JP3156538U - 剥離用表面シーツを有する寝具類 - Google Patents
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Abstract
【課題】羽毛布団等の布団に敷くシーツをベッドなどの寝具類から容易に交換可能に設け、シーツの着脱作業に負担を掛けないようにし、もって高齢者などに好適な寝具を提供する。【解決手段】寝具本体1に敷設した表面シーツ3と寝具本体1との間に剥離部材11、12を介して羽毛布団やベッドパッド等からなる敷き具4を挿入可能に設け、この寝具本体1に対して当該表面シーツ3を剥離部材11、12を介して着脱可能に設けた剥離用表面シーツを有する寝具類である。【選択図】図1
Description
本考案は、寝具本体から剥離する表面シーツを有する寝具類に関し、特に、高齢者用の寝具に好適であったり、また、老人施設や介護施設などで使用する場合に好適な寝具類に関する。
一般的に、この種の寝具類は、マットレスや敷き布団にいわゆるボックス型シーツが取り付けられて使用されることが多い。ボックス型シーツは、略袋状に設けられ、マットレス等の上から覆い被せられた状態で折返し部分に設けられた環状のゴム部分がマットレス等の底面側に掛け止めされ、ゴム部分の収縮力で装着される。ボックス型シーツは装着が容易であるため、老人施設や介護施設などでも多く用いられている。ボックス型シーツを装着する場合、このボックス型シーツとマットレス等との間にベッドパッドが敷かれることがある。ベッドパッドは、マットレスの凹凸を吸収して就寝時の寝心地を向上させるものである。
一方、特許文献1は、敷布団カバーに関するものであり、この敷布団カバーは、上カバー部材と、下カバー部材とを有している。上カバー部材は、敷布団の上面のみを覆い、下カバー部材は、敷布団の上面以外の部分を覆うようになっている。この敷布団カバーにおいては、上カバー部材が敷布団上面から取外しできるようになっている。
特許文献2の寝具は、寝具本体と、寝具本体の使用する表面を覆う複数の表面シーツとを有し、この表面シーツが連結部材の切り離しにより寝具本体から着脱可能になっている。
上記のボックス型シーツや同文献1、2は、表面などが汚れたり長く使用したときなどに、洗濯(クリーニング)等をおこなう必要がある。
特許文献2の寝具は、寝具本体と、寝具本体の使用する表面を覆う複数の表面シーツとを有し、この表面シーツが連結部材の切り離しにより寝具本体から着脱可能になっている。
上記のボックス型シーツや同文献1、2は、表面などが汚れたり長く使用したときなどに、洗濯(クリーニング)等をおこなう必要がある。
しかしながら、マットレス等に装着したボックス型シーツの洗濯等をおこなう場合には、このボックス型シーツ全体を取外す必要が生じ、その取外し時には、掛け止め部分をマットレスの底面側から外す必要があるため交換作業が面倒になっていた。更に、マットレスをベッドに載置して使用しているときには、マットレスをベッドからずらしたり縦置きにする必要が生じる場合もあった。このため、ボックス型シーツを老人施設等で使用する場合、高齢化した老人にとってこのシーツの取外し作業が大変面倒なものになっていた。特に、マットレスが載置されたベッドが部屋の隅の壁面近くに位置している場合には、ボックス型シーツの側面部分や折返し部分がマットレスと壁面との間に挟み込まれていることがあり一層手間がかかっていた。
しかも、ボックス型シーツは、身体が乗る上面側付近が比較的汚れやすく、上面側付近以外は汚れ難くなっているが、この上面側付近の汚れを落とすためにボックス型シーツ全体を取外したり、洗濯したりすることは大変な無駄になっていた。更に、ボックス型シーツを交換する場合、全体が嵩張るため持ち運びも面倒になっていた。
