JP3149262B2 - Isdn端末装置の通信方法 - Google Patents

Isdn端末装置の通信方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発端末が、回線交換モ
ードで情報チャネル(以下、Bチャネルという)を介し
てデータ伝送する通信モード、またはパケット交換モー
ドで制御チャネル(以下、Dチャネルという)を介して
データ伝送する通信モードの呼設定で、着端末に発呼し
て呼接続し両者間でデータ伝送するISDN端末装置の
通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ISDNでは、一般加入者が利用する基
本インタフェースの1回線に、2つのBチャネルと1つ
のDチャネルとを有している。Bチャネルは、基本的に
情報伝送に使用されもので、Dチャネルは呼制御に使用
されるものである。
【0003】また、ISDNでは、1台の端末装置が2
つのBチャネルを同時に使用することができる。この特
徴を利用して、例えば、1台の端末装置が一方のBチャ
ネルで相手先と通信中に、他の相手先からの着呼に応答
して他方のBチャネルでその相手先とも同時に通信する
ということが従来から行なわれている。
【0004】このような同時通信機能を端末装置に備え
ることにより、他の端末装置がその端末装置に発呼した
際に、すでに通信中のために呼接続が拒否され通信不能
になる頻度が低下する。
【0005】しかしながら、上記同時通信機能を備えた
端末装置でも、すでに2つの相手先との同時通信実行中
に、さらに別の端末装置から着呼した場合には、着呼側
のBチャネルが2チャネルとも使用中であるため、通信
することができなかった。
【0006】一方、ISDNでは、1回線に複数台の端
末装置を接続することができる。そして、2台の端末装
置が、Bチャネルを1つずつ使用して同時に通信動作を
実行することができる。
【0007】このように2台の端末装置が通信動作中
に、その内の一方または同一回線の別の端末装置に対し
て、他局の端末装置が発呼したとする。この場合、着呼
側のBチャネルが2チャネルとも使用中であるため、上
記と同様に通信することができなかった。
【0008】ところで、ISDNでは、Dチャネルを利
用してパケット通信手順でデータ伝送することができ
る。この特徴を利用して、例えば、特開平2−2069
44号公報では、端末装置が発呼する際に、Bチャネル
でデータ伝送するかDチャネルでデータ伝送するかを選
択して、それぞれの方法で通信するようにしたものが提
案されているこの提案のように、BチャネルとDチャネ
ルの両方の通信機能を備えることにより、Bチャネルで
データ伝送する設定で発呼し、相手先のBチャネルがビ
ジーで通信できなかった場合には、Dチャネルでデータ
伝送する設定で再発呼することが考えられる。
【0009】しかしながら、この場合、オペレータは、
1つの設定で発信操作して通信できなかった場合、別の
設定に変更して再度発信動作しなくてはならず、発信操
作に手間がかかっていた。
【0010】一方、常にDチャネルのパケット通信手順
でデータ伝送するようにすれば、より確実に通信するこ
とができる。ところが、Dチャネルはデータ伝送速度が
低く、通信料金も割高になるため、伝送能率が悪かっ
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
発信して通信できなかった場合、発信操作をやり直さな
くてはならず操作が面倒であると共に、より確実に通信
するためにDチャネルでデータ伝送しようとすると、能
率が低下するという問題があった。
【0012】本発明は、上記の問題を解決し、発信操作
に手間をかけることなく、能率よく通信することができ
るISDN端末装置の通信方法を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、発
端末は、通常の通信モードであるBチャネルの回線交換
モードの呼設定で着端末に発呼して、着端末側のBチャ
ネルがビジーであった場合には、自動的にDチャネルの
パケット交換モードの呼設定に変更して再度発呼し、着
端末と呼接続してデータ伝送するようにしている。
【0014】
【作用】発端末が発呼した際に、着端末側のBチャネル
が空いている場合には、Bチャネルでデータ伝送するの
で、能率よく通信することができる。また、Bチャネル
