JPH0758131B2 - 加湿装置 - Google Patents
加湿装置Info
- Publication number
- JPH0758131B2 JPH0758131B2 JP2106768A JP10676890A JPH0758131B2 JP H0758131 B2 JPH0758131 B2 JP H0758131B2 JP 2106768 A JP2106768 A JP 2106768A JP 10676890 A JP10676890 A JP 10676890A JP H0758131 B2 JPH0758131 B2 JP H0758131B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- humidifying
- liquid
- layer
- humidification
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Air Humidification (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば暖房時に室内に供給される熱交換用気
体の湿度コントロールに使用されるものであって、詳し
くは、通気性を有し、かつ、液体供給装置からの加湿用
流下液により湿潤状態となる加湿層を、立姿勢の熱交換
器の通風面に沿わせる状態に配置した加湿装置に関す
る。
体の湿度コントロールに使用されるものであって、詳し
くは、通気性を有し、かつ、液体供給装置からの加湿用
流下液により湿潤状態となる加湿層を、立姿勢の熱交換
器の通風面に沿わせる状態に配置した加湿装置に関す
る。
加湿装置としては、熱交換器を出た温調気に対してスプ
レーや超音波を使用して加湿液を噴霧するものがあった
が、この場合には熱交換器に噴霧液がかかる場合があ
り、熱交換器に厳密な防鯖処理を施さねばならず、製作
コストがかさむものになっていた。
レーや超音波を使用して加湿液を噴霧するものがあった
が、この場合には熱交換器に噴霧液がかかる場合があ
り、熱交換器に厳密な防鯖処理を施さねばならず、製作
コストがかさむものになっていた。
そこで、従来は、前記加湿層に対して液体供給装置より
加湿用液体を流下(滴下)させることによって、噴霧す
る場合に比べて加湿液の飛散を抑える構成を採っている
が、第7図に示すように、加湿装置を縦姿勢の熱交換器
(5)の熱交換用気体通過方向下手側に配置し、前記加
湿装置の加湿層(22)に、熱交換器側に向けて下り傾斜
の通気孔(22a)を形成してあった。
加湿用液体を流下(滴下)させることによって、噴霧す
る場合に比べて加湿液の飛散を抑える構成を採っている
が、第7図に示すように、加湿装置を縦姿勢の熱交換器
(5)の熱交換用気体通過方向下手側に配置し、前記加
湿装置の加湿層(22)に、熱交換器側に向けて下り傾斜
の通気孔(22a)を形成してあった。
ちなみに、例示する加湿層(22)は、セラミックで形成
した短冊状の多孔質波板を並べて構成されるものであ
る。詳しくは、第2図にも示すように、多孔質波板は、
上下方向に沿う短冊状で且つ上下方向に沿って突曲部が
並ぶように形成され、そして、そのような波板が、隣り
合う波板の間にスペーサを介在する状態で、横幅方向に
並置されている。従って、隣り合う突曲部の間に、前記
通気孔(22a)が形成される。尚、前記スペーサを、多
孔質材で、且つ、前後方向に沿って突曲部が並び波板状
に形成することも多い。
した短冊状の多孔質波板を並べて構成されるものであ
る。詳しくは、第2図にも示すように、多孔質波板は、
上下方向に沿う短冊状で且つ上下方向に沿って突曲部が
並ぶように形成され、そして、そのような波板が、隣り
合う波板の間にスペーサを介在する状態で、横幅方向に
並置されている。従って、隣り合う突曲部の間に、前記
通気孔(22a)が形成される。尚、前記スペーサを、多
孔質材で、且つ、前後方向に沿って突曲部が並び波板状
に形成することも多い。
従って、加湿作用時に前記通気孔に溜まっている加湿液
が送風の停止によって熱交換器に向かって流れ出すため
に、加湿液が熱交換器にかかる問題を完全には解決でき
なかった。
が送風の停止によって熱交換器に向かって流れ出すため
