JP2695375B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JP2695375B2
JP2695375B2 JP5207659A JP20765993A JP2695375B2 JP 2695375 B2 JP2695375 B2 JP 2695375B2 JP 5207659 A JP5207659 A JP 5207659A JP 20765993 A JP20765993 A JP 20765993A JP 2695375 B2 JP2695375 B2 JP 2695375B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
blower
humidifier
water
indoor unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5207659A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0755235A (ja
Inventor
康 木下
Original Assignee
松下冷機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下冷機株式会社 filed Critical 松下冷機株式会社
Priority to JP5207659A priority Critical patent/JP2695375B2/ja
Publication of JPH0755235A publication Critical patent/JPH0755235A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2695375B2 publication Critical patent/JP2695375B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加湿器を有する空気調
和機における加湿器運転時に室内機の運転を停止した場
合の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、加湿器を有する空気調和機とし
ては、特開昭62−172145号公報に示されている
ものがある。
【0003】以下、図面を参照しながら上記従来の加湿
器を有する空気調和機について説明する。
【0004】図4は従来の加湿器を有する空気調和機の
要部の電気回路を示すもので、1は冷媒回路(図示せ
ず)を暖房運転に切り換える暖房運転用電磁弁、2は被
空調室を加湿する加湿器、3は被空調室内空気を循環さ
せる送風機用電動機である。4は暖房運転用電磁弁1を
直列に接続した暖房運転制御用開閉器で、空気調和機を
暖房運転にするスイッチ(図示せず)により暖房運転用
電磁弁1を作動させる。5は送風機用電動機3を直列に
接続した送風機運転制御用開閉器で、空気調和機の送風
機を運転する信号(図示せず)により送風機用電動機3
を作動させる。6は送風機運転制御用開閉器5と同調し
て作動する開閉器である。
【0005】また、加湿器2は、暖房運転用電磁弁1と
並列に接続するとともに、開閉器6と直列に接続されて
いる。
【0006】以上のように構成された空気調和機につい
て次に動作を説明する。まず暖房運転時は暖房運転制御
用開閉器4が動作し、暖房運転用電磁弁1が通電され暖
房運転を行う。また送風運転信号により作動し閉回路と
なる送風機運転制御用開閉器5が動作し、送風機用電動
機3が通電され、送風運転されて被空調室が暖房され
る。また、暖房運転用電磁弁1と並列に接続された加湿
器2は、送風機運転制御用開閉器5と同調して作動し閉
回路となる開閉器6が直列に接続されているため、暖房
運転制御用開閉器4と開閉器6が同時に閉回路となる運
転時のみ、加湿運転される。
【0007】以上のように、暖房運転に同調し、かつ送
風機と連動して加湿器が運転制御される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では加湿器が吸水素子へ給水することにより制
御する自然蒸発式加湿器で、送風機を加湿器より風路の
下流側に配置する場合、暖房運転を停止した時、送風機
が停止するとともに加湿器への給水も停止させるが、吸
水素子に保水された残水が自然蒸発し、送風機用電動機
の雰囲気が多湿状態となり、絶縁が劣化するという課題
を有していた。
【0009】本発明は加湿器の運転を停止した時、送風
機用電動機が多湿状態にて劣化しない空気調和機を提供
することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空気調和機は、送風機を吸水素子より自然
蒸発させる自然蒸発式の加湿器より風路の下流側に配置
する室内機本体と、室内機を制御する室内機制御器と、
吸込み空気温度を検出する吸込み温度検知器と、前記吸
水素子に密接し吸水素子温度を検出する吸水素子温度検
知器とを具備し、前記室内機制御器は、前記加湿器運転
時に室内機の運転を停止した場合、まず前記加湿器を停
止させ、前記吸込み温度検知器にて検出した吸込み空気
温度と、前記吸水素子温度検知器にて検出した吸水素子
温度との差が所定温度以内になるまで遅延させた後、
記送風機を停止させるのである。
【0011】
【作用】本発明の空気調和機は、加湿器運転時に室内機
を停止した場合、吸込み空気温度と吸水素子温度の差が
所定温度以内になるまで遅延させた後、送風機が停止す
