JPS6330633B2 - - Google Patents

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JPS6330633B2
JPS6330633B2 JP57163425A JP16342582A JPS6330633B2 JP S6330633 B2 JPS6330633 B2 JP S6330633B2 JP 57163425 A JP57163425 A JP 57163425A JP 16342582 A JP16342582 A JP 16342582A JP S6330633 B2 JPS6330633 B2 JP S6330633B2
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JP
Japan
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bit
ram
write
memory
bit mask
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JP57163425A
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JPS5952291A (ja
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Takatoshi Ishii
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Priority to DE8383108835T priority patent/DE3380465D1/de
Priority to EP83108835A priority patent/EP0106121B1/en
Publication of JPS5952291A publication Critical patent/JPS5952291A/ja
Priority to US06/913,605 priority patent/US4727363A/en
Publication of JPS6330633B2 publication Critical patent/JPS6330633B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はグラフイツク表示機能をもつ表示装置
に用いられるビデオRAM書込み制御装置に関す
る。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、ダイナミツク型メモリを使用したビデオ
RAMへの表示パターンデータの書込みは、読出
し→修飾→書込みの各動作が必要となり、修飾の
ためのプログラム処理と数回のリフレツシユメモ
リアクセスが伴う。従つて、従来では、書込み制
御が非常に繁雑で、ソフトウエアにかかる負担が
大きく、又、書込み処理に多くの時間を必要とす
ることから高速化が期待できないという問題があ
つた。
又、この種ビデオRAMを用いた表示装置にお
いて、グラフイツク画面の表示ドツト数を増し高
分解能、高解像度化を計ろうとすると、これに伴
つて上記ビデオRAMのメモリ容量が増大し、処
理すべきデータ量が増すことから、CPUの処理
時間、及びメモリアクセス時間が増大して、表示
速度の低下を招くと言つた問題が生じる。更に、
キヤラクタパターンを通常のキヤラクタ区分の表
示位置よりずらせて表示させる所謂ビツトずらし
処理等の複雑なパターン処理を行なわせようとす
ると、CPUの処理プログラムは更に繁雑となり、
プログラムメモリ容量の大幅な増加、更には処理
速度の大幅な低下等を招いてしまう。
このように、従来のダイナミツク型メモリを用
いたビデオRAMの制御手段においては種々の問
題が生じていた。
〔発明の目的〕
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、グラ
フイツク表示機能をもつ表示装置において、ビデ
オRAMへの表示パターンの書込み制御を簡素化
でき、処理を高速化できるとともに、表示パター
ンのビツトずらし処理等、複雑なパターン処理を
容易に可能ならしめて、グラフイツク表示機能の
