JP2807871B2 - カーペット - Google Patents
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Landscapes
- Carpets (AREA)
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、表面の辺部やコー
ナー部等の任意の個所に別の装飾用の生地を取着したカ
ーペットに関するものである。
ナー部等の任意の個所に別の装飾用の生地を取着したカ
ーペットに関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】表面がパ
イル面よりなるカーペット、主にタフティングによるパ
イルを有するカーペットにおいて、カーペット本体の周
辺部に額縁状の縁を形成した所謂額縁付きカーペットが
知られている。従来のこの種の額縁付きカーペットは、
例えばカーペット本体の内方部に対して周辺部の色模様
を変化させたり、周辺部のパイル長や目付けを変化させ
る等の手段により、額縁状に構成していた。
イル面よりなるカーペット、主にタフティングによるパ
イルを有するカーペットにおいて、カーペット本体の周
辺部に額縁状の縁を形成した所謂額縁付きカーペットが
知られている。従来のこの種の額縁付きカーペットは、
例えばカーペット本体の内方部に対して周辺部の色模様
を変化させたり、周辺部のパイル長や目付けを変化させ
る等の手段により、額縁状に構成していた。
【0003】しかし、色模様やパイルの変化によるもの
は、額縁としての印象に乏しいばかりか、その製造上、
額縁部分の色や模様を変更するのは容易ではなく、他品
種小ロットの製品には適さないものである。そのため額
縁部分の色や模様をインテリヤやカーテンの色模様等と
合せるのが容易でなく、コーディネートし難いものとな
っている。
は、額縁としての印象に乏しいばかりか、その製造上、
額縁部分の色や模様を変更するのは容易ではなく、他品
種小ロットの製品には適さないものである。そのため額
縁部分の色や模様をインテリヤやカーテンの色模様等と
合せるのが容易でなく、コーディネートし難いものとな
っている。
【0004】また、カーペット本体の周辺部に裏打のゴ
ム材や樹脂により額縁状に縁取りしたものもあるが、こ
の場合、額縁部分の風合に乏しく、足拭きマット等には
利用できるものの、部屋中央部等に敷設するカーペット
としては満足できるものではない。
ム材や樹脂により額縁状に縁取りしたものもあるが、こ
の場合、額縁部分の風合に乏しく、足拭きマット等には
利用できるものの、部屋中央部等に敷設するカーペット
としては満足できるものではない。
【0005】なお、自動車用マット等において、表面の
一部に補強目的で合成樹脂シートを融着手段により取着
したものが見られるが、一般のカーペットにおいて、パ
イルによる表面の部分に別の生地を取着することは考え
られていない。
一部に補強目的で合成樹脂シートを融着手段により取着
したものが見られるが、一般のカーペットにおいて、パ
イルによる表面の部分に別の生地を取着することは考え
られていない。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなしたものであ
り、カーペット本体の表面における周辺部等の任意の個
所に、ボーダー生地等の装飾用の生地を縫着手段により
取着することとして、この生地の色や柄模様の変更が容
易であって、床敷物としてのカーペットのデザインを多
様化でき、多品種小ロットのカーペット製品にも適応で
きるカーペットを提供しようとするものである。
り、カーペット本体の表面における周辺部等の任意の個
所に、ボーダー生地等の装飾用の生地を縫着手段により
取着することとして、この生地の色や柄模様の変更が容
易であって、床敷物としてのカーペットのデザインを多
様化でき、多品種小ロットのカーペット製品にも適応で
きるカーペットを提供しようとするものである。
【0007】特に、前記のようにボーダー生地やコーナ
ー生地等の装飾用の生地をカーペット本体の辺部に装着
した場合、その上を歩行する人や掃除機等による擦れに
よって容易に捲り上ったりしないように縫着しておく必
要がある。本発明は、このような点にも配慮して、生地
をカーペット本体に対し強固に縫着して、擦れ等に対し
て充分な強度を確保できるようにしたものである。さら
にこの装飾用の生地の取着部分の弾力性や風合をも考慮
してなしたものである。
ー生地等の装飾用の生地をカーペット本体の辺部に装着
した場合、その上を歩行する人や掃除機等による擦れに
よって容易に捲り上ったりしないように縫着しておく必
要がある。本発明は、このような点にも配慮して、生地
をカーペット本体に対し強固に縫着して、擦れ等に対し
て充分な強度を確保できるようにしたものである。さら
にこの装飾用の生地の取着部分の弾力性や風合をも考慮
してなしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するカーペットで、パイルが植設されているカーペ
ット本体の表面の任意の個所に、1もしくは複数の装飾
用の生地が、主体部をカーペット本体の表面に対し接着
するとともに周縁部を縫着して取着されてなることを特
徴とする。
解決するカーペットで、パイルが植設されているカーペ
ット本体の表面の任意の個所に、1もしくは複数の装飾
用の生地が、主体部をカーペット本体の表面に対し接着
するとともに周縁部を縫着して取着されてなることを特
徴とする。
【0009】本発明のカーペットは、パイルが植設され
ているカーペット本体の表面における少なくとも一方の
相対向辺部もしくはそのやや内方部に、該辺部に沿って
装飾用のボーダー生地が、内側端部を主体部の下の折り
込んだ状態で少なくとも内側縁部を縫着して取着されて
なり、該ボーダー生地は、裏返した状態でカーペット本
体に重ねて内側端部を所定位置に縫着するとともに、主
体部を前記縫着部から内側端部の上に重ねるように外側
に折返して、折曲された内側縁部をカーペット本体に縫
着してなることを特徴とする。
ているカーペット本体の表面における少なくとも一方の
相対向辺部もしくはそのやや内方部に、該辺部に沿って
装飾用のボーダー生地が、内側端部を主体部の下の折り
込んだ状態で少なくとも内側縁部を縫着して取着されて
なり、該ボーダー生地は、裏返した状態でカーペット本
体に重ねて内側端部を所定位置に縫着するとともに、主
体部を前記縫着部から内側端部の上に重ねるように外側
に折返して、折曲された内側縁部をカーペット本体に縫
着してなることを特徴とする。
【0010】この発明のカーペットとして、カーペット
本体の表面における周辺部もしくはそのやや内方部に、
それぞれボーダー生地を取着して額縁を形成することが
できる。
本体の表面における周辺部もしくはそのやや内方部に、
それぞれボーダー生地を取着して額縁を形成することが
できる。
【0011】本発明の他のカーペットは、パイルが植設
されているカーペット本体の表面における少なくとも1
つのコーナー部に、装飾用のコーナー生地が、斜めの内
側端部を主体部の下に折り込んだ状態で内側縁部と外側
縁部が縫着されて取着されてなることを特徴とする。
されているカーペット本体の表面における少なくとも1
つのコーナー部に、装飾用のコーナー生地が、斜めの内
側端部を主体部の下に折り込んだ状態で内側縁部と外側
縁部が縫着されて取着されてなることを特徴とする。
【0012】また前記の発明において、コーナー生地を
裏返した状態でカーペット本体に重ねて内側端部を縫着