るので、加湿器の吸水素子に保水している残水が少なく
なるにつれて吸込み空気温度と吸水素子温度の温度差が
小さくなるため、吸込み空気温度と吸水素子温度の温度
差の値を適切に選択することにより、吸込み空気温度と
吸水素子温度の温度差が所定温度以内になるまで送風機
の停止を遅延させている間に加湿器の吸水素子に保水し
ている残水を完全に蒸発させ、運転停止時送風機用電動
機の多湿雰囲気を解消させ、送風機用電動機の絶縁の劣
化を防止することとなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明による空気調和機の第1の実施
例について、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は、本発明による空気調和機の第1の
実施例の構成概略図、図2は同実施例の空気調和機のブ
ロック図、図3は同実施例の空気調和機の動作を示すフ
ローチャートである。
【0014】図1において、11は室内機本体で、内部
の風路に吸込み空気温度を検出する吸込み温度検知器1
2、熱交換器13、加湿器14、送風機15の順に具備
している。
【0015】加湿器14は、吸水素子16、散水器1
7、給水用電磁弁18を有し、加湿器14動作時、給水
用電磁弁18に通電し、加湿水を散水器17から吸水素
子16に給水し、吸水素子16を通過する空気により自
然蒸発させ、加湿するものである。また、吸水素子16
には、吸水素子の温度を検出する吸水素子温度検知器3
0を密着して配設している。
【0016】送風機15には、送風機用電動機19を直
結にて接続している。20bは室内機制御装置で、内部
に室内機制御器31を具備している。23は室内機本体
11の運転を行う操作装置で、運転発停スイッチ24、
冷房・暖房モードを切り換えるモードスイッチ25、室
温を設定する室温設定器26を有している。
【0017】図2において、室内機制御装置20bに
は、室内機制御器31を具備し、室内機制御器31に
は、吸込み温度検知器12にて検出した吸込み温度と吸
水素子温度検知器30にて検出した吸水素子温度を比較
する比較器32と、運転発停スイッチ24・モードスイ
ッチ25・比較器32からの信号により、送風機15の
運転制御する送風機制御器33、運転発停スイッチ24
・モードスイッチ25からの信号により、加湿器14の
運転制御する加湿器制御器34、運転発停スイッチ24
・モードスイッチ25・室温設定器26・吸込み温度検
知器12からの信号により、室外機(図示せず)の運転
制御する室外機制御器35を内蔵している。
【0018】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その動作を図3のフローチャートをもとにして
説明する。
【0019】運転発停スイッチ24にて運転を開始する
と、モードスイッチ25にて決めた冷房・暖房モードで
運転開始し(ステップ11)、暖房モードの場合、送風
機用電動機19と給水用電磁弁18に通電することによ
り、送風機15と加湿器14を運転させる(ステップ1
2)。次に室温設定器26の設定室温T0に対して、吸
込み温度検知器12にて検出した吸込み空気温度T1が
到達していなかったなら(T0>T1)、室外機(図示
せず)を運転させる(ステップ13)。
【0020】運転発停スイッチ24にて運転を停止させ
ると、室外機(図示せず)と、給水用電磁弁18の通電
を停止させるとともに、吸込み温度検知器12にて検出
される吸込み温度空気T1と、吸水素子温度検知器30
にて検出される吸水素子温度T2の差が所定値以内(T
1−T2<A)になるまで、送風機15を遅延させた
後、停止させる(ステップ14)。
【0021】冷房モードの場合、送風機用電動機19に
通電することにより、送風機15を運転させる(ステッ
プ15)。次に室温設定器26の設定室温T0に対し
て、吸込み温度検知器12にて検出した吸込み空気温度
T1が到達していなかったなら(T0<T1)、室外機
(図示せず)を運転させる(ステップ16)。
【0022】運転発停スイッチ24にて運転を停止させ
ると、室外機(図示せず)と送風機15を停止させる
(ステップ17)。
【0023】以上のように本実施例の空気調和機は、加
湿器14の運転時に室内機を停止した場合、吸込み温度
検知器12にて検出される吸込み空気温度T1と、吸水
素子温度検知器30にて検出される吸水素子温度T2の
差が所定値以内(T1−T2<A)になるまで遅延させ
た後、送風機15が停止するので、吸込み空気温度T1
と吸水素子温度T2の温度差Aの値を適切に選択するこ
とにより、吸込み空気温度T1と吸水素子温度T2の温
度差が所定温度A以内になるまで送風機15の停止を遅
延させている間に加湿器14の吸水素子16に保水して
いる残水を完全に蒸発させ、運転停止時送風機用電動機
19の多湿雰囲気を解消させ、送風機用電動機19の絶
縁の劣化を防止できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の空気調和機
は、加湿器運転時に室内機を停止した場合、吸込み空気
温度と吸水素子温度の差が所定温度以内になるまで遅延
させた後、送風機が停止するので、加湿器の吸水素子に
保水している残水が少なくなるにつれて吸込み空気温度
と吸水素子温度の温度差が小さくなるため、吸込み空気
温度と吸水素子温度の温度差の値を適切に選択すること
により、吸込み空気温度と吸水素子温度の温度差が所定
温度以内になるまで送風機の停止を遅延させている間に