特許文献1の敷布団カバーは、上カバー部材を下カバー部材から着脱することで袋状の下カバー部材の交換頻度を減らすことが可能にはなっている。しかし、この下カバー部材には開口部が設けられているため、上カバー部材と下カバー部材との間にベッドパッド等を挿入したときにこのベッドパッドにより下カバー部材がずれたり敷き布団が汚れやすくなるおそれがある。
特許文献2の寝具は、表面シートが寝具本体の使用する表面を覆う構成になっているので、この表面シートと寝具本体とを結合する連結部材が寝具本体の側面に位置することがある。この場合、表面シートの交換がし難くなる場合があり、特に、寝具本体が壁面近くのベッドに載置されているときには、ボックス型シーツの場合と同様に表面シートの取外しが面倒になる。
特許文献2の寝具は、表面シートが寝具本体の使用する表面を覆う構成になっているので、この表面シートと寝具本体とを結合する連結部材が寝具本体の側面に位置することがある。この場合、表面シートの交換がし難くなる場合があり、特に、寝具本体が壁面近くのベッドに載置されているときには、ボックス型シーツの場合と同様に表面シートの取外しが面倒になる。
本考案は、上記の実情に鑑みて、鋭意検討の結果、開発に至ったものであり、その目的とするところは、羽毛布団等の布団に敷くシーツをベッドなどの寝具類から容易に交換可能に設け、シーツの着脱作業に負担を掛けないようにし、もって高齢者などに好適な寝具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案は、寝具本体に敷設した表面シーツと寝具本体との間に剥離部材を介して羽毛布団やベッドパッド等からなる敷き具を挿入可能に設け、この寝具本体に対して当該表面シーツを剥離部材を介して着脱可能に設けた剥離用表面シーツを有する寝具類である。
本考案は、寝具本体に巻込み型のボックスシーツを巻込み装着し、このボックスシーツの表面周囲縁に剥離部材を配置し、この剥離部材と対応する表面シーツの下面周囲縁に剥離部材を設け、この剥離部材と表面シーツの剥離部材とでボックスシーツの表面から表面シーツを着脱可能に設けた剥離用表面シーツを有する寝具類である。
本考案は、寝具本体に巻込み型のボックスシーツを巻込み装着し、このボックスシーツの上方側面周囲縁に剥離部材を配置し、この剥離部材と対応する表面シーツの内周側面周囲縁に剥離部材を設け、この剥離部材と表面シーツの剥離部材とでボックスシーツの表面から表面シーツを着脱可能に設けた剥離用表面シーツを有する寝具類である。
本考案における剥離部材は、ホック等の点ファスナー、或は、線ファスナーや面ファスナー等の対となるファスナー又はこれらのファスナーを適宜に組み合わせたファスナーを有する寝具類である。
本考案における寝具本体は、ベッド等の寝台や床などの載置面に載置されたマットレスや羽毛布団を含む敷き布団である寝具類である。
本考案によると、剥離部材を介して寝具本体の表面の表面シーツを着脱可能に設けたので、例えば、寝具本体から汚れの生じやすい表面シーツをのみを剥離して取外すことができるため、シーツの取換えが面倒な使用者であっても、シーツの取換え作業が容易になり、羽毛布団などの使用価値が著しく増大する。この場合、寝具本体にボックスシーツを巻込み装着し、このボックスシーツの表面側から表面シーツを剥離できるため、寝具本体をずらしたり縦置きにしたりすることがなく、作業者が高齢化した老人であっても表面シーツを簡単に取外したり装着することができる。更に、寝具本体がベッド等の寝台の載置面上に置かれ、この寝台が部屋の隅に位置している際にも、床などの載置面に置かれた場合と同様に寝台を移動することなく表面シーツを取外しできる。また、表面シーツのみを洗濯できるため無駄が少なく、この表面シーツは、軽量でコンパクトに折畳可能であるため持ち運びも容易である。更に、表面シーツは、ボックスシーツ全体を覆うことができるため寝心地が悪くなることがなく、寝具本体と表面シーツとの間には敷き具を挿入可能に設けていることで、この敷き具の保温性・吸湿性・発散性などにより寝心地を更に向上できる。この敷き具は、ボックスシーツを取外すことなく表面シーツのみを剥離して洗濯等が可能である。また、ボックスシーツの上方側面周囲縁と表面シーツの内周側面周囲縁に剥離部材を設けた場合には、上方側から力が加わった場合でも簡単に外れることがない。
