JP3186629U - 下側寝具用防水シーツ - Google Patents

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【課題】マットレスや敷き布団等の下側寝具に巻き回して使用する防水シーツであって、防水性に優れ、簡易な構成で防水シーツのズレを防止できると共に下側寝具への取り付け・取り外し作業の負担を大幅に軽減可能な防水シーツを提供する。
【解決手段】下側寝具10の表面に寝た状態の人体の所定部位が接する長さを横幅Wとし、下側寝具の裏面の端面から側面、表面、対向側面、裏面の対向端面に至る長さを縦幅として裁断成形され、下側寝具裏面の端面から対向端面に亘って巻き回して使用する帯状の防水シーツ20であって、防水シーツの縦幅方向の両端部において、横幅方向全長に亘って二重又は三重以上の折り曲げ部21、22を形成し、該折り曲げ部のシーツ端部側を縫い合わせた下側寝具用防水シーツである。
【選択図】図1

Description

本考案はマットレスや敷き布団等の下側寝具に巻き回して使用する防水シーツに関し、特に、防水性に優れ、簡易な構成で防水シーツのズレを防止できると共に下側寝具への取付け・取り外し作業の負担を大幅に軽減できる下側寝具用防水シーツに関する。
病人、寝たきり老人等の被介護者、乳幼児などの失禁などによる大小便によるマットレス、敷布団等の下側寝具(以下、「マットレス等」ともいう)の汚れ防止のために、使用者の腰部や尻部付近をカバーするようにマットレス表面に敷き表面の横幅方向全域に亘って側面、裏面の一部まで巻き付けて使用する防水シーツが広く利用されており、このような防水シーツでは長手方向の先端部をマットレスの下面側に挿し込む方法が従来から広く採用されているが、就寝者の寝返り、起き上がり等によって防水シーツはズレ易く、ズレによって失禁等による大小便などによってマットレス、敷き布団、それらをカバーするシーツなどが汚れ、しわによって床ずれの原因となることもある。腰や尻部が接する位置に敷かれる従来の防水性シートにあっては、人体に接する部位の範囲が狭く、寝返り等により大小便などが防水性シートの外へ漏れることもあり防水効果が発揮できない場合がある。
そこで、防水シーツ全体をゴムバンドで巻き付ける等の対策がなされているがマットレスへの取り付け作業等に負担がかかる。またマットレスの下面側に防水シーツを取り付ける手段として、一般に着脱自在の手段として多用されているマジックテープ(登録商標)類が利用されているが、マジックテープ類は洗濯によって崩れ易く、糸屑が付着しやすいので洗濯頻度が多い防水シーツでは長期間の使用に耐えられない。
このような防水シーツのズレ防止のための技術として、特許文献1は不織布からなる通気性基材に所定の透湿度を有する透湿フィルムとが積層されてなる積層体に、樹脂による滑り止め加工がなされてなる防水シートを開示している。ここでは防水シートの使用時にズレを防止するために、樹脂を点状にグラビア法等にて塗工することによりすべり止め加工を施している。特許文献2はリクライニング機構などが付いたベッド又はマットレスであってもずれることなく使用することができる失禁用防水シートを開示している。ここでは表面をカバーする帯状の防水シーツ本体と左右側面をカバーする一対のサイドカバー部材とを備え、サイドカバー部材に切欠きを形成し二分することにより、ベッドなどを折り曲げても失禁用防水シーツ全体のズレを防止できるものとなっている。
また特許文献3は、敷き布団の寸法に合わせて、長方形平布地シーツの左右縁を各々所定幅で下側へ折り込み、上下縁を各々所定幅で下側へ折り込むとともに四隅の折り込んだ部分の重畳部分を縫い付けて成り、敷き布団の周囲を包み込むように覆う構成のシーツ本体の裏面側に所定寸法の合成樹脂製の防水性シートが縫い付け固定されている防水シーツ構造を開示している。ここでは、シーツ縁部を折り返して敷き布団を差し入れるポケットを形成し、防水シートは敷き布団全域をカバーするようにシーツ本体の裏面側に縫い付け固定されている。このような構成により敷き布団からズレない防水シーツ構造を提供するものである。
