JP3218458B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3218458B2 JP24084797A JP24084797A JP3218458B2 JP 3218458 B2 JP3218458 B2 JP 3218458B2 JP 24084797 A JP24084797 A JP 24084797A JP 24084797 A JP24084797 A JP 24084797A JP 3218458 B2 JP3218458 B2 JP 3218458B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機に係り、
特には、室内ユニットから吹き出される空調空気の吹き
出し風向を制御するための風向制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機には空調すべき室内の壁面に
取り付けられる室内ユニットと室外に設置される室外ユ
ニット(図示省略)とを備えて分離型といわれるものが
あり、室内ユニット21は図5の横断面図で示すような
内部構造を有するのが一般的となっている。すなわち、
この室内ユニット21は、オープングリル22及び前面
パネル23と、キャビネット24とを具備しており、室
内ユニット21の内部には、エアフィルタ25と、オー
プングリル22,前面パネル23,キャビネット24の
それぞれに形成された空気吸込口22a,23a,24
aから吸い込んだ室内空気を冷房時には除湿して冷却
し、また、暖房時には加熱することによって空調空気A
1を生成する熱交換器26a,26b,26cと、生成
済みとなった空調空気A1を送風したうえで空気吹出口
27から吹き出させる送風ファン28とが設けられてい
る。なお、空気吹出口27はドレンパン29が一体付け
された空気吹出ダクト30に形成されたものであり、こ
の空気吹出ダクト30は前面パネル23及びキャビネッ
ト24間に配置されている。
【0003】そして、この際における空気吹出口27内
には横風向板31及び縦風向板32がそれぞれ配置され
ており、横風向板31によっては空調空気A1の吹き出
し風向を上下方向に沿って調整し、かつ、縦風向板32
によっては空調空気A1の吹き出し風向を左右方向に沿
って調整することが行われている。また、この空気吹出
口27が形成された空気吹出ダクト30の上側位置には
オープングリル22及び前面パネル23に形成された別
の空気吸込口22bから吸い込まれた室内空気を風向制
御用空気A2として空気吐出口33から供給する風向制
御用送風ファン34が設けられており、空気吐出口33
から供給された風向制御用空気A2は空気吹出口27を
通る空調空気A1の上側から吹き出されることによって
空調空気A1の上下方向に沿う吹き出し風向をさらに制
御する機能を果たすことになっている。
【0004】すなわち、冷房時の室内ユニット21にお
いては、除湿及び冷却されて風向制御用空気A2よりも
重くなった空調空気A1が空気吹出口27から吹き出さ
れているのであるが、空気吹出口27の上側位置に形成
された空気吐出口33から供給される風向制御用空気A
2の吹き出し作用に伴う圧力のアンバランスでもって空
調空気A1の吹き出し風向が上向きへと引き上げられる
結果、空調空気A1は室内の遠方位置まで到達し易くな
る。また、暖房時には、横風向板31によって空調空気
A1の吹き出し方向を下向きとしておいても直ぐに上昇
する暖かい空調空気A1が風向制御用空気A2でもって
上側から押さえられているため、空調空気A1が上昇せ
ずに室内の遠方位置まで到達し易いこととなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来構成とされた空気調和機では、以下のような不都合が
生じることになっていた。すなわち、冷房時の室内ユニ
ット21においては、除湿及び冷却された空調空気A1
よりも室内から吸い込まれたままの風向制御用空気A2
の方が高い湿度状態にあるため、風向制御用空気A2が
空調空気A1でもって冷却される結果として空調空気A
1と風向制御用空気A2とが混じり合う空気吹出口27
内で発露し、発生した水分が空気吹出口27から室内へ
と滴下することが起こる。また、暖房時にあっては、風
向制御用空気A2も空調空気A1と同様に暖まって軽く
なっているため、空気吹出口27から吹き出される空調
空気A1を風向制御用空気A2でもって十分に上側から
押さえることができず、空調空気A1を室内の遠方位置
にまで到達させることが困難となってしまう。
【0006】本発明は、これらの不都合に鑑みて創案さ
れたものであり、室内ユニットから吹き出される空調空
気の吹き出し風向を制御すべく供給される室内空気の湿
度調整を実行し、冷房時及び暖房時のいずれにおいても
空調空気を室内の遠方位置にまで到達させることが可能
な空気調和機の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
空気調和機は、空調空気を吹き出す空気吹出口が形成さ
れ、かつ、その内部には空調空気を送風して吹き出させ
