JP2693393B2 - 結合毛皮織物の製造方法 - Google Patents
結合毛皮織物の製造方法Info
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- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
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- B32B29/02—Layered products comprising a layer of paper or cardboard next to a fibrous or filamentary layer
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- A41H—APPLIANCES OR METHODS FOR MAKING CLOTHES, e.g. FOR DRESS-MAKING OR FOR TAILORING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- A41H41/00—Machines or appliances for making garments from natural or artificial fur
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
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- B32B7/04—Interconnection of layers
- B32B7/06—Interconnection of layers permitting easy separation
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- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B11/00—Machines for sewing quilts or mattresses
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06C—FINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
- D06C11/00—Teasing, napping or otherwise roughening or raising pile of textile fabrics
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06H—MARKING, INSPECTING, SEAMING OR SEVERING TEXTILE MATERIALS
- D06H7/00—Apparatus or processes for cutting, or otherwise severing, specially adapted for the cutting, or otherwise severing, of textile materials
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- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
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- Textile Engineering (AREA)
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は織物に複数の毛皮のスト
リップ(細長片)を結合することにより形成された結合
毛皮織物を製造するための方法に関する。
リップ(細長片)を結合することにより形成された結合
毛皮織物を製造するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】毛皮衣服は防寒性及び外観上の目的で使
用されてきた。安くて防寒性が優秀な他の衣服材料が多
く開発されている現在においては、毛皮衣類は豪華さの
象徴となり、女性であるならば、だれもがミンクコート
とかミンク襟巻の一つくらいは所有してみたいという欲
望のあるのが事実である。
用されてきた。安くて防寒性が優秀な他の衣服材料が多
く開発されている現在においては、毛皮衣類は豪華さの
象徴となり、女性であるならば、だれもがミンクコート
とかミンク襟巻の一つくらいは所有してみたいという欲
望のあるのが事実である。
【0003】毛皮は値段が高くて、これで衣類を製造す
るのには高度の技術を必要とする。また、毛皮衣服は嵩
が大きくて水による洗濯が困難である。そこで、毛皮を
節約して嵩を減らすための技術が開発されてきた。
るのには高度の技術を必要とする。また、毛皮衣服は嵩
が大きくて水による洗濯が困難である。そこで、毛皮を
節約して嵩を減らすための技術が開発されてきた。
【0004】米国特許第4292690号は、図9に示