拡充並びに装置の高性能化が計れるビデオRAM
書込み制御装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、ダイナミツク型メモリを使用したビ
デオRAMの書込み機構に、複数種のビツトマス
クパターンを格納し、外部のアドレス指定で任意
のビツトマスクパターンを取出すことのできるビ
ツトマスクバンクを設けるとともに、このビツト
マスクバンクより取出されたビツトマスクパター
ンを用いて前記ビデオRAMをビツト単位で選択
的に書込み可能とするビツトマスク回路を設け、
前記ビツトマスクバンクに格納された複数種のビ
ツトマスクパターンを選択的に用いることによつ
て、前記ビデオRAM上にて、簡単な制御より、
ビツト単位の表示ドツトの書込みを可能としたも
のである。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明す
る。第1図は本発明の一実施例における全体の構
成を示すブロツク図である。図中、10はシステ
ム全体の制御を司る処理装置(以下CPUと称
す)、20はCRTデイスプレイ装置におけるダイ
ナミツク型メモリを使用したビデオRAM、及び
そのコントロール部でなるCRT表示回路、30
はCPU10とCRT表示回路20との間のアドレ
ス(AD)、データ(DATA)、コントロール信号
(CTL)等の転送に供されるCPUバスである。2
1乃至26はCRT表示回路20の内部構成要素
をなす機能回路部である。ここで、21はダイナ
ミツク型メモリを使用したビデオRAM(以下V
―RAMと称す)であり、1表示ドツトを1ビツ
トとして、一画面分の表示ドツトデータを貯える
もので、ここでは表示画面を640ドツト×200本と
し、かつ取扱われるデータのビツト幅を8ビツト
としていることから、全体のメモリ容量を16kB
(キロバイト)とし、これを2kB×8メモリブロ
ツク(M0,M1,…M7)で構成している。22
はCRT表示部の同期制御を司るCRT表示制御部
(以下CRT―Cと称す)である。23はCRT―
C22より発生されるメモリアドレス(MA)と
CPU10より送られてきたプロセツサアドレス
(PA)とを受けて、その何れか一方を選択し、V
―RAMアドレスデータ(VRAD)として出力す
るアドレスセレクタ(ADR―SEL)である。2
4はV―RAMアクセスのためのタイミング制御
を行なうタイミングゲートコントロール部
(TIMG―CTL)であり、本発明の要旨とすると
ころのビツトマスク機能回路を有してなるもの
で、その詳細は後述する。25はV―RAM21
のリード/ライトデータを一時貯えるデータバツ
フア(DATA―BUF)であり、26はV―
RAM21より読出されたデータをビツトシリア
ルのビデオ信号(VID)として出力するシフトレ
ジスタ(SHIFT―REG)である。
第2図は上記第1図に示すタイミングゲートコ
ントロール部24の構成を示すブロツク図であ
る。図中、201はCPU10との間でV―RAM
アクセスのタイミングコントロールを行なうウエ
イトコントロール部(WAIT―CTL)であり、
CPU10より送出されたメモリリクエスト信号
(MRQ)を受け、キヤラクタクロツク(CH―
CLK)に同期するタイミングをもつてV―RAM
アクセス完了まで待ち信号(WAIT)をCPU1
0へ送出する。202はV―RAMアクセスのた
めの各種制御信号を発生するタイミングジエネレ
ータ(TEM―GEN)であり、CPU10より送出
されたメモリライト要求信号(MWR)を受け
て、これに従うアドレスセレクト信号(SEL)を
出力するとともに、ライトイネーブル信号
(WE)、カラムアドレスセレクト信号(CAS)、
ロウアドレスセレクト信号(RAS)等を出力す
る。203は、CPU10より送出されたポート
アドレス(PORT―ADR)を受けて、これをデ
コードし、S―BMW信号(後述するビツトマス
クメモリ(BMM)へのライトストローブ信号)、
S―BMA信号(後述するビツトマスクメモリア
ドレスレジスタ(BAR)へのデータセツトスト
ローブ信号)等を得るデコーダである。204
は、V―RAM21の書込み動作を任意のビツト
へのみ特定して作用させ、V―RAM21上での
任意のビツト修飾を可能とするビツトマスク部で
