JPH0113978Y2 - - Google Patents

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JPH0113978Y2
JPH0113978Y2 JP18470582U JP18470582U JPH0113978Y2 JP H0113978 Y2 JPH0113978 Y2 JP H0113978Y2 JP 18470582 U JP18470582 U JP 18470582U JP 18470582 U JP18470582 U JP 18470582U JP H0113978 Y2 JPH0113978 Y2 JP H0113978Y2
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defrost
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timer
heating
air conditioner
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JP18470582U
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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気調和機に関する。
一般に空気調和機において暖房時に外気温が低
下すると室外コイル(エバポレータ)に霜が着き
始め、そのためエバポレータの性能が落ち暖房能
力が低下する。このような暖房能力の低下回復の
ため行う運転を通常デフロスト運転といわれてい
る。これはある程度室外コイルへ着霜したことを
時間毎に室外コイル又はその冷媒温度で検知して
冷房回路に切り換え、室外コイルの霜を溶かす方
式である。ところが必要でない時にデフロスト運
転いわゆるにせデフロストを行なう時があつてデ
フロストも含めて総合暖房能力の低下をきたした
り暖房フイーリングを悪化させている。ここでデ
フロスト運転の作動を第1図乃至第4図を用いて
説明する。第1図は空気調和機の冷媒の系統図で
あり、101はコンプレツサ、102は四方弁、
103は室外熱交換器、104は室外フアン、1
05はデフロスト用温度検出端、106は冷媒温
度検知器、107は暖房用減圧器、108,11
0は逆止弁、109は冷房用減圧器、111は室
内熱交換器、112は室内フアンである。第2図
は従来の空気調和機の制御回路の一部を示し、2
01はコンプレツサ用リレー、202は室外フア
ン用のリレー、202aはその接点である。20
3は四方弁のリレー(ONで暖房、OFFで冷房)、
204は冷媒温度検知器の接点、205はタイマ
の接点、206はデフロスト用リレーで206a
はその接点、207は室外フアン用モータ、20
8は高圧調整装置の接点、209は冷暖切換スイ
ツチ、210は室温を検知してON/OFFするサ
ーモの接点である。第3図は暖房のためにコンプ
レツサ始動時のデフロスト用温度検出端105取
付部の冷媒温度変化を示すものである。301は
冷媒の温度変化を示すグラフで302は温度検知
器106の設定温度でこの線以下になると冷媒温
度検知器の接点204はONとなる。第4図は同
様に、高圧調整装置が働いた時の冷媒温度変化を
示す。第4図においてイ〜ロ間とハ〜ニ間は高圧
調整装置が働き接点208が開となつて室外フア
ンが停止又は減速した時である。タイマの接点2
05と、冷媒温度検知器の接点204がONにな
ると室外コイルの着霜状況に拘らずデフロスト運
転に入る。即ち冷媒温度が低下するのは、(イ)室外
コイルへの着霜時、(ロ)暖房起動時、(ハ)室温検知サ
ーモによるON−OFF運転でのコンプレツサ起動
時、(ニ)高圧調整装置の作動時(室外フアン停止か
室外フアンモータ回転が小さいときか又は室外フ
アンが複数の時のいくつかのフアンを停止させる
時など)である。このようなときにタイマの接点
205がONとなればデフロスト運転に入る。し
かしながら前記の暖房起動時、サーモ運転コンプ
レツサ起動時、および高圧調整装置の作動時は室
外コイルの霜は無いかあつてもほんのわずかの量
であり、本来デフロスト運転は不要である。この
ようなときにデフロスト運転を行うと総合暖房能
力の低下をきたしたり暖房フイーリングを悪化さ
せたりすることとなる。
本考案は上記のような事情に鑑みてなされたも
のでその目的とするところはにせデフロストを防
止し総合暖房能力アツプと暖房フイーリングを改
善することができる空気調和機を提供するにあ
る。
すなわち本考案による空気調和機は冷媒温度お
よびタイマーにより制御されるデフロスト回路を
有する空気調和器において、空気調和機の室外フ
アン電源の閉成によりセツトされ、セツト後所定
時間経過したときに接点を閉成するタイマを設
け、該タイマの接点を上記デフロスト回路に直列
に接続してなることを特徴し、にせデフロストを
防止して総合暖房能力をアツプし、且つ暖房フイ
ーリングを良好にすることができるものである。
以下本考案の一実施例を図面に基ずいて詳細に
説明する。第5図は、本考案の一実施例の制御回
路の一部を示すもので室外フアン電源の閉成によ
りセツトされ、セツト後所定時間経過したときに
接点501aを閉成するタイマ501を設けてい
る点を除けば第2図と同じであるので同一部分に
同一符号を符してその説明を省略する。
上記の本考案の一実施例の作用について説明す
る。暖房時は第1図の→に従い冷媒が流れる(冷
媒時は−−−→で示す)。その時の制御回路は従来
では第2図のようになつている。従つて室外熱交
換器103の着霜時、暖房起動時、サーモ起動時
のコンプレツサ101の起動時、あるいは高圧調
整装置作動時には冷媒温度が低下し冷媒温度検出
器106の接点204がONとなる。その時にタ
イマ用接点205がONならば、デフロスト用リ
レー206は励磁され、室外熱交換器103の霜
の有無に拘らず冷房運転に切換わりデフロストを
行なう。しかしながら第5図に示す本考案の一実
施例の制御回路のように室外フアン電源にタイマ
501を設け、その接点501aをデフロスト回
路に直列に接続すると室外熱交換器へ霜が付着し