するとともに、主体部を前記縫着部から内側端部の上に
重ねるように外側に折返して、折曲された内側縁部をカ
ーペット本体に縫着しておくのが特に好適である。
裏返した状態でカーペット本体に重ねて内側端部を縫着
するとともに、主体部を前記縫着部から内側端部の上に
重ねるように外側に折返して、折曲された内側縁部をカ
ーペット本体に縫着しておくのが特に好適である。
【0013】さらに額縁を形成するボーダー生地は、各
コーナー部において上側になるボーダー生地の端部を斜
状に折込んで、その折曲部を下側のボーダー生地の上か
らカーペット本体に縫着し、さらにカーペット本体の周
辺をボーダー生地の外側縁部の上からオーバーロック縫
いしておくのがよい。
コーナー部において上側になるボーダー生地の端部を斜
状に折込んで、その折曲部を下側のボーダー生地の上か
らカーペット本体に縫着し、さらにカーペット本体の周
辺をボーダー生地の外側縁部の上からオーバーロック縫
いしておくのがよい。
【0014】前記の各発明において、装飾用の生地の主
体部をカーペット本体の表面に対し接着して縫着するの
が、強度上および縫製作業上さらに好ましいものとな
る。
体部をカーペット本体の表面に対し接着して縫着するの
が、強度上および縫製作業上さらに好ましいものとな
る。
【0015】また装飾用の生地の主体部とカーペット本
体の表面との間にクッション材を介在させておくのが、
弾力性や風合の保持の点から好ましい。
体の表面との間にクッション材を介在させておくのが、
弾力性や風合の保持の点から好ましい。
【0016】
【作用】本発明のカーペットによれば、パイルが植設さ
れている表面に取着されている装飾用の生地によって、
従来のカーペットにはない多様な、また独特な変化のあ
るデザインのものが得られる。特に請求項1の場合、生
地の主体部がパイル面に接着されているため、過度に浮
きが生じたりすることがなく、表面状態を良好に保持で
きる。
れている表面に取着されている装飾用の生地によって、
従来のカーペットにはない多様な、また独特な変化のあ
るデザインのものが得られる。特に請求項1の場合、生
地の主体部がパイル面に接着されているため、過度に浮
きが生じたりすることがなく、表面状態を良好に保持で
きる。
【0017】また装飾用の生地かボーダー生地である場
合において、請求項2や請求項3のように、ボーダー生
地を相対向辺部や周辺部もしくはそのやや内方部に縫着
して取着することにより、従来のパイルの色、模様やパ
イルの目付け等による額縁部分とは異なり、ボーダー生
地によりカーペット本体のパイル面とは風合を異にする
縁飾りや額縁部分が形成され、その輪郭が明確にあらわ
れる。しかも内側縁部が2回縫いされることになるの
で、ボーダー生地が擦れ等によって容易に捲り上ったり
することがなく、充分な強度をもった額縁部分を形成で
きる。
合において、請求項2や請求項3のように、ボーダー生
地を相対向辺部や周辺部もしくはそのやや内方部に縫着
して取着することにより、従来のパイルの色、模様やパ
イルの目付け等による額縁部分とは異なり、ボーダー生
地によりカーペット本体のパイル面とは風合を異にする
縁飾りや額縁部分が形成され、その輪郭が明確にあらわ
れる。しかも内側縁部が2回縫いされることになるの
で、ボーダー生地が擦れ等によって容易に捲り上ったり
することがなく、充分な強度をもった額縁部分を形成で
きる。
【0018】また、装飾用の生地がコーナー生地である
場合において、該コーナー生地を請求項4のように縫着
して取着することにより、従来のパイル面とは異なった
風合をもつコーナー縁飾りを形成でき、その輪郭も明確
なものとなる。
場合において、該コーナー生地を請求項4のように縫着
して取着することにより、従来のパイル面とは異なった
風合をもつコーナー縁飾りを形成でき、その輪郭も明確
なものとなる。
【0019】しかも、額縁部分等を形成するボーダー生
地やコーナー生地は縫製の際に適宜選択、変更すること
ができるので、該生地による額縁部分等の色、柄模様お
よび風合等を容易に変更できることになる。すなわちカ
ーペットのパイル面の色、柄模様等を変化させずに、額
縁部分等の色、柄模様等を容易に変化させることができ
る。
地やコーナー生地は縫製の際に適宜選択、変更すること
ができるので、該生地による額縁部分等の色、柄模様お
よび風合等を容易に変更できることになる。すなわちカ
ーペットのパイル面の色、柄模様等を変化させずに、額
縁部分等の色、柄模様等を容易に変化させることができ
る。
【0020】また請求項5の発明のようにしてコーナー
生地の内側縁部を縫着することにより、内側縁部が2回
縫いされることになるので、前記該コーナー生地が擦れ
等によって容易に捲り上ったりすることがなく、充分な
強度をもったコーナー縁飾りを形成できることになる。
生地の内側縁部を縫着することにより、内側縁部が2回
縫いされることになるので、前記該コーナー生地が擦れ
等によって容易に捲り上ったりすることがなく、充分な
強度をもったコーナー縁飾りを形成できることになる。
【0021】さらに、請求項6のようにして、ボーダー
生地を縫製してある場合、周辺部のボーダー生地がコー
ナー部でも強固に固定されるとともに、外周のオーバー
ロック縫いによって、外側縁部も2回縫いされることに
なって、その縫着状態がさらに安定したものになる上、
ボーダー生地とカーペット本体の重ね合せ状態が外部に
露出せず、体裁良好なものとなる。
生地を縫製してある場合、周辺部のボーダー生地がコー
ナー部でも強固に固定されるとともに、外周のオーバー
ロック縫いによって、外側縁部も2回縫いされることに
なって、その縫着状態がさらに安定したものになる上、
ボーダー生地とカーペット本体の重ね合せ状態が外部に
露出せず、体裁良好なものとなる。
【0022】請求項7の発明のように、装飾用の生地の
主体部をカーペット本体の表面に接着して縫着すること
とした場合は、その縫製作業が容易に行なえるばかり
か、生地の主体部がパイル面に接着されているため、過
度に浮きが生じたりすることがない。
主体部をカーペット本体の表面に接着して縫着すること
とした場合は、その縫製作業が容易に行なえるばかり
か、生地の主体部がパイル面に接着されているため、過
度に浮きが生じたりすることがない。
【0023】さらにまた請求項8のように、装飾用の生
地の主体部とカーペット本体の表面との間にクッション
材を介在させておくことにより、ボーダー生地やコーナ
ー生地等の装飾用の生地の部分が膨らみを持つことにな
って、パイルを有さない生地であるにも拘らず、表面の
風合や弾力性がさらに良好なものとなる上、膨み形状に
より生地に皺がよるのを防止できることになる。
地の主体部とカーペット本体の表面との間にクッション
材を介在させておくことにより、ボーダー生地やコーナ
ー生地等の装飾用の生地の部分が膨らみを持つことにな
って、パイルを有さない生地であるにも拘らず、表面の
風合や弾力性がさらに良好なものとなる上、膨み形状に
より生地に皺がよるのを防止できることになる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基いて説明する。
基いて説明する。
【0025】図1〜図8に示す第1の実施形態について
説明する。図1は本発明に係るカーペットの1例として
の額縁付きカーペットを示す斜視図であり、図2はその
一部の拡大断面図を示している。
説明する。図1は本発明に係るカーペットの1例として
の額縁付きカーペットを示す斜視図であり、図2はその
一部の拡大断面図を示している。
【0026】図において、(1)はカーペット本体であ