る送風ファンと空調空気の吹き出し風向を制御する風向
制御機構とが設けられた室内ユニットを備えて構成され
たものであって、風向制御機構は、風向制御用空気を供
給する風向制御用送風ファンと、風向制御用空気の湿度
を調整する湿度調整器と、室内ユニットの空気吹出口に
沿って配置されたうえで風向制御用送風ファンの空気吹
出側に接続された導風路とを具備しており、かつ、この
導風路には風向制御用空気を空気吹出口内に吹き出す空
気吐出口が形成されていることを特徴とする。本発明の
請求項2に係る空気調和機は、請求項1に記載した湿度
調整器が冷房時には風向制御用送風ファンが供給する風
向制御用空気を除湿するものであり、暖房時には風向制
御用送風ファンが供給する風向制御用空気を加湿するも
のであることを特徴としている。
【0008】本発明の請求項3に係る空気調和機は、請
求項1または請求項2に記載した導風路の空気吐出口が
複数に分割されたうえで室内ユニットの空気吹出口に沿
って並列配置されたものであり、空気吐出口のそれぞれ
は風向制御用空気の供給側から遠ざかるほど大きな開口
面積を有することを特徴としている。本発明の請求項4
に係る空気調和機は、請求項1ないし請求項3のいずれ
かに記載した導風路の内面上に対し、風向制御用送風フ
ァンから供給される風向制御用空気を空気吐出口の並列
方向に沿って流通させる突出リブが形成されていること
を特徴とする。本発明の請求項5に係る空気調和機は、
請求項4に記載した突出リブが、風向制御用空気の供給
側から遠ざかるほど空気吐出口に近づく形状を有してい
ることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0010】図1は本実施の形態に係る空気調和機が備
える室内ユニットを正面側から見た形状を示す外観斜視
図、図2は室内ユニットの内部構造を示す横断面図、図
3は室内ユニットの要部構造を模式化して示す内部斜視
図、図4は湿度調整器の内部構造を模式化して示す説明
図であり、これらの図における符号1は室内ユニットを
示している。なお、図1ないし図4において、図5で示
した従来の形態に係る室内ユニット21と互いに同一ま
たは相当する部分、部品には同一符号を付し、ここでの
詳しい説明は省略する。
【0011】本実施の形態に係る空気調和機は室内ユニ
ット1と室外ユニット(図示省略)とを備えて分離型と
いわれるものであり、オープングリル22及び前面パネ
ル23と、キャビネット24とを具備してなる室内ユニ
ット1の前面パネル23及びキャビネット24間に配置
された空気吹出ダクト30には生成済みとなった空調空
気A1を吹き出すための空気吹出口27が設けられてい
る。そして、室内ユニット1の内部には、塵埃を除去す
るエアフィルタ25と、熱交換器26a,26b,26
cと、送風ファン28とが設けられており、熱交換器2
6a,26b,26cの各々は、オープングリル22,
前面パネル23,キャビネット24それぞれの空気吸込
口22a,23a,24aから吸い込んだ室内空気を冷
房時には除湿して冷却し、かつ、暖房時には加熱するこ
とによって空調空気A1を生成するものである一方、送
風ファン28は生成済みの空調空気A1を送風したうえ
で室内ユニット1の下側に位置する空気吹出ダクト30
の空気吹出口27から吹き出させるものとなっている。
なお、空気吹出口27内には、空調空気A1の吹き出し
風向を上下方向及び左右方向に沿って調整するための横
風向板31と縦風向板32とが配置されている。
【0012】また、この室内ユニット1の内部には空調
空気A1の吹き出し風向を制御するための風向制御機構
2が設けられており、ここでの風向制御機構2は、室内
ユニット1内の側方位置(図では、右側位置)に組み込
まれたうえで風向制御用空気A2を送風して供給する風
向制御用送風ファン3と、この風向制御用送風ファン3
の空気吸込側位置に配置されて風向制御用空気A2の湿
度を調整する湿度調整器4と、室内ユニット1に形成さ
れた空気吹出口27に沿って配置されたうえで風向制御
用送風ファン3の空気吹出側と接続管5を介して接続さ
れた導風路6とを具備している。なお、ここでの接続管
5はゴム系などの素材を用いて形成された弾性を有する
ものであることが好ましく、この種の素材からなる接続
管5を採用した際には風向制御用送風ファン3と導風路
6との位置合わせが容易になり、風向制御用送風ファン
3の振動が導風路6へと伝わりにくくなるという利点が
得られる。また、図示省略しているが、風向制御用送風
ファン3から導風路6へと供給される空気の流れをスム
ーズにするため、旋回羽根形状の変向リブを接続管5の
内面上に形成しておくことも可能である。
【0013】さらに、ここでの導風路6は複数に分割さ
れた空気吐出口7が室内ユニット1の空気吹出口27に
沿って並列配置して形成されたものであり、風向制御用
送風ファン3から供給されて導風路6内を流通する風向
制御用空気A2は空気吐出口7のそれぞれを通過したう
えで室内ユニット1の空気吹出口27内へと吹き出すこ
とになっている。ところで、この際においては、風向制
