JP2953769B2 - 空気調和機の除湿制御装置 - Google Patents
空気調和機の除湿制御装置Info
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Description
和機の除湿運転制御装置に関するものである。
イル内蔵形の空気調和機があって、暖房立ち上り特性が
良く、吹出温度が高いことからこうした空気調和機が普
及されている。
に室外機8に圧縮機1と、凝縮器2と、キャピラリチュ
ーブ3で連結して備えるとともに、冷媒配管5を介し
て、室内機14内の蒸発器6と接続されている。前記蒸発
器6の風下側には温水コイル12を設け、温水の流量をリ
ニアに調節可能な比例流量制御弁16を介して配管15でボ
イラー13と接続している。前記蒸発器6と前記温水コイ
ル12の熱交換のため室内送風機10が設けられ、前記蒸発
器6の風上側、すなわち吸込側には吸込温度センサー17
を設けるとともに風下側、すなわち吹出側には吹出温度
センサー18を備えている。
合、圧縮機1がONされ、蒸発器6により冷房運動が行わ
れるとともに、ボイラー13もONされ、前記吸込温度セン
サー17と前記吹出温度センサー18で感知された吸込温度
と吹出温度との差により前記比例流量制御弁16の開度が
決定され、温水が流れ、温水コイル12で暖房運転が行わ
れ、前記冷風運転による冷風と温風とが混合されてその
空気は室内送風機10により送風されながら除湿運転が行
われていた。そこで第5図に示すようにその後常に吸込
温度と吹出温度を監視して、比例流量制御弁16の開度を
調節することにより温水流量を調節し、吹出温度と吸込
温度が同じになるように除湿運転を行うものであった。
が吸込温度と吹出温度により常に変化するが、前記比例
流量制御弁16の変化は十分行われるが吸込温度と吹出温
度の各センサー17,18の応答が遅いために、温度の変化
についていけず、部屋の温度が上りすぎたり、下がりす
ぎたりし、使用者の快適性を損なうという課題を有して
いた。
品のコスト低減が難しいという課題と、比例流量制御弁
16のある流量(流速が速い時)が流れる開度によって
は、流水音が発生し、使用者に不快感を与えるという課
題も有していた。
の快適性向上と、コストの低減と、異常音の低減を図る
ことを目的とするものである。
機と、凝縮器と、膨張機構をそれぞれ配管で連結すると
ともに、室内機側に室内送風機によって熱交換される蒸
発器を備え、前記蒸発器と並列に温水コイルを組み込
み、この温水コイルは全開全閉型流量制御弁を介してボ
イラーと接続し、前記蒸発器の風上側に吸込温度センサ
ーを備え、前記室内機のリモートコントロールスイッチ
の出力部より除湿運転を出力すると、モード部では室内
マイクロコンピュータが吸込温度と前記リモートコント
ロールスイッチに入力されたリモコン設定温度との差に
より、前記圧縮機、ボイラー、全開全閉型流量制御弁を
一定時間毎にON/OFF運転し、一定時間経過後再び前記マ
イコンが吸込温度とリモコン設定温度を読みとって、そ
の差で前記モード部の運転を制御するようにしたもので
ある。
ボイラー,全開全閉型流量制御弁の運転モードがある一
定時間ごとに変化し、吸込温度とリモコン設定温度の0d
egになるように制御し、吸込温度と吹出温度が同一温度
になる除湿運転を行うこととなる。
説明する。なお従来例に付した符号と同一符号は同一物
を示し、説明は省略するとともに、本発明の要旨とする
ところは、除湿運転装置にある。すなわち室外機8に圧
縮機1と、凝縮器2と、キャピラリチューブ3で連結し
て備えるとともに、冷媒配管5を介して室内機14内の蒸
発器6と接続されている。前記蒸発器6の風下側には温
水コイル12を設け、温水の流れを開閉可能な全開全閉型
の流量制御弁20を使用し配管15でボイラー13と接続して
いる。前記蒸発器6と前記温水コイル12の熱交換用とし
て室内送風機10が設けられ、前記蒸発器6の吸込側には
室内の吸込温度を常に検出する吸込温度センサー17を備
えている。さらに運転命令を出力するリモートコントロ
ールスイッチ(以下リモコンと称す)(図示せず)を備
え、室内機14にはリモコンより前記圧縮機1等に出力す
るマイクロコンピュータ(以下マイコンと称す)21を備
えている。すなわち、リモコンの内部には出力部35とモ
ード部16からなる信号系統が備えられているのである。
湿運転命令22とリモコン設定温度23を出力部35より出力
した場合、前記吸込温度センサー17より吸込温度24がマ
イコン21に入力され、吸込温度とリモコン設定温度との
差(以下Δtと称す)25により、前記圧縮機1,室内送風
機10,ボイラー13,全開全閉型流量制御弁20の運転モード
が決定され、各運転モードによって決まった一定時間後
に再びΔt25(第3図)により運転モードが決まるとい
う運転を繰り返しながら、吸込温度とリモコン設定温度
の差Δt25が0degになるように制御し続け、リモコンよ
り停止命令がきたら、この制御を停止させるのである。
力系統となるが、第3図に示すΔt25による制御系統図
を交えながら説明する。冷房運転モード26,ソフトドラ
イ運転モード27,温水ドライ1運転モード28,監視モード
29,温水ドライ2運動モード30,暖房運転モード31に分か
れ、吸込温度24とリモコン設定温度23との差Δt25が0de
g以上では冷房運転モード26、0〜−1.0degではソフト
ドライ運転モード27、−1.0〜2.0degでは温水ドライ1
運転モード28、−2.0〜−3.0degでは監視モード29、−
