JP2650461B2 - 小型空気調和機 - Google Patents

小型空気調和機

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JP2650461B2 JP2097129A JP9712990A JP2650461B2 JP 2650461 B2 JP2650461 B2 JP 2650461B2 JP 2097129 A JP2097129 A JP 2097129A JP 9712990 A JP9712990 A JP 9712990A JP 2650461 B2 JP2650461 B2 JP 2650461B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷凍サイクルと電熱装置を具備する小型空
気調和機に関するものである。
従来の技術 従来、この種の単一の屋内空間に設置される小型空気
調和機では、電熱装置の制御は電熱装置による温度を検
出して行われていた。
第3図は、従来の小型空気調和機を示すものである。
1は、空気調和機ユニット、2は蒸発器、3は凝縮器、
4は圧縮機、5は電動機、6は蒸発器用送風回路7と凝
縮器用送風回路8を仕切る隔壁、前記蒸発器用送風回路
7は並列に設けられた吹出口7a,7bに連通している。9
は、蒸発器用空気吹込口7aを閉鎖、開口させるダンパで
ある。蒸発器用送風回路7の空気吹込口7bに致る途中に
電熱装置10が配設されている。11は蒸発器用ファン、12
は凝縮器用ファン、13は電熱装置10の過熱保護装置、14
は蒸発器2のパイプに固定された温度検出のための配管
センサである。
以上のように構成された従来の空気調和機について、
以下その動作を説明する。この空気調和機を冷風運転で
用いる場合、ダンパ9は、第3図に示す破線の位置に回
転させ、蒸発器用送風回路7を通過した冷風が、冷風側
吹込口7aから排出され使用者に冷風感をもたらす。又凝
縮器吹出空気は、背面の吹出口8aへ排出される。また、
除湿運転時は前述の冷房時と同一の位置にタンパ9があ
り前記蒸発器用ファン11が冷風運転時より微弱に回転さ
れ蒸発器2の冷却能力を落として除湿が行われる。この
時、蒸発器2の温度が下がり蒸発器2が凍結するのを配
管センサ14により蒸発器2の温度を検出して圧縮機4を
停止させ防止している。温風運転時には、ダンパ9は、
第3図に示す実線の位置にあり、蒸発器用、凝縮器用送
風回路7、8いずれも冷媒熱交換なしの送風のみを利用
し、凝縮器用送風回路8からの風は吹出口8aからただの
循環風として吹き出され、蒸発器用送風回路7からの風
は通電発熱した電熱装置10を通過させ、使用側吹出口7b
へ排出し、温風感をもたらす。このとき蒸発器ファン11
あるいは電動機5の異常あるいは小空間での運転等によ
り電熱装置10が異常高温になった場合過熱保護装置13に
より電熱装置10への通電を停止する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、蒸発器用ファン
11あるいは電動機5の異常と小空間での運転による電熱
装置10の異常高温を同一保護装置13で制御している為、
たとえば押入の中のような小空間で運転した時、空間温
度がかなり高温にならないと保護装置が動作しないとい
う欠点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、あらたな温度検出手段を
追加せず小空間運転時に空間温度を検出することを可能
にし、空間温度が異常高温になることを防止するもので
ある。
課題を解決するための手段 上記課題を解決(目的を達成)するために本発明は、
蒸発側熱交換器、凝縮側熱交換器、圧縮機等を有する冷
凍サイクルと、電熱装置と、前記蒸発側熱交換器、前記
凝縮側熱交換器、前記電熱装置の順に空気が流れる通風
回路と、制御回路と、前記蒸発側熱交換器の冷媒管に固
定された温度検出手段と、冷凍サイクル運転はせず電熱
装置に通電する温風運転時に、前記温度検出手段により
検出された温度と比較する比較手段と、比較手段の結果
により前記電熱装置への通電を制御する制御手段とを有
するものである。
また、蒸発側熱交換器、凝縮側熱交換器、圧縮機等を
有する冷凍サイクルと、電熱装置と、前記蒸発側熱交換
器を通る蒸発側通風回路と、前記凝縮側熱交換器、前記
電熱装置の順に空気が流れる凝縮側通風回路と、制御回
路と、前記蒸発側熱交換器の冷媒管に固定された温度検
出手段と、冷凍サイクル運転はせず電熱装置に通電する
温風運転時に、前記温度検出手段により検出された温度
と比較する比較手段と、比較手段の結果により前記電熱
装置への通電を制御する制御手段とを有する物である。
また、蒸発側熱交換器、凝縮側熱交換器、圧縮機等を
有する冷凍サイクルと、電熱装置と、前記凝縮側熱交換
器を通る凝縮側通風回路と、前記蒸発側熱交換器、前記
電熱装置の順に空気が流れる蒸発側通風回路と、制御回
路と、前記蒸発側熱交換器の冷媒管に固定された温度検
出手段と、冷凍サイクル運転はせず電熱装置に通電する
温風運転時に、前記温度検出手段により検出された温度
と比較する比較手段と、比較手段の結果により前記電熱
装置への通電を制御する制御手段とを有するものであ
る。
作用 上記手段による作用は、以下の通りである。
本発明は、温風運転時に、運転停止している冷凍サイ
クルの蒸発器に固定された温度検出手段を用いて空気温
度を検出し電熱装置への通電を制御するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参考に説明す
る。
まず、第1図により、本発明の一実施例について説明
する。なお、本実施例の機械的な製造は第3図にしめす
従来の小型空気調和機と同一なので説明を省略する。
第1図は本発明の小型空気調和機のブロック図を示
す。15は比較部を含むマイクロコンピュータ(以下マイ
コンという)でこのマイコン15には、電源部16、圧縮
機、ファンなとの運転制御部21、配管センター14、A/D