御用空気A2をできるだけ均一化したうえで空気吹出口
27内に吹き出すことが重要となるから、風向制御用空
気A2の供給側、つまり、接続管5から遠い位置にある
空気吐出口7ほど大きな開口面積を有する形状としてお
くことが好ましく、空気吐出口7のそれぞれは風向制御
用空気A2の供給側から遠ざかるほど大きな開口面積を
有するものとされている。また、同様の理由に基づき、
風向制御用送風ファン3から供給される風向制御用空気
A2を室内ユニット1の空気吹出口27、つまり、空気
吐出口7の並列方向に沿って流通させるための突出リブ
8を導風路6の内面上に形成しておくことも行われてお
り、この際においては、導風路6の内面上に形成された
突出リブ8を風向制御用空気A2の供給側から遠ざかる
ほど湾曲して空気吐出口7に近づく形状とすることによ
って風向制御用空気A2の均一化を実現するようにして
いる。
【0014】さらにまた、風向制御機構2を構成する湿
度調整器4は、冷房時においては風向制御用送風ファン
3が供給する風向制御用空気A2を除湿する一方、暖房
時においては風向制御用送風ファン3が供給する風向制
御用空気A2を加湿するものであり、風向制御用送風フ
ァン3でもって送風される風向制御用空気A2の流れ
と、風向制御用送風ファン3とは相反する位置に設けら
れた換気用ファン9で送風される換気用空気A3の流れ
との間を移動しながら、つまり、仕切り壁などを用いて
互いに分離された2つの空気流れ間を10rph程度の
緩やかな回転速度で移動しながら、一方側の空気流れを
除湿したうえで他方側の空気流れを加湿する水分吸着部
材10を具備している。そして、この際における風向制
御用空気A2の流入位置には暖房時のみ駆動される加熱
ヒータ11が設けられており、換気用空気A3の流入位
置には冷房時のみ駆動される加熱ヒータ12が設けられ
ている。なお、本実施の形態では、湿度調整器4を風向
制御用送風ファン3の空気吸込側に配置するとしている
が、湿度調整器4を風向制御用送風ファン3の空気吹出
側に配置しておいてもよいことは勿論である。
【0015】すなわち、冷房時の湿度調整器4では、室
内側に開口した吸込管13を通じたうえで風向制御用送
風ファン3によって室内ユニット1外から吸い込まれた
室内空気が風向制御用空気A2として水分吸着部材10
の一方側半部領域10aを通過することになっており、
水分吸着部材10の一方側半部領域10aを通過する室
内空気中の水分が水分吸着部材10によって吸着される
結果、湿度調整器4で除湿された風向制御用空気A2が
風向制御用送風ファン3でもって導風路6へと送られる
ことになり、導風路6へと送られた風向制御用空気A2
は空気吐出口7のそれぞれから空気吹出口27内へと吹
き出される。そして、この際の換気用ファン9によって
は別の吸込管14から室内空気が吸い込まれており、吸
い込まれた室内空気は予め加熱ヒータ12で加熱されて
換気用空気A3となったうえで水分吸着部材10の他方
側半部領域10bを通過するので、風向制御用空気A2
中の水分を吸着して一方側半部領域10aから他方側半
部領域10bまで移動してきた水分吸着部材10からは
水分が蒸発させられて奪い取られることになり、水分を
奪い取って加湿された換気用空気A3は換気用ファン9
でもって室外へと放出される。
【0016】そのため、冷房時の室内ユニット1におい
ては、空気吹出口27から除湿及び冷却された空調空気
A1が吹き出されているのであるが、上記構成によれ
ば、空調空気A1の吹き出し風向を上向きへと引き上げ
るべく導風路6の空気吐出口7から空気吹出口27内へ
と向かって吹き出される風向制御用空気A2が同様に除
湿されているので、風向制御用空気A2が空調空気A1
で冷却されても発露は生じないことになる。
【0017】一方、暖房時の室内ユニット1における湿
度調整器4では冷房時と逆の動作が実行されることにな
り、吸込管14を通じたうえで換気用ファン9によって
吸い込まれた室内空気は換気用空気A3として水分吸着
部材10の他方側半部領域10bを通過することにな
り、水分吸着部材10の他方側半部領域10bを通過し
ながら水分が除かれた換気用空気A3は室外へと放出さ
れてしまう。ところが、この際、風向制御用送風ファン
3によっては吸込管13を通じたうえで室内空気が風向
制御用空気A2として吸い込まれており、吸込管13を
通じて吸い込まれた風向制御用空気A2は加熱ヒータ1
1でもって加熱されたうえで水分吸着部材10の一方側
半部領域10aを通過することになっている。
【0018】そこで、換気用空気A3の水分を吸着して
他方側半部領域10bから一方側半部領域10aまで移
動してきた水分吸着部材10からは加熱された風向制御
用空気A2の通過に伴って水分が蒸発させられることに
なり、蒸発した水分を奪い取って加湿された風向制御用
空気A2は導風路6へと送られたうえで空気吐出口7の
それぞれを通って空気吹出口27内へと吹き出される。
したがって、暖房時の室内ユニット1にあっては、その
空気吹出口27から暖かい空調空気A1が吹き出されて
いるにも拘わらず、この暖かい空調空気A1の上側から