すごとく、毛皮のストリップ12とベース材料のストリ
ップ20を平行かつ交互に交代に位置させて、これらの
長さ方向縁に沿って裁縫して(シーム(seam)線2
2)互いに繋ぐことにより複合毛皮を製造する方法を開
示している。この場合、ベース材料20としては皮が用
いられている。
すごとく、毛皮のストリップ12とベース材料のストリ
ップ20を平行かつ交互に交代に位置させて、これらの
長さ方向縁に沿って裁縫して(シーム(seam)線2
2)互いに繋ぐことにより複合毛皮を製造する方法を開
示している。この場合、ベース材料20としては皮が用
いられている。
【0005】また、図10に示すごとく、底面材料14
上に毛皮のストリップ12を交互に所定の間隔をおいて
平行に配列した状態で、その長さ方向に沿って両縁をジ
グザグ裁縫機で縫って(シーム線24)底面材料14上
に取り付けることにより結合毛皮織物を製造する方法も
ある。これらの場合、一ストリップ12当り二列のジグ
ザグシーム線が必要である。
上に毛皮のストリップ12を交互に所定の間隔をおいて
平行に配列した状態で、その長さ方向に沿って両縁をジ
グザグ裁縫機で縫って(シーム線24)底面材料14上
に取り付けることにより結合毛皮織物を製造する方法も
ある。これらの場合、一ストリップ12当り二列のジグ
ザグシーム線が必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいて、毛皮のストリップとベース材料のストリップの
繋ぎ、または、毛皮のストリップの底面材料上への取付
けのために、ストリップの長さ方向に沿って一ストリッ
プ当り二列ずつミシンで縫う作業は、生産性を至極低く
するとともに、作業者の熟練度により製品の品質が大き
く左右される。
おいて、毛皮のストリップとベース材料のストリップの
繋ぎ、または、毛皮のストリップの底面材料上への取付
けのために、ストリップの長さ方向に沿って一ストリッ
プ当り二列ずつミシンで縫う作業は、生産性を至極低く
するとともに、作業者の熟練度により製品の品質が大き
く左右される。
【0007】本発明は上記の問題にかんがみてなされた
ものであり、大量生産が可能で、しかも作業者の熟練度
が製品の品質に及ぼす影響が少ない、結合毛皮織物を製
造する優れた方法の提供を目的とする。
ものであり、大量生産が可能で、しかも作業者の熟練度
が製品の品質に及ぼす影響が少ない、結合毛皮織物を製
造する優れた方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、毛皮のストリップを底面
材料上に所定の間隔をおいて平行に配列する段階と、除
去可能な薄いシートを前記毛皮のストリップと前記底面
材料上に仮りに取り付ける段階と、前記毛皮のストリッ
プを前記底面材料上に、前記毛皮のストリップの長さ方
向と平行とならない方向に裁縫する段階と、前記毛皮の
ストリップの毛を揉むことにより縫い目に押された前記
毛を前記縫い目から取り出す段階とを含む結合毛皮織物
の製造方法としてある。
成するためになされたもので、毛皮のストリップを底面
材料上に所定の間隔をおいて平行に配列する段階と、除
去可能な薄いシートを前記毛皮のストリップと前記底面
材料上に仮りに取り付ける段階と、前記毛皮のストリッ
プを前記底面材料上に、前記毛皮のストリップの長さ方
向と平行とならない方向に裁縫する段階と、前記毛皮の
ストリップの毛を揉むことにより縫い目に押された前記
毛を前記縫い目から取り出す段階とを含む結合毛皮織物
の製造方法としてある。
【0009】また、好ましくは、除去可能な薄いシート
を前記毛皮のストリップと前記底面材料上に仮りに取り
付ける段階の前に、可溶性接着剤を底面材料とこの底面
材料上に取付けられた毛皮のストリップ上に塗って、毛
皮表面の毛をストリップの長さ方向に掃いて寝かせる段
階を含み、また、前記シートが薄い紙であり、前記裁縫
後に前記紙を除去する段階を含み、あるいは、前記シー
トが可溶性接着剤からなり、前記裁縫後に、溶剤を使用
して前記可溶性接着剤を除去する段階を含んだ方法とし
てある。
を前記毛皮のストリップと前記底面材料上に仮りに取り
付ける段階の前に、可溶性接着剤を底面材料とこの底面
材料上に取付けられた毛皮のストリップ上に塗って、毛
皮表面の毛をストリップの長さ方向に掃いて寝かせる段
階を含み、また、前記シートが薄い紙であり、前記裁縫
後に前記紙を除去する段階を含み、あるいは、前記シー
トが可溶性接着剤からなり、前記裁縫後に、溶剤を使用
して前記可溶性接着剤を除去する段階を含んだ方法とし
てある。
【0010】さらに、前記毛皮は、セーブル、ミンク、
銀狐、貂、ビーバー、鼬及び兎等から構成されたグルー
プ中で選択された動物の皮であること、また、前記底面
材料が織物であること、特に、前記底面材料がカシミヤ
織物であることが好ましい。
銀狐、貂、ビーバー、鼬及び兎等から構成されたグルー
プ中で選択された動物の皮であること、また、前記底面
材料が織物であること、特に、前記底面材料がカシミヤ
織物であることが好ましい。
【0011】
【作用】結合毛皮織物は底面材料上に複数の毛皮のスト
リップを相互間隔をおいて平行に結合されることにより