がビジーであった場合には、自動的に再発呼してDチャ
ネルでデータ伝送するので、発信操作に手間がかかるこ
とがない。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例に係るファクシ
ミリ装置のブロック構成図を示したものである。図にお
いて、スキャナ1は、原稿画像を読み取み取るもので、
プロッタ2は、画像を記録紙に記録するものである。符
号化復号化部3は、送信する画情報をデータ圧縮する一
方、受信データを元の画情報に復元するものである。画
像メモリ4は、画情報を一時蓄積するものである。シス
テムメモリ5は、装置に予め登録しておく情報を格納し
たり、通信動作中に各種情報を一時格納したりするもの
である。
【0017】Dチャネル伝送制御部6は、Dチャネル上
の呼制御やパケット交換モードでのデータの伝送制御を
実行するものである。Bチャネル伝送制御部7は、Bチ
ャネル上の回線交換モードでのデータの伝送制御を実行
するものである。本実施例では、このBチャネル伝送制
御部7を2つ備え、2つのBチャネルを同時に使用する
ことができるようになっている。ISDNインタフェー
ス部8は、図示せぬ網終端装置を介してISDNに接続
され、ISDNに対してDチャネルとBチャネルの所定
の信号の送受信するものである。
【0018】操作表示部9は、オペレータが各種操作を
行なうと共に、装置が動作状態などを表示するものであ
る。システム制御部10は、上記各部を監視・制御する
マイクロコンピュータであり、画情報の送受信の際に
は、G4ファクシミリの既知の伝送制御を実行するもの
である。システムバス11は、上記各部が相互間で各種
データや制御信号をやりとりする信号ラインである。
【0019】以上の構成で、次に本実施例のファクシミ
リ装置間の通信動作を説明する。
【0020】発端末側のオペレータは、図2に示すよう
に、ファクシミリ装置に所定の操作で発信相手先を設定
して、発信動作を起動する(処理101)。
【0021】ファクシミリ装置は、起動すると、G4フ
ァクシミリの通常の通信モードの設定で呼設定メッセー
ジ「SETUP」を送出して、設定された相手先に発呼
する(処理102)。なお、この場合、呼設定メッセー
ジ「SETUP」の情報転送能力は「非制限デジタ
ル」、転送モードは「回線交換モード」、情報伝送速度
は「64kbps」という各種情報要素が設定される。
発端末となるこのファクシミリ装置は、発呼した後、I
SDNからの応答を監視する(処理103)。
【0022】ISDNは、図3・aに示すように、発端
末から呼設定メッセージ「SETUP」を受信すると、
着端末となるファクシミリ装置に呼設定メッセージ「S
ETUP」を送信する一方、発端末に呼設定受付メッセ
ージ「CALL PROC」を応答する。
【0023】着端末は、図4に示すように、常時呼設定
メッセージ「SETUP」の受信を監視している(処理
201のN)。そして、呼設定メッセージ「SETU
P」を受信すると(処理201のY)、Bチャネルが空
いているかどうかチェックする(処理202)。
【0024】いま、着端末側のISDN回線には、本実
施例のファクシミリ装置のほかに、他の端末装置がバス
接続されており、それらの他の端末装置が必要に応じて
Bチャネルを使用しているものとする。
【0025】従って、本実施例のファクシミリ装置が、
Bチャネルの空きチェックしたとき、Bチャネルが2チ
ャネルとも空いている場合と、1チャネルだけ空いてい
る場合と、両方ともビジーである場合とがある。
【0026】このファクシミリ装置は、Bチャネルが1
チャネルでも空いている場合には(処理202のY)、
応答してBチャネルで通常どおり通信する。すなわち、
ファクシミリ装置は、Bチャネルが空いていると、既知
手順で応答して相手先と呼接続する。そして、その時点
で他の通信を実行していない場合、2つあるBチャネル
伝送制御部7の一方を使用して、既知手順で画情報を伝
送する。一方、呼接続した時点で、すでに一方のBチャ
ネル伝送制御部7を使用して、他の相手先と通信してい
る場合には、空いている他方のBチャネル伝送制御部7
を使用して、着呼した相手先との間で画情報を伝送す
る。この場合、ファクシミリ装置は、2つの相手先と同
時通信することになる。
【0027】一方、ファクシミリ装置が、着呼したと
き、すでに上記同時通信を実行中であったり、他の端末
