JP2623340B2 - リンクモジュロ自動選択方式 - Google Patents

リンクモジュロ自動選択方式

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JP2623340B2 JP1066271A JP6627189A JP2623340B2 JP 2623340 B2 JP2623340 B2 JP 2623340B2 JP 1066271 A JP1066271 A JP 1066271A JP 6627189 A JP6627189 A JP 6627189A JP 2623340 B2 JP2623340 B2 JP 2623340B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ディジタルデータ通信におけるデータリンクレイヤに
2通りのモードがある場合に、互いに通信しようとする
各端末機を通信可能にするリンクモジュロ自動選択方式
に関し、 自端末機が発信側の場合において着信側のサポートし
ているデータリンクレイヤが拡張モードと非拡張モード
のどちらであっても通信できるようにすることを目的と
し、 各情報フレームに付与される循環シーケンス番号の数
および該情報フレームの長さがそれぞれ異なる複数の通
信モードが混在するデータ通信において使用される通信
装置であって、コマンド送信手段と、相手先と通信可能
に接続したか調べる接続状態確認手段と、通信が終了し
た後の後処理を行う終了処理手段とを備えた通信装置に
おいて、コマンド送信後に接続していない場合、通信モ
ードを相手端末機に合う通信モードに変更する通信モー
ド確認変更手段と、少なくとも再通信選択のデータ、相
手先の通信モード、および再送信繰返回数を記憶する記
憶手段と、該記憶手段に通信した相手端末機の通信モー
ドを記憶させる相手先通信モード記憶処理手段とを備
え、無応答タイムアウトあるいは着信局からの切断処理
に起因して、前記コマンド送信手段から送信したコマン
ドで接続できない場合に、前記通信モード確認変更手段
が通信モードを変更し、再度、新しくした通信モードの
コマンドを、前記コマンド送信手段から送信させて、接
続させるとともに、いったん通信モードが判明した場合
には、前記相手先通信モード記憶処理手段がその通信モ
ードを前記記憶手段に記憶させることにより、当該相手
端末機への次回以降の通信時には通信モードの切換手順
を繰り返すことなく、前記記憶手段に記憶させた通信モ
ードに固定して通信させるように構成したものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ディジタルデータ通信におけるデータリン
クレイヤに2通りのモードがある場合に、互いに通信し
ようとする各端末機を通信可能にするリンクモジュロ自
動選択方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、ディジタルデータ通信のデータリンクレイヤ
(通常レイヤ2と言われる)は、CCITTのX.75の勧告に
準拠したプロトコルをとる必要がある。しかし、この勧
告のデータリンクレイヤのモードには非拡張モードと拡
張モードの2通りがある。
非拡張モードは、モジュロが8、すなわち、各情報フ
レームに0から7までのシーケンス番号を順に付与し、
シーケンス番号は0から7の番号を循環するもので、情
報フレームの長さは1バイトで、SABM(非同期平衡モー
ド)が使用される。
拡張モードは、モジュロが128、すなわち、各情報フ
レームに0から127までのシーケンス番号を順に付与
し、シーケンス番号は0から127の番号を循環するもの
で、情報フレームの長さは2バイトで、SABME(拡張非
同期平衡モード)が使用される。
このように拡張モードと非拡張モードとの間では、互
換性がない。
現状では、端末機どうしの通信におけるデータリンク
レイヤにおいて、拡張モードで送信されるか、非拡張モ
ードで通信されるかは、発信側のデータリンクレイヤに
おいて最初に送信されるコマンドがSABMかSABMEかによ
り決まり、通信プロトコル上のネゴシエーションがな
い。
自端末機が着信側の場合は、拡張モード非拡張モード
との双方をサポートし、発信側の最初のコマンドがSABM
かSABMEかにより、モードを選択して、動作すれば通信
できる。
しかし、自端末機が発信側の場合は、着信側が拡張モ
ードと非拡張モードとの双方をサポートしているとは限
