JPH03177744A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、温水暖房と冷媒循環式の冷房兼用の空気調和
機Ｅこ係り、特に、快適な除湿主体運転が可能な空気調
和機に関する。

〔従来の技術〕

従来、蒸発器で冷却、除湿をして、ラジェータで再加熱
を行う除湿主体運転では、運転開始と同時に送風機を運
転する構成のものがあった。

一般に、運転開始後冷媒循環式の冷却除湿をするためＧ
こ必要な蒸発器温度に達する時間と、温水循環による再
加熱をするために必要なラジェータ温度に達する時間、
いわゆる、立上り時間（こは差異がある。このため、従
来の除湿主体運転の構成であると、ラジェータの立上り
時間が短力）い場合は、室温よりも高い温度で、且つ、
十分除湿されていない空気が空気調和機より吐出される
ことになり、なま暖かい不快な運転となる欠点があった
。

また、逆ｆこ、蒸発器の宜上り時間が短力）い場合は、
ラジェータで十分再加熱されない、冷たい空気が空気調
和機より吐出され、冷風感のある不快な運転となる欠点
があった。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来は、除湿主体運転開始時の蒸発器、ラジェータ、そ
れぞれの立上り時間が考慮されておらず、運転開始と同
時に送風も開始されるので、例えば、十分に除湿されて
いない、なま暖い空気が室内に吐出されたり、あるいは
、十分に再加熱されていｆλい冷たい空気が吐出され、
不快であるという欠点があった。

本発明の目的は、このような欠点を無くし、除湿主体運
転開始時の不快な状態を無くし、快適な運転とすること
ができる空気調和機を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を遠吠するために、蒸発器とラジェータそれぞ
れに温度検知器を設け、除湿主体運転開始時ｉこ、蒸発
器、ラジェータがそれぞれの所定温度）Ｃなった時に送
風機を運転する構成としたものであ”る。

〔作用〕

すなわち、除湿主体運転開始時には送風機の運転開始を
蒸＠器、ラジェータの温度により制御する。それにより
、蒸発器の温度、ラジェータの温度を検知し、それぞれ
が所定の温度になったときに、送風を開始するので、除
湿主体運転開始時に不快な吐出空気を無くすことができ
る。

また、冷媒循環サイクリと温水循環サイクルはそれぞれ
個別サイクルであり、温水ボイラと室内機の温水配管の
長さ等で温水ラジェータの立上り時間は空気調和機の据
付事情（こより変化する。また、冷媒蒸発器の立上り時
間喜こ関しても同様であるが、本発明によれば、Ｎ接的
にそれぞれ蒸発器。

ラジェータの温度を検知するので据付事情１こ左右され
ることなく、その効果が得られる。また、送風機運転開
始の蒸発器温度の設定を室内空気の蕗点温度以下として
おき、そのときの蒸発器による冷却能力に見合った加熱
能力となるラジェータ温度を設定温度とすれば、除湿主
体運転開始時より、室内空気温度とほぼ同じ温度の除湿
された空気を空気調和機より吐出することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図、および第３
図により説明する。

１．１１はそれぞれ本発明の一実施例の空気調和機の室
内ユニット、室外ユニットであり、２は冷媒傭環式の冷
房用蒸発器、３は温水暖房用ラジェータ、４は温水配管
、５は温水制御弁、６は室内ユニットの送風機、６−１
は送風用を動機、８は運転制御用の電気品、９は室温検
知器、１９は島発器温度検知器、２９はラジェータ温度
検知器、　ｉｏは露皿、１２は冷媒用圧縮機、１３は冷
媒用室外凝縮器。

１４は冷媒減圧用膨張弁、１５は室外ユニットの送風機
、１６は温水サイクル用の温水ボイラである。また、第
４図では５−１は温水制御弁５の弁駆動用電動機、２２
は運転スイッチ、２３）ま室温調節器、２４は送風用電
動機６−１を制御するファンリレー２５はパワーリレー
、１５−１は送風機１５の送風用電動機、１２−１は圧
縮機１２の圧縮用′電動機である。

また表１は室温検知温度番こ対する送ｉ機運転開始設定
蒸発温度。

ラジェータ温度を示す。

以下余白 このような構成で除湿主体運転を行らには、運転スイッ
チ２２を投入し、送風用電動機１５−１．圧縮用電動機
１２−１に通電し、送風機１５．圧縮機１２が運転し周
知の冷媒循環式の冷凍サイクルを構成し、同時に、弁駆
動用或動機５−１に通電され、温水制御弁５を介して温
水がラジェータ５を流れる。その後、表１に示す室温検
知温度と設定蒸発器温度、設定ラジェータ温度により送
風用電動機６−１１こ通電が開始され、送風機６が運転
を開始する。これにより、室内空気は蒸発器２で冷却。

除湿され、次いで、ラジェータ３で再加熱されて室内へ
吐出されて除湿主体の運転を行う。

このような除湿主体運転では、送風機６は運転スイッチ
２２の投入と同時に運転を開始するのでは無く、蒸発器
温度、ラジェータ温度が表１で示された設定温度になっ
たときに運転を開始する。これにより、除湿運転開始時
にも除湿され、再加熱されて室温とほとんど同じ温度の
空気が室内ユニットより吐出されることになる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、除湿主体運転開始時の送風機運転開始
を蒸発器温度、ラジェータ温度により制御できるので、
蒸発器温度が十分Ｅこ低下しないときに、空気が蒸発器
を通過して除湿されないという欠点もなく、更に、ラジ
ェータ温度が十分に高くなっていないときに空気がラジ
ェータを通過して、冷たい空気が吐出されるという欠点
もなく、運転開始時より除湿され、室温とほとんど同じ
温度の空気が空気調和機の室内ユニットより吐出され快
適であるという効果がある。

また、一般に冷媒循環式の冷房と温水循環による温水暖
房を行う空気調和機では暖房時の予熱のためにラジェー
タに温度検知器を設けることが多く、本発明のラジェー
タ温度検知器としても利用できるので部品数が特に増加
しない場合が多いという経済的効果もある。さらに、蒸
発器には氷結を防止するために、蒸発器ｆこ温度検知器
を設けることが多いので本発明の蒸発６温度検知器とし
ても利用できるので経済的効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の系統図、９ｇ２図。 および第５図は第１図の室内ユニットの側面図および断
面図、第４図は本発明の実施例の電気回路図である。 １・・・室内ユニット　　２・・・蒸発器５・・・ラジ
ェータ　　　９・・・室温検知器１９・・・蒸発器温度
検知器 ２９・・・ラジェータ温度検知器 ６・・・室内ユニットの送風機 １１・・・室外ユニット

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、冷媒循環式冷房用の蒸発器、温水暖房用のラジエー
   タ、温水制御弁、冷媒用圧縮機、送風機、制御用の電気
   品を含み、前記蒸発器を通過して冷却、除湿された空気
   をラジエータを通過させて再加熱して除湿主体運転を行
   なう空気調和機において、 前記蒸発器、前記ラジエータそれぞれに温度検知器を設
   け、前記蒸発器、前記ラジエータがそれぞれ所定の温度
   になるまでは、前記送風機を停止しておき、それぞれの
   所定の温度に達したならば、前記送風機を運転するよう
   に構成したことを特徴とする空気調和機。 ２、請求項１において、 室温検知器を設け、除湿主体運転開始時の室温に応じて
   、前記送風機の運転を開始する前記蒸発器の温度、前記
   ラジエータの温度をそれぞれ設定した空気調和機。