JPH0533201A - 防縮性襟羽根およびその加工方法と加工器具 - Google Patents

防縮性襟羽根およびその加工方法と加工器具

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JPH0533201A
JPH0533201A JP18275391A JP18275391A JPH0533201A JP H0533201 A JPH0533201 A JP H0533201A JP 18275391 A JP18275391 A JP 18275391A JP 18275391 A JP18275391 A JP 18275391A JP H0533201 A JPH0533201 A JP H0533201A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商業洗濯を繰返してもちりめん皺やたるみが
発生しないシャツ襟を提供すること。 【構成】 大きな収縮性を有し縮み代分だけ外形寸を大
きく裁断された表布(8)と、ベース芯地(9)の介在
下または非介在下に表布(8)よりも小さな収縮性を有
し、縮み代分だけ表布(8)よりも外形寸法を小さく裁
断され補強芯地(10)を用意する。重ね合わせた表布
(8)と補強芯地(10)の両端に連続接着域(16)を形
成した後、2個の連続接着域(16)の間に所定間隔で複
数固の1次接着域(18)を形成する。この後、2個の1
次接着域(18)の間で表布(8)のたるみ部分を圧縮下
に加熱することによって接着用樹脂を固化させ、表布
(8)を収縮させるのと同時に表布(8)を補強芯地
(10)に2次接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防縮性襟羽根およびその
加工方法と加工器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】Yシャツやドレスシャツ等のシャツの襟
(1)は、図12に示すように襟台(2)の上縁部に襟羽
根(3)の下縁部を縫付けることによって形成されてい
る。襟羽根(3)は、立体裁断された表布、ベース芯お
よび補強芯地を所定の積層順序で重ね合わせ、その周縁
部分にミシン掛けを施こすことによって形成されてい
る。上記シャツは、襟台の一端にボタン穴(4)を設け
ると共に他端にボタン(5)を縫付け中心との間の距離
(S)が指定寸法となるように裁断寸法と縫製加工寸法
が調整されている。
【0003】上記シャツは、着用後の洗濯によって形崩
れや縮みが発生しないように襟羽根(3)の形成材料で
ある表布、ベース芯地および補強芯地の材質と織組織な
らびに裁断パターンが選定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように表布、ベ
ース芯地および補強芯地の材質と織組織ならびに裁断パ
ターンに工夫をこらすことによって、家庭洗濯では複数
回洗濯した後においても防皺性や保形性の維持に必要な
1%以下の収縮量が持続している。
【0005】この原因は家庭洗濯では洗濯終了後、ノー
アイロンに近い緩やかな条件で仕上げ加工が施こされる
ことによって表布の収縮が抑制されるためであるが、多
量加工を目的とする商業洗濯では家庭洗濯に比較して仕
上げ加工条件が苛酷なため、襟羽根(3)および襟台
(2)の収縮量が洗濯回数に比例して増加する。この結
果、襟羽根(3)の表面に、表布とベース芯地および補
強芯地の収縮量の差に起因するちりめん皺やたるみが発
生し比較的早期に形崩れ状態となる。商業洗濯で問題と
されている上記表布のちりめん皺やたるみをなくするた
めに襟台(2)への縫付けに先立って図13に示すように
周速差(V1)(V2)を有するローラ(6)(7)の間
に表布(8)、ベース芯地(9)および補強芯地(10)
からなる襟羽根(3)を供給し、加湿、加熱下に圧縮す
ることによって収縮量の差を吸収する方法が使用されて