湿度が高くて重い風向制御用空気A2が吹き出されてい
ることになり、その結果としては風向制御用空気A2で
もって空調空気A1を十分に押さえることが可能とな
る。
【0019】ところで、本実施の形態においては、室内
空気を吸い込むための吸込管13,14を別々に設ける
としているが、これらが同一開口を有する一体物とされ
たうえで分離されることによって風向制御用空気A2と
換気用空気A3との流れを分離する構成とされたもので
あってもよいことは勿論である。また、ここでは、風向
制御用空気A2及び換気用空気A3を室内空気から生成
し、加湿された換気用空気A3を室外に放出している
が、このような構成に限定されることはなく、例えば、
風向制御用空気A2及び換気用空気A3を室外から取り
込んだり、加湿された換気用空気A3を室内に放出した
りする構成を採用することも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る空気
調和機が具備する冷房時の室内ユニットにおいては、空
気吹出口から除湿及び冷却された空調空気が吹き出され
ているにも拘わらず、風向制御機構を構成する導風路の
空気吐出口から空気吹出口内へと向かって同様に除湿さ
れた風向制御用空気が吹き出されているので、風向制御
用空気が空調空気で冷却されても発露は生じず、発生し
た水分が空気吹出口から室内へと滴下することは起こら
ない。また、暖房時の室内ユニットでは、空気吹出口か
ら暖かい空調空気が吹き出されているにも拘わらず、こ
の空調空気の上側から湿度が高くて重い風向制御用空気
が吹き出されているため、風向制御用空気でもって空調
空気を十分に上側から押さえることが可能となる。
【0021】したがって、本発明に係る空気調和機によ
れば、室内ユニットから吹き出される空調空気の吹き出
し風向を制御すべく供給される室内空気の湿度調整が実
行されていることになり、冷房時及び暖房時のいずれに
おいても空調空気を室内の遠方位置にまで到達させるこ
とが容易になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る空気調和機が備える室内ユ
ニットを正面側から見た状態を示す外観斜視図である。
【図2】室内ユニットの要部構造を模式化して示す内部
斜視図である。
【図3】室内ユニットの内部構造を示す横断面図であ
る。
【図4】湿度調整器の内部構造を模式化して示す説明図
である。
【図5】従来の形態に係る室内ユニットの内部構造を示
す横断面図である。
【符号の説明】
1 室内ユニット 2 風向制御機構 3 風向制御用送風ファン 4 湿度調整器 6 導風路 7 空気吐出口 27 空気吹出口 28 送風ファン A1 空調空気 A2 風向制御用空気

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調空気を吹き出す空気吹出口が形成さ
    れた室内ユニットの内部には空調空気を送風して吹き出
    させる送風ファンと空調空気の吹き出し風向を制御する
    風向制御機構とが設けられている空気調和機であって、 風向制御機構は、風向制御用空気を供給する風向制御用
    送風ファンと、風向制御用空気の湿度を調整する湿度調
    整器と、室内ユニットの空気吹出口に沿って配置された
    うえで風向制御用送風ファンの空気吹出側に接続された
    導風路とを具備しており、かつ、この導風路には風向制
    御用空気を空気吹出口内に吹き出す空気吐出口が形成さ
    れていることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機であって、 冷房時の湿度調整器は風向制御用送風ファンが供給する
    風向制御用空気を除湿するものであり、暖房時の湿度調
    整器は風向制御用送風ファンが供給する風向制御用空気
    を加湿するものであることを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の空気調
    和機であって、 導風路の空気吐出口は複数に分割されたうえで室内ユニ
    ットの空気吹出口に沿って並列配置されたものであり、
    空気吐出口のそれぞれは風向制御用空気の供給側から遠
    ざかるほど大きな開口面積を有していることを特徴とす
    る空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の空気調和機であって、 導風路の内面上には、風向制御用送風ファンから供給さ
    れる風向制御用空気を空気吐出口の並列方向に沿って流
    通させる突出リブが形成されていることを特徴とする空
    気調和機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の空気調和機であって、 導風路の内面上に形成された突出リブは、風向制御用空
    気の供給側から遠ざかるほど空気吐出口に近づく形状を
    有していることを特徴とする空気調和機。
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