病院や介護施設等において使用される防水シーツは清潔さを保持するためにマットレス等から頻繁に取り外してクリーニング処理(洗濯)されてマットレス等に取付けられることになる。従って、防水シーツには上記したようなマットレス等からズレない構造であり防水効果が確保されていること、頻繁に繰り返されるクリーニング処理に対する耐久性、マットレス等への取り付け、取り外し作業の負担軽減が強く求められている。
特開2004−299080号公報
実用新案登録第3077654号公報
実用新案登録第3035234号公報
本考案は上述した事情に鑑みなされたものであり、マットレスや敷き布団等の下側寝具に巻き回して使用する防水シーツであって、防水性に優れ、簡易な構成で防水シーツのズレを防止できると共に、下側寝具への取り付け・取り外し作業の負担を大幅に軽減可能な防水シーツを提供することを課題とする。
請求項1に記載の考案は、下側寝具10の表面13に寝た状態の人体の所定部位が接する長さを横幅Wとし、下側寝具10の裏面11の端面11E1から側面12、表面13、対向側面12、裏面の対向端面11E2に至る長さを縦幅Lとして裁断成形され、下側寝具裏面の端面11E1から対向端面11E2に亘って巻き回して使用する帯状の防水シーツ20であって、前記防水シーツの縦幅方向の両端部において、横幅方向全長に亘って二重又は三重以上の折り曲げ部21、22、23、24を形成し、該折り曲げ部のシーツ端部側を縫い合わせた下側寝具用防水シーツであることを特徴とする。
請求項2に記載の考案は下側寝具10の表面13に接する人体の部位が胸部から膝部付近までの範囲であることを特徴とし、請求項3に記載の考案は、防水シーツ20の縦幅Lが約145cm、横幅Wが約90cm、裏面11の両端面11E1、11E2に当接する防水シートの幅がそれぞれ約20cm、折り曲げ部21、22の幅がそれぞれ0.8〜3cm、好ましくは1〜2cm、さらに好ましくは1〜1.5cmである下側寝具用防水シーツであることを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、防水シーツ20が、上層及び下層の素材をポリエステルとし中間層の素材をポリウレタンフィルムとする三層構造であり、吸水性、水分拡散性を有すると共に伸縮性を有し、人体と接する面として表裏のいずれも適用することができる下側寝具用防水シーツであることを特徴とし、請求項5に記載の考案は、下側寝具10が架台Bに載置されるマットレスであり、前記折り曲げ部21、22、23、24が架台表面とマットレス裏面11のそれぞれの端面部の間に挿し込まれることを特徴とする。
請求項6に記載の考案は、請求項1乃至5に記載の折り曲げ部に代えて、防水シーツとは別部材であって所定幅の帯状シート31S、32Sを、防水シーツの縦幅方向の両端部において横幅方向全長に亘って1又は2以上積み重ねて縫い合わせ又は貼り付けた重畳部31、32を形成した下側寝具用防水シーツであることを特徴とする。
本考案は、人体の所定部位が接する長さを横幅Wとし、下側寝具裏面の端面から裏面の対向端面に至る長さを縦幅Lとして裁断成形され、裏面の端面から対向端面に亘って巻き回して使用する帯状の防水シーツにおいて、防水シーツの縦幅方向の両端部に横幅方向全長に亘って二重又は三重以上の折り曲げ部を形成している。そのため、下側寝具裏面端部に挿し込まれる折り曲げ部は突出しており、折り曲げ部自体による滑り止め機能に加えて、下側寝具の重量と人の体重により押圧されることによって折り曲げ部が静止状態を維持して滑り止め効果がさらに高められ、防水シーツのズレ防止が確保されることになる。
本考案は、下側寝具表面に接する人体の部位を胸部から膝部付近までの広い範囲(横幅W)とすることにより失禁等による大小便のマットレス等への漏れを阻止すると共に折り曲げ部が広範囲に形成されるためシーツの更なるズレ防止を確保することが可能となる。本考案に係る防水シーツを一枚のシートとし、そのサイズを縦幅L約145cm、横幅W約90cm、裏面の両端面に当接する防水シートの幅約20cm、両折り曲げ部幅0.8〜3cmとすることにより、市販されているリバーシブル防水シーツ一枚をそのまま利用することができ、防水シーツを簡易に製作でき、製作作業、費用を大幅に低減できる。