って、ポリエステルや麻等よりなる基布(1a)に対
し、アクリル等の合成繊維やウール等の天然繊維あるい
はその混紡繊維よりなるパイル糸を、周知のタフティン
グ機を使用して植設したものよりなり、こうして植設さ
れるパイル(1b)の種類、色、密度、パイル長等によ
り種々の色、柄模様がパイル面に表現される。
って、ポリエステルや麻等よりなる基布(1a)に対
し、アクリル等の合成繊維やウール等の天然繊維あるい
はその混紡繊維よりなるパイル糸を、周知のタフティン
グ機を使用して植設したものよりなり、こうして植設さ
れるパイル(1b)の種類、色、密度、パイル長等によ
り種々の色、柄模様がパイル面に表現される。
【0027】(2a)(2b)は装飾用の生地としての
ボーダー生地であり、前記カーペット本体(1)の四周
各辺部の表面に内側端部(21)を主体部(20)の下
に折込んだ状態で少なくとも内側縁部を縫着して取着
し、これらの生地によりカーペット本体(1)の内方部
を囲む額縁(3)を形成している。
ボーダー生地であり、前記カーペット本体(1)の四周
各辺部の表面に内側端部(21)を主体部(20)の下
に折込んだ状態で少なくとも内側縁部を縫着して取着
し、これらの生地によりカーペット本体(1)の内方部
を囲む額縁(3)を形成している。
【0028】前記の額縁(3)を形成する各辺のボーダ
ー生地(2a)(2b)は、具体的には次のようにして
縫着される。
ー生地(2a)(2b)は、具体的には次のようにして
縫着される。
【0029】まず、図3のように、所定のサイズにカッ
トしたカーペット本体(1)の一方の相対向する辺部
(図の場合は長辺側の辺部)において、それぞれ所要幅
のボーダー生地(2a)を裏返した状態で、その幅サイ
ズに合せて、カーペット本体(1)の辺部やや内方に位
置させるように重ね置いて、内側端部(21)の折込み
のための折曲部に相当する個所をロングアームミシンに
より縫製し縫着する。(4a)はその縫着部を示す。
トしたカーペット本体(1)の一方の相対向する辺部
(図の場合は長辺側の辺部)において、それぞれ所要幅
のボーダー生地(2a)を裏返した状態で、その幅サイ
ズに合せて、カーペット本体(1)の辺部やや内方に位
置させるように重ね置いて、内側端部(21)の折込み
のための折曲部に相当する個所をロングアームミシンに
より縫製し縫着する。(4a)はその縫着部を示す。
【0030】前記のように縫着したボーダー生地(2
a)より外方のカーペット本体(1)の対向辺部の表面
(パイル面)に、速乾性の樹脂系接着剤を軽く塗布した
後、図4のようにボーダー生地(2a)の主体部(2
0)を前記の縫着部(4a)の個所から内側端部(2
1)の上に重ねるように外側に折返して、前記接着剤塗
布面に対し接着し仮止めする。このとき、あまり接着剤
を多くすると、ボーダー生地の風合が低下したり、皺が
生じたりする虞れがあるので、接着剤塗布量を少なくし
て、パイル面に対し軽く接着できる程度に設定する。
(5)は接着層を示している。
a)より外方のカーペット本体(1)の対向辺部の表面
(パイル面)に、速乾性の樹脂系接着剤を軽く塗布した
後、図4のようにボーダー生地(2a)の主体部(2
0)を前記の縫着部(4a)の個所から内側端部(2
1)の上に重ねるように外側に折返して、前記接着剤塗
布面に対し接着し仮止めする。このとき、あまり接着剤
を多くすると、ボーダー生地の風合が低下したり、皺が
生じたりする虞れがあるので、接着剤塗布量を少なくし
て、パイル面に対し軽く接着できる程度に設定する。
(5)は接着層を示している。
【0031】なお接着剤としては、例えば合成ゴム系接
着剤等が好適に用いられる。
着剤等が好適に用いられる。
【0032】次に、図5のようにカーペット本体(1)
の他方の相対向辺部(図の場合は左右の短辺側の辺部)
において、前記と同様にして、それぞれ所要幅のボーダ
ー生地(2b)を裏返した状態でカーペット本体(1)
の側端よりやや内方位置に重ね置いて、内側端部(2
1)の折込みのための折曲部に相当する個所を縫製し縫
着する。この際、先に縫着されているボーダー生地(2
a)の上になる部分を除き、両ボーダー生地(2a)
(2a)間の部分でのみ縫着しておく。(4b)はその
縫着部を示している。
の他方の相対向辺部(図の場合は左右の短辺側の辺部)
において、前記と同様にして、それぞれ所要幅のボーダ
ー生地(2b)を裏返した状態でカーペット本体(1)
の側端よりやや内方位置に重ね置いて、内側端部(2
1)の折込みのための折曲部に相当する個所を縫製し縫
着する。この際、先に縫着されているボーダー生地(2
a)の上になる部分を除き、両ボーダー生地(2a)
(2a)間の部分でのみ縫着しておく。(4b)はその
縫着部を示している。
【0033】こうして前記と同様に、ボーダー生地(2
b)より外方のカーペット本体(1)の表面に、速乾性
の樹脂系接着剤を軽く塗布した後、ボーダー生地(2
b)の主体部(20)を前記の縫着部(4b)の個所で
外側に折返して前記接着剤塗布面に対し接着し仮止めす
る。
b)より外方のカーペット本体(1)の表面に、速乾性
の樹脂系接着剤を軽く塗布した後、ボーダー生地(2
b)の主体部(20)を前記の縫着部(4b)の個所で
外側に折返して前記接着剤塗布面に対し接着し仮止めす
る。
【0034】さらに、カーペット本体(1)の四隅部に
おいて、先に縫着したボーダー生地(2a)の上に位置
するボーダー生地(2b)の両端部を、図6のように、
縫い代(22)を残すように、外側コーナー位置から内
側に向って45°の斜めにカットする。この縫い代(2
2)の部分を主体部(20)の下に折込んでおく。
おいて、先に縫着したボーダー生地(2a)の上に位置
するボーダー生地(2b)の両端部を、図6のように、
縫い代(22)を残すように、外側コーナー位置から内
側に向って45°の斜めにカットする。この縫い代(2
2)の部分を主体部(20)の下に折込んでおく。
【0035】前記のように各辺のボーダー生地(2a)
(2b)を仮止めした後、図7のように、各ボーダー生
地(2a)(2b)の折曲された内側縁部の個所を、主
体部(20)の上から該折曲端に沿って直線状に縫製す
る。
(2b)を仮止めした後、図7のように、各ボーダー生
地(2a)(2b)の折曲された内側縁部の個所を、主
体部(20)の上から該折曲端に沿って直線状に縫製す
る。
【0036】この際、ボーダー生地が仮止めされている
ために、ボーダー生地が動いたり歪んだりせず、縫製作
業を容易に行なえる。特に、特殊なストッパーを有する
ミシンを使用し、ストッパーを前記折曲端に当接させる
ようにして縫着すれば、ゆがみなく直線状に確実に縫着
できる。(6a)(6b)はその縫着部を示す。この縫
着によりボーダー生地(2a)(2b)の内側縁部は、
前記の裏返し状態での縫着部(4a)(4b)と前記縫
着部(6a)(6b)との2回縫いになり、カーペット
本体(1)に強固に縫着されることになる。
ために、ボーダー生地が動いたり歪んだりせず、縫製作
業を容易に行なえる。特に、特殊なストッパーを有する
ミシンを使用し、ストッパーを前記折曲端に当接させる
ようにして縫着すれば、ゆがみなく直線状に確実に縫着
できる。(6a)(6b)はその縫着部を示す。この縫
着によりボーダー生地(2a)(2b)の内側縁部は、
前記の裏返し状態での縫着部(4a)(4b)と前記縫
着部(6a)(6b)との2回縫いになり、カーペット
本体(1)に強固に縫着されることになる。
【0037】またこの内側縁部の縫製と同時に、前記コ
ーナー部の斜めの縫い代(22)の部分を主体部(2