変換器等による温度検出部17、リレー駆動回路18、電熱
装置10への通電を制御するリレー回路19などの制御部20
が結合されている。
以上のような構成における制御動作を第2図のフロー
チャートにより説明する。
電源onするとダンパ9を位置等を初期設定を行う(ス
テップ101)。次に運転スイッチ「ON」が判断され(ス
テップ102)「NO」の場合停止処理を行い(ステップ10
3)Aに戻る。「YES」の場合、モード切り換えスイッチ
の設定により温風運転が判断される(ステップ104)。
温風運転が「NO」の場合、次に冷風運転が判断される
(ステップ105)。冷風運転が「NO」の場合、除湿運転
制御を行って(ステップ106)Aに戻る。冷風運転が「Y
ES」の場合、冷風運転制御を行い(ステップ107)Aに
戻る。この時、従来の小型空気調和機と同様に蒸発器2
が凍結するのを配管センサ14により蒸発器2の温度を検
出して圧縮機4を停止させ防止している。
ステップ104で前記温風運転が「YES」の場合、ダンパ
9を冷風側吹出7aへの通路を閉じるように第1図の実線
の位置にする(ステップ108)。次にファンモータ5を
運転し送風をおこなう(ステップ109)。次に温度検出
部17の配管センサ14で温度を測定しマイコン15内部の比
較部で予め設定しておいた温度Tと比較する(ステップ
110)。この時設定温度Tは通常の室温よりやや高めの
温度(たとえば35℃)に設定しておく。ここで配管温度
≦Tが「YES」の場合、制御部20のリレー回路19を通じ
て電熱装置10に通電し温風運転を行いAにもどる(ステ
ップ111)。配管温度≦Tが「NO」の場合、制御部20の
リレー回路19により電熱装置10への通電を停止しAにも
どる(ステップ112)。
ここで温風運転時は、冷凍サイクルが運転していなく
蒸発器2には送風のみが行われていることにより、配管
センサ14によって送風空気温度すなわち室温を測定する
ことができる。
以上の様に本実施例では、新たな温度検出手段を追加
せず小空間運転時に空間温度を検出し空間温度が異常高
温になることを防止するものである。
また本実施例では、特許請求の範囲(3)に該当する
構成である蒸発側送風回路に電熱装置が設置されている
が、凝縮側送風回路に電熱装置が設置されているもので
も同様の効果が得られる。
また本実施例では、蒸発側送風回路と凝縮側送風回路
とが別になっており冷風運転ができるものであるが、い
わゆる除湿機のように蒸発器、凝縮器が一つの送風回路
に設置されておりその送風回路に電熱装置が設置されて
いるもので除湿運転と温風運転のみのものでも同様の効
果が得られる。
発明の効果 上記実施例より明らかなように本発明の小型空気調和
機は、蒸発側熱交換器の冷媒管に温度検出手段を固定す
ることにより、あらたな温度検出手段を追加せず室温検
出ができ、例えば押入の中のような小空間運転時に、空
間温度が異常高温になることを防止するという効果をも
つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は同制
御フローチャート、第3図は従来例の断面図である。 1……空気調和ユニット、2……蒸発器、3……凝縮
器、4……圧縮機、7……蒸発器用送風回路、8……凝
縮器用送風回路、9……ダンパ、10……電熱装置、14…
…配管センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 隆夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 浜田 信吾 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−174842(JP,A) 特開 昭63−25448(JP,A) 特開 平1−142357(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸発側熱交換器、凝縮側熱交換器、圧縮機
    等を有する冷凍サイクルと、電熱装置と、前記蒸発側熱
    交換器、前記凝縮側熱交換器、前記電熱装置の順に空気
    が流れる通風回路と、制御回路と、前記蒸発側熱交換器
    の冷媒管に固定された温度検出手段と、冷凍サイクル運
    転はせず電熱装置に通電する温風運転時に前記温度検出
    手段により検出された温度とあらかじめ定められた温度
    と比較する比較手段と、その比較手段の比較結果により
    前記電熱装置への通電を制御する制御手段とを有する小
    型空気調和機。
  2. 【請求項2】蒸発側熱交換器、凝縮側熱交換器、圧縮機
    等を有する冷凍サイクルと、電熱装置と、前記蒸発側熱
    交換器を通る蒸発側通風回路と、前記凝縮側熱交換器、
    前記電熱装置の順に空気が流れる凝縮側通風回路と、制
    御回路と、前記蒸発側熱交換器の冷媒管に固定された温
    度検出手段と、冷凍サイクル運転はせず電熱装置に通電
    する温風運転時に前記温度検出手段により検出された温
    度と比較する比較手段と、比較手段の結果により前記電
    熱装置への通電を制御する制御手段とを有する小型空気
    調和機。
  3. 【請求項3】蒸発側熱交換器、凝縮側熱交換器、圧縮機
    等を有する冷凍サイクルと、電熱装置と、前記凝縮側熱
    交換器を通る凝縮側通風回路と、前記蒸発側熱交換器、
    前記電熱装置の順に空気が流れる蒸発側通風回路と、制
    御回路と、前記蒸発側熱交換器の冷媒管に固定された温
    度検出手段と、冷凍サイクル運転はせず電熱装置に通電
    する温風運転時に前記温度検出手段により検出された温
    度と比較する比較手段と、比較手段の結果により前記電
    熱装置への通電を制御する制御手段とを有する小型空気
    調和機。
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