本考案では、防水シーツの上層及び下層の素材をポリエステルとし中間層の素材をポリウレタンフィルムとする三層構造とすることにより、伸縮性を有すると共に吸水性、水分拡散性を有する防水性に優れ、取付け時の防水シーツの表裏の識別が不要となり取付け作業が容易となる。また、上下層がポリエステル100パーセント素材であるために耐久性に優れ、長期に亘って蒸散作用により乾いた状態を維持することができサラッとした使い心地のよいシーツを提供することが可能となる。
本考案では、下側寝具を架台(寝台)に載置されるマットレスとし、折り曲げ部を架台表面とマットレス裏面のそれぞれの端面部の間に挿し込むように構成される。これにより上記した折り曲げ部の滑り止め効果が高められ防水シーツのズレ防止が確保されることになる。また、本考案に係る折り曲げ部に代えて、防水シーツとは別部材であって所定幅の帯状シートを、防水シーツの縦幅方向の両端部において横幅方向全長に亘って1又は2以上積み重ねて縫い合わせ又は貼り付けた重畳部を形成することができる。このような構成によっても本考案の目的であるズレ防止は達成されるものである。
本考案に係る下側寝具用防水シーツを下側寝具に取り付けた状態を示す斜視図である。 本考案に係る下側寝具用防水シーツを下側寝具に取り付けた状態を示す図で下側寝具下面側から視た平面図である。 本考案に係る下側寝具用防水シーツを下側寝具に取り付けた状態を示す図で拡大横断面図である。 本考案に係る防水シーツの両端部に二重の折り曲げ部(A)及び三重の折り曲げ部(B)を形成した状態を示す拡大断面図、図(C)は折り曲げ部に代えて重畳部を形成した状態を示す拡大断面図である。 本考案に係る下側寝具用防水シーツを取り付けたマットレスを架台に載置した状態を示す斜視図である。
以下に本考案に係る下側寝具用防水シーツ(以下、単に「防水シーツ」ともいう)の実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。ここで下側寝具とは人がその上に寝る敷布団やマットレス等の寝具を意味する。本考案に係る防水シーツは、例えば病院や介護・療養施設等において使用されるマットレスや敷き布団等の下側寝具(以下、「マットレス等」ともいう)の所定部位に巻き回して使用する帯状の防水シーツであって、伸縮性を有すると共に吸水性、水分拡散性を有する防水性に優れた1枚の部材によって製作されるものである。図1乃至図5に示すように、本考案に係る防水シーツ20は、所定長さの横幅Wと縦幅Lとなるように裁断成形され、防水シーツの縦幅方向の両端部において横幅方向全長に亘って二重又は三重以上となるように折り曲げ部21、22、23、24を形成している。
防水シーツ20の横幅Wの長さは、失禁等の対策からすると人体の腰部から太股部付近までの範囲の長さでもよいが、就寝時の寝返りやシーツの位置ズレ防止を考慮すればマットレス等10の表面13に寝た状態の人体の胸部から膝部付近までの範囲の長さが望ましい。このように防水シーツの表面に敷く範囲(横幅W)を広くすることにより、失禁等による大小便のマットレス等への漏れを阻止すると共に折り曲げ部21、22、23、24が広範囲(横幅方向全長)に形成されるためにシーツの更なるズレ防止を確保することが可能となる。防水シーツの縦幅L(図4参照)の長さは、マットレス等10の裏面11の端面11E1から側面12、表面13、対向側面12、裏面の対向端面11E2に至る長さとしている。
本考案においては、図2、3、4に示すように上記防水シーツの横幅Wの長さを約90cm、縦幅Lの長さを約145cmとし、裏面11の端面11E1、11E2に当接する防水シートの幅をそれぞれ約20cm、折り曲げ部21、22、23、24の幅をそれぞれ1.5cmとしている。このようなサイズとしたのは、病院や介護施設等においては横90cm前後、高さ8cm前後のサイズのマットレスが多く使用されていること並びに横幅が約90cm、縦幅が約145cmのサイズのリバーシブル防水シーツが一枚ものとして市販されていることを考慮したものであり、販売効率上有利であり、市販のリバーシブル防水シーツ一枚ものをそのまま利用することにより簡易に製作でき、製作作業、費用の低減に繋がるからである。なお、折り曲げ部の幅は市販のリバーシブル防水シーツのサイズを考慮して、好ましくは1〜2cm、さらに好ましくは1〜1.5cmとすることが望ましく、0.8〜3cmとすることができる。上記防水シーツのサイズはこれらの数値に限定されるものではないことは勿論である。