また、本考案は、ホック等の対を成す剥離部材により寝具本体から表面シーツを剥離しやすくなっているので、作業者を選ぶことなくワンタッチで表面シーツの着脱をおこなうことができ、寝具類の商品価値を高めることができる。しかも、この剥離部材として既製のホック等を利用できるため、安価に、かつ製作も容易となる。
以下に、本考案における剥離用表面シーツを有する寝具類の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1においては、本考案の剥離用表面シーツを有する寝具類の分離斜視図を示しており、図2においては、本考案の剥離用表面シーツを有する寝具類の斜視図を示している。また、図3、図4においては、剥離用表面シーツを有する寝具類の縦断面図を示している。
図1において、本考案の剥離用表面シーツを有する寝具類は、寝具本体1、ボックスシーツ2、表面シーツ3、敷き具4を有している。
寝具本体1は、例えば、ベッド等の寝台5や図示しない床などの載置面6に載置され、通常のマットレスや羽毛布団を含む敷き布団等からなっている。
寝具本体1は、例えば、ベッド等の寝台5や図示しない床などの載置面6に載置され、通常のマットレスや羽毛布団を含む敷き布団等からなっている。
ボックスシーツ2は、寝具シーツとして一般的に用いられる適宜の布類、例えば、綿を材料として略袋状の巻込み型に形成され、寝具本体1に巻込み装着可能に設けられている。このボックスシーツ2は、上面部7、長尺面部8、短尺面部9、折返し部10を有している。上面部7は、寝具本体1の上面1aに敷かれる部分であり、この上面部7を上面1aに敷いた際には、上面部7の上面側には身体を乗せる部分となる表面15が形成される。このボックスシーツ2の表面周囲縁2aには剥離部材11が配置される。
図3ないし図5に示すように、剥離部材11は、例えば、ホックからなり、このホック11は、後述する表面シーツの剥離部材であるホック12とにより対を成し、これらの剥離部材11、12が剥離可能になっている。剥離部材11をホックとする場合、これらのホック11、12は、例えば、プラスチックや金属などの材料により形成される。このうち、プラスチック製のホックは、軽量化や着脱の容易性、着脱強度の持続性、リサイクル性などの点において金属製のホックに比べて優れている。剥離部材11は、例えば、布からなる取付部材13に縫着等の固着手段により固着され、この取付部材13を介してボックスシーツ2に縫着等の固着手段で固着される。
剥離部材11、12は、ホック以外の態様であってもよく、例えば、スナップボタン等のホック以外の点ファスナー、或は、後述する線ファスナー、面ファスナーなど対となるファスナー、又はこれらのファスナーを適宜に組み合わせたファスナーを有していてもよい。これらのファスナーを組合わせ、例えば、ホックと線ファスナーとを併用して設けた場合には着脱作業を簡単にすることも可能になる。何れの態様の剥離部材を用いる場合であっても、市販されているものを使用することができ、ホックの場合と同様に取付部材13により縫着等の固着手段によりボックスシーツ2に固着が可能になっている。
図1、図3において、ボックスシーツ2における長尺面部8、短尺面部9は、それぞれ上面部7から寝具本体1の側面1b、1cを覆うことが可能な適宜の長さに設けられている。折返し部10は、長尺面部8、短尺面部9の端部側から延設するように設けられ、寝具本体1の底面1dに折返し可能な長さに設けられている。折返し部10の端部側にはゴムからなる伸縮部材14がこの折返し部10に沿うように環状に縫い込まれている。
