JP2696509B2 - データ端末装置の制御方式 - Google Patents
データ端末装置の制御方式Info
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- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
- H04Q11/0428—Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、データ端末装置の制御方式に関する。
[従来技術]
近年、加入者伝送系を含む通信網(電話網)をデジタ
ル化して、網の経済化および品質の向上を計るととも
に、多様なサービスを提供するISDN(Integrated Servi
ces Digital Network)が構想されており、その標準化
作業がCCITT(国際電信電話諮問委員会)により行なわ
れている。 ISDNにおける網とユーザ側の端末装置との接続形態は
バス形式であり、現時点でのCCITTの勧告によれば、ISD
Nにおけるユーザ・網インタフェースには、基本インタ
フェースと1次群インタフェースの2種類がある。 基本インタフェースでは、1つのバスに8つまでの端
末装置を接続することができる。また、1つのバスに
は、情報チャネルとなる2つのBチャネル(64Kbps)、
および、網との呼接続等を制御するための信号チャネル
となる1つのDチャネル(16Kbps)が多重化されてい
る。なお、2つの情報チャネルは128Kbpsの1つの情報
チャネルとして用いることができ、また、Dチャネルを
制限付ではあるが情報チャネルとして使用することがで
きる。 基本インタフェースを用いた場合のユーザ側の構成例
を第4図に示す。 ISDNにおいて、端末装置を網に接続するための基本イ
ンタフェースを提供する網終端装置NT1,NT2には、ユー
ザ側に主配線バスMB1,MB2が接続されている。 主配線バスMB1には、ソケットST11,ST12,ST13,…を介
して、ISDN端末装置であるグループ4ファクシミリ装置
(以下、単にファクシミリ装置という)GF11,GF12ある
いはデジタル電話機DT1が接続される。同様に、主配線
バスMB2には、ソケットST21,ST22,ST23,…を介して、フ
ァクシミリ装置GF21,GT22あるいはデジタル電話機DT2が
接続される。なお、これらの主配線バスMB1,MB2には、
8つまでのISDN端末装置を接続することができる。 また、主配線バスMB1,MB2は、物理的には送受2回路
の4線の伝送路であるが、2つの情報チャネルB1,B2
(Bチャネル)および1つの信号チャネルDが多重化さ
れている。 例えば、ファクシミリ装置GF11がファクシミリ装置GF
21に画情報を伝送しようとする場合、まず、ファクシミ
リ装置GF11は、信号チャネルDのアクセス権を得る。そ
して、この信号チャネルDを用い、網に情報チャネルB1
(またはB2)を用いて宛先と接続するように要求する。 そのときに、情報チャネルB1(またはB2)が、主配線
バスMB1に接続されている他の端末装置により使用され
ていず、かつ、宛先のファクシミリ装置21が通信中でな
い場合には、網はファクシミリ装置GF11とファクシミリ
装置GF21を接続する。 これにより、それ以降は、ファクシミリ装置GF11とフ
ァクシミリ装置GF21の間で所定のグループ4ファクシミ
リ伝送手順が実行されて画情報が伝送される。 その画情報伝送を終了すると、ファクシミリ装置GF11
が網に対して呼を切断するように要求し、それによっ
て、ファクシミリ装置GF11およびファクシミリ装置GF21
の網に対する伝送路が切断される。 さて、上述した基本インタフェースでは、1つの主配
線バスに8つまでの端末装置接続されるのに対して、情
報チャネル数が2なので、1つ端末装置が網に対して呼
接続を要求したときに、2つの情報チャネルが両方とも
使用中になっている場合がある。 かかる場合、新たに呼接続を要求した端末装置は、情
報チャネルが使用している端末装置のデータ伝送が終了
するまで待たなければならないという不都合を生じる。 [目的] 本発明は、かかる従来技術の不都合を解消するために
なされたものであり、情報チャネルが閉塞しているとき
でも他の端末装置が情報伝送を実現できるデータ端末装
置の制御方式を提供することを目的とする。 [構成] 本発明は、この目的を達成するために、情報チャネル
が閉塞中のときに呼接続要求が発生した場合には、信号
チャネルを用いて情報伝送を行うようにしたものであ