本考案に係る防水シーツには、図2、3、4に示すように折り曲げ部21、22、23、24が横幅方向(図2の上下方向)の全長に亘って形成されている。折り曲げ部は縦幅方向(図4の左右方向)の両端部において一枚の部材(素材)の延長上に同一部材で形成され、マットレス等の裏面11の両端面11E1、11E2に当接する部分に形成されている。
本考案においては、図4(A)に示すように折り曲げ部21、22は二重となるように(防水シーツを1回折り曲げて一枚を重ねた状態)形成され、また図4(B)に示すように、折り曲げ部23、24は三重となるように(防水シーツを2回折り曲げて二枚を重ねた状態)形成されている。なお、本考案においては折り曲げ部を四重以上となるように形成することができる。折り曲げ部を4重以上に形成すると、マットレス裏面における摩擦係数が増してズレ防止効果は上がるが、防水シーツの折り畳み、洗濯に不便をきたし、積み重ねて保管する際に嵩張り厚さが不均一となるため不便となる。そのため折返し部は二重又は三重に形成することが望ましい。
二重に形成された折り曲げ部21、22は、図4(A)に示すように防水シーツ端部側が縫い合わされて縫合部21a、22aを形成しており、三重に形成された折り曲げ部23、24は、図4(B)に示すように防水シーツ端部側が縫い合わされて縫合部23b、24bを形成している。なお、図では折り曲げ部は防水シーツ端部を上方側に折り曲げて形成しているが、防水シーツ端部を下方側に折り曲げて形成することは任意である。また、帯状の防水シーツの周縁はほつれ防止のため圧着又はまつり縫いを施すことが望ましい。
本考案に係る防水シーツは、マットレス等の裏面11の端面11E1(一方の折り曲げ部21、23が当接する面)から側面12、表面13、対向側面12をカバーして裏面の対向端面11E2(他方の折り曲げ部22、24が当接する面)までを、横幅W方向全域に亘って巻き回して使用するものである。
本考案に係る防水シーツは三層構造であり、上層の素材をポリエステル、中間層の素材をポリウレタンフィルム、下層の素材を上層と同じポリエステルとし、吸水性、水分拡散性を有すると共に伸縮性を有している。また上層と下層を同一素材のポリエステルとしているので人体と接する面として表裏のいずれも適用することができる。このように防水シーツが吸水性、水分拡散性を有するため防水性に優れ、取付け時の表裏の識別動作が不要となり、取付け作業が容易となる。また、防水シーツの上層及び下層がポリエステル100パーセント素材であるために耐久性に優れ、長期に亘って蒸散作用により乾いた状態を維持することができサラッとした使い心地のよいシーツを提供することが可能となる。
本考案では、病院や介護施設等において一般に使用されている態様を考慮して、図5に示すように、下側寝具をマットレス10とし、当該マットレスが架台(寝台)Bに載置されている形態としている。このような形態においては、折り曲げ部21、22、23、24が架台表面とマットレス裏面11のそれぞれの端面部との間に挿し込まれることになる。マットレス裏面と架台表面の間に挿し込まれた折り曲げ部は、折り曲げ部自体による滑り止め機能と、マットレスの重量、その上の人の体重により押下される重力によって折り曲げ部による滑り止め機能がさらに高められ、防水シーツのズレ防止が確保されることになる。なお、本考案に係る防水シーツは、架台(寝台)上に載置されるマットレスに限られることはなく、畳、じゅうたん、フローリングなどの床に敷かれたマットレス又は敷布団等に対しても適用できることは勿論である。なお、図5においては図1と同一部位の符号は省略してある。
本考案では、上述した折り曲げ部21、22、23、24に代えて、図4(C)に示すように、本考案に係る防水シーツとは別部材で作製された1〜10cm程度幅の帯状シート31S、32Sを、防水シーツの縦幅方向の両端部においてそれぞれ横幅方向全長に亘って1又は2以上積み重ねて縫い合わせ又は貼り付けた重畳部31、32を形成している。図では帯状シートを2枚(31S1、31S2、32S1、32S2)重ねているが、帯状シートは1枚又は3枚以上を積み重ねてもよい。帯状シートの素材は本考案に係る防水シーツと同一素材とすることはもとより、各種合成樹脂、ゴム、不織布、各種織物などの様々の素材とすることができる。帯状シートの幅は1〜10cmとすることができ、好ましくは1〜8cm、さらに好ましくは1〜5cm程度が望ましいが、このような数値に限定されるものではない。
