JP3016385U - スリッパ - Google Patents

スリッパ

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JP3016385U
JP3016385U JP1995003793U JP379395U JP3016385U JP 3016385 U JP3016385 U JP 3016385U JP 1995003793 U JP1995003793 U JP 1995003793U JP 379395 U JP379395 U JP 379395U JP 3016385 U JP3016385 U JP 3016385U
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JP
Japan
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slipper
shaped core
plate
core material
cloth
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Application number
JP1995003793U
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English (en)
Inventor
商策 野澤
Original Assignee
ワシントンホテル株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気洗濯機やドライクリーニングによる洗濯
が可能なスリッパ10,10Aを提供すること。 【構成】 布製の底部11と甲皮部12からなる本体を
有するスリッパ10の前記底部11を袋状に縫製し、底
部11のつま先側裏面に形成した袋口15から板状芯材
13を底部111の長手方向に抜脱自在に挿入し、布材
として化学繊維製パイル織編物を用いるとともに、前記
板状芯材13を発泡プラスチック材13aの両面に滑ら
かなプラスチックシート13bを貼着して構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスリッパの改良に関し、より詳しくは洗浄が容易なスリッパに関する 。
【0002】
【従来の技術】
洗浄が容易なスリッパの一形式として、実開平4−118001号公報にはプ ラスチック製の底部に甲皮部をファスナーで着脱自在に取付け、底部が汚れたと き甲皮部を取り外して底部を水洗いできるように構成したスリッパが開示されて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のスリッパにあっては底部が剛性を有するので、 電気洗濯機を使ったり、ドライクリーニングにより工業的に洗浄した場合、底部 の形が崩れて回復不能となるおそれがあり、洗浄後の再使用が困難である。この ため、洗浄するにしても一足ずつ手作業に頼らざるを得ない。 本考案はかかる問題点に鑑み、電気洗濯機やドライクリーニングによる洗浄が 可能なスリッパを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る考案は布製の底部と甲皮部からなる本体を有するスリッパであ って、前記底部を袋状に縫製し、該底部のつま先側裏面に形成した袋口から板状 芯材を本体の長手方向に抜脱自在に挿入したことを特徴とする。 請求項2に係る考案は請求項1に記載のスリッパにおいて、前記本体の材質に 化学繊維製パイル織編物を用いたことを特徴とする。 請求項3に係る考案は請求項1または請求項2に記載のスリッパにおいて、前 記板状芯材を発泡プラスチック材の両面に滑らかなプラスチックシートを貼着し て構成したことを特徴とする。 請求項4に係る考案は請求項1、2または3に記載のスリッパにおいて、前記 甲皮部を化学繊維製パイル織編物を積層して構成したことを特徴とする。
【0005】
【考案の作用・効果】
請求項1に係る考案によれば、底部と甲皮部からなる本体をいずれも布地で製 作したので、底部から板状芯材を取り外せば、電気洗濯機やドライクリーニング で繰り返し洗浄できる。また、洗浄により形崩れしたスリッパ本体は底部に板状 芯材を挿入することにより形を回復させることができる。とくに、板状芯材を出 し入れするための袋口をつま先側に設けたので、スリッパを履いて歩くとき床面 から同芯材を踵側へ押し込む方向に作用するので、板状芯材が不用意に底部から 脱落するのを防止できる。 しかして、本考案をホテルや病院に備えるスリッパのように不特定多数の人に よって使用されるスリッパに適用すれば、汚れる度に新品に交換しなくても、多 数のスリッパの汚れを電気洗濯機やドライクリーニングにより一括処理して落と すことができるので、低コストにて清潔なスリッパを宿泊客や来院者に提供でき る。 請求項2に係る考案によれば、布材として化学繊維製パイル織編物を用いたの で、電気洗濯機やドライクリーニングで洗浄してもしわになりにくく、形崩れし にくい。このため、洗浄後に板状芯材を装着する作業も容易である。また、化学 繊維製パイル織編物は脱水性が良いので洗濯後、短時間の乾燥ですぐに使用でき る。 請求項3に係る考案によれば、板状芯材にクッション性を有する発泡プラスチ ック材を用いたので、履き心地の良好なスリッパを提供できる。また、発泡プラ スチック材の両面に滑らかなプラスチックシートを貼着したので、布製底部との 間の摩擦抵抗が小さくなり、袋口からの出し入れが円滑にできる。 請求項4に係る考案によれば、甲皮部を化学繊維製パイル織編物を積層して構 成したので、形状の復元力が大きくなり洗浄による甲皮部の形崩れを防止できる 。
【0006】
【実施例】