る。 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。 第1図は、本発明の一実施例にかかるグループ4ファ
クシミリ装置を示している。なお、このグループ4ファ
クシミリ装置は、第4図に示したグループ4ファクシミ
リ装置と同様に、ISDN(以下、網という)を伝送路とし
て使用するものであり、この場合、基本インタフェース
に接続しているものとする。 同図において、スキャナ1は原稿画像を所定の解像度
で読み取るためのものであり、プロッタ2は記録画像を
所定の解像度で記録出力するためのものであり、画像メ
モリ3は画像を蓄積するためのものであり、符号化復号
化部4は画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮
された画情報を元の画信号に復号化するものである。な
お、画像メモリ3には、符号化圧縮された状態で画情報
が蓄積される。 操作表示部5はこのグループ4ファクシミリ装置を操
作するためのものであり、その操作に必要な種々の操作
キーおよび表示器からなる。 システム制御部6はこのグループ4ファクシミリ装置
の各部動作を制御するためのものであり、通信制御部7
は網を伝送路として用いるための伝送制御およびグルー
プ4ファクシミリ装置による画情報伝送時の伝送制御を
実現するためのものである。 回線インタフェース8はこのグループ4ファクシミリ
装置を網に接続するためのものであり、ソケットSTを介
して主配線バスMBに接続される。 以上の構成で、グループ4ファクシミリ装置相互間で
データ伝送する場合、まず、第2図に示すように、発呼
側装置は、信号チャネルDを用いて網に対して呼設定メ
ッセージS1を送出し、相手装置との通信パスの設定を要
求する。なお、以下の説明で、発呼側装置または着呼側
装置と網の間における伝送手順制御のためのメッセージ
のやりとりは、信号チャネルDを用いて行なわれる。 これにより、網は発呼側装置と情報チャネルB(また
はD)を接続するとともに着呼側装置に呼設定メッセー
ジS2を送出する。また、網は、発呼側装置に対して呼の
処理を開始したことを通知する呼設定受付メッセージS3
を送出する。 着呼側装置が呼出しを開始すると、呼出メッセージS4
が着呼側装置から網に送出される。これにより、網は発
呼側装置に呼出メッセージS5を送出する。 着呼側装置が、呼の設定要求に対して通信パスの確立
を要求/通知する応答メッセージS6を網に送出すると、
網は着呼側装置と情報チャネルBを接続するとともに、
発呼側装置に対して応答メッセージS7を送出する。ま
た、網は、着呼側装置に応答確認メッセージS8を送出す
る。 このようにして、発呼側装置と着呼側装置との間に、
通信パスが確立すると、発呼側装置と着呼側装置による
グループ4ファクシミリ伝送S9が実行され、画情報が伝
送される。 画情報の伝送が終了すると、発呼側装置は通信パスの
解放を要求する切断メッセージS10を網に送出する。そ
れにより、網は着呼側装置に切断メッセージS11を送出
する。 これに対し、着呼側装置は、通信パスの解放を確認す
るための解放メッセージS12を網に送出する。それによ
り、網は解放メッセージS13を発呼側装置に送出する。
その結果、発呼側装置と着呼側装置の間の通信パスが解
放される。 また、発呼側装置は解放完了メッセージS14を網に送
出する。それにより、網は解放完了メッセージS15を着
呼側装置に送出する。 これにより、呼の接続が終了する。 以上のような手順で、発呼側装置と着呼側装置の間に
通信パスが設定され、グループ4ファクシミリ伝送手順
による画情報伝送が行なわれ、通信パスが解放される。 なお、このようにISDNを使用する場合の網機能との伝
送手順の細部は、本発明に直接関係しないので、その説
明を省略する。 さて、発呼側装置は、このような手順で相手装置を画
情報伝送を行なう場合、網に対して呼設定メッセージS1
を送出して相手装置との通信パスの設定を要求するとき
に、第3図のような処理を行なう。 まず、発呼側装置は、勝ち残り制御手順(CCITT勧告
I.430参照)により信号チャネルDを獲得し、使用する
情報チャネルの種類、伝達機能の種別、および、宛先
(着信者番号)等を設定した呼設定メッセージS1を、信
号チャネルDを用いて網に送出する(処理100)。 このとき、網は、発呼側装置が接続している基本イン
タフェースの2つの情報チャネルB1,B2のうちの1つ以
上が空いている場合には、その1つを発呼側装置に割り
当てる。そして、指定された宛先がビジーでない場合、
割り当てた情報チャネルB1,B2を指定した発呼受付メッ
セージを応答する。それ以外の場合には、切断理由を示
す理由パラメータを付加した切断復旧メッセージを応答