らず、どちらか一方である場合があり、第7図に示すよ
うに、発信側1が非拡張モードで着信側2が拡張モード
であったとすると、発信側1がSABMを発信したとして
も、着信側2ではSABMEでないので、無視する(第7図
a)か、異常または未サポートと見なして切断し(第7
図bおよびc)、モード不一致で通信できない場合があ
る。しかも、海外によっては拡張モードのみのサポート
であったり、非拡張モードのみのサポートであったりし
て、海外通信においてモード不一致による通信不能状態
が生じる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のCCITTのX.75の勧告に準拠したプロトコル
をとるレイヤ2では、自端末機が着信側の場合は拡張モ
ードと非拡張モードとの双方をサポートして通信できる
が、自端末機が発信側の場合には着信側のサポートして
いるデータリンクレイヤによりモード不一致による通信
不能になるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、
その解決を目的として設定される技術的課題は、自端末
機が発信側の場合においての着信側のサポートしている
データリンクレイヤが拡張モードと非拡張モードのどち
らであっても通信できるようにした、リンクモジュロ自
動選択方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するための具体的な手段と
して、リンクモジュロ自動選択方式を構成するにあた
り、第1図に示すように、各情報フレームに付与される
循環シーケンス番号の数および該情報フレームの長さが
それぞれ異なる複数の通信モードが混在するデータ通信
において使用される通信装置であって、コマンド送信手
段と、相手先と通信可能に接続したか調べる接続状態確
認手段と、通信が終了した後の後処理を行う終了処理手
段とを備えた通信装置において、コマンド送信後に接続
していない場合、通信モードを相手端末機に合う通信モ
ードに変更する通信モード確認変更手段と、少なくとも
再通信選択のデータ、相手先の通信モード、および再送
信繰返回数を記憶する記憶手段と、該記憶手段に通信し
た相手端末機の通信モードを記憶させる相手先通信モー
ド記憶処理手段とを備え、無応答タイムアウトあるいは
着信局からの切断処理に起因して、前記コマンド送信手
段から送信したコマンドで接続できない場合に、前記通
信モード確認変更手段が通信モードを変更し、再度、新
しくした通信モードのコマンドを、前記コマンド送信手
段から送信させて、接続させるとともに、いったん通信
モードが判明した場合には、前記相手先通信モード記憶
処理手段がその通信モードを前記記憶手段に記憶させる
ことにより、当該相手端末機への次回以降の通信時には
通信モードの切換手順を繰り返すことなく、前記記憶手
段に記憶させた通信モードに固定して通信させるように
構成したことを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明は上記構成により、各情報フレームに付与され
る循環シーケンス番号の数および該情報フレームの長さ
がそれぞれ異なる複数の通信モードが混在するデータ通
信において使用される通信装置であるため、非拡張モー
ドと拡張モードのどちらか分からない相手先に対して、
最初にコマンドを送信しても、無応答タイムアウトある
いは再送信回数オーバー等によって接続状態確認手段が
接続したことを確認できない場合、または、無応答タイ
ムアウト前に相手局が回線切断しない保証はないから、
コマンド送信手段から送信したコマンドで接続できない
場合に、通信モード確認変更手段によりモード変更し、
再度、コマンド送信手段から変更した通信モードのコマ
ンドを送信して、相手端末機と通信可能に接続させる。
そして、いったん通信モードが判明した場合には、相
手先通信モード記憶処理手段がその通信モードを記憶手
段に記憶させて、次回からは記憶手段から読み出した通
信モードを用いて、通信モードの切換手順を繰り返すこ
となく、通信モードの内容である各情報フレームに付与
される循環シーケンス番号の数および該情報フレームの
長さを固定して能率良く通信する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例として、端末機がG4ファクシミ
リ装置で、通信モードを自動的に選択する場合につい
て、図示説明する。
第2図に示すように、G4ファクシミリ装置20の制御装