加湿器の吸水素子に保水している残水を完全に蒸発さ
せ、運転停止時送風機用電動機の多湿雰囲気を解消さ
せ、送風機用電動機の絶縁の劣化を防止でき、製品の安
全性の向上および寿命の確保ができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の第1の実施例の構成
概略図
【図2】同実施例の空気調和機のブロック図
【図3】同実施例の空気調和機の動作を示すフローチャ
ート
【図4】従来の空気調和機の電気回路図
【符号の説明】
11 室内機本体 12 吸込み温度検知器 13 熱交換器 14 加湿器 15 送風機 16 吸水素子 19 送風機用電動機30 吸水素子温度検知器 31 室内機制御器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機を吸水素子より自然蒸発させる自
    然蒸発式の加湿器より風路の下流側に配置する室内機本
    体と、室内機を制御する室内機制御器と、吸込み空気温
    度を検出する吸込み温度検知器と、前記吸水素子に密接
    し吸水素子温度を検出する吸水素子温度検知器とを具備
    し、前記室内機制御器は、前記加湿器運転時に室内機の
    運転を停止した場合、まず前記加湿器を停止させ、前記
    吸込み温度検知器にて検出した吸込み空気温度と、前記
    吸水素子温度検知器にて検出した吸水素子温度との差が
    所定温度以内になるまで遅延させた後、前記送風機を停
    止させることを特徴とする空気調和機。
JP5207659A 1993-08-23 1993-08-23 空気調和機 Expired - Lifetime JP2695375B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5207659A JP2695375B2 (ja) 1993-08-23 1993-08-23 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5207659A JP2695375B2 (ja) 1993-08-23 1993-08-23 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0755235A JPH0755235A (ja) 1995-03-03
JP2695375B2 true JP2695375B2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=16543436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5207659A Expired - Lifetime JP2695375B2 (ja) 1993-08-23 1993-08-23 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2695375B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5863619B2 (ja) * 2012-10-16 2016-02-16 三菱電機株式会社 空気調和機

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03177720A (ja) * 1989-12-06 1991-08-01 Toshiba Corp 空気調和装置
JPH0758131B2 (ja) * 1990-04-23 1995-06-21 株式会社クボタ 加湿装置
JP3132066B2 (ja) * 1991-08-09 2001-02-05 松下電器産業株式会社 床置き型空気調和装置のファンモーター結露防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0755235A (ja) 1995-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11287502A (ja) 空気調和機
JP2695375B2 (ja) 空気調和機
JP2002188843A (ja) 外気処理ユニット
JPS58153032A (ja) 空気調和機の除湿制御方法
JPH10141730A (ja) 熱交換換気装置
JPH051839A (ja) 空気調和機の制御装置
JP3143195B2 (ja) 空気調和装置
JP4224918B2 (ja) 空気調和機
JP2599632B2 (ja) パッケージエアコンを用いた恒温恒湿空調制御方法および装置
JPH0359358A (ja) 空気調和機
JPH04309744A (ja) 換気空調設備
JP3231081B2 (ja) 冷媒加熱式空気調和機
JPH0373787B2 (ja)
JP2572896B2 (ja) 空気調和機
JPH0432599Y2 (ja)
JPH08219528A (ja) 空気調和機
JPH0113978Y2 (ja)
KR0140567B1 (ko) 냉/난방 겸용 에어컨의 실내/외 팬 제어방법
JP2626158B2 (ja) 空気調和機の運転制御装置
JPH0328678B2 (ja)
JPS6240270Y2 (ja)
JP2001304628A (ja) 躯体蓄熱を利用した空気調和・蓄熱システム
JPH0347160Y2 (ja)
JPH0810072B2 (ja) 空気調和機
JPH05203230A (ja) 空気調和機の湿度制御方法