装置が通信中であるために、Bチャネルが2チャネルと
もビジーであったとする。この場合(処理202の
N)、受信した呼設定メッセージ「SETUP」がDチ
ャネルでのパケット通信を要求するものであるかどうか
判別する(処理203)。
【0028】いまの例では、通常のBチャネルの回線交
換モードの呼設定メッセージ「SETUP」を受信して
いる。この場合(処理203のN)、直ちに呼切断して
復旧する(処理204)。すなわち、着端末は、図3・
bに示すように、開放メッセージ「REL COMP」
を送出する。ISDNは、そのメッセージを受信する
と、発端末に切断メッセージ「DISC」を送出する。
【0029】発端末は、切断メッセージ「DISC」を
受信すると(図2・処理103のY)、呼切断手順を実
行する(処理104)。すなわち、まず開放メッセージ
「REL」を送出し、ISDNから開放メッセージ「R
EL COMP」を受信する。
【0030】ここで、発端末は、いま発呼した相手先が
予め登録されている相手先であるかどうか判別する(処
理105)。本実施例では、オペレータが予め選択した
相手先のISDN番号をファクシミリ装置に登録してい
るものとする。
【0031】発端末は、発呼した相手先が、上記登録相
手先であった場合には(処理105のY)、Dチャネル
のパケット交換モードの設定で、同一相手先に発呼要求
「CR」パケットを送出して、既知のパケット通信の呼
接続手順を実行する(処理106)。着端末側ファクシ
ミリ装置は、発端末から発呼に応答して対応する呼接続
手順を実行する(図4・処理205)。
【0032】すなわち、図3・cに示すように、ISD
Nは、発端末から発呼要求「CR」パケットを受信する
と、着端末に対してDチャネルのパケット通信を示す呼
設定メッセージ「SETUP」を送出する。この場合、
呼設定メッセージ「SETUP」には、転送モードとし
て「パケット交換モード」、ユーザ情報レイヤ2プロト
コルとして「標準JT−Q921」、ユーザ情報レイヤ
3プロトコルとして「標準JT−X25パケットレイヤ
レベル」という既知の情報要素がそれぞれ設定される。
【0033】着端末は、その呼設定メッセージ「SET
UP」を受信すると、上記情報要素によりDチャネルの
パケット通信の要求であることを判別する。そして、応
答メッセージ「CONN」を送出する。ISDNは、こ
れに対して、開放メッセージ「REL COMP」を送
出し、さらに、着呼「CN」パケットを送出する。これ
に対して、着端末は、着呼受付「CA」パケットを応答
する。ISDNは、着呼受付「CA」パケットを受信す
ると、発端末に対して着呼完了「CC」パケットを送出
する。これにより、発端末と着端末間でDチャネルのパ
ケット通信手順による通信リンクが形成される。
【0034】発端末は、形成されたDチャネルの通信リ
ンクで画情報の伝送を開始する(図2・処理107)。
そして、画情報の伝送が終了するまで、着端末側から通
知を監視する(処理108、処理108のNより処理1
09、処理109のNより処理108へ)。
【0035】着端末は、発端末に対応してDチャネルの
通信リンクで画情報の伝送を開始する(図4・処理20
6)。そして、画情報の伝送が終了するまで、別に実行
中のBチャネルの通信が先に終了しないかどうか監視す
る(処理207、処理207のNより処理208、処理
208のNより処理207へ)。
【0036】ここで、いま、Bチャネルの通信が先に終
了したとする。この場合(処理207のY)、一定の識
別情報をセットしたユーザ・ユーザ情報(図ではUUI
と略す)を呼設定メッセージ「SETUP」に付加して
発端末に送出する。これにより、そのユーザ・ユーザ情
報でBチャネルが空いたことを発端末に通知する(処理
209)。そして、発端末側からの呼設定メッセージ
「SETUP」の送出を監視する(処理210のNのル
ープ)。
【0037】発端末は、着端末側からBチャネルが空い
たことが通知されると(図2・処理108のY)、前記
処理102と同様の設定で、呼設定メッセージ「SET
UP」を送出して、Bチャネルで通信するための呼接続
手順を実行する(処理110)。そして、Dチャネルの
パケット通信の呼を切断する(処理111)。
【0038】着端末側ファクシミリ装置は、呼設定メッ
セージ「SETUP」を受信すると(図4・処理210
のY)、対応する呼接続手順を実行すると共に(処理2
11)、Dチャネルのパケット通信の呼を切断する(処