0)の下に折り込んだ状態でその折曲部に沿って斜めに
縫着する。(7)はその縫着部を示す。
ーナー部の斜めの縫い代(22)の部分を主体部(2
0)の下に折り込んだ状態でその折曲部に沿って斜めに
縫着する。(7)はその縫着部を示す。
【0038】次に、図8のようにカーペット本体(1)
の外周に沿って各辺のボーダー生地(2a)(2b)の
外側縁部をカーペット本体(1)に対し縫着する。この
とき各ボーダー生地(2a)(2b)の外側端部を主体
部(20)の下に折込んで縫着することも可能である。
(8a)(8b)はその縫着部を示す。
の外周に沿って各辺のボーダー生地(2a)(2b)の
外側縁部をカーペット本体(1)に対し縫着する。この
とき各ボーダー生地(2a)(2b)の外側端部を主体
部(20)の下に折込んで縫着することも可能である。
(8a)(8b)はその縫着部を示す。
【0039】その後、カーペット本体(1)の四周辺部
において、ボーダー生地(2a)(2b)の上からオー
バーロック縫製による縁かがりを行なう。(9)はオー
バーロック縫製の糸を示している。なお、ボーダー生地
は、外側縁部においても前記縫着部(8a)(8b)と
オーバーロック縫製との2回縫いとなる。
において、ボーダー生地(2a)(2b)の上からオー
バーロック縫製による縁かがりを行なう。(9)はオー
バーロック縫製の糸を示している。なお、ボーダー生地
は、外側縁部においても前記縫着部(8a)(8b)と
オーバーロック縫製との2回縫いとなる。
【0040】このようにして縫製することにより、パイ
ルが植設されているカーペット本体(1)の四周辺部の
表面に、装飾用のボーダー生地(2a)(2b)を取着
して額縁(3)を構成できるもので、図1および図2の
ような額縁(3)付きのカーペットを容易に得ることが
できる。
ルが植設されているカーペット本体(1)の四周辺部の
表面に、装飾用のボーダー生地(2a)(2b)を取着
して額縁(3)を構成できるもので、図1および図2の
ような額縁(3)付きのカーペットを容易に得ることが
できる。
【0041】前記の縫製において、カーペット本体
(1)のパイル長や目付け、色、模様等は、従来同様に
タフティング機により設定できる。
(1)のパイル長や目付け、色、模様等は、従来同様に
タフティング機により設定できる。
【0042】またボーダー生地(2a)(2b)の種
類、幅、色、柄の有無等は、カーペットの大きさ、色、
柄模様あるいは使用場所等に応じて適宜設定可能であ
り、前記の縫製の際に、該ボーダー生地を変更するだけ
で、額縁(3)部分の色、柄模様および風合等を容易に
変更できることになる。すなわちパイル(1b)による
内方部の色、柄模様を変化させずに、額縁部分の色、柄
模様等を容易に変化させることができ、さらに豪華な製
品となる。
類、幅、色、柄の有無等は、カーペットの大きさ、色、
柄模様あるいは使用場所等に応じて適宜設定可能であ
り、前記の縫製の際に、該ボーダー生地を変更するだけ
で、額縁(3)部分の色、柄模様および風合等を容易に
変更できることになる。すなわちパイル(1b)による
内方部の色、柄模様を変化させずに、額縁部分の色、柄
模様等を容易に変化させることができ、さらに豪華な製
品となる。
【0043】こうして製造された額縁付きカーペットに
よれば、従来のパイルの色、模様やパイルの目付け等に
よる額縁部分とは異なり、パイルを有さないボーダー生
地(2a)(2b)によりカーペット本体(1)のパイ
ル面とは風合を異にする額縁(3)が形成され、その輪
郭が明確にあらわれる。しかもボーダー生地はカーペッ
ト本体(1)のパイル面に縫着されるために、このボー
ダー生地の部分がその下に存在するパイル(1b)のボ
リュームにより適度の膨みを保有して、当触感や風合等
の体裁が良好ものとなる。また少なくとも内側縁部では
2回縫いされているので、歩く人の足が擦れたり掃除機
が引掛ったりしても、ボーダー生地が容易に捲り上ると
いったこともない。
よれば、従来のパイルの色、模様やパイルの目付け等に
よる額縁部分とは異なり、パイルを有さないボーダー生
地(2a)(2b)によりカーペット本体(1)のパイ
ル面とは風合を異にする額縁(3)が形成され、その輪
郭が明確にあらわれる。しかもボーダー生地はカーペッ
ト本体(1)のパイル面に縫着されるために、このボー
ダー生地の部分がその下に存在するパイル(1b)のボ
リュームにより適度の膨みを保有して、当触感や風合等
の体裁が良好ものとなる。また少なくとも内側縁部では
2回縫いされているので、歩く人の足が擦れたり掃除機
が引掛ったりしても、ボーダー生地が容易に捲り上ると
いったこともない。
【0044】上記のようにボーダー生地(2a)(2
b)をカーペット本体(1)の四周辺部に取着して額縁
(3)を構成する場合において、図9〜図11の第2の
実施形態に示すように、ボーダー生地(2a)(2b)
とカーペット本体(1)の間にクッション材(10)を
挟み込んで縫製して構成することができる。図において
第1の実施形態と実質的に同構成をなす部分には同じ符
号を付している。
b)をカーペット本体(1)の四周辺部に取着して額縁
(3)を構成する場合において、図9〜図11の第2の
実施形態に示すように、ボーダー生地(2a)(2b)
とカーペット本体(1)の間にクッション材(10)を
挟み込んで縫製して構成することができる。図において
第1の実施形態と実質的に同構成をなす部分には同じ符
号を付している。
【0045】この実施形態の場合の縫製は、基本的には
上記の実施形態と同様に行なうが、図10および図11
に示すように、裏返し状態でカーペット本体(1)に縫
着したボーダー生地(2a)(2b)を外側に折返して
速乾性接着剤等により接着し仮止めする際、所定の寸法
にカットした帯状のクッション材(10)を、ボーダー
生地(2a)(2b)とカーペット本体(1)の各辺部
にそれぞれ挟み込んでおいて、外側に折返した主体部
(20)をそれぞれ前記クッション材(10)の上から
仮止めすればよい。
上記の実施形態と同様に行なうが、図10および図11
に示すように、裏返し状態でカーペット本体(1)に縫
着したボーダー生地(2a)(2b)を外側に折返して
速乾性接着剤等により接着し仮止めする際、所定の寸法
にカットした帯状のクッション材(10)を、ボーダー
生地(2a)(2b)とカーペット本体(1)の各辺部
にそれぞれ挟み込んでおいて、外側に折返した主体部
(20)をそれぞれ前記クッション材(10)の上から
仮止めすればよい。
【0046】クッション材(10)については、接着し
ないで単に挟み込むこともできるが、カーペット本体
(1)に塗布される速乾性接着剤等で仮止め状態に貼着
しておくのが縫製作業上好ましい。またこのクッション
材(10)の表面にも速乾性の接着剤を塗布しておい
て、前記主体部(20)を該クッショク材(10)にも
接着して仮止めするのが望ましい。
ないで単に挟み込むこともできるが、カーペット本体
(1)に塗布される速乾性接着剤等で仮止め状態に貼着
しておくのが縫製作業上好ましい。またこのクッション
材(10)の表面にも速乾性の接着剤を塗布しておい
て、前記主体部(20)を該クッショク材(10)にも
接着して仮止めするのが望ましい。
【0047】そして、上記した実施例の場合と同様にし
て、四隅部でのボーダー生地(2b)の端部処理、各ボ
ーダー生地(2a)(2b)の内側縁部の縫製およびコ
ーナー部の縫製、外側縁部の縫製、さらにオーバーロッ
ク縫製を行なえばよく、これにより図9のようにクッシ
ョン材(10)をボーダー生地(2a)(2b)の下に