製造される。本発明においては、底面材料と毛皮のスト
リップの結合は毛皮のストリップの長さ方向と平行とな
らない種々の方向への裁縫により製造される。
リップを相互間隔をおいて平行に結合されることにより
製造される。本発明においては、底面材料と毛皮のスト
リップの結合は毛皮のストリップの長さ方向と平行とな
らない種々の方向への裁縫により製造される。
【0012】本発明による結合毛皮織物を製造する方法
には毛皮動物から得た毛皮を切断して複数のストリップ
を作ることが含まれる。複数の毛皮のストリップを底面
材料上に相互に所定の間隔をおいて平行に仮りに固定す
る。その後、底面材料上の毛皮のストリップの長さ方向
と平行ではない方向に裁縫することにより底面材料に複
数の毛皮のストリップを縫い付ける。その後、縫い目に
押された毛皮表面の毛を揉むことにより毛表面のスケー
ル(scale)の毛根方向と毛先端方向の摩擦性の差
を利用して縫い目(sewingstitch)に押さ
れた毛を起こす。毛皮のストリップを底面材料上に仮り
固定した後、裁縫前に、除去が容易なシートを毛皮のス
トリップと底面材料上に仮りに取付けると裁縫が容易で
ある。
には毛皮動物から得た毛皮を切断して複数のストリップ
を作ることが含まれる。複数の毛皮のストリップを底面
材料上に相互に所定の間隔をおいて平行に仮りに固定す
る。その後、底面材料上の毛皮のストリップの長さ方向
と平行ではない方向に裁縫することにより底面材料に複
数の毛皮のストリップを縫い付ける。その後、縫い目に
押された毛皮表面の毛を揉むことにより毛表面のスケー
ル(scale)の毛根方向と毛先端方向の摩擦性の差
を利用して縫い目(sewingstitch)に押さ
れた毛を起こす。毛皮のストリップを底面材料上に仮り
固定した後、裁縫前に、除去が容易なシートを毛皮のス
トリップと底面材料上に仮りに取付けると裁縫が容易で
ある。
【0013】
【実施例】本発明の結合毛皮織物の製造方法の好ましい
実施例を添付図面に基づいて説明する。本発明は要旨の
範囲内において種々の変形が可能であるので、以下の例
示された実施例に限られるのではない。図1ないし図5
を参照して本発明の結合毛皮織物の製造方法を説明す
る。図面で毛皮表面の毛は点で表現する。図1に示した
ように、毛皮10を、望ましくは長さ方向に切断して毛
皮のストリップ12を作る。一般的に毛皮10はセーブ
ル、ミンク、銀狐、貂、ビーバー、鼬及び兎のような毛
皮を有する動物の皮である。
実施例を添付図面に基づいて説明する。本発明は要旨の
範囲内において種々の変形が可能であるので、以下の例
示された実施例に限られるのではない。図1ないし図5
を参照して本発明の結合毛皮織物の製造方法を説明す
る。図面で毛皮表面の毛は点で表現する。図1に示した
ように、毛皮10を、望ましくは長さ方向に切断して毛
皮のストリップ12を作る。一般的に毛皮10はセーブ
ル、ミンク、銀狐、貂、ビーバー、鼬及び兎のような毛
皮を有する動物の皮である。
【0014】図2において、符号14はカシミヤ織物か
らなる底面材料である。毛皮のストリップ12を、底面
材料14上に相互に所定の間隔をおき平行な状態で仮り
に固定する。かかる仮りの固定を行なうためには、溶媒
に溶解されて容易に除去される可溶性接着剤を使用し、
接着剤が水溶性であれば、後述するように水洗濯により
容易に除去することができる。
らなる底面材料である。毛皮のストリップ12を、底面
材料14上に相互に所定の間隔をおき平行な状態で仮り
に固定する。かかる仮りの固定を行なうためには、溶媒
に溶解されて容易に除去される可溶性接着剤を使用し、
接着剤が水溶性であれば、後述するように水洗濯により
容易に除去することができる。
【0015】底面材料14上に固定された毛皮のストリ
ップ12は、ストリップ12の長さ方向と平行ではない
種々の方向に裁縫される。望ましくは、図4に示したご
とく、ストリップ12の長さ方向と直交する方向に裁縫
して(シーム線18)底面材料14と毛皮のストリップ
12を縫い付ける。裁縫にはキルティングマシン(qu
ilting machine)を使用して生産性を高
めることができる。
ップ12は、ストリップ12の長さ方向と平行ではない
種々の方向に裁縫される。望ましくは、図4に示したご
とく、ストリップ12の長さ方向と直交する方向に裁縫
して(シーム線18)底面材料14と毛皮のストリップ
12を縫い付ける。裁縫にはキルティングマシン(qu
ilting machine)を使用して生産性を高
めることができる。
【0016】毛皮のストリップ12を底面材料14上に
結合させる裁縫作業を容易にするために、裁縫の前段階
として、可溶性接着剤を底面材料14とこの底面材料上
に取付けられた毛皮のストリップ12上に塗って、毛皮
表面の毛を一方向、望ましくはストリップ12の長さ方
向に掃いて寝かし、さらに、図3のようにシート16を
底面材料14と毛皮のストリップ12上に付けるのが望
ましい。この場合、シート16の材料は除去が容易なも
のを使用することが望ましく、例えば、水溶性シートま
たは薄い紙を使用する。
結合させる裁縫作業を容易にするために、裁縫の前段階
として、可溶性接着剤を底面材料14とこの底面材料上