に、加湿液が熱交換器にかかる問題を完全には解決でき
なかった。
ただし、第7図に示すように、通気孔を熱交換器に向け
て下向き傾斜姿勢に設定したものであっても、運転停止
指令に伴って、まず、前記液体供給機構を停止させ、か
つ、その後所定時間経過して、送風手段による送風を停
止する制御形態を採ることもできるが、前記通気孔が熱
交換器側に向けて下向き傾斜姿勢にあるので、完全には
熱交換器側への流出は食い止めることができず、又、完
全な“水切り”状態を行うには長時間の送風時間を必要
とし、実用的な運転方法ではなかった。
て下向き傾斜姿勢に設定したものであっても、運転停止
指令に伴って、まず、前記液体供給機構を停止させ、か
つ、その後所定時間経過して、送風手段による送風を停
止する制御形態を採ることもできるが、前記通気孔が熱
交換器側に向けて下向き傾斜姿勢にあるので、完全には
熱交換器側への流出は食い止めることができず、又、完
全な“水切り”状態を行うには長時間の送風時間を必要
とし、実用的な運転方法ではなかった。
本発明の目的は、加湿層内における加湿水の流れ方向を
合理的に設定して、熱交換器への加湿水の影響を抑える
ことができるようにする点にある。
合理的に設定して、熱交換器への加湿水の影響を抑える
ことができるようにする点にある。
本発明による加湿装置の第1の特徴構成は、前記加湿層
に、前記熱交換器側への液流出を阻止すべく、熱交換器
存在側とは反対側に液を流下案内する流下案内手段を設
けてある点にあり、その作用効果は次の通りである。
に、前記熱交換器側への液流出を阻止すべく、熱交換器
存在側とは反対側に液を流下案内する流下案内手段を設
けてある点にあり、その作用効果は次の通りである。
つまり、前記流下案内手段を形成することによって、前
記加湿層に流下された加湿水はその加湿層内を通過し
て、例えば第1図で示すように、流下案内手段の一つと
しての送風路(22a)にしみ出して熱交換器(5)と反
対側に流れ出す。
記加湿層に流下された加湿水はその加湿層内を通過し
て、例えば第1図で示すように、流下案内手段の一つと
しての送風路(22a)にしみ出して熱交換器(5)と反
対側に流れ出す。
したがって、前記流下案内手段を、熱交換器とは反対側
に加湿液を案内する状態に形成することによって、送風
手段の停止タイミングを考慮することなく、熱交換器側
へ加湿水が流出することを防止できる。
に加湿液を案内する状態に形成することによって、送風
手段の停止タイミングを考慮することなく、熱交換器側
へ加湿水が流出することを防止できる。
この結果、熱交換器に対しては防錆処理を施す必要がな
く、或いは、簡易な防錆処理でよくそれだけ、従来構成
に比べて製作コスト面で有利であり乍ら、前記流下案内
手段を設けるだけの簡易な改造を施すだけでよい利点を
有するに至った。
く、或いは、簡易な防錆処理でよくそれだけ、従来構成
に比べて製作コスト面で有利であり乍ら、前記流下案内
手段を設けるだけの簡易な改造を施すだけでよい利点を
有するに至った。
次に述べる第2の特徴構成は、上記第1の特徴構成を実
施する際の好適な具体構成を特定するものであって、熱
交換用気体を送風する送風手段を設け、運転停止指令に
伴って、前記液体供給装置を停止させ、且つ、その後所
定時間経過すると前記送風手段を停止する制御手段を設
けてある点にあり、その作用効果は次の通りである。
施する際の好適な具体構成を特定するものであって、熱
交換用気体を送風する送風手段を設け、運転停止指令に
伴って、前記液体供給装置を停止させ、且つ、その後所
定時間経過すると前記送風手段を停止する制御手段を設
けてある点にあり、その作用効果は次の通りである。
液体供給機構の停止タイミングより所定時間だけ送風手
段の停止タイミングを遅らせることにより、熱交換器側
への加湿水の流出を勿論防止できると共に、例えば、熱
交換器を収納した空調機ケース内面に付着した飛沫等を
霧散させ、乾燥状態を保つことができる利点もある。
段の停止タイミングを遅らせることにより、熱交換器側
への加湿水の流出を勿論防止できると共に、例えば、熱
交換器を収納した空調機ケース内面に付着した飛沫等を
霧散させ、乾燥状態を保つことができる利点もある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