挟み込んだ額縁(3)を構成することができる。
て、四隅部でのボーダー生地(2b)の端部処理、各ボ
ーダー生地(2a)(2b)の内側縁部の縫製およびコ
ーナー部の縫製、外側縁部の縫製、さらにオーバーロッ
ク縫製を行なえばよく、これにより図9のようにクッシ
ョン材(10)をボーダー生地(2a)(2b)の下に
挟み込んだ額縁(3)を構成することができる。
【0048】このように、ボーダー生地(2a)(2
b)の下にクッション材(10)を挟み込んでおくこと
により、ボーダー生地(2a)(2b)による額縁
(3)が表面において膨み状をなするとともに生地に張
りがあって弾力性があり、風合および当触感が良好なも
のとなり、またボーダー生地(2a)(2b)に皺がよ
り難くなる。
b)の下にクッション材(10)を挟み込んでおくこと
により、ボーダー生地(2a)(2b)による額縁
(3)が表面において膨み状をなするとともに生地に張
りがあって弾力性があり、風合および当触感が良好なも
のとなり、またボーダー生地(2a)(2b)に皺がよ
り難くなる。
【0049】前記のクッション材(10)としては、ポ
リウレタンフォーム、発泡スチロールや発泡ポリエチレ
ン等の合成樹脂発泡体の帯状物や、不織布その他の適度
に弾力性を有する材料を用いることができ、これらの材
料の帯状物をボーダー生地のサイズ等に合せて所定の寸
法にカットしておく。クッション材(10)の厚みは適
宜設定できる。
リウレタンフォーム、発泡スチロールや発泡ポリエチレ
ン等の合成樹脂発泡体の帯状物や、不織布その他の適度
に弾力性を有する材料を用いることができ、これらの材
料の帯状物をボーダー生地のサイズ等に合せて所定の寸
法にカットしておく。クッション材(10)の厚みは適
宜設定できる。
【0050】上記のようにカーペット本体(1)の四周
辺部にボーダー生地(2a)(2b)を取着して額縁
(3)を構成する場合において、図12〜図15に示す
第3の実施形態のように、ボーダー生地(2a)(2
b)の外側端部をカーペット本体(1)の裏面側に回し
て込んで接着手段により貼着して固定することができ
る。図の第1および第2の実施形態と実質的に同構成を
なす部分には同じ符号を付している。
辺部にボーダー生地(2a)(2b)を取着して額縁
(3)を構成する場合において、図12〜図15に示す
第3の実施形態のように、ボーダー生地(2a)(2
b)の外側端部をカーペット本体(1)の裏面側に回し
て込んで接着手段により貼着して固定することができ
る。図の第1および第2の実施形態と実質的に同構成を
なす部分には同じ符号を付している。
【0051】この場合、各ボーダー生地(2a)(2
b)としては、表面に額縁(3)を形成してかつ外側端
部をカーペット本体(1)の裏面側へ回し込める幅を有
するものを用いる。
b)としては、表面に額縁(3)を形成してかつ外側端
部をカーペット本体(1)の裏面側へ回し込める幅を有
するものを用いる。
【0052】そして、上記した実施形態の場合と同様
に、各ボーダー生地(2a)(2b)を裏返し状態でカ
ーペット本体(1)の四周辺部のやや内方位置に置いて
内側端部を縫着した後、主体部(20)を該縫着部
(4)から外側に折返して、速乾性の接着剤を塗布した
カーペット本体(1)の表面にそのまま接着し仮止めす
るか、あるいは上記した第2の実施形態の場合と同様に
クッション材(10)を挟み込んで該クッション材(1
0)を介して仮止めする。そして、四隅部でボーダー生
地(2b)の端部処理を行ない、さらに各ボーダー生地
(2a)(2b)の内側縁部の縫製およびコーナー部の
縫製を同様に行なう(図12)。
に、各ボーダー生地(2a)(2b)を裏返し状態でカ
ーペット本体(1)の四周辺部のやや内方位置に置いて
内側端部を縫着した後、主体部(20)を該縫着部
(4)から外側に折返して、速乾性の接着剤を塗布した
カーペット本体(1)の表面にそのまま接着し仮止めす
るか、あるいは上記した第2の実施形態の場合と同様に
クッション材(10)を挟み込んで該クッション材(1
0)を介して仮止めする。そして、四隅部でボーダー生
地(2b)の端部処理を行ない、さらに各ボーダー生地
(2a)(2b)の内側縁部の縫製およびコーナー部の
縫製を同様に行なう(図12)。
【0053】この後、カーペット本体(1)より外方に
延出しているボーダー生地(2a)(2b)の端部(2
3)を図13のように、カーペット本体(1)の側端面
に沿うように折曲して裏面側に回し、上記した速乾性接
着剤により接着する。さらに図14および図15のよう
に、接着したボーダー生地(2a)(2b)の端部(2
3)を保護するために、該端部(23)とカーペット本
体(1)とに渡って布やシート材等よりなる保護材(1
1)を貼着しておく。この保護材(11)が滑り止めを
兼ねる材料とすることもできる。
延出しているボーダー生地(2a)(2b)の端部(2
3)を図13のように、カーペット本体(1)の側端面
に沿うように折曲して裏面側に回し、上記した速乾性接
着剤により接着する。さらに図14および図15のよう
に、接着したボーダー生地(2a)(2b)の端部(2
3)を保護するために、該端部(23)とカーペット本
体(1)とに渡って布やシート材等よりなる保護材(1
1)を貼着しておく。この保護材(11)が滑り止めを
兼ねる材料とすることもできる。
【0054】このようにボーダー生地(2a)(2b)
の外側端部をカーペット本体(1)の裏面に回して固定
することにより、外側縁部の縫製およびオーバーロック
縫製による縁かがりが不要になり、縫製作業が容易にな
る。またクッション材(10)が挟み込まれていると、
裏面にまで回したボーダー生地に皺がよるのを防止で
き、また風合や弾力性も良好になる。
の外側端部をカーペット本体(1)の裏面に回して固定
することにより、外側縁部の縫製およびオーバーロック
縫製による縁かがりが不要になり、縫製作業が容易にな
る。またクッション材(10)が挟み込まれていると、
裏面にまで回したボーダー生地に皺がよるのを防止で
き、また風合や弾力性も良好になる。
【0055】図16〜図19は、装飾用のボーダー生地
(2a)(2b)をカーペット本体(1)の四周辺部の
内方位置に該辺部に沿って取着することにより、辺部や
や内方部に額縁(3)を構成した第4の実施形態を示し
ている。図中の第1および第2の実施形態と実質的に同
構成をなす部分には同じ符号を付して詳しい説明を省略
する。
(2a)(2b)をカーペット本体(1)の四周辺部の
内方位置に該辺部に沿って取着することにより、辺部や
や内方部に額縁(3)を構成した第4の実施形態を示し
ている。図中の第1および第2の実施形態と実質的に同
構成をなす部分には同じ符号を付して詳しい説明を省略
する。
【0056】この実施形態の場合の縫製についても、基
本的には第1の実施形態と同様に行なうが、先ず図17
のように、一方の相対向辺部(例えば長辺側の辺部)の
ボーダー生地(2a)を裏返し状態でカーペット本体
(1)の辺部より内方の位置に縫着した後、該縫着部
(4a)より主体部(20)を外側に折返すとともに、
その重ね部分に速乾性接着剤を塗布しておいてカーペッ
ト本体(1)に接着し仮止めする。同様に他方の相対向
辺部のボーダー生地(2b)を裏返し状態でカーペット
本体(1)の辺部より内方の位置に縫着した後(図1
8)、該縫着部(4b)より主体部(20)を外側に折
返して速乾性接着剤によりカーペット本体(1)に接着
し仮止めする(図19)。この際、必要に応じて、図の
ように第2の実施形態の場合と同様にクッション材(1
0)を挟み込んでおくことができる。