に取付けられた毛皮のストリップ12上に塗って、毛皮
表面の毛を一方向、望ましくはストリップ12の長さ方
向に掃いて寝かし、さらに、図3のようにシート16を
底面材料14と毛皮のストリップ12上に付けるのが望
ましい。この場合、シート16の材料は除去が容易なも
のを使用することが望ましく、例えば、水溶性シートま
たは薄い紙を使用する。
【0017】シート16を除去して、縫い目に押された
毛皮表面の毛を揉む。水溶性シートまたは紙及び水溶性
接着剤が使用された場合、水中で30分間程度揉んで毛
皮の毛を相互に摩擦させると、シート及び接着剤が容易
に除去されるとともに、縫い目に押された毛を起こすこ
とができる。毛を起こす作業は、毛表面のスケール構造
による方向性摩擦差の効果を活用したのである。毛表面
のスケールは毛根方向と毛先端方向との摩擦性の差を有
するので、単純に毛を相互に摩擦させるだけで縫い目に
押された毛が抜け出る。
毛皮表面の毛を揉む。水溶性シートまたは紙及び水溶性
接着剤が使用された場合、水中で30分間程度揉んで毛
皮の毛を相互に摩擦させると、シート及び接着剤が容易
に除去されるとともに、縫い目に押された毛を起こすこ
とができる。毛を起こす作業は、毛表面のスケール構造
による方向性摩擦差の効果を活用したのである。毛表面
のスケールは毛根方向と毛先端方向との摩擦性の差を有
するので、単純に毛を相互に摩擦させるだけで縫い目に
押された毛が抜け出る。
【0018】図5は上述した過程を経て完成された結合
毛皮織物の一実施例を示す。また、図6は底面材料14
の上面のみらならず下面側にも上面と同一な方法で毛皮
のストリップ12を結合し、これら上下面のストリップ
12を同時に裁縫して底面材料14に縫い付けた実施例
を示す。
毛皮織物の一実施例を示す。また、図6は底面材料14
の上面のみらならず下面側にも上面と同一な方法で毛皮
のストリップ12を結合し、これら上下面のストリップ
12を同時に裁縫して底面材料14に縫い付けた実施例
を示す。
【0019】図7及び図8は、波形のシーム線19に沿
って裁縫した状態、及び、これにより製造された結合毛
皮織物を示す。図7及び図8は、結合毛皮織物の好まし
い一実施例を例示するばかりではなく、他の多様な方法
でも裁縫できる可能性を示唆することに注目する必要が
ある。
って裁縫した状態、及び、これにより製造された結合毛
皮織物を示す。図7及び図8は、結合毛皮織物の好まし
い一実施例を例示するばかりではなく、他の多様な方法
でも裁縫できる可能性を示唆することに注目する必要が
ある。
【0020】
【発明の効果】本発明による結合毛皮織物の製造方法の
主要な効果は次の通りであるが、これに限らない。毛皮
のストリップの配置間隔の設定により嵩及び重さを減ら
すことが可能であり、したがって、高い毛皮原料の節約
が可能であり、かつ衣類を製造する場合、厚い毛皮より
衣類のきこなしがよくなる。
主要な効果は次の通りであるが、これに限らない。毛皮
のストリップの配置間隔の設定により嵩及び重さを減ら
すことが可能であり、したがって、高い毛皮原料の節約
が可能であり、かつ衣類を製造する場合、厚い毛皮より
衣類のきこなしがよくなる。
【0021】底面材料としては皮ではなく、織物を使用
したので、結合毛皮織物は一種の織物であり、毛皮専用
の裁縫機械ではない、一般の裁縫機械でも裁縫できる。
したがって、毛皮加工専門業者ではない、例えば、一般
洋裁師又は裁断師はもちろんだれもが衣類を製造するの
に容易に使用できる。
したので、結合毛皮織物は一種の織物であり、毛皮専用
の裁縫機械ではない、一般の裁縫機械でも裁縫できる。
したがって、毛皮加工専門業者ではない、例えば、一般
洋裁師又は裁断師はもちろんだれもが衣類を製造するの
に容易に使用できる。
【0022】毛皮は、水洗濯をすると、横方向には収縮
するが縦方向には収縮しない性質を有している。したが
って、毛皮を長さ方向に切断して作った毛皮のストリッ
プを使用して結合毛皮織物を製造した場合、織物状態で
はもちろん衣類に製造された場合も水洗濯が可能であ
る。
するが縦方向には収縮しない性質を有している。したが
って、毛皮を長さ方向に切断して作った毛皮のストリッ
プを使用して結合毛皮織物を製造した場合、織物状態で
はもちろん衣類に製造された場合も水洗濯が可能であ
る。
【0023】本発明による結合毛皮織物の製造方法を使
用すると、前述した従来の製造方法に比べて10倍ほど
に生産性を高めることができる。また、製品品質の作業
者の熟練度が製品の品質に依存する度合も非常に低い。
用すると、前述した従来の製造方法に比べて10倍ほど
に生産性を高めることができる。また、製品品質の作業
者の熟練度が製品の品質に依存する度合も非常に低い。
【図1】毛皮を切断して複数の毛皮のストリップを作る
状態を示す図。
状態を示す図。
【図2】毛皮のストリップを底面材料上に所定の間隔を
おいて平行に仮に取付ける状態を示す図。
おいて平行に仮に取付ける状態を示す図。
【図3】可溶性シートを底面材料とこの底面材料上に取
付けられた毛皮のストリップ上に仮に取付ける状態を示
す図。
付けられた毛皮のストリップ上に仮に取付ける状態を示
す図。
【図4】底面材料上に取付けられた毛皮のストリップの