例示図は、加湿装置(1)をパッケージ式空調機(2)
に使用した例を示すものであって、第3図に示すよう
に、前記パッケージ式空調機(2)は、室外用熱交換器
(3)を収納する室外用熱交換部(4)と、室内用熱交
換器(5)、コンプレッサー(6)、及び膨張弁(図示
せず)を収納する室内用熱交換器(7)と、前記両熱交
換部(4),(7)の間に位置する送風ダクト部(8)
とから成り、前記両熱交換部(4),(7)と前記送風
ダクト部(8)とを横並びに密着配置している。
に使用した例を示すものであって、第3図に示すよう
に、前記パッケージ式空調機(2)は、室外用熱交換器
(3)を収納する室外用熱交換部(4)と、室内用熱交
換器(5)、コンプレッサー(6)、及び膨張弁(図示
せず)を収納する室内用熱交換器(7)と、前記両熱交
換部(4),(7)の間に位置する送風ダクト部(8)
とから成り、前記両熱交換部(4),(7)と前記送風
ダクト部(8)とを横並びに密着配置している。
送風ダクト部(8)に、外気取入用のファン(9)と、
その下方に前記室外用熱交換部(4)に継る室外用ダク
ト部分(10)とを設け、前記室外用熱交換部(4)に送
風可能に構成すると共に、室外用熱交換部(4)の上方
に位置する外気吐出ファン(11)によって室外用熱交換
部(4)に投入された熱交換用気体を室外に放出すべく
構成してある。一方、前記送風ダクト(8)における室
外用ダクト部分(10)の横側方には室内用還気ダクト部
分(12)が設けられ、この室内用還気ダクト部分(12)
が室内用還気ダクト部分(12)の上方に設けた室内用還
気取入ファン(13)によって取入れられた室内還気を室
内用熱交換部(7)に送り込むべく構成されると共に、
室内用熱交換部(7)の上部に設けられた室内給気ファ
ン(14)によって室内給気を各空調室(図示せず)に送
り出すべく構成されている。
その下方に前記室外用熱交換部(4)に継る室外用ダク
ト部分(10)とを設け、前記室外用熱交換部(4)に送
風可能に構成すると共に、室外用熱交換部(4)の上方
に位置する外気吐出ファン(11)によって室外用熱交換
部(4)に投入された熱交換用気体を室外に放出すべく
構成してある。一方、前記送風ダクト(8)における室
外用ダクト部分(10)の横側方には室内用還気ダクト部
分(12)が設けられ、この室内用還気ダクト部分(12)
が室内用還気ダクト部分(12)の上方に設けた室内用還
気取入ファン(13)によって取入れられた室内還気を室
内用熱交換部(7)に送り込むべく構成されると共に、
室内用熱交換部(7)の上部に設けられた室内給気ファ
ン(14)によって室内給気を各空調室(図示せず)に送
り出すべく構成されている。
前記外気取入用ファン(9)の下方に設けられた第1ダ
ンパ(15)の調節によって外気の一部を室内還気内に混
入させるように構成すると共に、前記室内還気取入用フ
ァン(13)の下方に設けられた第2ダンパ(16)の調節
によって室内還気の一部を外気に混入させて、熱交換用
気体の状態量(温度、湿度)の調節が可能になってい
る。
ンパ(15)の調節によって外気の一部を室内還気内に混
入させるように構成すると共に、前記室内還気取入用フ
ァン(13)の下方に設けられた第2ダンパ(16)の調節
によって室内還気の一部を外気に混入させて、熱交換用
気体の状態量(温度、湿度)の調節が可能になってい
る。
前記室内用熱交換部(7)における室内還気取入口には
プレフィルタ(17)及び中性能フィルタ(18)が設置さ
れると共に、これらフィルタ(17),(18)の室外還気
下手側に上向き傾斜状態で立姿勢の前記室内用熱交換器
(5)が配設され、この室内用熱交換器(5)の通風下
手側に加湿装置(1)が装備され、更に、加湿水滴の空
調室内への流入を阻止するエリミネータ(20)が設けら
れている。
プレフィルタ(17)及び中性能フィルタ(18)が設置さ
れると共に、これらフィルタ(17),(18)の室外還気
下手側に上向き傾斜状態で立姿勢の前記室内用熱交換器
(5)が配設され、この室内用熱交換器(5)の通風下
手側に加湿装置(1)が装備され、更に、加湿水滴の空
調室内への流入を阻止するエリミネータ(20)が設けら
れている。
次に、前記加湿装置(1)について説明する。第2図に