3.0〜−4.0degでは温水ドライ2運転モード30、−4.0de
g以下では暖房運転モード31となっている。例えば運転
開始直後はΔt25が1degあった場合、マイコン21は冷房
運転モード26を選択し、圧縮機1をON、室内送風機10の
設定ノッチ、その他はOFFにて、Δt25が0degになるまで
運転し、一旦0degとなってから4分間、圧縮機1をOF
F、室内送風機10を最低ノッチにした後、再びΔt25を計
算し、Δt25が−1.0〜−2.0であったとすると、温水ド
ライ1運転モード28を選択し、圧縮機1を6分間ON、3
分間OFF、室内送風機10を最低ノッチ運転、ボイラー13
を6分間ON、3分間OFF、全開全閉型流量制御弁20を2
分間全開、2分間全閉、5分間全開という状態を計9分
間続けて、再びΔt25を計算するのである。その他の運
転モードも同様にある一定時間内で圧縮機1,室内送風機
10,ボイラー13,全開全閉型流量制御弁20をON,OFF又はノ
ッチ変化させるのである。このような運転モード36から
なる運転により、冷媒冷房による空気の除湿及び冷却、
温水暖房による加熱が行われ、スムーズにΔt25が0deg
になるような、すなわち、吸込温度と吹出温度が同一温
度になるような除湿運転が行われるのである。
運転時に室内吸込空気温度とリモコン設定温度の差Δt
から運転モードを決定し、一定時間、圧縮機,室内送風
機,ボイラー,全開全閉型流量制御弁をある運動モード
で運転させた後再びΔtより運転モードを決定するよう
にしたから、ある運転モードで一定時間運転中に吸込温
度や吹出温度が安定しやすく、その状態のΔtで判定す
るため徐々にΔtが0degになるように運転モードが変化
し、室内吸込温度も短時間でリモコン設定温度に近づい
ていき、除湿運転時における吸込温度と吹出温度が同一
温度(Δt0)となって温度の上下も少ないため、快適性
が向上するのである。
るため、コスト低減を図りながら、比例流量制御弁の水
の通過時の異常音を低減できるという効果も有するので
ある。
凍サイクル図、第2図は同空気調和機の除湿装置の制御
ブロック図、第3図は同除湿装置の運転モード図、第4
図は従来の空気調和機の除湿装置の冷凍サイクル図、第
5図は比例流量制御弁の開度と温度差の関係図である。 1……圧縮機、2……凝縮器、3……キャピラリチュー
ブ、6……蒸発器、8……室外機、10……室内送風機、
12……温水コイル、13……ボイラー、14……室内機、17
……吸込温度センサー、20……全開全閉型流量制御弁、
21……マイクロコンピュータ、35……出力部、36……モ
ード部。
Claims (1)
- 【請求項1】室外機側に圧縮機と、凝縮機と、膨張機構
をそれぞれ配管で連結するとともに、室内機側に室内送
風機によって熱交換される蒸発器を備え、前記蒸発器と
並列に温水コイルを組み込み、この温水コイルは全開全
閉型流量制御弁を介してボイラーと接続し、前記蒸発器
の風上側に吸込温度センサーを備え、前記室内機のリモ
ートコントロールスイッチの出力部より除湿運転を出力
すると、モード部では室内マイクロコンピュータが吸込
温度と、前記リモートコントロールスイッチに入力され
たリモコン設定温度との差により、前記圧縮機、ボイラ
ー、全開全閉型流量制御弁を一定時間毎にON/OFF運転
し、一定時間経過後再び前記マイコンが吸込温度とリモ
コン設定温度を読みとって、その差で前記モード部の運
転を制御するようにしてなる空気調和機の除湿制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2249447A JP2953769B2 (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | 空気調和機の除湿制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2249447A JP2953769B2 (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | 空気調和機の除湿制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126944A JPH04126944A (ja) | 1992-04-27 |
JP2953769B2 true JP2953769B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=17193105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2249447A Expired - Fee Related JP2953769B2 (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | 空気調和機の除湿制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2953769B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-18 JP JP2249447A patent/JP2953769B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04126944A (ja) | 1992-04-27 |
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