JP3243267B2 - Isdnデータ端末装置 - Google Patents

Isdnデータ端末装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送速度の異なる他の
網と相互接続してデータ伝送するISDNデータ端末装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNは、必要に応じて、通常の電話
回線網や他のデジタル回線網と相互接続(インタワー
ク)するようになっている。これにより、ISDNの端
末装置は、他の網の端末装置と通信が可能になる。
【0003】ところで、ISDNの基本サービスにおけ
る伝送速度は、64kbpsである。これに対して、例
えば、米国の1つのデジタル回線網(ACCUNET5
6SWICHD SERVICE)などは、56kbp
sである。
【0004】ISDNが、このような56kbpsの網
と相互接続して、それぞれの端末装置間で通信する場
合、ISDN側の端末装置は、例えば、CCITTの勧
告I.463(V.110)に従って、送受信データの
速度整合処理を行なう必要がある。
【0005】この処理を実行するために、従来は、IS
DNの端末装置で、伝送速度の異なる網の端末装置に発
呼する場合、オペレータは、発信操作の際に、所定の設
定操作を行なうようにしていた。
【0006】ところが、オペレータが、その設定操作を
忘れたり、そのような設定操作が必要であることを知ら
ないことがあり、その場合、通信することができなかっ
た。一方、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルで発信宛
先を設定する端末装置の場合には、予め宛先番号と共に
速度整合処理の要否を登録しておき、オペレータが発信
宛先を選択すれば、速度整合処理が必要に応じて自動設
定されるものがある。ところが、この場合、最初の宛先
登録の際にオペレータが設定ミスすると、通信できなか
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のIS
DNの端末装置は、伝送速度の異なる網の端末装置に発
呼して通信するためには、オペレータは、速度整合のた
めの特別な設定操作が必要になるという不都合があっ
た。
【0008】本発明は、上記の不都合を解消し、速度整
合のためのオペレータの特別な設定操作なしに伝送速度
の異なる網の端末装置に発呼して通信することができる
ISDNデータ端末装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、設
定する各種伝送速度でデータ信号を送受信する複数のデ
ータ送受信手段を備え、相手先端末装置に発呼して1つ
の情報チャネルで通信リンクを形成した後、複数のデー
タ送受信手段にそれぞれ異なる伝送速度を設定して、上
記通信リンクを介して相手先端末装置から送信されるデ
ータ信号を複数のデータ送受信手段により試験的に同時
に受信し、正しくデータを受信した1つのデータ送受信
手段を選定して所定のデータ伝送を実行するようにして
いる。
【0010】
【作用】上記複数のデータ送受信手段に各種の網の伝送
速度に設定しておくことにより、いずれか1つのデータ
送受信手段でデータ伝送が可能になる。これにより、オ
ペレータの特別な設定操作なしに伝送速度の異なる網の
端末装置とのデータ伝送が可能になる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係るファクシ
ミリ装置のブロック構成図を示したものである。図にお
いて、スキャナ1は、原稿画像を読み取み取るもので、
プロッタ2は、画像を記録紙に記録するものである。符
号化復号化部3は、送信する画情報をデータ圧縮する一
方、受信データを元の画情報に復元するものである。
【0013】操作表示部4は、オペレータが各種操作を
行なうと共に、装置が動作状態などを表示するものであ
る。ISDNインタフェース部5は、網終端装置を介し
てISDNに接続され、ISDNのDチャネルおよびB
チャネルでの所定の信号の送受信を行なうものである。
Dチャネル制御部6は、Dチャネルでの呼制御を実行す
るものである。
【0014】速度整合処理部7a,7bは、通信相手先
の端末装置のデータ伝送速度が64kpsでない場合
に、CCITTの勧告I.463(V.110)に従っ
て、送受信データの速度整合処理を実行するものであ
る。Bチャネル伝送制御部8a,8bは、情報チャネル
であるBチャネルで所定の伝送制御手順によりデータ伝
送を実行するものである。
【0015】システムメモリ9は、各種情報を格納する
もので、システム制御部10は、上記各部を監視・制御
するマイクロコンピュータである。システムバス11
は、ISDNインタフェース部5を除く上記各部がそれ
ぞれ相互間で制御信号や各種データをやり取りする信号
ラインである。
【0016】以上の構成で、本実施例のファクシミリ装
置で画像伝送する場合、図2に示すように、オペレータ
