JPH0359358A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、冷媒加熱器を備えた空気調和機に関する。

（従来の技術） 空気調和機においては、圧縮機を有するヒートポンプ式
冷凍サイクル、および冷媒加熱器を備え、冷媒加熱器の
冷媒加熱作用とヒートポンプ式冷凍サイクルの熱汲上げ
作用とを利用して暖広運転を行なうものがある。

（発明が解決しようとする課題） このような空気調和機において、室外温度が低くなると
、運転停止中に冷媒加熱器が冷えきってしまい、運転開
始に際しての暖房能力の立上がりが迷いという不具合を
生じる。

そこで、運転停止時、圧縮機のモータ巻線に低電圧を印
加し、巻線発熱によって圧縮機を温めておくようにした
ものもあるが、冷媒加熱器など他の冷凍サイクル部品が
冷えきってしまうと、結局は十分な効果が得られないの
が実情である。

この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、運転停止中における冷凍サイ
クル部品の温度低下を防ぎ、運転開始に際しての暖房能
力の立上がりを速めることができる空気調和機を提供す
ることにある。

［発明の構成］ （課題を解訣するための手段） 圧縮機、四方弁、室外熱交換器、減圧器、室内熱交換器
を順次連通してなるヒートポンプ式冷凍サイクルと、こ
の冷凍サイクルに設けた冷媒加熱器と、前記圧縮機の運
転、四方弁の切換、および冷媒加熱器の運転により暖房
運転を実行するｒ・段と、前記冷媒加熱器の温度を検知
する冷媒加熱器温度検知手段と、室外温度を検知する室
外温度検知手段と、運転停止時、前記室外温度検知手段
の検知温度が所定値以下になると前記圧縮機のモータ巻
線に低電圧を印加する手段と、運転停止時、前記室外温
度検知手段の検知温度が所定値以下の場合に前記冷媒加
熱器温度検知手段の検知温度が設定値以下になると前記
冷媒加熱器を運転する手段とを備える。

（作　用） 運転停止時、室外温度が所定値以下になると、圧縮機の
モータ巻線に低電圧を印加する。さらに、運転停止時、
室外温度が所定値以下となり、その状態で冷媒加熱器の
温度が設定値以下になると、冷媒加熱器を運転する。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図において、１は圧縮機で、その圧縮機１に四方弁
２、室外熱交換器３、逆止弁４、膨張弁５、室内熱交換
器６、および逆止弁７を順次連通し、ヒートポンプ式冷
凍サイクルを構成している。

そして、逆止弁４と膨張弁５との連通部から圧縮機１の
冷媒吸込側配管にかけて、電磁開閉弁８および冷媒加熱
器９を順次連通している。

冷媒加熱器９は、ガスバーナ１０を付属して備えており
、そのガスバーナ１０を比例弁１１を介して燃料供給源
（図示しない）に接続し、かつガスバーナ１０の近傍に
点火器１２を設けている。

そして、冷媒加熱器９に、冷媒加熱器温度センサ１３を
取付けている。

２０は空気調和機全般にわたる制御を行なう制御部で、
マイクロコンピュータおよびその周辺回路からなる。

この制御部２０に、圧縮機１、四方弁２、電磁開閉弁８
、比例弁１１、運転操作部２１、室内温度センサ２２、
室外温度センサ２３、および上記冷媒加熱器温度センサ
１３を接続する。

そして、制御部２０は、通常の冷房運転制御の他に、圧
縮機１の運転、四方弁２の切換、電磁開閉弁８の開ｈｋ
１および冷媒加熱器９の運転（ガスバーナ１０の燃焼）
により暖房運転を実行する機能手段と、この暖房運転時
、冷媒加熱器９の加熱量を負荷に応じて制御する機能手
段と、運転０屯時、室外温度センサ２３の検知温度が所
定値Ｔ。

以下になると圧縮機１のモータ巻線に加温用の低電圧を
印加する機能手段と、運転停止時、室外温度センサ２３
の検知温度か所定値Ｔ、以下の場合に冷媒加熱器温度セ
ンサ１３の検知温度が設定値Ｔ２以下になると冷媒加熱
器９を運転する手段とを備えている。

つぎに、上記のような構成において第２図を参照しなが
ら作用を説明する。

操作部２１で冷房運転の開始操作を行なうと、制御部２
０が圧縮機１を起動する。さらに、制御部２０は、電磁
開閉弁８を閉成し、図示実線矢印の方向に冷媒を流して
冷房サイクルを形成し、室外熱交換器３を凝縮器、室内
熱交換器６を蒸発・器として働かせる。つまり、室内に
冷風が吹出される。

操作部２１で暖房運転の開始操作を行なうと、制御部２
０が圧縮機１を起動するとともに、比例弁１１を開いて
点火器１２を動作させ、冷媒加貼；響９を運転する。さ
らに、制御部２０は、四方弁２を切換作動し、かつ電磁
開閉弁８を開放し、図示破線矢印の方向に冷媒を流して
暖房サイクルを形成し、室内熱交換器６を凝縮器、冷媒
加熱器９を蒸発器として作用させる。つまり、室内に温
風が１欠出される。

