JP3009335U - マットレス - Google Patents

マットレス

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JP3009335U
JP3009335U JP1994008973U JP897394U JP3009335U JP 3009335 U JP3009335 U JP 3009335U JP 1994008973 U JP1994008973 U JP 1994008973U JP 897394 U JP897394 U JP 897394U JP 3009335 U JP3009335 U JP 3009335U
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mattress
mat
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mats
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JP1994008973U
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Inventor
高夫 渡辺
Original Assignee
有限会社渡辺製作所
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、汚れを生じたときに全体をクリー
ニングしなくて済み、クリーニングも簡単に行い得るマ
ットレスを提供するものである。 【構成】 本考案は、マット本体をその長さ方向に複数
に分割して成るマット本体片3にそれぞれカバー4を被
覆することにより小マット2を形成する。これら小マッ
トの長さ方向側面に面ファスナ5を取付ける。複数の小
マット2の上記面ファスナ同士を鈎合させて1枚のマッ
トレス1を形成するようにしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として病院のベッドに使用されるマットレスの改良に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
病院のベッド用のマットレスとしては、従来図3に示すものが用いられる。こ のマットレスAは、例えば表面に多数の凹凸が波状に配設された1枚のウレタン 製等の柔軟なマット本体Bに、一面がメッシュ地で他面が布製のカバーCを被せ て成る。布製カバーCの裏面の長さ方向両端部近傍には布製ベルトD,Dが取付 けられている。従って、マットレスAの不使用時には全体を丸め、上記ベルト同 士を止着することで、保管あるいは運搬時に場所をとらないようにしてある。
【0003】 また、図示しないがマット本体を長さ方向に二あるいは三分割し、布製カバー を、マット本体を複数段に折り重ねできるように全体被覆したマットレスもある 。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】
ところが、上記した従来のマットレスは、汚れが付着したときに、それが部分 的なものであれ、全体をクリーニングに出さなければならない。また、クリーニ ングする際にも、大きすぎてクリーニングしににく、更には水切れが悪く乾燥に 時間がかかる。複数に区切ってあるものの場合にも、汚れたマット本体とカバー 全体をクリーニングしなければならず、また、汚れていないマット本体の使い途 がないことから、全体をクリーニングに出すようにしているのが実情である。
【0005】 本考案はこうした従来のマットレスの問題点に鑑み、汚れを生じたときに全体 をクリーニングしなくて済み、クリーニングも簡単に行い得るマットレスを提供 することを目的とするものである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
本考案は上記した問題点を解決するために、マット本体をその長さ方向に複数 に分割して成るマット本体片にそれぞれカバーを被覆することにより小マットを 形成し、これら小マットの長さ方向側面に面ファスナを取付け、複数の小マット の上記面ファスナ同士を鈎合させて1枚のマットレスを形成するようにした点に 特徴がある。また、本考案は前記小マットの裏面にズレ防止用マットを取付け、 あるいは小マットの長さ方向側面だけでなく、幅方向側面にも面ファスナを取付 けるようにすることができる。
【0007】
【作用】
本考案では、小マットの長さ方向側面の面ファスナを鈎合させると、1枚のマ ットレスとなる。従って、必要に応じ、面ファスナを剥して所要の小マットのみ をクリーニングする。クリーニングに際しては、それほど大きくないので取扱い 易く、乾燥も早い。クリーニング中には別の小マットを、残された小マットと鈎 合させてマットレスとして使用する。このため、予備のマットレスの保管スペー スも節約される。
【0008】 また、本考案では、小マットの裏面にスベリ防止シートを取り付けておくこと により、接合された複数の小マットが使用時にズレにくくなる。
【0009】 更に、面ファスナが雄雌共通のものの場合、単独では接触する他部材の表面に くっついたりすることがない。
【0010】 使用者は、荷重がかかり易くへたり易い部分、例えば腰を支持する長さ方向中 間に位置する小マットを、足元を支持する小マットなどと適宜取り換えることに より、マットレスの局所的なへたりが防止される。
【0011】
【実施例】 以下、本考案を図示した実施例に基づいて詳説する。 図1は本考案の一実施例に係るマットレスの全体斜視図で、このマットレス1 は長さ方向に三分割された3つの小マット2,2,2から成る。これらの小マッ ト2は図2の分離状態にも見られるようにいずれも同一構造で、内部にウレタン 製のマット本体片3を有する。このマット本体片3は表面のみをメッシュ地とし たカバー4で被覆してある。マット本体片3として、ポリエステル系繊維をウレ タン系バインダで硬化させた繊維系クッション材(商品名:ネオカール)を用い ると、洗浄後の水切れがよく、乾燥時間をより短縮できる。
【0012】 小マット2の左右両側面には、互いに鈎合可能な位置に雄雌同一型の面ファス ナが取り付けてある。この面ファスナは各側面に2つずつ配設されている。図中 符号6は、小マット2の下面に取り付けたズレ防止用のシートで、摩擦係数の大 きなシート材で形成される。
【0013】 従って、これら小マット2は、側面同士を突き合わせ、面ファスナ5を互いに 鈎合することで一体化され、一つのマットレスとなる。一体化された小マット2 は必要に応じ、接合側面を引き離すことで分離される。従って、中間に位置する 小マットを前方あるいは後方に、また前方に位置する小マットを後方あるいは中 間になど、適宜その位置を変えることができる。
【0014】 一体化された小マットは、通常はそのメッシュ地表面にシーツなどを被せて使 用するので、小マットの接合側面間にこじるような力が作用することはなく、通 常の使用状態では簡単には分離することはない。また、特に下面にズレ防止用シ ートを取り付けた場合には、これが抵抗するので寝返りなどのときに強い作用力 が働いても面ファスナが離れることはない。ズレ防止用シートは、マット本体片 の下面を覆うカバー裏面部分にそのまま用いるようにしても良い。
【0015】 また、面ファスナは、マットレスの中間部に位置する小マットについてはその 両側に、前後部に位置する小マットについてはその一側にのみ設けることもでき る。この場合には互換性がなくなるものの、特に汚れを生じ易い中間部の小マッ トのみを比較的に楽にクリーニング等できるものである。
【0016】 更に、図示しないが、面ファスナを小マットの幅方向側面にも取り付けるよう にしても良い。この場合には、簡単に幅広のマットレスが形成できる。
【0017】 また、上記した実施例では3つの小マットによってマットレスを構成するよう にしたが、本考案はこれに限定されるものではなく、複数であれば、その数の如 何を問うものではない。
【0018】
【効果】
以上述べたように本考案によれば、小マットを面ファスナ接合により、分離結 合容易な状態で一体化してマットレスを構成するようにしたので、汚れ等が生じ た場合、必要な小マットのみをクリーニングでき、しかもクリーニングの洗いと 乾燥を短時間で、かつ楽に行ない得るものである。また、その運搬及び保管も容 易となる利点を有する。
【0019】 ズレ防止用シートが裏面に設けられている場合には、マットレス使用時におけ る面ファスナへの引き剥し力を作用しにくくでき、小マットの一体化を強く維持 できるものである。
【0020】 また、面ファスナとして雄雌同型のものを用いることで、例えば小マットの両 側面に面ファスナが取付けられている場合など、前後端に露出する面ファスナが セーターや髪にくっつくことがなく、不都合なく使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るマットレスの全体外観
図。
【図2】図1のマットレスを小マット毎に分離した状態
の斜視図。
【図3】従来例を示すマットレスの全体外観図。 1・・・マットレス 2・・・小マット 3・・・マット本体片 4・・・カバー 5・・・面ファスナ 6・・・ズレ防止用シート