このように、ボックスシーツ2には、上面部7、長尺面部8、短尺面部9、折返し部10が形成されているが、これらはボックスシーツ2が布製材料であることにより寝具本体1に装着する際に自然に形成されるものであり、その形成範囲が厳密に規定されるものではない。すなわち、ボックスシーツ2を折畳んだ場合には、これらは形成されることはない。
表面シーツ3は、ボックスシーツ2の表面15と略同形の矩形状であり、平面状に広げて敷設したときに表面15を覆うことができる大きさに設けられている。表面シーツ3の下面周囲縁3aには、ボックスシーツ2の剥離部材(ホック)11と対応する剥離部材(ホック)12がボックスシーツ2と同様に取付部材13を介して縫着等の固着手段により設けられている。この剥離部材12と表面シーツの剥離部材11とにより、表面シーツ3は、ボックスシーツ2の表面15から着脱可能に設けられている。
敷き具4は、一般的な羽毛布団やベッドパッド等から成っている。この敷き具4は、図3、図4に示すように、ボックスシーツ2と表面シーツ3との間に挿入可能に設けられ、敷き具4を敷いたときには寝心地を向上させることが可能になっている。また、敷き具4は、寝具本体1から表面シーツ2を剥がしたときに取外しが可能になっている。
この場合、特に、敷き具4が羽毛布団である場合には、この羽毛布団4を寝具本体1に敷いたときには大量に空気を含むことで保温性が向上し、優れた吸湿・発散性を発揮することも可能になる。一方、敷き具4は、羽毛布団以外の布団であってもよく、例えば、羽根布団や羊毛布団であってもよい。敷き具4としてベッドパッドを用いる場合には、このベッドパッドは、図示しないが、中綿がポリエステル素材、側生地が綿素材の一般的な構成であればよいが、これ以外にも、例えば、羽毛等を適宜の割合で含有させたものであってもよい。
敷き具4は、羽毛布団やベッドパッド以外であってもよく、例えば、電気毛布、吸湿性マット等の適宜の補助寝具を敷き具4としてボックスシーツ2と表面シーツ3との間に挿入させることもできる。また、図示しないが、敷き具4の底面側の四隅にずれ防止のゴム製の固定具を設け、この固定具で寝具本体1を挟み込むようにして敷き具4を固定したり、或は、ボックスシーツ2と表面シーツ3との間に敷き具4を挿入しないようにしてもよく、この場合、ボックスシーツ2の上面側に表面シーツ2が直接設けられることになる。
本考案の剥離用表面シーツを有する寝具類は、寝具本体1と、表面シーツ3とを有し、この寝具本体1と表面シーツ3との間に設けた剥離部材11、12を介して敷き具4を挿入可能に設けた状態で、この寝具本体1に対して当該表面シーツ3を着脱可能に設けたものである。
上述した例は、あくまでも一実施形態であって、本考案の寝具類は、寝具本体1の表面15に剥離部材11、12を介して表面シーツ3を着脱可能な態様であれば、必ずしもボックスシーツ2を使用する必要はない。例えば、図示しない一枚布からなるフラット状のシーツを設け、このフラット状シーツと表面シーツ3との間に剥離部材を設けることもできる。その際、フラット状シーツを寝具本体1に巻込み装着し、この状態でフラット状シーツに表面シーツ3が剥離部材を介して着脱可能に取付けられる。また、ボックスシーツ2や表面シーツ3の寸法や素材は、任意に設定することが可能であり、これらの表面に適宜の模様や凹凸などの装飾を設けることもできる。
続いて、上述した実施形態の剥離用表面シーツを有する寝具類において、寝具本体1にボックスシーツ2、表面シーツ3、敷き具4を取付ける手順を述べる。
先ず、ボックスシーツ2を寝具本体1に取付ける場合には、一般的なボックス型シーツの場合と同様に、寝具本体1の上面1aに上面15が位置するようにボックスシーツ2を被せ、長尺面部8と短尺面部9とを寝具本体1の側面1b、側面1cの位置に合わせる。
先ず、ボックスシーツ2を寝具本体1に取付ける場合には、一般的なボックス型シーツの場合と同様に、寝具本体1の上面1aに上面15が位置するようにボックスシーツ2を被せ、長尺面部8と短尺面部9とを寝具本体1の側面1b、側面1cの位置に合わせる。