あり、その具体的な構成は第3図及び第4図に示
される。
第3図は上記ビツトマスク部204の構成を示
すブロツク図である。図中、301は指定された
ビツトマスクパターンの発生機能、及びそのビツ
トパターンの選択的な反転出力機能を有してなる
ビツトマスクバンク(BIT―MASK―BANK)
であり、具体的な構成は後に第4図を参照して説
明する。302,302,…は上記ビツトマスク
バンク301より出力されるビツトマスクパター
ン(BM0,BM1,…BM7)をライトイネーブル
信号(WE)に従うタイミングをもつて出力し、
予め対応付けされたV―RAM21の各メモリブ
ロツク(M0,M1,…M7)に個別に、ライトイ
ネーブル信号(01,…7)として供
給する出力ゲートである。
第4図は上記第3図に示すビツトマスクバンク
301の構成を示すブロツク図である。図中、4
01は複数種のビツトマスクパターン(各1バイ
ト)を記憶するビツトマスクメモリ(以下BMM
と称す)であり、ここでは16バイトの記憶容量を
もつRAMによつて構成され、16種のビツトマス
クパターンを記憶可能としている。402は上記
BMM401へのビツトマスクパターンのライト
時、及びリード時における4ビツトのアドレス
(AR0,AR1,AR2,AR3)、及び各1ビツトの
BMMセレクト信号()、ビツトマスクパター
ンの反転制御信号(EXO)等、計6ビツトのア
ドレス及び制御信号をラツチするビツトマスクメ
モリアドレスレジスタ(以下BARと称す)であ
る。403は上記BAR402より出力される反
転制御信号(EXO)の“1”出力を受けること
により、ライトイネーブル信号(WE)の出力タ
イミングに伴いセツト/リセツト動作を繰返すマ
スクビツトパターン反転制御用のフリツプフロツ
プである。404は上記フリツプフロツプ403
より出力される自動反転切換信号(以下EXDT
信号と称す)に従い、BMM401より出力され
るビツトマスクパターンを反転/非反転出力する
排他的論理和ゲートアレイ(以下EX―OR回路
と称す)である。405はBMM401の非アク
セス時(=“1”)においてEX―OR回路40
4の各出力ビツト(BM0,BM1,…BM7)値を
“1”レベルとし、ビツトマスク機能を無効化す
るためのプルアツプ抵抗モジユールである。
第5図乃至第8図はそれぞれ一実施例における
動作を説明するための図であり、第5図はBMM
401に書込まれたビツトマスクパターンの一例
を示す図、第6図はパターン処理されるパイチヤ
ートの一例を示す図、第7図及び第8図はそれぞ
れV―RAM21上におけるパターン処理動作を
説明するための図である。
ここで第1図乃至第8図を参照して一実施例の
動作を説明する。CRT表示回路20のV―RAM
21へのアクセスは、CPU10、及びCRT―C
22より選択的に行なわれる。通常時における
CRT画面のリフレツシユを行なうタイミングで
は、タイミングゲートコントロール部24のタイ
ミングジエネレータ202より発生されるアドレ
スセレクト信号(SEL)が、CRT―C22のメ
モリアドレス(MM)を選択指定しており、従つ
てこのメモリアドレス(MA)がアドレスセレク
タ23により選択され、V―RAMアドレスデー
タ(VRAD)としてV―RAM21に与えられ
る。この際は、V―RAM21より読出された表
示ドツトデータがシフトレジスタ26にロードさ
れた後、シフトアウトされ、ビツトシリアルのビ
デオ信号(VID)としてCRT表示部に送られる。
一方、CPU10からのV―RAMアクセス要求
は、タイミングゲートコントロール部24のウエ
イトコントロール部201にメモリリクエスト信
号(MRQ)が与えられることによつてなされ
る。この際は、V―RAM21へのメモリアドレ
スとしてプロセツサアドレス(PA)が供給され、
更には、ライトデータがデータバツフア25に用
意される、又はリードデータがデータバツフア2
5を介してCPUバス30に導かれる等の動作が
伴う。これらの動作はタイミングゲートコントロ
ール部24より出力される信号にもとづいて行な
われる。タイミングゲートコントロール部24の
ウエイトコントロール部201は、CPU10に
対して、V―RAM21のメモリアクセスが完了
するまで待ち信号(WAIT)を送出する。又、
タイミングゲートコントロール部24のタイミン