長さ方向に対して垂直方向に切って底面材料と毛皮のス
トリップを結合させる状態を示す図。
長さ方向に対して垂直方向に切って底面材料と毛皮のス
トリップを結合させる状態を示す図。
【図5】底面材料上に毛皮のストリップが間隔をおいて
平行に結合された結合毛皮織物を示す図。
平行に結合された結合毛皮織物を示す図。
【図6】底面材料の上下両面に毛皮のストリップが結合
された両面結合毛皮織物を示す図。
された両面結合毛皮織物を示す図。
【図7】波形のシーム線に沿って裁縫する状態を示す
図。
図。
【図8】図7と同一な裁縫方式により製造された結合毛
皮織物を示す図。
皮織物を示す図。
【図9】毛皮とベース材料のストリップを平行かつ交互
に交代に位置させて、これらの長さ方向縁に沿って裁縫
して互いに繋いだ従来の複合毛皮を示す図。
に交代に位置させて、これらの長さ方向縁に沿って裁縫
して互いに繋いだ従来の複合毛皮を示す図。
【図10】底面材料上に毛皮のストリップを所定の間隔
をおいて平行に配列された状態でその長さ方向に沿って
両縁を裁縫して底面材料上に取付けた従来の結合毛皮を
示す図。
をおいて平行に配列された状態でその長さ方向に沿って
両縁を裁縫して底面材料上に取付けた従来の結合毛皮を
示す図。
10 毛皮 12 毛皮のストリップ 14 底面材料 16 シート 18 シーム線 19 シーム線 20 ベース材料のストリップ 22 シーム線 24 シーム線
Claims (4)
- 【請求項1】 次の各段階を含む結合毛皮織物の製造方
法: (1)毛皮のストリップを底面材料上に所定の間隔をお
いて平行に配列する段階; (2)除去可能な薄いシートを、前記毛皮のストリップ
と前記底面材料上に仮りに取り付ける段階; (3)前記毛皮のストリップを前記底面材料上に、前記
毛皮のストリップの長さ方向と平行とならない方向に裁
縫する段階; (4)前記毛皮のストリップの毛を揉むことにより縫い
目に押された前記毛を前記縫い目から取り出す段階。 - 【請求項2】 前記除去可能な薄いシートを前記毛皮の
ストリップと前記底面材料上に仮りに取り付ける段階の
前に、可溶性接着剤を底面材料とこの底面材料上に取付
けられた毛皮のストリップ上に塗って、毛皮表面の毛を
ストリップの長さ方向に掃いて寝かせる段階を含む請求
項1記載の結合毛皮織物の製造方法。 - 【請求項3】 前記シートが薄い紙であり、前記裁縫後
に前記紙を除去する段階を含む請求項1又は2記載の結
合毛皮織物の製造方法。 - 【請求項4】 前記シートが可溶性接着剤からなり、前
記裁縫後に、溶剤を使用して前記可溶性接着剤を除去す
る段階を含む請求項1又は2記載の結合毛皮織物の製造
方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR199424309 | 1994-09-27 | ||
KR1019940024309A KR0131424B1 (ko) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 결합모피직물 및 그의 제조방법 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08107985A JPH08107985A (ja) | 1996-04-30 |
JP2693393B2 true JP2693393B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=19393562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6304356A Expired - Lifetime JP2693393B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-11-14 | 結合毛皮織物の製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2693393B2 (ja) |
KR (1) | KR0131424B1 (ja) |
CN (1) | CN1062435C (ja) |
CA (1) | CA2135865A1 (ja) |
DE (1) | DE4440802C1 (ja) |
FR (1) | FR2724824B1 (ja) |
GB (1) | GB2294060A (ja) |
GR (1) | GR1002379B (ja) |
IT (1) | IT1267145B1 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE60008394T2 (de) * | 1999-08-20 | 2004-12-23 | Pirjo Kortelainen | Ein kombinationsstoff aus tuch und pelz und sein herstellungsverfahren |
KR20030047151A (ko) * | 2001-12-08 | 2003-06-18 | 홍기철 | 모피 원단 |
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