理212)。
【0039】図3・dは、この手順を示したもので、D
チャネルで画情報の伝送を開始した後、発端末は、呼設
定メッセージ「SETUP」のユーザ・ユーザ情報でB
チャネルの空きが通知されると、呼設定メッセージ「S
ETUP」を送出して発呼する。ISDNは、その呼設
定メッセージ「SETUP」を着端末に送出する一方、
発端末に呼設定受付メッセージ「CALL PROC」
を応答する。
【0040】着端末は、呼設定メッセージ「SETU
P」を受信すると、呼出しメッセージ「ALERT」を
送出し、さらに応答メッセージ「CONN」を送出す
る。ISDNは、その2つのメッセージを発端末に送出
する。これにより、発端末と着端末間でBチャネルの回
線交換モードの通信リングが形成される。
【0041】ここで、両者は、Dチャネルでの画情報の
伝送動作を中断する。そして、発端末は、切断要求「C
Q」パケットを送出する。ISDNは、その切断要求
「CQ」パケットを受信すると、着端末に切断指示「C
I」パケットを送出する。
【0042】これに対して、着端末は、切断確認「C
F」パケットを送出する。ISDNは、その切断確認
「CF」パケットを受信して発端末に送出する。これに
より、Dチャネルのパケット通信の呼が切断される。
【0043】ここで、発端末側ファクシミリ装置は、形
成されたBチャネルの通信リンクで、上記中断した画情
報の伝送動作を再開する(図2・処理112)。着端末
側ファクシミリ装置は、同様にBチャネルの通信リンク
で画情報の伝送動作を再開する(図4・処理213、図
3・e)。
【0044】発端末側ファクシミリ装置は、画情報を送
信し終わると、呼切断手順を実行する(図2・処理11
3)。着端末は、画情報を受信し終わると、同様に呼切
断手順を実行する(図4・処理204)。
【0045】すなわち、図3・fに示すように、発端末
は、切断メッセージ「DISC」を送出し、ISDN
は、開放メッセージ「REL」を応答する一方、切断メ
ッセージ「DISC」を着端末に送出する。発端末は、
開放メッセージ「REL」に対して、開放メッセージ
「REL COMP」を応答する。着端末は、切断メッ
セージ「DISC」に対して、開放メッセージ「RE
L」を送出し、ISDNは、開放メッセージ「REL
COMP」を応答する。これにより、発端末と着端末の
以上の通信動作が終了する。
【0046】一方、発端末は、切断メッセージ「DIS
C」を受信した際に、発呼した相手先が予め登録されて
いる相手先ではない場合には(処理105のN)、その
まま通信動作を中止する。
【0047】また、最初に相手先に発呼して、相手先か
ら応答メッセージ「CONN」が応答された場合(処理
103のN)、通常どおりBチャネルで画情報を伝送す
る。
【0048】以上のように、本実施例のファクシミリ装
置は、通常のBチャネルの回線交換モードの呼設定でデ
ータ伝送する機能と、Dチャネルのパケット交換モード
の呼設定でデータ伝送する機能とを備えるようにしてい
る。そして、発呼の際には、通常の設定で相手先に発呼
して着端末が応答すれば、通常どおりBチャネルで画情
報を伝送するようにしている。
【0049】このように、着端末がBチャネルで通信可
能な場合には、Bチャネルで画情報を伝送するので、デ
ータ伝送速度が高く、通信料金もDチャネルの場合と比
較して割安になるので、能率よく画情報を伝送すること
ができる。
【0050】一方、発端末は、着端末側でのBチャネル
ビジーのために呼接続が拒否された場合には、自動的に
Dチャネルのパケット交換モードの呼設定に変更して、
再度発呼し、Dチャネルで画情報を伝送するようにして
いる。この再発呼の際、オペレータの新たな操作は不要
であるため、発信操作に手間をかけることなく、より確
実に通信することができるようになる。
【0051】また、本実施例では、上記のようなDチャ
ネルのパケット交換モードでの再発呼は、予め登録して
いる相手先の場合のみ実行するようにしている。
【0052】従って、例えば、発信相手先が複数あっ
て、その内の一部のファクシミリ装置が、本案のような
Dチャネルのデータ伝送機能を有していない場合、Dチ
ャネルのデータ伝送機能を有している相手先を登録して
おけばよい。これにより、Dチャネルのデータ伝送機能
を有していない相手先にDチャネルのパケット交換モー
ドの設定で発信するという無駄を防止することができ
る。