いるが、この方法によっても上記の問題は完全には解決
されておらない。シャツの襟部(1)に形崩れが発生す
ると、当然のことながら美観が低下し、着心地も悪くな
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決手段とし
て本発明は、補強芯地よりも大きな収縮性を有し縮み代
分だけ外形寸法を大きく裁断された表布と、この表布よ
りも小さな収縮性を有し、かつ、上記縮み代分だけ上記
表布よりも外形寸法を小さく裁断された補強芯地とを、
接着一体化してなる襟羽根に於いて、上記表布および補
強芯地のそれぞれ両端から長手方向中心の向って所定範
囲に亘って連続接着域が形成されており、間隔を置いて
配置された2個の上記連続接着域の間で上記表布と補強
芯地との間には、所定の間隔を置いて間歇的に接続され
た複数個の1次接着域が形成されており、また、隣り合
う1次接着域の間、および隣り合う連続接着域と1次接
着域の間には、表布側から圧縮加熱することによって収
縮しつつ接着された複数個の2次接着域が形成されてい
ることを特徴とする、防縮性襟羽根、ならびに、
【0007】襟羽根の表布を襟の指定寸法よりも稍大形
に裁断して縮み代を確保し、また、襟羽根の補強芯地を
上記指定寸法と略等寸に裁断して襟羽根の構成布帛を準
備する工程と、上記補強芯地に接着用樹脂を含浸させた
後、表布の外縁に縫代を残して表布と補強芯地を重ね合
わせ、圧縮下に加熱することによって表布および補強芯
地のそれぞれの両側から長手方向に向って所定範囲に亘
って表布と補強芯地を接着し、襟羽根の両端に離間配置
状態で表布と補強芯地の連続接着域を形成する工程と、
上記離間配置された2個の連続接着域の間で表布をたる
ませ、この表布のたるみ部分を襟羽根に長手方向に沿っ
て整列する複数個の区画内に垂れ込ませ、それぞれ区画
の境界で補強芯地側から襟羽根を圧縮加熱し、表布と補
強芯地を所定間隔毎に接着することによって表布と補強
芯地の間に複数個の1次接着域を形成する工程と、上記
1次接着域で間歇的に接着された表布と補強芯地を上下
反転し、表布側から襟羽根を圧縮加熱することによっ
て、上記1次接着域間および1次接着域と連続接着域の
間に未接着状態のまま残されている表布を収縮させ、こ
の表布の収縮域と補強芯地を襟羽根の幅方向および長手
方向の全域に亘って一体に接着する2次接着工程からな
る、防縮性襟羽根の加工方法、および、
【0008】表布と補強芯地の積層接着構造を有する襟
羽根と略等しい平面積を具えたプレートと、このプレー
ト上にそれぞれの軸線方向にを上記襟羽根の長手方向と
略直交させ、かつ、相互間に所定の間隔を置いて固着さ
れた複数本の金属ロッドとからなり、隣接する上記金属
ロッドの間に、上記表布の垂れ下がり空間が形成される
ことを特徴とする、防縮性襟羽根の加工器具を提供する
ものである。
【0009】
【作用】襟羽根の表布を襟の指定寸法よりも稍大形に裁
断して縮み代を確保し、また、襟羽根の補強芯地を上記
指定寸法と略等寸法に裁断して襟羽根の構成布帛を準備
する。上記補強芯地に接着用樹脂を含浸させた後、表布
の外縁に縫代を残して表布と補強芯地を重ね合わせる。
重ね合わせた表布と補強芯地を圧縮下に加熱することに
よって、表布および補強芯地のそれぞれ両端から長手方
向中心に向って所定範囲に亘って表布と補強芯地を接着
し、襟羽根の両端に、離間配置状態で表布と補強芯地の
連続接着域を形成する。
【0010】上記離間配置された2個の連続接着域の間
で表布をたるませ補強芯地を上側に向けた状態で襟羽根
を加工治具上に載置する。表布のたるみ部分を上記加工
治具の上面に設けられた複数個の区画内に略均等に割振
って垂れ込ませ、区画の境界に位置している表布を加工
治具のプレート上に所定間隔で固着されている金属ロッ
ド上に位置させる。この状態で補強芯地側から襟羽根を
圧縮加熱し、金属ロッド上に位置している表布と補強芯
地を所定間隔ごとに接着することによって、表布と補強