する。 したがって、発呼側装置は、呼設定メッセージS1に対
して網から応答されたメッセージが、発呼受付メッセー
ジであるか切断復旧メッセージであるかを調べ(切断10
1,102)、判断101の結果がYESになる場合には、割り当
てられた情報チャネルB1,B2を用いた情報伝送を行なう
(処理104。) 判断102の結果がYESの場合、理由パラメータを解析
し、その原因が情報チャネルB1,B2が閉塞であるのか、
宛先がビジーであるのかを判断する(判断103,105)。 判断103の結果がYESになる場合、一旦情報チャネルB
1,B2での呼を切断し、改めて、信号チャネルDを情報チ
ャネルとして指定した呼設定メッセージS1を網に送出す
る(処理106)。 そして、その呼が受け付けられて、通信パスが設定さ
れると、信号チャネルDを情報チャネルとして使用した
情報伝送を行なう(処理107)。 判断105の結果がYESになる場合には、その時点で呼を
切断し(処理108)、再発呼手順に移行する。また、理
由パラメータの解析結果が、情報チャネル閉塞でも宛先
ビジーでもない場合(判断105の結果がNOの場合)、そ
の解析結果に対応した切断原因に対処するための処理
(処理109)を実行し、再発呼手順に移行する。 このようにして、情報チャネルが閉塞中で、宛先がビ
ジーでない場合には、信号チャネルDを情報チャネルと
して用いた情報伝送が行なわれる。 ここで、信号チャネルDは、同一の主配線バスMBに接
続されている端末装置で共有されるもの(共有リリース
(資源)であるので、CCITTの勧告によれば、1回に伝
送できるデータ量が制限されている。 すなわち、網との信号メッセージをやりとりするとき
には、1回の情報伝送につき最大128バイトまでのデー
タを伝送でき、伝送情報(パケット)をやりとりすると
きには、1回の情報伝送につき最大256バイトまでのデ
ータを伝送できる。 したがって、1つの端末装置が信号チャネルDを情報
チャネルとして使用した情報伝送を行なっているときで
も、同一の主配線バスMBに接続された他の端末装置がこ
の信号チャネルDを使用することができる。 これにより、情報チャネルB1,B2が閉塞中のときに
は、他の端末装置が信号チャネルDを情報チャネルとし
て使用することができるので、情報チャネルB1,B2を使
用中以外の端末装置が情報伝送することができる。 このように、本実施例では、宛先がビジーでない限
り、端末装置による情報伝送を実現することができる。 ただし、信号チャネルDによる情報伝送では、一度に
使用できるデータ量や伝送速度が情報チャネルB1,B2よ
りも格段に小さいので、優先度が高くかつデータ量の少
ないデータを伝送するときに、信号チャネルDを情報チ
ャネルに指定できるようにすることもできる。すなわ
ち、伝送するデータの種類等に応じて本発明の機能の指
定の有無を設定できるようにしてもよい。 ところで、上述した実施例では、ISDN端末装置として
グループ4ファクシミリ装置を使用した場合について説
明したが、それ以外のISDN端末装置を使用した場合にも
本発明を適用できる。 また、上述した実施例では、ISDNの基本インタフェー
スを使用する場合について説明したが、ISDNの1次群イ
ンタフェース等の他のインタフェースを使用する場合に
ついても、本発明を適用できる。 なお、上述した実施例では、網としてISDNを使用した
場合について説明したが、それ以外の網、例えば、構内
交換装置を利用した私有網を使用する場合にも本発明を
適用できる。 [効果] 以上説明したように、本発明によれば、情報チャネル
が閉塞中のときに呼接続要求が発生した場合には、各端
末装置に共有される信号チャネルを用いて情報伝送を行
なうようにしたので、情報チャネルが閉塞しているとき
にも他の端末装置が情報伝送を実現できるという効果を
得る。
ル化して、網の経済化および品質の向上を計るととも
に、多様なサービスを提供するISDN(Integrated Servi
ces Digital Network)が構想されており、その標準化
作業がCCITT(国際電信電話諮問委員会)により行なわ
れている。 ISDNにおける網とユーザ側の端末装置との接続形態は
バス形式であり、現時点でのCCITTの勧告によれば、ISD
Nにおけるユーザ・網インタフェースには、基本インタ
フェースと1次群インタフェースの2種類がある。 基本インタフェースでは、1つのバスに8つまでの端
末装置を接続することができる。また、1つのバスに
は、情報チャネルとなる2つのBチャネル(64Kbps)、
および、網との呼接続等を制御するための信号チャネル