置部分の基本的構成は、レイヤ2制御回路として機能さ
せるMPU(マイクロプロセッサユニット)21と、このMPU
21とデータバス22を介してプログラム用ROM23、プログ
ラムワーク用RAM24、画データ、相手番号、親展ID等を
セーブするファイル用バックアップメモリとして用いる
バックアップRAM25、画面表示用の液晶ディスプレイ2
6、操作ボタン27aを有する入力制御回路27、圧縮復元回
路28、読取回路29、記憶回路30、およびレイヤ1制御回
路31を介して相手先端末機と通信内容を授受させるDch
(Dチャネル)制御回路32およびBch(Bチャネル)制
御回路33を接続する。
自動選択方式40としては、第3図に示すように、再通
信を行うかどうかについて選択するためのデータを保持
しておく再通信処理記憶手段(カウンタk)41と、通信
モードが拡張モードか非拡張モードかを記憶しておく通
信モード記憶手段42と、再送信を繰返した場合の回数を
記憶しておく再送信回数記憶手段(カウンタi)43と、
拡張モードのコマンドSABMEまたは非拡張モードのコマ
ンドSABMを送信するコマンド送信手段44と、コマンド送
信後に相手端末機と接続したか否かを、データ受信した
か、規定時間経過したか、あるいは再送信回数を超えた
か等を調べることにより確認する接続状態確認手段45
と、通信した相手端末機の通信モード等を確認し、必要
に応じて再通信処理記憶手段41あるいは再送信回数記憶
手段43の内容を変更する通信モード等確認変更手段46
と,通信した相手端末機の通信モードを通信モード記憶
手段42へ格納させる相手先通信モード記憶処理手段47
と、相手端末機と必要な通信を行った場合の後処理を実
行して回線の接続を切る終了処理手段48とからなり、始
めに設定された通信モードにより送信しても接続しない
場合に、他の通信モードに変更して再送信するようにし
たものである。なお、第3図に示した各手段の機能は第
2図のプログラム用ROM23に格納されているプログラム
を用いて、MPU21により実現される。
この通信装置(G4ファクシミリ装置20)では、相手先
に対してワンタッチダイヤルのデータ格納領域をバック
アップRAM25に設けて、手早く相手を呼び出せるように
する。このデータ格納領域は、第4図に示すように、相
手先番号の長さを示すデータの格納域49aと、相手先番
号の格納域49bと、通信モードの格納域49cと、その他の
能力を記憶させる格納域49dとを有するデータブロック
を、n個のデータ領域分まとめたデータ格納領域49のし
て形成する。
このように構成したリンクモジュロ自動選択機能を有
するG4ファクシミリ装置20による処理手順は、以下のよ
うになる。第5図のフローチャートに示す各々の処理は
プログラム用ROM23に格納されているプログラムを用い
てMPU21の制御の下に遂行される。
第5図に示すように、通信開始になると、着信がある
かチェックし、あれば着信動作処理を行い、なければ次
とステップに進む(ステップ51)。次に、発信動作をす
るかチェックし、しなければステップ51へ戻り、するな
らば次のステップに進む(ステップ52)。
発信動作に入って、まず、再通信用カウンタk(41)
に0をセットし(ステップ53)、通信モードj(記憶手
段42)に相手モード(モジュロ8またはモジュロ128の
いずれか)をセットする(ステップ54)。そして、再送
信用カウンタiに0をセットし(ステップ55)、発信処
理に入る(ステップ56)。
通信モードjは非拡張モードかチェックする(ステッ
プ57)。通信モードjが非拡張モードすなわちモジュロ
8ならばSABMを送信し(ステップ58)、拡張モードすな
わちモジュロ128ならばSABMEを送信する(ステップ5
9)。
タイマ21aに接続確認時間(n1秒)をセットし(ステ
ップ60)、データを受信したかチェックする(ステップ
61)。着信側からデータを受信していなければ、n1秒経
過してタイムアウトになったかチェックし(ステップ6
2)、タイムアウトしていなければステップ61へ戻り、
タイムアウトしていれば再送信用カウンタiの内容が規
定値C以上になって再送信回数を超えた(再送オーバ)
か否かチェックする(ステップ63)。その結果、再送オ
ーバになっていればDISC(通信切断)送信ステップへ飛
び越し()、再送オーバになっていなければカウンタ
iの計数値を「1」だけ増加させ、通信モードjが非拡
張モードかチェックする(ステップ64)。通信モードj
が非拡張モードならば通信モードj(記憶手段42)に拡