次いで、寝具本体1の底面1d側に折返し部10を折返し、この折返し部10を底面1aの適切な位置に合わせる。このとき、ボックスシーツ2は、伸縮部材14の収縮力により寝具本体1の所定位置に位置決めされた状態で取付けられる。
そして、ボックスシーツ2の表面7に敷き具4を敷き、この上から表面シーツ3を被せ、対応するホック12とホック11とをそれぞれ連結させる。これにより、ボックスシーツ2と表面シーツ3との間に敷き具4が挿入された状態で、ボックスシーツ2の表面15に表面シーツ3が着脱可能に設けられる。
表面シーツ3が汚れたりして洗濯や交換などが必要な場合には、ホック11とホック12との連結を外し、表面シーツ3をボックスシーツ2から剥離させる。このとき、ボックスシーツ2から敷き具4を取り外すことも可能になる。更に、この状態で必要に応じてボックスシーツ2を交換することもでき、この場合、折返し部10を底面1dから外すことにより簡単に寝具本体1からボックスシーツ2を取外しできる。
以上のように、本考案の剥離用表面シーツを有する寝具類は、表面シーツ3と寝具本体1との間に敷き具4を挿入可能に設けた状態で、剥離部材11、12を介して寝具本体1に表面シーツ3を着脱可能に設けているので、寝具本体1からボックスシーツ2を取外すことなく表面シーツ3のみを取外しできる。
この場合、表面シーツ3は、剥離部材11、12の連結を外すだけで寝具本体1から取外しが可能であるので、寝具本体1が寝台5、或は床の何れの載置面6に置かれている場合でも、寝具本体1を載置面6からずらしたり縦置きに向きを変えたりすることなく、手間をかけずに表面シーツ3を取外しできる。その際、寝具本体の表面15に表面シーツ3を設けているので、表面シーツ3を寝具本体の上方側から簡単に取外しできる。更に、表面シーツ3を剥離したときに敷き具4を取り外してこの敷き具4を洗濯したり干したりすることもできる。
このように、本考案の剥離用表面シーツを有する寝具類は、汚れやすい表面シーツ3のみを寝具本体1から取外して洗濯等をおこなうことができるため無駄を少なくでき、この洗濯時や持ち運び時に嵩張ることもないため取り扱いも容易である。
このように、本考案の剥離用表面シーツを有する寝具類は、汚れやすい表面シーツ3のみを寝具本体1から取外して洗濯等をおこなうことができるため無駄を少なくでき、この洗濯時や持ち運び時に嵩張ることもないため取り扱いも容易である。
図6においては、本考案の剥離用表面シーツを有する寝具類の第2実施形態を示している。なお、以降の実施形態において、上記実施形態と同一箇所は同一符号によって表し、その説明を省略する。
この実施形態においては、ボックスシーツ20の表面周囲縁20aと表面シーツ21の下面周囲縁21aに、剥離部材として線ファスナー22を設けたものである。このときには、ホックの場合と比較してボックスシーツ20に表面シーツ21を強固に取付けでき、かつ、着脱作業も容易となる。線ファスナー22を設ける場合には、1組の線ファスナーをボックスシーツ20と表面シーツ21の周囲縁20a、21aに連続して設ける以外にも、2組以上の線ファスナーを設けるようにしてもよい。この場合、1組の線ファスナーの場合に比較して着脱作業が容易となる。
この実施形態においては、ボックスシーツ20の表面周囲縁20aと表面シーツ21の下面周囲縁21aに、剥離部材として線ファスナー22を設けたものである。このときには、ホックの場合と比較してボックスシーツ20に表面シーツ21を強固に取付けでき、かつ、着脱作業も容易となる。線ファスナー22を設ける場合には、1組の線ファスナーをボックスシーツ20と表面シーツ21の周囲縁20a、21aに連続して設ける以外にも、2組以上の線ファスナーを設けるようにしてもよい。この場合、1組の線ファスナーの場合に比較して着脱作業が容易となる。