グジエネレータ202は、CPU10がV―RAM
アクセス可能なタイミングになると、アドレスセ
レクタ23に対し、プロセツサアドレス(PA)
を選択指定する内容のアドレスセレクト信号
(SEL)を出力する。更に、タイミングゲートコ
ントロール部24は、V―RAM21を制御する
ためのロウアドレスセレクト信号(RAS)、カラ
ムアドレスセレクト信号(CAS)、ライトイネー
ブル信号(WE)等を出力する。これら信号のう
ち、ロウアドレスセレクト信号(RAS)、及びカ
ラムアドレスセレクト信号(CAS)は、そのま
まのタイミングでV―RAM21に供給される。
又、ライトイネーブル信号(WE)は、CPU10
からメモリライト要求(MWR)が発生し、V―
RAM21へのCPUアクセスがなれる際に、V―
RAM21が必要するタイミングで出力され、ビ
ツトマスク部204に供給される。ビツトマスク
部204のビツトマスクバンク301に設けられ
たBMM401はCPU10からみると一つのアド
レスレジスタ部として定義されていて、任意のデ
ータを書込み続出すことができるようになつてお
り、デコーダ203より出力されるS―BMW信
号、S―BMA信号等を制御信号として書込み読
出し制御される。この際のビツトマスク部204
の具体的な動作については後に第4図乃至第8図
を参照して詳述する。而して上記したライトイネ
ーブル信号(WE)はビツトマスク部204のビ
ツトマスクバンク301、及び各出力ゲート30
2,302,…に共通に供給され、このライトイ
ネーブル信号(WE)のタイミングで、ビツトマ
スクエンク301より出力されたビツトマスクパ
ターン(BM0,BM1,…BM7)のセツト出力
(“1”)に対応するV―RAM21上のビツト位
置即ちメモリブロツク(Mi)にのみライトイネ
ーブル信号(i)を出力する。このようにする
ことによつて、V―RAM21への書込みは、V
―RAM21上において、所望のビツトに対して
のみ行なうことができる。例えばV―RAM21
の或るアドレスへのデータライト時において、ビ
ツトマスクバンク301の出力(BM7,BM1
…BM0)が、“00001000”であれば、ライトイネ
ーブル信号(3)が“0”レベルとなつて、
V―RAM21のメモリブロツクM3のみが選択さ
れ、書込み可能となる。この際、書込みデータと
して、all“1”(データ“FF”HEX)を与えること
によりビツト3をオンすることができ、又、all
“0”(データ“00”HEX)を与えることによりビツ
ト3をオフすることができる。
ここで第4図乃至第8図を参照しながら、ビツ
トマスク処理による書込み動作を更に具体的に説
明する。先ずV―RAM21へバイト単位で表示
ドツトパターンを書込む際は、ビツトマスク機能
を無効化すべく、CPU10のBARデータセツト
により、BAR402のビツト4(Q4)に“1”
がセツトされる。これによりBMMセレクト信号
()が“1”となり、BMM401のアクセス
が禁止される。この際は、BMM401の各ビツ
ト出力がプルアツプ抵抗モジユール405の作用
によつてすべて“1”レベルとなる。この値は、
そのままビツトマスクバンク出力(BM0,BM1
…BM7)となつて、出力ゲート302,302,
…302を介し有意レベル(“0”レベル)のラ
イトイネーブル信号(01,…7)と
して、V―RAM21の各メモリブロツク(M0
M1,…M7)に供給される。従つてV―RAM2
1の各メモリブロツク(M0,M1,…M7)が書
込み可能な状態となり、ビツトマスク機能は無効
化された状態となる。
次にBMM401を使用する場合について説明
する。初期設定時において、CPU10は、BMM
401に、第5図に示すようなビツトマスクパタ
ーン書込む必要がある。このビツトマスクパター
ンの書込みは、先ず、BMAポートに対するOUT
命令の実行で、BAR402のビツト4(D4)を
“0”(=“0”)にし、ビツト0〜3(D0
D3)にBMMライトアドレスをセツトする。その
後、BMWポートに対するOUT命令の実行で、
そのアドレスに対するビツトマスクパターンを
BMM401に書込む。このような動作を繰返し
実行して、第5図に示すようなADR=1〜15の
各番地にそれぞれ固有のビツトマスクパターンを