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マット本体をその長さ方向に複数に分割し
    て成るマット本体片にそれぞれカバーを被覆することに
    より小マットを形成し、 これら小マットの長さ方向側面に面ファスナを取付け、 複数の小マットの上記面ファスナ同士を鈎合させて1枚
    のマットレスを形成するようにした、 ことを特徴とするマットレス。
  2. 【請求項2】前記カバーは、マット本体片の裏面を覆う
    部分がズレ防止用のシート材によって形成されている、 ことを特徴とする請求項1に記載のマットレス。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のマットレスにおいて、 前記小マットの裏面に、ズレ防止用のシート材が付着さ
    れている、 ことを特徴とするマットレス。
  4. 【請求項4】請求項1もしくは請求項3に記載のマット
    レスにおいて、 小マットの幅方向側面にも面ファスナが取付けられ、 これら面ファスナを鈎合させて小マットを幅方向にも連
    続させてマットレスを形成するようにした、 ことを特徴とするマットレス。
  5. 【請求項5】3つの小マットから成る、請求項1から請
    求項3のいずれかに記載のマットレス。
  6. 【請求項6】前記面ファスナは雄雌兼用型のものであ
    る、 ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記
    載のマットレス。
JP1994008973U 1994-06-30 1994-06-30 マットレス Expired - Lifetime JP3009335U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03162340A (ja) * 1989-11-20 1991-07-12 Canon Inc 給紙装置
JPH0919346A (ja) * 1995-07-06 1997-01-21 Yumeron Kurokawa:Kk 部分洗濯可能な布団
JPH10194641A (ja) * 1997-01-14 1998-07-28 Toshiba Corp エレベータの着床表示装置及び着床制御装置
JP2002355149A (ja) * 2001-05-30 2002-12-10 Cosmocore:Kk 分割蒲団
JP2011172738A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 France Bed Co Ltd マットレス装置

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