示すように、前記加湿装置(19)は、加湿水を供給する
液体供給装置(21)と、通気孔(22a)を有しかつ前記
液体供給装置(21)からの加湿水により湿潤状態となる
加湿層(22)と、この加湿層(22)を支持し前記室内用
熱交換器(5)に取付け支持される枠フレーム(23)と
を備え、前記加湿層(22)が前記室内用熱交換器(5)
の通風下手側の通風面に沿わせる状態で配置されてい
る。
示すように、前記加湿装置(19)は、加湿水を供給する
液体供給装置(21)と、通気孔(22a)を有しかつ前記
液体供給装置(21)からの加湿水により湿潤状態となる
加湿層(22)と、この加湿層(22)を支持し前記室内用
熱交換器(5)に取付け支持される枠フレーム(23)と
を備え、前記加湿層(22)が前記室内用熱交換器(5)
の通風下手側の通風面に沿わせる状態で配置されてい
る。
前記液体供給装置(21)は、加湿層(22)の上方に位置
して加湿水を供給するヘッダー管(21a)と、このヘッ
ダー管(21a)に加湿水を供給制御するバルブ機構(21
b)とで構成され、前記加湿層(22)の上方より加湿水
を滴下するようにしてある。
して加湿水を供給するヘッダー管(21a)と、このヘッ
ダー管(21a)に加湿水を供給制御するバルブ機構(21
b)とで構成され、前記加湿層(22)の上方より加湿水
を滴下するようにしてある。
前記加湿層(22)は、セラミックで形成した短冊状の多
孔質波板を並べて構成されるものであって、詳しくは、
多孔質波板が、上下方向に沿う短冊状で且つ上下方向に
沿って突曲部が並ぶように形成され、そのような波板
を、隣り合う波板の間にスペーサを介在する状態で、横
幅方向に並置して構成されている。そして、上記加湿水
で湿潤状態になり室内用給気に対して加湿する。又、こ
の加湿層(22)には、前記多孔質波板の隣合う突曲部の
間に前記室内用給気の進行方向に沿った通気孔(22a)
が形成されることになるが、この通気孔(22a)は、第
1図に示すように、熱交換器から遠ざかる程下向き傾斜
状態に形成され、この通気孔(22a)に流出する加湿水
が熱交換器側に流れ出すのを防止し乍ら、その加湿水を
熱交換器存在側とは反対側に流下案内する流下案内手段
として構成されている。したがって、加湿水が熱交換器
側に流れ出し前記熱交換器(5)を湿気で錆付かせると
いったことを防止できる。
孔質波板を並べて構成されるものであって、詳しくは、
多孔質波板が、上下方向に沿う短冊状で且つ上下方向に
沿って突曲部が並ぶように形成され、そのような波板
を、隣り合う波板の間にスペーサを介在する状態で、横
幅方向に並置して構成されている。そして、上記加湿水
で湿潤状態になり室内用給気に対して加湿する。又、こ
の加湿層(22)には、前記多孔質波板の隣合う突曲部の
間に前記室内用給気の進行方向に沿った通気孔(22a)
が形成されることになるが、この通気孔(22a)は、第
1図に示すように、熱交換器から遠ざかる程下向き傾斜
状態に形成され、この通気孔(22a)に流出する加湿水
が熱交換器側に流れ出すのを防止し乍ら、その加湿水を
熱交換器存在側とは反対側に流下案内する流下案内手段
として構成されている。したがって、加湿水が熱交換器
側に流れ出し前記熱交換器(5)を湿気で錆付かせると
いったことを防止できる。
前記加湿層(22)を支持する枠フレーム(23)は、第2
図に示すように、加湿層(22)を支持する周フレーム
(23A)と、この周フレーム(23A)より延出した左右横
側板(23B)及び(23C)と、更に、周フレーム(23A)
の上下辺を継ぐ縦桟(23a)とから成っている。前記周
フレーム(23A)を継ぐフレームとして縦桟(23a)だけ
を設けているので、横桟を設ける場合に見られるような
横桟より滴下する加湿水が熱交換器(5)にかかるとい
ったことを抑制し、前記縦桟(23a)で底板(23C)まで
加湿水を導くことができる。尚、前記底板(23C)には
流通孔(23b)が設けてあり、前記底板(23C)に至った
加湿水を下方に誘導し、底板(23C)の下方に誘導され
る水を受け止める貯水受け(24)が設けてある。
図に示すように、加湿層(22)を支持する周フレーム
(23A)と、この周フレーム(23A)より延出した左右横
側板(23B)及び(23C)と、更に、周フレーム(23A)