芯地との間に複数個の1次接着域を形成する。
【0011】この後、襟羽根を上下反転し、表布を上側
に向けた状態で平坦なプレートからなる第2の加工治具
上に載置する。
【0012】最後に、表布側から襟羽根を圧縮加熱し、
上記1次接着域間および1次接着域と連続接着域の間に
未接着状態のまま残されている表布を収縮させることに
よって、表布と補強芯地を襟羽根の幅方向および長手方
向の全域に亘って一体に接着する。
【0013】
【実施例】以下、図1乃至図11に基いて本発明の一具体
例を説明する。尚、本実施例では、表布と補強芯地の間
にベース芯地を介在されたものが説明されているが、本
発明の権利範囲はこれによって限定解釈されるべきもの
ではなく、請求項1および請求項2に記載するように表
布と補強芯地からなる襟羽根に対しても同様に適用する
ことができる。
【0014】先ず、図1および図2に示すように、細番
手の精梳綿糸100%からなる低収縮性綿布(東洋紡製品
番2745)を襟の指定寸法(L0)よりも約10mmだけ大形
に裁断し、表布(8)の長手方向両端に縮み代(L1
を確保する。また精梳綿糸100%からなる低収縮性綿布
(東洋紡製品番6400cp)を襟の指定寸法(L0)よりも
約10mmだけ大形にバイアス裁断し、ベース芯地(9)の
長手方向両端に上記表布(8)と同一の縮み代(L1
を確保する。これに対して上記表布(8)およびベース
芯地(9)に重ね合わされる襟羽根(3)の補強芯地
(10)は、その長手方向寸法が上記指定寸法(L0)と
略等寸になるように、例えば襟周り寸法が38.5cmになる
ように裁断する。補強芯地(10)は、表布(8)および
ベース芯地(9)よりも小さな熱収縮量を持つように糸
使いと織組織が調整されている。次いで図3および図4
に示すように、ベース芯地(9)に接着用樹脂(図示省
略)を含浸させ、表布(8)とベース芯地(9)を重ね
合わせて圧縮下に加熱し、表布(8)とベース芯地
(9)を一体に接着する。この後、図5に示すように補
強芯地(10)に図示しない接着用樹脂を含浸させ、一体
に接着された表布(8)およびベース芯地(9)の外縁
に縫代(L6)を残した状態で表布(8)とベース芯地
(9)の一体接着物の上に補強芯地(10)を重ね合わせ
る。襟羽根(3)を補強芯地(10)側から圧縮下に加熱
することによって一体に接着された表布(8)とベース
芯地(9)の両側に距離(L3)に亘って補強芯地(1
0)を接着し、襟羽根(3)の両端に対向間隔(L4)を
置いて2個の連続接着域(16)を形成する。
【0015】上記2個の連続接着域(16)の間で表布
(8)およびベース芯地(9)を補強芯地(10)に対し
て約4%だけたるませる。即ち、図5に示すように直線
状に張設された補強芯地(10)を上側にして襟羽根
(3)を略水平に支持したとき、(L5)なる長さを持
つ表布(8)およびベース芯地(9)と(L4)なる長
さを持つ補強芯地(10)との間に、約4%の長さの差に
相当する隙間(C)が生ずるように上記連続接着域(1
6)の形成に先立って表布(8)およびベース芯地
(9)と、補強芯地(10)の長手方向長さと相対接着位
置を予め調整しておく。
【0016】1次接着工程の説明を始める前に防縮加工
治具(13)の構造を説明しておく。防縮加工治具(1
3)は、図8および図9に示すように襟羽根(3)と略
等しい平面積を具えた熱硬化性樹脂製の方形プレート
(12)と、この方形プレート(12)上に25mmの等間隔で
固着された9本の金属ロッド(11)から形成されてい
る。金属ロッド(11)は長さ13cm、直径3mmの黄銅丸棒
から製作されており、何れもその軸線方向を襟羽根
(3)の長手方向と略直交させた状態で方形プレート
(12)の一方の表面に接着固定されている。隣接する金
属ロッド(11)の間には、表布(8)およびベース芯地
(9)の垂れ下がり部分が嵌まり込むU字形の区画(1
7)が形成されている。
【0017】2個の連続接着域(16)の間で表布(8)