上述した折り曲げ部は、本考案に係る防水シーツ延長上の両端部に同一部材により形成されるため洗濯時に破損する恐れが少なく耐久性に優れている。これに対して別部材を積み重ねて縫い合わせ又は貼り付けにより作成される重畳部は、洗濯時等に破損する恐れがあり耐久性に劣るが、このような構成の重畳部によっても本考案の目的とする防水シーツのズレ防止は達成できるものである。
本考案に係る下側寝具用防水シーツは市販のリバーシブル防水シーツを利用し折り曲げ部を簡易に形成できるので防水性に優れ、防水シーツのズレ防止が確保できると共に、下側寝具に対して短時間で取り付け・取り外し作業が可能となり、製作作業、費用を大幅に低減できる防水シーツとなっている。そのため病院や介護施設等で使用されるマットレス等の下側寝具のみでなく、一般家庭において家族の介護や訪問介護を受ける被介護者用下側寝具、さらには一般の就寝用下側寝具に使用する防水シーツとして広く利用することができる。
10 下側寝具(マットレス等)
11 下側寝具裏面
11E1 下側寝具裏面の端面
11E2 下側寝具裏面の対向端面
12 下側寝具側面、下側寝具対向側面
13 下側寝具表面
20 防水シーツ
21、22、23、24 折り曲げ部
21a、22a、23b、24b 縫合部
31、32 重畳部
31S1、31S2、32S1、32S2 帯状シート
W 横幅
L 縦幅
B 架台(寝台)

Claims (6)

  1. 下側寝具の表面に寝た状態の人体の所定部位が接する長さを横幅とし、下側寝具の裏面の端面から側面、表面、対向側面、裏面の対向端面に至る長さを縦幅として裁断成形され、下側寝具裏面の端面から対向端面に亘って巻き回して使用する帯状の防水シーツであって、前記防水シーツの縦幅方向の両端部において、横幅方向全長に亘って二重又は三重以上の折り曲げ部を形成し、該折り曲げ部のシーツ端部側を縫い合わせた、ことを特徴とする下側寝具用防水シーツ。
  2. 前記下側寝具の表面に接する人体の部位が胸部から膝部付近までの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の下側寝具用防水シーツ。
  3. 前記防水シーツの縦幅が約145cm、横幅が約90cm、裏面の両端面に当接する防水シートの幅がそれぞれ約20cm、折り曲げ部21、22の幅がそれぞれ0.8〜3cmである、ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の下側寝具用防水シーツ。
  4. 前記防水シーツが、上層及び下層の素材をポリエステルとし中間層の素材をポリウレタンフィルムとする三層構造であり、吸水性、水分拡散性を有すると共に伸縮性を有し、人体と接する面として表裏のいずれも適用することができる、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の下側寝具用防水シーツ。
  5. 前記下側寝具が架台に載置されるマットレスであり、前記折り曲げ部が架台表面とマットレス裏面のそれぞれの端面部の間に挿し込まれる、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の下側寝具用防水シーツ。
  6. 請求項1乃至5に記載の折り曲げ部に代えて、防水シーツとは別部材であって所定幅の帯状シートを、防水シーツの縦幅方向の両端部において横幅方向全長に亘って1又は2以上積み重ねて縫い合わせ又は貼り付けた重畳部を形成した、ことを特徴とする下側寝具用防水シーツ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016178412A1 (ja) * 2015-05-01 2016-11-10 株式会社Forward 上半身用補助シーツ
JP2017080280A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 株式会社やわらぎ おむつ交換に適した医療又は介護用シーツ

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