independent external transfer paths
US4893114A (en) Image data processing system
JP2698497B2 (ja) メモリ制御回路
TW508492B (en) Method and system for partitioning configured address space
US6292867B1 (en) Data processing system
JPS6332390B2 (ja)
JPS6330633B2 (ja)
JPH0430052B2 (ja)
JPS5960488A (ja) カラ−グラフイツクメモリのデ−タ書き込み装置
JPS5945567A (ja) メモリ書き込み制御回路
JPS6041156A (ja) 非同期制御装置
JPS59219780A (ja) グラフイツクメモリ・アクセス回路
JP3005220B2 (ja) 走査型表示制御装置
JPS60140384A (ja) キヤラクタジエネレ−タ・アクセス制御方式
JPH0728990A (ja) グラフィックスメモリアクセス回路
JP2591515B2 (ja) 1チップメモリデバイス
JP2861159B2 (ja) ウィンドウ表示制御装置
JP3039554B2 (ja) メモリアクセス回路及び出力装置
JPS59185A (ja) 陰極線管デイスプレイ装置
JPH0450612B2 (ja)
JPS59189433A (ja) ダイレクトメモリアクセスによるデ−タ消去方式
JPS6024582A (ja) 漢字キヤラクタ・ゼネレ−タの読み出し回路
Dorai et al. Shared Memory Access—Boon for Graphics