書込む。ここでは、第5図に示される如く、
ADR=1〜7の番地まで、そのアドレス値と同
じ数(ビツト数)だけ、上位のビツトをマスクす
るパターンとし、ADR=8〜15の番地は、上位
ビツトより順次1ビツト単位で“1”を立て、各
1ビツト毎にマスクを解除して、それぞれ1ドツ
ト書込み用マスクパターンとしている。ここで、
ADR=0の番地は、値が定められておらず、
ADR=1〜15の番地にない値でマスクする必要
が生じた際に、その値(ビツトマスクパターン)
を書込むための番地として用いられる。
ここで、BAR402のビツト5(Q5)より出
力される反転制御信号(EXO)とフリツプフロ
ツプ403とによるパターンの自動反転処理(補
数発生)動作について説明する。BAR402の
ビツト5(Q5)が“1”になると、BMM401
より出力されるビツトマスクパターンをBMM書
込み動作に伴つて交互に反転、非反転出力する所
謂自動反転処理が可能となる。即ち、BAR40
2のビツト5(Q5)より出力される反転制御信
号(EXO)が“1”になると、フリツプフロツ
プ403は動作可能となり、ライトイネーブル信
号(WE)が出力される度にそのパルスの後縁で
反転する。このフリツプフロツプ403より出力
される、V―RAM書込み動作毎に反転(セツ
ト/リセツト)するEXDT信号は、EX―OR回
路404に供給される。EX―OR回路404は、
EXDT=“1”のとき、BMM401の各ビツト
出力を反転し、又、EXDT=“0”のとき反転せ
ずに、これをビツトマスクバンク出力(BM0
BM1,…BM7)とする。このEX―OR回路40
4より出力されるビツトマスクバンク出力
(BM0,BM1,…BM7)は出力ゲート302,3
02,…を介し、ライトイネーブル信号(0
WE1,…7)として、V―RAM21の対応す
るメモリブロツク(M0,M1,…M7)に供給さ
れる。このように、V―RAM21の書込み動作
に伴つて、ビツトマスクパターンを交互に反転、
非反転処理し出力する機能は、後述のビツトずら
し書込み処理において有効に使用される。
次に、円パターンを書込む場合の動作について
第7図を参照して説明する。円を書込む場合、プ
ログラムにより円周の位置座標を計算し、1ドツ
ト毎にプロツトする。今、第7図のラスタアドレ
スRA=7,左側のキヤラクタポジシヨンのドツ
ト座標DP=2(座標の原点は画面の左上におかれ
ることから、座標値は左から右、上から下の順に
なる)にプロツトする場合を例にとる。円周の計
算によりX,Y座標が得られ、このX,Y座標を
8で割つた商よりキヤラクタポジシヨンが得られ
る。余りの部分はそれぞれそのキヤラクタにおけ
るドツト位置(DP)とラスターアドレス(RA)
を示す。ここでは上記計算の結果、左側キヤラク
タポジシヨンのRA=7,DP=2となつた場合
を例にとつている。この際、BMM401には上
述の如く、第5図に示すビツトマスクパターンが
予め書込まれている。CPU10はDP=2である
ことから、この値(“0010”)に、BMMアドレス
生成のためのデータ“001000”を論理和加算し、
“001010”のBARデータを得る。尚上記した
“001000”のデータは、下位4ビツト(“1000”)
がADR=8すなわち1ドツト書込みのための最
初のドツトマスクパターンが記憶されたBMMア
ドレスを表わし、上位の2ビツトが、EXO=
“0”(自動反転動作の禁止)、CS=“0”(BMM
動作可)とすることを表わしている。而して上記
論理和加算によつて得られた“001000”のデータ
は、BAR402にセツトされる。このBAR40
2へのデータセツトは、CPU10が上記データ
(“××001000”)をCPUバス30に含まれるデー
タバス上に出力し、BMAポートに対するOUT命
令でS―BMA信号を出力させることによりなさ
れる。このBAR402にセツトされたデータに
もとづいてBMM401からは第7図に示す
ADR=10のビツトマスクパターン“00100000”
が出力される。これによつてV―RAM21のビ
ツト5に相当するメモリブロツク(M5)のみが
書込み可能な状態となり、CPU10が単にall
“1”(データ“F,F”HEX)をV―RAM21の
相当番地に書込むことによつて第7図のRA=
7,DP=2の座標位置に相当する1ドツトをオ