【0053】また、本実施例では、Dチャネルで画情報
の伝送を開始した後、着端末側でBチャネルが空いた場
合、発端末は、通常の設定で再発呼して、その後の画情
報を伝送をBチャネルで継続するようにしている。これ
により、空いたチャネルを有効に利用して、能率のよく
通信することができる。また、この場合、Bチャネルが
空いたことを、着端末が発端末に通知して、発端末が自
動的に上記再発呼動作を実行するので、人手による操作
や判断を必要としないので、オペレータに負担をかける
こともない。
【0054】なお、上述の実施例では、ファクシミリ装
置間で画情報を伝送する場合を例にとって説明したが、
ISDNを使用する各種データ伝送装置において、本発
明は同様に適用できることは当然である。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、特定の
着端末の場合のみにパケット交換モードの呼設定で再発
呼するようにしたので、例えばDチャネルのデータ伝送
機能を有していない相手先にDチャネルのパケット交換
モードの呼設定で再度発呼すると言った、通信の無駄を
防止することができる。また、Dチャネルでデータ伝送
を開始した後、着端末側でBチャネルが空いた場合、発
端末は、通常の設定で再発呼して、その後のデータ伝送
をBチャネルで継続するようにしたので、空いたチャネ
ルを有効に利用して、効率よく通信することができる。
さらにこの場合、Bチャネルが空いたことを、着端末が
発端末に通知して、発端末が自動的に上記再発呼動作を
実行することにより、人手による操作や判断を必要とし
ない効率の良い通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図である。
【図2】発端末側ファクシミリ装置の動作フローチャー
トである。
【図3】発端末側と着端末側間の通信手順の説明図であ
る。
【図4】着端末側ファクシミリ装置の動作フローチャー
トである。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 プロッタ 3 符号化復号化部 4 画像メモリ 5 システムメモリ 6 Dチャネル伝送制御部 7 Bチャネル伝送制御部 8 ISDNインタフェース部 9 操作表示部 10 システム制御部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発端末が、回線交換モードで情報チャネ
    ルを介してデータ伝送する通信モード、またはパケット
    交換モードで制御チャネルを介してデータ伝送する通信
    モードの呼設定で、着端末に発呼した際に着端末側の情
    報チャネルがビジーであった場合には、自動的に上記パ
    ケット交換モードの呼設定で再度発呼して着端末と呼接
    続し、データ伝送するISDN端末装置の通信方法にお
    いて、 上記発端末は、発呼した着端末側の情報チャネルがビジ
    ーであった場合に、予め登録されている特定の着端末の
    場合のみ、上記パケット交換モードの呼設定で再度発呼
    することを特徴とするISDN端末装置の通信方法。
  2. 【請求項2】 発端末が、回線交換モードで情報チャネ
    ルを介してデータ伝送する通信モード、またはパケット
    交換モードで制御チャネルを介してデータ伝送する通信
    モードの呼設定で、着端末に発呼した際に着端末側の情
    報チャネルがビジーであった場合には、自動的に上記パ
    ケット交換モードの呼設定で再度発呼して着端末と呼接
    続し、データ伝送するISDN端末装置の通信方法にお
    いて、 上記発端末は、上記パケット交換モードの呼設定で着端
    末とデータ伝送を開始した後、着端末側の情報チャネル
    が空いた場合には、一旦呼切断した後、上記回線交換モ
    ードの呼設定で着端末に再度発呼して呼接続し、データ
    伝送を継続することを特徴とするISDN端末装置の通
    信方法。
  3. 【請求項3】 上記着端末は、ビジーであった情報チャ
    ネルが空いたとき、その旨を示す情報を呼制御メッセー
    ジのユーザ・ユーザ情報により上記発端末に通知するこ
    とを特徴とする請求項2記載のISDN端末装置の通信
    方法。
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