図7においては、本考案の剥離用表面シーツを有する寝具類の第3実施形態の要部を示している。この実施形態では、ボックスシーツ25の上方側面周囲縁25aにホックからなる剥離部材26を配置し、この剥離部材26と対応する表面シーツ27の内周側面周囲縁27aにホックからなる剥離部材28を設け、これらのホック26とホック28とを着脱可能に設けたものである。
この場合、剥離部材26、28による剥離箇所が寝具本体1の側面に形成されるため、例えば、就寝中や座した場合などに、寝具本体1の上方側から急激な力が加わってボックスシーツ25、表面シーツ27、剥離部材26、28により囲まれた領域の空気がこの付近から集中的に抜け出そうとした場合でも、この空気抜けが剥離部材26、28に直接作用することがなく、剥離部材26、28の剥離を防ぐことができる。更に、このときの急激な力が剥離部材26、28に直接かかることもないため、剥離部材26、28の連結状態が維持される。このように、寝具本体1の側面周囲縁側に剥離部材26、28を設けた場合、その取付け状態がより強固に発揮される。
更に、この場合においても、寝具本体1の上方側面に位置する剥離部材26、28の連結を上方側から外して表面シーツ27を着脱できるので、寝具本体1をずらしたり向きを変えたりすることなく簡単に表面シーツ27の交換等を実施できる。
1 寝具本体
2、25 ボックスシーツ
2a 表面周囲縁
3、27 表面シーツ
3a 下面周囲縁
4 敷き具
5 ベッド(寝台)
6 載置面
11、12 ホック(剥離部材)
15 表面
25a 上方側面周囲縁
27a 内周側面周囲縁
2、25 ボックスシーツ
2a 表面周囲縁
3、27 表面シーツ
3a 下面周囲縁
4 敷き具
5 ベッド(寝台)
6 載置面
11、12 ホック(剥離部材)
15 表面
25a 上方側面周囲縁
27a 内周側面周囲縁
Claims (5)
- 寝具本体に敷設した表面シーツと前記寝具本体との間に剥離部材を介して羽毛布団やベッドパッド等からなる敷き具を挿入可能に設け、この寝具本体に対して当該表面シーツを前記剥離部材を介して着脱可能に設けたことを特徴とする剥離用表面シーツを有する寝具類。
- 前記寝具本体に巻込み型のボックスシーツを巻込み装着し、このボックスシーツの表面周囲縁に剥離部材を配置し、この剥離部材と対応する前記表面シーツの下面周囲縁に剥離部材を設け、この剥離部材と前記表面シーツの剥離部材とで前記ボックスシーツの表面から前記表面シーツを着脱可能に設けた請求項1に記載の剥離用表面シーツを有する寝具類。
- 前記寝具本体に巻込み型のボックスシーツを巻込み装着し、このボックスシーツの上方側面周囲縁に剥離部材を配置し、この剥離部材と対応する前記表面シーツの内周側面周囲縁に剥離部材を設け、この剥離部材と前記表面シーツの剥離部材とで前記ボックスシーツの表面から前記表面シーツを着脱可能に設けた請求項1に記載の剥離用表面シーツを有する寝具類。
- 前記剥離部材は、ホック等の点ファスナー、或は、線ファスナーや面ファスナー等の対となるファスナー又はこれらのファスナーを適宜に組み合わせたファスナーを有する請求項1乃至3の何れか1項に記載の剥離用表面シーツを有する寝具類。
- 前記寝具本体は、ベッド等の寝台や床などの載置面に載置されたマットレスや羽毛布団を含む敷き布団である請求項1乃至4の何れか1項に記載の剥離用表面シーツを有する寝具類。
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CN109922698A (zh) * | 2016-11-08 | 2019-06-21 | 株式会社国际歌兰多 | 婴幼儿用寝具 |
KR102064713B1 (ko) * | 2019-07-05 | 2020-02-11 | 정진영 | 침구 커버 및 침구 |
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