ンにすることができる。このようにして順次隣接
するドツトを書込んでゆくことにより円パターン
の書込みが行なえる。
次に第6図乃至第8図を参照して、文字のドツ
トずらし書込みの動作につき説明する。このよう
なドツトずらし書込みの機能は、例えば第6図に
示されるようなパイチヤートの書込み時において
有用とされる。図中のIJK等の文字は境界線のた
め少しずつずらさないとその領域内に収まらな
い。その他の文字もその領域の中心部に表示しよ
うとすると上下左右のずらし書込みが必要とな
る。ここで、上下のずらし書込みは通常の書込み
操作にラスタ位置の考慮を加えるだけで簡単に実
行できる。しかし左右方向のずらし書込みはプロ
グラム操作が非常に複雑となる。即ち、書込もう
とするキヤラクタのパターンより、必要なビツト
数をずらした左右2キヤラクタのパターンを作
り、その各々を以前に書込まれているパターンを
消さないように書込まなければならないからであ
る。このような複雑な操作を本発明では簡単な処
理により実行することができる。第8図は円周と
文字Bの間に文字Aのパターンを書込む途中の状
態を示している。以下この手順を説明する。先ず
CPU10は、BAR402にセツトする値(デー
タ)を準備した後、OUT命令の実行によりBAR
402にセツトする。この値はビツト7〜ビツト
0が“××100011”である。ここで、ビツト5=
“1”は反転制御信号EXOを“1”として上述の
自動反転処理を有効とし、ビツト4=“0”は
BMM401を動作可とし、ビツト3〜0
(“0011”)は3ビツトずらし書込みのための
BMMアドレス(ADR=3)を示している。こ
れにより、BMM401の出力は第7図から明ら
かなように“00011111”となり、V―RAM21
の下位5ビツト分のデータに相当するメモリブロ
ツク(M0,M1,…M4)が書込み可能となる。
CPU10は、文字パターンをフエツチし、必要
ビツト数(この例では3)ローテイトした後、左
側(表示位置n)のV―RAM相当番地に書込
む。この際、ビツトマスク作用により、右側のパ
ターン5ビツトが書込まれる。このV―RAM書
込み時におけるライトイネーブル信号(WE)の
後縁で、フリツプフロツプ403は反転し、これ
に伴つてビツトマスクバンク出力(BM0,BM1
…BM7)が“11100000”となる。ここでCPU1
0は同じデータを次の番地(表示位置n+1)に
書込む。この際ビツトマスク作用により左側のパ
ターン3ビツトが書込まれる。この書込み時にお
けるライトイネーブル信号(WE)の後縁でフリ
ツプフロツプ403は再び反転し、ビツトマスク
バンク出力(BM0,BM1,…BM7)が再び非反
転出力状態となる。このような動作が繰返し行な
われ、ずらし書込みが達成される。このように、
ずらし書込みを行なう際、そのビツト数をBAR
402に一度セツトした後、キヤラクタパターン
をローテイトしながら左右繰返して上から下
(RA=0→RA=7方向)へ書込んでゆくことに
よつてビツトずらし書込が行なえる。
このように、複数のビツトマスクパターンを用
意し、これを選択的に用いることにより、V―
RAM21への表示ドツトパターンの書込み、更
にはパターン操作が能率良く行なえる。又、複数
のビツトマスクパターンをアドレスと関連付けて
おくことによりプログラム操作が容易となる。
なお上記した実施例においては、ずらし書込み
を縦方向に連続して書込む場合を例にとつたが、
例えば漢字パターンのような複数領域に書込む場
合、更には横方向に連続して書込む場合等におい
ても容易に本発明を実現できる。又、BMMをキ
ヤラクタジエネレータとすることにより、文字と
文字の重ね合わせ表示、文字とグラフイツクパタ
ーンの重ね合わせ表示等を同一V―RAM上で実
現可能となる。
〔発明の効果〕
以上詳記したように本発明によれば、ダイナミ
ツク型メモリにより構成されたビデオRAMをも
つ表示装置において、前記ビデオRAMへの表示
パターンの書込み制御を簡素化でき、処理を高速
化できるとともに、表示パターンのビツトずらし
処理等、複雑なパターン処理を容易に効率良く実
行でき、これによつてグラフイツク表示機能の拡
充並びに高性能化を実現できるビデオRAM書込
み制御装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するためのもの