の上下辺を継ぐ縦桟(23a)とから成っている。前記周
フレーム(23A)を継ぐフレームとして縦桟(23a)だけ
を設けているので、横桟を設ける場合に見られるような
横桟より滴下する加湿水が熱交換器(5)にかかるとい
ったことを抑制し、前記縦桟(23a)で底板(23C)まで
加湿水を導くことができる。尚、前記底板(23C)には
流通孔(23b)が設けてあり、前記底板(23C)に至った
加湿水を下方に誘導し、底板(23C)の下方に誘導され
る水を受け止める貯水受け(24)が設けてある。
第3図に示すように、前記エリミネータ(20)は室内給
気通路の流通断面一杯に設けられ、圧損が大きくならな
いような構成になっているが、第6図に示すように、室
内給気ファン(14)に近い為に室内給気速度が大きく水
滴が飛散し易い加湿層(5)上部に対応して設けられて
もよく、或いは、第5図に示すように、加湿層(5)上
方にひさし状に延設され、水滴の飛散のみを防止する構
成を採ってもよい。
気通路の流通断面一杯に設けられ、圧損が大きくならな
いような構成になっているが、第6図に示すように、室
内給気ファン(14)に近い為に室内給気速度が大きく水
滴が飛散し易い加湿層(5)上部に対応して設けられて
もよく、或いは、第5図に示すように、加湿層(5)上
方にひさし状に延設され、水滴の飛散のみを防止する構
成を採ってもよい。
次に加湿装置(19)を停止させるタイミングに付いて説
明する。前記空調機(2)に対して運転停止指令が発せ
られると、 前記液体供給装置(21)を停止し、所定時間を置
く。
明する。前記空調機(2)に対して運転停止指令が発せ
られると、 前記液体供給装置(21)を停止し、所定時間を置
く。
次に、所定時間経過すると、前記室内還気用ファン
(13)及び前記室内給気ファン(14)を停止する、 ように、CPUを含む制御手段(25)で停止制御するよう
にしてある。これによって、室内熱交換部(7)内の乾
燥を十分に行うことができる。
(13)及び前記室内給気ファン(14)を停止する、 ように、CPUを含む制御手段(25)で停止制御するよう
にしてある。これによって、室内熱交換部(7)内の乾
燥を十分に行うことができる。
イ 加湿水を熱交換器(5)とは反対側に導く流下案内
手段(22a)としては、第4図に示すように、加湿層
(5)の中間部に縦向きの孔(22b)を形成し、この孔
(22b)に対して熱交換器側そく面と熱交換器存在側と
は反対側そく面夫々より横向き通気孔(22a)を下向き
傾斜状態で形成し、前記縦向き孔(22b)を介して加湿
水を回収し、熱交換器側への加湿水の流出を抑制する構
成を採ってもよい。前記熱交換器側横向き孔(22a)と
熱交換器存在側とは反対側の横向き孔(22a)とを逆傾
斜に形成してあるのは、通風抵抗を増して水滴飛散を抑
制する効果を出すためである。
手段(22a)としては、第4図に示すように、加湿層
(5)の中間部に縦向きの孔(22b)を形成し、この孔
(22b)に対して熱交換器側そく面と熱交換器存在側と
は反対側そく面夫々より横向き通気孔(22a)を下向き
傾斜状態で形成し、前記縦向き孔(22b)を介して加湿
水を回収し、熱交換器側への加湿水の流出を抑制する構
成を採ってもよい。前記熱交換器側横向き孔(22a)と
熱交換器存在側とは反対側の横向き孔(22a)とを逆傾
斜に形成してあるのは、通風抵抗を増して水滴飛散を抑
制する効果を出すためである。
ロ 加湿層(22)としては、短繊維を圧縮して固めたも
のを使用してもよく、又スポンジ状のものを使用しても
よい。そして、この場合に前記流下案内手段(22a)と
して、樋状の流下路を加湿層(22)内に埋め込み、熱交
換器側とは反対側に加湿水を流下させるように構成して
もよい。以上、前記通風路、樋状流下路等を流下案内手
段(22a)と称する。
のを使用してもよく、又スポンジ状のものを使用しても
よい。そして、この場合に前記流下案内手段(22a)と
して、樋状の流下路を加湿層(22)内に埋め込み、熱交
換器側とは反対側に加湿水を流下させるように構成して
もよい。以上、前記通風路、樋状流下路等を流下案内手
段(22a)と称する。
ハ 前記加湿装置(1)の取付位置としては、熱交換器
(5)における通風上手側でもよく、その位置は通風下