およびベース芯地(9)をたるませ、図6および図7に
示すように補強芯地(10)を上側に向けた状態で襟羽根
(3)を加工治具(13)上に載置する。このとき、図5
に長さ(L5)で示す表布(8)およびベース芯地
(9)のたるみ部分を、図7に示すように加工治具(1
3)の上面に設けられた複数個の区画(17)内に略均等
に割振って垂れ込ませ、それぞれの区画(17)の境界に
位置している表布(8)およびベース芯地(9)を上記
金属ロッド(11)上に位置させる。この状態でアイロン
(14)を使用し補強芯地(10)側から襟羽根(3)を圧
縮加熱する。接着用樹脂が固化することによって金属ロ
ッド(11)上に位置している表布(8)、ベース芯地
(9)が所定の間隔(この例示では25mm)で補強芯地
(10)に接着される。この結果、表布(8)およびベー
ス芯地(9)と、補強芯地(10)との間に25mm間隔で比
較的幅の狭い9個の1次接着域(18)が形成される。1
次接着域(18)が形成された後、図10に示すように襟羽
根(3)を上下反転し、表布(8)を上側に、補強芯地
(10)を下側に向けた状態で襟羽根(3)を平坦なプレ
ートからなる第2の加工治具(15)上に載置する。
【0018】この状態で図10に示すように表布(8)側
からアイロン(14)を掛けることによって襟羽根(3)
が圧縮加熱され、隣り合う1次接着域(18)間、および
1次接着域(18)と連続接着域(16)の間に未接着域
(19)として残されている表布(8)とベース芯地
(9)が収縮し、これと共に、接着用樹脂の固化を利用
して表布(8)、ベース芯地(9)ならびに補強芯地
(10)が幅方向および長手方向の全域に亘って一体に2
次接着される。このようにして図11に示す襟羽根(3)
の防縮加工が終了する。この後襟羽根(3)を予め用意
された襟台(2)に縫付けドレスシャツを完成する。
【0019】表1及び表2に本発明に係る防縮性襟羽根
はドレスシャツと従来方法によって防縮加工を施された
ドレスシャツについて商業洗濯を繰返したときの収縮率
の変化を示す。本発明によればシャツ襟の収縮率が洗濯
を繰返した後においても1%以下に保たれていることが
わかる。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載する防縮性襟羽根は表布
と補強芯地の収縮率の差を長手方向全域に亘って細分化
した状態で吸収することによって、苛酷な商業洗濯を繰
返した後においても収縮率が殆ど変化しない状態に加工
される。襟羽根の表布にちりめん皺やたるみが発生しな
いため長期に亘って美観と保形性が良好な水準に維持さ
れる。
【0023】請求項2に記載する防縮性襟羽根の加工方
法は、表布と補強芯地の裁断寸法と接着条件を調整する
だけで初期の防縮効果が得られるため、生産性の向上に
対して有利であるだけでなく、設備投資の節減ならびに
省力化の促進に対しても顕著な効果が発揮される。
【0024】また、請求項3に記載する防縮加工器具
は、市販の材料から簡単に製作することができるため安
価であり、可動部がないことによって構造が簡易化さ
れ、保安管理も容易化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】表布、ベース芯地および補強芯地の平面図
【図2】表布、ベース芯地および補強芯地の正面図
【図3】表布とベース芯地の接着状態を説明する平面図
【図4】表布とベース芯地の接着状態を説明する正面図
【図5】表布、ベース芯地および補強芯地の初期接着状
態の説明図
【図6】防縮性襟羽根の斜視図
【図7】防縮性襟羽根の1次接着状態を説明する正面図
【図8】防縮加工器具の正面図
【図9】防縮加工器具の平面図
【図10】防縮性襟羽根の2次接着状態を説明する正面図
【図11】防縮性襟羽根の正面図
【図12】シャツ襟部の展開図
【図13】従来の防縮加工装置の正面図
【符号の説明】