は送信原稿のセットや送信相手先の設定など所定の発信
操作を行なう。なお、この発信操作では、送信相手先が
伝送速度の異なるISDN以外の他の網であったとして
も、従来のような速度整合処理に関する設定操作は不要
である(処理101)。
【0017】これにより、ファクシミリ装置は起動し、
設定された相手先に発呼する(処理102)。そして、
相手先が応答すると、既知の呼設定手順を実行して相手
先端末装置とBチャネルの通信リンクを形成する(処理
103)。
【0018】次に、速度整合処理部7a,7bの内、一
方は速度整合動作をしない状態つまり64kbsの通信
状態に設定し、他方は64kbsと56kbpsとの速
度整合状態つまり56kbpsの通信状態に設定する。
これにより、64kbsと56kbpsとの両方のデー
タ送受信機能を有効にする(処理104)。そして、相
手先からの受信信号を監視して(処理105)、正しい
データを受信できるかどうか判定する(処理106)。
【0019】このとき、相手先からは最初にフラグ信号
とHDLCフレームのデータ信号とが送信される。これ
らの信号は、相手先がISDNの端末装置の場合あるい
は64kbsの伝送速度の網の端末装置の場合には、6
4kbsのデータ伝送速度で送信される。一方、56k
bpsの伝送速度の網の端末装置の場合には、56kb
psで送信される。
【0020】いま、例えば、速度整合処理部7a側が速
度整合動作をしない状態に設定されているとすると、B
チャネル伝送制御部8aは、上記信号が64kbsのデ
ータ伝送速度で送信された場合に、その信号に対して同
期を取ってフレームデータを正しく読み取ることができ
る。また、速度整合処理部7b側が64kbsと56k
bpsとの速度整合状態に設定されているとすると、B
チャネル伝送制御部8bは、上記信号が56kbsのデ
ータ伝送速度で送信された場合に、その信号に対して同
期を取ってフレームデータを正しく読み取ることができ
る。
【0021】いま、Bチャネル伝送制御部8a,8bの
一方で、このようにしてデータを読み取ることができた
とする。この場合(処理106のY)、データを読み取
ることができなかった他方の送受信機能を解除する。つ
まり、対応するBチャネル伝送制御部8a,8bおよび
速度整合処理部7a,7bのそれぞれ一方の動作を停止
する(処理107)。
【0022】そして、動作が有効な他方により、Bチャ
ネルでの所定の画像伝送を実行する(処理108)。デ
ータ伝送が終了すると、既知の呼切断手順を実行して通
信を終了する(処理109)。
【0023】なお、上記において、Bチャネル伝送制御
部8a,8b共にデータを読み取ることができなかった
場合には、そのまま呼切断する(処理109へ)。
【0024】以上のように、本実施例では、相手先に発
呼して1つの情報チャネルによる通信リンクを形成した
後、64kbsと56kbpsとの両方のデータ送受信
機能を有効にして受信信号を監視し、いずれか一方で正
しくデータ受信できた場合には、その一方の送受信機能
によりデータ伝送するようにしている。
【0025】これにより、ISDNが他の網に網間接続
し、相手先の伝送速度が56kbpsであった場合で
も、速度整合のためのオペレータの特別な設定操作なし
に、正しくデータ伝送することができるようになる。
【0026】次に、本発明の他の実施例に係るファクシ
ミリ装置を説明する。
【0027】本実施例のファクシミリ装置は、図1に示
した前述のファクシミリ装置と同一構成で、前述の実施
例の機能の上に、さらにBチャネルを同時に2チャネル
使用する通信機能を有しているものとする。この通信機
能は、一方のBチャネルで1つの相手先とデータ伝送実
行中に、他の相手先に発呼して、もう一方のBチャネル
を使用してデータ伝送する機能である。
【0028】本実施例のファクシミリ装置は、図3に示
すように、発信操作が行なわれると(処理201)、ま
ず通信中であるかどうかを判別する(処理202)。そ
して、通信中でない場合には(処理202のN)、直ち
に前述の実施例と同様に動作する(図2・処理102
へ)。
【0029】また、一方のBチャネルにより通信中であ
った場合には(処理202のY)、発信する相手先が特
定地域であるかどうか判別する(処理203)。この発
信相手先は、発信操作の際に入力される相手先番号の内
の国コードの有無とそのコード内容により判別する。上
記特定地域としては、例えば米国という地域が予め設定
されている。
【0030】ここで、発信相手先がその特定地域であっ
た場合には(処理203のY)、いま実行中の通信が終
了するまで待機する(処理204のNのループ)。そし
て、その通信が終了した後(処理204のY)、前述の
実施例と同様に動作する(図2・処理102へ)。
【0031】一方、発信相手先が設定された特定地域で
なかった場合には(処理203のN)、速度整合処理部
7a,7bの内の使用してない一方を64kbsに設定
して、64kbsのみのデータ送受信機能により従来ど