以下に本考案を図面に基づき説明するに、図1ないし図4には本考案の第1実 施例に係るスリッパ10が示されている。当該スリッパ10は布製の底部11と 底部11に縫着した布製の甲皮部12からなる本体及び底部11に装着した板状 芯材13から構成されている。 底部11と甲皮部12の布地にはポリエステル繊維製のパイル織編物を使用し ている。底部11は2枚の布地11a,11bを重ね合わせ、重ね合わせた周縁 を玉縁布14とともに縫着して袋状に縫製されている。2枚の布地11a,11 bのうち裏側の布地11bは汚れの目だちにくい暗色を有するとともに、表側の 布地11aより短寸にして底部裏面のつま先側に板状芯材13を出し入れするた めの袋口15を形成している。 板状芯材13は図5に拡大して図示するように、厚手の発泡ポリウレタン材1 3aの両面に滑らかな表面を有する塩化ビニールシート13bを貼着し、周縁を 塩化ビニールシート製のテープ13cで縁取りして構成されている。 甲皮部12は2枚のパイル織編布地12a,12bの間に立体構造を有し、弾 力に富み、形状復元力の大きいポリエステル製の織編物からなる中芯布12cを 積層し、重ね合わせた3枚の布地12a,12b,12cを一体に縫着して構成 されている。
【0007】 第1実施例に係るスリッパは以上の構成を有し、底部11と甲皮部12からな る本体をいずれも布地11a,11b,12a,12b,12cで製作したので 、底部11から板状芯材13を抜き出せば、電気洗濯機やドライクリーニングで 洗浄できる。また、洗浄により形崩れしたスリッパ10本体は底部11に板状芯 材13を挿入することにより形を回復させることができる。とくに、板状芯材1 3を出し入れするための袋口15をつま先側に設けたので、スリッパ10を履い て歩くとき床面から同芯材13を踵側へ押し込む方向に作用するので、板状芯材 13が不用意に底部11から脱落するのを防止できる。 しかして、本実施例に係るスリッパ10をホテルや病院に備えれば、汚れる度 に新品に交換しなくても、洗濯機やドライクリーニングで多数のスリッパの汚れ を一括して落とすことができるので、低コストにて清潔なスリッパ10を宿泊客 や来院者に提供できる。 また、スリッパ10本体の布地としてポリエステル製パイル織編物を用いたの で、電気洗濯機やドライクリーニングで洗浄してもしわになりにくく、型くずれ しにくい。従って、洗浄後に板状芯材13を袋口から装着する作業も容易である 。 さらに、化学繊維製パイル織編物は脱水性が良いので洗濯後、短時間の乾燥です ぐにスリッパ10を使用することが可能である。 また、板状芯材13にクッション性を有する発泡ポリウレタン材13aを用い たので、履き心地の良好なスリッパ10を提供できる。さらに、発泡ポリウレタ ン材13aの両面に滑らかな塩化ビニールシート13bを貼着したので、パイル 織編物布地11a,11bを用いた底部11との間の摩擦抵抗が小さくなり、袋 口15からの出し入れが円滑にできる。 また、甲皮部12を織編物12a,12b,12cからなる三層構造にしたの で、洗浄による甲皮部12の型くずれをも防止できる。
【0008】 つぎに、本考案の第2実施例に係るスリッパ10Aを図に示すに、当該スリッ パ10Aにおいては裏面に設けた袋口15に近接してつま先側に板状芯材13の 抜け止め用に、布片16が縫着されている。 本実施例に係るスリッパ10Aによれば、板状芯材13をスリッパ10A本体 の底部11に装着したとき該芯材13のつま先側端部をこの布片16に掛け止め できるので、スリッパ10A使用時に板状芯材13が抜け外れるのを確実に防止 できる。 なお、本実施例に係るスリッパ10Aの他の構成は前述した第1実施例に係る スリッパ10と同じであるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を 省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例に係るスリッパを示す斜
視図である。
【図2】 同スリッパの底部裏面を示す平面図である。
【図3】 同スリッパの底部裏面を示す平面図である。
【図4】 図1の4−4線から切断した断面図である。
【図5】 同スリッパの板状芯材を示す拡大断面図であ
る。
【図6】 本考案の第2実施例に係るスリッパの底部裏
面を示す平面図である。
【符号の説明】
10,10A…スリッパ、11…底部、11a,11b
…布地、12…甲皮部、12a,12b,12c…布
地、13…板状芯材、13a…発泡ポリウレタン材、1
3b…塩化ビニールシート、13c…テープ、14…玉
縁布、15…袋口、16…布片。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布製の底部と甲皮部からなる本体を有す
    るスリッパであって、前記底部を袋状に縫製し、該底部
    のつま先側裏面に形成した袋口から板状芯材を本体の長
    手方向に抜脱自在に挿入したことを特徴とするスリッ
    パ。
  2. 【請求項2】 前記本体の材質に化学繊維製パイル織編
    物を用いたことを特徴とする請求項1に記載のスリッ
    パ。
  3. 【請求項3】 前記板状芯材を発泡プラスチック材の両
    面に滑らかなプラスチックシートを貼着して構成したこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスリッ
    パ。
  4. 【請求項4】 前記甲皮部を化学繊維製パイル織編物を
    積層して構成したことを特徴とする請求項1、2または
    3に記載のスリッパ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003024102A (ja) * 2001-07-13 2003-01-28 Sanyu:Kk スリッパ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003024102A (ja) * 2001-07-13 2003-01-28 Sanyu:Kk スリッパ
JP3538165B2 (ja) 2001-07-13 2004-06-14 株式会社 三裕 スリッパ

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