ない時および着霜が少ない時のデフロスト、いわ
ゆるにせデフロストの発生を防止できる。即ち暖
房運転開始前(電源OFF)とサーモOFFでサー
モ接点210が開の時、および高圧調整装置が作
動し接点208が開の時は、接点202aは開で
タイマ501はリセツトされている。暖房運転を
開始するかサーモONの時又は高圧調整装置解除
時は接点202aはONとなりタイマ501が作
動し始める。従つて室外フアンが停止時か室外フ
アンが運転を始めてからタイマ501がタイムア
ツプ(室外フアンが回転し始めてから3分程度)
するまでは接点501aがONにならないのでデ
フロストには入らない。従つて第3図、第4図に
示す様にコンプレツサへの起動時や高圧調整装置
作動時に冷媒温度が一時的に低下してもこの間は
タイマ接点501aが閉とならないのでデフロス
ト運転には入らない。従つて従来のようなにせデ
フロストは行なわれないことゝなる。なお高圧調
整装置とは暖房過負荷時(空気温度が高い時)に
高圧側が高くなり過ぎないようにする装置で暖房
時異常高圧となるとこれを検知して室外フアンを
コントロールするもので、室外フアンを停止させ
たり、又は室外フアンの回転数を小さくしたり、
あるいは室外フアンが複数個のものについてはそ
のいくつかのフアンを停止する等のコントロール
を行なうものである。その際デフロスト用温度検
出端105が取付けられている個所の冷媒温度は
第4図に示す様になる。
以上説明したように本考案によれば室外フアン
電源部にタイマを設け、そのタイマの接点をデフ
ロストの回路に直列に接続し、且つ上記タイマは
室外フアン電源ONでセツトされ、所定時間(2
〜5分)経過(タイマアツプ)したら接点はON
となるものであるため、圧縮機起動時や高圧調整
装置作動時におけるにせデフロストの発生を防止
し、総合暖房能力アツプと暖房フイーリングを改
善することが出来る優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は空気調和機の冷媒の系統図、第2図は
従来の空気調和機の制御回路図、第3図はデフロ
スト用温度検出端取付部の冷媒温度変化を示す
図、第4図は高圧調整装置が働いた時の冷媒温度
変化を示す図、第5図は本考案の空気調和機の一
実施例の制御回路図である。 101……コンプレツサ、102……四方弁、
103……室外熱交換器、104……室外フア
ン、105……デフロスト用温度検出端、106
……冷媒温度検知器、107……暖房用減圧器、
108,110……逆止弁、109……冷房用減
圧器、111……室内熱交換器、112……室内
フアン、201……コンプレツサ用リレー、20
2……室外フアン用リレー、202a……室外フ
アン用リレーの接点、203……四方弁のリレ
ー、204……冷媒温度検知器の接点、205…
…タイマの接点、206……デフロスト用リレ
ー、206a……デフロスト用リレーの接点、2
07……室外フアン用モータ、208……高圧調
整装置の接点、209……冷暖切換スイツチ、2
10……サーモの接点、301……冷媒の温度変
化、302……温度検知器の設定温度、501…
…タイマ、501a……タイマの接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷媒温度およびタイマにより制御されるデフロ
    スト回路を有する空気調和機において、空気調和
    機の室外フアン電源の閉成によりセツトされ、セ
    ツト後所定時間経過したときに接点を閉成するタ
    イマを設け、該タイマの接点を上記デフロスト回
    路に直列に接続してなることを特徴とする空気調
    和機。
JP18470582U 1982-12-08 1982-12-08 空気調和機 Granted JPS5988654U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18470582U JPS5988654U (ja) 1982-12-08 1982-12-08 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

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JP18470582U JPS5988654U (ja) 1982-12-08 1982-12-08 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5988654U JPS5988654U (ja) 1984-06-15
JPH0113978Y2 true JPH0113978Y2 (ja) 1989-04-24

Family

ID=30399412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18470582U Granted JPS5988654U (ja) 1982-12-08 1982-12-08 空気調和機

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JP (1) JPS5988654U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210110367A (ko) 2019-02-07 2021-09-07 코니카 미놀타 가부시키가이샤 기능성 세선 패턴 전구체의 형성 방법 및 기능성 세선 패턴의 형성 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210110367A (ko) 2019-02-07 2021-09-07 코니카 미놀타 가부시키가이샤 기능성 세선 패턴 전구체의 형성 방법 및 기능성 세선 패턴의 형성 방법

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Publication number Publication date
JPS5988654U (ja) 1984-06-15

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