張モードをセットし(ステップ65)、通信モードjが拡
張モードならば非拡張モードをセットして(ステップ6
6)、ステップ57へ戻る。
着信側からデータを受信していれば、DISC信号を受信
しているかチェックする(ステップ67)。DISC信号を受
信していればUA(非番号制確認)送信ステップへ飛び越
し()、受信していなければDM(切断モード)信号を
受信しているかチェックする(ステップ68)。DM信号を
受信していれば再通信用カウンタkの更新ステップへ飛
び越し()、受信していなければUA信号を受信してい
るかチェックする(ステップ69)。UA信号を受信してい
なければステップ62へ移行し、受信していれば通信モー
ドjが非拡張モードかチェックする(ステップ70)。通
信モードjが非拡張モードならばその非拡張モードの通
信処理を行い(ステップ71)、通信モードjが拡張モー
ドならばその拡張モードの通信処理を行い(ステップ7
2)、その後、次のステップへ進む()。
通信処理を行った後、バックアップメモリ25に記憶さ
れている相手先番号の通信かチェックする(ステップ7
3)。記憶されている番号でなければDISC送信システム
へ飛び越し、記憶されている番号であれば記憶されてい
る通信モード(格納域49cに格納されている通信モー
ド)と実際に通信した通信モードjとが一致するかチェ
ックする(ステップ74)。通信モードが一致していれば
DISC送信ステップへ飛び越し、一致していなければ通信
モードjの内容を記憶するヶ格納域49cにjを格納させ
る)(ステップ75)。
その後、DISC送信を行い(ステップ76)、再通信用カ
ウンタkの内容を2に変更し(ステップ77)、タイマに
接続確認時間(n2秒)をセットして(ステップ78)、デ
ータを受信したかチェックする(ステップ79)。
着信側からデータを受信していなければ、n2秒経過し
てタイムアウトになったかチェックし(ステップ80)、
タイムアウトしていなければステップ79へ戻り、タイム
アウトしていれば回線を切断する(ステップ81)。着信
側からデータを受信していれば、UA信号を受信している
かチェックする(ステップ82)。UA信号を受信していな
ければステップ80へ移行し、受信していればステップ81
へ移行して回線を切断する。
その後、再通信用カウンタkが2以上になったかチェ
ックし(ステップ83)、2以上であればこの処理手順を
終了し、2以上になっていなければ通信モードjが非拡
張モードかチェックする(ステップ84)。通信モードj
が非拡張モードならば通信モードjに拡張モードをセッ
トし(ステップ85)、通信モードjが拡張モードならば
非拡張モードをセットして(ステップ86)、ステップ55
へ戻る()。
また、ステップ67でDISC信号が受信された場合にはUA
信号を送信し(ステップ87)、ステップ68でDM信号を受
信した場合と同様に、再通信用カウンタkの内容を1繰
り上げ(ステップ88)、ステップ81へ移行して回線を切
断する。
こうして第6図に示すように、(a)着信側が異なる
モードの非同期平衡モード設定コマンドを無視した場合
には、通信モードを変えて再度コマンドを送信し、拡張
モードの相手先が受信できるようにして接続させる。
(b)着信側が異なるモードの非同期平衡モード設定
コマンドを異常または未サポートとみなしてDISC信号を
返信してきて切断する場合(1)には、形式上一度通信
を切り、通信モードを変更してから、再度、新しいコマ
ンドの送信をして、相手先が受信できるようにして接続
させる。
また、(c)着信側が異なるモードの非同期平衡モー
ド設定コマンドを異常または未サポートとみなしてDM信
号を返信してきて切断する場合(2)でも、(b)と同
様に、形式上一度通信を切り、通信モードを変更してか
ら、再度、新しいコマンドの送信をして、相手先が受信
できるようにして接続させる。
このように実施例では、非拡張モードと拡張モードと
を切り替えて送信するようにしたことにより、相手端末
機がモードの異なる端末機であっても、相手に合う通信
モードのコマンドを送信することができ、相手端末機と
接続させて、必要な通信をすることができる。また、通
信できた後では、相手先の通信モードjを通信モード記
憶手段42から格納域49cに格納し、次回の通信からその
格納した通信モードを使用することによって、効率良く
通信でき、時間および通信料金が節約できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明では、始めにコマンドを送信して