この暖房運転時、制御部２０は室内温度センサ２２の検
知温度と設定室内温度との差に応じて比例弁１１の開度
を、２２ｆｉｉ′ｉシ、冷媒加熱器９の加熱量（ガスパ
ー１０の燃焼量）を制御する。

ところで、運転停止時、室外温度センサ２３の検知温度
が所定１ａ　Ｔ　ｓ以下になると、ｆｌｉｎｔ　ｉ１部
２０は圧縮機１のモータ巻線に加温用の低電圧を印加す
る。

さらに、運転停止時、室外温度センサ２３の検知温度が
所定値Ｔ１以下となり、その状態で冷媒加熱器温度セン
サ１３の検知温度が設定値Ｔ２以下になると、制御部２
０は冷媒加熱器９を運転する。

そして、冷媒加熱器温度センサ１３の検知温度が設定値
Ｔ２よりも所定値高いＴ２　゛を超えると、制御部２０
は冷媒加熱器９の運転を停止する。

また、室外温度センサ２３の検知温度が所定値Ｔ１より
高くなったとき、制御部２０はモータ巻線への電圧印加
および冷媒加熱器９の運転を終了する。

このように、運転停止り中は圧縮機１の鴇線発島と冷媒
加熱器のオン、オフ運転とで冷凍サイクル部品の直皮低
下を防ぐことにより、暖房運転の開始に際しての暖房能
力の立上がりを速めることができ、法適性の大幅な向上
が図れる。

なお、上記実施例では、室外温度を直接的に検知したが
、たとえば冷媒加熱器９の冷媒入口側配管の温度や冷媒
出口側配管の温度を捕え、室外温度を間接的に検知する
構成としてもよい。また、冷媒加熱器９の温度がＴ２　
″を超えたところでその冷媒加熱器９の運転をオフした
が、タイマの計１１！ｉによる一定時間が経過したとこ
ろで冷媒加熱器９の運転をオフするようにしてもよい。

さらに、室外温度にχ・Ｉする所定値Ｔｌと冷媒加熱器
９の温度にχ・１する設定値Ｔ２とを同一の値としても
よい。

その他、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。

［発明の効果］ 以上述べたようにこの発明によれば、圧縮機。

四方弁、室外熱交換器、減圧器、室内熱交換器を順次連
通してなるヒートポンプ式冷凍サイクルと、この冷凍サ
イクルに設けた冷媒加熱器と、前記圧縮機の運転、四方
弁の切換、および冷媒加熱器の運転により暖房運転を実
行する手段と、前記冷媒加熱器の温度を検知する冷媒加
熱器温度検知手段と、室外温度を検知する室外温度検知
手段と、運転停止時、前記室外温度検知手段の検知温度
が所定値以下になると前記圧縮機のモータ巻線に低電圧
を印加する手段と、運転停止時、前記室外温度検知手段
の検知温度が所定値以下の場合に前記冷媒加熱器温度検
知手段の検知温度が設定値以下になると前記冷媒加熱器
を運転する手段とを備えたので、運転Ｐ７’正中におけ
る冷凍サイクル部品の温度低下を防ぎ、運転開始に際し
ての暖房能力の立上がりを速めることができる空気調和
機を捉供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例における冷凍サイクルおよ
び制御回路の構成を示す図、第２図は同実施例の作用を
説明するためのタイムチャートである。 １・・・圧縮機、２・・・四方弁、３・・・室外熱交換
器、５・・・膨張弁（減圧器）、６・・・室内熱交換器
、８・・パ市磁開閉弁、９・・・冷媒加熱器、１０・・
・ガスバーナ、１１・・・比例弁、１３・・・冷媒加熱
器温度センサ（冷媒加熱器温度検知手段）、２０・・・
制御部、２３・・・室外温度センサ（室外温度検知手段
）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機、四方弁、室外熱交換器、減圧器、室内熱交換器
   を順次連通してなるヒートポンプ式冷凍サイクルと、こ
   の冷凍サイクルに設けた冷媒加熱器と、前記圧縮機の運
   転、四方弁の切換、および冷媒加熱器の運転により暖房
   運転を実行する手段と、前記冷媒加熱器の温度を検知す
   る冷媒加熱器温度検知手段と、室外温度を検知する室外
   温度検知手段と、運転停止時、前記室外温度検知手段の
   検知温度が所定値以下になると前記圧縮機のモータ巻線
   に低電圧を印加する手段と、運転停止時、前記室外温度
   検知手段の検知温度が所定値以下の場合に前記冷媒加熱
   器温度検知手段の検知温度が設定値以下になると前記冷
   媒加熱器を運転する手段とを具備したことを特徴とする
   空気調和機。