本的には第1の実施形態と同様に行なうが、先ず図17
のように、一方の相対向辺部(例えば長辺側の辺部)の
ボーダー生地(2a)を裏返し状態でカーペット本体
(1)の辺部より内方の位置に縫着した後、該縫着部
(4a)より主体部(20)を外側に折返すとともに、
その重ね部分に速乾性接着剤を塗布しておいてカーペッ
ト本体(1)に接着し仮止めする。同様に他方の相対向
辺部のボーダー生地(2b)を裏返し状態でカーペット
本体(1)の辺部より内方の位置に縫着した後(図1
8)、該縫着部(4b)より主体部(20)を外側に折
返して速乾性接着剤によりカーペット本体(1)に接着
し仮止めする(図19)。この際、必要に応じて、図の
ように第2の実施形態の場合と同様にクッション材(1
0)を挟み込んでおくことができる。
【0057】クッション材(10)を挟み込んでおく場
合は、該クッション材(10)を接着剤等で仮止めして
おくのが好ましく、またこのクッション材(10)の表
面に主体部(20)を接着して仮止めするのが好まし
い。
合は、該クッション材(10)を接着剤等で仮止めして
おくのが好ましく、またこのクッション材(10)の表
面に主体部(20)を接着して仮止めするのが好まし
い。
【0058】そして、図19のように四隅部でのボーダ
ー生地(2b)の端部処理、各ボーダー生地(2a)
(2b)の内側縁部の縫製およびコーナー部の縫製を行
ない、さらに外側縁部について、外側に折返したボーダ
ー生地(2a)(2b)の外側端部を折り代(24)と
して主体部(20)の下に折込んで、図16のようにカ
ーペット本体(1)に縫着し、さらに、カーペット本体
(1)の周縁をオーバーロック縫製により縁かがりを行
なえばよい。
ー生地(2b)の端部処理、各ボーダー生地(2a)
(2b)の内側縁部の縫製およびコーナー部の縫製を行
ない、さらに外側縁部について、外側に折返したボーダ
ー生地(2a)(2b)の外側端部を折り代(24)と
して主体部(20)の下に折込んで、図16のようにカ
ーペット本体(1)に縫着し、さらに、カーペット本体
(1)の周縁をオーバーロック縫製により縁かがりを行
なえばよい。
【0059】これにより、図16のように四周辺部のや
や内方において、各辺に平行なボーダー生地による額縁
(3)が形成され、この額縁(3)によりカーペット全
体としての柄模様に変化を与え、デザインをさらに多様
化できる。なお、この額縁はカーペット本体の内方部の
任意の位置に設定することが可能である。
や内方において、各辺に平行なボーダー生地による額縁
(3)が形成され、この額縁(3)によりカーペット全
体としての柄模様に変化を与え、デザインをさらに多様
化できる。なお、この額縁はカーペット本体の内方部の
任意の位置に設定することが可能である。
【0060】図20〜23は、カーペット本体(1)の
一方の相対向辺部、例えば長辺側の辺部あるいはその内
方部分に、それぞれボーダー生地(2a)(2a)を平
行に縫着した第5の実施形態を示している。図の第1お
よび第2の実施形態と実質的に同構成をなす部分には同
じ符号を付している。
一方の相対向辺部、例えば長辺側の辺部あるいはその内
方部分に、それぞれボーダー生地(2a)(2a)を平
行に縫着した第5の実施形態を示している。図の第1お
よび第2の実施形態と実質的に同構成をなす部分には同
じ符号を付している。
【0061】この実施形態の場合のボーダー生地(2
a)の縫製については、基本的には第1の実施形態のボ
ーダー生地(2a)あるいは第4の実施形態のボーダー
生地(2a)の縫着と同様に行なう。すなわち、図20
のように、ボーダー生地(2a)を裏返し状態でカーペ
ット本体(1)の辺部より内方の位置に縫着した後、図
21のように該縫着部(4a)より主体部(20)を外
側に折返して、その重ね部分に塗布した速乾性接着剤に
よりカーペット本体(1)に接着し仮止めし、さらに縁
側縁部を縫製する。この際、必要に応じて、第2の実施
形態の場合と同様にクッション材を挟み込んでおくこと
ができる。
a)の縫製については、基本的には第1の実施形態のボ
ーダー生地(2a)あるいは第4の実施形態のボーダー
生地(2a)の縫着と同様に行なう。すなわち、図20
のように、ボーダー生地(2a)を裏返し状態でカーペ
ット本体(1)の辺部より内方の位置に縫着した後、図
21のように該縫着部(4a)より主体部(20)を外
側に折返して、その重ね部分に塗布した速乾性接着剤に
よりカーペット本体(1)に接着し仮止めし、さらに縁
側縁部を縫製する。この際、必要に応じて、第2の実施
形態の場合と同様にクッション材を挟み込んでおくこと
ができる。
【0062】そして図22または図23のように外側縁
部をカーペット本体(1)に縫着するもので、この後、
カーペット本体(1)の周縁をオーバーロック縫製によ
り縁かがりを行なえばよい。この外側縁部の縫製の際、
ボーダー生地(2a)を辺部より内方に取着する場合
は、図22のように外側端部を折り代(24)として主
体部(20)の下に折込んで縫着しておけばよい。
部をカーペット本体(1)に縫着するもので、この後、
カーペット本体(1)の周縁をオーバーロック縫製によ
り縁かがりを行なえばよい。この外側縁部の縫製の際、
ボーダー生地(2a)を辺部より内方に取着する場合
は、図22のように外側端部を折り代(24)として主
体部(20)の下に折込んで縫着しておけばよい。
【0063】なお、前記のボーダー生地は、3本以上を
平行に取着することも、カーペット本体(1)に対し斜
め平行に取着することも、また交叉状態に取着すること
もできる。
平行に取着することも、カーペット本体(1)に対し斜
め平行に取着することも、また交叉状態に取着すること
もできる。
【0064】図24〜図26は、カーペット本体(1)
の表面におけるコーナー部に、装飾用のコーナー生地
(25)を、斜めの内側端部(26)を主体部(27)
の下に折り込んだ状態で内側縁部と外側縁部を縫着して
取着した第6の実施形態を示している。
の表面におけるコーナー部に、装飾用のコーナー生地
(25)を、斜めの内側端部(26)を主体部(27)
の下に折り込んだ状態で内側縁部と外側縁部を縫着して
取着した第6の実施形態を示している。
【0065】この実施形態の場合の縫製についても、基
本的には上記した実施形態のボーダー生地の場合と同様
で、まず図24のようにコーナー生地(25)を裏返し
た状態でカーペット本体(1)のコーナー部に重ねて斜
め内側端部(26)を縫着するとともに、図25のよう
に主体部(27)を前記縫着部(40)から内側端部
(26)の上に重ねるように外側に折返して、その重ね
部分に塗布した速乾性接着剤によりカーペット本体
(1)に接着し仮止めする。この際、必要に応じて、第
2の実施形態の場合と同様にクッション材を挟み込んで
おくことができる。こうして折曲された内側縁部をカー
ペット本体(1)に縫着する。(60)はその縫着部を
示す。これにより、内側縁部は2回縫いされて容易に捲
り上がることがない。
本的には上記した実施形態のボーダー生地の場合と同様
で、まず図24のようにコーナー生地(25)を裏返し
た状態でカーペット本体(1)のコーナー部に重ねて斜
め内側端部(26)を縫着するとともに、図25のよう
に主体部(27)を前記縫着部(40)から内側端部
(26)の上に重ねるように外側に折返して、その重ね
部分に塗布した速乾性接着剤によりカーペット本体
(1)に接着し仮止めする。この際、必要に応じて、第
2の実施形態の場合と同様にクッション材を挟み込んで
おくことができる。こうして折曲された内側縁部をカー