となる1つのDチャネル(16Kbps)が多重化されてい
る。なお、2つの情報チャネルは128Kbpsの1つの情報
チャネルとして用いることができ、また、Dチャネルを
制限付ではあるが情報チャネルとして使用することがで
きる。 基本インタフェースを用いた場合のユーザ側の構成例
を第4図に示す。 ISDNにおいて、端末装置を網に接続するための基本イ
ンタフェースを提供する網終端装置NT1,NT2には、ユー
ザ側に主配線バスMB1,MB2が接続されている。 主配線バスMB1には、ソケットST11,ST12,ST13,…を介
して、ISDN端末装置であるグループ4ファクシミリ装置
(以下、単にファクシミリ装置という)GF11,GF12ある
いはデジタル電話機DT1が接続される。同様に、主配線
バスMB2には、ソケットST21,ST22,ST23,…を介して、フ
ァクシミリ装置GF21,GT22あるいはデジタル電話機DT2が
接続される。なお、これらの主配線バスMB1,MB2には、
8つまでのISDN端末装置を接続することができる。 また、主配線バスMB1,MB2は、物理的には送受2回路
の4線の伝送路であるが、2つの情報チャネルB1,B2
(Bチャネル)および1つの信号チャネルDが多重化さ
れている。 例えば、ファクシミリ装置GF11がファクシミリ装置GF
21に画情報を伝送しようとする場合、まず、ファクシミ
リ装置GF11は、信号チャネルDのアクセス権を得る。そ
して、この信号チャネルDを用い、網に情報チャネルB1
(またはB2)を用いて宛先と接続するように要求する。 そのときに、情報チャネルB1(またはB2)が、主配線
バスMB1に接続されている他の端末装置により使用され
ていず、かつ、宛先のファクシミリ装置21が通信中でな
い場合には、網はファクシミリ装置GF11とファクシミリ
装置GF21を接続する。 これにより、それ以降は、ファクシミリ装置GF11とフ
ァクシミリ装置GF21の間で所定のグループ4ファクシミ
リ伝送手順が実行されて画情報が伝送される。 その画情報伝送を終了すると、ファクシミリ装置GF11
が網に対して呼を切断するように要求し、それによっ
て、ファクシミリ装置GF11およびファクシミリ装置GF21
の網に対する伝送路が切断される。 さて、上述した基本インタフェースでは、1つの主配
線バスに8つまでの端末装置接続されるのに対して、情
報チャネル数が2なので、1つ端末装置が網に対して呼
接続を要求したときに、2つの情報チャネルが両方とも
使用中になっている場合がある。 かかる場合、新たに呼接続を要求した端末装置は、情
報チャネルが使用している端末装置のデータ伝送が終了
するまで待たなければならないという不都合を生じる。 [目的] 本発明は、かかる従来技術の不都合を解消するために
なされたものであり、情報チャネルが閉塞しているとき
でも他の端末装置が情報伝送を実現できるデータ端末装
置の制御方式を提供することを目的とする。 [構成] 本発明は、この目的を達成するために、情報チャネル
が閉塞中のときに呼接続要求が発生した場合には、信号
チャネルを用いて情報伝送を行うようにしたものであ
る。 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。 第1図は、本発明の一実施例にかかるグループ4ファ
クシミリ装置を示している。なお、このグループ4ファ
クシミリ装置は、第4図に示したグループ4ファクシミ
リ装置と同様に、ISDN(以下、網という)を伝送路とし
て使用するものであり、この場合、基本インタフェース
に接続しているものとする。 同図において、スキャナ1は原稿画像を所定の解像度
で読み取るためのものであり、プロッタ2は記録画像を
所定の解像度で記録出力するためのものであり、画像メ
モリ3は画像を蓄積するためのものであり、符号化復号
化部4は画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮
された画情報を元の画信号に復号化するものである。な
お、画像メモリ3には、符号化圧縮された状態で画情報
が蓄積される。 操作表示部5はこのグループ4ファクシミリ装置を操
作するためのものであり、その操作に必要な種々の操作
キーおよび表示器からなる。 システム制御部6はこのグループ4ファクシミリ装置
の各部動作を制御するためのものであり、通信制御部7
は網を伝送路として用いるための伝送制御およびグルー
プ4ファクシミリ装置による画情報伝送時の伝送制御を
実現するためのものである。 回線インタフェース8はこのグループ4ファクシミリ
装置を網に接続するためのものであり、ソケットSTを介