3 襟羽根 8 表布 9 ベース芯地 10 補強芯地 11 金属ロッド 12 プレート 13 防縮加工器具 14 アイロン 16 連続接着域 17 表布たるみ部分の垂れ込み用区画 18 1次接着域 19 未接着域(2次接着域)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補強芯地よりも大きな収縮性を有し縮み
    代分だけ外形寸法を大きく裁断された表布と、この表布
    よりも小さな収縮性を有し、かつ、上記縮み代分だけ上
    記表布よりも外形寸法を小さく裁断された補強芯地と
    を、接着一体化してなる襟羽根に於いて、上記表布およ
    び補強芯地のそれぞれ両端から長手方向中心の向って所
    定範囲に亘って連続接着域が形成されており、間隔を置
    いて配置された2個の上記連続接着域の間で上記表布と
    補強芯地との間には、所定の間隔を置いて間歇的に接続
    された複数個の1次接着域が形成されており、また、隣
    り合う1次接着域の間、および隣り合う連続接着域と1
    次接着域の間には、表布側から圧縮加熱することによっ
    て収縮しつつ接着された複数個の2次接着域が形成され
    ていることを特徴とする、防縮性襟羽根。
  2. 【請求項2】 襟羽根の表布を襟の指定寸法よりも稍大
    形に裁断して縮み代を確保し、また、襟羽根の補強芯地
    を上記指定寸法と略等寸に裁断して襟羽根の構成布帛を
    準備する工程と、上記補強芯地に接着用樹脂を含浸させ
    た後、表布の外縁に縫代を残して表布と補強芯地を重ね
    合わせ、圧縮下に加熱することによって表布および補強
    芯地のそれぞれの両側から長手方向に向って所定範囲に
    亘って表布と補強芯地を接着し、襟羽根の両端に離間配
    置状態で表布と補強芯地の連続接着域を形成する工程
    と、上記離間配置された2個の連続接着域の間で表布を
    たるませ、この表布のたるみ部分を襟羽根に長手方向に
    沿って整列する複数個の区画内に垂れ込ませ、それぞれ
    区画の境界で補強芯地側から襟羽根を圧縮加熱し、表布
    と補強芯地を所定間隔毎に接着することによって表布と
    補強芯地の間に複数個の1次接着域を形成する工程と、
    上記1次接着域で間歇的に接着された表布と補強芯地を
    上下反転し、表布側から襟羽根を圧縮加熱することによ
    って、上記1次接着域間および1次接着域と連続接着域
    の間に未接着状態のまま残されている表布を収縮させ、
    この表布の収縮域と補強芯地を襟羽根の幅方向および長
    手方向の全域に亘って一体に接着する2次接着工程から
    なる、防縮性襟羽根の加工方法。
  3. 【請求項3】 表布と補強芯地の積層接着構造を有する
    襟羽根と略等しい平面積を具えたプレートと、このプレ
    ート上にそれぞれの軸線方向にを上記襟羽根の長手方向
    と略直交させ、かつ、相互間に所定の間隔を置いて固着
    された複数本の金属ロッドとからなり、隣接する上記金
    属ロッドの間に、上記表布の垂れ下がり空間が形成され
    ることを特徴とする、防縮性襟羽根の加工器具。
JP3182753A 1991-07-24 1991-07-24 防縮性襟羽根の加工方法と加工器具 Expired - Lifetime JPH0768641B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100435024B1 (ko) * 1996-04-30 2004-07-30 레니에르 드 피카르디 베쎄 보강용 바탕직물이 포함된 칼라
CN114271573A (zh) * 2021-12-24 2022-04-05 江苏红豆实业股份有限公司 一种衬衫领座粘衬工艺

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