で、第1図は本発明の一実施例における全体の構
成を示すブロツク図、第2図は上記第1図に示す
タイミングゲートコントロール部の構成を示すブ
ロツク図、第3図は上記第2図に示すビツトマス
ク部の構成を示すブロツク図、第4図は上記第3
図に示すビツトマスクバンクの構成を示すブロツ
ク図、第5図は上記実施例におけるビツトマスク
メモリの記憶パターンを示す図、第6図乃至第8
図はそれぞれ一実施例の動作を説明するための書
込みパターン例を示す図である。 10…処理装置(CPU)、20…CRT表示回
路、21…ビデオRAM(V―RAM)、22…
CRT表示制御部(CRT―C)、23…アドレス
セレクタ(ADR―SEL)、24…タイミングゲー
トコントロール部(TIM・G―CTL)、25…デ
ータバツフア(DATA―BUF)、26…シフトレ
ジスタ(SHIFT―REG)、30…CPUバス、2
01…ウエイトコントロール部(WAIT―
CTL)、202…タイミングジエネレータ(TIM
―GEN)、203…ポートアドレスデコーダ
(DEC)、204…ビツトマスク部、301…ビ
ツトマスクバンク(BIT―MASK―BANK)、3
02,302,…出力ゲート、401…ビツトマ
スクメモリ(BMM)、402…ビツトマスクメ
モリアドレスレジスタ(BAR)、403…フリツ
プフロツプ、404…排他的論理和ゲートアレイ
(EX―OR)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1ビツト×Mワードの記憶容量を有するn個
    の記憶素子から構成され、文字、或いは、図形な
    どを構成するドツトパターンと1ドツトあたり少
    なくとも1ビツトの記憶位置に記憶するドツトリ
    フレツシユ型のビデオRAMと、このビデオ
    RAMに供給されるnビツト幅の書き込みデータ
    の特定ビツトのデータのみを前記ビデオRAMに
    書き込むため、前記特定のビツト位置にフラグを
    立てたnビツト幅のビツトマスク情報を複数個保
    持するメモリと、このメモリに対しアドレス情報
    を供給し、特定のビツトマスク情報を選択して出
    力せしめる手段と、前記ビデオRAMにnビツト
    幅のデータが供給されたタイミングで前記ビデオ
    RAMに対し書き込み許可信号を出力する書き込
    み制御回路と、この制御回路より出力される書き
    込み許可信号と前記メモリより読み出されたビツ
    トマスク情報との論理積をとり、前記n個の記憶
    素子のうち、前記特定のビツト位置に対応する素
    子にのみ前記書き込み許可信号を供給する手段と
    を具備することを特徴としたビデオRAM書込み
    制御装置。
JP57163425A 1982-09-20 1982-09-20 ビデオram書込み制御装置 Granted JPS5952291A (ja)

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JP57163425A JPS5952291A (ja) 1982-09-20 1982-09-20 ビデオram書込み制御装置
DE8383108835T DE3380465D1 (en) 1982-09-20 1983-09-07 Video ram write control apparatus
EP83108835A EP0106121B1 (en) 1982-09-20 1983-09-07 Video ram write control apparatus
US06/913,605 US4727363A (en) 1982-09-20 1986-09-29 Video ram write control apparatus

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JPS5952291A JPS5952291A (ja) 1984-03-26
JPS6330633B2 true JPS6330633B2 (ja) 1988-06-20

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