して主配線バスMBに接続される。 以上の構成で、グループ4ファクシミリ装置相互間で
データ伝送する場合、まず、第2図に示すように、発呼
側装置は、信号チャネルDを用いて網に対して呼設定メ
ッセージS1を送出し、相手装置との通信パスの設定を要
求する。なお、以下の説明で、発呼側装置または着呼側
装置と網の間における伝送手順制御のためのメッセージ
のやりとりは、信号チャネルDを用いて行なわれる。 これにより、網は発呼側装置と情報チャネルB(また
はD)を接続するとともに着呼側装置に呼設定メッセー
ジS2を送出する。また、網は、発呼側装置に対して呼の
処理を開始したことを通知する呼設定受付メッセージS3
を送出する。 着呼側装置が呼出しを開始すると、呼出メッセージS4
が着呼側装置から網に送出される。これにより、網は発
呼側装置に呼出メッセージS5を送出する。 着呼側装置が、呼の設定要求に対して通信パスの確立
を要求/通知する応答メッセージS6を網に送出すると、
網は着呼側装置と情報チャネルBを接続するとともに、
発呼側装置に対して応答メッセージS7を送出する。ま
た、網は、着呼側装置に応答確認メッセージS8を送出す
る。 このようにして、発呼側装置と着呼側装置との間に、
通信パスが確立すると、発呼側装置と着呼側装置による
グループ4ファクシミリ伝送S9が実行され、画情報が伝
送される。 画情報の伝送が終了すると、発呼側装置は通信パスの
解放を要求する切断メッセージS10を網に送出する。そ
れにより、網は着呼側装置に切断メッセージS11を送出
する。 これに対し、着呼側装置は、通信パスの解放を確認す
るための解放メッセージS12を網に送出する。それによ
り、網は解放メッセージS13を発呼側装置に送出する。
その結果、発呼側装置と着呼側装置の間の通信パスが解
放される。 また、発呼側装置は解放完了メッセージS14を網に送
出する。それにより、網は解放完了メッセージS15を着
呼側装置に送出する。 これにより、呼の接続が終了する。 以上のような手順で、発呼側装置と着呼側装置の間に
通信パスが設定され、グループ4ファクシミリ伝送手順
による画情報伝送が行なわれ、通信パスが解放される。 なお、このようにISDNを使用する場合の網機能との伝
送手順の細部は、本発明に直接関係しないので、その説
明を省略する。 さて、発呼側装置は、このような手順で相手装置を画
情報伝送を行なう場合、網に対して呼設定メッセージS1
を送出して相手装置との通信パスの設定を要求するとき
に、第3図のような処理を行なう。 まず、発呼側装置は、勝ち残り制御手順(CCITT勧告
I.430参照)により信号チャネルDを獲得し、使用する
情報チャネルの種類、伝達機能の種別、および、宛先
(着信者番号)等を設定した呼設定メッセージS1を、信
号チャネルDを用いて網に送出する(処理100)。 このとき、網は、発呼側装置が接続している基本イン
タフェースの2つの情報チャネルB1,B2のうちの1つ以
上が空いている場合には、その1つを発呼側装置に割り
当てる。そして、指定された宛先がビジーでない場合、
割り当てた情報チャネルB1,B2を指定した発呼受付メッ
セージを応答する。それ以外の場合には、切断理由を示
す理由パラメータを付加した切断復旧メッセージを応答
する。 したがって、発呼側装置は、呼設定メッセージS1に対
して網から応答されたメッセージが、発呼受付メッセー
ジであるか切断復旧メッセージであるかを調べ(切断10
1,102)、判断101の結果がYESになる場合には、割り当
てられた情報チャネルB1,B2を用いた情報伝送を行なう
(処理104。) 判断102の結果がYESの場合、理由パラメータを解析
し、その原因が情報チャネルB1,B2が閉塞であるのか、
宛先がビジーであるのかを判断する(判断103,105)。 判断103の結果がYESになる場合、一旦情報チャネルB
1,B2での呼を切断し、改めて、信号チャネルDを情報チ
ャネルとして指定した呼設定メッセージS1を網に送出す
る(処理106)。 そして、その呼が受け付けられて、通信パスが設定さ
れると、信号チャネルDを情報チャネルとして使用した
情報伝送を行なう(処理107)。 判断105の結果がYESになる場合には、その時点で呼を
切断し(処理108)、再発呼手順に移行する。また、理
由パラメータの解析結果が、情報チャネル閉塞でも宛先
ビジーでもない場合(判断105の結果がNOの場合)、そ
の解析結果に対応した切断原因に対処するための処理
(処理109)を実行し、再発呼手順に移行する。 このようにして、情報チャネルが閉塞中で、宛先がビ
ジーでない場合には、信号チャネルDを情報チャネルと
して用いた情報伝送が行なわれる。 ここで、信号チャネルDは、同一の主配線バスMBに接