ペット本体(1)に縫着する。(60)はその縫着部を
示す。これにより、内側縁部は2回縫いされて容易に捲
り上がることがない。
【0066】この後、図26のようにコーナー生地(2
5)のカーペット本体(1)よりはみ出した部分をカッ
トして除去した後、外側縁部をカーペット本体(1)の
コーナー部の縁部に縫着し、さらにカーペット本体
(1)の周縁全体をオーバーロック縫製により縁かがり
を行なえばよく、これにより外側縁部も2回縫いされる
ことになる。(80)は外側縁部の縫着部、(90)は
オーバーロック縫製の糸を示す。
5)のカーペット本体(1)よりはみ出した部分をカッ
トして除去した後、外側縁部をカーペット本体(1)の
コーナー部の縁部に縫着し、さらにカーペット本体
(1)の周縁全体をオーバーロック縫製により縁かがり
を行なえばよく、これにより外側縁部も2回縫いされる
ことになる。(80)は外側縁部の縫着部、(90)は
オーバーロック縫製の糸を示す。
【0067】前記のコーナー生地(25)は、図のよう
に4つのコーナー部にコーナー生地(25)を取着する
ものに限らず、相対向する2つのコーナー部や隣接する
2つのコーナー部、あるいは1つもしくは3つのコーナ
ー部にのみ取着して実施することができる。
に4つのコーナー部にコーナー生地(25)を取着する
ものに限らず、相対向する2つのコーナー部や隣接する
2つのコーナー部、あるいは1つもしくは3つのコーナ
ー部にのみ取着して実施することができる。
【0068】さらに、図27のように、装飾用の生地
(2)をカーペット本体(1)の内方部の任意の個所に
配置して取着することもできる。この場合の生地(2)
の形状は、四角形のほか、三角形その他の多角形その他
の任意の形状にでき、この場合にもクッション材を挟み
込んでおくことができる。
(2)をカーペット本体(1)の内方部の任意の個所に
配置して取着することもできる。この場合の生地(2)
の形状は、四角形のほか、三角形その他の多角形その他
の任意の形状にでき、この場合にもクッション材を挟み
込んでおくことができる。
【0069】なお上記の各実施形態においては、カーペ
ット本体(1)として、タフテットカーペットを使用し
た例を示したがこれに限らず、機械織によるカーペット
や機械編によるカーペットを使用しても上記同様に実施
できる。
ット本体(1)として、タフテットカーペットを使用し
た例を示したがこれに限らず、機械織によるカーペット
や機械編によるカーペットを使用しても上記同様に実施
できる。
【0070】
【発明の効果】上記したように本発明のカーペットによ
れば、パイルが植設されているカーペット本体の表面に
取着されているボーダー生地やコーナー生地等の装飾用
生地によって、従来のカーペットにはない多様なかつ独
特な変化のあるデザインのものが得られる。例えば、ボ
ーダー生地をカーペット本体の辺部もしくはその内方部
に取着することにより、パイル面とは風合を異にしかつ
輪郭の明確な額縁を有するカーペットとなる。またコー
ナー生地をコーナー部に取着することにより、従来のパ
イル面とは異なった風合をもつコーナー縁飾りを形成で
きる。
れば、パイルが植設されているカーペット本体の表面に
取着されているボーダー生地やコーナー生地等の装飾用
生地によって、従来のカーペットにはない多様なかつ独
特な変化のあるデザインのものが得られる。例えば、ボ
ーダー生地をカーペット本体の辺部もしくはその内方部
に取着することにより、パイル面とは風合を異にしかつ
輪郭の明確な額縁を有するカーペットとなる。またコー
ナー生地をコーナー部に取着することにより、従来のパ
イル面とは異なった風合をもつコーナー縁飾りを形成で
きる。
【0071】しかも、カーペット本体とは別の生地で額
縁や縁飾り等を形成しているので、額縁部分の色や模様
の変更が容易であり、多品種小ロットのカーペット製品
にも適応でき、以て額縁部分の色や模様を、インテリヤ
やカーテンの色模様等と合せるのも容易でコーディネー
トし易いものとなる。
縁や縁飾り等を形成しているので、額縁部分の色や模様
の変更が容易であり、多品種小ロットのカーペット製品
にも適応でき、以て額縁部分の色や模様を、インテリヤ
やカーテンの色模様等と合せるのも容易でコーディネー
トし易いものとなる。
【0072】特に、請求項2〜6のようにしてボーダー
生地やコーナー生地を縫製することとした場合、さらに
は接着手段を併用した場合、縫製作業が容易であって、
しかも擦れ等によって容易に捲り上ったりしない充分な
強固な強度を保持でき、額縁を別生地により縫着構成し
たものであっても、使用上の問題が生じないものとな
る。
生地やコーナー生地を縫製することとした場合、さらに
は接着手段を併用した場合、縫製作業が容易であって、
しかも擦れ等によって容易に捲り上ったりしない充分な
強固な強度を保持でき、額縁を別生地により縫着構成し
たものであっても、使用上の問題が生じないものとな
る。
【0073】特に、請求項8のようにクッション材を装
飾用の生地の下に挟み入れておくことにより、該生地部
分の弾力性がよくて皺がよりにくく、見栄えがよく当触
感も良好になる。
飾用の生地の下に挟み入れておくことにより、該生地部
分の弾力性がよくて皺がよりにくく、見栄えがよく当触
感も良好になる。
【図1】本発明の第1の実施形態のカーペットの斜視図
である。
である。
【図2】同上の一部の拡大断面図である。
【図3】一方の相対向辺部のボーダー生地の仮止め状態
を説明する縫製途中の略示平面図(a)と一部の拡大断
面図(b)である。
を説明する縫製途中の略示平面図(a)と一部の拡大断
面図(b)である。
【図4】同上のボーダー生地の折返した仮止め状態を説
明する縫製途中の略示平面図(a)と一部の拡大断面図
(b)である。
明する縫製途中の略示平面図(a)と一部の拡大断面図
(b)である。
【図5】他方の相対向辺部のボーダー生地の仮止め状態
を説明する縫製途中の略示平面図である。
を説明する縫製途中の略示平面図である。
【図6】同上のボーダー生地の折返した仮止め状態を説
明する縫製途中の略示平面図(a)と一部の拡大斜視図
(b)である。
明する縫製途中の略示平面図(a)と一部の拡大斜視図
(b)である。
【図7】四周辺部の各ボーダー生地の縫製状態を説明す
る略示平面図(a)と一部の拡大断面図(b)である。
る略示平面図(a)と一部の拡大断面図(b)である。
【図8】同上ボーダー生地の縫製状態を説明する略示平
面図(a)と一部の拡大断面図(b)である。
面図(a)と一部の拡大断面図(b)である。
【図9】本発明の第2の実施形態のカーペットの断面図
である。
である。
【図10】同上の一方の相対向辺部のボーダー生地の仮
止め状態を説明する縫製途中の略示平面図である。
止め状態を説明する縫製途中の略示平面図である。
【図11】同上の他方の相対向辺部のボーダー生地の仮
止め状態を説明する縫製途中の略示平面図である。
止め状態を説明する縫製途中の略示平面図である。
【図12】本発明の第3の実施形態のカーペットの製造
途中の略示平面図である。
途中の略示平面図である。
【図13】ボーダー生地をカーペット裏面側に回した状
態の裏面側の略示平面図である。
態の裏面側の略示平面図である。
【図14】同上のカーペット裏面に回したボーダー生地
の固定状態を示す裏面側の略示平面図である。
の固定状態を示す裏面側の略示平面図である。
【図15】同上の一部の拡大断面図である。
【図16】本発明の第4の実施形態のカーペットの略示
平面図(a)と拡大断面図(b)である。
平面図(a)と拡大断面図(b)である。