無応答タイムアウト、再送信回数オーバー、あるいは着
信局からの切断処理等によって接続できなくても、モー
ド変更して、再度、コマンド送信し、相手端末機にあっ
た通信モードを探して、通信可能に接続させることがで
きるようにしたことにより、非拡張モードと拡張モード
のどちらか分からない相手先に対しても接続可能にな
り、データリンクレイヤのモードが非拡張モードと拡張
モードのどちらか一方のみと接続相手端末機であっても
通信できる。
そして、いったん相手端末機の通信モードの内容であ
る各情報フレームに付与される循環シーケンス番号の数
および該情報フレームの長さが判明した場合には、その
通信モードを記憶させ、その記憶した通信モードを利用
することによって、次回以降には、通信モードの自動変
更手順を行わなくても済むようにすることができ、通信
モードの内容である各情報フレームに付与される循環シ
ーケンス番号の数および該情報フレームの長さを固定し
て通信することにより、通信時間を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるリンクモジュロ自動選択方式を
示す構成図、 第2図は、実施例による通信装置を示すハードウェアブ
ロック図、 第3図は、実施例のリンクモジュロ自動選択方式を示す
構成図、 第4図は、実施例によるワンタッチダイヤル(記憶デー
タ)のデータフォーマット内容を示すメモリマップ説明
図、 第5図は、実施例による処理手順を示すフローチャー
ト、 第6図は、実施例による異なる通信モードの端末機に対
して通信を可能にする通信動作を示す説明図で、 (a)着信側が異なるモードの非同期平衡モード設定コ
マンドを無視した場合、 (b)着信側が異なるモードの非同期平衡モード設定コ
マンドを異常または未サポートとみなして切断する場合
(1)、 (c)着信側が異なるモードの非同期平衡モード設定コ
マンドを異常または未サポートとみなして切断する場合
(2)、 第7図は、従来の異なる通信モードの端末機同士で通信
をした場合の通信動作を示す説明図で、 (a)着信側が異なるモードの非同期平衡モード設定コ
マンドを無視した場合、 (b)着信側が異なるモードの非同期平衡モード設定コ
マンドを異常または未サポートとみなして切断する場合
(1)、 (c)着信側が異なるモードの非同期平衡モード設定コ
マンドを異常または未サポートとみなして切断する場合
(2)。 11……コマンド送信手段 12……接続状態確認手段 13……終了処理手段 14……通信モード確認変更手段 15……記憶手段 16……相手先通信モード記憶処理手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各情報フレームに付与される循環シーケン
    ス番号の数および該情報フレームの長さがそれぞれ異な
    る複数の通信モードが混在するデータ通信において使用
    される通信装置であって、コマンド送信手段と、相手先
    と通信可能に接続したか調べる接続状態確認手段と、通
    信が終了した後の後処理を行う終了処理手段とを備えた
    通信装置において、 コマンド送信後に接続していない場合、通信モードを相
    手端末機に合う通信モードに変更する通信モード確認変
    更手段と、 少なくとも再通信選択のデータ、相手先の通信モード、
    および再送信繰返回数を記憶する記憶手段と、 該記憶手段に通信した相手端末機の通信モードを記憶さ
    せる相手先通信モード記憶処理手段とを備え、 無応答タイムアウトあるいは着信局からの切断処理に起
    因して、前記コマンド送信手段から送信したコマンドで
    接続できない場合に、前記通信モード確認変更手段が通
    信モードを変更し、再度、新しくした通信モードのコマ
    ンドを、前記コマンド送信手段から送信させて、接続さ
    せるとともに、いったん通信モードが判明した場合に
    は、前記相手先通信モード記憶処理手段がその通信モー
    ドを前記記憶手段に記憶させることにより、当該相手端
    末機への次回以降の通信時には通信モードの切換手順を
    繰り返すことなく、前記記憶手段に記憶させた通信モー
    ドに固定して通信させるように構成したことを特徴とす
    るリンクモジュロ自動選択方式。
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