続されている端末装置で共有されるもの(共有リリース
(資源)であるので、CCITTの勧告によれば、1回に伝
送できるデータ量が制限されている。 すなわち、網との信号メッセージをやりとりするとき
には、1回の情報伝送につき最大128バイトまでのデー
タを伝送でき、伝送情報(パケット)をやりとりすると
きには、1回の情報伝送につき最大256バイトまでのデ
ータを伝送できる。 したがって、1つの端末装置が信号チャネルDを情報
チャネルとして使用した情報伝送を行なっているときで
も、同一の主配線バスMBに接続された他の端末装置がこ
の信号チャネルDを使用することができる。 これにより、情報チャネルB1,B2が閉塞中のときに
は、他の端末装置が信号チャネルDを情報チャネルとし
て使用することができるので、情報チャネルB1,B2を使
用中以外の端末装置が情報伝送することができる。 このように、本実施例では、宛先がビジーでない限
り、端末装置による情報伝送を実現することができる。 ただし、信号チャネルDによる情報伝送では、一度に
使用できるデータ量や伝送速度が情報チャネルB1,B2よ
りも格段に小さいので、優先度が高くかつデータ量の少
ないデータを伝送するときに、信号チャネルDを情報チ
ャネルに指定できるようにすることもできる。すなわ
ち、伝送するデータの種類等に応じて本発明の機能の指
定の有無を設定できるようにしてもよい。 ところで、上述した実施例では、ISDN端末装置として
グループ4ファクシミリ装置を使用した場合について説
明したが、それ以外のISDN端末装置を使用した場合にも
本発明を適用できる。 また、上述した実施例では、ISDNの基本インタフェー
スを使用する場合について説明したが、ISDNの1次群イ
ンタフェース等の他のインタフェースを使用する場合に
ついても、本発明を適用できる。 なお、上述した実施例では、網としてISDNを使用した
場合について説明したが、それ以外の網、例えば、構内
交換装置を利用した私有網を使用する場合にも本発明を
適用できる。 [効果] 以上説明したように、本発明によれば、情報チャネル
が閉塞中のときに呼接続要求が発生した場合には、各端
末装置に共有される信号チャネルを用いて情報伝送を行
なうようにしたので、情報チャネルが閉塞しているとき
にも他の端末装置が情報伝送を実現できるという効果を
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるグループ4ファクシ
ミリ装置を示したブロック図、第2図は網と端末装置と
の伝送手順の概略を示したタイムチャート、第3図は呼
設定時の端末装置の手順の一例を示したフローチャー
ト、第4図はISDNの概要を示した概略図である。 7……通信制御部、8……回線インタフェース、ST……
ソケット、MB……主配線バス。
ミリ装置を示したブロック図、第2図は網と端末装置と
の伝送手順の概略を示したタイムチャート、第3図は呼
設定時の端末装置の手順の一例を示したフローチャー
ト、第4図はISDNの概要を示した概略図である。 7……通信制御部、8……回線インタフェース、ST……
ソケット、MB……主配線バス。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.網との呼接続のために共有される信号チャネルと情
報チャネルが多重化されたバス形式の伝送路に複数接続
されるデータ端末装置の制御方式において、上記情報チ
ャネルが閉塞中のときに呼接続要求が発生した場合に
は、上記信号チャネルを用いて情報伝送することを特徴
とするデータ端末装置の制御方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62114819A JP2696509B2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | データ端末装置の制御方式 |
US07/193,600 US4888766A (en) | 1987-05-13 | 1988-05-13 | Multi-terminal control system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62114819A JP2696509B2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | データ端末装置の制御方式 |
Publications (2)
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