【図17】同上の一方の相対向辺部のボーダー生地の仮
止め状態を説明する縫製途中の略示平面図である。
止め状態を説明する縫製途中の略示平面図である。
【図18】同上の他方の相対向辺部のボーダー生地の仮
止め状態を説明する縫製途中の略示平面図である。
止め状態を説明する縫製途中の略示平面図である。
【図19】同上のボーダー生地を折返した縫製途中の略
示平面図である。
示平面図である。
【図20】本発明の第5の実施形態のカーペットの仮止
め状態を説明する縫製途中の略示平面図である。
め状態を説明する縫製途中の略示平面図である。
【図21】同上のボーダー生地を折返した縫製途中の略
示平面図である。
示平面図である。
【図22】同上の縫製が完了したカーペットの略示平面
図である。
図である。
【図23】同上の縫製が完了したカーペットの他の例を
示す略示平面図である。
示す略示平面図である。
【図24】本発明の第6の実施形態のカーペットの縫製
途中を示す略示平面図である。
途中を示す略示平面図である。
【図25】同上のコーナー生地を折返した縫製途中の略
示平面図である。
示平面図である。
【図26】同上の縫製が完了したカーペットの略示平面
図である。
図である。
【図27】さらに他の実施形態を示す略示平面図であ
る。
る。
(1) カーペット本体 (1a) 基布 (1b) パイル (2) 装飾用の生地 (2a)(2b) ボーダー生地 (25) コーナー生地 (20)(26) 主体部 (21)(27) 内側端部 (3) 額縁 (4a)(4b)(40) 内側端部の縫着部 (6a)(6b)(60) 内側縁部の縫着部 (7) 斜めの縫着部 (8a)(8b)(80) 外側縁部の縫着部 (9)(90) オーバーロック縫製の糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47G 27/02 104
Claims (8)
- 【請求項1】パイルが植設されているカーペット本体の
表面の任意の個所に、1もしくは複数の装飾用の生地
が、主体部をカーペット本体の表面に対し接着するとと
もに周縁部を縫着して取着されてなることを特徴とする
カーペット。 - 【請求項2】パイルが植設されているカーペット本体の
表面における少なくとも一方の相対向辺部もしくはその
やや内方部に、該辺部に沿って装飾用のボーダー生地
が、内側端部を主体部の下の折り込んだ状態で少なくと
も内側縁部を縫着して取着されてなり、該ボーダー生地
は、裏返した状態でカーペット本体に重ねて内側端部を
所定位置に縫着するとともに、主体部を前記縫着部から
内側端部の上に重ねるように外側に折返して、折曲され
た内側縁部をカーペット本体に縫着してなることを特徴
とするカーペット。 - 【請求項3】カーペット本体の表面における周辺部もし
くはそのやや内方部に、それぞれ装飾用のボーダー生地
が取着されて額縁が形成されてなることを特徴とする請
求項1または2に記載のカーペット。 - 【請求項4】パイルが植設されているカーペット本体の
表面における少なくとも1つのコーナー部に、装飾用の
コーナー生地が、斜めの内側端部を主体部の下に折り込
んだ状態で内側縁部と外側縁部が縫着されて取着されて
なることを特徴とするカーペット。 - 【請求項5】コーナー生地を裏返した状態でカーペット
本体に重ねて内側端部を所定位置に縫着するとともに、
主体部を前記縫着部から内側端部の上に重ねるように外
側に折返して、折曲された内側縁部をカーペット本体に
縫着してなることを特徴とする請求項4に記載のカーペ
ット。 - 【請求項6】各コーナー部において上側になるボーダー
生地の端部を斜状に折込んで、その折曲部を下側のボー
ダー生地の上からカーペット本体に縫着し、さらにカー
ペット本体の周辺をボーダー生地の外側縁部の上からオ
ーバーロック縫いしてなることを特徴とする請求項2ま
たは3に記載のカーペット。 - 【請求項7】装飾用の生地の主体部をカーペット本体の
表面に対し接着して縫着していることを特徴とする請求
項2〜6のいずれか1項に記載のカーペット。 - 【請求項8】装飾用の生地の主体部とカーペット本体の
表面との間にクッション材を介在させてなる請求項1〜
7のいずれか1項に記載のカーペット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8056486A JP2807871B2 (ja) | 1995-09-08 | 1996-03-13 | カーペット |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23166695 | 1995-09-08 | ||
| JP7-231666 | 1995-09-08 | ||
| JP8056486A JP2807871B2 (ja) | 1995-09-08 | 1996-03-13 | カーペット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09131254A JPH09131254A (ja) | 1997-05-20 |
| JP2807871B2 true JP2807871B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=26397438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8056486A Expired - Fee Related JP2807871B2 (ja) | 1995-09-08 | 1996-03-13 | カーペット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2807871B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101262047B1 (ko) | 2012-11-21 | 2013-05-08 | (주)지안디앤씨 | 물품 진열용 받침대 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4601997B2 (ja) * | 2004-05-26 | 2010-12-22 | 株式会社大和 | フロアマット |
| KR101653112B1 (ko) * | 2015-09-14 | 2016-09-09 | 배성민 | 층간소음 방지 기능을 갖는 통풍매트 |
| KR101637406B1 (ko) * | 2016-04-07 | 2016-07-07 | 원진산업 주식회사 | 카페트 마감방법 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0252671U (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-16 |
-
1996
- 1996-03-13 JP JP8056486A patent/JP2807871B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101262047B1 (ko) | 2012-11-21 | 2013-05-08 | (주)지안디앤씨 | 물품 진열용 받침대 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09131254A (ja) | 1997-05-20 |
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