手側に限定されない。
(5)における通風上手側でもよく、その位置は通風下
手側に限定されない。
ニ 前記加湿装置(1)としては、空調機(2)より独
立した単独の装置であってもよい。
立した単独の装置であってもよい。
ホ 熱交換用気体を送風する手段としては、前記室内還
気取入ファン(13)又は室内給気ファン(14)の何れか
一方であってもよい。
気取入ファン(13)又は室内給気ファン(14)の何れか
一方であってもよい。
ヘ前記送風手段(14)の停止タイミングとしては、加湿
装置(1)が長時間停止している場合には、空調機
(2)の停止指令と同時であってもよい。
装置(1)が長時間停止している場合には、空調機
(2)の停止指令と同時であってもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
第1図は加湿装置における加湿層に形成された流下案内
手段を示す一部切欠側面図、第2図は加湿装置を示す分
解斜視図、第3図は空調機を示す縦断正面図、第4図は
加湿装置における加湿層に形成された流下案内手段の別
実施例を示す一部切欠側面図、第5図及び第6図夫々は
エリミネータ取付の別実施例を示す側面図である。第7
図は加湿装置における加湿層に形成された従来装置の流
下案内手段を示す一部切欠側面図である。 (5)……熱交換器、(5A)……通風面、(14)……送
風手段、(21)……液体供給装置、(22)……加湿層、
(22a)……冷却下案内手段、(25)……制御手段。
手段を示す一部切欠側面図、第2図は加湿装置を示す分
解斜視図、第3図は空調機を示す縦断正面図、第4図は
加湿装置における加湿層に形成された流下案内手段の別
実施例を示す一部切欠側面図、第5図及び第6図夫々は
エリミネータ取付の別実施例を示す側面図である。第7
図は加湿装置における加湿層に形成された従来装置の流
下案内手段を示す一部切欠側面図である。 (5)……熱交換器、(5A)……通風面、(14)……送
風手段、(21)……液体供給装置、(22)……加湿層、
(22a)……冷却下案内手段、(25)……制御手段。
Claims (2)
- 【請求項1】通気性を有し、かつ、液体供給装置(21)
からの加湿用流下液により湿潤状態となる加湿層(22)
を、立姿勢の熱交換器(5)の通風面(5A)に沿わせる
状態に配置した加湿装置であって、前記加湿層(22)
に、前記熱交換器(5)側への液流出を阻止すべく、熱
交換器存在側とは反対側に液を流下案内する流下案内手
段(22a)を設けてある加湿装置。 - 【請求項2】請求項1記載の加湿装置において、熱交換
用気体を送風する送風手段(14)を設け、運転停止指令
に伴って、前記液体供給装置(21)を停止させ、且つ、
その後所定時間経過すると前記送風手段(14)を停止す
る制御手段(25)を設けてある加湿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2106768A JPH0758131B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2106768A JPH0758131B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 加湿装置 |
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ID=14442088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2106768A Expired - Lifetime JPH0758131B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 加湿装置 |
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Also Published As
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| JPH046335A (ja) | 1992-01-10 |
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