おり画像伝送する(処理205)。
【0032】このように、本実施例では、発信しようと
する際に、一方のBチャネルで特定地域の相手先と通信
中であった場合には、その通信が終了した後、発呼して
通信動作を開始するようにしている。一方のBチャネル
での通信中には、速度整合処理部7a,7bおよびBチ
ャネル伝送制御部8a,8bのそれぞれ一方が使用され
ているので、通信終了の後、発呼動作を開始することに
より、2つのデータ送受信機能を同時有効にする所定の
動作を実行することができる。
【0033】また、相手先が特定地域でない場合には、
64kbsの設定で従来どおり通信するようにしてい
る。伝送速度が64kbs以外の網は、前述した米国の
1つのデジタル回線網のように、特定地域のみで運用さ
れている。従って、そのような特定地域以外に発呼する
場合には、通常は、従来動作で通信することができる。
なお、上記実施例では、Bチャネル伝送制御部と速度整
合処理部とを2つずつ配設するようにしたが、3つずつ
配設すれば、一方のBチャネルで通信中であっても、直
ちに発呼して2つのデータ送受信機能を有効にする所定
の動作を実行することができる。
【0034】また、上述の各実施例では、ISDNが5
6kbpsの網と相互接続する可能性がある場合につい
て説明したが、他の伝送速度でも同様であることはいう
までもない。さらに、3種類以上の伝送速度が想定され
る場合には、それぞれの伝送速度でのデータ送受信機能
を同時有効にして、その内の1つを同様に選定するよう
にすればよい。
【0035】また、ファクシミリ装置を例にとって説明
したが、本発明は、各種データ端末装置において同様に
適用できることは当然である。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、各種伝
送速度でデータ信号を送受信する複数のデータ送受信手
段を備え、相手先端末装置に発呼した後、複数のデータ
送受信手段にそれぞれ異なる伝送速度を設定して、相手
先から送信されるデータ信号を同時に受信し、正しくデ
ータを受信した1つのデータ送受信手段を使用して所定
のデータ伝送を実行するようにしたので、オペレータの
特別な設定操作なしに伝送速度の異なる網の端末装置と
のデータ伝送が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図である。
【図2】発信処理の動作フローチャートである。
【図3】本発明の他の実施例において図2と異なる部分
の発信処理の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 プロッタ 3 符号化復号化部 4 操作表示部 5 ISDNインタフェース部 6 Dチャネル制御部 7a,7b 速度整合処理部 8a,8b Bチャネル伝送制御部 9 システムメモリ 10 システム制御部 11 システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/06 H04L 12/02 H04M 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網間の相互接続機能を利用してISDN
    側から伝送速度の異なる他の網の相手先端末装置に発呼
    してデータ伝送するISDNデータ端末装置において、 設定する各種伝送速度でデータ信号を送受信する2つの
    データ送受信手段と、 それらのデータ送受信手段にそれぞれ異なる伝送速度を
    設定する速度設定手段と、 1つの情報チャネルで1つの相手先とデータ伝送を実行
    中に他の相手先に発呼してもう1つの情報チャネルでそ
    の相手先とデータ伝送する2つの通信リンクを形成する
    2つの通信リンク形成手段と、 形成した1つの通信リンクを介して送信されるデータ信
    号を上記2つのデータ送受信手段により同時に受信動作
    を実行する試用受信手段と、 上記2つのデータ送受信手段のうち正しくデータを受信
    した1つを使用してデータ伝送するデータ伝送手段と、 1つの相手先とのデータ伝送を実行中に他の相手先への
    発呼要求が生じた際には実行中のデータ伝送が終了した
    後、他の相手先への発呼動作を開始する遅延発呼手段と
    を備えていることを特徴とするISDNデータ端末装
    置。
  2. 【請求項2】 上記遅延発呼手段は、上記他の相手先が
    特定の地域である場合にのみ実行中のデータ伝送が終了
    した後発呼動作を開始する手段であると共に、上記他の
    相手先が特定の地域でない場合には直ちに発呼する即時
    発呼手段と、 直ちに発呼し場合には2つの上記データ送受信手段のう
    ちの使用していない一方のみを使用する通常通信手段と
    を備えていることを特徴とする請求項1記載のISDN
    データ端末装置。
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